JP2011128405A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常が発生した際に、ユーザが画質の異常及び回復を容易に認識できると共に、安定した画質で印刷が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成部で画像形成した用紙を第1排紙部に排出する第1画像形成動作の実行と、異常検知部で異常が検知された場合に画像形成部で画像形成した用紙を第2排紙部に排出するサンプル画像形成動作の実行と、異常検知部で検知された異常から回復させる異常回復動作の実行を制御する制御部を有し、制御部は、異常検知部が異常を検知した際に、第1画像形成動作を停止させ、異常検知部で検知した異常の種類に基づいて、形成する画像を選択し、該選択された画像を用いてサンプル画像形成動作を実行させ、該サンプル画像形成動作を実行後、異常回復動作を実行させる画像形成装置とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に係り、特に複数の排紙部を有し、該複数の排紙部を選択して用紙を排出可能な画像形成装置に関するものである。
従来より、連続した印刷動作の実行中に、印刷中のものと同じ画像もしくはテストパターン等を印刷したサンプル画像を印刷中の出力物とは異なる排出先に排出し、サンプル画像出力後に排紙先を元に戻して本来の印刷動作を継続するよう構成された画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置として、画像の濃度低下を検知した際に、本来の印刷動作を停止させてサンプル画像出力動作し、濃度復帰動作を実行させた後に再度サンプル画像出力動作して、ユーザに濃度復帰動作を再実行するか、本来の印刷動作を再開するかを選択させる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、定着装置における、用紙通過領域の温度と用紙の通過しない領域の温度を検出し、用紙の通過しない領域の温度が一定値以上となったとき、画像データの通信処理を制限するファクシミリ装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−298921号公報 特開平7−212529号公報
例えば商用印刷のような、大量に連続して印刷を行う場合、形成された画像品質が徐々に変動して最初と最後では画質が大きく変化していたり、ページ間で突然画質が変化したりすることは好ましくなく、要求レベルを満たした安定画質の画像の印刷が求められている。
また、カラー画像を形成する画像形成装置においては、画像形成に影響を与える多くのファクタがあり、画像形成に影響を与える異常の種類に対し、確認のための最適な画像が異なっている。従来は、このサンプル画像出力に際し、ユーザが合否を容易に判断できるような配慮がなされていなかった。この問題は、上記特許文献1においても同様である。
また、上記特許文献2に記載のファクシミリ装置では、画質が回復したか否かの確認をユーザが行うことができない問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、異常が発生した際に、ユーザが画質の異常及び回復を容易に認識できると共に、安定した画質で印刷が可能な画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部へ用紙を供給する給紙部と、前記画像形成部で画像が形成された用紙が排出される第1排紙部と、前記画像形成部で画像が形成された用紙が排出される第2排紙部と、前記第1排紙部と前記第2排紙部のいずれに用紙を排出するかを切り替える排紙先切替部と、画質に影響を与える異常を検知する異常検知部と、前記画像形成部で画像形成した用紙を前記第1排紙部に排出する第1画像形成動作の実行と、前記異常検知部で異常が検知された場合に前記画像形成部で画像形成した用紙を前記第2排紙部に排出するサンプル画像形成動作の実行と、前記異常検知部で検知された異常から回復させる異常回復動作の実行を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記異常検知部が異常を検知した際に、前記第1画像形成動作を停止させ、前記異常検知部で検知した異常の種類に基づいて、形成する画像を選択し、該選択された画像を用いて前記サンプル画像形成動作を実行させ、該サンプル画像形成動作を実行後、前記異常回復動作を実行させることを特徴とする画像形成装置、とすることにより達成される。
