JP6226335B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、中空断面が長手方向に連続するピラーを有する車体構造に関するものである。
車両の各部には、車体の剛性を維持するために中空断面のピラーが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車体構造は、車両側部のセンターピラーが、ピラーインナとピラーアウタの側縁部同士を接合することにより、長手方向に連続する中空断面形状に形成されている。そして、ピラーアウタの長手方向の一部には、ハーネス取付孔が形成され、そのハーネス取付孔に、ドアロック機構やパワーウィンドウを操作するためのハーネスが挿通されている。
特許第5131065号公報
しかし、特許文献1に記載の車体構造においては、ピラーアウタの長手方向の一部にハーネス取付孔が形成されるため、そのハーネス取付孔の開口面積が大きくなると、ピラー(センターピラー)の長手方向の曲げ剛性や捻じれ剛性が低下することが懸念される。
そこでこの発明は、ピラーの長手方向の一部に開口部領域を設けつつも、ピラーの長手方向の曲げ剛性と捻じれ剛性を高く維持することができる車体構造を提供しようとするものである。
この発明に係る車体構造は、上記課題を解決するために、車体内外方向と交差する方向に延在し、中空断面が長手方向に連続するピラー(例えば、実施形態のピラー25)を有し、前記ピラーが、ピラーインナ(例えば、実施形態のピラーインナ部22)とピラーアウタ(例えば、実施形態のピラーアウタ24)の側縁部同士を接合して構成されている車体構造において、前記ピラーインナと前記ピラーアウタの少なくとも一側の側縁部は、相互に接合される接合部領域(例えば、実施形態の第1接合部領域A1、及び、第2接合部領域A2)と、相互に離間して開口する開口部領域(例えば、実施形態の開口部領域A3)と、を備え、前記接合部領域は、前記開口部領域の長手方向一方に隣接する第1接合部領域(例えば、実施形態の第1接合部領域A1)と、前記開口部領域の長手方向の他方に隣接する第2接合部領域(例えば、実施形態の第2接合部領域A2)と、を有し、前記ピラーインナと前記ピラーアウタの少なくとも一方には、車体内外方向と交差する方向に延在し、前記開口部領域を、前記第1接合部領域と前記第2接合部領域の少なくともいずれか一方と連結するバイパス連結壁(例えば、実施形態のバイパス連結壁32)が延設され、前記バイパス連結壁は、前記開口部領域に接続される第1補強壁部(例えば、実施形態の第1補強壁部30)と、前記第1補強壁部と前記ピラーの長手方向に離間した位置で、前記第1接合部領域と前記第2接合部領域の少なくともいずれか一方に接合される第2補強壁部(例えば、実施形態の第2補強壁部31)と、前記ピラーから離間した位置で前記第1補強壁部と前記第2補強壁部を連結する連結壁部(例えば、実施形態の右側辺21R)と、を有し、前記ピラーインナと前記ピラーアウタの側縁部には、相互に対向する側部フランジ(例えば、実施形態の側部フランジ22Rf,24Rf)が長手方向に連続して形成され、前記開口部領域は、前記ピラーインナ側の側部フランジと前記ピラーアウタ側の側部フランジが互いに離反する方向に湾曲して形成され、前記第1補強壁部は、前記ピラーの横断面方向において、車体内外方向に屈曲する第1屈曲部を介して前記開口部領域の前記側部フランジに接続され、さらに前記開口部領域の前記側部フランジと前記ピラーの本体部の間に設けられた、車体内外方向に屈曲する第2屈曲部を介して前記ピラーの本体部に接続されるようにした。
この構成により、ピラーインナとピラーアウタの側縁部のうちの開口部領域は、バイパス連結壁を介して剛性の高い第1接合部領域と第2接合部領域の少なくともいずれか一方に連結される。この結果、ピラーインナとピラーアウタが接合されずに離間している開口部領域の剛性がバイパス連結壁を介して補強される。したがって、ピラーの開口部領域付近に作用する力は、バイパス連結壁を介して第1接合部領域と第2接合部領域の少なくともいずれか一方によって受け止められるようになる。
また、この場合、ピラーの開口部領域付近に作用する力は、第1補強壁部と連結壁部と第2補強壁部を介して第1接合部領域と第2接合部領域の少なくともいずれか一方によって受け止められるようになる。
さらに、この場合、ピラーインナとピラーアウタの側縁部の側部フランジが開口部領域で湾曲しつつも連続しているため、側部フランジの板厚方向の曲げ剛性が高まるとともに、側部フランジの幅方向の曲げ剛性も高まる。
前記第1補強壁部の一端は、前記開口部領域に接続されるとともに、前記第1接合部領域と前記第2接合部領域とに跨って接合されるようにしても良い。
この場合、第1接合部領域と第2接合部領域の一部が第1補強壁部の一端部を経由して接合されるため、ピラーの長手方向の曲げ剛性や捻じれ剛性がより高められる。
前記ピラーの前記開口部領域は、車両の機能部品(例えば、実施形態のランプ18,カメラ19,オープンスイッチ20)に接続される線状部材(例えば、実施形態の配線ケーブル8)の挿通孔として用いられ、前記機能部品と前記開口部領域とは、前記ピラーの長手方向における略同一位置に配置されるようにしても良い。
この場合、線状部材がピラーの開口部領域に挿通されて、その開口部領域と長手方向で略同一位置に配置されている機能部品に接続されることになるため、線状部材の長さを充分に短くして線状部材の配策を簡素化することができる。
前記ピラーには、ドアを開閉可能に支持するためのヒンジ部材(例えば、実施形態のヒンジ部材26)が長手方向に離間して複数設けられ、前記ピラーの前記開口部領域は、長手方向で隣り合う二つの前記ヒンジ部材の設置位置の略中央位置に配置されるようにしても良い。
ドア重量を支える二つのヒンジ部材の設置位置から最も離間した位置に、ピラーの開口部領域が配置されることになるため、ヒンジ部材に入力されるドアの荷重が、ピラーの剛性上有利な部分で支持される。このため、ドアが安定してピラーに支持されることになる。
この発明によれば、ピラーの側縁部の開口部領域の剛性がバイパス連結壁を介して補強されるため、ピラーの長手方向の一部に開口部領域を設けつつも、ピラーの長手方向の曲げ剛性と捻じれ剛性を高く維持することができる。
この発明の一実施形態に係る車両のテールゲートの正面図である。 この発明の一実施形態に係るテールゲートの図1のII−II断面に対応する断面図である。 図2のIII部を拡大して示した図である。 この発明の一実施形態に係るテールゲートの図1のIV−IV断面に対応する断面図である。 図4のV部を拡大して示した図である。 この発明の一実施形態に係るテールゲートフレームの正面図である。 図6のVII部を拡大して示した図である。 この発明の一実施形態に係るテールゲートフレームの図6のVIII矢視に対応する斜視図である。 この発明の一実施形態に係るテールゲートフレームの図6のIX矢視に対応する斜視図である。 この発明の一実施形態に係るテールゲートフレームの図9のX−X断面に対応する断面図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、特別に断らない限り、上下と前後については車体に対しての上下と前後を意味するものとする。
図1は、実施形態に係る車両のテールゲート1を示す図である。この実施形態に係る車両は、車体の後部に跳ね上げ回動可能なテールゲート1を備えたワゴンタイプの車両である。テールゲート1は、テールゲート本体2にドア開口部3が設けられ、そのドア開口部3に横開きに開閉可能なドア4が取り付けられている。ドア4は、テールゲート本体2の幅の約3分の2の幅寸法を有し、車幅方向の内側の側端部をヒンジ中心として車外側に開閉可能とされている。なお、図1中の符号5は、ドア4の開閉ノブであり、符号6,7は、ドア4とテールゲート本体2の上部領域に設けられた窓である。
図2は、図1のII−II断面に対応するテールゲート1の断面を示す図であり、図4は、図1のIV−IV断面に対応するテールゲート1の断面を示す図である。また、図3,図5は、それぞれ図2のIII部を拡大して示した図と、図4のV部を拡大して示した図である。
図2〜図5に示すように、テールゲート本体2は、枠状の金属製のテールゲートフレーム10と、テールゲートフレーム10の車体外側面に取り付けられるスキンユニット11と、テールゲートフレーム10の車体内側面に取り付けられるライニング12と、を備えている。また、ドア4は、金属製のドアフレーム13と、ドアフレーム13の車体外側面に取り付けられるスキンユニット14と、ドアフレーム13の車体内側面に取り付けられるライニング15と、を備えている。
ドア4とテールゲート本体2のスキンユニット14,11の下から約3分の1の高さ位置には、テールゲート1を跳ね上げ回動させるときに手を掛けるための把持部16が下向きに凹状になって設けられている。スキンユニット14,11の把持部16の下方位置には、ライセンスプレートを取り付けるためのプレート設置部17が設けられている。把持部16のドア4側の凹部内には、ライセンスプレートを照射するための一対のランプ18と車体の後下方を撮像するためのカメラ19が設置されており、把持部16のテールゲート本体2側の凹部内には、テールゲート1のロック機構を解除するためのオープンスイッチ20が設置されている。
この実施形態においては、ランプ18,カメラ19,オープンスイッチ20等が線状部材である配線ケーブル8に接続される機能部品を構成している。
図6は、テールゲートフレーム10を正面(車外側から)から見た図である。図7は、図6のVII部を拡大して示した図であり、図8,図9は、図6のVIII矢視図とIX矢視図である。また、図10は、図9のX−X断面に対応する断面を示す図である。
テールゲートフレーム10は、略矩形状の外枠部21と外枠部21内を左右に仕切るピラーインナ部22(ピラーインナ)とを有するフレーム本体23と、フレーム本体23のインナーピラー部22の車外側に接合されるピラーアウタ24と、を備えている。ピラーインナ部22とピラーアウタ24は、左右の側縁部同士が相互に接合されて中空断面が上下方向に連続するピラー25を構成している。ピラー25は、テールゲートフレーム10の外枠部21の上辺部と下辺部を連結して、外枠部21を補強する。また、ピラー25(ピラーアウタ24)の車外側面には、ドア4を開閉自在に支持するための一対のヒンジ部材26が取り付けられている。
フレーム本体23のピラーインナ部22の左右の側縁部と、ピラーアウタ24の左右の側縁部には、車体前後方向で相互に対向する側部フランジ22Lf,22Rfと側部フランジ24Lf,24Rfが長手方向に連続して形成されている。ピラーインナ部22とピラーアウタ24の各左側の側部フランジ22Lf,24Lfは、長手方向のほぼ全域で相互に接合されている。
これに対し、ピラーインナ部22とピラーアウタ24の各右側の側部フランジ22Rf,24Rfは、上部側の第1接合領域A1と下部側の第2接合領域A2で相互に接合され、第1接合領域A1と第2接合領域A2の間に設けられた開口部領域A3で相互に離間している。第1接合領域A1と第2接合領域A2と開口部領域A3とは長手方向から見て重ねるように配置されている。また、開口部領域A3は、ピラーインナ部22側の側部フランジ22Rfとピラーアウタ24側の側部フランジ24Rfが互いに離反する方向に湾曲して形成されている。
開口部領域A3は、ピラー25の下から約3分の1の高さ位置に設けられている。この開口部領域A3には、オープンスイッチ20やランプ18,カメラ19等の機能部品に接続される配線ケーブル8が挿通される。なお、開口部領域A3に対向するピラーアウタ24の左側の側壁には、配線ケーブル8をピラー25内からドア4側に引き出すための開口27が設けられている。
また、ピラーインナ部22の開口部領域A3の側部フランジ22Rfには、当該側部フランジ22Rfから右側方に略水平に延出して外枠部21の右側辺21Rに接続される第1補強壁部30が設けられている。また、ピラーインナ部22の上部側の第1接合領域A1と下部側の第2接合領域A2の側部フランジ22Rfには、当該側部フランジ22Rfから右側方に略水平に延出して外枠部21の右側辺21Rに接続される第2補強壁部31が設けられている。この実施形態の場合、下部側の第2補強壁部31は、外枠部21の下辺によって構成されている。また、この実施形態においては、外枠部21の右側辺21Rは、第1補強壁部30と第2補強壁部31を連結する連結壁部を構成している。
ピラー25の右側の開口部領域A3は、ピラーインナ部22から側方に延出する第1補強壁部30と、外枠部21の右側辺21Rと、第2補強壁部31を介して第1接合領域A1と第2接合領域A2とに連結されている。この実施形態において、第1補強壁部30と右側辺21Rと第2補強壁部31とがバイパス連結壁32を構成している。
また、第1補強壁部30の一端部は、ピラー25の右側の開口部領域A3に接続されるとともに、開口部領域A3の上下の第1接合部領域A1と第2接合部領域A2にも跨って接続されている。
また、ピラー25の右側の開口部領域A3と、それに接続される第1補強壁部30は、
ランプ18やカメラ19,オープンスイッチ20等の機能部品の設置位置と略同一高さ位置に設けられている。さらに、開口部領域A3と第1補強壁部30の配置される高さ位置は、ピラー25に取り付けられる上下のヒンジ部材26の設置位置の略中間位置となっている。
以上のように、この実施形態に係る車体構造においては、ピラー25の右側縁の開口部領域A3が、バイパス連結壁32を介して剛性の高い第1接合部領域A1と第2接合部領域A2に連結されているため、ピラーインナ部22とピラーアウタ24が接合されずに離間している開口部領域A3の剛性がバイパス連結壁32を介して強固に補強される。したがって、この車体構造においては、ピラー25の長手方向の一部に開口部領域A3が設けられているにも拘わらず、ピラー25の長手方向の曲げ剛性と捻じれ剛性を充分に高く維持することができる。このため、開口部領域A3に挿通させる配線ケーブル8等の線状部材の外径が大きい場合にも、ピラー25の剛性低下を招くことがない。
また、この実施形態に係る車体構造においては、ピラー25の開口部領域A3に接続される第1補強壁部30と、第1補強壁部30とピラー25の長手方向に離間した位置で第1接合部領域A1と第2接合部領域A2に接合される第2補強壁部31と、ピラー25から離間した位置で第1補強壁部30と第2補強壁部31を連結する外枠部21の右側辺21R(連結壁部)とによってバイパス連結壁32が構成されている。このため、ピラー25の開口部領域A3付近に作用する力を、第1補強壁部30と、外枠部21の右側辺21Rと、第2補強壁部31を介して第1接合部領域A1と第2接合部領域A2とに強固に支持させることができる。
なお、この実施形態においては、第2補強壁部31を第1補強壁部30の上下それぞれ設け、ピラー25の開口部領域A3付近に作用する力を第1接合部領域A1と第2接合部領域A2の両方に支持させるようにしているが、第2補強壁部31は第1補強壁部30の上下の片側のみに設けるようにしても良い。
また、この実施形態に係る車体構造では、第1補強壁部30の一端部が、開口部領域A3に接続されるとともに、第1接合部領域A1と第2接合部領域A2とに跨って接合されている。この構造を採用することにより、第1接合部領域A1と第2接合部領域A2の一部が第1補強壁部30の一端部を経由して接合され、ピラー25の長手方向の曲げ剛性や捻じれ剛性がより高められる。
さらに、この実施形態に係る車体構造においては、ピラーインナ部22とピラーアウタ24の側縁部に、相互に対向する側部フランジ22Rf,24Rfが長手方向に連続して形成され、開口部領域A3が、ピラーインナ部22側の側部フランジ22Rfとピラーアウタ24側の側部フランジ24Rfが互いに離反する方向に湾曲して形成されている。このため、ピラー25の側縁部の板厚方向の曲げ剛性と幅方向の曲げ剛性を側部フランジ22Rf,24Rfによってともに高めることができる。
また、この実施形態に係る車体構造では、ピラー25の右側の開口部領域A3が、ランプ18やカメラ19,オープンスイッチ20等の機能部品の設置位置と略同一高さ位置に設けられているため、ランプ18やカメラ19,オープンスイッチ20等の配線ケーブル8を開口部領域A3に挿通させて配線するときに、配線ケーブル8の長さを充分に短くして配線を簡素化することができる。なお、この実施形態では、ランプ18やカメラ19,オープンスイッチ20等の配線ケーブル8が開口部領域A3に挿通されるようになっているが、開口部領域A3には、テールゲートのロック解除ケーブル等のメカケーブルを挿通させるようにしても良い。
