JP2011144462A - シャツ - Google Patents

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Abstract

【課題】上半身の姿勢を矯正し、運動機能を向上させるシャツを提供する。
【解決手段】シャツ10は、高パワー部位と低パワー部位を含むシャツであって、前記高パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が20〜200%であり、かつ前記低パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が、前高パワー部位の生地より40%以上高く、前記高パワー部位は、後身頃における脊髄を覆う部分と、前身頃における鎖骨の内側から中心点までの一部及び胸骨の一部を覆う部分2に配置され、前記脊髄を覆う高パワー部位と前記鎖骨及び胸骨を覆う高パワー部位2が連続的に繋がっており、前記低パワー部位は、肩甲骨及び脇部周辺4に配置されている。
【選択図】図1A

Description

本発明は、スポーツを行う時に着用されるシャツに関するものであり、特にゴルフを行う時に着用されるシャツに関するものである。
従来より、スポーツを行う時の姿勢を矯正し、運動機能を補助するスポーツウェアが提案されている。例えば、特許文献1には、袖ぐり回り及び後身頃上部に貼り合せ生地を裏打ちして緊締部を形成することにより、姿勢を矯正できるアンダーシャツが開示されている。また、特許文献2には、前身頃及び後身頃にそれぞれパワーネット帯を縫合したことにより、上半身の姿勢を矯正できるアンダーシャツが開示されている。また、特許文献3には、衣服における前面部の上方に、ゴム紐をたすき掛けにして取り付けたことにより、姿勢を矯正できるスポーツウェアが開示されている。また、特許文献4には、三の緊締力の異なる部分を有することにより、運動機能を補助するアンダーシャツが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1、2及び3に開示されたアンダーシャツでは、肩甲骨を緊締力が大きい部分が覆っており、また、上記特許文献1及び2に開示されたアンダーシャツでは、脇部周辺にも緊締力が大きい部分が配置されている。そのため、着用した時やスポーツを行う時に、衣類の圧迫感が感じられ、特にゴルフをした際、ボールの弾道がばらつくという問題がある。また、上記特許文献4に開示されたスポーツウェアは、前身頃における両脇部及び両脇部下には緊縮力が小さい部分が配置されているが、脇部周辺には緊縮力が中程度の部分が配置されているため、ゴルフをした際、ボールの弾道がばらつくことを防ぐためには、さらに改善する必要がある。
特開2005−248391号公報 実用新案登録第3147409号公報 特開2009−35838号公報 特開2005−290625号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するため、上半身の姿勢を矯正し、運動機能を向上させるシャツを提供する。
本発明のシャツは、高パワー部位と低パワー部位を含むシャツであって、前記高パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が20〜200%であり、かつ前記低パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が、前記高パワー部位の生地より40%以上高く、前記高パワー部位は、後身頃における脊髄を覆う部分と、前身頃における鎖骨の内側から中心点までの一部及び胸骨の一部を覆う部分に配置され、前記脊髄を覆う高パワー部位と前記鎖骨及び胸骨を覆う高パワー部位が連続的に繋がっており、前記低パワー部位は、肩甲骨及び脇部周辺に配置されていることを特徴とする。
本発明は、後身頃における脊髄を覆う部分と、前身頃における鎖骨の内側から中心点までの一部及び胸骨の一部を覆う部分に高パワー部位を配置し、前記脊髄を覆う高パワー部位と前記鎖骨及び胸骨を覆う高パワー部位が連続的に繋がっており、肩甲骨及び脇部周辺に低パワー部位を配置することにより、上半身の姿勢を矯正しつつ、運動機能も向上できるシャツを提供する。特に、ゴルフにおいて、アドレス時の姿勢を理想的なフォムに導くことができるうえ、スイング時の上半身の軸のブレを低減でき、ボールの着地位置のバラツキも低減できる。また、衣類による圧迫感もない。
図1Aは本発明の一実施例におけるシャツの正面図であり、図1Bは同、背面図である。 本発明の一実施例における後身頃のパターンを説明する図である。
発明者らは、腕を挙げる運動時、例えばゴルフスイング時の皮膚の伸びを特許3831348号公報に記載の手法を用いて解析した。その結果、上半身において、肩甲骨、脇部周辺は皮膚の伸展が大きいことが分かった。また、腕を挙げる運動時に脇部周辺の皮膚の伸展が大きいことは、衣類解剖学(文化出版局、190〜191頁、1996年4月21日発行)にも開示されている。本発明のシャツにおいて、高パワー部位は、腕の挙げる運動時、例えばゴルフのスイング時に皮膚が伸びない部分である脊髄を覆う部分(以下、脊髄高パワー部位と記す。)と、鎖骨の内側から中心点までの一部及び胸骨の一部を覆う部分(以下、鎖骨胸骨高パワー部位と記す。)に配置されている。また、低パワー部位は、腕を挙げる運動時、例えばゴルフのスイング時に皮膚の伸展が大きい部分である肩甲骨(肩甲骨低パワー部位)及び脇部周辺(脇部周辺低パワー部位)に配置されている。このように、高パワー部位をゴルフのスイング時に皮膚が伸びない部分に配置され、低パワー部位をゴルフのスイング時に皮膚の伸展が大きい部分に配置することにより、ゴルフのアドレス時及びスイング時の正しい姿勢を維持しつつ、動きを制限せず、運動機能を向上できる。
本発明のシャツにおいて、前記脊髄高パワー部位と前記鎖骨胸骨高パワー部位は連続的に繋がっているため、正しい姿勢を維持できる。また、後身頃において、前記脊髄高パワー部位は、少なくとも寛骨の一部を覆うように配置されることが好ましく、寛骨の全部を覆い、裾線までに配置されることが好ましい。正しい姿勢の維持がより容易になる。前記鎖骨の内側から中心点までの一部を覆う高パワー部位(以下、鎖骨高パワー部位と記す。)は、鎖骨の内側から10〜90%の範囲に配置されていることが好ましい。上記範囲に配置されることにより、鎖骨の両端の凸部を覆うことによる痛みを防げる。また、前記胸骨の一部を覆う部分(以下、胸骨高パワー部位と記す。)は、少なくとも胸骨の一部を覆えばよく、全部を覆ってもよい。
また、本発明のシャツにおいて、高パワー部位は、さらに前身頃において腹直筋の一部を覆う部分(以下、腹直筋高パワー部位とも記す。)に配置されてもよい。これにより、骨盤をサポートすることができる。また、前記腹直筋高パワー部位は、上前腸骨棘上には配置されていない(以下において、上前腸骨棘パワー部排他領域とも記す。)ことが好ましい。これにより、骨盤をサポートしつつ、骨盤の運動を妨げない。前身頃において、裾線から体長方向に7.5cm距離離れた平行線を取り、そこから体長方向上部に5cm幅の帯状領域を取った場合、前記上前腸骨棘パワー部排他領域は、前記帯状領域の面積に対して15〜35%であることが好ましい。
本発明のシャツにおいて、前記高パワー部位は、連結部により繋がっていることが好ましい。前記連結部の開閉程度により、高パワー部位の連結程度を調整し、衣類にかかる応力を変化させ、着用感を調整できる。前記連結部は、開閉できるものであればよく、特に限定されないが、簡便という点から、ファスナー(面ファスナーも含む)であることが好ましい。前記連結部を全部開けた際、高パワー部位が分断されることにより、シャツの着脱が容易になる。また、操作の容易さから、ファスナーは鎖骨胸骨高パワー部位に配置されていることが好ましい。
本発明のシャツにおいて、肩甲骨及び脇部周辺に低パワー部位を配置するのは必須である。これにより、ゴルフのアドレス時及びスイング時の正しい姿勢を維持しつつ、動きを制限せず、運動機能を向上できる。また、前記高パワー部位以外のすべての部分には低パワー部位を配置することが好ましい。
本発明のシャツにおいて、後身頃の脊髄及び鎖骨付近において、前記高パワー部位と前記低パワー部位が接合する縫製線が曲線を描く。また、後身頃のパターンにおいて、袖付け線と脇先が交差する点から後中心切り替え線に向かって直交に交わる線を交差線Bとし、襟付け線と前記後中心切り替え線が交差する点をバックネックポイントとし、前記交差線Bと後中心切り替え線が直交に交わる点を交差点Cとし、前記後中心切り替え線上の前記交差点Cと前記バックネックポイント間の真中に位置する点を交差点Dとした場合、前記バックネックポイントと、前記交差点Cと、前記交差点Dによりなす角度Gが165〜177°であり、裾線と前記後中心切り替え線の交差した点を交差点Eとし、前記後中心切り替え線上の前記交差点Cから前記交差点Eまでの距離をLとし、前記後中心切り替え線上の前記交差点Cから1/2.3L離れた点を交差点Fとした場合、前記交差点Cと、前記交差点Fと、前記交差点Eによりなす角度Hが155〜175°であることが好ましい。前記G角が165〜177°であり、前記H角が155〜175°であることにより、衣類による圧迫感もなく、着用感が良く、姿勢の矯正効果に優れるとともに、スイング時のボールのブレもより改善できる。
本発明のシャツにおいて、前記低パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率(以下、伸長率とも記す。)が、前記高パワー部位の生地より40%以上高い。40%未満の場合は、背中のサポート感を感じることができず、上半身の姿勢の矯正効果が得られ難い。また、よりすぐれたサポート感を得られるという観点から、前記低パワー部位の伸長率が前記高パワー部位の伸長率より50%以上高いことが好ましく、60%以上高いことがより好ましい。また、縫製での生産性、使用による不具合の発生という観点から、前記低パワー部位の生地と前記高パワー部位の生地の伸長率の差は300%以下であることが好ましい。伸長率差が300%より大きい場合、シームパッカリングなどの外観不良が発生しやすい。また、局部的に応力がかかるため、使用中に高パワー部位の生地と低パワー部位の生地の間で破れなどが発生しやすい。本発明において、伸長率(%)は、具体的には、幅5cm、長さ30cmの生地片を用い、JIS L 1096に準じて測定した、荷重をかけてない状態の生地片の長さをAとし、長さ方向(身体の長軸方向)に15Nの荷重をかけた状態の生地片の長さをBとした場合、B/A×100で示したものである。
