JP2011125462A5 - - Google Patents

Description

本発明の実施形態の１つに係るＸ線画像処理装置は、異なる時間で被写体を撮像した複数のＸ線画像の間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得する画像間減算手段と、前記サブトラクション画像における造影剤流入領域の境界領域の画素値に基づいて第１の特徴量を抽出する第１の特徴量抽出手段と、前記第１の特徴量に基づいて前記サブトラクション画像に対する階調変換処理を行う階調変換処理手段と、を備えることを特徴とする。

Claims (16)

1. 異なる時間で被写体を撮像した複数のＸ線画像の間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得する画像間減算手段と、
   前記サブトラクション画像における造影剤流入領域の境界領域の画素値に基づいて第１の特徴量を抽出する第１の特徴量抽出手段と、
   前記第１の特徴量に基づいて前記サブトラクション画像に対する階調変換処理を行う階調変換処理手段と、
   を備えることを特徴とするＸ線画像処理装置。
2. 前記第１の特徴量抽出手段は、造影剤流入領域と背景領域との境界を表す領域から第１の特徴量を抽出することを特徴とする請求項１に記載のＸ線画像処理装置。
3. 前記第１の特徴量抽出手段は、サブトラクション画像のコントラストを示す値から第１の特徴量を抽出する領域を取得していることを特徴とする請求項１又は２に記載のＸ線画像処理装置。
4. 前記第１の特徴量抽出手段は、サブトラクション画像における画素間の画素値の差から一次微分値を算出し、該一次微分値に基づいて第１の特徴量を抽出する領域を取得していることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載のＸ線画像処理装置。
5. 前記第１の特徴量抽出手段は、前記造影剤流入領域の画素値の絶対値の値に基づき前記一次微分値を算出する画素間の間隔を変更することを特徴とする請求項４に記載のＸ線画像処理装置。
6. 前記第１の特徴量抽出手段は、
   サブトラクション画像にエッジ検出処理を施してサブトラクション画像のエッジを検出するエッジ検出手段を有し、
   前記エッジに属する画素から前記第１の特徴量を求めることを特徴とする請求項１に記載のＸ線画像処理装置。
7. 前記第１の特徴量抽出手段は、キャニーエッジ検出手法を用いる
   ことを特徴とする請求項６記載のＸ線画像処理装置。
8. 前記第１の特徴量抽出手段は、複数のエッジ検出オペレータを持ち、造影剤の流入状況に応じて１つを選択することを特徴とする請求項６に記載のＸ線画像処理装置。
9. 前記第１の特徴量抽出手段は、前記被写体のＸ線画像の撮影時におけるフレームレートに応じて処理を変更することを特徴とする請求項１に記載のＸ線画像処理装置。
10. 前記第１の特徴量抽出手段は、前記サブトラクション画像において抽出した領域の平均画素値を前記第１の特徴量として算出する
    ことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載のＸ線画像処理装置。
11. 前記サブトラクション画像の背景領域を表す領域から第２の特徴量を抽出する第２の特徴量抽出手段をさらに備え、
    階調変換処理手段における階調曲線は、前記第１及び第２の特徴量に基づくことを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載のＸ線画像処理装置。
12. 前記第２の特徴量抽出手段は、前記サブトラクション画像において前記エッジに属する画素のヒストグラムを作成し、ヒストグラムに基づいての前記第２の特徴量を算出することを特徴とする請求項１１に記載のＸ線画像処理装置。
13. 前記第２の特徴量抽出手段は、前記造影剤流入前後の被写体のＸ線画像における撮影条件が同じであれば前記第２の特徴量としてゼロを出力するものであることを特徴とする請求項１１に記載のＸ線画像処理装置。
14. 異なる時間で被写体を撮像したＸ線画像は、造影剤流入の前後の画像である
    ことを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか一項に記載のＸ線画像処理装置。
15. 異なる時間で被写体を撮像した複数のＸ線画像の間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得する画像間減算工程と、
    前記サブトラクション画像における造影剤流入領域の境界領域の画素値に基づいて第１の特徴量を抽出する第１の特徴量抽出工程と、
    前記第１の特徴量に基づく階調曲線により前記サブトラクション画像に対する階調変換処理を行う階調変換処理工程と、
    を備えることを特徴とするＸ線画像処理方法。
16. 請求項１５に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。