JP2011108536A - カセット式のバッテリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間に亘って保管しても過放電状態となるのを防ぐことができるカセット式のバッテリ装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るカセット式のバッテリ装置1Aは、二次電池部2と、二次電池部2の正極および負極と接続ユニット30とを接続するための出力端子4、5と、一対の電源ラインによって電力供給されるようになっており、正側の電源ライン12Aが正極に接続され、かつ負側の電源ライン13Aが負極に接続されると二次電池部2を監視するべく動作する監視部3と、電源ラインの一方12Aと接続ユニット30とを接続するための監視部電源入力端子6Aとを備え、接続ユニット30の内部には監視部電源入力端子6Aと出力端子4とを接続するためのバイパスライン31が設けられており、接続ユニット30に装着されると、バイパスライン31を経由して電源ラインの一方12Aが正極に接続される。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係るカセット式のバッテリ装置1Aは、二次電池部2と、二次電池部2の正極および負極と接続ユニット30とを接続するための出力端子4、5と、一対の電源ラインによって電力供給されるようになっており、正側の電源ライン12Aが正極に接続され、かつ負側の電源ライン13Aが負極に接続されると二次電池部2を監視するべく動作する監視部3と、電源ラインの一方12Aと接続ユニット30とを接続するための監視部電源入力端子6Aとを備え、接続ユニット30の内部には監視部電源入力端子6Aと出力端子4とを接続するためのバイパスライン31が設けられており、接続ユニット30に装着されると、バイパスライン31を経由して電源ラインの一方12Aが正極に接続される。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両に着脱可能に装着されて、当該車両に電力を供給するカセット式のバッテリ装置に関する。
工場の敷地内で作業を行う運搬車等の航続距離が短くてもよい車両としては、従来から、バッテリの電力で走行用モータを駆動する電気自動車が多用されている。また、電気自動車には、着脱可能なカセット式のバッテリ装置を備えたものがある。バッテリ装置を着脱可能にすれば、バッテリ装置の残電力が低下した場合に充電が完了している別のバッテリ装置に交換することができるので、電気自動車を連続的に稼動させることができ、効率的である。
図7に、従来から使用されているカセット式のバッテリ装置を示す。同図に示すように、バッテリ装置1Dは、二次電池部2と監視部3(Battery Management System(BMS)、バッテリ管理装置ともいう)とを備える。また、バッテリ装置1Dは、二次電池部2の正極に接続された正極出力端子4と、ヒューズ14を介して二次電池部2の負極に接続された負極出力端子5と、監視部3に接続された異常検出端子7とを備える。バッテリ装置1Dを電気自動車に設けられた接続ユニットに装着すると、各端子4、5、7は接続ユニットの対応する端子に電気的に接続される。
二次電池部2は、Liイオン単位電池を複数個直列に接続したものである。通常、各Liイオン単位電池からは約3〜4Vが出力されるので、負極出力端子5の電圧を基準として正極出力端子4から24Vを出力したい場合は、6〜8個のLiイオン単位電池が直列接続される。
監視部3は、各Liイオン単位電池の電圧や温度を監視し、過放電、過充電、発熱等の異常が発生した場合は、異常検出端子7を介してその旨を電気自動車側に通知する。そして、当該通知を受けた電気自動車は、リレーを動作させる等してバッテリ装置1Dからの電力供給を停止し、発火や、過放電により二次電池部2が再使用不能となるのを防止する。
また、監視部3は、一対の電源ラインを介して二次電池部2から電力供給されることにより動作する(例えば、非特許文献1参照)。具体的には、監視部3には、電池−監視部接続ライン13Aを介して負極の電圧(基準電圧:例えば0V)が印加されるとともに、監視部電源ライン12Dを介して正極の電圧(出力電圧:例えば24V)が印加される。
『産業用大型リチウムポリマー電池 SLPBシリーズ 総合カタログ』(特に、5頁下段),インターネット,<URL:http://edisonpower.co.jp/product/pdf/ep_slpb.pdf>、2009年11月19日現在
