JP2011117229A - オーバーフロー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗面台、流し台、浴槽等の槽体に施工される、槽体にオーバーフロー排水口を設けることなくオーバーフロー排水を行う槽体の排水配管において、オーバーフロー配管に通気口などを設けなくとも、オーバーフロー排水を良好に排出することができる、槽体の排水配管を提供する。
【解決手段】槽体Bの排水を行う排水配管を、槽体Bの底面に開口した排水口1と連通する排水管5と、排水管5の内部にて流路を閉塞する閉塞弁2と、排水管5の、閉塞弁2よりも上流側にて分岐し、その一部が槽体Bの底面よりも上方に配置され、且つ槽体Bの上縁よりも下方で折り返して閉塞弁2よりも下流側に接続される、排水配管の内外に対し密閉されたオーバーフロー配管3と、上記排水配管の、オーバーフロー配管3との合流部よりも下流側に備えられた、封水を有さない非封水式排水トラップ10と、から構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は洗面台、浴槽等の槽体に取り付けられる排水配管に関するものであって、更に詳しくは、槽体の排水口を閉塞した際に、槽体内に溜まった排水が、槽体の上縁から溢れることを防止するオーバーフロー配管を採用した、槽体の排水配管に関するものである。
従来より洗面台、流し台、浴槽等の槽体には、排水口をゴム栓などで閉塞した場合に、槽内に溜まった排水が槽体の上縁から溢れることを防止するため、溜まった槽体内の排水を排出するためのオーバーフロー配管が備えられている。
このようなオーバーフロー配管の多くは、槽体の側面にオーバーフロー排水口を設け、このオーバーフロー排水口からの排水を排水口からの排水の流路に合流させるように構成されてなる。このように構成することで、槽体内の溜まり水がオーバーフロー排水口の水位を超えると、槽体の上縁を超えて槽体外に溢れる前に、事前にオーバーフロー排水口から下水側の排水配管に排出する事ができる。
しかしながら上記のようなオーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管では、次のような問題点があった。
問題点1.槽体の側面に必ずオーバーフロー排水口を設ける為の開口を設ける必要がある。
問題点2.オーバーフロー排水口に槽体の底面の排水口の排水配管に連通するオーバーフロー排水管を接続する必要がある。
問題点3.水垢や排水中の汚物が付着したオーバーフロー排水口内部を槽体の使用者が目視してしまうなど、意匠性が悪い。
このような問題点を解決するため、特許文献1において、以下に記載するようなオーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管が提案されている。
以下に、オーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管の従来例を、図面を参照しつつ説明する。
図8乃至図11に示した従来の槽体の排水配管は、排水栓本体、閉塞弁、オーバーフロー配管を備えた継手管、封水式排水トラップ配管、等の各部材より構成されてなる。以下に各部材の構成を記す。
閉塞弁は、円盤状の弁部分と、該弁部分の中央を貫く支持軸と、支持部側面に設けた係止腕と、からなる。
排水栓本体は略円筒状の部材であって、その円筒内部上縁に排水口を、内部に排水の流路を、それぞれ形成すると共に、上縁外周面に、外周方向に周縁に沿って連続して突出させて設けたフランジ部を備え、また外周下面に雄ネジを設けてなる。更に排水の流路内に、上記支持軸の係止椀を係止固定する係止部を備えてなる。
継手管は略円筒状の部材であって、その内部の通水路部分に排水栓本体の雄ネジと螺合する雌ネジを備えると共に、閉塞弁の弁部分を載架した際に通水を防止する弁座部を備えてなる。また、継手管には、該弁座部の上流側側面に設けられたオーバーフロー排水口、弁座部の下流側側面に設けられたオーバーフロー合流口、及び、オーバーフロー排水口とオーバーフロー合流口とを連通する、上縁が槽体の底面よりも高い位置で槽体の上縁よりも低い位置で折り返す折り返し部分を備えた、略L字形状に構成されたオーバーフロー配管を備えてなる。尚、オーバーフロー配管の折り返し部分上方には通気を行う通気口を形成してなる。
封水式排水トラップ配管は、管体をS字状に屈曲させた部材であって、その内部に屈曲を利用して必ず排水が溜まるを部分を設けてなり(この溜まり水を「封水」と呼ぶ)、上流側は排水栓本体に、下流側は下水側配管に、それぞれ接続される。
また、この従来の槽体の排水配管が施工される、槽体である洗面台の洗面ボウルは、上方が開口した槽体であって、その底面に排水栓本体を取り付ける取付孔を備えてなる。
上記のように構成した槽体の排水配管を洗面ボウルに施工する場合、
まず排水栓本体の円筒部分を取付孔に挿通させ、フランジ部下面を取付孔上面に当接させる。次に、槽体の下面方向から、パッキングを介して排水栓本体の雄ネジに継手管の雌ネジを螺合させ、フランジ部下面と継手管上縁とで、パッキングを介し取付孔周縁を挟持させて、排水栓本体と継手管を固定する。この時、オーバーフロー配管の折り返し部分が槽体の底面よりも高い位置で槽体の上縁よりも低い位置で折り返すように配置固定する。
更に継手管の下端と下水側の床下配管とを、封水式排水トラップ配管を介して接続した上で、閉塞弁を排水口から排水栓本体の内部乃至継手管内部に配置して、槽体である洗面ボウルへのオーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管の施工が完了する。
上記のように施工したオーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管を使用する場合、図8に示したように、まず閉塞弁の係止腕が係止部に載架係止され、弁部分が継手管の弁座に当接していない状態、即ち排水口から継手管内をほぼ直線的に通過し、封水式トラップ部材へ通じる流路が閉塞されていない状態(以下「開栓状態」と呼ぶ)とする。この状態では、槽体内に生じた排水は、排水口から排水栓本体内部を通過し、継手管内をオーバーフロー配管側を通過する事無く上下にほぼ直線的に通過し、封水式排水トラップ配管内を通過して下水側に排出される。尚、この際封水式排水トラップ配管内の屈曲部分に排水が溜まって封水を形成する。この封水が封水式排水トラップ配管内部の一部を常時満管状態として封水式排水トラップ配管内部を水封するため、下水側からの臭気や害虫類が封水部分を通過できなくなり、臭気や害虫類の屋内側への逆流することが防止される。
次に、図9に示したように、係止腕と係止部との載架係止状態を解除し、閉塞弁を弁座に当接させた状態(以下「閉栓状態」と呼ぶ)とする。この状態では、閉塞弁により継手管内の上方から下方に直線的に流れる流路が閉塞されているため、継手管内部では、円筒部分の上方から下方に向かって直線的に排水が流れることが不可能になっている。
このため、この閉栓状態では、排水口から流れ込んだ槽体の排水は排水栓本体内部を通過し、継手管内部に流入した後、オーバーフロー排水口からオーバーフロー配管側に流れ込む。この時、前述のように、オーバーフロー配管は、上縁が槽体の底面よりも高い位置で槽体の上縁よりも低い位置で折り返す略U字形状に構成されているため、図10に示したように、排水の水面は、槽体である洗面ボウル及びオーバーフロー配管内を、オーバーフロー配管の折り返し部分まで上昇する。
排水がオーバーフロー配管の折り返し部分まで上昇すると、排水は折り返し部分を溢れて下流側に流れ込み、そのままオーバーフロー合流口から継手管下端を通過し、封水式排水トラップ配管内を通過して下水側に排出される。このようにしてオーバーフロー配管の折り返し部分から排水が溢れて排出されるため、洗面ボウル内の排水は、オーバーフロー配管の折り返し部分よりも上方に溜まる事無く排水を行うことができる。
また、上記した開栓状態と同様に、封水式排水トラップ配管内の屈曲部分には使用により排水が溜まって封水を形成する。
このように構成したオーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管では、槽体の側面にオーバーフロー排水口を設ける必要がないため、段落0002の問題点1.乃至問題点3.に記載したような問題点を全て解消することができる。
特開2004−183225号公報
上記従来の槽体の排水配管において、オーバーフロー配管には通気口が設けられている。このようにオーバーフロー配管に通気口を設けているのは、以下のような理由による。
図11乃至図13に示したように、通気口を備えない封水式排水トラップ配管を備えた槽体の排水配管において、槽体を1回以上使用し、封水式排水トラップ配管内に封水が形成されると、排水配管内が水封され排水口から下水側には自由に通気が行えない状態となる。この状態において、段落0005に記載したように、排水配管を閉栓状態とし、オーバーフロー排水口からオーバーフロー配管側に排水を流すと、図12に示したように、排水の溜まり部分がL字の折れ曲がり部分に達した時点で、オーバーフロー配管の少なくとも一部の管体が排水で満たされた状態となり、水封される。このため、元々オーバーフロー配管の内部にあった空気は、上流はオーバーフロー配管の満管部分によって、下流は封水式排水トラップ配管の封水によって、それぞれ水封され、オーバーフロー配管から封水式トラップ部材の封水上流までの間に空気溜まりとして溜まる。
この状態からオーバーフロー配管の排水が行われるためには、排水がこの空気溜まりを押し出して流れる必要がある。図12に示したように、オーバーフロー配管の上流側の水位が槽体内部と同じ水位となった状態から、更に排水が流れる為には、空気溜まりを押しのける必要があるが、空気溜まりは下流側で封水式排水トラップ配管の封水水面に達しており、他に排気される箇所はない。
このため、封水の上流側と下流側の水面が等しく、またオーバーフロー配管の水面と槽体内の溜まり水の水面が等しい図12のような状態から、オーバーフロー配管及び封水部分の排水を行うためには、封水の上流側が加圧され、空気が上流側の封水を押し上げる必要がある。
ここで、例えば封水水面に長さaの分の高低差が生じる為には、その分だけ槽体側に水圧が多く作用する必要がある。具体的には、図13に示したように、封水の水面の高低差a分だけ、槽体内の水面がオーバーフロー配管の折り返し部分より上方となることで、封水水面に長さaの分の高低差が生じるだけの水圧が槽体側に発生する。
同様の理由から、オーバーフロー配管内の排水が空気溜まりを押しのけて排水されるか、または空気溜まりがオーバーフロー配管の排水に押し出されて封水を完全に押し上げて下流側に排気されるためには、槽体内の水面とオーバーフロー配管内部の水面(折り返し部分の水面)との高低差が、封水式排水トラップ配管の上端から下端との高低差(以後、この封水式排水トラップ配管の上端から下端との高低差を「封水芯」と呼ぶ)以上となる必要がある。
封水芯の高低差が、図13に示したように、長さAであれば、槽内の水面とオーバーフロー配管内部の水面の高低差も長さA以上でなければ、排水が空気溜まりを押しのけ下流側に排出される、または空気溜まりが下流側に排出されることができないが、槽体の上縁が、オーバーフロー配管内部の水面に長さAを加えた高さよりも低ければ、オーバーフロー配管からの排水が生じるより先に排水が槽体から溢れてしまう、という問題が生じる。
事前に槽体の全高を含む形状や、封水式排水トラップ配管の形状・寸法等が明確であれば、それに基づいて槽体の上縁から封水式排水トラップ配管の水位の高低差分を差し引いたオーバーフロー配管を設計・製造することで、上記問題を解決できるが、このような方法では槽体の形状毎にオーバーフロー配管も新たに設計しなければならなくなり、汎用性が無くなり、オーバーフロー配管の種類が増え、製品管理が困難となり、また製品単価が高くなりすぎる。
どのような深さの槽体にも適応できるように、オーバーフロー配管の折り返しまでの高さを低くすると、充分な深さのある槽体に対しては、あまり内部に排水を溜めることができない槽体の排水配管となってしまう等の問題がある。
このため、特許文献1.に記載したオーバーフロー配管を備えた槽体の排水配管では、オーバーフロー配管の折り返し部分の上方に通気口を設け、この通気口からオーバーフロー配管内の空気溜まりを外部に排出する事で、空気溜まりが封水部分を通過することなく排出されるように構成している。
しかし、このようにオーバーフロー配管の内外を貫通する通気口を設けると、オーバーフロー配管内の排水が、排水の勢いによりオーバーフロー配管の外部に飛び出して洗面台のキャビネット内を汚したり、逆に埃などがオーバーフロー配管内に引き込まれて最悪の場合オーバーフロー配管等を閉塞してしまう場合がある(排水時排水配管内には負圧が発生し、周囲の空気を引き込むため、空気中の埃などを引き込みやすい)。
また、オーバーフロー配管の内外が通気状態にあると、「ゴボゴボ」といった排水の騒音がこの開口部分である通気口から洩れて槽体の使用者の不快感を与える、といった問題があった。この通気口に、空気圧等によって作動する排気弁を配置することで問題の解決を図ることもできるが、排気弁の採用により部材が増えることで、製品単価が上昇し、また部材管理の手間が増え、また排気弁が故障すれば槽体の排水が溢れる可能性が生じるなど、好適な解決方法と言うことはできなかった。
本発明は上記問題点を解消するために考案されたものであり、洗面台、流し台、浴槽等の槽体に施工される、槽体にオーバーフロー排水口をを設けることなくオーバーフロー排水を行う槽体の排水配管において、オーバーフロー配管に通気口などを設けなくとも、オーバーフロー排水を良好に排出することができる、槽体の排水配管を提供するものである。
請求項1に記載の本発明は、槽体の排水を行う排水配管であって、
該槽体の底面に開口した排水口1と連通する排水管と、排水管の内部にて流路を閉塞する閉塞弁2と、排水管の、該閉塞弁2よりも上流側にて分岐し、その一部が槽体の底面よりも上方に配置され、且つ槽体の上縁よりも下方で折り返して該閉塞弁2よりも下流側に接続される、排水配管の内外に対し密閉されたオーバーフロー配管3と、上記排水配管の、オーバーフロー配管3との合流部よりも下流側に備えられた、封水を有さない非封水式排水トラップと、から構成されることを特徴とする、槽体の排水配管である。
尚、ここで言う「排水配管の内外に対し密閉されたオーバーフロー配管3」とは、「オーバーフロー配管3の側面に開口などが形成されること無く、オーバーフロー配管3部分において、排水配管の内部と外部とで通気が行われることは無い」という意味であって、例えばオーバーフロー配管3が排水配管に対しても密閉され通水が行われない、という意味ではない。
請求項2に記載の本発明は、上記非封水式排水トラップが、略筒体状にして可撓性を有する素材からなり、筒体の一部において内面同士が当接することで筒体が閉塞し、筒体の一方へ流れようとする流体の圧力に対して弾性変形して筒体内部を開口して流体を通過させると共に、筒体の他方へ流れようとする流体の圧力に対しては閉塞した状態を維持して流体の通過を防止する自封トラップであることを特徴とする、段落0009に記載の槽体の排水配管である。
請求項3に記載の本発明は、上記非封水式排水トラップが、筒体部分を備えた硬質管と、該硬質管を通常は閉塞し、上流側に一定の圧力を加えられた場合に開栓して上流から下流側への排水を許容する弁体18と、からなる逆流防止弁であることを特徴とする、段落0009に記載の槽体の排水配管である。
請求項4に記載の本発明は、上記槽体の排水配管において、閉塞弁2が、遠隔操作により開閉される遠隔操作式閉塞弁2であることを特徴とする、段落0009乃至段落0011のいずれか1つに記載の槽体の排水配管である。
請求項5に記載の本発明は、上記槽体の排水配管において、排水口1に、槽体の使用者が直接排水口1を目視することを防止する、目隠しカバー4を備えたことを特徴とする、段落0012に記載の槽体の排水配管である。
請求項6に記載の本発明は、上記槽体の排水配管において、オーバーフロー配管3を備えた排水管が、筒状の本体部分と、該本体部分の上方側面から突出した、その上面が槽体の底面に接して固定されるフランジ部7と、によって一体に構成されてなることを特徴とする、段落0009乃至段落0013のいずれか1つに記載の槽体の排水配管である。
請求項7に記載の本発明は、記槽体の排水配管において、オーバーフロー配管3の上面の一部を、フランジ部7の一部にて兼用した事を特徴とする、段落0014に記載の槽体の排水配管である。
請求項1に記載の発明では、槽体の側面にオーバーフロー排水口用の開口を備えない槽体の排水配管において、排水トラップを、非封水式の排水トラップとしたことで、オーバーフロー配管に通気口など、オーバーフロー配管の内外を通気する部分を設けなくとも、排水を良好に行うことができる。非封水式排水トラップの具体例としては、請求項2に記載した、軟質素材を利用した自封トラップや、請求項3に記載した、硬質管と、通常は該硬質管を閉塞し、圧力に応じて開口する排水トラップとしての逆流防止弁などがある。
請求項4に記載の本発明では、閉塞弁を遠隔操作により開閉することによって、排水口より下方で手が届きにくい位置に配置された閉塞弁の開閉作業が極めて容易となった。
請求項5に記載の本発明では、排水口に目隠しカバーを備えた事で、排水口内およびその下流の、汚れや水垢が付着した部分が露出しなくなり、意匠性が向上した。この目隠しカバーの構成は、従来の槽体の排水配管では、例えばゴム栓式の閉塞弁では排水口を閉塞する都度目隠しカバーを外して排水口にゴム栓をはめ込まなければならないため使用に手間が掛かり、また排水口を閉塞する通常の遠隔操作式排水栓装置のように、排水口の上方で閉塞弁の弁部分が上下する構成では上昇した弁部分が目隠しカバーに干渉して使用できなくなる、といった理由から使用できず、本発明のように排水配管の途中部分に弁座部を設けた遠隔操作式排水栓装置を用いることで初めて使用が可能になる構成である。
請求項6に記載の本発明では、オーバーフロー配管を備えた排水管を、排水管にフランジ部を設け、このフランジ部上面を槽体の底面に当接させて固定する構成とした。図8に示した従来の槽体の排水配管のように、排水栓本体と継手管とで取付口周縁を挟持させる構成とすると、オーバーフロー配管の上流側の開口部分(従来例における「オーバーフロー排水口」)を排水栓本体の下方に配置しなければならなくなり、その分の排水配管が下方に突出してキャビネット内の収納スペースを狭くしてしまう等の問題があった。本発明によれば、従来例における排水栓本体が省略でき、その分オーバーフロー配管の上流側の開口部分の位置を高くできるため、その分オーバーフロー配管の高さ位置を高くでき、キャビネット内の収納スペースを広くすることができる。
請求項7に記載の本発明によれば、オーバーフロー配管の上面の一部を、フランジ部の一部にて兼用した事で、オーバーフロー配管の上面とフランジ部の一部を完全に別々に構成した場合と比較して、よりオーバーフロー配管の高さ位置を高くでき、キャビネット内の収納スペースを広くすることができる。
槽体の排水配管の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 槽体の排水配管の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 槽体の排水配管の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 槽体の排水配管の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 槽体の排水配管の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 槽体の排水配管の他の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 槽体の排水配管の他の実施例を示す、一部を切り欠きした参考図である。 従来の槽体の排水配管を示す、一部を切り欠きした参考図である。 従来の槽体の排水配管を示す、一部を切り欠きした参考図である。 従来の槽体の排水配管を示す、一部を切り欠きした参考図である。 通気口を備えない従来の槽体の排水配管を示す、一部を切り欠きした参考図である。 通気口を備えない従来の槽体の排水配管を示す、一部を切り欠きした参考図である。 通気口を備えない従来の槽体の排水配管を示す、一部を切り欠きした参考図である。
以下に、本発明の槽体の排水配管の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図4に示した本発明の槽体の排水配管は、オーバーフロー配管3を備えた継手管5、チーズ管8、自封トラップ部材10、閉塞弁2、操作部12、レリースワイヤ13、支持部材14、排水接続管15、目隠しカバー4、等の各部材より構成されてなる。以下に各部材の構造を記す。
継手管5は略円筒状の部材であって、筒状の本体部分と、該本体部分の上方側面から突出した、その上面が槽体の底面に接して固定されるフランジ部7と、を備えてなり、その内部に形成される排水の通路である通水路部分5aに、閉塞弁2の弁部分2aを載架した際に通水を防止する弁座部6を備えてなる。
また、フランジ部7には、複数箇所にビス穴を備えてなり、この開口のそれぞれにビス部材16を備えてなる。
また、継手管5には、該弁座部6の上流側側面に設けられたオーバーフロー排水口3a、弁座部6の下流側側面に設けられたオーバーフロー合流口、及び、オーバーフロー排水口3aとオーバーフロー合流口とを連通する、上縁が槽体の底面よりも高い位置で、且つ槽体の上縁よりも低い位置で折り返す折り返し部分3cを備えた、略L字形状に構成されたオーバーフロー配管3を備えてなる。尚、図1等に示したように、オーバーフロー配管3の上面の一部は、上記フランジ部7の一部にて兼用された構造となっている。
閉塞弁2は円盤状の弁部分2aと、該弁部分2aの中央下方から垂下された支持軸2bと、からなる。
操作部12は、槽体である洗面ボウルの上縁の近傍に配置され、レリースワイヤ13に接続される部材であって、操作部12に加えた押し操作または引き操作により、レリースワイヤ13を介してインナーワイヤ他端に設けたロッド部13aを上昇させ、また降下させる。
レリースワイヤ13は、操作部12の動作を閉塞弁2に伝達する部材であって、
側面方向に対して可撓性を備え、軸方向には剛性を備えた円筒状のアウターチューブと、該アウターチューブ内に配置され、アウターチューブ内に滑動自在に配置された、側面方向に対して可撓性を備え、軸方向には剛性を備えたインナーワイヤと、インナーワイヤに備えたロッド部13aと、からなる。
支持部材14は、レリースワイヤ13端部を支持固定し、レリースワイヤ13のロッド部13aを上下動可能な状態で閉塞弁2の支持軸2b下方に配置する部材であり、レリースワイヤ13の端部を支持固定する支持部14aと、支持部14a下方に設けられた、継手管5とチーズ管8に挟持される固定部14bと、から構成される。
チーズ管8は円筒状の管体であって、その側面にレリースワイヤ13を挿通して水密的に固定する枝管部9とを備えてなり、上流側は支持部材14を挟持した状態で継手管5に、下流側は自封トラップ部材10に、それぞれ接続される。
自封トラップ部材10は、以下に記載する自封トラップ本体10aと、トラップ配管部材11と、から構成される。
自封トラップ本体10aは、略筒体状にして可撓性を有する素材からなり、筒体の一部において内面同士が当接することで筒体が閉塞し、筒体の一方(排水口1から下水側)へ流れようとする流体の圧力に対して弾性変形して筒体内部を開口して流体を通過させると共に、筒体の他方(下水側から排水口1)へ流れようとする流体の圧力に対しては閉塞した状態を維持して流体の通過を防止する部材である。
トラップ配管部材11は、略円筒状の硬質管であって、上端は自封トラップ本体10aの上端の円筒部分と水密的に接続した状態でチーズ管8下端に、下端は後述する排水接続管15に、それぞれ接続される部材である。
排水接続管15は管体であって、上端は自封トラップ配管の下流側端部に、下端は下水側配管に、それぞれ接続され、自封トラップ部材10から流れ出た排水を下水側に排出する。
目隠しカバー4は槽体である洗面ボウルの排水口1上方に配置される部材であって、平坦な樹脂からなるカバー部4aと、カバー部4aの下方に配置されて排水口1とカバー部4aの間に通水用の隙間を形成する脚部4bと、から構成される。
また、この排水配管される槽体である洗面台の洗面ボウルは、上方が開口した槽体であって、洗面ボウル下方に継手管5の排水口1に対応する取付孔を設けると共に、該取付孔の周縁の下面に、継手管5のフランジ部7のビス穴に対応する位置に、ビス部材16と螺合するネジ穴部を設けてなる。また、洗面ボウルの上方の開口周縁近傍に、操作部12を取り付ける操作部12取付孔を設けてなる。上記のように構成されたこの洗面ボウルは、石鹸やタオルなどの収納スペースを内部に備えたキャビネットの上方に配置固定されてなる。
上記の各部材から構成された槽体の排水配管を、槽体である洗面ボウルに施工する場合、まず洗面ボウルの取付孔の下面に、継手管5のフランジ部7を当接させ、更にビス穴を介してビス部材16をネジ穴部に螺合させて継手管5を洗面ボウルに取付固定する。また、操作部12取付孔に操作部12を取り付ける。
次に、レリースワイヤ13を、チーズ管8の枝管部9から管体の上流側に向けて挿通し、管体から取り出した後、支持部材14の支持部14aにレリースワイヤ13の端部を固定する。
この状態から、支持部材14の固定部14bを、継手管5とチーズ管8とで挟持した状態とした上で、継手管5とチーズ管8と接続固定する。また枝管部9の端部をレリースワイヤ13を挿通した状態で水密的に固定する。またレリースワイヤ13の他端を操作部12に接続する。更にチーズ管8の下端に、自封トラップ部材10の、トラップ配管部材11の上流側端部を接続する。また、排水接続管15を介してトラップ配管部材11の下流側端部を下水側配管に接続し、排水口1の上方に目隠しカバー4を配置して、洗面ボウルへの槽体の排水配管の施工が完了する。
上記のように施工した槽体である洗面ボウルへの排水配管を使用する場合、まず図1に示したように、操作部12を操作し、ロッド部13aが上昇して閉塞弁2の支持軸2bを押し上げ、弁部分2aが継手管5の弁座部6に当接していない状態、即ち排水口1から継手管5内をほぼ直線状に通過し、自封トラップ部材10へ通じる流路が閉塞されていない状態(以下「開栓状態」と呼ぶ)とする。この状態では、洗面ボウル内に生じた排水は、排水口1から継手管5内を、オーバーフロー配管3側を通過する事無く通過し、自封トラップ部材10の自封トラップ本体10a内に溜まる。水量が一定量溜まり、内部の圧力(水圧)が一定の値に達すると、図2に示したように、自封トラップ本体10aが開口して、排水が排水接続管15側に排出されて、排水接続管15から下水側に排出される。
次に操作部12に操作を加え、図3に示したように、ロッド部13aを降下させて閉塞弁2の弁部分2aが弁座部6に当接し、排水口1から継手管5内をほぼ直線状に通過する流路が閉塞された状態(以下「閉栓状態」と呼ぶ)とする。この状態では、閉塞弁2により継手管5内の上方から下方にほぼ直線的に流れる流路が閉塞されているため、排水口1から流れ込んだ洗面ボウル内の排水は、継手管5内部に流入した後、オーバーフロー排水口3aからオーバーフロー配管3側に流れ込む。この時、前述のように、オーバーフロー配管3は、上縁が槽体の底面よりも高い位置で槽体の上縁よりも低い位置で折り返す折り返し部分3cを備えた略L字形状に構成されているため、図4に示したように、排水の水面は、槽体である洗面ボウル及びオーバーフロー配管3内を、オーバーフロー配管3の折り返し部分3cまで上昇する。
排水がオーバーフロー配管3の折り返し部分3cまで上昇すると、排水は折り返し部分3cを溢れて下流側に流れ込み、そのままオーバーフロー合流口から継手管5下端を通過し、自封トラップ本体10a内部に溜まる(又は、空気溜まりが押し出されて自封トラップ本体10a内部の空気の圧力が高まる)。排水の水量が一定量溜まり(又は空気溜まりの空気圧が高まり)、内部の圧力が一定の値に達すると、自封トラップ本体10aが開口して、排水(又は空気溜まり)が排水接続管15側に排出されて、排水接続管15から下水側に排出される。
この時、自封トラップ本体10aは、従来の封水式排水トラップ配管とは異なり、単純に圧力が加えられれば水圧または空気圧のいずれに関係なく開口する。このため、槽体である洗面ボウル側の水位が上昇すれば、図5に示したように自封トラップ本体10a内に溜まった排水の水圧またはオーバーフロー配管3内の空気溜まりの圧力に対応して開口し、空気溜まりまたは溢れた排水を下水側に排出する。
このようにしてオーバーフロー配管3からの排水は遅滞なく自封トラップ部材10より排水接続管15を経て下水側に排出されるため、槽体である洗面ボウル内の水位はオーバーフロー配管3の折り返し部分3cとほぼ同じ高さのまま安定し、洗面ボウル内から排水が溢れることはない。
以降、操作部12を操作し、開栓状態と閉栓状態を自由に操作することで、洗面ボウル内に随時排水を行い、洗面ボウル内に溜まった排水のない状態と、洗面ボウル内に排水を溜めつつオーバーフロー配管3の働きによって洗面ボウル内から溢れることの無い状態を自由に選択することができる。
上記実施例においては、封水を使用しない自封トラップ部材10を排水配管に採用したことで、オーバーフロー配管3の折り返し位置とほぼ同じ高さまで槽体内に排水が溜まれば、それ以上水位の上昇が生じなくとも、自封トラップが開口して空気溜まりや排水を排出する事ができる。
また、閉塞弁2を遠隔操作により開閉することによって、排水口1より下方で手が届きにくい位置に配置された閉塞弁2の開閉作業が極めて容易となった。
また、排水口1の上方に目隠しカバー4を備えた事で、排水口1内およびその下流の、汚れや水垢が付着した部分が露出しなくなり、意匠性が向上した。
また、オーバーフロー配管3を備えた継手管5を槽体の底面に当接させて固定する構成としたことで、例えば図8に示した従来の槽体の排水配管と比べて、槽体である洗面ボウルの底面の下面から、排水栓本体の下端までの長さの分、オーバーフロー配管3の上流側の開口部分(オーバーフロー排水口3a)を上方に配置できるようになり、キャビネット内部への突出を抑えることができるようになった。
更にオーバーフロー配管3の上面の一部を、フランジ部7の一部にて兼用した事で、オーバーフロー配管3の上面とフランジ部7の一部を完全に別々に構成した場合と比較して、よりオーバーフロー配管3の高さ位置を高くできた。
本発明の実施例は以上のようであるが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、主旨を変更しない範囲において自由に変更が可能である。
例えば、上記実施例では、非封水式排水トラップを、略筒体状にして可撓性を有する素材からなる自封トラップにて構成してなるが、本発明は上記実施例に限定されることなく、封水を使用しない、他の構成の排水トラップを利用して構成してもよい。一例としては、非封水式排水トラップを、図6乃至図7に示したような、逆流防止弁部材17にて構成しても良い。
図6乃至図7に示した非封水式排水トラップとしての逆流防止弁部材17は、以下に記載した、硬質管本体17aと、弁体18と、トラップ配管部材11と、から構成される。
硬質管本体17aは、ABS樹脂素材などの硬質の樹脂素材からなる、円筒形状にして下流側の端面が傾斜をなす筒体である。
弁体18は上記硬質管本体17aに回動自在なヒンジ18aを介して取り付けられる、板状にして重り部18bを備えた部材であって、通常時は重り部18bの作用によって、硬質管本体17aの傾斜面の開口を閉塞するように当接してなる。
トラップ配管部材11は、略円筒状の硬質管であって、上端は硬質管本体17aの上端の円筒部分と水密的に接続した状態でチーズ管8下端に、下端は後述する排水接続管15に、それぞれ接続される部材である。
上記のように構成した非封水式排水トラップとしての逆流防止弁部材17は、上記実施例の自封トラップ部材10に変えて排水配管に施工され、通常時は、図6に示したように、重り部18b材によって硬質管本体17aの開口を弁体18が閉塞する事で、下水側からの臭気や害虫類の逆流を防ぐことができる。また、槽体内に排水があった場合は、継手管5内を(時にはオーバーフロー配管3を介して)通過した排水の重量による圧力によって、またはオーバーフロー配管3内の空気溜まりの圧力によって、図7に示したように弁体18が回動して硬質管本体17aの下端を開口して排水または空気溜まりを通過させ、排水接続管15を介して下水側に排出することができる。この逆流防止弁部材17の場合も、自封トラップ部材10の場合と同様、単純に圧力が加えられれば水圧または空気圧のいずれに関係なく開口する。このため、槽体側の水位が上昇すれば、槽体内からの排水の圧力、またはオーバーフロー配管3内の空気溜まりの圧力に対応して開口し、溢れた排水または空気溜まりを下水側に排出する。
このようにしてオーバーフロー配管3からの排水は遅滞なく逆流防止弁部材17より排水接続管15を経て下水側に排出されるため、槽体内の水位はオーバーフロー配管3の折り返し部分3cとほぼ同じ高さのまま安定し、槽体の上縁から排水が溢れることはない。
また、上記実施例では、槽体の排水配管は槽体である洗面台の洗面ボウルに施工されてなるが、本発明は上記実施例に限定されることなく、流し台のシンク、浴室の浴槽など他の生活機器の槽体に使用してももちろん構わない。
1 排水口 2 閉塞弁
2a 弁部分 2b 支持軸
2c 係止腕 3 オーバーフロー配管
3a オーバーフロー排水口 3b オーバーフロー合流部
3c 折り返し部分 4 目隠しカバー
4a カバー部 4b 脚部
5 継手管 5a 通水路部分
6 弁座部 7 フランジ部
8 チーズ管 9 枝管部
10 自封トラップ部材 10a 自封トラップ本体
11 トラップ配管部材 12 操作部
13 レリースワイヤ 13a ロッド部
14 支持部材 14a 支持部
14b 固定部 15 排水接続管
16 ビス部材 17 逆流防止弁部材
17a 硬質管本体 18 弁体
18a ヒンジ 18b 重り部
19 排水栓本体 19a 係止部
20 通気口 B 洗面ボウル
C キャビネット T 封水式排水トラップ配管
W 水面

Claims (7)

  1. 槽体の排水を行う排水配管であって、
    該槽体の底面に開口した排水口1と連通する排水管と、
    排水管の内部にて流路を閉塞する閉塞弁2と、
    排水管の、該閉塞弁2よりも上流側にて分岐し、その一部が槽体の底面よりも上方に配置され、且つ槽体の上縁よりも下方で折り返して該閉塞弁2よりも下流側に接続される、排水配管の内外に対し密閉されたオーバーフロー配管3と、
    上記排水配管の、オーバーフロー配管3との合流部よりも下流側に備えられた、封水を有さない非封水式排水トラップと、
    から構成されることを特徴とする、槽体の排水配管。
  2. 上記非封水式排水トラップが、
    略筒体状にして可撓性を有する素材からなり、
    筒体の一部において内面同士が当接することで筒体が閉塞し、
    筒体の一方へ流れようとする流体の圧力に対して弾性変形して筒体内部を開口して流体を通過させると共に、
    筒体の他方へ流れようとする流体の圧力に対しては閉塞した状態を維持して流体の通過を防止する自封トラップであることを特徴とする、請求項1に記載の槽体の排水配管。
  3. 上記非封水式排水トラップが、
    筒体部分を備えた硬質管と、
    該硬質管を通常は閉塞し、上流側に一定の圧力を加えられた場合に開栓して上流から下流側への排水を許容する弁体18と、
    からなる逆流防止弁であることを特徴とする、請求項1に記載の槽体の排水配管。
  4. 上記槽体の排水配管において、
    閉塞弁2が、遠隔操作により開閉される遠隔操作式閉塞弁2であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の槽体の排水配管。
  5. 上記槽体の排水配管において、
    排水口1に、槽体の使用者が直接排水口1を目視することを防止する、目隠しカバー4を備えたことを特徴とする、請求項4に記載の槽体の排水配管。
  6. 上記槽体の排水配管において、
    オーバーフロー配管3を備えた排水管が、
    筒状の本体部分と、
    該本体部分の上方側面から突出した、その上面が槽体の底面に接して固定されるフランジ部7と、
    によって一体に構成されてなることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の槽体の排水配管。
  7. 上記槽体の排水配管において、
    オーバーフロー配管3の上面の一部を、フランジ部7の一部にて兼用した事を特徴とする、
    請求項6に記載の槽体の排水配管。
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