本発明によれば、ユーザが画質の異常及び回復を容易に認識できると共に、安定した画質で印刷が可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置の断面構成を示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の各部の関係を示すブロック図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の動作概略を示すフローチャートである。 ステップS109の画質確認のメッセージの例を示す図である。 画像形成部、給紙部、第1排紙部、第2排紙部、排紙先切替部、異常検知部及び制御部が一体的に筐体内に配置されている画像形成装置の断面構成を示す図である。 図5に示す画像形成装置の各部の関係を示すブロック図である。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の断面構成を示す図である。
図示の画像形成装置は、画像形成装置本体A、大容量スタッカSK、大容量給紙トレイLTを備えている。
画像形成装置本体Aは、タンデム型と称せられるもので、画像形成部A1、操作表示部OPを有している。SCはスキャナ、ADFは自動原稿送り装置である。
画像形成部A1は電子写真方式により画像形成するものであり、露光部3、複数組の画像作成部4Y(イエロー)、4M(マゼンタ)、4C(シアン)、4K(ブラック)と、ベルト状の中間転写ベルト42と給紙トレイ5a、給紙トレイ5b、搬送手段60、定着装置7、自動両面コピー搬送部9を有する。
搬送手段60は、複数の搬送ローラ対6a〜6hからなり、不図示の駆動モータの駆動により回転して用紙Sの搬送を行う。
なお本願明細書においては構成要素を総称する場合にはアルファベットの添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成要素を指す場合にはY、M、C、K、あるいは、aからjの添え字を付した参照符号で示す。
画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿送り装置ADF(ADF)が搭載されている。画像形成装置本体Aの図示左側面には、大容量スタッカSKが連結されている。
自動原稿送り装置ADFの原稿台上に載置された原稿は矢印方向に搬送されスキャナSCの光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、メモリ制御部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、露光部3に信号を送る。
露光部3においては、半導体レーザからの出力光が画像作成部4の感光体ドラム41に照射され、潜像を形成する。画像作成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。
複数の感光体ドラム41の各々には、異常検知部の一つである、感光体ドラム41の回転速度を検知する速度センサSs(不図示)が配置されている。感光体ドラム41の回転速度を検知する速度センサSsは、例えば、回転軸に固着されたエンコーダとフォトセンサとにより構成される。
なお、画像形成装置本体Aで形成される画像のデータは、ADFで読み取られたデータだけでなく、ネットワークを介して送受信された画像のデータであってもよい。
給紙トレイ5には、それぞれ数百〜数千枚の用紙が貯留可能であり、給紙トレイ5から1枚ずつ搬送された用紙Sは、搬送手段60の搬送ローラ対6により搬送される。画像形成部A1の上流側の搬送ローラ対6dは、レジストローラとして機能する(以下、搬送ローラ対6dをレジストローラ対6dともいう)。レジストローラ対6dは、独立した駆動モータにより駆動され、停止した状態のレジストローラ対6dに給紙トレイ5から搬送した用紙Sを突き当て、所定のタイミングでレジストローラ対6dの駆動を開始(以下、再搬送ともいう)させることにより、用紙Sの転写位置Nに搬送する先端タイミングの調整を行い、画像形成部A1による画像形成との同期を行っている。
給紙トレイ5の近傍には、異常検知部の一つである、給紙トレイ5近傍の装置内の湿度を検知する湿度センサSaが配設されている。
複数の感光体ドラム41の画像は、中間転写ベルト42に転写され、一つのカラー画像となり、用紙Sに転写される。43は中間転写ベルトのクリーニング部である。クリーニング部43の近傍には、異常検知部の一つである、中間転写ベルト42の汚れを検知するための汚れ検知センサScが配設されている。
搬送手段60により搬送された用紙Sは転写ローラの転写位置Nでトナー画像が転写され、その下流側でトナー画像は定着装置7により定着され、大容量スタッカSKに送り込まれる。
定着装置7には、異常検知部の一つである、定着ローラの中央部と端部にそれぞれ温度センサStが配設されている。
用紙Sの表裏両面に画像形成する場合には、搬送路切り替えゲートにより片面の画像形成を行った後に、定着装置7を通過した直後に下方に搬送されて自動両面コピー給紙部9に送り込まれ表裏反転された後に再び画像作成部4において裏面画像処理後、排出され、大容量スタッカSKに送り込まれる。
操作表示部OPは、「入力部」及び「表示部」として機能し、液晶(LCD)パネルに対してタッチスクリーンを重ねて配置したタッチパネルを備える。ユーザ(操作者)は、操作表示部OPを通じて各種設定を入力あるいは選択することにより、印刷条件や、以下に説明する後処理装置での後処理の設定情報を入力することができる。
制御部45は、画像形成装置全体を統括的に動作制御するものであり、画像形成動作全般及び、各部に配置されたセンサからの情報に基づいて、異常回復動作等の動作制御を行う。
大容量給紙トレイLTは、複数の給紙トレイ5c、5d、5e、及びこれらの各給紙トレイ5に設けられ、給紙トレイ5内の用紙束の最上面の用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段50を備えている。給紙トレイ5内の大量の用紙Sを連続して給紙して画像形成装置本体Aに送り込む。
大容量給紙トレイLTの内部には、異常検知部の一つである、大容量給紙トレイLT内の湿度を検知する湿度センサSbが配設されている。また、55は制御部であり、インターフェイス46を介して画像形成装置本体A内の制御部45と連携して大容量給紙トレイLT内の各部の制御及び、湿度センサSbでの検知結果を制御部45に通知する機能を有している。
画像形成装置本体Aで画像が形成された用紙Sは、大容量スタッカSKに送り込まれる。大容量スタッカSKには、多量の用紙を積載できる可動排紙皿の第1排紙部11aと、第2排紙部11bがあり、搬送ローラ対6k、6m、6n、6p及び第1排紙部11aと第2排紙部11bのいずれに排出するかを切り替える排紙先切替部10により、用紙の排出が振り分けられるようになっている。また、65は制御部であり、インターフェイス47を介して画像形成装置本体A内の制御部45と連携して大容量スタッカSK内の各部の制御及び、排紙先切替部10の切替等を制御する機能を有している。
本例においては、上記の複数箇所に配置された異常検知部のセンサのいずれかが、画質に悪影響を与えるような異常を検知していない場合には、所望の画像データに基づいて、画像形成装置本体Aで画像形成を行い、画像形成後の用紙Sを第1排紙部11aに排出する。この動作を、「第1画像形成動作」と称している。
一方、異常検知部のセンサのいずれかが、画質に悪影響を与えるような異常を検知した場合には、第1画像形成動作を停止させ、異常検知部で検知した異常の種類に基づいて、サンプル画像形成に用いる画像を選択して、画像形成動作を行い、第2排紙部11bに排出する。この動作を「サンプル画像形成動作」と称している。さらに、サンプル画像形成動作後、異常を回復させる異常回復動作が実行される。
これらの動作は、制御部45により統括的に制御される。なお、大容量給紙トレイLT、大容量スタッカSK内にも制御部が配置され、制御部45と連携して全体の制御を行うような構成でもよい。
図2は、本実施の形態に係る画像形成装置の各部の関係を示すブロック図である。なお、図2は、本発明に関わる部分のみのブロック図であり、他の構成については省略してある。
図2に示すように、画像形成装置本体A内における制御部45は、画像形成動作に必要な各画像形成部A1の動作制御を行う。また、制御部45へ給紙部の湿度センサSa、定着部の温度センサSt、ドラムの速度センサSs、転写ベルトの汚れ検知センサScからの情報が伝達される。制御部45は、これら各センサからの情報から、異常が発生しているか否かの判断を行い、異常が発生していると判断された場合には、所定の動作を行うようになっている。
また、大容量給紙トレイLT内における制御部55は大容量給紙トレイLT内の各駆動部の動作制御を行う。また、制御部55へ給紙部の湿度センサSbからの情報が伝達される。制御部55は、給紙部の湿度センサSbからの情報から、異常が発生しているか否かの判断を行い、異常が発生していると判断された場合には制御部45へ、この情報を伝達する。
また、大容量スタッカSK内における制御部65は、大容量スタッカSK内の各駆動部の動作制御を行う。また、制御部55は、画像形成装置本体Aの制御部45からの指令に基づいて排紙先切替部10の動作制御を行い、画像形成装置本体Aから搬送される用紙を第1排紙部11aと第2排紙部11bのいずれに排紙するかを制御する。
図3は、本実施の形態に係る画像形成装置の動作概略を示すフローチャートである。以下、フローに従い説明する。なお、以下の動作は、制御部45、55、65が連携して行う。
図3に示すように、第1ページから画像形成を開始(ステップS101)し、画像形成を継続する(ステップS102)。次いで、1ページの画像形成が終了する毎に、全ページの画像形成が終了したか否かを判断する(ステップS103)。全ページの画像形成が終了していない場合(ステップS103;No)には、異常発生の有無を判断する(ステップS104)。この判断は、画像形成中に上述の給紙部の湿度センサSa、定着部の温度センサSt、ドラムの速度センサSs、転写ベルトの汚れ検知センサSc、給紙部の湿度センサSbからの情報に対し、制御部が予め決められた判断基準に基づいて異常の有無を判断するものである。異常発生していないと判断(ステップS104;No)された場合は、ステップS102に戻り、次ページの画像形成を行う。