しかしながら、図7に示す従来のバッテリ装置1Dでは、監視部3に二次電池部2の電力が常に供給されているので、充電が完了して保管されている際にも二次電池部2の残電力は緩やかに減少し続ける。このため、保管期間が1〜2ヶ月程度になると、二次電池部2のLiイオン単位電池が過放電状態となり、再使用不能となるおそれがあった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、長期間に亘って保管しても過放電状態となるのを防ぐことができるカセット式のバッテリ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るカセット式のバッテリ装置は、車両に設けられた接続ユニットに着脱可能なカセット式のものであって、(1)二次電池部と、(2)二次電池部の正極および負極と接続ユニットとをそれぞれ電気的に接続するための2つの出力端子と、(3)一対の電源ラインによって電力供給されるようになっており、一対の電源ラインの正側が正極に電気的に接続され、かつ一対の電源ラインの負側が負極に電気的に接続されると二次電池部を監視するべく動作する監視部と、(4)監視部に一端が接続された一対の電源ラインの少なくとも一方の他端を接続ユニットに電気的に接続するための1つまたは2つの監視部電源入力端子とを備え、接続ユニットの内部には、上記監視部電源入力端子と上記出力端子とを接続するための1つまたは2つのバイパスラインが設けられており、接続ユニットに装着されると、バイパスラインを経由して一対の電源ラインの少なくとも一方が正極および/または負極に電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によれば、接続ユニットに装着されていない未使用時(保管時)には、バイパスラインが存在しないために、監視部の電源ラインの正側が二次電池部の正極に接続され、かつ監視部の電源ラインの負側が二次電池部の負極に接続されることはない。すなわち、未使用時には、監視部と二次電池部との電気的な接続が遮断されるようになっている。したがって、未使用時に二次電池部から監視部へ電力は供給されないので、長期間に亘る保管により過放電状態となるのを防ぐことができる。
上記バッテリ装置において、例えば、監視部電源入力端子は一対の電源ラインの正側の他端に接続されており、バイパスラインは正極に接続された出力端子と監視部電源入力端子とを接続するものであり、一対の電源ラインの負側と負極とは接続ユニットを経由することなく電気的に接続されている。
また、上記バッテリ装置において、例えば、監視部電源入力端子は一対の電源ラインの負側の他端に接続されており、バイパスラインは負極に接続された出力端子と監視部電源入力端子とを接続するものであり、一対の電源ラインの正側と正極とは接続ユニットを経由することなく電気的に接続されている。
また、上記バッテリ装置は、監視部に接続された異常検出端子をさらに備え、異常検出端子からは、接続ユニットに接続されており、かつ二次電池部に異常がない場合は、正常であることを示すHighレベルの信号が出力され、接続ユニットに装着されておらず監視部が動作していない場合、および接続ユニットに装着されてはいるが二次電池部に異常がある場合は、異常であることを示すLowレベルの信号が出力されるのが好ましい。
本発明によれば、未使用時には監視部と二次電池部との電気的な接続が遮断されるようにしたので、保管中に二次電池部の電力が消費されることがなく、長期間に亘って保管しても過放電状態にはならないカセット式のバッテリ装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るカセット式のバッテリ装置の好ましい実施形態について説明する。
本発明に係るバッテリ装置は、例えば、図1に示すような電動運搬車で使用される。同図に示すように、電動運搬車20の運転席にはハンドル23が備えられ、その下方には走行輪24が備えられている。運転者がハンドル23を操作すると、それに応じて走行輪24が旋回し、電動運搬車20の進行方向が変化する。また、運転席の足元には不図示のアクセルペダルが備えられており、運転者がこれを踏み込むと不図示の走行用モータが動作して走行輪24が駆動される。
運転席の後部にはバッテリ装置を収容(装着)するための接続ユニット30が備えられている。本実施例における接続ユニット30はふた付きのラックであり、上段と下段にそれぞれ2つのバッテリ装置を並べて装着することができるようになっている。後で詳細に説明するが、バッテリ装置は複数の端子を有し、接続ユニット30に収容(装着)されると、バッテリ装置の各端子と接続ユニット30側に設けられた対応する各端子とがそれぞれ電気的に接続される。当然ながら、装着されたバッテリ装置を接続ユニット30から取り外すこともできる。
図2は、実施例1に係るバッテリ装置である。バッテリ装置1Aは箱状の金属ケースを備え、装着方向奥側の端面(図2(A)参照)には接続ユニット30と接続するための種々の端子4、5、6A、7が設けられている。また、装着方向手前側の端面(図2(B)参照)には持ち運びの際に使用する取手が設けられている。
図3は、本実施例に係るバッテリ装置1Aのブロック図である。まず、図3(A)を参照して、バッテリ装置1Aは、二次電池部2と、監視部3(BMS)と、二次電池部2の正極に接続された正極出力端子4と、ヒューズ14を介して二次電池部2の負極に接続された負極出力端子5と、監視部3に接続された監視部電源入力端子6Aおよび異常検出端子7とを備える。
同図に示すように、正極出力端子4と二次電池部2の正極とは正極ライン10で接続され、負極出力端子5と二次電池部2の負極とは負極ライン11で接続されている。また、監視部3と監視部電源入力端子6Aとは監視部電源ライン12Aで接続されている。さらに、二次電池部2と監視部3とは、複数の配線からなる電池−監視部接続ライン13Aで接続されている。
二次電池部2に蓄積されている電力は、正極出力端子4および負極出力端子5から接続ユニット30に供給され、次いで電動運搬車20に供給される。なお、二次電池部2の充電は、充電装置に設けられた接続ユニット30を介して正極出力端子4と負極出力端子5との間に所定の直流電圧を印加することにより行われる。
二次電池部2は、Liイオン単位電池を複数個直列に接続したものである。図4に示すように、通常、各Liイオン単位電池からは約3〜4Vが出力される。本実施例では、8個のLiイオン単位電池が直列に接続され、負極出力端子5の電圧を基準として正極出力端子4から接続ユニット30に向けて約24Vが出力されるようになっている。
監視部3は、各Liイオン単位電池の電圧や温度に基づいて、二次電池部2に過放電、過充電、発熱等の異常が発生していないかどうかを監視する。具体的には、監視部3は、各Liイオン単位電池の電圧が3.0V以下または4.2V以上となっていないかどうか(図4参照)、および各Liイオン単位電池の温度が通常の温度範囲を超えて上昇していないかどうかを監視する。そして、異常が発生していると判断した場合は、異常検出端子7を介してその旨を電動運搬車20側に通知する。当該通知を受けた電動運搬車20は、リレーを動作させる等してバッテリ装置1Aからの電力供給を停止し、発火や、過放電により二次電池部2が再使用不能となるのを防止する。
また、監視部3は、正側の電源ラインと負側の電源ラインとからなる一対の電源ラインを介して二次電池部2から電力供給されることにより、上記の動作をする。本実施例では負側の電源ラインは電池−監視部接続ライン13Aに含まれており、二次電池部2内で負極に接続されている。このため、監視部3には、負側の電源ラインを介して負極の電圧(基準電圧:例えば0V)が印加される。一方、本実施例では監視部電源ライン12Aが正側の電源ラインとなるが、このラインは監視部電源入力端子6Aにのみ接続され、二次電池部2の正極には接続されていない。したがって、バッテリ装置1A単体では監視部3に二次電池部2の正極の電圧(出力電圧:約24V)は印加されない。すなわち、バッテリ装置1A単体では監視部3に二次電池部2からの電力は供給されず、監視部3は上記の動作を行うことができない。
図3(B)は、本実施例に係るバッテリ装置1Aを電動運搬車20の接続ユニット30に装着した状態のブロック図である。同図に示すように、バッテリ装置1Aの正極出力端子4および負極出力端子5は、接続ユニット30を介して、主に走行用モータを駆動させるためのインバータ回路21に接続される。また、バッテリ装置1Aの異常検出端子7は、接続ユニット30を介して電動運搬車20の車体制御部22に接続される。
