JP2011138797A - Fpc用コネクタ - Google Patents

Fpc用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2011138797A
JP2011138797A JP2011089654A JP2011089654A JP2011138797A JP 2011138797 A JP2011138797 A JP 2011138797A JP 2011089654 A JP2011089654 A JP 2011089654A JP 2011089654 A JP2011089654 A JP 2011089654A JP 2011138797 A JP2011138797 A JP 2011138797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
fpc
holding member
pressure holding
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011089654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5514148B2 (ja
Inventor
Yasuaki Kobayashi
康昭 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2011089654A priority Critical patent/JP5514148B2/ja
Publication of JP2011138797A publication Critical patent/JP2011138797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5514148B2 publication Critical patent/JP5514148B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】隣接するコンタクト同士の軸支部間に粉塵が堆積した場合に極間ショートが起こる可能性を少なくすることができ、接続信頼性が向上し、素材材料を効率よく使用し、作業効率が向上し、さらに製造コストを低減したFPC用コネクタとすることができること。
【解決手段】
加圧保持部材の(40)の軸(3A)を保持する上面保持具(62)を、FPC(80)の接続部と導通する端子(65)とは別途独立した部材とする。
【選択図】図6

Description

この発明は、一般にFPC、FFCなどと呼ばれている平形柔軟ケーブル(以下、「FPC」という。)を接続するためのFPC用コネクタに関する。
一般的なフレキシブル基板用コネクタは、ハウジング部、コンタクト及びカバー部を有する。ハウジング部には、フレキシブル基板が挿入可能な開口部が形成されている。コンタクトは、前記開口部にその接触部が臨むようにハウジング部の内部に配列されている。カバー部(本発明の加圧保持部材に相当)は、開閉可能に構成されたハウジング部の開口部を塞ぐことができる。
従来のフレキシブル基板用コネクタは、フレキシブル基板の接点部と、コンタクトの接触部との所定の接触圧を確保するために、コンタクトの弾性変形力を利用していた。
つまり、カバー部300の先端面321が、コネクタに挿入されたフレキシブル基板10を上方から当接し、当該フレキシブル基板10の接点部をコンタクトの接触部210に押圧する。すると、接触部210が下方に弾性変形することにより、両者の安定した電気接続を図っていた。(例えば特許文献1参照)。
特開2007−165060号公報(図2など)
しかしながら、このような従来のFPC用コネクタにおいては、軸支部220と接触部210とは、同一の導通性材料を打ち抜き形成されている。また、軸支部は開口部に露出している。そのため、隣接するコンタクト同士の軸支部間に粉塵が堆積した場合、ターミナル同士がショートを起こす可能性があった。
上記課題を解決するために、本発明においては、所定ピッチで接点が配列しているFPCの先端が挿入される受入空洞が形成されており、前記受入空洞内に所定ピッチで配列された端子を備えるハウジングと、前記FPCが前記ハウジングに挿入された状態で、前記FPCのほぼ幅方向に沿った軸を中心として回転されることにより、前記FPCを押圧して前記FPCの接続部と前記端子とを導通させつつ前記ハウジングに固定する加圧保持部材と、所定ピッチで配列する櫛歯状の先端がハウジングから加圧保持部材に向かって伸びるとともに、加圧保持部材をハウジング側に向けて付勢する上面保持具(支点保持部材)と、を有するコネクタにおいて、上面保持具とは別途独立した部材であって、ハウジングに所定ピッチで固定された接点がFPCの接点に接触して電気的に導通するターミナルとを有することを特徴とする。
このような構成とすると、コンタクトにおける接触部と支点保持部材とが別部材であり、電気的に絶縁し、例えば、支点保持部材に埃または汚れが付着して隣り合う支点保持部材同士がショートしても、接触部には影響が生じないため、FPC用コネクタの信頼性が向上する。
また本発明においては、上記構成に加えて、前記支点保持部材は、前記ハウジングへの付勢方向において薄い平板状の部材であり、しかも平板状の金属片を打ち抜くことで、連続ブランクとして一括形成され、一括してハウジングに圧入されることを特徴とする。