すなわち、異常発生が無い場合には、画像形成を継続して行い、全ページの画像形成が終了した時点で動作を終了する。また、異常発生が無い場合には、排紙先切替部10は図1に示す多量の用紙を積載できる可動排紙皿の第1排紙部11aへ用紙を搬送する状態に切り替えられており、画像形成された用紙は、順次第1排紙部11aに積載される。この動作が「第1画像形成動作」である。
一方、異常が発生したと判断された場合(ステップS104;Yes)には、「第1画像形成動作」である画像形成を中断し、異常に対応したサンプル画像を選択(ステップS105)する。次いで、ステップS105で選択された画像を用いて用紙に画像形成を行い、排紙先切替部10(図1参照)を切り替えて第2排紙部11bに排出する「サンプル画像形成動作」を行う(ステップS106)。すなわち、ステップS106の「サンプル画像形成動作」で排出された用紙の画像は、異常発生しているときの画像サンプルである。この画像サンプルには、用紙の端部等に異常発生しているときの画像サンプルであることが認識できるような表示が付加されていることが好ましい。
表1に、各センサにより検出される異常の種類と、「サンプル画像形成動作」における異常の種類に対応して選択するサンプル画像及び、推奨用紙の例を示す。
Figure 2011128405
なお、推奨用紙については、これに限るものでなく、異常が発生した時点での「第1画像形成動作」で使用している用紙であってもよい。
次いで、発生した異常を正常に回復させるための回復動作を実行する(ステップS107)。
回復動作としては、例えば、以下のようにする。定着ローラ中央部と端部での温度差が大きい場合には、定着ローラ内部に配置された中央部用ヒータ及び端部用ヒータの発熱量を個別に調整しバランスをとる。より好ましくは、更に定着ローラを回転させて平均化することが好ましい。定着温度が規定範囲外の場合も、定着ローラ内部に配置された中央部用ヒータ及び端部用ヒータの発熱量を調整する。給紙部の湿度が高くなった場合には、除湿用のヒータ、ファンを駆動し湿度を下げる。感光体ドラムの速度が低下した場合には、感光体ドラムを所定時間だけ、空回しを行う。転写ベルトのクリーニング性能が低下した場合には、感光体ドラムに逆電圧をかけて、残留トナーを感光体ドラムに移し、感光体ドラムのクリーニングを行うことで回復させる。なお、回復動作の具体例は、これに限るものでない。
ステップS107の回復動作中は、画像形成動作が中断するため、操作表示部OPに回復動作中であることを表示することが好ましい。
ステップS107の回復動作が終了すると、再度、ステップS105で選択された画像を用いて用紙に画像形成を行い、第2排紙部11bに排出する「サンプル画像形成動作」を行う(ステップS108)。すなわち、ステップS108の「サンプル画像形成動作」で排出された用紙の画像は、異常回復後の画像サンプルである。この画像サンプルには、用紙の端部等に異常回復後の画像サンプルであることが認識できるような表示が付加されていることが好ましい。
このように、異常の種類に対応したサンプル画像を選択して、異常発生時のサンプル画像と異常回復後のサンプル画像を出力することにより、回復前後のサンプル画像を比較でき、ユーザが画質の異常及び回復を容易に認識できるようになる。
次いで、操作表示部OP(図1参照)に、画質確認メッセージを表示する(ステップS109)。
図4は、ステップS109の画質確認のメッセージの例を示す図である。
図4に示すように、操作表示部OPに最初の第1ページから再出力するか、「第1画像形成動作」である画像形成を中断して以降から再出力するかを、ユーザに選択指示させる表示をおこなう。
図3に戻り、画質確認メッセージ表示後、再出力の指示がなされるのを待機する(ステップS110)。待機中(ステップS110;No)は、所定時間がセットされたタイマーがタイムカウントし、タイムアップするまで再出力の指示がない(ステップS111;Yes)場合は、画像形成を中止して終了する。
一方、再出力の指示がなされた場合(ステップS110;Yes)は、この指示が最初の第1ページからの場合(ステップS112;Yes)は、ステップS101に戻り、再度、第1ページから「第1画像形成動作」を行う。再出力の指示が中断したページからの場合(ステップS112;No)は、ステップS102に戻り、中断したページから「第1画像形成動作」を行う。
以上が、本実施の形態に係る画像形成装置の動作概略である。
すなわち、異常検知部が異常を検知した際に、異常の種類に基づいて、サンプル画像形成動作に用いる画像を選択してサンプル画像形成動作を行い、異常回復動作の終了後、再度、選択された画像でサンプル画像形成動作を行うように構成することで、ユーザが画質の異常及び回復を容易に認識できると共に、安定した画質で印刷が可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
なお、上記の実施の形態においては、画像形成部A1を有する画像形成装置本体Aに大容量給紙トレイLT及び、大容量スタッカSKが接続された形態の画像形成装置で説明したが、このような形態に限るものでなく、画像形成部、給紙部、第1排紙部、第2排紙部、排紙先切替部、異常検知部及び制御部が一体的に筐体内に配置されているものであってもよい。
図5は、画像形成部、給紙部、第1排紙部、第2排紙部、排紙先切替部、異常検知部及び制御部が一体的に筐体内に配置されている画像形成装置の断面構成を示す図である。
図6は、図5に示す画像形成装置の各部の関係を示すブロック図である。
図5に示すように、画像形成部A1を備えた画像形成装置Bには、給紙部としての給紙トレイ5a、5b、第1排紙部11a、第2排紙部11b、排紙先切替部10、異常検知部としての湿度センサSa、汚れ検知センサSc、温度センサSt、感光体ドラムの速度センサSs(不図示)及び制御部45が一体的に筐体内に配置されている。
また、図6に示すように、湿度センサSa、汚れ検知センサSc、温度センサSt、感光体ドラムの速度センサSsの情報が入力される制御部45が、画像形成部A1、第1排紙部11a、第2排紙部11b、排紙先切替部10及び各駆動部を制御するように構成されている。
このような構成でも、制御部45によって、上記図3に示す動作を適用することができる。
5、5a〜5e 給紙トレイ
7 定着装置
10 排紙先切替部
11a 第1排紙部
11b 第2排紙部
41 感光体ドラム
42 中間転写ベルト
43 クリーニング部
45、55、65 制御部
60 搬送手段
A 画像形成装置本体
A1 画像形成部
OP 操作表示部(入力部、表示部)
LT 大容量給紙トレイ
SK 大容量スタッカ
Sa、Sb 湿度センサ
Sc 汚れ検知センサ
St 温度センサ
Ss 速度センサ

Claims (7)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部へ用紙を供給する給紙部と、
    前記画像形成部で画像が形成された用紙が排出される第1排紙部と、
    前記画像形成部で画像が形成された用紙が排出される第2排紙部と、
    前記第1排紙部と前記第2排紙部のいずれに用紙を排出するかを切り替える排紙先切替部と、
    画質に影響を与える異常を検知する異常検知部と、
    前記画像形成部で画像形成した用紙を前記第1排紙部に排出する第1画像形成動作の実行と、前記異常検知部で異常が検知された場合に前記画像形成部で画像形成した用紙を前記第2排紙部に排出するサンプル画像形成動作の実行と、前記異常検知部で検知された異常から回復させる異常回復動作の実行を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記異常検知部が異常を検知した際に、前記第1画像形成動作を停止させ、前記異常検知部で検知した異常の種類に基づいて、形成する画像を選択し、該選択された画像を用いて前記サンプル画像形成動作を実行させ、該サンプル画像形成動作を実行後、前記異常回復動作を実行させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記異常検知部が検知した異常に基づいて、前記サンプル画像形成動作に用いる用紙を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記異常回復動作の終了後、再度、前記サンプル画像形成動作を行うよう制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記サンプル画像形成動作で排出された用紙の画質確認のメッセージを表示部に表示することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、入力部からの入力に基づいて、前記第1画像形成動作を再開することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、入力部からの入力に基づいて、前記第1画像形成動作を再開するページを決定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、所定時間内に入力部からの入力がなされない場合に、前記第1画像形成動作を停止させることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
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