接続ユニット30の内部には、監視部電源入力端子6Aと正極出力端子4とを接続するための正極バイパスライン31が備えられている。バッテリ装置1Aが接続ユニット30に装着されると、この正極バイパスライン31を介して監視部3の正側の電源ライン(監視部電源ライン12A)が二次電池部2の正極に接続される。また、前記の通り、監視部3の負側の電源ライン(電池−監視部接続ライン13A)は二次電池部2の負極に接続されている。つまり、バッテリ装置1Aが接続ユニット30に装着されると、監視部3の一対の電源ライン12A、13Aがそれぞれ二次電池部2の正極および負極に電気的に接続される。そして、監視部3に二次電池部2の電力が供給され、監視部3は二次電池部2を監視するべく動作可能になる。
二次電池部2の電力が監視部3に供給され、かつ二次電池部2に異常がない場合、車体制御部22には、異常検出端子7を介して正常であることを示すHighレベルの信号が出力される。一方、二次電池部2に異常がある場合は、異常であることを示すLowレベルの信号が出力される。ここで、“Lowレベル”とは、例えば負極の電圧(0V)を意味する。また、“Highレベル”とは、例えば正極の電圧(24V)や当該電圧を降圧して得た電圧(5V等)を意味する。
また、バッテリ装置1Aが接続ユニット30に装着されていない等、二次電池部2から監視部3に電力供給がなされていない場合は、当然ながら異常検出端子7からはLowレベルの信号が出力されることになる。電力供給がなされていない状態では、Highレベルの信号を出力し得ないからである。
異常検出端子7から出力される信号の極性を上記のようにすれば、監視部電源入力端子6Aにおける接触不良等のために動作に必要な十分な電力が監視部3に供給されていない場合に、異常が発生した際と同じLowレベルの信号が出力されることになる。このため、電動運搬車20の運転手は異常が発生している旨を知ることができ、バッテリ装置1Aを装着し直す等の適切な措置をとることができる。
以上のように、本実施例に係るバッテリ装置1Aによれば、接続ユニット30に装着されていない未使用時(保管時)には、監視部3と二次電池部2との間の電気的な接続が遮断されているので、二次電池部2から監視部3への電力供給がなされない。このため、バッテリ装置1Aは、長期間に亘って保管されても、二次電池部2が過放電状態になって再使用不能となることはない。
図5に、実施例2に係るバッテリ装置1Bのブロック図を示す。図5(A)に示すように、バッテリ装置1Bは、監視部電源入力端子6Aの替わりに監視部電源入力端子6Bを備える。そして、この監視部電源入力端子6Bは、負側の電源ラインである監視部電源ライン12Bで監視部3に接続されている。また、正側の電源ラインは電池−監視部接続ライン13Bに含まれており、二次電池部2内で正極に接続されている。
すなわち、本実施例において、監視部3には、正側の電源ラインを介して正極の電圧(出力電圧:約24V)が印加される。一方、負側の電源ラインは監視部電源入力端子6Bにのみ接続され、二次電池部2の負極には接続されていない。したがって、バッテリ装置1B単体では監視部3に二次電池部2の負極の電圧(基準電圧:0V)は印加されず、監視部3は動作することができない。
図5(B)は、本実施例に係るバッテリ装置1Bを電動運搬車20の接続ユニット30に装着した状態のブロック図である。同図に示すように、接続ユニット30の内部には、監視部電源入力端子6Bと負極出力端子5とを接続するための負極バイパスライン32が備えられている。バッテリ装置1Bが接続ユニット30に装着されると、この負極バイパスライン32を介して監視部3の負側の電源ライン(監視部電源ライン12B)が二次電池部2の負極に接続される。これにより、監視部3の一対の電源ライン12B、13Bがそれぞれ二次電池部2の正極および負極に電気的に接続され、監視部3は二次電池部2を監視するべく動作可能になる。
図6に、実施例3に係るバッテリ装置1Cのブロック図を示す。図6(A)に示すように、バッテリ装置1Cは、正側の電源ラインである監視部電源ライン12Aで監視部3に接続された監視部電源入力端子6Aと、負側の電源ラインである監視部電源ライン12Bで監視部3に接続された監視部電源入力端子6Bとを備える。また、本実施例では、電池−監視部接続ライン13Cの中に監視部3の電源ラインは含まれていない。
すなわち、図6(A)に示す状態では、監視部3には、二次電池部2の正極の電圧(出力電圧:約24V)および負極の電圧(基準電圧:0V)はいずれも印加されず、監視部3は動作することができない。
図6(B)は、本実施例に係るバッテリ装置1Cを電動運搬車20の接続ユニット30に装着した状態のブロック図である。同図に示すように、接続ユニット30の内部には、監視部電源入力端子6Aと正極出力端子4とを接続するための正極バイパスライン31と、監視部電源入力端子6Bと負極出力端子5とを接続するための負極バイパスライン32とが備えられている。バッテリ装置1Cが接続ユニット30に装着されると、この2つのバイパスライン31、32を介して監視部3の一対の電源ライン12A、12Bが二次電池部2の正極および負極に接続される。これにより、監視部3に二次電池部2の電力が供給され、監視部3は二次電池部2を監視するべく動作可能になる。
以上、本発明に係るバッテリ装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記の構成に限定されるものではない。例えば、二次電池部2はLiイオン電池に限らず、ニッケル水素充電池等の他の二次電池とすることができる。
1A、1B、1C バッテリ装置
2 二次電池部
3 監視部
4 正極出力端子
5 負極出力端子
6A、6B 監視部電源入力端子
7 異常検出端子
10 正極ライン
11 負極ライン
12A、12B 監視部電源ライン
13A、13B、13C 電池−監視部接続ライン
14 ヒューズ
30 接続ユニット
31 正極バイパスライン
32 負極バイパスライン
2 二次電池部
3 監視部
4 正極出力端子
5 負極出力端子
6A、6B 監視部電源入力端子
7 異常検出端子
10 正極ライン
11 負極ライン
12A、12B 監視部電源ライン
13A、13B、13C 電池−監視部接続ライン
14 ヒューズ
30 接続ユニット
31 正極バイパスライン
32 負極バイパスライン
Claims (4)
- 車両に設けられた接続ユニットに着脱可能なカセット式のバッテリ装置であって、
二次電池部と、
前記二次電池部の正極および負極と前記接続ユニットとをそれぞれ電気的に接続するための2つの出力端子と、
一対の電源ラインによって電力供給されるようになっており、前記一対の電源ラインの正側が前記正極に電気的に接続され、かつ前記一対の電源ラインの負側が前記負極に電気的に接続されると前記二次電池部を監視するべく動作する監視部と、
前記監視部に一端が接続された前記一対の電源ラインの少なくとも一方の他端を前記接続ユニットに電気的に接続するための1つまたは2つの監視部電源入力端子と、
を備え、
前記接続ユニットの内部には、前記監視部電源入力端子と前記出力端子とを接続するための1つまたは2つのバイパスラインが設けられており、前記接続ユニットに装着されると、前記バイパスラインを経由して前記一対の電源ラインの少なくとも一方が前記正極および/または負極に電気的に接続されることを特徴とするバッテリ装置。 - 前記監視部電源入力端子は、前記一対の電源ラインの正側の他端に接続されており、
前記バイパスラインは、前記正極に接続された前記出力端子と前記監視部電源入力端子とを接続するものであり、
前記一対の電源ラインの負側と前記負極とは、前記接続ユニットを経由することなく電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ装置。 - 前記監視部電源入力端子は、前記一対の電源ラインの負側の他端に接続されており、
前記バイパスラインは、前記負極に接続された前記出力端子と前記監視部電源入力端子とを接続するものであり、
前記一対の電源ラインの正側と前記正極とは、前記接続ユニットを経由することなく電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ装置。 - 前記監視部に接続された異常検出端子をさらに備え、
前記異常検出端子からは、
前記接続ユニットに接続されており、かつ前記二次電池部に異常がない場合は、正常であることを示すHighレベルの信号が出力され、
前記接続ユニットに装着されておらず前記監視部が動作していない場合、および前記接続ユニットに装着されてはいるが前記二次電池部に異常がある場合は、異常であることを示すLowレベルの信号が出力される、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバッテリ装置。
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