このような構成とすると、支点保持部材を形成するのに、平板状の素材材料を打ち抜きにより形成することができ、複数の支点保持部材をまとめて形成することができる。このため素材材料を効率良く使用することができる。しかも、まとめて形成した複数の支点保持部材(いわゆる櫛歯状となっている)を一括してハウジングに圧入して基部を切除すれば、各支点保持部材をハウジングに圧入する手間を大幅に省くことができるため、作業効率が向上する。
本発明によれば、接続信頼性が向上し、素材材料を効率よく使用し、作業効率が向上し、さらに製造コストを低減したFPC用コネクタとすることができる。
以下、この発明の実施形態を添付の図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態としてのFPC用コネクタ10の構成例を示す斜視図である。
FPC用コネクタ10は、その外観上、加圧保持部材に相当する加圧保持部材40、ハウジング20、固定部材98及びテール部60を有する。FPC用コネクタ10は、ハウジング20の受入空洞(図示せず)にFPC80を挿入させた状態で、加圧保持部材40を軸3Aを中心としてR方向に回転させることでFPC80を押圧して保持し、FPC80と電気的に導通させる構成となっている。
FPC用コネクタ10は、挿入されるFPC80における回路数(極数)に応じてその幅が適宜選択される構成となっており、ハウジング20に対して加圧保持部材40をR方向に沿って回転させることで開いた状態(図示の状態)から閉じた状態となる。FPC80は、前述のようないわゆるフラット形状のケーブル部材であり、そのケーブル部材上に所定ピッチで多数の導体が配列された構成となっている。また、この導体は、FPC80の両端部において表面(適宜、上面又は下面に配列される)に露出させることにより、接続部(図示せず)として機能させることができる。固定部材98は、図示しないプリント配線基板にハウジング20を固定する機能を有する。テール部60は薄い金属板を打ち抜いて形成され、後述するターミナル(図示せず)に連続した構成となっている。
図2は、図1に示すFPC用コネクタ10の一方の端部を拡大した構成例を示す斜視図である。
ハウジング20は、絶縁性のプラスチックを成型したハウジング本体内に、テール部60に連続するターミナルを収容した構成となっている。ハウジング20は、先端部分が挿入されたFPC80を押圧して保持し、そのターミナル部とFPC80の接続部とが接触し、ターミナルとFPC80とを電気的に導通させる。
加圧保持部材40の軸3Aにおける少なくとも一方の端部近傍には、軸部材3の一部として姿勢保持軸部材99が形成されている。この姿勢保持軸部材99は、加圧保持部材40の姿勢をハウジング20に対して開いた状態(図示の状態)に保持する機能を有する。この姿勢保持軸部材99は、加圧保持部材40の一方の端部に形成されていても良いし、両方の端部に形成されていても良い。この姿勢保持軸部材99の詳細については後述する。
固定部材98は、その先端に当接保持部98Aが形成されている。この当接保持部98Aは、例えばハウジング20に対して開いた状態の加圧保持部材40の側面40Sを付勢することで、加圧保持部材40を開いた状態のまま安定的に(いわゆるガタを生じず)保持する機能を有する。この機能は上述した姿勢保持機能に相当し、この姿勢保持機能に関しては後述する。
図3は、図2に示すFPC用コネクタ10をH方向から見た場合における側面図である。
FPC用コネクタ10は、図示の状態において加圧保持部材40がハウジング20に対して開いた状態を表している。上述のように加圧保持部材40は、軸3Aを中心としてR方向に沿って回転可能な構成となっており、例えばFPC用コネクタ10を単体で搬送する場合、図示のように加圧保持部材40が開いた状態となっている。
上述した姿勢保持軸部材99は、ハウジング20の一部(後述する第1接触面)及び固定部材98の一部(後述する第2接触面)が接触しており、軸3Aを中心として偶力を作用させ、加圧保持部材40を開いた状態で維持させる機能を有する。固定部材98は、主として加圧保持部材40及びハウジング20の側部に露出しており、上述した当接保持部98Aが先端に形成されている。
図4は、図2のFPC用コネクタ10をV1方向から見た場合における構成例を示す斜視図であり、図5は、図4に示す姿勢保持軸部材99をさらに拡大した詳細な構成例を示す斜視図である。なお姿勢保持軸部材99以外の詳細な構成については図示を省略している。
上記姿勢保持軸部材99は、図4に示すように外観上、加圧保持部材40の軸3Aにおいて端部近傍においてハウジング20の一部に接触する位置に設けられている。姿勢保持軸部材99は、図示の状態では、その一部が露出しており、残りの部分はハウジング20や加圧保持部材40によって隠されている。
姿勢保持軸部材99は、図5に示すように、その外観上、凸部99Aが形成されている。この凸部99Aは、軸3Aを中心としたほぼ半円柱形状の軸部材3の外周面においてその周面よりも突出した構成となっている。
姿勢保持軸部材99は、図示のように軸部材3の一部として形成されているため、加圧保持部材40の回転に連動してR方向に回転する。姿勢保持軸部材99が特に手前方向に回転すると、それに応じて姿勢保持軸部材99の凸部99Aがハウジング20の第1の接触面20Bに突き当たる構成となっている。
図6は、図5に示すFPC用コネクタ10のX−X’線における構成の一部を示す断面図である。図6では、特に姿勢保持軸部材99、固定部材98及びハウジング20の一部を拡大して詳細に図示しており、その他の構成に関しては原則として図示を省略している。
姿勢保持軸部材99は、加圧保持部材40の奥行き方向(紙面垂直方向)に所定の幅を有し、加圧保持部材40の軸3Aを包含する軸部材3の一部として形成されている。
