JP2011133751A - 静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット - Google Patents
静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011133751A JP2011133751A JP2009294535A JP2009294535A JP2011133751A JP 2011133751 A JP2011133751 A JP 2011133751A JP 2009294535 A JP2009294535 A JP 2009294535A JP 2009294535 A JP2009294535 A JP 2009294535A JP 2011133751 A JP2011133751 A JP 2011133751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- image
- developing
- developer
- electrostatic latent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】トナー粒子と、前記トナー粒子に外添される外添剤とを含む静電潜像現像用トナーであって、フロー式粒子像分析装置によって測定される当該トナー中の、投影面積円相当径がnμm以上n+1μm未満のトナーの平均円形度をDnとしたときに、D4からD8までの値がそれぞれ0.94以上であり、D4からD8までの最大値(Dmax)と最小値(Dmin)との差(Dmax−Dmin)が0.015以下であり、105℃における粘度が3×103〜7×104Pa・sであり、前記外添剤が、炭素数14以上の直鎖飽和脂肪酸金属塩粒子を含有する静電潜像現像用トナーを用いる。
【選択図】なし
Description
本実施形態に係る静電潜像現像用トナー(以下、単に「トナー」と称する場合もある。)は、トナー粒子と、前記トナー粒子に外添される外添剤とを含む静電潜像現像用トナーであって、フロー式粒子像分析装置によって測定される当該トナー中の、投影面積円相当径がnμm以上n+1μm未満のトナーの平均円形度をDnとしたときに、D4からD8までの値がそれぞれ0.94以上であり、D4からD8までの最大値(Dmax)と最小値(Dmin)との差(Dmax−Dmin)が0.015以下であり、105℃における粘度が3×103〜7×104Pa・sであり、前記外添剤が、炭素数14以上の直鎖飽和脂肪酸金属塩粒子を含有することを特徴とする。
式中、aは、円形度を示し、Lは、前記2次元投影像を画像処理したときの周囲長を示し、L0は、前記2次元投影像と同じ面積をもつ円の周囲長を示す。
前記トナー粒子は、少なくとも結着樹脂、及び着色剤を含有し、必要に応じて、電荷制御剤やワックス等を含有する。
前記結着樹脂としては、従来からトナー粒子の結着樹脂として用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。その具体例としては、例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ビニルエーテル系樹脂、N−ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂等の熱可塑性樹脂等が好ましく用いられる。
前記着色剤としては、トナーとして所望の色になるように、公知の顔料や染料を用いることができる。具体的には、例えば、色に応じて、以下のような着色剤が挙げられる。
黒色顔料としては、例えば、アセチレンブラック、ランプブラック、アニリンブラック等のカーボンブラック等が挙げられる。黄色顔料としては、例えば、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー180等が挙げられる。橙色顔料としては、例えば、赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブリリアントオレンジGK等が挙げられる。赤色顔料として、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウオッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド238等が挙げられる。紫色顔料としては、例えば、マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等が挙げられる。青色顔料としては、例えば、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダスレンブルーBC、C.I.ピグメントブルー15:3(銅フタロシアニンブルー顔料)等が挙げられる。緑色顔料としては、例えば、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファナルイエローグリーンG等が挙げられる。白色顔料としては、例えば、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等が挙げられる。例えば、シアントナーの着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3(銅フタロシアニンブルー顔料)が好ましい。
前記電荷制御剤は、帯電レベルや帯電立ち上がり特性(短時間で、一定の電荷レベルに帯電するかの指標)を著しく向上させ、耐久性や安定性に優れた特性等を得るために配合される。すなわち、トナーを正帯電させて現像に供する場合には、正帯電性の電荷制御剤(正帯電性電荷制御剤)を添加することができ、負帯電させて現像に供する場合には、負帯電性の電荷制御剤(負帯電性電荷制御剤)を添加することができる。
前記ワックスは、定着性やオフセット性を向上させるために配合される。
また、前記トナー粒子の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、以下のようにして製造することができる。
前記トナーは、前記トナー粒子に対して、外添剤を外添して得られるものである。すなわち、前記トナー粒子に外添工程を施すことによって得られるものである。
前記トナーを含有する現像剤としては、前記トナーを含み、キャリアを含まない1成分現像剤であってもよいし、前記トナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤であってもよいが、2成分現像剤が好適に用いられる。ここでは、2成分現像剤について説明する。なお、本発明の他の一態様に係る現像剤は、前記トナーと磁性キャリアとを含むことを特徴とする。
