JP2011139337A - 電子機器およびコンテンツ複製方法 - Google Patents

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Kuniaki Motosawa
邦朗 本沢
Atsushi Nakajima
篤 中島
Yoshinobu Fujiwara
吉伸 藤原
Mitsuaki Moriya
充章 森谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

【課題】映像コンテンツの提供者の利益保護を図りつつ、複数の再生装置で再生可能とな
るように視聴期間制限付き映像コンテンツを複製可能な電子機器およびコンテンツ複製方
法を提供することを課題とする。
【解決手段】DTV2が有する視聴期間制限がさだめられたコンテンツCをコピーして、PC3
に送信するとき、DTV2はコンテンツの視聴期間制限を設定し直す処理を行う。コンテン
ツCのコピー時に、コピー元のコンテンツであるコンテンツCとコピーによって生成された
コンテンツC´の視聴可能残り時間の和が、コンテンツCの元々の視聴可能残り時間の値と
同じになるようにコピー後のコンテンツC及びコンテンツC´の視聴可能時間を定める。定
めた視聴可能時間情報をコンテンツをコンテンツC´と共にPC2に対して送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は電子機器またはコンテンツ複製方法に関するものであり、特に視聴期間制限が
定められた映像コンテンツを複製する電子機器またはコンテンツの複製方法に関する。
近年、通信技術の発達により映像コンテンツを提供する業者からユーザへのコンテンツ
の提供方法が多様化している。この提供方法の一例として、著作権者の権利やコンテンツ
提供者の利益を保護する目的で、再生開始後の視聴できる時間を制限するような視聴期間
制限を視聴制限として設定したコンテンツをユーザに提供する提供方法が考えられている
一方で、ユーザ側(視聴者側)には、映像コンテンツを複数の再生機器で楽しみたいと
いう要求がある。例えば、在宅中にはテレビに接続される据え置き型のプレーヤで映像コ
ンテンツを再生させ、外出時には、それ以外の例えばポータブルAV(Audio Visual)プレ
ーや等のような持ち運びができる再生機器でこの映像コンテンツを再生したい場合等であ
る。しかし、映像コンテンツを無制限に複製(コピー)可能だと著作権者の権利やコンテ
ンツ提供者の利益を十分に確保することができない。
そこで、視聴制限を有するコンテンツを再生が許された機器から他の機器に複製する際
に、このコンテンツの視聴制限に関するライセンス情報をコンテンツデータと共に複製し
た上で、複製元のコンテンツデータの再生を不能とする(コンテンツデータを移動(ムー
ブ)させる)情報管理方法、情報再生装置および情報管理方法が提案されている(特許文
献1を参照)。
特開2006−4543号公報
映像コンテンツ提供者が映像コンテンツを、再生開始後に自由に視聴できる視聴期間制
限を視聴制限として定めて提供する場合には、コンテンツを提供されたユーザは許された
視聴期間制限内の時間の間、ユーザの有する他の再生機器でもその映像コンテンツを再生
したいと考える。しかし、上記提案のように機器間でコンテンツの複製を行うと複製元の
コンテンツデータの再生ができなくなってしまうと、視聴期間制限が過ぎていないにも関
わらず、ユーザはどれか1つの再生機器でしか再生することができず、複数の再生機器を
持つユーザにとって不便であった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、映像コンテンツの提供者の利益保護
を図りつつ、複数の再生装置で再生可能となるように視聴期間制限付き映像コンテンツを
複製可能な電子機器およびコンテンツ複製方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる電子機器は、視聴可能時間が第1の時間に定められた第1のコンテンツ
を複製して第2のコンテンツを生成する複製手段と前記第2のコンテンツを、前記第2の
コンテンツの視聴可能時間を第2の時間とするための視聴可能時間情報と共に出力する出
力手段と、少なくとも前記第2のコンテンツの出力時以降の前記第1のコンテンツの視聴
可能時間を前記第3の時間とする制御手段と、具備し、前記第2の時間と前記第3の時間
との和は前記第1の時間以下であることを特徴としている。
また本発明にかかるコンテンツ複製方法は、視聴可能時間が第1の時間に定められた第
1のコンテンツを複製して第2のコンテンツを生成し、前記第2のコンテンツを、前記第
2のコンテンツの視聴可能時間を第2の時間とするため、視聴可能時間情報と共に出力し

少なくとも前記第2のコンテンツの出力時以降の前記第1のコンテンツの視聴可能時間
を第3の時間とし、前記第2の時間と前記第3の時間との和は前記第1の時間以下である
ことを特徴としている。
本発明によれば、映像コンテンツの提供者の利益保護を図りつつ、複数の再生装置で再
生可能となるように視聴期間制限付き映像コンテンツを複製可能な電子機器およびコンテ
ンツ複製方法を実現することができる。