姿勢保持軸部材99は、その軸3Aに沿ってほぼ平行な外周面において、少なくとも第1姿勢保持面99B及び第2姿勢保持面99Cが形成されている。第1姿勢保持面99Bには、ハウジング20の外周面の一部である第1接触面20Bに接触する第1の位置に形成されている。一方、第2姿勢保持面99Cは、固定部材98の一部を構成する第2接触面98Cに接触する第2の位置に形成されている。つまり姿勢保持軸部材99は、ハウジング20と固定部材98とにより挟み込まれており、加圧保持部材40の自立性を確保している。
第1姿勢保持面99B及び第2姿勢保持面99Cは、互いに姿勢保持軸部材99の周面において軸3Aを介してオフセットされた位置に形成されている。すなわち第1姿勢保持面99Bがハウジング20の第1接触面20Bからの第1の力F1を受け、第2姿勢保持面99Cが固定部材98の第2接触面98Cからの第2の力F2を受けた場合、これらの力F1,F2が軸3Aを挟んでオフセットな状態で姿勢保持軸部材99に作用するため、姿勢保持軸部材99が軸3Aを挟んでR1方向に付勢されることになる。
上述のように姿勢保持部材99は、加圧保持部材40に形成されているため、姿勢保持部材99に作用された軸3A周りの力は加圧保持部材40にも連動して同一方向に作用する。従って加圧保持部材40は、ハウジング20に対してR1方向、すなわち開く方向に力が付勢される。このような力が加圧保持部材40に作用すると、加圧保持部材40は、ハウジング20に対して開いた状態で自立性を確保することができる。この際、加圧保持部材40は、従来のような係合構造によりハウジング20に固定しなくても開いた状態を保持できるため、削りカスによる粉塵が生じにくく信頼性を向上することができる。
図7は、図2に示すFPC用コネクタ10をV3方向から見た場合の構成例を示す斜視図であり、図8は、図7に示すFPC用コネクタ10をV4方向から見た場合における背面構成の一部を示す部分背面図である。なお図7に示すFPC用コネクタ10においては、加圧保持部材40が開いた状態を表している。
上述のように加圧保持部材40の側部には固定部材98が露出している。この固定部材98の上部に位置する先端近傍には当接保持部98Aが形成されており、この当接保持部98Aが加圧保持部材40の側面40Sを弾性力F3により付勢している。つまり当接保持部98Aは、加圧保持部材40の回転方向であるR方向に垂直となる方向から付勢している。図8に示すように当接保持部98Aが加圧保持部材40に接触している加圧保持部材40の位置には凹部40Pが形成されている。この凹部40Pには接触した当接保持部98Aが嵌り込む構成となっている。
このように当接保持部98Aが加圧保持部材40の凹部40Pに嵌り込むことによって、ハウジング20に固定されている固定部材98によって加圧保持部材40がR方向に回転せず、自立性を確保するように構成されている。
図8は、図7に示すFPC用コネクタ10をV4方向から見た場合の構成例の一部を拡大して示した正面図である。
加圧保持部材40は、その側面40Sに凹部40Pが形成されている。この凹部40Pには、加圧保持部材40が開いた状態となると、当接保持部98Aが嵌り込むようになっている。すなわち当接保持部98Aは、加圧保持部材40の側面40Sにおいて加圧保持部材40が回転するR方向に対して垂直方向(つまり軸3Aに沿った方向)に力を作用させ、加圧保持部材40との接触によって加圧保持部材40が動かないように保持する構成となっている。なお加圧保持部材40には、このような凹部40Pが形成されておらず、その側面40Sに固定部材98の当接保持部98Aが接触して力を付勢するだけの形態であっても良い。
図9は、図4に示すFPC用コネクタ10のY−Y’線における断面構成例を示す断面図である。
加圧保持部材40には、上述した構成以外にも、加圧保持部材40の軸3Aに沿って少なくとも一部に回転支点部99Dが一体として形成されている。すなわち加圧保持部材40に力が作用して回転すると、回転支点部99Dが加圧保持部材40の回転に連動してR方向に回転する構成となっている。加圧保持部材40がR方向に沿ってハウジング20に対して閉じられると、加圧保持部材40に形成された加圧面49が、受入空洞23に挿入されたFPC80の上面を押圧して位置を固定する。
ハウジング20は、図示のように、上側壁21、中間壁93及び下側壁22を有する。上側壁21及び中間壁93によって上部空洞91が形成され、中間壁93及び下側壁22によって下部空洞92が形成されている。上部空洞91は、ハウジング20の後端27に形成された上部背面開口部27Aから連続する空間である。下部空洞92は、ハウジング20の後端27やや下部に形成された下部背面開口部27Bから連続する空間である。
これら上部空洞91及び下部空洞92内においては、それぞれ支点保持部材62及びターミナル65が互いにほぼ平行となるように配置されている。これら支点保持部材62及びターミナル65は、互いに独立した別部材として形成されている。
ここでターミナル65は、その製造時においては圧入される前に、平板状の金属片を打ち抜くことによって連続ブランクとして一括して形成される。すなわち打ち抜いた直後においては、多数のターミナル65が所定のピッチで配列した構成となっている。つまり、このようなターミナル65群は、1本1本のターミナル65がそれぞれ別体として独立しておらず、連続ブランクとして各ターミナル65が所定ピッチで配列して基部から延びた構成、いわゆる櫛歯状となっている。
そして、このような多数のターミナル65が基部によって一体となった櫛歯状のターミナル65群は、ハウジング20の下部背面開口部27Bに一括して圧入される。このようにすると、作業性が良好で製造コストを大幅に低減することができる。
つまりターミナル65は、このような圧入直後には(紙面)奥行き方向に沿って多数のコンタクト片が所定ピッチで配列しながらも基部によって結合された一体の構成となっている。このようにターミナル65は、例えば平板状の導電性金属を打ち抜くことによって各コンタクトを一体として形成可能であり、ハウジング20に一体的に圧入することができる。ハウジング20に圧入されたターミナル65群は基部が除去されることで、各ターミナル65がハウジング20内で独立し、互いに絶縁される。
同様に支点保持部材62についても、ターミナル65とほぼ同様な櫛歯型の形状を有し、例えば平板を打ち抜くことで一体成形することができる。なお支点保持部材62についても、ターミナル65と同様に、平板状の部材を打ち抜くことで連続ブランクとしての多数の支点保持部材62群として形成し、ハウジング20に圧入するようにしている。
上部空洞91内の上部には支点保持部材62が上側壁21に沿って直線的に配置しており、ハウジング20の正面側上部に形成された上部正面開口部27Cから延びて露出している。このように露出した支点保持部材62の先端の支点支持部62Aは、例えばS字型に湾曲した部分の先端を構成している。この支点支持部62Aは、加圧保持部材40の回転支点部99Dをその上方からハウジング20側に向けてB方向に付勢して支持している。従って加圧保持部材40は、ハウジング20に装着されると、ハウジング20に対して閉じる状態としたり開いた状態としても、ハウジング20から抜け落ちることは無い。
一方、ハウジング20の底部においては、その下部空洞92内の底部からターミナル65が底面に沿って受入空洞23に向けて延びた構成となっている。受入空洞23に延びたターミナル65は、その先端がL字型に屈曲した形状となっており、その屈曲した形状により突部を形成している接点65Aが受入空洞23内にて露出している。ターミナル65は、受入空洞23に挿入されたFPC80上の前述した接続部(図示せず)と接触することで、相互に電気的に導通が確保される。さらにターミナル65の後端は、テール部60としてFPC用コネクタ10が実装されるプリント配線基板上のパターンに表面実装(SMT)される。
以上のように、上記実施形態におけるFPC用コネクタ10においては、所定ピッチで接点が配列しているFPC80の先端が挿入される受入空洞23が形成されており、その受入空洞23内に所定ピッチで配列されたターミナル65(端子)を備えるハウジング20と、FPC80がハウジング20に挿入された状態で、FPC80のほぼ幅方向に沿った軸3Aを中心として回転されることにより、FPC80を押圧してFPC80の接続部と端子とを導通させつつハウジング20に固定する加圧保持部材40と、所定ピッチで配列する櫛歯状の先端がハウジング20から加圧保持部材40に向かって伸びるとともに、加圧保持部材40をハウジング20側に向けて付勢する上面保持具62(支点保持部材)と、上面保持具62とは別途独立した部材であって、ハウジング20に所定ピッチで固定された接点65AがFPC80の接点に接触して電気的に導通するターミナル65と、を有することを特徴とする。
このようなFPC用コネクタ10によれば、上面保持具62及びターミナル65は互いに独立した部材であるため、電気的に絶縁されている。そのため、例えば上面保持具62に埃又は汚れが付着して隣り合う上面保持具62同士がショートしても、ターミナル65には影響が生じないため、FPC用コネクタ10の信頼性が向上する。
上記実施形態におけるFPC用コネクタ10は、上記構成に加えて、支点保持部材62は、ハウジング20への付勢方向において薄い平板状の部材であり、しかも平板状の金属片を打ち抜くことで、連続ブランクとして一括形成され、一括してハウジング20に圧入される。
このような構成とすると、支点保持部材62を形成するのに、平板状の素材材料を打ち抜きにより形成することができ、複数の支点保持部材62をまとめて形成することができる。このため素材材料を効率良く使用し、製造コストを低減することができる。しかも、まとめて形成した複数の支点保持部材62(いわゆる櫛歯状となっている)を一括してハウジング20に圧入して基部を切除すれば、各支点保持部材62をハウジング20に圧入する手間を大幅に省くことができるため、作業効率が向上する。
上記実施形態は、以上のような構成に限られず、上述した各構成を適宜選択して組み合わせるなどその他にも様々な形態を採用することができる。
本発明の実施形態としてのFPC用コネクタの構成例を示す斜視図である。 図1に示すFPC用コネクタの一方の端部を拡大した構成例を示す斜視図で ある。 図2に示すFPC用コネクタをH方向から見た場合における側面図である。 図2のFPC用コネクタをV1方向から見た場合における構成例を示す斜視 図である。 図4に示す姿勢保持軸部材をさらに拡大した詳細な構成例を示す斜視図であ る。 図5に示すFPC用コネクタのX−X‘線における断面構成の一部を示す断 面図である。 図2に示すFPC用コネクタをV3方向から見た場合の構成例を示す斜視図 である。 図7に示すFPC用コネクタをV4方向から見た場合における背面構成の一 部を示す部分背面図である。 図1に示すFPC用コネクタのY−Y‘線における断面構成例を示す断面図 である。
3 軸部材
10 FPC用コネクタ
20 ハウジング
20B 第1接触面
23 受入空洞
40 加圧保持部材
62 支点保持部材(支点保持部材)
62A 支点支持部
65 ターミナル(端子)
65A 接点
80 FPC
98 固定部材
98A 当接保持部
98B 第2接触面
99 姿勢保持軸部材
99A 凸部
99B 第1姿勢保持面
99C 第2姿勢保持面