前記トナーを2成分現像剤のトナーとして用いる場合には、前記トナーが非磁性トナーであり、前記トナーを磁性キャリアに混合する。
本実施形態に係るトナーセットは、複数色のトナーを用いてトナー像を形成させ、形成させたトナー像を記録媒体上に定着させることによって、画像を形成する画像形成方法に用いられる複数色のトナーからなるトナーセットであって、前記複数色のトナーが、それぞれ前記静電潜像現像用トナーであって、前記複数色のトナーにおける全てのD4からD8までの値の標準偏差が0.004以下であることを特徴とする。
前記トナーセットを構成する各色のトナーを含む現像剤セットは、複数色の現像剤からなる。そして、前記複数色の現像剤としては、それぞれ前記トナーセットを構成する各色のトナーを含み、キャリアを含まない1成分現像剤からなる現像剤セットであってもよいし、前記各色のトナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤からなる現像剤セットであってもよいが、2成分現像剤からなる現像剤セットが好適に用いられる。2成分現像剤からなる現像剤セットとしては、具体的には、例えば、前記トナーセットが、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、及びブラックトナーから構成される場合、前記マゼンタトナーと磁性キャリアとを含有するマゼンタ現像剤と、前記シアントナーと磁性キャリアとを含有するシアン現像剤と、前記イエロートナーと磁性キャリアとを含有するイエロー現像剤と、前記ブラックトナーと磁性キャリアとを含有するブラック現像剤とから構成される。なお、前記磁性キャリアとしては、前記現像剤に含まれる磁性キャリアと同様のものを用いることができる。
前記トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セットを用いる画像形成装置について説明する。
式中、aは、円形度を示し、Lは、前記2次元投影像を画像処理したときの周囲長を示し、L0は、前記2次元投影像と同じ面積をもつ円の周囲長を示す。
実施例Aでは、本実施形態に係る静電潜像現像用トナー、特にブラックトナー、及び前記静電潜像現像用トナーを含む現像剤を例に挙げて検討した。
(結着樹脂)
まず、結着樹脂の製造方法について説明する。
次に、トナー粒子の製造方法について説明する。
次に、トナーの製造方法について説明する。
得られたトナーを、フェライトキャリア(パウダーテック株式会社製:京セラミタ株式会社製のFS−C5016に用いられるキャリア)100質量部あたり10質量部の割合で、すなわちトナー濃度が10質量%となるように配合した。そして、ボールミル(京セラミタ株式会社製)で30分間攪拌した。そうすることによって、実施例1に係る静電潜像現像用トナーを含む2成分現像剤が得られた。
前記トナー粒子の製造において、Dmax、Dmin、及びDmax−Dminが表1に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更したこと以外、実施例1と同様にして、実施例2〜6及び比較例1〜8に係る各トナー、及び前記各トナーを含む2成分現像剤を製造した。
前記トナー粒子の製造において、Dmax、Dmin、及びDmax−Dminが表1に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更し、ステアリン酸亜鉛粒子の代わりに、ステアリン酸マグネシウム粒子を用いたこと以外、実施例1と同様にして、実施例7に係るトナー、及び前記トナーを含む2成分現像剤を製造した。
前記トナー粒子の製造において、Dmax、Dmin、及びDmax−Dminが表1に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更し、さらに、外添剤として、ステアリン酸亜鉛粒子を用いないこと以外、実施例1と同様にして、比較例9に係るトナー、及び前記トナーを含む2成分現像剤を製造した。
前記トナー粒子の製造において、Dmax、Dmin、及びDmax−Dminが表1に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更し、ステアリン酸亜鉛粒子の代わりに、ラウリン酸亜鉛粒子を用いたこと以外、実施例1と同様にして、比較例10に係るトナー、及び前記トナーを含む2成分現像剤を製造した。
得られたトナー及び現像剤については、以下のような方法で評価した。
まず、京セラミタ株式会社製のプリンタ(FS−C5016N)に備えられた帯電装置の代わりに、帯電ローラを備えた帯電装置を備えた改造機を評価機として用い、得られた各現像剤をスタート現像剤として用い、さらに、得られた各トナーを補給用トナーとして用いて、温度20〜23℃、相対湿度50〜65%RHの、常温常湿環境下で画像形成して、下記の評価を行った。
前記初期画像の100%ソリッド部(印字率100%)と前記耐刷後画像(評価画像)の画像濃度とを、反射濃度計(東京電色株式会社製のTC−6D)を用いて測定した。それぞれを、画像濃度ID(初期)と画像濃度ID(耐刷)とした。
前記画像形成中や前記耐刷後画像(評価画像)を出力した後等の適当なときに、現像スリーブ(現像ローラ)にトナーが付着しているか否かを目視で確認し、同時に、前記評価画像を目視で評価した。
定着温度を180℃に設定し、通常環境(20℃、65%RH)下で、電源OFFの状態で10分間冷却した後、電源ONし、定着パターンソリッド画像を連続5枚印字し、測定用画像を得た。そして、この測定用画像に、綿布で包んだ黄銅製分銅(1kg)を載置した。その後、前記分銅の自重を前記評価画像にかけたまま、前記分銅で前記評価画像を10往復擦った。この操作の前後のソリッド部の画像濃度を、前記反射濃度計で測定した。そして、下記式(II)から定着率を算出し、定着性の評価とした。
そして、定着率が95%以上であれば、「○」と評価し、定着率が90%以上95%未満であれば、「△」と評価し、定着率が90%未満であれば、「×」と評価した。
通常環境(20℃、65%RH)下で、定着温度を230℃に設定して、オフセットパターン画像を連続10枚印字し、測定用画像を得た。その測定用画像に、ホットオフセットに由来すると思われる画像欠損が発生しているか否かを目視で確認した。
まず、上記各評価で用いた画像形成装置と同様のものを評価機として用い、前記評価機に画像データを送信するとともに、上記各評価での条件と同条件で、画像形成を開始させ、クリーニング装置による感光体ドラム表面のトナーを除去している途中で感光体ドラムの駆動を停止させた。
実施例Bでは、本実施形態に係るトナーセット及び現像剤セットを例に挙げて検討した。また、本実施例に係るトナーセットは、ブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーからなるトナーセットであるが、これに限定されない。
