JP2011118746A - 管理装置及びデータ処理制御装置及び管理方法及びデータ処理制御方法及びプログラム - Google Patents

管理装置及びデータ処理制御装置及び管理方法及びデータ処理制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアクティビティから構成されるビジネスプロセスにおいて任意のアクティビティの再実行を可能にする。
【解決手段】アクティビティが実行され変数を用いた演算が行われると、ESB実行計算機11、21は、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、アクティビティ名が含まれる演算実行情報を生成し、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機4に送信し、ビジネスプロセス再開用計算機4は、演算実行情報を受信し、演算実行情報を記憶する。つまり、変数名と変数値とアクティビティ名とを対応付けて記憶する。いずれかのESB実行計算機においてビジネスプロセスの再実行が必要になった際に、ビジネスプロセス再開用計算機4では、再実行対象のアクティビティに先行するアクティビティにおける変数名と変数値を抽出し、抽出した変数名と変数値をESB実行計算機に送信して、対象のアクティビティを再実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のデータ処理が行われた後に当該データ処理を所定の箇所から再実行する際の効率化技術に関する。
より具体的には、例えば、ESB(Enterprise Service Bus)実行計算機を含むシステムにおいて所定のビジネスプロセスが行われた後に当該ビジネスプロセスを所定の箇所から再実行する際の効率化技術に関する。
ESBとは、SOA(Service−Oriented Architecture)における基本ミドルウェアであり、メッセージルーターを提供し、サービス間でメッセージルーターを通じた、メッセージのやりとりを行う、メッセージ指向のアプリケーション構築を可能にするミドルウェアである。
ESBの仕様は、非特許文献1で標準仕様が規定されており、ESBコンテナ、メッセージルーター、コンポーネント、ルーティング定義から構成される。
ESBコンテナはESBミドルウェア全体の制御を行う、ESB上の構成要素はESBコンテナ上に配置される。
ルーティング定義は、サービスとサービスの接続方法を定義したものである。
ESB起動時にルーティング定義は、各コンポーネントに対して、サービス同士の接続方法を示すパラメータ情報を設定する。
コンポーネントには、メッセージを送受信する機能と、サービスが含まれている。
ESB上でビジネスプロセスを制御する方法、すなわち、サービスを業務フローに従って意図した順番で実行する方法は、非特許文献2のProcess Managerパターンで示される方法が使用される。
これは、コンポーネントとしてビジネスプロセスを制御する、ビジネスプロセス実行コンポーネントを配置する方法である。
ビジネスプロセス実行コンポーネントは、ビジネスプロセス定義を持ち、ビジネスプロセスに含まれるコンポーネントは、必ずビジネスプロセス実行コンポーネントを介して、次に実行するコンポーネントを決める。
特許文献1にも、ESB上にProcess Manager型の制御を行うための、ビジネスプロセス実行機能を配置することにより、ビジネスプロセスの制御を行う技術が開示されている。
特許文献1では、複数のESB実行計算機がある環境において、ESB実行計算機間をまたがるビジネスプロセスをサブビジネスプロセスに分けて実行する方法が述べられている。
この中では、ビジネスプロセスの変数はサブビジネスプロセスを呼出すメッセージに付与することにより、サブビジネスプロセス間での変数の同期を行っている。
また、特許文献1の第78段落においては分割先のサブビジネスプロセスの中では、そのサブビジネスプロセス内で使用する変数のみを定義してもよいことが述べられている。
特開2008−204430号公報
Ron Ten−Hove, Peter Walker著、「Java(登録商標) Business Integration(JBI)1.0」Sun Microsystems Inc.、2005年8月17日発行 Gregor Hohpe、Bobby Woolf著、「Enterprise Integration Patterns: Designing, Building, and Deploying Messaging Solutions」Addison−Wesley Pub出版、2003年10月10日発行、p.312〜321
上記のような複数のESB実行計算機がある環境において、ビジネスプロセスの中のあるアクティビティが失敗した場合、回復の方法としては、失敗の原因を取り除いた後でビジネスプロセスをはじめから実施するという方法がある。
しかし、本来成功していたアクティビティを再び実行することになり無駄があるため、失敗の原因を取り除いた後で任意のアクティビティから処理を再開したいという要望がある。
この再開を実現するための方法としては、各アクティビティが終了した時点で、そのアクティビティを実行していたESB実行計算機がビジネスプロセスの実行状態、すなわちビジネスプロセスで定義されている全変数の値を保存する。そして、アクティビティを再開するときには、保存されている変数を使用して各ESB実行計算機の状態を指定されたアクティビティの実行前に戻すということが考えられる。
すべてのサブビジネスプロセスの間で全ての変数を共有している、つまりESB実行計算機間で全変数の同期が取れている場合には上記の方法で問題はない。
しかし、各サブビジネスプロセスがそれぞれで使用する変数のみを定義している場合、一つのESB実行計算機ではビジネスプロセス全体の変数を保持していない。
そのため、各アクティビティが終了した時点の全変数を保存するためには、アクティビティを実行していたESB実行計算機が全ESB実行計算機から変数を収集するなどの処理が発生し、無駄が大きいという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決することを主な目的とし、任意の箇所からデータ処理の再実行が可能な仕組みを提供することを主な目的とする。
本発明に係る管理装置は、
変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するデータ処理制御装置に接続され、前記データ処理制御装置を管理する管理装置であって、
前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子を前記データ処理制御装置から受信する受信部と、
前記受信部により受信された変数名と変数値とタイミング識別子を対応付けて記憶する変数情報記憶部と、
再実行タイミングを示すタイミング識別子が含まれ、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を指示する再実行指示を入力する入力部と、
前記変数情報記憶部から、前記再実行指示のタイミング識別子に先行するタイミング識別子を抽出するとともに抽出したタイミング識別子と対応付けて記憶されている変数名と変数値を抽出する変数情報抽出部と、
前記変数情報抽出部により抽出された変数名と変数値と前記再実行タイミングを示すタイミング識別子を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を生成する再実行要求生成部と、
前記再実行要求を前記データ処理制御装置に対して送信する送信部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、データ処理において変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子を受信し、受信した変数名と変数値とタイミング識別子を対応付けて記憶し、再実行指示が入力された場合に、データ処理の再実行に必要な変数名と変数値を抽出し、再実行タイミングを示すタイミング識別子と、抽出した変数名と変数値をデータ処理制御装置に送信するため、データ処理制御装置が独自の変数を定義している場合も、任意の箇所からデータ処理の再実行が可能である。
実施の形態1に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係るESB実行計算機の構成例を示す図。 実施の形態1に係るビジネスプロセス再開用計算機の構成例を示す図。 実施の形態1に係るビジネスプロセス定義の例を示す図。 実施の形態1に係る変数データベース定義の例を示す図。 実施の形態1に係るSTART A終了時の変数データベースの状態を示す図。 実施の形態1に係るサービスA1終了時の変数データベースの状態を示す図。 実施の形態1に係るSTART B終了時の変数データベースの状態を示す図。 実施の形態1に係るビジネスプロセス実行フローを示す図。 実施の形態1に係るESB実行計算機の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るビジネスプロセス再開用計算機の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るビジネスプロセス再開用計算機等のハードウェア構成例を示す図。
実施の形態1.
本実施の形態では、変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御する複数のデータ処理制御装置と、複数のデータ処理制御装置を管理する管理装置から構成されるシステムを対象とする。
なお、以下では、複数のデータ処理制御装置が複数のサブビジネスプロセスの実行を制御し、複数のサブビジネスプロセスの実行によりビジネスプロセスが実行される例を用いて説明する。
本例では、サブビジネスプロセスがデータ処理の例となる。
また、各サブビジネスプロセスには1つ以上のアクティビティが含まれ、各アクティビティでは、変数を用いた演算が行われる。
また、以下では、サブビジネスプロセスの実行を制御する複数のESB実行計算機を複数のデータ処理制御装置の例として説明し、複数のESB実行計算機を管理するビジネスプロセス再開用計算機を管理装置の例として説明する。
詳細は後述するが、本実施の形態における動作を概説すると以下のようになる。
サブビジネスプロセスが実行され変数を用いた演算が行われると、ESB実行計算機は、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子(アクティビティ名)が含まれる演算実行情報を生成し、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機に送信し、ビジネスプロセス再開用計算機は、演算実行情報を受信し、受信した演算実行情報を記憶する。つまり、ビジネスプロセス再開用計算機は、変数名と演算後の変数値とアクティビティ名とを対応付けて記憶する。
そして、いずれかのESB実行計算機においてビジネスプロセスの再実行が必要になった際に、ビジネスプロセス再開用計算機では、再実行対象のアクティビティに先行するアクティビティにおける変数名と変数値を抽出し、抽出した変数名と変数値を含みアクティビティの再実行を要求する再開要求(再実行要求)をESB実行計算機に送信して、対象のアクティビティを再実行させる。
図1は、本実施の形態に係るシステム構成の一例を示す構成図である。
図1に示すように、本実施の形態では、SOAシステムA(1)、SOAシステムB(2)の2つのSOAシステムが存在する。
そして、それぞれのSOAシステムでは、ESBミドルウェアを実行する計算機であるESB実行計算機A(11)及びESB実行計算機B(21)が存在する。
ESB実行計算機A(11)及びESB実行計算機B(21)は、ネットワーク3を介して相互に通信可能になっており、相互に連携してサービスを提供することができる。
前述のように、ESB実行計算機A(11)及びESB実行計算機B(21)は、それぞれ、データ処理制御装置の例である。
なお、SOAシステムの数は2つに限定されるものではなく、複数であれば3つ以上であってもよい。
また、ネットワーク3は、イントラネットなどのローカルネットワークであってもよいし、インターネットなどのグローバルネットワークであってもよい。
また、本実施の形態では、各SOAシステム(1および2)を、ESBを実行するためのESB実行計算機(11および22)、サービスを実行するためのサービス実行計算機(12、14および22)、およびそれらの計算機を接続するためのネットワーク(13および23)から構成している。
ここでネットワーク13およびネットワーク23は、イントラネットなどのローカルネットワークであってもよいし、インターネットなどのグローバルネットワークであってもよい。
各SOAシステムにおいてサービス実行計算機は複数存在してもよい。
また、本実施の形態では、SOAシステムA(1)において、ESB実行計算機A(11)、サービス実行計算機12、サービス実行計算機14がネットワーク13を介して相互に通信可能にされている。
サービス実行計算機12上のサービス実行基盤121には、サービスA1(1211)、サービスA2(1212)が配備され、サービス実行計算機14上のサービス実行基盤141にはサービスA3(1411)が配備されている。
サービス実行計算機に配備されるサービスは、サービス実行計算機12のように複数存在してもよいし、サービス実行計算機14のように一つ存在してもよく、またサービスが一つも存在しなくてもよい。
SOAシステムA(1)と同様に、SOAシステムB(2)において、ESB実行計算機B(21)、サービス実行計算機22がネットワーク23を介して相互に通信可能にされており、サービス実行計算機22上のサービス実行基盤221にはサービスB1(2211)とサービスB2(2212)が配備されている。
また、本実施の形態では、ネットワーク3を介してSOAシステムと相互に通信可能なビジネスプロセス再開用計算機4が存在する。
前述のように、ビジネスプロセス再開用計算機4は管理装置の例である。
図2は、本実施の形態に係るESB実行計算機の構成例を示す。
図2では、ESB実行計算機A(11)を示しているが、ESB実行計算機B(21)も同様の構成である。
ESB実行計算機A(11)には、通信部110とビジネスプロセス実行部A(111)とビジネスプロセス定義記憶部112が存在する。
通信部110は、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機4に送信するとともに、ビジネスプロセス再開用計算機4から、アクティビティの再実行を要求する再開要求(再実行要求)を受信する。
通信部110は、送信部及び受信部の例である。
なお、ESB実行計算機B(21)の通信部は、通信部210と表記する。
ビジネスプロセス定義記憶部112は、ビジネスプロセス定義を記憶している。
ビジネスプロセス定義は、複数のSOAシステムにわたって実行するビジネスプロセスが定義されている。ビジネスプロセス定義に示されるビジネスプロセスは、各SOAシステムで実行されるサブビジネスプロセス定義に分解することが出来る。
なお、以下では、ビジネスプロセス定義を便宜的にビジネスプロセス定義112とも表記する。
図4にビジネスプロセス定義112の例を示す。
図4の例では、ビジネスプロセス定義112はSOAシステムA(1)で実行するサブビジネスプロセスA定義1121とサブビジネスプロセスB定義1122に分解される。
更に、サブビジネスプロセスA定義1121は、複数のアクティビティ(サービスA1、サービスA2、サービスA3)に分解される。
また、サブビジネスプロセスB定義1122も、複数のアクティビティ(サービスB1、サービスB2)に分解される。
なお、一つのESB実行計算機の中に複数のビジネスプロセス定義が存在してもよい。
また、ESB実行計算機B(21)でも、ESB実行計算機A(11)と同じビジネスプロセス定義を有している。
ビジネスプロセス実行部A(111)は、ビジネスプロセス定義112に従って実行されているサブビジネスプロセスAインスタンス(1111)の変数や実行しているアクティビティなどの実行状態を管理し、サービスにメッセージを送信することでサブビジネスプロセスAインスタンスの処理を進める機能を持つ。
また、ビジネスプロセス実行部A(111)は、アクティビティが実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子(アクティビティ名)が含まれる演算実行情報を生成する。
更に、ビジネスプロセス実行部A(111)は、通信部110により再開要求(再実行要求)が受信された場合に、再開要求に含まれている変数名と変数値を用いて、再実行が指示されているアクティビティを再実行する。
ビジネスプロセス実行部A(111)は、演算実行情報生成部及びデータ処理実行部の例である。
なお、ESB実行計算機B(21)のビジネスプロセス実行部は、ビジネスプロセス実行部B(211)と表記する。
図3は、本実施の形態に係るビジネスプロセス再開用計算機4の構成例を示す。
ビジネスプロセス再開用計算機4において、通信部40は、サブビジネスプロセスが実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算が行われたアクティビティ名が含まれる演算実行情報を受信する。演算実行情報に含まれるアクティビティ名は、演算のタイミングを示す識別子であり、タイミング識別子の例である。
また、通信部40は、ユーザからアクティビティの再開指示(再実行指示)を入力した際に、アクティビティの再実行を要求する再開要求(再実行要求)を該当するESB実行計算機に送信する。
通信部40は受信部及び送信部の例である。
変数保存部41は、通信部40により受信された演算実行情報に含まれる変数名、変数値、アクティビティ名を変数データベース42に書き込む。
変数データベース42は、ビジネスプロセスの各アクティビティが終了した時点の変数を保存する。
より具体的には、変数データベース42は、通信部40により受信された演算実行情報に含まれる変数名、変数値、アクティビティ名を、受信元のESB実行計算機と関連付けて記憶する。
変数データベース42は、バージョン管理表421と変数管理表422を備える。
バージョン管理表421と変数管理表422の詳細は後述する。
変数データベース42は、変数情報記憶部の例である。
入力部44は、特定のアクティビティの再実行を指示する再開指示を入力する。
再開指示には、再実行の対象となるアクティビティ名が含まれ、当該アクティビティの再実行を指示する。
なお、再開指示に含まれるアクティビティ名は、再実行タイミングを示す識別子であり、タイミング識別子の例である。
ビジネスプロセス再開部43は、入力部44により再開指示が入力された場合に、変数データベース42から、再開指示に含まれるアクティビティ名に先行するアクティビティ名を抽出するとともに抽出したアクティビティ名と対応付けて記憶されている変数名と変数値を抽出し、さらに、再開指示に含まれるアクティビティ名と関連付けられているESB実行計算機を抽出する。
また、ビジネスプロセス再開部43は、抽出したESB実行計算機を宛先とし、抽出した変数名と変数値と再実行の対象となるアクティビティ名を含み、再実行対象のアクティビティの再実行を要求する再開要求(再実行要求)を生成する。
通信部40は、ビジネスプロセス再開部43により抽出されたESB実行計算機に再開要求を送信する。
ビジネスプロセス再開部43は、変数情報抽出部及び再実行要求生成部の例である。
次に、変数データベース42のバージョン管理表421と変数管理表422の詳細を説明する。
バージョン管理表421は、プロセスインスタンスが持つ変数のバージョンを管理するテーブルである。
変数管理表422は、変数の実体を管理するテーブルである。
バージョン管理表421と変数管理表422の定義を図5に示す。
バージョン管理表421に含まれるインスタンスID4211は、ビジネスプロセスインスタンスの識別子である。インスタンスID4211は、ESB実行計算機からの演算実行情報に含まれる。
実行アクティビティ4212は、変数を用いた演算が行われたアクティビティの名称を示す。実行アクティビティ4212は、ESB実行計算機からの演算実行情報に含まれる。
変数名4213は、演算に用いられた変数名を示す。変数名4213は、ESB実行計算機からの演算実行情報に含まれる。
バージョン4214は、同じ変数名に対して変数値の更新が行われた回数を示す。バージョン4214は、変数保存部41が設定する。
時刻4215は、演算実行情報の受信時刻又は変数データベース42への各データの格納時刻である。時刻4215は、変数保存部41が設定する。
変数管理表422において、インスタンスID4211、変数名4213、バージョン4214は、バージョン管理表421に含まれるものと同様である。
値4216は、演算後の変数値である。値4216は、演算実行情報に含まれる。
なお、実行アクティビティ4212や変数名4213は、それぞれアクティビティや変数を一意に識別できればよく、名称ではなくIDを使用してもよい。
また、バージョン管理表421の時刻4215は、バージョン管理表421にデータを追加した順番を管理するためのものであり、時刻の代わりにシーケンス番号を使用してもよい。
また、主キーの欄に「○」のある項目は、主キーとして機能する。
バージョン管理表421と変数管理表422は、例えば、図6、図7、図8のような形式で管理される。
なお、各図の詳細は後述する。
次に、図10及び図11のフローチャートに基づいて動作例を説明する。
図10はESB実行計算機の動作例を示し、図11はビジネスプロセス再開用計算機4の動作例を示す。
まず、図10のS1001〜S1003及び図11のS1101、S1102によりビジネスプロセス実行時の変数保存の動作例を説明する。
図10において、各ESB実行計算機のビジネスプロセス実行部はサブビジネスプロセスインスタンスの各アクティビティを実行し(S1001)、各アクティビティが終了した時点で、サブビジネスプロセスインスタンスが保持する変数名、変数値、アクティビティ名を示す演算実行情報を生成する(S1002)(演算実行情報生成ステップ)。
また、ESB実行計算機の通信部は、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機4の通信部40に送信する(S1003)(送信ステップ)。
ビジネスプロセス再開用計算機4では、図11に示すように、通信部40が演算実行情報を受信し(S1101)(受信ステップ)、変数保存部41が、演算実行情報に含まれる変数名、変数値アクティビティ名を変数データベース42に格納する(S1102)(変数情報記憶ステップ)。
なお、変数保存部41は、ESB実行計算機のビジネスプロセス実行部から送信されなかった変数が存在すると判定した場合は、直前のビジネスプロセスインスタンスの変数状態から変数をコピーすることにより、変数を補完する。
次に、図11のS1103〜S1106及び図10のS1004、S1005により、ビジネスプロセス再開時の動作例について説明する。
ビジネスプロセスの再開時は、図11に示すように、まず、ビジネスプロセス再開用計算機4の入力部44がユーザからの再開指示を入力する(S1103でYES)(入力ステップ)。
再開指示には、再開するビジネスプロセスインスタンスを特定するためのインスタンスIDと再開箇所(再実行タイミング)を指定するアクティビティ名が含まれる。
ビジネスプロセス再開部43は入力部44から再開指示を受けると、変数データベース42から該当ビジネスプロセスインスタンスのユーザから指定されたアクティビティの実行前の変数名と変数値を取得する(S1104)(変数情報抽出ステップ)。
つまり、ビジネスプロセス再開部43は、再開指示で指定されているアクティビティ名の1つ前のアクティビティ名を抽出するとともに、抽出したアクティビティ名に対応付けられている変数名と変数値を抽出する。
次に、ビジネスプロセス再開部43は、再開要求を生成する(S1105)(再実行要求生成ステップ)。
より具体的には、ビジネスプロセス再開部43は、再開指示のアクティビティ名、S1104で抽出した変数名、変数値を含み、再開指示で指示されているアクティビティを再実行するよう要求する再開要求を生成する。
なお、図1及び図4に示すように、各アクティビティはESB実行計算機と対応関係にあることから、ビジネスプロセス再開部43は、再開指示のアクティビティ名に対応するESB実行計算機を再開要求の宛先とする。例えば、S1104で抽出したアクティビティ名がサービスA1であれば、ESB実行計算機A(11)を再開要求の宛先とする。
その後、通信部40が、再開要求を対象となるESB実行計算機に送信する(S1106)(送信ステップ)。
ESB実行計算機では、図10に示すように、通信部がビジネスプロセス再開用計算機4から再開要求を受信すると(S1004でYES)(受信ステップ)、ビジネスプロセス実行部が再開要求に従って、再開要求に含まれる変数名と変数値を用いて、対象となるアクティビティを再開(再実行)する(S1005)(データ処理実行ステップ)。
なお、S1005の動作の詳細は、後述する。
次に、図4のビジネスプロセスを例に、動作について詳細な説明を行う。
まず、ビジネスプロセス実行時の変数保存の動作を説明する。
まず、ESB実行計算機A(11)において、ビジネスプロセス実行部A(111)は、START Aを実行したら、ビジネスプロセスインスタンスのインスタンスID(XYZ)、実行したアクティビティ名(START A)、ビジネスプロセスインスタンスで保持している変数の変数名(変数1および変数2)、各変数名に対する変数値を含む演算実行情報を生成し、通信部10が、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機4に送信する。
ビジネスプロセス再開用計算機4では、変数データベース42上にインスタンスID=XYZの変数が保存されていないことから、変数保存部41が、その時点の変数をバージョン1として変数管理表422に保存する。
そして、変数保存部41は、実行したアクティビティと変数のバージョンの対応をバージョン管理表421に時刻つきで保存する。このときの変数データベース42のバージョン管理表421と変数管理表422の状態を図6に示す。
つぎに、ESB実行計算機A(11)において、ビジネスプロセス実行部A(111)は、サービスA1を実行する。
サービスA1が終了したら、ビジネスプロセス実行部A(111)は演算実行情報を生成し、通信部110が、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機4に送信する。
ビジネスプロセス再開用計算機4では、変数保存部41は受信した演算実行情報のインスタンスID=XYZの変数1、変数2がすでにデータベースに保存されていることから、それぞれの変数値を新しいバージョンの変数値として変数管理表422に保存する。
また、バージョン管理表421にアクティビティと変数のバージョン対応を追加する。
ここで、変数データベース42上に保存されているインスタンスID=XYZの変数は変数1、変数2のみであることから、不足している変数はないものとして、変数の補完処理は行わない。
このときの変数データベース42のバージョン管理表421と変数管理表422の状態を図7に示す。
さらに、ESB実行計算機B(22)において、ビジネスプロセス実行部B(211)がSTART Bを実行すると、ビジネスプロセス実行部B(211)はビジネスプロセス実行部B(211)が持つ変数である変数1と変数3の状態とインスタンスID=XYZを示す演算実行情報を生成し、通信部210が、演算実行情報をビジネスプロセス再開用計算機4に送信する。
ビジネスプロセス再開用計算機4では、変数保存部41が、インスタンスID=XYZの変数1はすでに変数データベース42に保存されているので、受信した変数1の変数値を新しいバージョンとして、変数管理表422に保存する。
また、インスタンスID=XYZの変数3は、ESB実行計算機B(22)の独自の変数であり、まだ変数管理表422に保存されていないので、変数保存部41は、変数3の変数値をバージョン1として変数管理表422に保存する。
また、バージョン管理表421に実行したアクティビティと変数のバージョン対応を追加する。
ここで、バージョン管理表421に示されている時刻から、直前に実行されたアクティビティ(サービスA1)に対してインスタンスID=XYZの変数2が存在することが分かるが、ビジネスプロセス実行部B(211)から送信された演算実行情報の中には変数2が存在しないので、変数保存部41は変数2の補完としてバージョン管理表421の中でSTART Bに変数2の項目を設け、START Bの前に実行されたサービスA1の変数2のバージョン番号をコピーする。
このときの変数データベース42のバージョン管理表421と変数管理表422の状態を図8に示す。
また、ここまでの動作フローを図9に示す。
以降は、同様に処理を進めることでビジネスプロセスインスタンスの各アクティビティを実行した段階の変数状態を表すバージョン管理表421と変数の実体を保存する変数管理表422が作成される。
次に、ビジネスプロセス再開時の動作の詳細を説明する。
ビジネスプロセス再開時の動作の全体の流れは図10及び図11を用いて説明したとおりであるが、ここでは、図11のS1104及びS1105の動作の詳細と、図10のS1005の動作の詳細を説明する。
まず、図11のS1104及びS1105の動作の詳細を説明する。
たとえば、ユーザからインスタンスID=XYZ、再開対象のアクティビティとしてサービスAが指定された再開指示を入力したとする。
この場合、ビジネスプロセス再開部43は、例えば、ビジネスプロセス定義112(図4)又はバージョン管理表421を用いて、サービスAの1つ前のアクティビティを検索する。この結果、「START A」が抽出される。
次に、ビジネスプロセス再開部43は、バージョン管理表421においてインスタンスID=XYZ、実行アクティビティ=START Aを持つレコードを検索する。
図7又は図8の例では、該当するレコードは2つあり、両レコードには変数名として「変数1」及び「変数2」が示され、また、バージョンとして「1」が示されている。
次に、ビジネスプロセス再開部43は、変数管理表422において、インスタンスID=XYZ、変数名=変数1、バージョン=1を持つレコードと、インスタンスID=XYZ、変数名=変数2、バージョン=1を持つレコードを検索する。
図7又は図8の例では、検索の結果、ビジネスプロセス再開部43は、変数1の変数値として「1」を抽出し、変数2の変数値として「3」を抽出する。
次に、ビジネスプロセス再開部43は、再開指示で指定されたアクティビティである「サービス1」と、再開指示で指定されたインスタンスIDである「XYZ」と、抽出した変数名である「変数1」及び「変数2」と、抽出した変数値である「1」及び「3」を内容とする再開要求を生成する。
次に、図10のS1005の動作の詳細を説明する。
再開要求を受信したビジネスプロセス実行部は、S1005の動作として、まず、管理しているビジネスプロセスインスタンスの中から再開要求で指定されたビジネスプロセスインスタンスを検索し、再開要求で指定されたビジネスプロセスインスタンスが存在すれば、そのビジネスプロセスインスタンスの実行を中止する。
つぎに、ビジネスプロセス実行部は、どのようなサブビジネスプロセスインスタンスを作成するかを判定する。
例えば、サービスA1から再開するときは、サービスA1を実行しているサブビジネスプロセスAのインスタンスだけが必要であるが、サービスB1から再開する場合は、サービスB1を実行しているサブビジネスプロセスBのインスタンスの他に、サブビジネスプロセスAも実行途中となるためインスタンスが必要となる。
このように、ビジネスプロセス実行部は、サービスB1から再開する場合のように、再開の対象となるサブビジネスプロセス(例えば、サブビジネスプロセスB)が他のESB実行計算機(例えば、ESB実行計算機A(11))で実行される他のサブビジネスプロセス(例えば、サブビジネスプロセスA)の一部を構成する場合に、他のESB実行計算機に他のサブビジネスプロセスを再実行させ、再開要求に含まれている変数名と変数値を用いて再開が要求されたアクティビティ(例えば、サービスB1)からサブビジネスプロセスを再開する。
一方で、サービスA2から再開するときは、サブビジネスプロセスBは終了しているためインスタンスは不要である。
これらの判定はビジネスプロセス定義112を解析してもよいし、実行時の情報を使用してもよい。
ビジネスプロセス定義112を解析する場合は、例えば、サブビジネスプロセスごとの呼出し元の表を作成する。
次に再開するアクティビティが、どのサブビジネスプロセスに属するかを調べる。
そして、そのサブビジネスプロセスの名前を記録し、さらに呼出し元のサブビジネスプロセスを調べる。
これを呼出し元がなくなるまで繰り返すことにより、アクティビティの再開に必要なサブビジネスプロセスの一覧を得ることが出来る。
また、実行時の情報を使用する場合は、例えば、変数データベース42の中に実行サブビジネスプロセス管理表を作成し、ESB実行計算機がビジネスプロセス再開用計算機4に送信するメッセージにサブビジネスプロセスの開始と終了の情報を追加する。
変数保存部41は演算実行情報を受け取ると、実行されたアクティビティに必要なサブビジネスプロセスとして、直前に実行されていたサブビジネスプロセスの一覧をコピーする。
このとき演算実行情報にサブビジネスプロセスの開始情報があれば、そのサブビジネスプロセスに追加する。
逆に終了情報があればサブビジネスプロセスから削除する。
このようにして各アクティビティを実行したときに起動しているビジネスプロセスの一覧を作成することが出来る。
つぎに、ビジネスプロセス実行部は、サブビジネスプロセスインスタンスの要・不要の判定結果にもとづきビジネスプロセスインスタンスを作成し、インスタンスの中の変数を各アクティビティの実行前の状態に更新する(再開要求に含まれている変数値にする)。
そして、ビジネスプロセス実行部は再開要求で指定されたアクティビティを実行することによりビジネスプロセスを再開する。
このとき、応答待ちにしておくべきアクティビティが存在する場合は、応答待ちにしておく。
例えば、サービスB1から再開するときに、サブビジネスプロセスA定義中のビジネスプロセスBを応答待ちにしておく。
応答待ちにする方法としては、アクティビティに対応するコンポーネントに応答待ち状態にするためのAPI(Application Programming Interface)を設けてもよいし、ビジネスプロセス実行部A(111)が「ビジネスプロセスB」アクティビティを実行し、ビジネスプロセス実行部B(211)ではビジネスプロセス実行部A(111)からの呼出しを無視するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態1では、プロセスインスタンスの各アクティビティを実行したあとの状態を保存し、プロセスインスタンスの各アクティビティを実行する前の状態を取得することができるビジネスプロセス再開用計算機を設けたことにより、ビジネスプロセスインスタンスを任意の箇所に戻すためのデータ保存時に、関連するESB実行計算機の変数を参照するという問題を回避している。
また、変数データベースに変数を逐次保存することにより、ESB実行計算機が停電などでダウンした後でも、ビジネスプロセスインスタンスを任意のアクティビティから再開できるという耐障害性が追加される。
以上、本実施の形態では、以下の手段を備えた任意の箇所からプロセスインスタンスを再開することが出来るESB実行計算機およびビジネスプロセス再開用計算機を説明した。
(a)各プロセスインスタンスの変数を保存するための変数データベース、
(b)ビジネスプロセス実行機能から変数を受信し、変数データベースに変数を保存するための変数保存機能、
(c)ユーザの再開指示をうけビジネスプロセスインスタンスの各アクティビティの実行状態を格納した再開要求をビジネスプロセス実行機能に送信するビジネスプロセス再開機能、
(d)ビジネスプロセス再開機能からの再開要求を受信し、ビジネスプロセスの再開処理を実行するビジネスプロセス実行機能。
最後に、実施の形態1に示したビジネスプロセス再開用計算機4、ESB実行計算機A(11)、ESB実行計算機B(21)(以下、まとめてビジネスプロセス再開用計算機4等と呼ぶ)のハードウェア構成例について説明する。
図12は、実施の形態1に示すビジネスプロセス再開用計算機4等のハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図12の構成は、あくまでもビジネスプロセス再開用計算機4等のハードウェア構成の一例を示すものであり、ビジネスプロセス再開用計算機4等のハードウェア構成は図12に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
図12において、ビジネスプロセス再開用計算機4等は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
実施の形態1で説明した「変数データベース42」、「ビジネスプロセス定義記憶部112」は、RAM914、磁気ディスク装置920等により実現される。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907、FDD904などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
通信ボード915は、図1に示すように、ネットワークに接続されている。例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911に実行させるオペレーティングシステム921のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
また、ROM913には、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置920にはブートプログラムが格納されている。
ビジネスプロセス再開用計算機4等の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
上記プログラム群923には、実施の形態1の説明において「〜部」(「ビジネスプロセス定義記憶部112」以外、以下同様)として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態1の説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の演算」、「〜の計算」、「〜の実行」、「〜の再実行」、「〜の再開」、「〜の比較」、「〜の抽出」、「〜の更新」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態1の説明において「〜部」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。
すなわち、実施の形態1で説明したフローチャートに示すステップ、手順、処理により、本発明に係る管理方法及びデータ処理制御方法を実現することができる。
また、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、実施の形態1の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、実施の形態1に示すビジネスプロセス再開用計算機4等は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
1 SOAシステムA、2 SOAシステムB、3 ネットワーク、4 ビジネスプロセス再開用計算機、11 ESB実行計算機A、12 サービス実行計算機、13 ネットワーク、14 サービス実行計算機、21 ESB実行計算機B、22 サービス実行計算機、23 ネットワーク、40 通信部、41 変数保存部、42 変数データベース、43 ビジネスプロセス再開部、44 入力部、111 ビジネスプロセス実行部、112 ビジネスプロセス定義記憶部、121 サービス実行基盤、141 サービス実行基盤、221 サービス実行基盤、421 バージョン管理表、422 変数管理表、1111 サブビジネスプロセスAインスタンス、1211 サービスA1、1212 サービスA2、1411 サービスA3、2111 サービスB1、2212 サービスB2。

Claims (10)

  1. 変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するデータ処理制御装置に接続され、前記データ処理制御装置を管理する管理装置であって、
    前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子を前記データ処理制御装置から受信する受信部と、
    前記受信部により受信された変数名と変数値とタイミング識別子を対応付けて記憶する変数情報記憶部と、
    再実行タイミングを示すタイミング識別子が含まれ、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を指示する再実行指示を入力する入力部と、
    前記変数情報記憶部から、前記再実行指示のタイミング識別子に先行するタイミング識別子を抽出するとともに抽出したタイミング識別子と対応付けて記憶されている変数名と変数値を抽出する変数情報抽出部と、
    前記変数情報抽出部により抽出された変数名と変数値と前記再実行タイミングを示すタイミング識別子を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を生成する再実行要求生成部と、
    前記再実行要求を前記データ処理制御装置に対して送信する送信部とを有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記管理装置は、複数のデータ処理制御装置に接続され、
    前記受信部は、
    データ処理制御装置ごとに、変数名と変数値とタイミング識別子を受信し、
    前記変数情報記憶部は、
    前記受信部により受信された変数名と変数値とタイミング識別子を、受信元のデータ処理制御装置と関連付けて記憶し、
    前記変数情報抽出部は、
    前記変数情報記憶部から、前記再実行指示のタイミング識別子に先行するタイミング識別子を抽出するとともに抽出したタイミング識別子と対応付けて記憶されている変数名と変数値を抽出し、さらに、前記再実行指示のタイミング識別子と関連付けられているデータ処理制御装置を抽出し、
    前記送信部は、
    前記変数情報抽出部により抽出されたデータ処理制御装置に対して前記再実行要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理装置は、
    前記データ処理制御装置として、ビジネスプロセスを実現するデータ処理の実行を制御するESB(Enterprise Service Bus)実行計算機に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 所定の管理装置に接続され、変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するデータ処理制御装置であって、
    前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子が含まれる演算実行情報を生成する演算実行情報生成部と、
    前記演算実行情報を前記管理装置に送信する送信部と、
    再実行タイミングを示すタイミング識別子を含むとともに、前記再実行タイミングに先行する演算で用いられ前記演算実行情報として前記管理装置に送信された変数名と変数値を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を前記管理装置から受信する受信部と、
    前記再実行要求に含まれている変数名と変数値を用いて、前記再実行タイミングから前記データ処理を再実行するデータ処理実行部とを有することを特徴とするデータ処理制御装置。
  5. 前記データ処理実行部は、
    前記データ処理が他のデータ処理制御装置で制御される他のデータ処理の一部を構成する場合に、前記他のデータ処理制御装置に前記他のデータ処理を再実行させ、前記再実行要求に含まれている変数名と変数値を用いて前記再実行タイミングから前記データ処理を再実行することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理制御装置。
  6. 前記データ処理制御装置は、
    ビジネスプロセスを実現するデータ処理の実行を制御するESB(Enterprise Service Bus)実行計算機であることを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ処理制御装置。
  7. 変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するデータ処理制御装置に接続されたコンピュータが行う前記データ処理制御装置の管理方法であって、
    前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子を、前記コンピュータが前記データ処理制御装置から受信する受信ステップと、
    前記コンピュータが、前記受信ステップにより受信された変数名と変数値とタイミング識別子を対応付けて所定の変数情報記憶部に記憶する変数情報記憶ステップと、
    前記コンピュータが、再実行タイミングを示すタイミング識別子が含まれ、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を指示する再実行指示を入力する入力ステップと、
    前記コンピュータが、前記変数情報記憶部から、前記再実行指示のタイミング識別子に先行するタイミング識別子を抽出するとともに抽出したタイミング識別子と対応付けて記憶されている変数名と変数値を抽出する変数情報抽出ステップと、
    前記コンピュータが、前記変数情報抽出ステップにより抽出された変数名と変数値と前記再実行タイミングを示すタイミング識別子を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を生成する再実行要求生成ステップと、
    前記コンピュータが、前記再実行要求を前記データ処理制御装置に対して送信する送信ステップとを有することを特徴とする管理方法。
  8. 所定の管理装置に接続され、変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するコンピュータが行うデータ処理制御方法であって、
    前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、前記コンピュータが、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子が含まれる演算実行情報を生成する演算実行情報生成ステップと、
    前記コンピュータが、前記演算実行情報を前記管理装置に送信する送信ステップと、
    再実行タイミングを示すタイミング識別子を含むとともに、前記再実行タイミングに先行する演算で用いられ前記演算実行情報として前記管理装置に送信された変数名と変数値を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を前記コンピュータが前記管理装置から受信する受信ステップと、
    前記コンピュータが、前記再実行要求に含まれている変数名と変数値を用いて、前記再実行タイミングから前記データ処理を再実行するデータ処理実行ステップとを有することを特徴とするデータ処理制御方法。
  9. 変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するデータ処理制御装置に接続されたコンピュータに、
    前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子を前記データ処理制御装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信された変数名と変数値とタイミング識別子を対応付けて所定の変数情報記憶部に記憶する変数情報記憶ステップと、
    再実行タイミングを示すタイミング識別子が含まれ、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を指示する再実行指示を入力する入力ステップと、
    前記変数情報記憶部から、前記再実行指示のタイミング識別子に先行するタイミング識別子を抽出するとともに抽出したタイミング識別子と対応付けて記憶されている変数名と変数値を抽出する変数情報抽出ステップと、
    前記変数情報抽出ステップにより抽出された変数名と変数値と前記再実行タイミングを示すタイミング識別子を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を生成する再実行要求生成ステップと、
    前記再実行要求を前記データ処理制御装置に対して送信する送信ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 所定の管理装置に接続され、変数を用いた演算が含まれるデータ処理の実行を制御するコンピュータに、
    前記データ処理が実行され変数を用いた演算が行われると、演算の対象となった変数名と、演算後の変数値と、演算のタイミングを示すタイミング識別子が含まれる演算実行情報を生成する演算実行情報生成ステップと、
    前記演算実行情報を前記管理装置に送信する送信ステップと、
    再実行タイミングを示すタイミング識別子を含むとともに、前記再実行タイミングに先行する演算で用いられ前記演算実行情報として前記管理装置に送信された変数名と変数値を含み、前記再実行タイミングからのデータ処理の再実行を要求する再実行要求を前記管理装置から受信する受信ステップと、
    前記再実行要求に含まれている変数名と変数値を用いて、前記再実行タイミングから前記データ処理を再実行するデータ処理実行ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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