本発明の一実施形態におけるコンテンツ送受信システムの一例を示す概観図。 本発明の一実施形態におけるDTVの内部構造の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態におけるDTVが有するコンテンツの情報の一例を示す図 本発明の一実施形態におけるDTVからPCへコンテンツを送信するときの、送信パケットのデータ構造の一例を示す図。 本発明の一実施形態におけるDTVからPCのコンテンツデータの送信処理の一例を示す概念図。 本発明の一実施形態におけるコンテンツCコピー処理後にDTVが有するコンテンツの情報の一例を示す図。 本発明の一実施形態におけるDTVが出力する視聴可能残り時間設定画面の一例を示す図。 本発明の一実施形態におけるDTVのコンテンツのコピー・送信処理フローの一例を示す図。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態におけるコンテンツ送受信システム1の一例を示す概観図である。
コンテンツ送受信システム1は、コンテンツコピー装置やコンテンツ送信装置として動
作するDTV2、およびコンテンツ受信装置として動作するPC3によって構成される。
DTV2はデジタルテレビ(Digital Television)であって、放送波を受信し、受信した
放送波に含まれる映像情報を表示する機能を有している。DTV2は本発明における電子機
器の一例として示すが、これはあくまで本実施形態における例示であり、これに限定され
ない。電子機器には他の例示として、STB(Set Top Box)、HDD(Hard Disk Drive)レコ
ーダおよびDVD(Digital Versatile Disc)のような各種レコーダ等、またはPC(Persona
l Computer)などの様々な機器が考えられる。
PC3は情報処理装置であって、ユーザが指示する各種情報処理を行う。PC3は、接続さ
れた機器同士の信号のやり取りを可能とするLAN(Local Area Network)ネットワーク4
によって、DTV2と通信可能に接続されており、LANネットワーク4を介してコンテンツの
データであるコンテンツデータを受信し、さらにこのコンテンツを再生する機能を有して
いる。
ここで、DTV2は提供者より提供されるDTV2によって再生可能である映像・音声のデジ
タルデータである映像コンテンツ(以下、単にコンテンツと呼ぶ)を再生する機能、及び
コンテンツをコピーし、コピーしたコンテンツをPC3に対して送信する機能を有している
。本実施形態ではDTV2は、ユーザが映像コンテンツを自由に視聴(再生)可能である期
間に関する制限である視聴期間制限を有するコンテンツをコピーし、コピー元のコンテン
ツとコピーによって生成されたコンテンツの視聴期間制限をそれぞれ定めた後に、PC3に
対してコンテンツの送信を行う場合を考える。また本実施形態においては、このコンテン
ツの送受信はDTCP-IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Proto
col)規格に準拠して行われるものとする。
図2は本実施形態におけるDTV2の内部構造の一例を示すブロック図である。
DTV2は、装置各部の動作を制御する制御部156を備えている。制御部156は、CPU
(Central Processing Unit)等を内蔵している。制御部156は、操作部116から入
力される操作信号や、リモートコントローラ117から送信され受光部118を介して受
信される操作信号に応じて、ROM(Read Only Memory)157に予め記憶されたシステム
制御プログラム及び各種処理プログラムを起動させる。制御部156は、起動したプログ
ラムに従って、RAM(Random Access Memory)158をワークメモリとして装置各部の動
作を制御する。
入力端子144は、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ143が受信した衛星デジタ
ルテレビジョン放送信号を衛星デジタル放送用のチューナ145に供給する。チューナ1
45は、受信したデジタル放送信号のチューニングを行い、チューニングしたデジタル放
送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器146に送信する。PSK復調器146は、TS(
Transport Stream)の復調を行い、復調したTSをTS復号器147aに供給し、TS復号器1
47aは、TSをデジタル映像信号及び音声信号等に復号した後、信号処理部100にこれ
を出力する。
入力端子149は、地上波デジタル放送受信用のアンテナ148が受信した地上波デジ
タルテレビジョン放送信号を地上波デジタル放送用のチューナ150に供給する。チュー
ナ150は、受信したデジタル放送信号のチューニングを行い、チューニングしたデジタ
ル放送信号をそれぞれのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器1
51に送信する。OFDM復調器151は、TSの復調を行い、復調したTSをそれぞれのTS復号
器147bに供給し、TS復号器147bは、TSをデジタル映像信号及び音声信号等に復号し
た後、信号処理部100にこれを出力する。チューナ150の11個それぞれのチューナ
で取得した地上波デジタルテレビジョン放送は、これらの複数個のOFDM復調器151、TS
復号器147bによってそれぞれ同時に映像信号及び音声信号として復号された後に信号
処理部100に出力されることが可能である。
アンテナ148は、地上波アナログ放送信号も受信可能である。受信された地上波アナ
ログ放送信号は、図示しない分配器によって分配されて、アナログチューナ168に供給
される。アナログチューナ168は、受信したアナログ放送信号のチューニングを行い、
チューニングしたアナログ放送信号をアナログ復調器169に送信する。アナログ復調器
169はアナログ放送信号の復調を行い、復調したアナログ放送信号を信号処理部100
に出力する。また、DTV2は、一例として、アンテナ148が接続される入力端子149
にCATV(Common Antenna Television)用のチューナを接続することによってCATVも視聴
することができる。
信号処理部100は、TS復号器147a、147b、または制御部156から出力され
たデジタル信号に、適切な信号処理を施す。より具体的には、信号処理部100はデジタ
ル信号を映像信号及び音声信号に分離する。分離された映像信号はグラフィック処理部1
52に、音声信号は音声処理部153に出力される。また信号処理部100は、アナログ
復調器169から出力された放送信号を、所定のデジタルフォーマットの映像信号及び音
声信号に変換する。デジタルに変換された映像信号はグラフィック処理部152に、音声
信号は音声処理部153に出力される。また信号処理部100は、ライン入力端子137
からの入力信号にも所定のデジタル信号処理を施す。
OSD(On Screen Display)信号生成部154は、制御部156の制御に従って、UI(ユ
ーザ・インタフェース)画面などを表示するためのOSD信号を生成する。また信号処理部
100においてデジタル放送信号から分離されたデータ信号は、OSD信号生成部154に
より適切なフォーマットのOSD信号に変換され、グラフィック処理部152に出力される
グラフィック処理部152は、信号処理部100から出力されるデジタルの映像信号の
デコード処理を行う。デコードされた映像信号は、OSD信号生成部154から出力されたO
SD信号と重ね合わせて合成され、映像処理部155に出力される。グラフィック処理部1
52は、デコードされた映像信号またはOSD信号を、映像処理部155に選択的に出力す
ることもできる。
映像処理部155は、グラフィック処理部152から出力された信号を、表示部120
で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換する。アナログに変換された映像信
号は、表示部120に表示される。
音声処理部153は、入力された音声信号を、スピーカ110で再生可能なフォーマッ
トのアナログ音声信号に変換する。アナログに変換された音声信号は、スピーカ110に
出力されて再生される。
カードホルダ161は、カードI/F(Interface)160を介して制御部156に接続さ
れている。メモリカード119は、このカードI/F160に装着可能である。メモリカー
ド119は、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びCF
(Compact Flash)カード等の記憶媒体である。カードホルダ161に装着されたメモリ
カード119、及び制御部156は、カードI/F160を介して情報の書込み/読込みを
行うことができる。制御部156は、メモリカード119にコンテンツデータを格納する
ことができる。また制御部156は、メモリカード119に格納されたコンテンツデータ
を読み出して、信号処理部100に出力することで該コンテンツを表示部120に表示さ
せたり、スピーカ110から音声出力させたりすることができる。
LAN端子131は、通信I/F164を介して制御部156に接続されている。LAN端子1
31は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用される。
本実施形態においてLAN端子131にはLANケーブルが接続されており、LANネットワーク
4を介してPC3と通信可能となっている。
USB(Universal Serial Bus)端子133は、USB I/F166を介して制御部156に接
続されている。USB端子133は、一般的なUSB対応ポートとして使用される。USB端子1
33には、例えばハブを介して、携帯電話、デジタルカメラ、各種メモリカードに対する
カードリーダ/ライタ、HDD、キーボード等が接続される。制御部156は、USB端子13
3を介して接続される機器との間で、情報の通信(送受信)を行うことができる。
HDD170はDTV2に内蔵される磁気記憶媒体であってDTV2が有する各種情報を記憶す
る機能を有している。またHDD170はDTV2がコンテンツを取得するとき、取得したコン
テンツデータおよびコンテンツに関する各種情報であるコンテンツ関連情報を記憶する。
制御部156はこのHDD170内に格納されたコンテンツを再生することが可能である。
本実施形態において、DTV2はカードI/F160、通信I/F164、USB I/F166、およ
びチューナ145、146等の各種インターフェースを介してコンテンツデータを受信す
ることができる。制御部156は、この受信したコンテンツの映像および音声に関する信
