JP2011136078A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. トップシートとバックシートとこれらの間に設けられた吸収性積層体とを有する吸収性物品であって、
   前記吸収性積層体は、長手方向と幅方向とを有し、第１吸収層と第２吸収層とをトップシート側からこの順で有し、
   前記第１吸収層と前記第２吸収層は、不織布シート間に吸水性樹脂を有しパルプ繊維を有さず、
   前記第２吸収層は、前記第１吸収層よりも、前記長手方向の外方に延在していることを特徴とする吸収性物品。
2. 前記第１吸収層は、不織布シート間に、吸水性樹脂が配された複数の吸水性樹脂存在領域と、前記吸水性樹脂存在領域に隣接して吸水性樹脂非存在領域とを有し、
   前記第１吸収層の吸水性樹脂非存在領域で、不織布シートどうしが接合されて封止部を形成し、
   前記第１吸収層の吸水性樹脂存在領域は、吸収性積層体の幅方向に断続的に設けられている請求項１に記載の吸収性物品。
3. 前記第２吸収層は、不織布シート間に、吸水性樹脂が配された複数の吸水性樹脂存在領域と、前記吸水性樹脂存在領域に隣接して吸水性樹脂非存在領域とを有し、
   前記第２吸収層の吸水性樹脂非存在領域で、不織布シートどうしが接合されて封止部を形成し、
   前記第２吸収層の吸水性樹脂存在領域は、吸収性積層体の幅方向に断続的に設けられている請求項１または２に記載の吸収性物品。
4. 前記第１吸収層と前記第２吸収層の少なくとも一方は、吸水性樹脂非存在領域で、不織布シートどうしが部分的に熱融着されている請求項２または３に記載の吸収性物品。
5. 前記第１吸収層と前記第２吸収層は、複数の吸水性樹脂存在領域がそれぞれ、吸収性積層体の長手方向に延び、吸収性積層体の長手方向の７５％以上の長さを有する略直線形状で設けられ、
   前記複数の吸水性樹脂存在領域が、吸収性積層体の幅方向に互いに略平行に設けられている請求項３または４に記載の吸収性物品。
6. 前記第１吸収層の隣接する吸水性樹脂存在領域間の最大間隔は、前記第２吸収層の隣接する吸水性樹脂存在領域間の最大間隔よりも広い請求項５に記載の吸収性物品。
7. 前記封止部は、前記第１吸収層または前記第２吸収層が吸水して、不織布シートどうしの接合が維持される請求項２〜６のいずれか一項に記載の吸収性物品。
8. 前記不織布シートには、接着剤が塗布されて接着剤層が設けられ、
   前記吸水性樹脂存在領域の吸水性樹脂は、前記接着剤層により不織布シートに固定され、
   前記吸水性樹脂非存在領域は、前記接着剤層により不織布シートどうしが接合されている請求項２〜７のいずれか一項に記載の吸収性物品。
9. 前記吸収性物品は幅方向に延在する１つまたは２つ以上の折り目で折り返され、
   前記第１吸収層は、前記折り目の少なくとも１つと交差しないように設けられる請求項１〜８のいずれか一項に記載の吸収性物品。