また、この実施形態に係る車体構造においては、ピラー25の開口部領域A3が、二つのヒンジ部材26の設置位置の略中間位置に配置されているため、ピラー25の開口部領域A3がドア重量を支持する二つのヒンジ部材26の設置位置から最も離間した位置となる。このため、ヒンジ部材26に入力されるドア4の荷重を、ピラー25の剛性上有利な部分で安定して支持することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
8…配線ケーブル(線状部材)
18…ランプ(機能部品)
19…カメラ(機能部品)
20…オープンスイッチ(機能部品)
21R…右側辺(連結壁)
22…ピラーインナ部(ピラーインナ)
22Rf…側部フランジ
24…ピラーアウタ
24Rf…側部フランジ
25ピラー…
26…ヒンジ部材
30…第1補強壁部
31…第2補強壁部
32…バイパス連結壁

Claims (4)

  1. 車体内外方向と交差する方向に延在し、中空断面が長手方向に連続するピラーを有し、
    前記ピラーが、ピラーインナとピラーアウタの側縁部同士を接合して構成されている車体構造において、
    前記ピラーインナと前記ピラーアウタの少なくとも一側の側縁部は、相互に接合される接合部領域と、相互に離間して開口する開口部領域と、を備え、
    前記接合部領域は、前記開口部領域の長手方向一方に隣接する第1接合部領域と、前記開口部領域の長手方向の他方に隣接する第2接合部領域と、を有し、
    前記ピラーインナと前記ピラーアウタの少なくとも一方には、車体内外方向と交差する方向に延在し、前記開口部領域を、前記第1接合部領域と前記第2接合部領域の少なくともいずれか一方と連結するバイパス連結壁が延設され、
    前記バイパス連結壁は、
    前記開口部領域に接続される第1補強壁部と、
    前記第1補強壁部と前記ピラーの長手方向に離間した位置で、前記第1接合部領域と前記第2接合部領域の少なくともいずれか一方に接合される第2補強壁部と、
    前記ピラーから離間した位置で前記第1補強壁部と前記第2補強壁部を連結する連結壁部と、を有し、
    前記ピラーインナと前記ピラーアウタの側縁部には、相互に対向する側部フランジが長手方向に連続して形成され、
    前記開口部領域は、前記ピラーインナ側の側部フランジと前記ピラーアウタ側の側部フランジが互いに離反する方向に湾曲して形成され、
    前記第1補強壁部は、前記ピラーの横断面方向において、車体内外方向に屈曲する第1屈曲部を介して前記開口部領域の前記側部フランジに接続され、さらに前記開口部領域の前記側部フランジと前記ピラーの本体部の間に設けられた、車体内外方向に屈曲する第2屈曲部を介して前記ピラーの本体部に接続されていることを特徴とする車体構造。
  2. 前記第1補強壁部の一端は、前記開口部領域に接続されるとともに、前記第1接合部領域と前記第2接合部領域とに跨って接合されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記ピラーの前記開口部領域は、車両の機能部品に接続される線状部材の挿通孔として用いられ、
    前記機能部品と前記開口部領域とは、前記ピラーの長手方向における略同一位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車体構造。
  4. 前記ピラーには、ドアを開閉可能に支持するためのヒンジ部材が長手方向に離間して複数設けられ、
    前記ピラーの前記開口部領域は、長手方向で隣り合う二つの前記ヒンジ部材の設置位置の略中央位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車体構造。
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