(ブラックトナー)
前記トナー粒子の製造において、D4〜D8、Dmax−Dmin、及びブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーの全てのD4〜D8の標準偏差Dσが表3及び表4に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更したこと以外、実施例1と同様にして、実施例8〜10及び比較例11〜15に係る各トナーセットに含まれるブラックトナー、及び前記各ブラックトナーを含む2成分現像剤を製造した。
カーボンブラック(三菱化学株式会社製のMA−100)5質量部の代わりに、フタロシアニン顔料(山陽色素株式会社製のC.I.ピグメントブルー15:1)3質量部用い、前記トナー粒子の製造において、D4〜D8、Dmax−Dmin、及びブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーの全てのD4〜D8の標準偏差Dσが表3及び表4に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更したこと以外、実施例1と同様にして、実施例8〜10及び比較例11〜15に係る各トナーセットに含まれるシアントナー、及び前記各シアントナーを含む2成分現像剤を製造した。
カーボンブラック(三菱化学株式会社製のMA−100)5質量部の代わりに、キナクリドン顔料(山陽色素株式会社製のC.I.ピグメントレッド122)4質量部用い、前記トナー粒子の製造において、D4〜D8、Dmax−Dmin、及びブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーの全てのD4〜D8の標準偏差Dσが表3及び表4に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更したこと以外、実施例1と同様にして、実施例8〜10及び比較例11〜15に係る各トナーセットに含まれるマゼンタトナー、及び前記各マゼンタトナーを含む2成分現像剤を製造した。
カーボンブラック(三菱化学株式会社製のMA−100)5質量部の代わりに、フタロシアニン顔料(山陽色素株式会社製のC.I.ピグメントイエロー180)4質量部用い、前記トナー粒子の製造において、D4〜D8、Dmax−Dmin、及びブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーの全てのD4〜D8の標準偏差Dσが表3及び表4に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更したこと以外、実施例1と同様にして、実施例8〜10及び比較例11〜15に係る各トナーセットに含まれるイエロートナー、及び前記各イエロートナーを含む2成分現像剤を製造した。
ブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーを製造する際、外添剤として、炭素数14以上の直鎖飽和脂肪酸金属塩粒子を用いず、前記各トナーのトナー粒子の製造において、D4〜D8、Dmax−Dmin、及びブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロートナーの全てのD4〜D8の標準偏差Dσが表3及び表4に示す値になるように、溶融混練条件、粉砕条件及び分級条件を変更したこと以外、実施例8〜10及び比較例11〜15と同様にして、比較例16に係るトナーセット、及び前記トナーセットの各トナーをそれぞれ含む現像剤セットを製造した。
得られたトナーセット及び現像剤セットについては、以下のような方法で評価した。なお、転写性(中抜け)、画像濃度、スリーブ付着、定着性、及びホットオフセット性については、上記と同様に評価した。
前記耐刷後画像(評価画像)を、レッド、ブルー、及びグリーンの2次色で形成させた場合の、評価画像の細線部に中抜けが存在するかを、10倍のルーペを用いて、目視で確認した。中抜けが確認できなかった場合には、「5」と評価し、中抜けがわずかに(非常に軽微に)確認できた場合には、「4」と評価し、中抜けが多く発生していることを確認できた場合には、「3」と評価し、中抜けが顕著に発生していることを確認できた場合には、「2」と評価し、中抜けが広範囲に顕著に発生していることを確認できた場合には、「1」と評価した。なお、4以上を合格(許容範囲内)とし、3以下を不合格とした。
前記初期画像及び前記耐刷後画像(評価画像)を、レッド、ブルー、及びグリーン等の2次色で形成させた場合の、前記初期画像の100%ソリッド部と前記耐刷後画像(評価画像)の100%ソリッド部との色差を測定した。
式中、ΔL*は、前記初期画像の100%ソリッド部と前記耐刷後画像(評価画像)の100%ソリッド部とL*値の差を示し、Δa*は、前記初期画像の100%ソリッド部と前記耐刷後画像(評価画像)の100%ソリッド部とa*値の差を示し、Δb*は、前記初期画像の100%ソリッド部と前記耐刷後画像(評価画像)の100%ソリッド部とb*値の差を示す。
3 ブラック用画像形成ユニット
10 感光体ドラム
12 帯電装置
14 露光装置
16 転写装置
18 クリーニング装置
100 現像装置
130 磁気ローラ
140 現像ローラ
Claims (5)
- トナー粒子と、前記トナー粒子に外添される外添剤とを含む静電潜像現像用トナーであって、
フロー式粒子像分析装置によって測定される当該トナー中の、投影面積円相当径がnμm以上n+1μm未満のトナーの平均円形度をDnとしたときに、
D4からD8までの値がそれぞれ0.94以上であり、
D4からD8までの最大値(Dmax)と最小値(Dmin)との差(Dmax−Dmin)が0.015以下であり、
105℃における粘度が3×103〜7×104Pa・sであり、
前記外添剤が、炭素数14以上の直鎖飽和脂肪酸金属塩粒子を含有することを特徴とする静電潜像現像用トナー。 - 非磁性トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を担持して搬送する磁気ローラと、前記磁気ローラと所定の間隔をあけて対向して配置され、周表面に前記現像剤中の非磁性トナーを担持して搬送する現像ローラと、前記現像ローラに対向して配置され、静電潜像が形成される有機感光体とを備え、
前記磁気ローラによって搬送された前記現像剤中の非磁性トナーを前記現像ローラの周表面に移行させ、前記現像ローラによって搬送された非磁性トナーを、前記有機感光体の表面に飛翔させて、前記有機感光体の表面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化させ、前記トナー像を記録媒体に転写させることによって画像を形成する画像形成装置において、
