JP2011146469A - 低電力レーザ駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ駆動回路の高速動作を妨げることなくレーザ消光時に低電力化を行えるようにしたレーザ駆動回路を提供する。
【解決手段】変調回路10とバイアス回路10の電流源I10,I20の電流を調整するバイアス制御信号として、送信イネーブル信号TX_ENのオン時に電流源I10,I20から所定の電流を出力させる制御電圧Vhと、送信イネーブル信号TX_ENのオフ時に電流源I10,I20の電流を遮断する制御電圧Vlとを用意し、それら制御電圧Vh,Vlを、電流源I10,I20の動作最低電圧Vonに対して、Vh,Vlを、Vh>Von>Vl>0Vの関係に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信の送信器に用いられるレーザ駆動回路に係り、特に高速動作を阻害することなく消費電力を低減させる技術に関する。
図11に、従来の超高速レーザ駆動回路の構成例を示す(たとえば、非特許文献1参照)。このレーザ駆動回路は、入力端子INP,INNに入力する差動のバーストデータ信号DATAを、入力バッファ回路41から、アイパターンのクロスポイントを制御電圧VB1,VB2によって設定したクロスポイント制御部42に取り込み、バッファ回路43,44で増幅して、ドライブ回路45に入力し、このドライブ回路45によって、レーザ素子LDを駆動するものである。VC1はドライブ回路45の制御電圧、VC2はレーザ素子LDにバイアス電流を供給する電流源I40の制御電圧である。L40は高周波カット用のインダクタである。
この構成では、レーザ素子LDの動作に関係なく一定電流が消費されており、消費電力が高いという課題があった。
図12に、SiGeプロセス等で実現されている、より高機能な従来の別のレーザ駆動回路の構成例を示す。このレーザ駆動回路は、アノード側およびカソード側に高周波カット用のインダクタL1,L2が接続されたレーザ素子LD、入力端子INP,INNから差動のバーストデータDATAを入力してレーザ素子LDにそのバーストデータに応じた変調信号を出力する変調回路10、レーザ素子LDにバイアス電流を供給するバイアス回路20、レーザ素子LDの出力光をモニタして、変調回路10にバイアス制御信号VCSP,VCSMを供給するとともにバイアス回路20にバイアス制御信号VCSBを供給するAPC(Auto matic Power Control)回路30からなる。変調回路10,バイアス回路20、およびAPC回路30には、送信イネーブル信号TX_ENが入力している。この送信イネーブル信号TX_ENは、オンはイネーブルを、オフは非イネーブルを示す。
変調回路10は、入力するバーストデータDATAを送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによってゲーティングするゲート回路11、増幅用のプリバッファ回路12、エミッタフォロワで構成されバーストデータDATAの振幅を大きな振幅に変換するレベル変換回路13、およびドライブ回路として機能する出力バッファ回路14から構成される。プリバッファ回路12、レベル変換回路13、および出力バッファ回路14は、それぞれその電流源I11,I12,I13を備え、その各々がAPC回路20から出力するバイアス制御信号VCSP又はVCSMによって、レーザ素子LDの出力光パワーが一定となるように制御される。バイアス回路20も、APC回路20から出力するバイアス制御信号VCSBによって、レーザ素子LDの出力光パワーが一定となるように、制御される。
この構成では、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに応じて、ゲート回路11により光出力をオン/オフできるが、バースト動作の非発光時に消費電力を削減するような機能は有していなかった。すなわち、レーザ素子LDの動作に関係なく一定電流が消費されており、消費電力が高いという課題があった。
図6(a)は図12に示した従来回路のレーザ素子LDに流れる電流を、図7(a)は図12に示した従来回路のレーザ駆動回路に流れる電流を、それぞれ示したものである。
図6(a)では、バーストデータ信号の入力の有りに同期して送信イネーブル信号TX_ENがオン(高レベル)になり、それを受けてゲート回路11がオンになってからレーザ素子LDに流れる電流が安定するのに要する立上がり時間Tonが20nsであり、送信イネーブル信号TX_ENがオフ(低レベル)になり、それを受けてゲート回路11がオフになってからレーザ素子LDに流れる電流が遮断されるのに要する立下り時間Toffが数nsであり、高速である。しかし、図7(a)に示すように、送信イネーブル信号TX_ENがオフであっても変調回路10およびバイアス回路20にはオン時と同等の電流が流れ、レーザ駆動回路の電源を3.3V、レーザ電源VDDLDを5Vとすると、約1Wの消費電力が常時消費されていることが分かる。
「OKIセミコンダクタ株式会社オンラインカタログのデータシート、10G直接変調レーザドライバKGA4185」、[平成21年12月24日検索]、インターネット<URL:http://www.okisemi.com/jp/dbps_data/datasheet/optical/ODHKGA4185-05.pdf>
前述の通り、図11のレーザ駆動回路では、レーザ素子LDのオン/オフで消費電流は基本的に変化しない。これは、電流源トランジスタが流す電流量で回路電流が決まるからであり、この電流量はAPC回路30が出力し続けている制御電圧VCSP,VCSM,VCSBで決まってしまっているためである。この問題は、電流源の電流を遮断することで実現できるが、この手法によれば、遮断状態から通電状態に回復する過程で、回路の立ち上がりに一定の時間が必要となることによって、その立上がり遅延がレーザ素子がオンになる時間の延長をもたらすため、高速動作させる際に問題となる。
本発明の目的は、レーザ駆動回路の高速動作を妨げることなくレーザ消光時に低電力化を行えるようにしたレーザ駆動回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のレーザ駆動回路は、入力信号に応じてバーストモードの変調電流を生成してレーザ素子に出力する変調電流生成回路および該変調電流生成回路に動作電流を与える第1の電流源を有する変調回路と、第2の電流源により前記レーザ素子にバイアス電流を与えるバイアス回路とを備えるレーザ駆動回路において、前記第1および第2の電流源の少なくとも一方の電流源の電流を調整するバイアス制御信号として、送信イネーブル信号のオン時に前記少なくとも一方の電流源に所定の電流を出力させる第1の制御電圧と、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記少なくとも一方の電流源の電流を遮断する第2の制御電圧とを用意し、かつ、前記第1の制御電圧をVh、前記第2の制御電圧をVlとするとき、前記少なくとも一方の電流源の動作最低電圧Vonに対して、前記Vh,Vlを、Vh>Von>Vl>0Vの関係に設定したことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のレーザ駆動回路において、前記動作最低電圧Vonは、前記少なくとも一方の電流源を構成するトランジスタのベース・エミッタ間あるいはゲート・ソース間に閾値電圧を与える電圧であることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載のレーザ駆動回路において、前記送信イネーブル信号のオン時に前記第1の制御電圧を、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記第2の制御電圧を、前記少なくとも一方の電流源に対して出力するスイッチ回路を備えることを特徴とする路。
請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のレーザ駆動回路において、前記スイッチ回路の出力側と前記少なくとも一方の電流源との間に、ボルテージフォロア回路を接続したことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のレーザ駆動回路において、前記スイッチ回路に前記第1の制御電圧と前記第2の制御電圧を入力し、且つ前記第1の制御電圧の入力経路に、ボルテージフォロア回路を接続したことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項4又は5に記載のレーザ駆動回路において、前記ボルテージフォロア回路を、エミッタフォロア回路又はソースフォロア回路に置き換えたことを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1乃至6のいずれか1つに記載のレーザ駆動回路において、前記変調回路は、前記レーザ素子のアノードとカソードに接続される差動出力端子と、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記差動出力端子のうちの前記アノードに接続される端子の電位よりも前記カソードに接続される端子の電位を高く設定するゲート回路とを備え、前記バイアス回路は、差動回路からなり、前記レーザ素子の前記カソードが接続される端子と所定の電源に接続される電源端子とを備え、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記カソードに接続される端子をハイインピーダンスに設定することを特徴とする。
本発明によれば、変調電流生成回路および/又はバイアス回路の電流源の電流を調整するバイアス制御信号として、送信イネーブル信号のオン時に当該電流源に所定の電流を出力させる制御電圧Vhとオフ時に当該電流源の電流を遮断する制御電圧Vlを、電流源の動作最低電圧Vonに対して、Vh>Von>Vl>0Vの関係に設定したので、当該電流源を高速にオン/オフし、同時に消費電力も削減でき、レーザ駆動回路の高速動作を妨げることなくレーザ消光時に低電力化を行える効果を有する。
本発明の第1の実施例のレーザ駆動回路の回路図である。 図1のレーザ駆動回路に適用できる出力バッファ回路とバイアス回路の回路図である。 本発明の第2の実施例のレーザ駆動回路の回路図である。 本発明の第3の実施例のレーザ駆動回路の回路図である。 本発明の第3の実施例において、ボルテージフォロア回路とスイッチ回路の接続を図4の構成と逆にした変形例のレーザ駆動回路の回路図である。 本発明の第3の実施例のレーザ駆動回路の送信イネーブル信号のオン/オフによるバースト応答の特性図である。 本発明の第3の実施例のレーザ駆動回路の送信イネーブル信号のオン/オフによる回路電流の特性図である。 本発明の第3の実施例のレーザ駆動回路の電圧Vlの違いによるレーザ素子の立上がり時間Tonの違いの特製図である。 電圧Vlの発生回路の例を示す回路図である。 本発明の第4の実施例のレーザ駆動回路の回路図である。 現在最も使用されている10Gb/s用レーザ駆動回路の回路図である。 SiGeを用いた典型的なレーザ駆動回路の回路図である。
本発明の基本構成は、従来の変調回路、バイアス回路、APC回路に加え、該変調回路内の変調電流生成回路およびバイアス回路にそれぞれ含まれる電流源のバイアス制御信号を切り替える手段と、そのバイアス制御信号としての高電位側の制御電圧Vhおよび低電位側の制御電圧Vlを生成する手段を備える。ここで、本願の変調電流生成回路は、例えば図12の変調回路10内に示す、変調信号を生成するために必要な機能ブロック全ての総称である。ただし、ゲート回路11、もしくはそれに相当する回路は含まない。別な例では、図11で図示された入力バッファ回路41、クロスポイント制御部42、バッファ回路43,44、ドライブ回路45に相当する。制御電圧Vhは、レーザ素子(レーザダイオード)がオンになっているときに電流源の電流を適正値に調整する電圧であり、制御電圧Vlはその電流源をオフにする電圧である。
上記の電流源を構成するトランジスタがバイポーラトランジスタで構成される場合、そのトランジスタがオンとなるベース・エミッタ間電圧Vbe(閾値電圧)は、プロセスによって若干差があるものの約0.65Vである。したがって、制御電圧Vlが、ベース・エミッタ間電圧Vbeを閾値電圧以下にする電圧であれば、電流源トランジスタに流れる電流は急激に減少する。
したがって、制御電圧Vlの値を接地電位(0V)ではなく、電流源トランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeが閾値電圧になる値よりやや下回る値に設定しておけば、その制御電圧Vlを接地電位した場合と比べてプリバイアス効果があるので、次にバイアス制御信号を制御電圧Vhに切り替えたときに、高速にレーザ素子をオンにでき、高速性と電流遮断による省電力モードとの両立が可能となる。このように、送信イネーブル信号TX_ENがオフになるのと同期して電流源に与える制御電圧Vlの値を接地電位より高い電位に設定する点が従来と異なる。
電流源トランジスタに与える制御電圧Vhは、APC回路により、適切な光出力と消光比が得られるように制御する。APC回路は、レーザ素子のレーザ光を受光するモニタフォトダイオード(図示せず)が発生する電流量および温度センサが検出した温度に基づき制御を行うため、バースト信号の有無に関わらずバイアス制御信号を出力し続ける。一方、レーザ素子のオン/オフは、PON−MAC IC(PON制御IC)から出力される送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによって制御されるので、その送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに同期して、送信イネーブル信号TX_ENのオフ時にバイアス制御信号を制御電圧Vlにすれば、消光時の電力を削減できることになる。
そこで本発明では、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに同期して、電流源のバイアス制御信号を、発光時は制御レベル(制御電圧Vh)とし、消光時は電流遮断レベル(制御電圧Vl)とする構成とした。電流源の電流を遮断すればレーザ素子のオフも同時に達成できるが、従来のレーザ素子のオン/オフを実現する回路構成と組み合わせることで、制御電圧Vlのレベルを、スイッチング時間が長くならない範囲で可能な限り省電力化(電流遮断)が達成できる値に設定することが可能となり、制御電圧Vlの安定性は厳密でなくて済む。
これらの構成により、バースト動作の非発光時に電流源をオフさせることで消費電力を削減することを可能にし、かつ、その際に光出力の立上がり時間Tonおよび立下り時間Toffの高速動作も両立させる。
<第1の実施例>
図1を用いて、本発明の第1の実施例を説明する。第1の実施例は、レーザ駆動回路において、変調回路10の変調電流生成回路15およびバイアス回路20が、バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bによって制御される電流源I10,I20をそれぞれ有する。そのバイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bとして、Vh>Vlなる関係にある制御電圧Vh,Vlが使用される。バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bの値は、バーストデータ信号の入力の有無と同期した送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに応じて、制御電圧Vh/Vlに切り替わり、これにより変調電流生成回路15およびバイアス回路20の電流源I10,I20の電流が増減する。
ここで、制御電圧Vh,Vlの値は、バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bとで異なる値であってもよい。高電位側の制御電圧Vhの値は、レーザ発光時、すなわちバースト通信時において、所定のレーザ変調電流とバイアス電流をレーザ素子LDに供給するために必要な値であり、APC回路30によってレーザ発光強度が所定の値となるよう自動制御される値である。APC回路30には、レーザ発光強度を監視するモニタフォトダイオードや、温度を検出する温度センサ等が接続されている(図示せず)。
また、ゲート回路11は、AND回路やスイッチ回路で構成されるデータ遮断回路である。例えば、変調回路10とバイアス回路20は差動回路で構成され、送信イネーブル信号TX_ENがオフのときは、ゲート回路11が制御されることによって、変調電流生成回路15内の出力バッファ回路の差動出力端子LDP,LDNのうち、レーザ素子LDのアノード側に接続される端子LDPはLowレベルに、カソード側に接続される端子LDNはHighレベルに固定される。このとき、バイアス回路20も同様に、差動対のレーザ素子LDのカソードLDKが接続される端子はハイインピーダンスに固定される。
図2に、本発明に適用できる典型的な出力バッファ回路とバイアス回路の一例を示す。図2(a)に示す出力バッファ回路は、トランジスタQ1〜Q3、抵抗R1〜R5からなり、トランジスタQ1,Q2のベースに差動のレーザ駆動信号ISPB,ISPNが入力し、トランジスタQ3のベースにバイアス制御信号Vcsi_Mが入力する。また、図2(b)に示すバイアス回路は、トランジスタQ4〜Q6、抵抗R6〜R9、インダクタL1からなり、トランジスタQ4,Q5のベースに差動の送信イネーブル信号の正相信号TX_EN_P,逆相信号TX_EN_Nが入力し、トランジスタQ6のベースにバイアス制御信号Vcsi_Bが入力する。
送信イネーブル信号TX_ENがオンからオフになると、図2(a)に示す出力バッファ回路は、ゲート回路11の働きにより、レーザ駆動信号ISPBがLowに、ISPNがHighに固定され、レーザ素子LDのアノード側端子LDPが低電位に、カソード側端子LDNが高電位に固定されて、レーザ素子の電流経路が遮断される。また、このとき、図2(b)に示すバイアス回路は、送信イネーブル信号の正相信号TX_EN_PがLowに固定され、逆相信号TX_EN_NがHighに固定されるので、バイアス電流経路が切り替わり、レーザ素子LDのカソード端子LDKがハイインピーダンスに設定される。
以上により、レーザ素子LDが消光する。しかしこのとき、バイアス制御信号Vcsi_MとVcsi_Bの電位が変化しなければ、これらの電位から電流源トランジスタQ3,Q6のベース・エミッタ電圧Vbeを差し引いた電圧によって、抵抗R5,R9で除した値の電流が流れ続けることになる。
これに対し、本実施例では、これらバイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bを送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに同期して制御するので、レーザ消光時には抵抗R5,R9に流れる電流を減少せしめることが可能である。
なお、本実施例では、バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bの両方を制御したが、そのどちらか一方が制御される構成でも、本発明の効果を部分的に発揮する。また、データ信号があらかじめバースト化されてレーザ駆動回路に入力される場合には、必ずしもゲート回路11は必須ではない。もちろん、この場合でもゲート回路11が具備されることになんら問題はない。一般的に、ゲート回路11の働きでデータがバースト化される方式が多く、この場合の入力データは連続信号である。
レーザ素子LDの発光/消光は、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに応じてゲート回路11で制御されるため、バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bの制御によって回路電流が完全に遮断される必要は必ずしもない。言い換えれば、ゲート回路11の働きによってレーザ素子LDの消光が実現されるため、制御電圧Vlが多少変動しても通信品質には影響しない。
<第2の実施例>
図3に、本発明の第2の実施例を示す。第1の実施例との違いは、変調電流生成回路15およびバイアス回路20が、その電流源I10,I20に接続される変調電流用のスイッチ回路16、およびバイアス用のスイッチ回路21を有することである。該スイッチ回路16,21は、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに応じて切り替えられる。また該スイッチ回路16,21には、電流源I10,I20をオフする制御電圧Vlが、0Vより高く且つ電流源I10,I20の電流が実効的にオンする電圧Vonより低い電圧(Von>Vl>0V)を発生する回路(図示せず)から入力している。図3では、この制御電圧を、Vl_M,Vl_Bで示した。これにより消費電力を削減するとともに、光出力のオン/オフの切替時間を短縮し高速応答が可能になる。
本実施例のAPC回路30は、その出力電圧を送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに連動させて変化させる必要はなく、常に所定の制御電圧を出力し続けても良い。この電圧をVh_M,Vh_Bで示した。
スイッチ回路16,21は、オン/オフ制御信号(本実施例ではTX_EN)に対する切り替えの応答時間が短く、かつオン時の抵抗Ronが小さいことが望ましい。具体的には応答時間が数ns以下、Ronは数十Ω以下が好ましい。なぜならば、応答時間が長いスイッチ回路では、レーザ素子LDがオンになる立上がり時間が長くなって通信効率の低下をもたらしてしまい、また抵抗Ronが大きいとAPC回路30の出力電圧がスイッチ回路でドロップしてしまい、制御に誤差を生じてしまうからである。本実施例でも、ゲート回路11の役割は第1の実施例と同様である。
<第3の実施例>
図4に、本発明の第3の実施例を示す。第3の実施例は、第2の実施例の構成に加え、スイッチ回路16の出力側と電流源I10のバイアス制御信号Vcsi_Mの入力端子の間、スイッチ回路21の出力側と電流源I20のバイアス制御信号Vcsi_Bの入力端子の間に、それぞれボルテージフォロア回路17,22を挿入することで、バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bに対する駆動力を増大させたものである。
本実施例においては、ボルテージフォロア回路17,22を構成するオペアンプのステップ応答時間(Srew Rate)は短いほど良いが、オペアンプのステップ応答は一般的に数十V/μs程度であり、1V変化するのに数十ns必要となる。
そこで、これによる動作の遅延を回避するには、図5のようにボルテージフォロア回路17,22を前段とし、後段にスイッチ回路16,21を接続して、制御電圧Vh_Mをボルテージフォロア回路17を介してスイッチ回路16に、制御電圧Vh_Bをボルテージフォロア回路22を介してスイッチ回路21に供給すればよい。この構成では、ボルテージフォロア回路17,22の出力である制御電圧Vh_M,Vh_Mは、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによって変化しないので、ステップ応答性能が無関係となる。もちろん、制御電圧Vl_M,Vl_Bも別のボルテージフォロア回路を介して供給してもよいが、制御電圧Vh_M,Vh_Mがレーザ素子LDの発光特性に影響を与えるのに対し、制御電圧Vl_M,Vl_Bは消光時の制御電圧であり、多少変動しても通信品質そのものには影響を与えないため効果は小さい。
図6は、従来技術(図12の構成)と第3の実施例(図4の構成)におけるバースト応答をシミュレーションして比較した特性図、図7は回路電流の変化をシミュレーションして比較した図である。図6、図7ともに、(a)が従来技術、(b)が第3の実施例である。
図12の従来技術は、バイアス制御信号VCSM(=Vcsi_M),VCSB(=Vcsi_B)は一定の電圧であり、ゲート回路11の働きのみでレーザ素子LDの発光/消光が制御される構成である。若干前述したが、図6(a)に示すように、レーザ素子LDの立上がり時間Ton、立下り時間Toffは短いが、図7(a)に示すように、レーザ素子LDが消光している時間帯においても、発光時と同等に近い電流が流れてしまう。
一方、第3の実施例では、図6(b)に示すように、立上がり時間Tonが若干長くなってしまうものの、図7(b)に示すように、消光時の電流は大幅に減少している。なお、本実施例におけるシミュレーションでは、スイッチ回路16,21の立上がり時間を、電圧の変化量に関係なく一般的なアナログスイッチで実現可能な速度である15nsとした。また、制御電圧Vh_Mを1.1V、制御電圧Vh_Bを0.9Vとし、制御電圧Vl_M,Vl_Bは0.5Vとした。
図8は、制御電圧Vl(=Vl_M,Vl_B)の値の選択により、レーザ素子LDがオンになる立上がり時間Tonがどのような影響を受けるかを示したシミュレーション結果である。このシミュレーションでも、制御電圧Vlの値にかかわらず、Vh→Vlへの移行時間は一般的なアナログスイッチで実現可能な速度である15nsとした。制御電圧Vlが0Vの場合は、Vl発生回路が不要(接地すればよい)であるが、立上がり時間Tonは長くなる。制御電圧Vlを高くするほど、立上がり時間Tonの短縮が可能であるが、その結果トランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeが閾値電圧(通常0.65V程度)を超えてしまうと、電流の遮断効果、すなわち低電力効果は小さくなってしまう。閾値電圧より低ければ、急激に電流が減少するので、制御電圧Vlはベース・エミッタ間電圧Vbeが0.6V以下になるように設定するのが好ましい。回路を構成するデバイスの特性に応じて制御電圧Vlの最適化が可能である。
図9(a)〜(d)は本発明の各実施例において、利用できる制御電圧Vl(=Vl_M,Vl_B)の発生回路の一例である。R11〜R18は抵抗、Q11〜Q13はトランジスタ、ZDはツェナーダイオードである。(d)に示したような定電圧の発生回路が好ましいが、レーザ駆動回路とモノリシックで構成する場合、(a)〜(c)のような簡便な回路でも良い。ただし、(c)の回路はコレクタ電圧がベース電圧より低くなる関係でトランジスタQ12の定電流性が悪くなる可能性があるため、制御電圧VlができるだけトランジスタQ12の閾値電圧に近くなるように設計する必要がある。これは、前述のように制御電圧Vlは消光時に与える電圧であり、制御電圧Vlが多少変動しても通信そのものには影響しないことが本発明の特徴のひとつだからである。(d)のような構成は、最も簡便な定電圧発生回路の例であるが、駆動回路のICとは別にディスクリート(外付け)回路で構成する場合に、部品点数が少なくて済むという利点がある。
<第4の実施例>
図10に、本発明の第4の実施例を示す。第4の実施例は、第3の実施例(図4)におけるボルテージフォロア回路17,22に代えて、スイッチ回路16の出力側と電流源I10のバイアス制御信号Vcsi_Mの入力端子の間、スイッチ回路21の出力側と電流源I20のバイアス制御信号Vcsi_Bの入力端子の間に、それぞれエミッタフォロア回路18,23を挿入したものである。第3の実施例と同様に、バイアス制御信号Vcsi_M,Vcsi_Bに対する駆動力を増大させたものであるが、オペアンプによるボルテージフォロア回路17,22よりも高速動作が可能となる。これは、エミッタフォロア回路のステップ応答時間が、オペアンプに律速されるボルテージフォロア回路よりも速いためである。本実施例の別な形態としてはエミッタフォロア回路をソースフォロア回路に置き換えたものがあり、この場合もエミッタフォロア回路と同様の効果を得ることができる。
なお、以上の各実施例は、変調電流生成回路10が1つの電流源I10を有する例で説明したが、変調電流生成回路10が図12に示したプリバッファ回路12、レベル変換回路13、出力バッファ回路14を有し、それらが個別に電流源I11,I12,I13を有するときは、各電流源I11,I12,I13がそれぞれ個別のスイッチ回路でオン/オフされるようにしたり、又は、電流源I11,I12,I13が同じ制御電圧で制御され1つのスイッチ回路16を介してオン/オフされるようにしたり、又は、少なくとも出力バッファ回路14の電流源I13がスイッチ回路16を介してオン/オフされるようにする。
10:変調回路、11:ゲート回路、12:プリバッファ回路、13:レベル変換回路、14:出力バッファ回路、15:変調電流生成回路、16:スイッチ回路、17:ボルテージフォロア回路、18:エミッタフォロア回路
20:バイアス回路、21:スイッチ回路、22:ボルテージフォロア回路、23:エミッタフォロア回路
30:APC回路
LD:レーザ素子
L1,L2:インダクタ
Vcsi_M:変調回路用のバイアス制御信号
Vcsi_B:バイアス回路用のバイアス制御信号
Vh,Vh_M,Vh_B:高電位側の制御電圧
Vl,Vl_M,Vl_B:低電位側の制御電圧
TX_EN:送信イネーブル信号

Claims (7)

  1. 入力信号に応じてバーストモードの変調電流を生成してレーザ素子に出力する変調電流生成回路および該変調電流生成回路に動作電流を与える第1の電流源を有する変調回路と、第2の電流源により前記レーザ素子にバイアス電流を与えるバイアス回路とを備えるレーザ駆動回路において、
    前記第1および第2の電流源の少なくとも一方の電流源の電流を調整するバイアス制御信号として、送信イネーブル信号のオン時に前記少なくとも一方の電流源に所定の電流を出力させる第1の制御電圧と、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記少なくとも一方の電流源の電流を遮断する第2の制御電圧とを用意し、
    かつ、前記第1の制御電圧をVh、前記第2の制御電圧をVlとするとき、前記少なくとも一方の電流源の動作最低電圧Vonに対して、前記Vh,Vlを、Vh>Von>Vl>0Vの関係に設定したことを特徴とするレーザ駆動回路。
  2. 請求項1に記載のレーザ駆動回路において、
    前記動作最低電圧Vonは、前記少なくとも一方の電流源を構成するトランジスタのベース・エミッタ間あるいはゲート・ソース間に閾値電圧を与える電圧であることを特徴とするレーザ駆動回路。
  3. 請求項1又は2に記載のレーザ駆動回路において、
    前記送信イネーブル信号のオン時に前記第1の制御電圧を、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記第2の制御電圧を、前記少なくとも一方の電流源に対して出力するスイッチ回路を備えることを特徴とするレーザ駆動回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のレーザ駆動回路において、
    前記スイッチ回路の出力側と前記少なくとも一方の電流源との間に、ボルテージフォロア回路を接続したことを特徴とするレーザ駆動回路。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のレーザ駆動回路において、
    前記スイッチ回路に前記第1の制御電圧と前記第2の制御電圧を入力し、且つ前記第1の制御電圧の入力経路に、ボルテージフォロア回路を接続したことを特徴とするレーザ駆動回路。
  6. 請求項4又は5に記載のレーザ駆動回路において、
    前記ボルテージフォロア回路を、エミッタフォロア回路又はソースフォロア回路に置き換えたことを特徴とするレーザ駆動回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のレーザ駆動回路において、
    前記変調回路は、前記レーザ素子のアノードとカソードに接続される差動出力端子と、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記差動出力端子のうちの前記アノードに接続される端子の電位よりも前記カソードに接続される端子の電位を高く設定するゲート回路とを備え、
    前記バイアス回路は、差動回路からなり、前記レーザ素子の前記カソードが接続される端子と所定の電源に接続される電源端子とを備え、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記カソードに接続される端子をハイインピーダンスに設定することを特徴とするレーザ駆動回路。
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