号を信号制御部100に供給することでコンテンツの再生を行うことができる。また、制
御部156は受信したコンテンツのコピー処理を行うことが可能である。
また、制御部156はコンテンツに関する各種処理の一部を制御するための構成として
、暗号解読部21、暗号化部22、コンテンツ情報抽出部23、コンテンツ情報管理部2
4、コンテンツ情報作成部25、および期間設定画像作成部26を有している。
暗号解読部21はDTV2が受信したコンテンツに暗号化処理が施されているとき、この
暗号化されたコンテンツを解読(復号)する機能を有している。コンテンツ伝送時に、或
いはコンテンツ受信前に予め受信する、暗号化されたコンテンツを解読するための鍵であ
るコンテンツ鍵を生成する際に用いられる情報に基づいてコンテンツ鍵を生成し、このコ
ンテンツ鍵を使用して暗号化されたコンテンツデータを解読する。ここでのコンテンツ鍵
を生成する際に用いられる情報とは、通信確立時に送信装置と受信装置の間で共有する共
有情報、時間により変化する情報、コンテンツのコピー制御情報、コンテンツの視聴可能
時間情報等の情報である。
暗号化部22はDTV2がコンテンツを他の機器に送信する際、またはメモリカード11
9にコンテンツを記憶させる際等に、コンテンツ鍵無しではこのコンテンツを再生させる
ことができなくなるように、コンテンツに暗号化を施す機能を有している。暗号化部22
は前述のコンテンツ鍵を生成する際に用いられる情報を利用してコンテンツ鍵を生成し、
このコンテンツ鍵を用いてコンテンツの暗号化を行う。また、DTV2はこのコンテンツ鍵
を生成する際に用いられる情報の一部とコンテンツとを対応付けて、コンテンツの送信先
に送信する。これを受信するPC3のようなコンテンツを受信する再生装置は、受信したコ
ンテンツ鍵を生成する際に用いられる情報を利用してコンテンツ鍵を生成し、暗号化され
たコンテンツを解読することができる。
コンテンツ情報抽出部23は、受信したコンテンツに関する各種情報であるコンテンツ
関連情報を抽出する機能を有している。ここでのコンテンツ関連情報には、コピー制御情
報、暗号化関連情報、および視聴可能時間等の情報が含まれる。これらのコンテンツ関連
情報は一般的にユーザから自由に改変を行うことができないように保護が図られている。
これらのコンテンツ関連情報の詳細な説明は図3および図5を用いて後述する。
コンテンツ情報管理部24はコンテンツ情報抽出部23が抽出したコンテンツ関連情報
を管理する機能を有している。また、このコンテンツ情報管理部24はレンタルコンテン
ツ等においてコンテンツの提供者等が定めている視聴期間制限を管理する機能を有してい
る。コンテンツ情報管理部24の行う視聴期間制限の管理処理は図5乃至図8にて後述す
る。
コンテンツ情報作成部25は、DTV2がコンテンツを他の機器に送信する際のコンテン
ツ関連情報を作成する機能を有している。このコンテンツ情報作成部25が作成するコン
テンツ関連情報については図4を用いて後述する。
本実施形態においてDTV2はコンテンツをコピーして他の機器に送信する。上述のよう
にDTV2はこの送信の前に、コピー元のコンテンツと、コピーによって作成されたコンテ
ンツとの視聴期間制限を設定する機能を有している。また、この視聴期間制限の設定はユ
ーザが行うことも可能である。ユーザがコンテンツの視聴期間制限を設定する場合には、
期間設定画像作成部26が、ユーザがコンテンツの視聴期間制限を設定するための画像に
関する信号を作成し、この画像に関する信号をOSD信号生成部154に供給することで、D
TV2は表示部120にコンテンツの視聴期間制限の設定に関する設定画面を表示する。こ
の視聴期間制限の設定画面に関しては図7を用いて後述する。
上述の制御部156の構成である暗号解読部21、暗号化部22、コンテンツ情報抽出
部23、コンテンツ情報管理部24、コンテンツ情報作成部25、および期間設定画像作
成部26は一部または全てが半導体チップによって構成されていてもよいし、ソフトウェ
アプログラムによって構成されているとしてもよい。
図3は本実施形態におけるDTV2が有するコンテンツの情報の一例を示す図である。図
3にはDTV2が有するそれぞれのコンテンツの、コンテンツID、コピー制御情報、視聴可
能時間、視聴状況、視聴開始時刻、および視聴可能残り時間が示されている。
本実施形態おいてDTV2が有するそれぞれのコンテンツには識別子が付与されており、
これは図3においてコンテンツIDとして示される。また図3においてそれぞれのコンテン
ツに関する情報はコンテンツIDに対応付けて示されている。
コピー制御情報は、それぞれのコンテンツのコピーに関する情報である。このコピー制
御情報の種類には、CF(Copy free)、COG(Copy one Generation)、NMC(No More Copy
)、CN(Copy Never)、EPN(Encryption Plus Non-assertion)等が存在する。CFはコン
テンツのコピーが自由に可能であるという情報を示し、COGはコピーが一度だけ可能(1
世代のみコピーが可能)であるという情報を、NMCはこのコンテンツ以降のコピーはでき
ないという情報を示す。またCNはコンテンツのコピーが不可能であるという情報を、EPN
はコピーが可能であるが特定の機器でしか再生することができないように暗号化して扱わ
れるということを示す情報である。
視聴可能時間とは視聴期間制限に関する情報であり、コンテンツがDTV2で最初に再生
が開始されてから、視聴期間制限により再生が不可能となってしまうまでの時間情報であ
る。
視聴状況はコンテンツの視聴がもうすでに開始されたか(再生が開始されたか)否かを
示す情報である。
視聴開始時刻はコンテンツがDTV2において最初に再生が開始された時刻の情報である
。制御部156は当該視聴開始時刻と現在時刻とを比較し、視聴開始時刻から現在時刻ま
での時間が視聴可能時間より長くなると、このコンテンツを再生不能な状態とするか、或
いは当該コンテンツを削除する。
図3に示されるコンテンツAは、これ以上コピーできないコンテンツであり、視聴期間
制限等は定められていない。
コンテンツBは特定の機器でのみ再生が可能であり、視聴可能時間は24時間のコンテ
ンツである。さらにコンテンツBはDTV2ですでに視聴が開始されており、この開始時刻は
6時20分である。尚ここで、現時点における、コンテンツを再生可能な残り時間を、視
聴可能残り時間と呼ぶ(以降も同様)。ここで、現在時刻が例えば18時20分であると
きには、コンテンツBの視聴可能残り時間は12時間となる。
コンテンツCは特定の機器でのみ再生が可能であり、視聴可能時間は24時間のコンテ
ンツである。またコンテンツCは未だ視聴(再生)が開始されていないため、視聴可能残
り時間は24時間となっている。
コンテンツDはコピーを行うことが不可能なコンテンツであり、視聴期間制限は定めら
れていないコンテンツである。
図4は本実施形態におけるDTV2からPC3へコンテンツを送信するときの、送信パケッ
トのデータ構造の一例を示す図である。
DTV2からPC3へコンテンツデータを送信するとき、DTV2はコンテンツデータを複数の
パケットに分けて送信する。コンテンツデータを送信する際の最初のパケット40はヘッ
ダ41及びペイロード42から構成されており、ヘッダ41部分にパケット40に関する
情報および送信するコンテンツのコンテンツ関連情報が格納され、ペイロード42には暗
号化されたコンテンツデータが格納される。
ヘッダ41には、パケット種別43、ヘッダサイズ44、暗号化関連情報45、コンテ
ンツ視聴状況46、視聴可能時間47、およびデータサイズ48の情報が含まれている。
また、ペイロード42には暗号化データ49が含まれている。尚、ヘッダ41内の情報は
、暗号化されていない状態(平文)で記述されている。
パケット種別43にはパケット40の種別が示されており、ヘッダサイズ44にはヘッ
ダ41のサイズが示されている。
暗号化関連情報45はPC3がパケット40の暗号化データ49の暗号解読を行うための
コンテンツ鍵を生成するために用いられる情報の一部が記述されている。この暗号化関連
情報45には前述の時間により変化する情報、コンテンツのコピー制御情報等が含まれる
。パケット40を受信するPC3はこの暗号化関連情報45を用いてコンテンツ鍵を生成し
、暗号化データ49の暗号解読処理を行う。
コンテンツ視聴状況46には送信されるコンテンツが視聴開始済となっているか、視聴
未開始となっているかの情報が記述される。
視聴可能時間47には送信されるコンテンツの視聴可能時間が記述されている。またこ
の視聴可能時間47の情報もコンテンツ鍵を生成する際に暗号化関連情報と共に使用され
る。
データサイズ48はペイロード42のデータのサイズを示す情報である。
暗号化データ49にはDTV2によって暗号化されたコンテンツデータが記述されている
本実施形態ではDTV2がPC3に暗号化されたコンテンツデータを送信するときこのコン
テンツに関するコンテンツ関連情報を、コンテンツデータを送信するパケットのうち先頭
のパケット40のヘッダ41内に記述するものとして例示しているが、これに限定される
ものではなく、他の方法によってコンテンツ関連情報をPC3に送信するとしてもよい。例
えば、コンテンツデータ送信中に、コンテンツデータとは別に送信される別パケットや、
コンテンツデータ送信の開始前/終了後に送信される別パケットによりコンテンツ関連情
報が送信する等、様々なDTV2からのPC3へのコンテンツ関連情報の送信方法が考えられ
る。
本実施形態ではDTV2が図3におけるコンテンツCをコピーし、コピーによって生成され
たコンテンツC´をPC3に送信する場合を考える。このときのコンテンツコピー及び送信
方法の一例を次に図5を用いて説明する。
図5は本実施形態におけるDTV2からPC3へのコンテンツデータの送信処理の一例を示
す概念図である。
DTV2は視聴期間制限が定められているコンテンツであるコンテンツCをコピーして、PC
3に送信する。コンテンツCおよびコンテンツ関連情報の両方をそのままコピーしたとす
ると、それぞれに視聴期間制限が設定されてはいるが、片方のコンテンツの再生を開始し
ても、もう片方のコンテンツの視聴期間制限として定められている期間は減らされない。
このため、再生が開始されていないコンテンツは視聴開始しているコンテンツが視聴期間
制限によって視聴不可能となってしまっても、再生を開始しない限り視聴期間制限によっ
て定められた視聴可能な時間が全く減っていない元の状態のまま残り続ける。さらにこの
視聴(再生)が開始されていないコンテンツを再度コピーできてしまい、視聴期間制限が
元の状態で保持されたままの複数のコンテンツが存在することとなり、視聴期間制限が定
められている意味がなくなってしまう。
しかし、視聴期間制限が定められているコンテンツを全くコピー不可能としてしまうと
、視聴可能時間内の間自由に視聴することが可能であるはずのコンテンツを、視聴可能時
間を経過していないときでも、ユーザが他の機器にコピーして自由に視聴することはでき
ない。
そこで本実施形態においてDTV2はコンテンツのコピー処理を行う際に、コピー元のコ
ンテンツとコピーによって生成されたコンテンツのそれぞれの視聴期間制限を定める処理
を行う。コンテンツCのコピー時に、コピー元のコンテンツであるコンテンツCとコピーに
よって生成されたコンテンツC´の視聴可能残り時間の和が、コンテンツCの元々の視聴可
能残り時間の値と同じとなるようにコピー後のコンテンツC及びコンテンツC´の視聴可能
時間を定める。コンテンツCの元々の視聴可能残り時間は24時間であるため、制御部1
56がコンテンツのコピーするとき、コンテンツ情報管理部24はコピー元のコンテンツ
Cの視聴可能時間が12時間となるように視聴期間制限を定める。また、コンテンツ情報
作成部25はPC3に送信するコンテンツC´の視聴可能残り時間が12時間となるように
パケット40の視聴可能時間47に12時間という情報を記述する。PC3は視聴可能時間
が12時間となっているという情報を受けとって視聴期間制限を管理するため、送信され
たコンテンツC´の視聴可能残り時間は12時間となる。
このようにコピー後のそれぞれのコンテンツの視聴可能残り時間がコピー前のコンテン
ツの視聴可能残り時間と同じとなるようすると、ユーザがこのコンテンツを視聴するため
に許された時間に変化は生じない。よって他の機器に対してコンテンツをコピーしても、
視聴可能残り時間を分配することで、コピー先の機器においても分配後の視聴可能時間が
経過するまではそのコンテンツを再生することができる。
図6は本実施形態におけるコンテンツCのコピー処理後にDTV2が有するコンテンツの情
報の一例を示す図である。
図6に示されるようにコピー処理後にはコンテンツCは他のステータスに変更は無いが
、視聴可能時間がコンテンツ情報管理部24によって設定し直されて12時間となる。こ
のときコンテンツCの視聴可能残り時間は12時間である。
このようにコピー元のコンテンツとコピーによって生成されたコンテンツの視聴可能時
間を、例えば視聴可能残り時間半分ずつのように自動的に設定するようにしてもよいが、
本実施形態のDTV2はユーザに任意に設定させることも可能である。ユーザによって視聴
期間制限を設定可能とする場合の設定方法の一例について、図7を用いて説明する。
図7は本実施形態におけるDTV2が出力する視聴可能残り時間設定画面71の一例を示
す図である。図7にはDTV2及び表示部120が示されている。
本実施形態においてDTV2は図7の表示部120に表示される視聴可能残り時間設定画
面71によって、ユーザにコピー元のコンテンツ及びコピーによって生成されたコンテン
ツの視聴期間制限を設定させることができる。
「コンテンツC視聴可能残り時間(合計)」はユーザから改変することはできず、ユー
ザが設定できるのはDTV2における視聴可能残り時間である「TV視聴可能残り時間」及びP
C3にコピーしたコンテンツの視聴可能残り時間である「外部機器視聴可能残り時間」と
なる。「コンテンツC視聴可能残り時間(合計)」は提供者が定めているものなのでユー
ザが改変する事はできない。
「TV視聴可能残り時間」は入力ボックス72に数値を入力することでユーザが設定する
ことができ、「外部機器視聴可能残り時間」は入力ボックス73に数値を入力することで
ユーザが設定することができる。「TV視聴可能残り時間」及び「外部機器視聴可能残り時
間」は、両視聴可能残り時間の和が、「コンテンツC視聴可能残り時間」と同じとなるよ
うに、ユーザに設定させる。
コンテンツ情報管理部24およびコンテンツ情報作成部25はこの視聴可能残り時間設
定画面71に入力される値に基づいて、コピー元のコンテンツ及びコピーによって生成さ
れたコンテンツの視聴可能時間を定める。
図7においてはユーザが「TV視聴可能残り時間」及び「外部機器視聴可能残り時間」の
両方の値を入力できるように表示しているが、これを片方のみ入力可能としてもよい。こ
の場合は、片方を入力すると「TV視聴可能残り時間」及び「外部機器視聴可能残り時間」
の和が「コンテンツC視聴可能残り時間」の値となるように、もう片方の値が自動的に定
められる。
「TV視聴可能残り時間」及び「外部機器視聴可能残り時間」の和が「コンテンツC視聴
可能残り時間」の値より小さくなるとしてもよい。この和の値が「コンテンツC視聴可能
残り時間」の値より大きくなるとしてしまうと、コピーする毎にコンテンツの視聴可能時
間が長くなってしまうため、このコンテンツにかかる視聴可能時間の実質的な延長の問題
が生じてしまう可能性があるが、小さくする場合にはこの問題は生じない。
また本実施形態においてDTV2がコンテンツのコピーを行うとき、コンテンツの視聴可
能残り時間がコンテンツの全てを通常再生するのに必要な時間である総再生時間から、ユ
ーザがコンテンツを再生した時間である再生済み時間を引いた値の2倍未満となる場合に
は、例えば元々のコンテンツの視聴可能残り時間の半分の時間をコピー後のそれぞれのコ
ンテンツの視聴可能残り時間に設定すると、どちらのコンテンツも視聴可能時間が経過す
るまでに全てを再生することができなくなってしまう。また、ユーザによりコピー後の2
つのコンテンツの視聴可能残り時間を任意に設定できるとしても、どちらかのコンテンツ
は視聴可能時間が経過するまでにコンテンツを全て再生することができなくなる。このよ
うにコンテンツの視聴可能残り時間がコンテンツの総再生時間から再生済み時間を引いた
値の2倍未満となる場合には、DTV2はコピー処理時にこの旨をユーザに通知する。実際
の通知処理としては、制御部156がコンテンツの視聴可能残り時間がコンテンツの総再
生時間から再生済み時間を引いた値の2倍未満であると判別すると、期間設定画像作成部
26が上記旨を示す通知画面を作成し、表示部120に表示させる。これにより、DTV2
は不用意な視聴可能時間の設定を伴うコピー処理により、コンテンツを最後まで視聴する
ことができなくなってしまうという問題を回避することができる。またこのとき、DTV2
は通知を表示するのではなく、コピー処理を中断するとしてもよい。
更に、コンテンツの視聴可能残り時間がコンテンツの総再生時間の2倍未満となる場合
にも上記のようにこの旨の通知を行うとしてもよい。
次に本実施形態におけるDTV2からPC3へのコンテンツのコピーおよび送信処理の流れ
を図8を用いて説明する。
図8は本実施形態におけるDTV2のコンテンツのコピー・送信処理フローの一例を示す
図である。
まず、DTV2はユーザより操作部116またはリモートコントローラ117を介したコ
ンテンツのコピー及び送信指示を待機する(ステップS81)。ステップS81においてユ
ーザよりコンテンツのコピー及び送信指示を受信しない間は(ステップS81、No)、DTV
2は待機を続ける。
ステップS81においてユーザよりコンテンツのコピー及び送信指示を受信したとき(
ステップS81、Yes)、コンテンツ抽出部23はコピー対象となっているコンテンツのコ
ンテンツ関連情報より視聴可能時間及び視聴開始時間情報を抽出し(ステップS82)、
これより視聴可能残り時間を算出する。
次に、視聴可能残り時間の設定をユーザが入力するときには(ステップS83、Yes)、
期間設定画像作成部26が視聴可能残り時間設定画面71作成し、表示部120に表示し
た上で、ユーザからの値の入力を待機する。視聴可能残り時間の値をユーザが正しく入力
すると、この入力された値に従ってコンテンツ情報管理部24はコピー元のコンテンツの
視聴可能時間を定め、コンテンツ情報作成部25はコピーによって生成されたコンテンツ
の視聴可能時間を定める(ステップS84)。
ステップS83において、ユーザが視聴可能残り時間の設定を行わないときには(ステ
ップS83、No)、コンテンツ情報管理部24およびコンテンツ情報作成部25は自動的
にコピー元のコンテンツ及びコピーによって生成されたコンテンツのそれぞれのコンテン
ツの視聴可能時間を定める(ステップS85)。本実施形態においてコンテンツ情報管理
部24およびコンテンツ情報作成部25はコピーされるコンテンツの従来の視聴可能残り
時間の半分の時間をそれぞれのコンテンツの視聴可能残り時間とするようにコンテンツの
視聴可能時間を定める。しかし、視聴可能時間の設定の方法はこれに限定されず、コピー
元のコンテンツ及びコピーによって生成されたコンテンツの視聴可能残り時間の和が、コ
ピーされるコンテンツの従来の視聴可能残り時間の和と同様の値となっているほかの値も
考えられる。
ステップS85又はステップS86の処理が終了すると、制御部156がコピー対象とな
っているコンテンツデータのコピーを行い(ステップS86)、暗号化部22が送信対象
のコンテンツデータに暗号化処理を施す(ステップS87)。このときの暗号化にはパケ
ット40によって送信される暗号化関連情報45に記述されるようなコンテンツ鍵を生成
する際に用いられる情報に基づいてコンテンツ鍵を生成し、この生成されたコンテンツ鍵
によってコンテンツデータに暗号化を施す。
そして、コンテンツ情報作成部25が暗号化関連情報や、ステップS84かステップS8
5によって定められた視聴可能時間の情報を含むコンテンツ関連情報を、コンテンツデー
タを送信する際の最初のパケット40のヘッダ41内に記述し、制御部156が暗号化さ
れたコンテンツデータをパケット毎にPC3に対して送信する(ステップS88)。以上で
一連の処理フローは終了となる。
本実施形態ではコピーされたコンテンツを他の再生機器(PC3)に送信する場合を考え
たが、これに限定されず、例えばメモリカード119に出力してもよい。また視聴期間制
限が視聴可能残り時間という形式ではなく、視聴(再生)ができなくなる時刻である視聴
期限時刻として定められており、この時刻が来るとコンテンツが再生不能となるように管
理される場合も考えられる。この様な場合にもユーザがコンテンツを視聴できる期限まで
の時間がコピー前もコピー後も変わらないように視聴期限時刻を定めることにより、本発
明を適用することが可能である。
ここで例えば、映像コンテンツ提供者の利益保護を図るコピー形式として、コンテンツ
をコピーしたときにコピー元のコンテンツを視聴不可能とする形式をとる場合には、視聴
可能なコンテンツが一つとなっている必要があるため、コピー元のコンテンツより更なる
コピー処理は行えず不便であるが、本実施形態におけるDTV2ではコピー元のコンテンツ