前記非磁性トナーとして使用される請求項1に記載の静電潜像現像用トナー。 - 非磁性トナーと、磁性キャリアとを含む現像剤であって、
前記非磁性トナーが、請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーであることを特徴とする現像剤。 - 複数色のトナーを用いてトナー像を形成させ、形成させたトナー像を記録媒体上に定着させることによって、画像を形成する画像形成方法に用いられる複数色のトナーからなるトナーセットであって、
前記複数色のトナーが、それぞれ請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用トナーであって、
前記複数色のトナーにおける全てのD4からD8までの値の標準偏差が0.004以下であることを特徴とするトナーセット。 - 複数色の現像剤からなり、
前記複数色の現像剤が、それぞれ請求項4に記載のトナーセットを構成する各色の静電潜像現像用トナーと磁性キャリアとを含有することを特徴とする現像剤セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294535A JP5498774B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294535A JP5498774B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011133751A true JP2011133751A (ja) | 2011-07-07 |
JP5498774B2 JP5498774B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=44346537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009294535A Active JP5498774B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5498774B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014029443A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Kyocera Document Solutions Inc | 静電潜像現像用トナー |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004163807A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-10 | Minolta Co Ltd | 非磁性一成分現像用トナーおよび画像形成方法 |
JP2004280092A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-10-07 | Kyocera Mita Corp | 現像装置及びタンデム型カラー画像形成機 |
JP2006163302A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2006189710A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナーの製造方法およびトナー製造装置 |
JP2006330676A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-12-07 | Kyocera Mita Corp | 現像装置および画像形成装置 |
JP2007256432A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Canon Inc | トナー |
JP2008164916A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2009025487A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Kyocera Mita Corp | 正帯電二成分現像剤及び画像形成装置 |
JP2009058822A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Kao Corp | カラートナーセットの製造方法 |
JP2009134259A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-06-18 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2009216914A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Canon Inc | トナー |
JP2009300711A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Canon Inc | 二成分現像剤および画像形成方法 |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009294535A patent/JP5498774B2/ja active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004163807A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-10 | Minolta Co Ltd | 非磁性一成分現像用トナーおよび画像形成方法 |
JP2004280092A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-10-07 | Kyocera Mita Corp | 現像装置及びタンデム型カラー画像形成機 |
JP2006163302A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2006189710A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナーの製造方法およびトナー製造装置 |
JP2006330676A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-12-07 | Kyocera Mita Corp | 現像装置および画像形成装置 |
JP2007256432A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Canon Inc | トナー |
JP2008164916A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2009025487A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Kyocera Mita Corp | 正帯電二成分現像剤及び画像形成装置 |
JP2009058822A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Kao Corp | カラートナーセットの製造方法 |
JP2009134259A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-06-18 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2009216914A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Canon Inc | トナー |
JP2009300711A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Canon Inc | 二成分現像剤および画像形成方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014029443A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Kyocera Document Solutions Inc | 静電潜像現像用トナー |
US8999620B2 (en) | 2012-07-31 | 2015-04-07 | Kyocera Document Solutions Inc. | Toner for electrostatic latent image development |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5498774B2 (ja) | 2014-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8232033B2 (en) | Toner, method of manufacturing toner, developer, two-component developer, developing device, and image forming apparatus | |
JP5211014B2 (ja) | トナーセット、現像剤セット及び画像形成装置 | |
US8129085B2 (en) | Toner, method of manufacturing the same, two-component developer, developing device, and image forming apparatus | |
US8048603B2 (en) | Toner, two-component developer, developing device, and image forming apparatus | |
KR101397306B1 (ko) | 정전 잠상 현상용 토너 | |
US9069269B2 (en) | Toner for electrostatic latent image development and method of producing toner for electrostatic latent image development | |
JP2011232599A (ja) | 電子写真用現像剤 | |
JP5364660B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
US8431300B2 (en) | Toner for electrophotography and developer | |
JP4966813B2 (ja) | トナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP5498774B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット | |
JP3943857B2 (ja) | 重合トナーの製造方法 | |
JP2010276948A (ja) | 静電潜像現像用トナー及び静電潜像現像剤 | |
JP2014071333A (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP5250389B2 (ja) | 電子写真用トナー、およびこれを用いた画像形成方法 | |
JP4030066B2 (ja) | 電子写真用現像剤および画像形成方法 | |
JP5514750B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、及び画像形成方法 | |
JP2010276944A (ja) | 画像形成方法 | |
JP2010276958A (ja) | 静電潜像現像用トナー及び静電潜像現像剤 | |
JP5244545B2 (ja) | 電子写真用トナー、およびこれを用いた画像形成方法 | |
JP2007256605A (ja) | 磁性現像剤、非磁性現像剤およびこれらを用いた画像形成装置 | |
US20070212632A1 (en) | Toner for developing electrostatic charge image and image forming method | |
JP2005043918A (ja) | カラートナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いる画像形成装置 | |
JP2006184748A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2013003165A (ja) | 電子写真装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131008 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131226 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5498774 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |