JP2011136606A - 樹脂製バックドアの補強構造 - Google Patents

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【課題】インナーパネルやアウターパネルの受ける力をバックドアの補強部材に伝え易くし、歪みや変形が生じ難くすると共に剛性の強い樹脂製のバックドア構造を提供する。
【解決手段】バックウインドーガラス用の窓枠部11を有する樹脂製インナーパネル1と、窓枠部11の上部から下部に亘って窓枠部11の両側面に配設した金属製のヒンジリインフォースメント2と、金属製ヒンジリインフォースメント2を介してインナーパネル上に高さ方向に間隔を有して対向配置する樹脂製のアッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5と、アッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5を介して窓枠部11上に重ねて配置するバックウインドーガラス6とからなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の樹脂製バックドアの補強構造に関する。
近年、車両用のドアとして樹脂製のものが種々上市されつつある。このような樹脂製のドアは、鋼板等により形成されたドアに比べて格段に軽量化を図ることが可能である。その反面、樹脂製のドアでは、鋼板等により形成されたドアに比べて剛性を確保することが難しい。
特許文献1は、樹脂製のアウターパネルとインナーパネルとによって中空状に形成されたバックドアのドアロック部を補強するドア構造を開示するが、このバックドアの強度を補強するために、アウターパネルとインナーパネルとの間に金属製補強部材を配設することも開示されている。
このように、バックドアの剛性補強のために、樹脂製のアウターパネルとインナーパネルとの間に金属製補強部材を配設することが知られている。このような、脂製のアウターパネル101と樹脂製のインナーパネル102とによって中空状に形成されたバックドア100の補強構造を図10〜図13を用いて説明する。
図10は車体を背面から見た図であり、バックドア110は、リアガラス105が組み込まれる窓枠部104を有しており、窓枠部104の上部に設けられたヒンジ(図示せず)によって、車体本体に対して回動自在に取り付けられている。図11はバックドア110のA−A断面、図12はバックドアのB−B断面、図13は、バックドアのC−C断面を表している。
バックドア110は、窓枠部を有するアウターパネル101の縁部とインナーパネル102の縁部とが接着剤120によって接合されて中空状に形成され、ヒンジリインフォースメント103が中空内に配設されている。
ヒンジリインフォースメント103は金属製材料から形成され、平面視で略L字形状を有しており、窓枠部104の上部から下部に亘ってアウターパネル101とインナーパネル102によって形成される中空内でインナーパネル102に沿って配設される。
また、ヒンジリインフォースメント103の断面形状は、窓枠部104の上部においては図11に示すように略W字形状であって、インナーパネル102にねじ等の機械的な固着121によって固定されている。
窓枠部104の側部においては、図12に示すように、ヒンジリインフォースメント103は、コ字形の断面形状を有しており、中空内部で車体内部に向けて凸状になるようにインナーパネル102に沿って配設されている。
窓枠部104の下部においては、図13に示すように、ヒンジリインフォースメント103は、M字形の断面形状を有しており、インナーパネル102にねじ等の機械的な固着手段121によって固定されている。
なお、アウターパネルについては、他の成形部品に比べて大きいので、大きな成形装置を必要とする。このため、アウターパネルをドア本体の窓枠部を車幅方向に亘って上下に分割し、車体上側のアッパー部と車体下側のロア部とに構成することが知られている(特許文献2)。
特開2006−298329号公報 特開2006−123865号公報
前述したように、インナーパネル及びアウターパネルを樹脂製に変更すると、バックドアの剛性が弱くなるので、アウターパネルとインナーパネルとの間に金属製のヒンジリインフォースメント103を配設することによって、樹脂製バックドアの剛性を確保することが提案されている。しかし、図12に示すように、リアガラスがはめ込まれた部分ではヒンジリインフォースメント103はアウターパネル101やインナーパネル102と連結されていないため、バックドアの開閉時にアウターパネルやインナーパネルに加わる力はヒンジリインフォースメント103に伝わり難く、バックドアの剛性補強は十分とはいえなかった。
加えて、ヒンジリインフォースメント103とアウターパネル101及び又はインナーパネル102との間に隙間があるため、ヒンジリインフォースメント103にアウターパネル101及び又はインナーパネル102に加わる力が伝わりにくく、バックドアの剛性が弱くなるという問題が生じていた。
また、バックドアの開閉に伴いインナーパネル及び/又はアウターパネルを変形させるような力が継続的に負荷されると、ヒンジリインフォースメントとインナーパネルとの間の相対位置にずれや歪みが生じたり、顕著な場合にはドアが変形したりすることも生じ易かった。
本発明は、アウターパネルの軽量化を図ると共に、歪みや変形が生じ難く、剛性の強い樹脂製のバックドア補強構造を提供することを目的とする。
本発明の樹脂製バックドアの補強構造は、バックウインドーガラス用の窓枠部を有する樹脂製インナーパネルと、底部と底部の両端に設けられた側壁と側壁の先端から外側に向けて延出するつばを備えた構造を有する金属製のヒンジリインフォースメントと、樹脂製のアッパーアウターパネルと、樹脂製のロアアウターパネルと、バックウインドーガラスとからなり、ヒンジリインフォースメントは、インナーパネルの窓枠部の両側面に配設され、アッパーアウターパネル及びロアアウターパネルは、ヒンジリインフォースメント上に間隔を有して対向配置され、バックウインドーガラスは、窓枠部に合わせてアッパーアウターパネル及びロアアウターパネル上に配置されており、バックウインドーガラスは、アッパーアウターパネル上又はロアアウターパネル上に重なる領域においてアウターパネル又はロアアウターパネルと固着され、アウターパネル上又はロアアウターパネル上に重ならない領域ではつばを介して上記インナーパネルに固着されている。
すなわち、アッパーアウターパネル及びロアアウターパネルはヒンジリインフォースメントのつばを介してインナーパネルに固着される。バックウインドーガラスは、(1)アッパーアウターパネル上又はロアアウターパネル上に重なる領域において、アウターパネル又はロアアウターパネルと固着され、(2)アッパーアウターパネル上又はロアアウターパネル上に重ならない領域において、ヒンジリインフォースメントのつばを介してインナーパネルに固着される。
アッパーアウターパネル及びロアアウターパネルがヒンジリインフォースメントのつばを介してインナーパネルに固着された構造とすることで、アウターパネルが受ける力をヒンジリインフォースメントに伝え易くすることができ、バックドア、特にアウターパネルの変形や歪みを防止することが可能になる。
さらに、バックウインドーガラスが、(1)アッパーアウターパネル上又はロアアウターパネル上に重なる領域において、アウターパネル又はロアアウターパネルと固着され、(2)アッパーアウターパネル上又はロアアウターパネル上に重ならない領域において、ヒンジリインフォースメントのつばを介してインナーパネルに固着された構造とすることで、これまで剛性補強にあまり寄与していなかったバックドアガラスをバックドアの剛性補強に活用することができ、ヒンジリインフォースメント以外に補強材を増やすことなく、樹脂製バックドアの補強をすることが可能になる。
なお、本構造のヒンジリインフォースメントの底部は、インナーパネルに固着されていることが好適である。このような構成とすることで、ヒンジリインフォースメントとインナーパネルとの間に隙間が生じることを防止でき、ヒンジリインフォースメントにインナーパネルの受ける力を伝えることができ、バックドアの剛性を向上させることができる。
本発明によれば、樹脂により形成されたアウターパネル及び/又はインナーパネルに加わる力を剛性補強体であるヒンジリインフォースメント及びバックドアガラスに伝えることができるので、バックドアの剛性を向上させることができ、またバックドアの変形や歪みを防止することが可能になる。
本発明の実施形態1及び実施形態2に係る樹脂製バックドアの配設構造の概略を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態1及び実施形態2に係るヒンジリインフォースメントの概略斜視図である。 本発明の実施形態1及び実施形態2に係るバックドアの背面図である。 図3に示すA−Aの断面図である。 図3に示すC−Cの断面図である。 図3に示すB−Bの断面図である。 本発明の実施形態2に係る図3のA−A断面図である。 本発明の実施形態2に係る図3のB−B断面図である。 本発明の実施形態2に係る図3のC−C断面図である。 従来の樹脂製ドアのバックドアの背面図である。 図10に示すA−A断面図である。 図10に示すB−B断面図である。 図10に示すC−C断面図である。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施形態1]
本実施形態1では、図1〜図6を参照して、車両用バックドアの配設構造に本発明の具体例をついて説明する。
本実施形態1に係る樹脂製バックドア補強の構造は、図1に示すようにバックウインドーガラス用の窓枠部11を有する樹脂製インナーパネル1と、窓枠部11の上部から下部に亘って窓枠部11の両側面に配設された金属製のヒンジリインフォースメント2と、金属製ヒンジリインフォースメント2を介してインナーパネル1上に高さ方向に間隔を有して対向配置される樹脂製のアッパーアウターパネル4と、樹脂製のロアアウターパネル5と、アッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5を介して窓枠部11に重ねて配置されるバックウインドーガラス6とからなる。
インナーパネル1は、バックウインドーガラス6が組み込まれる位置に窓枠部11を有し、バックドアの内表面全体を覆う一つの連続したガラス繊維等のフィラーを含有しない樹脂成形体により形成されている。なお、バックドアの内部となる背面側には図示しない種々のリブ構造が設けられている。
インナーパネル1の窓枠部11には、窓枠部11の高さ方向の上部から下部に亘って窓枠部11の車幅方向の両側に、ヒンジリインフォースメント2が配置される。
ヒンジリインフォースメント2は金属製であり、図2に示すように、屈曲部21と、屈曲部21の一端側に設けられたヒンジ接合部22と、他端側に設けられた延長部23とからなり、平面視で略L字形を呈している。ヒンジ接合部22は、窓枠部11の上端に配設され、バックドアの上端がヒンジ(図示せず)によって車体に回動自在に取り付けられて、ドアの開閉が行われる。
ヒンジリインフォースメント2のヒンジ接合部22の断面は、底部24と、底部24の両端に設けられた側壁25と、両側壁の底部24側とは反対側の先端部から外側に向けて延出するつば3とを備えている(図3〜5参照)。底部24から立ち上る側壁25は先端部に向かうほど外側に開いて、先端部に向かうほど相対するお互いの側壁から離れている。したがって底部24と側壁25とにより、ヒンジリインフォースメント2は略U字を形成する(図6参照)。また、底部24は、インナーパネル1の形状に合わせて形態が形成されるため、中央部を凹ませ、略W字形としてもよい(図4及び5参照)。つば3は、側壁25の先端部からさらに外側に向けて延設された側壁25のフランジである。ヒンジリインフォースメント2の底部24と側壁25の断面形状を略U字又は略W字形とすることで十分な剛性を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
ヒンジリインフォースメント2の延長部23は、窓枠部11の側部に配設される領域(図3〜図5中ではB−Bで示す位置に該当する領域、以下、中間領域という)と窓枠部11の下部に配設される延長部23の先端側(図3〜図5中でC−Cで示す位置に該当する領域、以下、先端領域という)とで断面形状が異なっている。
中間領域では、つば3を含めない状態で断面形状はU字に形成されており、先端領域では、つば3を含めない状態で断面形状はW字形に形成されている。
ヒンジ接合部22又は延長部23の長さや側断面形状は、アッパーアウターパネル4、ロアアウターパネル5及びインナーパネル1の形状やバックドア各部の形状や重量バランス、強度を考慮して設計されるものであり、本実施形態のヒンジリインフォースメントの長さや断面形状に限定されるものではなく、適宜変更されていてもよい。図3では、延長部23の先端はバックドアに取り付けられた状態で、ロアアウターパネル5の中間位置付近が終端となっている。
アッパーアウターパネル4、ロアアウターパネル5は、ガラス繊維等のフィラーを含有しない樹脂の成型体で、例えばポリプロピレン系樹脂等から成形型を用いて成形されていてもよい。アッパーアウターパネル4とロアアウターパネル5は、インナーパネル1の窓枠部11部分でアウターパネルがほぼ二分割にされた形状をしている(図1参照)。
アッパーアウターパネル4は、アッパーアウターパネル本体41とアッパーアウターパネル延設部42とからなり、ロアアウターパネル5はロアアウターパネル本体51とロアアウターパネル延設部52とから構成されている。しかしながら、アッパーアウターパネル延設部42とロアアウターパネル延設部52のそれぞれの長さを合計した長さは、窓枠部11の高さ方向の長さより短く構成されている。
図3に示すように、アッパーアウターパネル4は窓枠部11の上端おいて、ヒンジリインフォースメント2(点線で示す)上にアッパーアウターパネル本体41を揃えて配設される。一方、ロアアウターパネル5は、アッパーアウターパネル延設部42とロアアウターパネル延設部52とが対向し、かつ間隔hを有するようにヒンジリインフォースメント2を介してインナーパネル1上に配設される。すなわち、ヒンジリインフォースメント2上で、アッパーアウターパネル4とロアアウターパネル5は間隔hをおいて配置されることになる。
さらに言い換えれば、ヒンジリインフォースメント2の延長部2上には、アッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5が存在しない領域がある。
バックウインドーガラス6は、窓枠部11に沿ってアッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5上に配設される(図1参照)。
図4は図3のA−A断面、図5は図3のC−C断面、図6は図3のB−B断面を示す。
図4及び図5に示すように、窓枠部11の上端及び下端において、ヒンジリインフォースメント2のつば3は、アッパーアウターパネル4又はロアアウターパネル5とインナーパネル1の間に挟入配設され、それぞれに固着される。
窓枠部11の上端及び下端においては、バックウインドーガラス6とアッパーアウターパネル4又はロアアウターパネル5とが重なる領域が存在する。この領域では、固着手段によって、インナーパネル1、つば3及びバックウインドーガラス6がお互いに固着されている。
固着手段は、ビス等の締結具、接着剤、溶着など、各種の接合手段を用いることが可能であるが、作業性の観点からは接着剤が好ましく、たとえばウレタン系の接着剤を挙げることができる。本実施形態においては、つば3の両面に接着剤7が塗布されて、アッパーアウターパネル4及びインナーパネル1と固着している。
なお、図5に示すように、窓枠部11の下端において、ヒンジリインフォースメント2の一方のつば3は、アッパーアウターパネル4とロアアウターパネル5に挟入されておらず、インナーパネル1に設けられた取付部12にねじ止めされている。
また、ヒンジリインフォースメント2とインナーパネル1との間には隙間がないようにすることが好ましい。
アッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5が存在しない領域、すなわち、図2のB−B断面においては、図6に示すように、ヒンジリインフォースメント2のつば3は、バックウインドーガラス6とインナーパネル1の間に配設され、それぞれに固着される。固着手段は、ビス等の締結具、接着剤、溶着など、各種の接合手段を用いることが可能であるが、作業性の観点からは接着剤が好ましく、たとえばウレタン系の接着剤を挙げることができる。
なお、窓枠部11の側方におけるヒンジリインフォースメント2の延長部23に対応する位置には、延長部23を嵌合する連続した凹部が設けられていてもよい。
以上述べたように、ヒンジリインフォースメントに設けられたつばをアッパーアウターパネル又はロアアウターパネルとインナーパネルに挟入し、さらにアッパーアウターパネル及びロアアウターパネルが存在しない領域を設け、ここでつばをインナーパネルとバックウインドーガラスに挟入して固着する構造とすることで、ドアの開閉時等にアウターパネルの受ける力がヒンジリインフォースメント及びバックウインドーガラスに伝わりやすくなる。インナーパネル及びアウターパネルが樹脂製であるため、ドアの開閉時にバックドアには歪みやねじれの力が生じやすいが、これらの力をヒンジリインフォースメント及びバックウインドーガラスに伝えることにより、アウターパネルやインナーパネルの変形や歪みを防止することが可能になる。
[実施形態2]
図7〜図9は本発明の実施形態2に係るバックドアの補強構造を示すものである。図7は図3のA−A断面、図8はB−B断面、図9C−C断面にそれぞれ相当する断面図である。本実施形態2に係るバックドアの補強構造は、バックウインドーガラス用の窓枠部11を有する樹脂製インナーパネル1と、窓枠部11の上部から下部に亘って窓枠部11の両側面に配設された金属製のヒンジリインフォースメント2と、ヒンジリインフォースメント2を介してインナーパネル1上に高さ方向に間隔を有して対向配置される樹脂製のアッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5と、アッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5を介して窓枠部11上に重ねて配置されるバックウインドーガラス6とからなり、ヒンジリインフォースメント2は底部24と底部24の両端に設けられた側壁25と、側壁25の先端から外側に向けて延出するつば3を備えた構造を有し、アッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5がインナーパネル1と重なる領域ではインナーパネル1とアッパーアウターパネル4又はロアアウターパネル5につばが挟入されてそれぞれに固着されている。インナーパネル1上でアッパーアウターパネル4及びロアアウターパネル5が隔離された領域では、インナーパネル1とバックウインドーガラス6につばが挟入されてそれぞれに固着されている。そして、さらにヒンジリインフォースメントの底部24はインナーパネル1に固着されている。
実施形態1と異なる点は、実施形態2では、ヒンジリインフォースメント2の底部24がインナーパネル1に固着されているところである。
ヒンジリインフォースメント2の底部24は、接着手段により、インナーパネル1に固着されている。
ヒンジリインフォースメント2のインナーパネル1への固着は、ねじ等の機械的な固着手段、接着剤、溶着等を用いて行うことができるが、作業性の観点からは、接着剤、たとえばウレタン系の接着剤を用いるほうが効率的である。本実施形態においては、つば3の片面に接着剤が塗布されて、インナーパネル1と固着している。
ヒンジリインフォースメント2をインナーパネル1に固着することで、ヒンジリインフォースメントにインナーパネルの受ける力をヒンジリインフォースメントに伝えることが可能となり、バックドアの剛性をさらに強化することができる。
1 インナーパネル
2 ヒンジリインフォースメント
3 つば
4 アッパーアウターパネル
5 ロアアウターパネル
6 バックウインドーガラス
7接着剤
11 窓枠部
12 取付部
21 屈曲部
22 ヒンジ接合部
23 延長部
24 底部
25 側壁
41 アッパーアウターパネル本体
42 アッパーアウターパネル延設部
51 ロアアウターパネル本体
52 ロアアウターパネル延設部

Claims (3)

  1. バックウインドーガラス用の窓枠部を有する樹脂製インナーパネルと、底部と該底部の両端に設けられた側壁と該側壁の先端から外側に向けて延出するつばを備えた構造を有する金属製のヒンジリインフォースメントと、樹脂製のアッパーアウターパネルと、樹脂製のロアアウターパネルと、バックウインドーガラスとからなり、
    上記ヒンジリインフォースメントは、上記インナーパネルの窓枠部の両側面に配設され、
    上記アッパーアウターパネル及び上記ロアアウターパネルは、上記ヒンジリインフォースメント上に間隔を有して対向配置され、
    上記バックウインドーガラスは、上記窓枠部に合わせて上記アッパーアウターパネル及び上記ロアアウターパネル上に配置されており、
    上記アッパーアウターパネル及びロアアウターパネルは、上記つばを介して上記インナーパネルに固着され、
    上記バックウインドーガラスは、上記アッパーアウターパネル上又は上記ロアアウターパネル上に重なる領域においてアウターパネル又はロアアウターパネルと固着され、アウターパネル上又はロアアウターパネル上に重ならない領域では上記つばを介して上記インナーパネルに固着されている、バックドアの補強構造。
  2. 前記底部が前記インナーパネルに固着されている、請求項1記載のバックドアの補強構造。
  3. 前記つばが、前記アウターパネル及び前記インナーパネルと接着剤で固着されている、請求項1又は2に記載のバックドアの補強構造。
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