Claims (2)

  1. 所定ピッチで接点が配列しているFPCの先端が挿入される受入空洞が形成されており、前記受入空洞内に所定ピッチで配列された端子を備えるハウジングと、
    前記FPCが前記ハウジングに挿入された状態で、前記FPCのほぼ幅方向に沿った軸を中心として回転されることにより、前記FPCを押圧して前記FPCの接続部と前記端子とを導通させつつ前記ハウジングに固定する加圧保持部材と、
    所定ピッチで配列する櫛歯状の先端がハウジングから加圧保持部材に向かって伸びるとともに、加圧保持部材をハウジング側に向けて付勢する上面保持具(支点保持部材)と、
    を有するコネクタにおいて、
    上面保持具とは別途独立した部材であって、ハウジングに所定ピッチで固定された接点がFPCの接点に接触して電気的に導通するターミナルとを有する、
    ことを特徴とするFPC用コネクタ。
  2. 前記支点保持部材は、
    前記ハウジングへの付勢方向において薄い平板状の部材であって、
    平板状の金属片を打ち抜くことで連続ブランクとして一括形成され、
    一括してハウジングに圧入される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のFPC用コネクタ。
JP2011089654A 2011-04-14 2011-04-14 Fpc用コネクタ Expired - Fee Related JP5514148B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011089654A JP5514148B2 (ja) 2011-04-14 2011-04-14 Fpc用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011089654A JP5514148B2 (ja) 2011-04-14 2011-04-14 Fpc用コネクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008257253A Division JP5006297B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 Fpc用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011138797A true JP2011138797A (ja) 2011-07-14
JP5514148B2 JP5514148B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=44349975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011089654A Expired - Fee Related JP5514148B2 (ja) 2011-04-14 2011-04-14 Fpc用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5514148B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176400A1 (en) 2011-06-22 2012-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Specimen information acquisition apparatus and specimen information acquisition method

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004303693A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Smk Corp プリント配線基板用コネクタ
JP2005038701A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Taiko Denki Co Ltd 薄型コネクタ
JP3122093U (ja) * 2005-05-06 2006-06-01 鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 Fpc用電気コネクタ
JP2008186600A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Kyocera Elco Corp コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004303693A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Smk Corp プリント配線基板用コネクタ
JP2005038701A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Taiko Denki Co Ltd 薄型コネクタ
JP3122093U (ja) * 2005-05-06 2006-06-01 鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 Fpc用電気コネクタ
JP2008186600A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Kyocera Elco Corp コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176400A1 (en) 2011-06-22 2012-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Specimen information acquisition apparatus and specimen information acquisition method

Also Published As

Publication number Publication date
JP5514148B2 (ja) 2014-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8613631B2 (en) Electrical connector
JP2006228669A (ja) 電気コネクタの接続端子
JP6006356B2 (ja) コンタクト及び該コンタクトを使用するコネクタ
JP5322772B2 (ja) コネクタ
CN104425918A (zh) 电连接器
JP2009117182A (ja) 直付けコネクタ
JP2007287420A (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP2007323869A (ja) ケーブル用コネクタ
US10594084B2 (en) Electrical connector having an actuator structure
JP2008112682A (ja) カードエッジ型コネクタ
JP4195438B2 (ja) コネクタ
JP6570387B2 (ja) コネクタ
JP5514148B2 (ja) Fpc用コネクタ
JP2008235183A (ja) 電気コネクタ
JP4314106B2 (ja) メス端子
JP5006297B2 (ja) Fpc用コネクタ
JP2003007408A (ja) 電気コネクタ
JP2007123062A (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP5988651B2 (ja) 平型電線用コネクタ
JP4315331B2 (ja) 電気コネクタ
JP4073879B2 (ja) コネクタ
JP6059095B2 (ja) 端子金具及びその製造方法、及び該端子金具を使用したコネクタ
KR100502700B1 (ko) 전기 콘넥터
JP4873886B2 (ja) フレキシブル基板用コネクタ
JP4767762B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121217

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121220

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130122

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5514148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees