JP2011112731A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子の焦点検出用画素を利用して、より広い範囲で焦点検出が可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】デジタルカメラは、焦点検出用画素31を有する撮像素子30と、焦点検出目標位置Pを入力する画像表示部46と、光軸と垂直方向に撮像素子30を駆動する撮像素子駆動部29と、焦点検出目標位置が焦点検出用画素に重なるように撮像素子駆動部による撮像素子の駆動を制御するシステム制御部20と、焦点検出目標位置が焦点検出用画素に重なった後で焦点検出用画素によって焦点検出目標位置の焦点検出を行う撮像素子内焦点検出部35と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置に関する。
特許文献1及び2は、撮像素子の画素配列の一部に瞳分割機能を有する焦点検出用画素を設け、撮像面における位相差方式の焦点検出を可能にしている。
特開2000−156823号公報 特開2000−292686号公報
しかしながら、撮像素子の撮像性能を維持するために画素配列における焦点検出用画素の割合は限定される。このため、特許文献1と2のいずれも、撮像素子の撮像面(画素配列)上に設定された焦点検出を行う目標位置(以下、「焦点検出目標位置」という)が焦点検出用画素から外れれば焦点検出ができないという課題があった。
本発明は、撮像素子の焦点検出用画素を利用して、より広い範囲で焦点検出が可能な撮像装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面の撮像装置は、光学像を光電変換する撮像用画素と位相差方式の焦点検出を行う焦点検出用画素を有する撮像素子と、前記撮像素子の撮像面で焦点検出を行う目標位置を入力する入力部と、光軸と垂直方向に撮像素子を駆動する撮像素子駆動部と、前記目標位置が前記焦点検出用画素に重なるように前記撮像素子駆動部による撮像素子の駆動を制御する制御部と、前記目標位置が前記焦点検出用画素に重なった後で前記焦点検出用画素によって前記目標位置の焦点検出を行う焦点検出部と、を有することを特徴とする。撮像素子駆動部によって撮像素子を駆動する代わりに光学式手ブレ補正レンズを駆動してもよい。
本発明によれば、焦点検出用画素の位置を移動する手段を設けることによって撮像素子の焦点検出用画素を利用して、より広い範囲で焦点検出が可能な撮像装置を提供することができる。
実施例1〜3に共通の一眼レフデジタルカメラ(撮像装置)のブロック図である。 図1に示す撮像素子の撮像面の模式図である。 実施例1のカメラがライブビューモードに入ってから撮影が行われるまでの動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す手ブレ補正レンズユニットの補正レンズの移動と撮像素子の移動の効果を説明する図である。 図1に示す撮像素子の焦点検出可能な範囲を示す図である。 実施例2のカメラがライブビューモードに入ってから撮影が行われるまでのフローチャートである。 実施例3のカメラが動画撮影が開始されてから動画撮影が終了するまでのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1〜3に共通の一眼レフデジタルカメラ(撮像装置)のブロック図である。一眼レフデジタルカメラは、点線で示すレンズユニット10がそれ以外の構成要素を含むカメラ本体に着脱可能(交換可能)に構成されている。但し、本発明の撮像装置は一眼レフデジタルカメラに限定されず、焦点検出用画素を有する撮像素子を備えた撮像装置(デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ)に広く適用可能である。
レンズユニット10は、被写体像を形成する不図示の撮影レンズ、レンズ制御部11、手ブレ補正レンズユニット12、絞りユニット13、フォーカスレンズユニット14を有する。
レンズ制御部11は、CPUやMPU等のプロセッサからなり、レンズユニット10の各部の動作を制御する。レンズ制御部11は、システム制御部20と通信を行い、手ブレ補正レンズユニット12、絞りユニット13、フォーカスレンズユニット14を制御する。
手ブレ補正レンズユニット12は、ブレを打ち消す方向に振動ジャイロを備えた補正レンズを移動することによって光軸を補正する光学式手ブレ補正手段である(レンズシフト方式)。
絞りユニット13は、絞り値を変更することによって光量を調節する絞りを有する。
フォーカスレンズユニット14は、光軸方向に移動して自動焦点調節(AF)を行うフォーカスレンズを有する。AFでは、レンズ制御部11は、システム制御部20からフォーカスレンズの駆動方向、駆動量及び駆動速度を含む駆動命令を受信してフォーカスレンズを光軸方向に駆動してフォーカス制御を行う。これにより、被写体像を撮像素子30上に結像させる。
カメラ本体は、システム制御部20、クイックリターンミラー21、ペンタダハプリズム22、測光部23、焦点検出部24、加速度センサ25、シフト量記憶用メモリ26、レリーズボタン27を有する。また、カメラ本体は、撮像素子駆動部29、撮像素子30、撮像素子内焦点検出部35、タイミング発生回路(TG)40、A/D変換部41、画像処理部42、メモリ制御部44、表示制御部45、画像表示部46を有する。
システム制御部20は、カメラ全体を制御するCPUやMPUなどのプロセッサである。 システム制御部20はレンズ制御部11に、手ブレ補正レンズユニット12の補正量、絞りユニット13の駆動量、フォーカスレンズユニット14の駆動命令、停止命令、駆動量、要求駆動速度、レンズ側の各種データの送信要求を送信する。レンズ制御部11はシステム制御部20に、レンズユニット10の各部のステータス情報、開放F値や焦点距離などのレンズ側の各種パラメータを送信する。また、システム制御部20は、撮像素子30又は補正レンズを駆動する間の画像表示部46の表示内容を(他の画像に固定したり、表示自体を停止するなど)固定する。
クイックリターンミラー21は、撮影光路内に光軸に対して斜めに配置され、被写体からの光束をファインダー光学系に導く図1に示すミラーダウン位置(第1位置)と、撮影光路外に退避するミラーアップ位置(第2位置)と、の間で移動が可能である。
第1位置にあるクイックリターンミラー21で反射された光束は、ペンタダハプリズム22を含むファインダー光学系を介して撮影者の目に至ると共にペンタダハプリズム22に導かれた光線によって測光部23にて測光が行われる。また、クイックリターンミラー21の半透過部を通過してきた光線が焦点検出部24に導かれる。
ライブビュー表示又は動画撮影中で、クイックリターンミラー21が第2位置にある場合、レンズユニット10からの光束は、不図示のシャッター(フォーカルプレーンシャッター)と光学フィルタを介して、撮像素子30に至る。この時、撮像素子内焦点検出部35が焦点検出を行う。なお、ライブビューモードは撮影者に画像表示部46で撮影レンズが形成する光学像を確認することを可能にするモードであり、不図示のモード設定部より設定することができる。
加速度センサ25は、カメラ本体のブレを検出する。シフト量記憶用メモリ26は、撮像素子30のシフト量、もしくは、手ブレ補正レンズユニット12のシフト量を記憶するのに使用される。
レリーズボタン27は、測光、焦点検出の開始、撮影を指示する2段スイッチとなっている。レリーズボタン27を1段目まで軽く押し込んだ状態を「半押し」といい(SW1)、この状態では測光、焦点検出が行われる。半押しからさらに2段目まで押すことを「全押し」といい(SW2)、全押しすることで撮影が行われる。
AFスタートボタン28は、通常撮影時にはAE(自動露出)/FEロック撮影を行うためのAEロック/FEロックボタンであり、ライブビュー中にはAFを行い、かつ、再生時には撮影画像の縮小やインデックスの表示を行う。従って、撮影時と再生時では異なる機能を実行する。
撮像素子駆動部29は、全体の駆動タイミングを決定するTG40からの信号に基づき、撮像素子30の各撮像用画素を水平駆動及び垂直駆動する。これにより、被写体像を光電変換して画像を生成して出力する。また、撮像素子駆動部29は、撮像素子30(イメージセンサ)を光軸に垂直方向に駆動して光学式手ブレ補正を行う(イメージセンサーシフト方式)。
撮像素子30は、CCDやCMOSからなり、光学像を光電変換する複数の撮影用画素と撮像面で位相差方式の焦点検出を行う複数の焦点検出用画素からなる画素配列を有する。撮像素子30は、例えば、ベイヤー配列の原色カラーモザイクフィルタがオンチップで形成された2次元単板カラーセンサを用い、全画素独立出力が可能なように構成されている。各撮影用画素は、撮影レンズの射出瞳の全域を通る光束を受光して光電変換し、撮像用の信号電荷を出力する。
各焦点検出用画素は、撮影レンズの射出瞳の一部の領域を通る光を受光する。複数の焦点検出用画素は全体として撮影レンズの射出瞳の全域を通る光を受光することができる。焦点検出用画素は撮像領域に離散的に配置されるが、画素配列における割合は限られている。焦点検出用画素を配置する場合、2行×2列の画素のうち、対角に配置される一対のG画素は撮影用画素として残し、R画素とB画素を瞳分割された一対の焦点検出用画素に置き換える。
撮像素子内焦点検出部35は、焦点検出用画素を有し、特許文献1に開示されているようにマイクロレンズと配線層により瞳分割された二光束の位相差を検出して(即ち、位相差方式により)焦点検出を行う。この場合、測光は撮像素子30の撮像面で行われる。
TG40は、撮像素子30、A/D変換部41にクロック信号や制御信号を供給し、システム制御部20により制御されている。A/D変換部41は、光学画像を電気信号に変換する。
画像処理部42は、A/D変換部41又はメモリ制御部44からの画像データに画素補間処理や色変換処理等の所定の画像処理を行う。音声処理部43は、不図示のマイクあるいはメモリ制御部44からの音声データに対して、A/D変換、ゲイン調整、ノイズ調整、衝撃音検知等の所定の音声処理を行う。
メモリ制御部44は、TG40、A/D変換部41、画像処理部42、表示制御部45を制御する。A/D変換部41からの出力されるデータは、画像処理部42、メモリ制御部44介して、あるいはA/D変換部41のデータが直接メモリ制御部44を介して不図示のメモリに書き込まれる。
画像表示部46は、撮影画像の確認や選択、メニュー機能の選択・設定、ライブビュー中の焦点検出目標位置を入力する入力部として機能するタッチパネル式画像表示部(液晶パネル)である。但し、不図示の他の入力部(ダイアル、ボタンなど)撮像素子の撮像面(画素配列)上で焦点検出を行う目標位置を入力、設定してもよい。
図2は、撮像素子30の焦点検出用画素31の配列を示す模式図である。図2では、模式的に、15点の焦点検出用画素31が設けられ、撮影用画素は省略されている。本実施例では、ライブビューモード時において、撮影者が焦点検出を希望する焦点検出目標位置Pが複数の焦点検出用画素31の位置のいずれからもずれている場合にずれが解消するように手ブレ補正レンズユニット12の補正レンズを移動する。
図3は、システム制御部20が、ライブビューモードに入ってから撮影が行われるまでの動作を説明するためのフローチャートである。図3において「S」はステップの略である。ライブビューモードでは、画像表示部46に触れた場合又はAFスタートボタン28が操作された場合にAFが作動する。
ライブビューが開始すると(S101)、システム制御部20はレリーズボタン27のSW2がONであるかどうかを判断し(S102)、SW2がONであると判断した場合には(S102のYes)、システム制御部20は撮像を行う(S117)。
一方、システム制御部20はSW2がOFFであると判断した場合には(S102のNo)、システム制御部20は画像表示部46に焦点検出目標位置Pが入力されたかどうかを判断する(S103)。
システム制御部20は、焦点検出目標位置Pが入力されたと判断した場合には(S103のYes)、焦点検出目標位置Pに最も近い焦点検出用画素31を選択し、その焦点検出用画素31と焦点検出目標位置Pとのズレ量を計算(取得)する(S104)。焦点検出目標位置Pに最も近い焦点検出用画素31を用いるのは、撮像素子30の移動距離が短いために、焦点検出時間が短くなるからである。システム制御部20は、このズレ量から、手ブレ補正レンズユニット12の補正移動(シフト)方向と補正移動量を計算し(S104)、シフト量記録用メモリ26に記憶する。
次に、システム制御部20は、画像表示部46をオフにする(S105)。補正レンズを移動する際にブレ画像が表示されないので撮影者に与える不快感をなくすことができる。但し、画像表示部46をオフにする代わりに直前の画像を表示し続けてもよいし、ブレ量が僅かであれば(即ち、閾値以下であれば)表示を続けてもよい。
次に、システム制御部20は、ステップS104で取得した補正移動量だけ、焦点検出目標位置Pが焦点検出用画素31に重なるように、手ブレ補正レンズユニット12の補正レンズを上下左右に駆動する(S106)。この結果、図4(a)に示すように、イメージサークルCが点線から実線に移動して焦点検出目標位置Pが撮像素子30の焦点検出用画素31の一つに重なる。
次に、システム制御部20は撮像素子内焦点検出部35を制御して、撮像素子30の焦点検出画素31を使用した焦点検出を行う(S107)。次に、システム制御部20はレンズ制御部11を介して手ブレ補正レンズユニット12の補正レンズを元の位置に復帰する(S108)。この結果、焦点検出後焦点調節前に、焦点検出目標位置Pと焦点検出用画素31が光学式手ブレ補正レンズが駆動される前の状態に復帰する。
次に、システム制御部20は、画像表示部46をオンにする(S109)。なお、画像表示部46が、手ブレ補正レンズユニット12の補正レンズを移動している間の画像を表示する場合には、補正レンズの動きは、通常の手ブレ補正の制御とS106の補正移動の動きを加算したものであればよい。
次に、システム制御部20は、S107における焦点検出結果に基づいてフォーカスレンズユニット14を駆動する(S110)。
次に、システム制御部20はレリーズボタン27のSW2がONであるかどうかを判断する(S111)。システム制御部20はSW2がONであると判断した場合には(S111のYes)、撮像を行う(S117)。一方、システム制御部20はSW2がONでないと判断した場合には(S111のNo)、フローはS103に戻る。
一方、システム制御部20は焦点検出目標位置Pが入力されなかったと判断した場合には(S103のNo)、AFスタートボタン28が操作されたかどうかを判断する(S112)。
システム制御部20はAFスタートボタン28が操作されていないと判断すると(S112のNo)、フローはS102に移行し、AFスタートボタン28が操作されたと判断すると(S112のYes)、焦点検出目標位置Pを自動的に選択する(S513)。
次に、システム制御部20は、システム制御部20は撮像素子内焦点検出部35を制御して、選択された焦点検出目標位置Pで撮像素子30の焦点検出画素31を使用した焦点検出を行う(S114)。
次に、システム制御部20は、S114における焦点検出結果に基づいてフォーカスレンズユニット14を駆動する(S115)。次に、システム制御部20はレリーズボタン27のSW2がONであるかどうかを判断する(S116)。
システム制御部20は、SW2がONあると判断した場合には(S116のYes)、撮像を行う(S117)。システム制御部20はSW2がONでないと判断した場合には(S116のNo)、フローはS103に戻る。
手ブレ補正レンズユニット12の補正移動量には制約があるために画像表示部46にて選択できる焦点検出目標位置Pに制約がある場合には、図5に円Dで示すように、既存の焦点検出用画素31の位置を中心とした選択可能範囲を表示してもよい。
本実施例によれば、ライブビュー中の焦点検出前後に補正レンズを移動することによって撮像素子30の焦点検出用画素の位置を超えた範囲で焦点検出を行うことができる。
実施例2のカメラの構成は実施例1と同じである。本実施例は、ライブビューモードにおいて、撮影者が希望する焦点検出目標位置Pと焦点検出用画素31の位置がずれていた場合に、そのズレ量だけ撮像素子30を移動する。また、本実施例は、撮像素子30の移動によるブレの影響を、撮像素子30内の映像の切り出し範囲をずらすことによって低減又は除去する。
図6は、システム制御部20が、ライブビューモードに入ってから撮影が行われるまでの動作を説明するためのフローチャートである。図6において「S」はステップの略である。また、図3と同一ステップには同一の参照符号を付している。
図3と同様にS101〜S104を行った後で、システム制御部20は、図4(b)に示すように、S104にて計算されたズレ量だけ、撮像素子30を移動すると共に撮像素子30からの画像切り出し範囲を移動する(S120)。これにより、焦点検出目標位置Pが焦点検出用画素31に重なる。
システム制御部20は、撮像素子30の移動量と画像の切り出し範囲の移動量は同時刻に同量となるように制御する。これによって、システム制御部20は、撮像素子30の移動による画像表示部46の表示変化を低減又は除去することができる。また、撮像素子30は撮像範囲に対して十分大きく構成されており、移動しても撮像範囲が撮像素子内に十分収まるようになっている。これにより、撮像素子上の焦点検出用画素31と焦点検出したい画像が略一致する。
次に、S107が行われる。次に、システム制御部20は、撮像素子30を元の位置に移動すると同時に撮像素子30からの画像の切り出し範囲も元の位置に移動する(S121)。このときも、システム制御部20は、撮像素子30の移動量と画像の切り出し範囲の移動量は同時刻に同量となるように制御され、撮像素子30の移動による画像表示部46の表示変化は低減又は除去される。この結果、焦点検出後焦点調節前に、焦点検出目標位置Pと焦点検出用画素31が撮像素子30の駆動される前の状態に復帰する。
S121の後で、S110、S111、S117が行われる。また、S103がNoの場合にはS112〜S116が行われる。
本実施例によれば、ライブビュー撮影中の焦点検出前後に撮像素子30を補正移動することによって、既存の撮像面上の焦点検出用画素の位置よりも広い範囲で焦点検出を行うことができる。
実施例3のカメラの構成は実施例1と同じである。本実施例は、動画撮影時において、撮影者が希望する焦点検出目標位置Pと焦点検出用画素31の位置がずれていた場合に、そのズレ量だけ撮像素子30を移動し、撮影者が希望する焦点検出目標位置で焦点検出を行う。また、本実施例は、撮像素子30の移動によるブレの影響を、撮像素子内の画像の切り出し範囲を移動することによって低減又は除去する。
図7は、システム制御部20が、動画記録ボタン6の操作で動画撮影が開始してから動画撮影が終了するまでの動作を説明するためのフローチャートである。図7において「S」はステップの略である。また、図6と同一ステップには同一の参照符号を付している。
動画撮影が開始すると(S130)、システム制御部20は画像処理部42の出力と音声処理部43の出力を利用して動画像と音声の記録を開始する(S131)。S131の後で、図6と同様に、S103〜S110が行われる。
S110の後で、システム制御部20は、動画記録が終了したかどうかを判断する(S132)。システム制御部20は動画記録が終了したと判断すると(S132のYes)、動画像及び音声の記録を終了し(S133)、動画記録を終了する(S134)。
一方、S103のNoの場合には、システム制御部20は、主被写体の位置を予測して主被写体を追尾するための焦点検出用画素31を自動的に選択する(S135)。S135の後でS114とS115が行われ、S115の後でフローはS132に移行する。
本実施例によれば、動画撮影中の焦点検出前後に撮像素子30を移動することによって、既存の撮像面上の焦点検出用画素よりも広い範囲で焦点検出を行うことができる。
また、焦点検出目標位置Pが入力されない場合に、焦点検出用画素の自動選択や被写体追尾の焦点検出用画素を必ずしも選択する必要はない。
図3、図6及び図7に示す焦点検出方法又は焦点調節方法はプロセッサが行う方法としてプログラムにより実現可能である。
撮像装置は、被写体の撮像に適用することができる。
12 手ブレ補正レンズユニット
20 システム制御部
29 撮像素子駆動部
30 撮像素子
31 焦点検出用画素
35 撮像素子内焦点検出部
46 画像表示部

Claims (7)

  1. 光学像を光電変換する撮像用画素と位相差方式の焦点検出を行う焦点検出用画素を有する撮像素子と、
    焦点検出を行う目標位置を入力する入力部と、
    光軸と垂直方向に撮像素子を駆動する撮像素子駆動部と、
    前記目標位置が前記焦点検出用画素に重なるように前記撮像素子駆動部による撮像素子の駆動を制御する制御部と、
    前記目標位置が前記焦点検出用画素に重なった後で前記焦点検出用画素によって前記目標位置の焦点検出を行う焦点検出部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記焦点検出部が焦点検出した後で焦点調節前に、前記目標位置と前記焦点検出用画素が前記撮像素子が駆動される前の状態に復帰するように前記撮像素子駆動部による前記撮像素子の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮影レンズが形成する光学像を表示する画像表示部を更に有し、
    前記制御部は、前記撮像素子駆動部が前記撮像素子を駆動する間に、前記撮像素子の画像切り出し範囲を変更して前記撮像素子の駆動による前記画像表示部の表示変化を低減するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 光学像を光電変換する撮像用画素と位相差方式の焦点検出を行う焦点検出用画素を有する撮像素子と、
    焦点検出を行う目標位置を入力する入力部と、
    光軸と垂直方向に撮像素子を駆動する撮像素子駆動部と、
    前記目標位置が前記焦点検出用画素に重なるように光学式手ブレ補正レンズの駆動を制御する制御部と、
    前記目標位置が前記焦点検出用画素に重なった後で前記焦点検出用画素によって前記目標位置の焦点検出を行う焦点検出部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記焦点検出部が焦点検出した後で焦点調節前に、前記目標位置と前記焦点検出用画素が前記光学式手ブレ補正レンズが駆動される前の状態に復帰するように前記光学式手ブレ補正レンズの駆動を制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 撮影レンズが形成する光学像を表示する画像表示部を更に有し、
    前記制御部は、前記光学式手ブレ補正レンズを駆動する間の前記画像表示部の表示内容を固定することを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記目標位置が重なる前記焦点検出用画素として、前記目標位置に最も近い複数の焦点検出用画素の一つを選択することを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の撮像装置。
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