前記高パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が20〜200%であり、20〜160%であることが好ましく、85〜140%であることがより好ましい。前記伸長率が20%未満であると、衣類による圧迫感が大きく、長時間着用することが困難になる。また、200%を超えると、背中のサポート感を感じることができず、上半身の姿勢の矯正効果が得られ難い。
前記低パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率は、着用感をさらに向上させるという観点から、100〜400%であることが好ましく、150〜320%であることがより好ましい。また、前記低パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した、0.6N荷重時の身体の長軸方向における伸長率は30%より大きいことが好ましい。
本発明のシャツは、体にほぼ密着しており、アンダーシャツであることが好ましい。より優れた姿勢矯正効果及び運動機能向上効果が得られる。本発明において、「ほぼ密着」の状態を作るには、人体の裸のサイズに対して、周囲方向は50〜110%、より好ましくは70〜95%、丈は75〜100%、より好ましくは85〜100%としてシャツを形成する。もちろん人体のサイズは個人差があるので、前記の比率は目安である。より具体的には、JASPO規格に従ってサイズを決める。
前記高パワー部位の生地及び低パワー部位の生地としては、伸長率が上記の範囲を満たすものであればよく、特に限定されず、例えば織物、編物などの通常のシャツ生地を採用できる。織物としては、例えば平織、斜文織、朱子織、変化平織、変化斜文織、変化朱子織、変わり織、紋織、片重ね織、二重組織、多重組織、経パイル織、緯パイル織、絡み織などがある。編物としては、例えば丸編、緯編、経編(トリコット編、ラッセル編を含む)、パイル編などを含み、平編、天竺編、リブ編、スムース編(両面編)、ゴム編、パール編、デンビー組織、コード組織、アトラス組織、鎖組織、挿入組織などがある。上記生地は、目付けが120〜280g/m2の範囲が好ましく、より好ましくは140〜250g/m2の範囲、特に好ましくは160〜230g/m2の範囲である。上記の範囲であれば、運動機能を損なわず、耐久性も良く、軽くて動きやすい利点がある。また、前記生地は、エラストマー樹脂又はゴムにより含浸又はプレス処理されたものでもよい。エラストマー樹脂としては、ウレタン系エラストマー、軟質塩化ビニル系エラストマー、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、Syn−1,2−ポリブタジエン系エラストマー、Trans−1,4−ポリイソプレン系エラストマー、フッ素系エラストマー等がある。ゴムとしては、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、合成ゴム、天然ゴム等がある。また、前記生地は一枚であってもよく、異なる伸長率の二枚の生地を重ねたものであってもよい。
前記生地を構成する繊維としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維、ポリウレタン繊維、ポリアミド繊維、アセテート繊維、コットン繊維、レーヨン繊維、エチレンビニルアルコール繊維、ナイロン繊維などを用いることができる。
以下図面を用いて説明する。図1Aは本発明の一実施例におけるシャツの正面図、図1Bは同、背面図である。アンダーシャツ10は、後身頃における脊髄を覆う部分に配置された脊髄高パワー部位1と、前身頃における鎖骨の内側から中心点までの一部及び胸骨の一部を覆う部分に配置された鎖骨胸骨高パワー部位2を含み、脊髄高パワー部位1と鎖骨胸骨高パワー部位2は、肩線8により連続的に繋がっている。また、アンダーシャツ10において、脊髄高パワー部位1は、寛骨の全部を覆っており、裾線までに配置されている。また、鎖骨胸骨高パワー部位2は、ファスナー5により繋がっている。また、アンダーシャツ10は、前身頃において腹直筋の一部を覆う部分に配置された腹直筋高パワー部位6を含む。また、アンダーシャツ10は、肩甲骨に配置された肩甲骨低パワー部位3と、脇部周辺に配置された脇部周辺低パワー部位4を含む。また、アンダーシャツ10において、高パワー部位が配置されていないすべての部分に低パワー部位が配置されている。また、後身頃の脊髄及び鎖骨付近において、脊髄高パワー部位1と肩甲骨3及び脇部周辺4を覆う低パワー部位が接合する縫製線7が曲線を描いている。
図2は本発明の一実施例における後身頃のパターンを説明する図である。後身頃のパターン20において、袖付け線と脇先が交差する点Aから後中心切り替え線に向かって直交に交わる線を交差線Bとし、襟付け線と前記後中心切り替え線が交差する点をバックネックポイントIとし、前記交差線Bと後中心切り替え線が直交に交わる点を交差点Cとし、前記後中心切り替え線上の交差点CとバックネックポイントI間の真中に位置する点を交差点Dとした場合、バックネックポイントIと、交差点Cと、交差点Dによりなす角度Gは165〜177°であり、裾線と前記後中心切り替え線の交差した点を交差点Eとし、前記後中心切り替え線上の交差点Cから交差点Eまでの距離をLとし、前記後中心切り替え線上の交差点Cから1/2.3L離れた点を交差点Fとした場合、交差点Cと、交差点Fと、交差点Eによりなす角度Hは155〜175°である。
以下実施例を用いてさらに具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(生地)
生地として、下記のように製造した生地を使用した。
<製造例1>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を84質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:22dtex、フィラメント数:1本)を16質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地aの目付けは180g/m2であった。また、生地aのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において230%であった。
<製造例2>
目付けを120g/m2にした以外は、製造例1と同様にして製造例2の生地bを作製した。得られた生地bのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において110%であった。
<製造例3>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を75質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:22dtex、フィラメント数:1本)を25質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地cの目付けは120g/m2であった。また、生地cのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において19%であった。
<製造例4>
製造例1と同様にしてハーフ組織のトリコット経編地を編成した。その後、熱をかけて軟化させたポリウレタン樹脂(デュポン社製)をプレスして生地dを得た。得られた生地dの目付けは200g/m2であった。また、生地dのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において85%であった。
<製造例5>
生地aと生地bをそれぞれ一枚ずつ重ねて生地eとした。得られた生地eのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において93%であった。
<製造例6>
生地aと生地cをそれぞれ一枚ずつ重ねて生地fとした。得られた生地fのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において13%であった。
<製造例7>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を82質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:22dtex、フィラメント数:1本)を18質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地gの目付けは175g/m2であった。また、生地gのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において200%であった。
<製造例8>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を84質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:1本)を16質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地hの目付けは185g/m2であった。また、生地hのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において150%であった。
<製造例9>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を84質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:17dtex、フィラメント数:1本)を16質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地iの目付けは180g/m2であった。また、生地iのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において330%であった。
<製造例10>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を84質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:1本)を16質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地jの目付けは200g/m2であった。また、生地jのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において165%であった。
<製造例11>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を82質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:1本)を18質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地kの目付けは200g/m2であった。また、生地kのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において175%であった。
<製造例12>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を80質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:1本)を20質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地lの目付けは200g/m2であった。また、生地lのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において140%であった。
<製造例13>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を84質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:1本)を16質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地mの目付けは190g/m2であった。また、生地mのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において160%であった。
<製造例14>
ポリエチレンテレフタレートフィラメントからなる仮撚加工糸(トータル繊度:33dtex、フィラメント数:36本)を82質量%、ポリウレタン弾性糸(トータル繊度:54dtex、フィラメント数:1本)を18質量%の混率で引き揃えて使用し、ハーフ組織のトリコット経編地を編成した。得られた生地nの目付けは200g/m2であった。また、生地nのJIS L 1096に準じて測定した、15N荷重時の伸長率が、身体の長軸方向において20%であった。
(実施例1)
生地bを高パワー部位に使用し、生地aを低パワー部位に使用し、図1A−Bに示したアンダーシャツを縫製した。縫製は、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にし、JASPO規格に従い、着用者の上半身の表面にほぼ密着した状態になるよう縫製した。
(実施例2)
生地eを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。なお、生地eは、生地aがアンダーシャツの表面に配置するようにした。
(実施例3)
生地dを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(実施例4)
生地gを低パワー部位に使用し、生地lを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(実施例5)
生地gを低パワー部位に使用し、生地mを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(実施例6)
生地hを低パワー部位に使用し、生地nを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(実施例7)
生地iを低パワー部位に使用し、生地gを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(実施例8〜15)
後身頃のパターンにおけるG角及びH角を、それぞれ下記表1に示す角度にした以外は、実施例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(比較例1)
高パワー部位と低パワー部位のいずれの部位にも生地aを使用し、図1A−Bに示したアンダーシャツを縫製した。縫製は、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にし、JASPO規格に従い、着用者の上半身の表面にほぼ密着した状態になるよう縫製した。
(比較例2)
生地cを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、比較例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(比較例3)
生地fを高パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、比較例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。なお、生地fは、生地aがアンダーシャツの表面に配置するようにした。
(比較例4)
生地jを高パワー部位に使用し、生地gを低パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、比較例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(比較例5)
生地kを高パワー部位に使用し、生地gを低パワー部位に使用し、後身頃のパターンにおけるG角及びH角を下記表1に示す角度にした以外は、比較例1と同様にしてアンダーシャツを縫製した。
(着用試験結果)
実施例及び比較例のシャツを着用してもらい、以下のように着用テストを行い、その結果を下記表1に示した。
<着用感>
シャツを着用した後、ゴルフを行う時のアドレスの姿勢をとり、背中のサポート感を以下の5段階で評価した。被験者は5名であり、下記表1には平均値を示した。
1 非常に悪い
2 悪い
3 普通
4 良い
5 非常によい
<スイング時の身体のブレ>
シャツを着用した後、ボールを10回打ち、各関節反射マーカーの座標デジタイズにより、顎と手のブレ及び体のブレ−を測定した。被験者は10名であり、下記表1には平均値を示した。
<スイング時のボールのブレ>
シャツを着用した後、ボールを10回打ち、ゴルフ弾道シミュレーターにより、ヘッドスピード、ミート率及びボールが着地した時の左右方向のブレ幅(以下において、横ブレと記す。)を測定した。被験者は10名であり、下記表1には平均値を示した。
Figure 2011144462
表1の実施例と比較例のデータから分かるように、低パワー部位の生地の伸長率が高パワー部位より40%以上高く、高パワー部位の生地の伸長率が20〜200%である実施例のシャツを着用すると、背中のサポート感を得られ、正しい姿勢を維持でき身体のブレを抑制できるうえ、スイング時のボールのバラツキも抑制できる。また、高パワー部位の生地の伸長率が低いほど効果が優れることが分かる。
また、表1の実施例8〜15のデータから、G角が165〜177°であり、H角が155〜175°であると、着用感がより優れ、運動機能改善効果もさらに向上することが分かる。
1 脊髄高パワー部位
2 鎖骨胸骨高パワー部位
3 肩甲骨低パワー部位
4 脇部周辺低パワー部位
5 ファスナー
6 腹直筋高パワー部位
7 縫製線
8 肩線
10 アンダーシャツ
20 後身頃のパターン

Claims (8)

  1. 高パワー部位と低パワー部位を含むシャツであって、
    前記高パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が20〜200%であり、かつ前記低パワー部位の生地のJIS L 1096に準じて測定した身体の長軸方向における伸長率が、前記高パワー部位の生地より40%以上高く、
    前記高パワー部位は、後身頃における脊髄を覆う部分と、前身頃における鎖骨の内側から中心点までの一部及び胸骨の一部を覆う部分に配置され、前記脊髄を覆う高パワー部位と前記鎖骨及び胸骨を覆う高パワー部位が連続的に繋がっており、
    前記低パワー部位は、肩甲骨及び脇部周辺に配置されていることを特徴とするシャツ。
  2. 前記後身頃における脊髄を覆う部分に配置された高パワー部位が、寛骨の少なくとも一部も覆う請求項1に記載のシャツ。
  3. 前身頃における鎖骨の一部を覆う部分は、鎖骨の内側から10〜90%の範囲である請求項1又は2に記載のシャツ。
  4. 前記高パワー部位は、さらに前身頃において腹直筋の一部を覆う部分にも配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のシャツ。
  5. 前身頃における鎖骨及び胸骨の一部を覆う高パワー部位は、連結部により繋がっている請求項1〜4のいずれか1項に記載のシャツ。
  6. 前記連結部は、ファスナーである請求項5に記載のシャツ。
  7. 前記シャツは、アンダーシャツである請求項1〜6のいずれか一項に記載のシャツ。
  8. 後身頃の脊髄及び鎖骨付近において、前記高パワー部位と前記低パワー部位が接合する縫製線が曲線を描き、前記後身頃のパターンにおいて、袖付け線と脇先が交差する点から後中心切り替え線に向かって直交に交わる線を交差線Bとし、襟付け線と前記後中心切り替え線が交差する点をバックネックポイントとし、前記交差線Bと前記後中心切り替え線が直交に交わる点を交差点Cとし、前記後中心切り替え線上の前記交差点Cと前記バックネックポイント間の真中に位置する点を交差点Dとした場合、前記バックネックポイントと、前記交差点Cと、前記交差点Dによりなす角度Gが165〜177°であり、裾線と前記後中心切り替え線の交差した点を交差点Eとし、前記後中心切り替え線上の前記交差点Cから前記交差点Eまでの距離をLとし、前記後中心切り替え線上の前記交差点Cから1/2.3L離れた点を交差点Fとした場合、前記交差点Cと、前記交差点Fと、前記交差点Eによりなす角度Hが155〜175°である請求項1〜7のいずれか一項に記載のシャツ。
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