JP2011120164A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】併設した2つのパターンアンテナのアイソレーションが良好で小型化が図りやすく、かつ、高周波回路部との接続の引回しが複雑にならないアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置1には、誘電体基板2の表面で接地導体層3と近接する領域に略線対称な形状で2つのパターンアンテナ4,8が並設されている。各パターンアンテナ4,8はそれぞれ、給電結合部5a,9aや相互結合部5d,9d等を有する放射素子5,9と、高周波回路部から給電される給電素子とを備えており、放射素子5,9の開放端5e,9eは接地導体層3の近傍に位置している。給電素子と給電結合部5a,9aとが容量結合して放射素子5,9が励振され、この励振時に、隣接して略平行に延びる相互結合部5d,9dどうしが容量結合するため、放射素子5,9から放射される電界の偏波面を略直交させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、偏波ダイバーシティアンテナやMIMO伝送用のマルチアンテナ等として用いて好適な小型のアンテナ装置に関するものである。
この種のアンテナ装置として、使用周波数帯の波長λの約1/4の電気長を有するチップアンテナを誘電体基板上に2つ並べて実装した構成のものが広く知られている。しかしながら、かかる構成のアンテナ装置では、2つのチップアンテナの間隔をλ/2程度に設定しておかないと両チップアンテナどうしが干渉して所要のアンテナ特性が得られないため、例えば使用周波数帯が2.4GHzの場合、両チップアンテナどうしを6cm程度離隔させねばならず、小型化が要求されるアンテナ装置としては不向きなものである。
そこで従来、金属導体のメアンダラインからなるL字状のパターンアンテナを誘電体基板の表面に2つ並べて配設し、各パターンアンテナを中央給電のダイポールアンテナ(電気長が約λ/2)として動作させるように構成したアンテナ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来提案において、2つのパターンアンテナは誘電体基板の一辺端部の片側の角部と他側の角部に沿うようにそれぞれL字状にパターニングされており、両パターンアンテナのL字端部どうしは比較的狭い間隔を存して対向しているが、一方のパターンアンテナによる放射電界の偏波面と他方のパターンアンテナによる放射電界の偏波面とが略直交するように配設されているため、両パターンアンテナのアイソレーションを高めて良好なアンテナ特性が得られるようになっている。それゆえ、偏波ダイバーシティアンテナ等として好適なアンテナ装置を無理なく小型化することができる。なお、メアンダラインはパターンアンテナの電気長を稼ぐための公知の技術である。
特開2002−280828号公報
ところで、特許文献1に開示されている従来例では、L字状にパターニングされてL字端部どうしを対向させている2つのパターンアンテナがそれぞれ中央部で給電されるため、各パターンアンテナの給電点どうしの間隔は必然的に大きくなる。それゆえ、かかる従来例においては、各パターンアンテナの給電点を高周波回路部と接続するために経路長が長くて複雑な引回しパターンを形成しなければならず、これがアンテナ装置の低コスト化や設計自由度を阻害する要因となっていた。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、並設した2つのパターンアンテナのアイソレーションが良好で小型化が図りやすく、かつ、高周波回路部との接続の引回しが複雑にならないアンテナ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、誘電体基板の表面で接地導体層と近接する領域に金属導体からなる2つのパターンアンテナを並べて配設したアンテナ装置において、前記パターンアンテナが、使用周波数帯の波長の約1/2の電気長を有して一端近傍を給電結合部となした放射素子と、高周波回路部から給電信号が供給されて前記給電結合部と容量結合する給電素子とを備えていると共に、これら両パターンアンテナどうしを略線対称な形状に形成して、前記放射素子の一部を両パターンアンテナの対称軸に隣接して略平行に延びる相互結合部となし、この相互結合部の前記接地導体層寄りの一端側を前記給電結合部と繋いで他端側から屈曲して延伸する部分は前記接地導体層近傍に開放端を位置させ、かつ、前記両パターンアンテナの前記相互結合部どうしを容量結合させるという構成にした。
このように構成されたアンテナ装置では、各パターンアンテナの放射素子が励振されると、給電結合部の反接地導体層側の端部付近と開放端付近で電圧が大きく変化するため、各パターンアンテナを使用周波数帯の波長の約1/2で共振するダイポールアンテナと同じように動作させることができる。そして、一方のパターンアンテナによる放射電界の偏波面と他方のパターンアンテナによる放射電界の偏波面とを略直交させることができるため、これら2つのパターンアンテナどうしの干渉を効果的に抑えることができる。また、これら2つのパターンアンテナは互いの相互結合部どうしを略平行に近接させているので、アンテナ装置全体を無理なく小型化することができる。しかも、これら2つのパターンアンテナは給電素子どうしを大きく離隔させる必要がないため、高周波回路部との接続の引回しが複雑にならない。
上記の構成において、誘電体基板の片面に給電結合部を設けて他面に給電素子を設けておけば、誘電体基板の両面を有効に活用できるためスペースファクタが向上すると共に、誘電体基板を介在させることで給電素子と給電結合部との結合度を高めることができるため好ましい。
また、上記の構成において、放射素子が、第1のスルーホールを介して相互結合部と接続された第1の補助パターンと、第2のスルーホールを介して開放端の近傍部と接続された第2の補助パターンとを有していると、放射素子は励振時に電圧変化の大きい部分で金属導体の厚みが実質的に増えることになるため、放射電界の強度を高めることができて好ましい。
また、上記の構成において、放射素子が、給電結合部と開放端のいずれか一方に連続して延びる調整用パターンを有すると、この調整用パターンの長さを適宜変更することによってアンテナ特性が調整できるため好ましい。
本発明のアンテナ装置は、各パターンアンテナの放射素子を使用周波数帯の波長の約1/2で共振させることができると共に、それぞれの放射素子から放射される電界の偏波面を互いに略直交させることができるため、並設した2つのパターンアンテナのアイソレーションが良好で、偏波ダイバーシティアンテナやMIMO伝送用のマルチアンテナ等に適用することができる。また、これら2つのパターンアンテナは互いの相互結合部どうしを略平行に近接させているため、アンテナ装置全体を無理なく小型化することができる。しかも、これら2つのパターンアンテナは給電素子どうしを大きく離隔させる必要がないため、高周波回路部との接続の引回しが複雑にならない。
本発明の第1実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 図1とは反対側の面を示す該アンテナ装置の要部平面図である。 第1実施形態例に係るアンテナ装置の動作説明図である。 本発明の第2実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 本発明の第3実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 本発明の第4実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 本発明の第5実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 本発明の第6実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 本発明の第7実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態例に係るアンテナ装置について説明する。まず、本発明の第1実施形態例を図1〜図3を参照しつつ説明すると、これらの図に示すアンテナ装置1は、誘電体基板2の一辺端部で接地導体層(グラウンドパターン)3と近接する領域に、金属導体からなる2つのパターンアンテナ4,8を並べて配設した構成になっている。一方のパターンアンテナ4は放射素子5と給電素子6とを備えており、他方のパターンアンテナ8は放射素子9と給電素子10とを備えている。ただし、これら2つのパターンアンテナ4,8どうしは対称軸Aを基準にして略線対称な形状に形成されている(図3参照)。
一方のパターンアンテナ4について説明すると、放射素子5は主に誘電体基板2の片面2aに所定形状の帯状パターンとして形成されており、この帯状パターンの一端近傍が対称軸Aに対して略平行な給電結合部5aとなっている。給電結合部5aは誘電体基板2の他面2bに形成された給電素子6と該基板2を介して対向しており、図2に示すように、給電素子6はマイクロストリップライン12と接続されている。このマイクロストリップライン12は、誘電体基板2の他面2bに配設されている高周波回路部13と接続されており、この高周波回路部13からマイクロストリップライン12を介して給電素子6に給電信号を供給することによって、給電素子6と容量結合する給電結合部5aに給電信号が供給されて放射素子5が励振するようになっている。なお、高周波回路部13は図示せぬシールドカバーによって覆われている。
この放射素子5の前記帯状パターンのうち給電結合部5aを除く部分は、外観上、給電結合部5aの一端側から対称軸Aに向かって延伸する第1の調整用パターン5bと、給電結合部5aの他端側から第1の調整用パターン5bとは逆向きに接地導体層3に隣接して延伸する第2の調整用パターン5cと、第1の調整用パターン5bから接地導体層3の反対側(反接地導体層側)へ対称軸Aに沿って延伸する相互結合部5dと、相互結合部5dから屈曲しながら延伸して開放端5eへと至る残余の部分とに区別することができ、相互結合部5dは対称軸Aに隣接している。そして、この残余の部分には、その途中に電気長を稼ぐためのメアンダ部5fが形成されていると共に、接地導体層3に隣接して開放端5eまで延伸する第3の調整用パターン5gが形成されており、開放端5eが第2の調整用パターン5cの先端と対向している。また、誘電体基板2の他面2bには、放射素子5の構成要素である補助パターン5h,5iが形成されている。補助パターン5hは一直線状の帯状パターンであり、複数のスルーホール7aを介して相互結合部5dと接続されている。補助パターン5iはL字状の帯状パターンであり、複数のスルーホール7bを介して開放端5e近傍のL字形部分(第3の調整用パターン5gを含む)と接続されている。
他方のパターンアンテナ8は上記のパターンアンテナ4と略線対称な形状に形成されており、ここでは詳しい説明は省略するが、このパターンアンテナ8の放射素子9も給電結合部9aや第1〜第3の調整用パターン9b,9c,9gや相互結合部9dやメアンダ部9fや補助パターン9h,9i等を有し、開放端9eが第2の調整用パターン9cの先端と対向している。そして、誘電体基板2の他面2bに形成された給電素子10にマイクロストリップライン12を介して高周波回路部13から給電信号を供給することによって、給電素子10と容量結合する給電結合部9aに給電信号が供給されて放射素子9が励振するようになっている。また、放射素子9の相互結合部9dは対称軸Aに隣接して略平行に延伸しているため、両パターンアンテナ4,8の放射素子5,9が励振されると、相互結合部5d,9dどうしは容量結合する。なお、前述したパターンアンテナ4と同様に、このパターンアンテナ8も相互結合部9dがスルーホール11aを介して補助パターン9hと接続されており、開放端9e近傍のL字形部分(第3の調整用パターン9gを含む)がスルーホール11bを介して補助パターン9iと接続されている。
次に、これら2つのパターンアンテナ4,8の動作について説明する。放射素子5,9はそれぞれ、給電素子6,10と容量結合する給電結合部5a,9aに給電信号が供給されると励振し、その動作イメージは図3のようになる。すなわち、放射素子5が励振されると、給電結合部5aの反接地導体層側の端部付近と開放端5e付近で電圧が大きく変化するため、パターンアンテナ4を使用周波数帯の波長λの約1/2で共振するダイポールアンテナと同じように動作させることができる。同様に、放射素子9が励振されると、給電結合部9aの反接地導体層側の端部付近と開放端9e付近で電圧が大きく変化するため、パターンアンテナ8を約λ/2で共振するダイポールアンテナと同じように動作させることができる。それゆえ、図3に示すように、放射素子5から放射される電界の偏波面と放射素子9から放射される電界の偏波面とを略直交させることができ、これにより両パターンアンテナ4,8どうしのアイソレーションが良好となる。
なお、パターンアンテナ4による放射電界の偏波面とパターンアンテナ8による放射電界の偏波面とを略直交させるために、本実施形態例では、放射素子5の調整用パターン5b,5c,5gの長さを調整したり、放射素子9の調整用パターン9b,9c,9gの長さを調整している。
以上説明したように、本実施形態例に係るアンテナ装置1は、放射素子5,9を使用周波数帯の波長λの約1/2で共振させることができると共に、放射素子5,9から放射される電界の偏波面を互いに略直交させることができるため、並設した2つのパターンアンテナ4,8のアイソレーションが良好となる。それゆえ、このアンテナ装置1は、偏波ダイバーシティアンテナやMIMO伝送用のマルチアンテナ等として好適である。また、これら2つのパターンアンテナ4,8は互いの相互結合部5d,9dどうしを略平行に近接させているので、アンテナ装置1を無理なく小型化することができる。しかも、これら2つのパターンアンテナ4,8は給電素子6,10どうしを大きく離隔させる必要がなく、短いマイクロストリップライン12を介して給電素子6,10と高周波回路部13とを接続することができるため、高周波回路部13との接続の引回しが簡素で低コスト化が図りやすく、設計変更も比較的容易に行える。
また、本実施形態例に係るアンテナ装置1では、誘電体基板2の片面2aに給電結合部5a,9aを設けて他面2bに給電素子6,10を設けているので、誘電体基板2の両面を有効に活用できてスペースファクタが向上し、この点でも小型化に好適である。しかも、誘電体基板2を介在させているため給電素子6と給電結合部5aとの結合度や給電素子10と給電結合部9aとの結合度が高まっている。
また、本実施形態例に係るアンテナ装置1では、放射素子5,9のうち相互結合部5d,9dがそれぞれスルーホール7a,11aを介して補助パターン5h,9hと接続されていると共に、開放端5e,9e近傍のL字形部分がそれぞれスルーホール7b,11bを介して補助パターン5i,9iと接続されている。つまり、放射素子5,9は励振時に電圧変化の大きい部分において、金属導体の厚みが実質的に増えているため、放射電界の強度が高めやすくなっている。
また、本実施形態例に係るアンテナ装置1では、放射素子5が第1〜第3の調整用パターン5b,5c,5gを有し、かつ、放射素子9が第1〜第3の調整用パターン9b,9c,9gを有しており、これら調整用パターンの長さを適宜変更することによってアンテナ特性を調整できるため、電気長や偏波面の向き等の微調整が比較的容易に行える。
図4は本発明の第2実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図であって、図1と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。図4に示すアンテナ装置20は、パターンアンテナ4,8の放射素子5,9を極めて単純な形状に形成した場合の例であり、前述した第1実施形態例におけるメアンダ部や調整用パターン等は省略されている。すなわち、このアンテナ装置20では、誘電体基板2の片面2aにおいて放射素子5,9がそれぞれ略U字形の帯状パターンとして形成されており、誘電体基板2の他面に設けられた図示せぬ給電素子と容量結合する給電結合部5a,9aは、それぞれ相互結合部5d,9dを接地導体層3側へ延長した帯状部分として形成されている。なお、放射素子5,9の構成要素として誘電体基板2の他面には、スルーホール7a,7bと接続された図示せぬ補助パターンやスルーホール11a,11bと接続された図示せぬ補助パターンが、すべて一直線状の帯状パターンとして略平行に形成されている。
図5は本発明の第3実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図であって、図1や図4と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。図5に示すアンテナ装置30は、パターンアンテナ4,8の放射素子5,9が、それぞれ第1の調整用パターン5b,9bを有して給電結合部5a,9aどうしの間隔を若干広げた点が、上記の第2実施形態例と異なっている。
図6は本発明の第4実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図であって、図1や図5と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。図6に示すアンテナ装置40は、パターンアンテナ4,8の放射素子5,9がそれぞれ、第1の調整用パターン5b,9bだけでなく第2の調整用パターン5c,9cも有するという点が、上記の第3実施形態例と異なっている。
図7は本発明の第5実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図であって、図1や図5と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。図7に示すアンテナ装置50は、パターンアンテナ4,8の放射素子5,9が、それぞれ第1の調整用パターン5b,9bだけでなく開放端5e,9e側に第3の調整用パターン5g,9gも有するという点が、前記の第3実施形態例と異なっている。なお、この第5実施形態例では、誘電体基板2の図示裏面側に設けられてスルーホール7b,11bと接続されている図示せぬ補助パターンが、前述した第1実施形態例と同様にL字状に形成されている。
図8は本発明の第6実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図であって、図1と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。図8に示すアンテナ装置60は、パターンアンテナ4,8の放射素子5,9にメアンダ部が設けられていない点が、前述した第1実施形態例と異なっている。このように放射素子5,9がメアンダ部を有さない形状であってもよいが、小型化が特に要求される場合には放射素子5,9の一部をメアンダ形状にして電気長を稼ぐことが好ましい。
図9は本発明の第7実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図であって、図2や図4と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。図9に示すアンテナ装置70は、パターンアンテナ4,8の給電素子6,10をそれぞれ誘電体基板の片面2aで給電結合部5a,9aと略平行に隣接する位置に設けた点が、前述した第2実施形態例と異なっている。このように放射素子5,9の給電結合部5a,9aの近傍に給電素子6,10を配置させうるスペースがある場合には、給電素子6,10と給電結合部5a,9aを同一平面上に並設して容量結合させるという構成も可能となる。例えば、前述した第3実施形態例や第5実施形態例においても、給電結合部5aの図示右側に給電素子6を略平行に隣接させ、かつ、給電結合部9aの図示左側に給電素子10を略平行に隣接させるという設計変更が可能である。
1,20,30,40,50,60,70 アンテナ装置
2 誘電体基板
3 接地導体層
4,8 パターンアンテナ
5,9 放射素子
6,10 給電素子
5a,9a 給電結合部
5b,9b 第1の調整用パターン
5c,9c 第2の調整用パターン
5d,9d 相互結合部
5e,9e 開放端
5f,9f メアンダ部
5g,9g 第3の調整用パターン
5h,9h 補助パターン(第1の補助パターン)
5i,9i 補助パターン(第2の補助パターン)
7a,11a スルーホール(第1のスルーホール)
7b,11b スルーホール(第2のスルーホール)
12 マイクロストリップライン
13 高周波回路部
A 対称軸

Claims (4)

  1. 誘電体基板の表面で接地導体層と近接する領域に金属導体からなる2つのパターンアンテナを並べて配設したアンテナ装置であって、
    前記パターンアンテナが、使用周波数帯の波長の約1/2の電気長を有して一端近傍を給電結合部となした放射素子と、高周波回路部から給電信号が供給されて前記給電結合部と容量結合する給電素子とを備えていると共に、これら両パターンアンテナどうしを略線対称な形状に形成して、前記放射素子の一部を両パターンアンテナの対称軸に隣接して略平行に延びる相互結合部となし、この相互結合部の前記接地導体層寄りの一端側を前記給電結合部と繋いで他端側から屈曲して延伸する部分は前記接地導体層近傍に開放端を位置させ、かつ、前記両パターンアンテナの前記相互結合部どうしを容量結合させたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1の記載において、前記誘電体基板の片面に前記給電結合部を設けて他面に前記給電素子を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記放射素子が、第1のスルーホールを介して前記相互結合部と接続された第1の補助パターンと、第2のスルーホールを介して前記開放端の近傍部と接続された第2の補助パターンとを有することを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記放射素子が、前記給電結合部と前記開放端のいずれか一方に連続して延びる調整用パターンを有することを特徴とするアンテナ装置。
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