よりさらにコピーを行うことが可能となり、この問題を解消することができる。
本実施形態における電子機器の一例であるDTVによれば、視聴期間制限付きの映像コン
テンツをコピーするとき、コピー元の映像コンテンツとコピーした映像コンテンツの視聴
残り可能時間を分配するように定めることで、コンテンツ提供者や著作権者の利益保護を
図りつつ、複数の再生装置で再生可能となるように視聴期間制限付き映像コンテンツをコ
ピーすることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要
旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示され
ている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実
施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施
形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…コンテンツ送受信システム、2…DTV、3…PC、4…LANネットワーク、110…スピ
ーカ、120…表示部、100…信号処理部、116…操作部、117…リモートコント
ローラ、118…受光部、119…メモリカード、131…LAN端子、133…USB端子、
137…ライン入力端子、143…アンテナ、144…入力端子、145…チューナ、1
46…PSK復調器、147…TS復号器、148…アンテナ、149…入力端子、150…
チューナ、151…OFDM復調器、152…グラフィック処理部、153…音声処理部、1
54…OSD信号生成部、155…映像処理部、156…制御部、157…ROM、158…RA
M、160…カードI/F、161…カードホルダ、164、166…USB I/F、168…ア
ナログチューナ、169…アナログ復調器、170…HDD、21…暗号解読部、22…暗
号化部、23…コンテンツ情報抽出部、24…コンテンツ情報管理部、25…コンテンツ
情報作成部、26…期間設定画像作成部、40…パケット、41…ヘッダ、42…ペイロ
ード、43…パケット種別、44…ヘッダサイズ、45…暗号化関連情報、46…コンテ
ンツ視聴状況、47…視聴可能時間、48…データサイズ、49…暗号化データ、71…
視聴可能残り時間設定画面、72…入力ボックス、73…入力ボックス

Claims (8)

  1. 視聴可能時間が第1の時間に定められた第1のコンテンツを複製して第2のコンテンツ
    を生成する複製手段と
    前記第2のコンテンツを、前記第2のコンテンツの視聴可能時間を第2の時間とするた
    めの視聴可能時間情報と共に出力する出力手段と、
    少なくとも前記第2のコンテンツの出力時以降の前記第1のコンテンツの視聴可能時間
    を第3の時間とする制御手段と、を具備し、
    前記第2の時間と前記第3の時間との和は前記第1の時間以下であることを特徴とする
    電子機器。
  2. 前記第1のコンテンツの視聴可能の残り時間が、前記第1のコンテンツの総再生時間か
    ら再生済み時間を引いた値の2倍未満であるとき、少なくとも前記第2のコンテンツの出
    力時以前に、複製を行うと第1のコンテンツと第2のコンテンツの少なくともどちらか一
    方が最後まで再生できない旨の通知を出力する通知手段を
    更に具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第2の時間と前記第3の時間との少なくともどちらか一方をユーザが定めるための
    画像を出力する画像出力手段を
    更に具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記第2のコンテンツを出力する前に前記第2のコンテンツに暗号化を施す暗号化手段

    更に具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記暗号化手段は、暗号化に用いるコンテンツ鍵の生成に前記第2のコンテンツの前記
    視聴可能時間情報を用いること
    を特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 前記出力手段は前記視聴可能時間情報を平文で出力すること
    を特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記暗号化手段は、暗号化に用いるコンテンツ鍵の生成に前記第2のコンテンツの複製
    制御情報を用いること
    を特徴とする請求項4記載の電子機器。
  8. 視聴可能時間が第1の時間に定められた第1のコンテンツを複製して第2のコンテンツ
    を生成し、
    前記第2のコンテンツを、前記第2のコンテンツの視聴可能時間を第2の時間とするた
    め、視聴可能時間情報と共に出力し、
    少なくとも前記第2のコンテンツの出力時以降の前記第1のコンテンツの視聴可能時間
    を第3の時間とし、
    前記第2の時間と前記第3の時間との和は前記第1の時間以下であることを特徴とする
    コンテンツ複製方法
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