JP2011115342A - 化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】中皿を容易かつ確実に着脱できる性能を維持しながら、容器本体の外枠を薄型化することができる化粧料容器を提供する。
【解決手段】化粧料容器の容器本体1の中皿収容凹部11の内壁面11bまたは中皿2の側部2bの外周面のいずれか一方に、中皿保持用の第1係合部を、上記中皿収容凹部底面11aから距離を空けて形成し、上記の他方に、第1係合部に係合する第1被係合部を設ける。また、上記中皿収容凹部11の底面11aまたは中皿2の底部2aの下面のいずれか一方に、中皿保持用の第2係合部を形成し、上記の他方に、第2係合部に係合する第2被係合部を設ける。この構成により、上記中皿収容凹部11の内壁面11b側の係合部と、上記中皿収容凹部11の底面11a側の係合部との間で、上記中皿2の底部2aの縁部2eが挟持され、容器本体1の外枠1bの肉厚を厚くすることなく、上記中皿2を中皿収容凹部11内に着脱自在に収容できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンパクトケース等の化粧料容器に関するものである。
従来から、ファンデーションやアイシャドー等の固形化粧料を充填した中皿(レフィル容器)を収容して携帯する化粧料容器として、コンパクトケース等の各種化粧料容器が用いられている。これら化粧料容器は、通常、容器本体の中皿収容凹部の内壁面(側面)における対向する位置に、係合用の凸部が対になって設けられており、この係合用凸部に、中皿の側部の外周面に形成された係合用の凹部(周溝等の被係合部)を嵌め合わせて係合させることにより、上記化粧料が充填された中皿を、両側面から挟み込むようにして収容・保持している。
ところで、近年、この中皿の着脱交換がユーザー自身の手で行われることが増えたことから、上記中皿の交換作業を容易で確実なものにするため、上記中皿収容凹部の内壁面に設けられた係合用凸部(対)の一方あるいは両方を、可動(可撓)式に構成した化粧料容器が考案されている(例えば、特許文献1〜3を参照。)。
図8は、上記係合用凸部を可撓式に構成した、従来の化粧料容器の構成例である。
この化粧料容器は、蓋体(図示省略)を備える容器本体21に形成された中皿収容凹部21aに、ファンデーション等の固形化粧料を充填した中皿22を収容保持するものであり、その中皿収容凹部21aの内壁面21bには、上記中皿22を挟んで対向する位置に、一対の係合用凸部21c,21dが複数組設けられている。
なお、上記係合用凸部のうちの一方、図示左側の外枠側21cは、周囲のスリットによって中皿収容凹部21aの内壁面21bに形成された、舌片状の可撓片21eとの先端近傍に一体に設けられているとともに、上記係合用凸部21c,21dに当接する、中皿22の側部22aの外周面には、上記係合用凸部21c,21dに係合する被係合部(凹部22b)が形成されている。
この例のように、従来の化粧料容器における可撓式の中皿係合用凸部は、通常、変形により撓むことのできる可撓片(スリットに囲まれた舌片,爪部,柱部等)の先端近傍に形成されており、中皿を中皿収容凹部に上方から挿入することによって、上記可撓片と一体に形成された係合用凸部が、可撓片の変形で側方(中皿収容凹部の外側方向、図8においては左方)に変位し、上記中皿の被係合用凹部がこの係合用凸部の位置まで到達した時点で、上記可撓片が復帰して凸部が凹部に嵌り込み、係合するように構成されている。
特開平9−47319号公報 特開平11−290117号公報 特開2007−175157号公報
しかしながら、上記のような、中皿係合用凸部を中皿収容凹部の内壁面(容器本体の外枠)の可撓片上に形成した従来の化粧料容器は、図8のように、可撓片21eの背後、すなわち係合用凸部21cの裏側で、かつ、容器本体の最外壁との間に、この可撓片21eが押された時に撓んで待避するための空間(すき間S)が必要で、容器本体21の外枠21aの肉厚(幅方向厚みD)が、どうしても厚くなってしまうという欠点があった。
また、上記従来の化粧料容器は、上記可撓式の一方の中皿係合用凸部21cと、この凸部21cに対して中皿22を挟んで対向する位置に設けられた他方の中皿係合用凸部21dとの間に、図8に示すような、中皿22の径に相当する大きな隔たり(係合部間の距離L)があるため、容器本体21および中皿22の寸法のばらつきによっては、これらの間に緩みやガタつきが発生するおそれがあり、その改善が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、中皿を容易かつ確実に着脱できる性能を維持しながら、容器本体の外枠を薄型化することができる化粧料容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の化粧料容器は、底部の外周部に縁部が設けられた化粧料充填用の中皿と、底面と内壁面とを有する中皿収容凹部を備え、上記中皿を着脱自在に収容する容器本体と、上記容器本体を蓋する蓋体とを備える化粧料容器であって、上記容器本体の中皿収容凹部の内壁面または中皿の側部の外周面のいずれか一方に、中皿保持用の第1係合部が、上記中皿収容凹部の底面から距離を空けて形成され、上記の他方に、第1係合部に係合する第1被係合部が設けられ、上記中皿収容凹部の底面または中皿の底部の下面のいずれか一方に、中皿保持用の第2係合部が形成され、上記の他方に、第2係合部に係合する第2被係合部が設けられ、上記中皿収容凹部の内壁面側の係合部と、上記中皿収容凹部の底面側の係合部との間で、上記中皿の底部の縁部が挟持され、この中皿が中皿収容凹部内に着脱自在に収容される化粧料容器を第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記容器本体の中皿収容凹部の底面の所定位置に、周囲の三方を容器本体の裏面まで貫通するスリットで囲まれた可撓片が形成され、この可撓片の先端近傍に、上記第2係合部あるいは第2被係合部が設けられている化粧料容器を第2の要旨とする。
本発明は、中皿係合用凸部を有する可撓片により、化粧料が充填された中皿を中皿収容凹部内に収容保持する化粧料容器において、従来、中皿収容凹部の内壁面の対向面に、対になるように配設され、中皿を側方両側から挟み込むようにして保持していた中皿係合構造の一方を、上記中皿収容凹部の底面(中皿の底部の下面側)に配置することにより、中皿保持構造の簡素化と保持力アップ、および、化粧料容器本体の外枠の薄型化,スリム化を図ろうとするものである。
すなわち、本発明の化粧料容器では、上記中皿収容凹部の内壁面または中皿側部の外周面のうちのいずれか一方に、中皿保持用の第1係合部(係合用凸部等)が、上記中皿収容凹部の底面から距離を空けて形成され、上記中皿側部の外周面または中皿収容凹部の内壁面のうち、他方となる面(上記第1係合部に対向する面)に、この第1係合部に係合する第1被係合部(係合用凹部等)が形成されている。また、上記中皿収容凹部の底面または中皿底部の下面のうちのいずれか一方に、上記第1係合部とは異なる、中皿保持用の第2係合部(係合用凸部等)が設けられ、上記中皿底部の下面または中皿収容凹部の底面のうち、他方となる面(上記第2係合部に対向する面)に、この第2係合部に係合する第2被係合部(係合用凹部等)が設けられている。そして、本発明の化粧料容器では、上記第1係合部と第1被係合部とからなる「中皿収容凹部の内壁面側の係合部」と、上記第2係合部と第2被係合部とからなる「中皿収容凹部の底面側の係合部」との間に、上記中皿の底部の縁部が挟持されることにより、この中皿を中皿収容凹部内に着脱自在に収容保持することができる。
さらに、本発明の化粧料容器は、中皿を側方両側から挟み込んで保持する従来の化粧料容器に比べ、上記中皿の底部を挟持する各係合部を近接して配置することが可能となり、これら係合部間の距離が短いため、容器本体および中皿の寸法にばらつきがあっても、その影響を受けにくくなる。また、上記中皿の底部の縁部が、斜め方向に把持されるため、中皿の保持力、特に、中皿着脱方向である上下方向の保持力が向上し、中皿収容凹部内に収容された中皿のガタつき等を抑えることができるという利点がある。
また、本発明の化粧料容器のなかでも、上記容器本体の中皿収容凹部の底面の所定位置に、周囲の三方を容器本体の裏面まで貫通するスリットで囲まれた可撓片が形成され、この可撓片の先端近傍に、上記第2係合部あるいは第2被係合部が設けられているものは、上記中皿の着脱を容易かつ確実に行うことができる。
しかも、この化粧料容器は、中皿収容凹部の壁面に可撓片を有する従来の化粧料容器のように、容器本体の外枠フレーム内に「可撓片が待避するための空間」を設ける必要がなく、容器本体の構造の簡素化と、外枠の薄型化が可能となる。
そして、本発明の化粧料容器は、射出成形等を用いてこれを製造する場合、従来品に比べて、無理抜きや移動金型の使用等、複雑な工程を減らすことが可能で、成形するための金型の構造,形状もシンプルになり、この金型および化粧料容器を安価に製造することができる点で有利である。したがって、本発明の化粧料容器は、従来品と同等の、中皿を容易かつ確実に着脱できる性能を維持しながら、容器本体の小型化やコストダウンを実現することができる。
本発明の実施形態における化粧料容器の構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態の化粧料容器における中皿保持構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態の化粧料容器における中皿収納手順を示す説明図である。 本発明の実施形態の化粧料容器における中皿保持構造を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態の化粧料容器における中皿収納後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の化粧料容器における中皿収納後の中皿保持構造を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態の化粧料容器における別の中皿係合構造を示す模式的断面図である。 従来の化粧料容器の構造を示す要部断面図である。
つぎに、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて詳しく説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態における化粧料容器の構造を示す斜視図である。
この実施形態における化粧料容器は、ファンデーションやアイシャドー等の固形化粧料10が充填された樹脂製中皿(レフィル)2を複数収容して携行するためのコンパクトケースであり、上記中皿2を収容するための中皿収容凹部11および化粧に用いる用具を収容するための化粧用具収納凹部12が形成された容器本体1と、この容器本体1を蓋する蓋体3とからなる。
容器本体1は、底部1aと、この底部1aから立設された外枠1bおよび内枠1cとからなり、上記中皿収容凹部11および化粧用具収納凹部12は、これら底部1aと外枠1bおよび内枠1cに囲まれた空間に形成されている。なお、上記外枠1bおよび内枠1cが中皿収容凹部11の側面(内壁面11b)を、上記容器本体1aの底部1aが中皿収容凹部11の底面11aを構成している。
また、中皿2は、底部(底板)2aと、この底部2aの縁部から立設された周状の側部2bとからなる略カップ状で、これら底部2aと側部2bにより形成された化粧料収容凹部内に、上記固形化粧料等が充填されている。なお、本実施形態における中皿2は、その側部2bが四隅(角部)を有する方形状に形成されており、この側部2bの各出隅部位に、後述する中皿保持用の側面凹部2d(第1被係合部)がそれぞれ設けられている。
本実施形態における化粧料容器の構造的特徴は、図2の要部拡大図に示すように、上記中皿収容凹部11の底面11aに、周囲の三方を容器本体1の裏面まで貫通する溝(スリット)で囲まれた可撓片11cが形成され、この可撓片11c先端近傍に、上記中皿2の保持・固定に用いるためのリブ状の底面凸部11d(第2係合部)が一体に設けられている点である。また、中皿2が中皿収容凹部11内に収納された場合に上記底面凸部11dに対向する、この中皿2の底部2aの下面(外面側)には、上記底面凸部11dに係合する底面凹部2c(第2被係合部)が形成されている。
さらに、上記底面11a側に設けられた底面凸部11dおよび底面凹部2cの近傍に位置する中皿収容凹部11の内壁面11b(容器本体1の外枠1bの内側面)には、上記中皿2の保持・固定用の側面凸部11e(第1係合部)が、上記中皿収容凹部11の底面11aから距離を空けて形成されており、中皿2が中皿収容凹部11内に収納された場合に上記側面凸部11eに対向する、この中皿2の側部2bの外周面(上記中皿側部2bの各出隅部位)には、上記側面凸部11eに係合する側面凹部2d(先に述べた「第1被係合部」)が形成されている。
つぎに、上記構造の化粧料容器の中皿収容凹部11内に、中皿2を収容する手順について説明する。
図3および図4と、図5および図6は、それぞれ、本実施形態の化粧料容器における中皿2収容前の状態と、中皿2収容後の状態を示す図である。
容器本体1の中皿収容凹部11内に、中皿2を収容する場合は、まず、先の図1,図2のように、中皿2を希望の挿入位置に合わせ、上記側面凹部2dが形成された面のいずれかを先(先端)にして、中皿2をその長手方向から所定位置に挿入する。
図3および図4は、中皿2が中皿収容凹部11の最奥部まで挿入され、上記中皿2の挿入側先端部が、上記側面凸部11eが形成された内壁面11bに突き当たった状態であり、このとき、中皿収容凹部11の側面凸部11eの下側で、かつ、この側面凸部11eと底面11aとの間に形成されたすき間Pに、上記中皿2の底部2aの縁部2eが嵌り込んだ状態となる。
そして、中皿収容凹部11から飛び出している、中皿2の手前側端部を押し下げ、この中皿2全体を中皿収容凹部11内に押し込むことにより、図5および図6のように、上記中皿底部2aの下面に形成された底面凹部2cに、上記中皿収容凹部底面11aの可撓片11c上に設けられた底面凸部11dが嵌り込み、この中皿の中皿収容凹部11内における位置決めと固定がなされる。
なお、上記中皿2全体を中皿収容凹部11内に押し込む際には、中皿2の下面に押された可撓片11cが一旦下方に撓むスペースが必要となる。しかしながら、本実施形態における化粧料容器は、上記可撓片11cの下側に充分なすき間Sが形成されていることから、この可撓片11cは容易に変形することができる。そして、上記中皿2の底面凹部2cがこの底面凸部11dの位置まで到達した時点で、上記可撓片11cが復帰して凸部11dが凹部2cに嵌り込み、係合する。
上記の構成により、本実施形態における化粧料容器は、中皿2が容器本体の中皿収容凹部11に収容された際に、図6のように、上記中皿底部2aの縁部2eが、上記側面凸部11e(第1係合部)と側面凹部2d(第1被係合部)とからなる「中皿収容凹部11の内壁面11b側の係合部」と、上記底面凸部11d(第2係合部)と底面凹部2c(第2被係合部)とからなる「中皿収容凹部11の底面11a側の係合部」との間に挟持され、この中皿2の抜け止めと、ガタつきが防止される。
また、この化粧料容器は、中皿を側方両側から挟み込んで保持する従来の化粧料容器に比べ、上記中皿2の底部の縁部2eを挟持する側面側および底面側の各係合部を近接して配置することが可能となり、これら係合部間の距離Lを短くすることができる。したがって、本実施形態の化粧料容器は、容器本体1および中皿2の寸法にばらつきがあっても、その影響を受けにくく、中皿保持構造の簡素化とその保持力のアップを図ることができる。
さらに、本実施形態における化粧料容器は、中皿収容凹部の壁面に可撓片を有する従来の化粧料容器のように、その背後(背面)の容器本体1の外枠1b内に、「可撓片11cが待避するための空間」を設ける必要がなく、容器本体1の構造の簡素化と、外枠1bの薄型化が可能となる。したがって、この化粧料容器は、従来品と同等の、中皿2を容易かつ確実に着脱できる性能を維持しながら、容器本体1を薄型化,スリム化することができる。
なお、上記実施形態においては、中皿収容凹部11の内壁面11bに第1係合部(側面凸部11e)を、中皿側部2bの外周面に第1被係合部(側面凹部2d)を形成し、中皿収容凹部11の底面11aに第2係合部(底面凸部11d)を、中皿底部2aの下面に第2被係合部(底面凹部2c)を形成した例を示したが、本発明の化粧料容器は、これら第1係合部(側面の係合用凸部)および第1被係合部(側面の係合用凹部)の組合せは、互いに対向する中皿収容凹部の内壁面と中皿側部の外周面のうちのいずれかに一方を形成し、他方を残りの対向面に形成すればよい。また、第2係合部(底面の係合用凸部)および第2被係合部(底面の係合用凹部)の組合せも、互いに対向する中皿収容凹部の底面と中皿底部の下面のうちのいずれかに一方を形成し、他方を残りの対向面に形成すればよい。
例えば、図7に示す本発明の他の実施形態のように、中皿側部2bの外周面に第1係合部となる側面凸部2gを、中皿収容凹部11の内壁面11bに第1被係合部となる側面凹部11gを形成し、中皿底部2aの下面に第2係合部となる底面凸部2fを、中皿収容凹部11の底面11aに第2被係合部となる底面凹部11fを形成してもよい。以上の構成によっても、中皿底部2aの縁部2eが、上記側面凸部2gと側面凹部11gとからなる「中皿収容凹部11の内壁面11b側の係合部」と、上記底面凸部2fと底面凹部11fとからなる「中皿収容凹部11の底面11a側の係合部」との間に挟持され、先に述べた実施形態における化粧料容器と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態においては、容器本体1の中皿収容凹部11内に、複数の樹脂製中皿2(樹脂皿)を収納した化粧料容器を例にあげたが、この化粧料容器に収納される中皿2は、金属製の金皿等、その他の種類の中皿であってもよい。さらに、中皿2の形状も、例示した方形の他に円形状等でもよく、また、中皿収容凹部11に収納される中皿2の個数も、何個でも差し支えない。
本発明の化粧料容器は、ファンデーションやアイシャドー等の固形化粧料を充填した中皿を着脱自在に収容する化粧料容器に適する。
1 容器本体
1b 外枠
2 中皿
2a 底部
2b 側部
11 中皿収容凹部
11a 底面
11b 内壁面

Claims (2)

  1. 底部の外周部に縁部が設けられた化粧料充填用の中皿と、底面と内壁面とを有する中皿収容凹部を備え、上記中皿を着脱自在に収容する容器本体と、上記容器本体を蓋する蓋体とを備える化粧料容器であって、上記容器本体の中皿収容凹部の内壁面または中皿の側部の外周面のいずれか一方に、中皿保持用の第1係合部が、上記中皿収容凹部の底面から距離を空けて形成され、上記の他方に、第1係合部に係合する第1被係合部が設けられ、上記中皿収容凹部の底面または中皿の底部の下面のいずれか一方に、中皿保持用の第2係合部が形成され、上記の他方に、第2係合部に係合する第2被係合部が設けられ、上記中皿収容凹部の内壁面側の係合部と、上記中皿収容凹部の底面側の係合部との間で、上記中皿の底部の縁部が挟持され、この中皿が中皿収容凹部内に着脱自在に収容されることを特徴とする化粧料容器。
  2. 上記容器本体の中皿収容凹部の底面の所定位置に、周囲の三方を容器本体の裏面まで貫通するスリットで囲まれた可撓片が形成され、この可撓片の先端近傍に、上記第2係合部あるいは第2被係合部が設けられている請求項1記載の化粧料容器。
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