JP2011101324A - 無線送受信機及びその制御方法 - Google Patents

無線送受信機及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011101324A
JP2011101324A JP2009256540A JP2009256540A JP2011101324A JP 2011101324 A JP2011101324 A JP 2011101324A JP 2009256540 A JP2009256540 A JP 2009256540A JP 2009256540 A JP2009256540 A JP 2009256540A JP 2011101324 A JP2011101324 A JP 2011101324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
source device
signal
reception
transmission
wireless transceiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009256540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5692990B2 (ja
Inventor
Makoto Onogi
誠 大野木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009256540A priority Critical patent/JP5692990B2/ja
Publication of JP2011101324A publication Critical patent/JP2011101324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5692990B2 publication Critical patent/JP5692990B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

【課題】ソース側のパススルー機に複数のHDMI入力を持たせて、1台のパススルー機に複数のソース機器を接続可能とする。
【解決手段】複数の有線送受信手段を備え、いずれかの有線送受信手段を介して信号を送受信するソース機器と、他の無線送受信機に接続されたシンク機器との間の通信を、他の無線送受信機との無線通信を介して行う無線送受信機。いずれかの有線送受信手段により有線信号の送受信を行うソース機器につき、各ソース機器が使用する有線送受信手段と、信号の送信先を特定するために該各ソース機器に割り当てられた論理アドレスとを関連づけて登録するアドレステーブルを利用し、いずれか有線送受信手段がソース機器からの信号を受信すると、受信信号に含まれる該ソース機器の論理アドレスに基づき、受信信号が信号変換手段へ入力されるように選択手段を切り替える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線送受信機及びその制御方法に関する。
映像表示装置と映像供給装置間を接続するためのデジタル映像音声伝送規格として、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)が知られている。HDMIを利用すれば、レコーダー等の外部機器から1本のケーブルで他の機器(シンク機器;テレビジョン装置など)に映像信号と音声信号を伝送することができる。
更に、HDMIには機器間制御のためのCEC(Consumer Electronics Control)に関する規格が定められている。CEC機能を利用すれば、一方の機器から、HDMIケーブルで接続された他方の機器をリモート操作することができる。例えば、HDMIケーブルでテレビジョン装置(テレビ)に接続されたレコーダーの再生ボタンが押されると、テレビの電源が投入され、テレビの入力がそのレコーダーの入力に切り替えられる、という動作が可能になる。また、テレビからレコーダーを操作することもできる。例えば、テレビのリモコンを用いてレコーダーのコンテンツの一覧(コンテンツリスト)を表示させ、そのコンテンツリストから所望のコンテンツを選択することにより、レコーダーの再生動作が行われる、という動作が可能になる。
HDMIで機器が接続された際には、ソース側の機器がシンク側の機器に対して5V電源を供給する。シンク側の機器がこの5V電源を検知した際には、シンク側の機器が持つEDID−ROM(Extended Display Identification Data -ROM)を読み出し可能な状態にした上でHPD(Hot Plug Detect)ラインのアサートを行う。これによりソース側の機器に対してEDID−ROMが読み出し可能な状態であることを知らせる。EDID−ROMの中には、EDIDとしてシンク機器が出力可能な映像等に関するフォーマット情報のほかに、接続機器の物理的な位置を把握するための情報である物理アドレス(Physical address:P.A)が格納されている。このEDIDの情報は、例えばソース機器の映像をシンク機器に表示させる場合にシンク機器側の入力切替を適切に行うために利用することができる。一般的にはCECコマンドを用いてこの物理アドレスを伝えることにより、上記のような機器同士の連携動作が可能になる。特許文献1は、CECコマンドと物理アドレスとを用いた機器連携動作の仕方を説明する。特許文献1は、多数の機器が接続された場合でも、物理アドレスを有効に用いることで適切な映像ソースを映像表示装置に表示可能とする制御方法を開示する。
また、CECコマンドを送信する場合には、CECコマンド専用のアドレスが必要であり、CEC用アドレスとして論理アドレス(Logical address:L.A)が存在する。このアドレスは機器種別により、割り当てられるアドレスが決まっている。例えばレコーダならば1,2,9のいずれかが割り当てられ、AVアンプ等のオーディオ機器であれば5が割り当てられると決まっているのでこの論理アドレスを参照することで機器種別を判別することが可能である。CECコマンド中に付与される、コマンドの送信元アドレス(Initiator address)を参照することで、どの機器から送信されたコマンドなのかがわかる。また送信先アドレス(Destination address)を参照することでどの機器宛のコマンドであるのかがわかるようになっている。非特許文献1は、CECや論理アドレスの取得方法等について開示する。
また最近では映像と音声を無線で伝送する技術が確立されつつあり、例えばWireless HD等の規格が策定されている。この規格に対応した機器同士であれば機器同士をケーブル等で接続しなくても、無線での映像と音声の伝送、機器制御等が可能である。一方でこの規格に未対応のHDMI等有線の接続方法しか持たない従来機器の映像と音声の無線伝送方法として、Wireless HDには「HDMI pass through mode(HDMIパススルーモード)」というモードが用意されている。これは図8に示すように無線伝送機能を備えた1対のパススルー機を用いて、無線伝送に非対応の機器同士を無線で接続するためのモードである。レコーダ804のコンテンツをテレビ801で再生する際には、レコーダ804の映像と音声を有線信号でパススルー機B803へ伝送し、パススルー機B803は受け取った映像と音声の信号を無線信号に変換してパススルー機A802へ伝送する。パススルー機A802は受け取った無線信号を再び有線信号へ変換してテレビ801へ伝送することで、レコーダ804の映像と音声をテレビ801に出力することが可能になる。
なお、レコーダが映像と音声の出力フォーマットを決定するためには、前述のように映像表示装置のEDIDが必要である。パススルー機A802はHDMIケーブルのDDCラインを通して、テレビ801が内部に持つEDID−ROM-A805からEDIDを読み出す。パススルー機A802は無線通信によって、パススルー機B803へEDIDの情報を伝送する。パススルー機B803は無線通信によって伝えられたEDIDの情報を自らが持つEDID−ROM-B806に書き込む。レコーダ804はHDMIのDDCラインを用いてEDID−ROM-B806の情報を読み出すことで、テレビ801のEDIDを取得することが可能になる。なお、パススルー機はCECラインの制御信号も無線に変換して伝送する(以下CECパススルーと表記する)ことができる。パススルー機A802とパススルー機B803を用いることによって、テレビ801とレコーダ804とは、お互いが直接有線で接続されているのと同様の動作が可能になる。
ところで無線通信に非対応のソース機器をもう一台接続しようとした場合には、図9のような構成が考えられる。その際にはパススルー機A902とパススルー機C905とは、各自の接続先のEDID−ROM-A908、又は、EDID−ROM-B909からEDIDを読み出し、無線伝送にてパススルー機B903とパススルー機D906に伝える。パススルー機B903とパススルー機D906は自らのEDID−ROM(非図示)にそれぞれ受け取った値と同じ値のEDIDを書き込む。シンク機器におけるHDMI端子ごとのEDIDの違いは一般的には物理アドレスのみである。レコーダA904は物理アドレス"1.0.0.0"を取得して、レコーダB907は物理アドレス"2.0.0.0"をそれぞれ取得する。
各レコーダはこの物理アドレスを使用して所謂ワンタッチプレイを行う。ワンタッチプレイでは、ソース機器における1回のボタン操作に応じてテレビ側で入力切替が行われて、ソース機器から提供される音声や映像がテレビから出力される。例えばレコーダA904が再生を開始する時には、CECコマンドの"Active source 1.0.0.0"を送信する。なお、「Active source」は、再生対象になっているソース機器を表す。テレビ901は受信コマンドにおいて「Active source」である機器の物理アドレスが"1.0.0.0"であることから、自らのHDMIセレクタをHDMI端子Aに切り替えることでレコーダA904の映像と音声をテレビ901に出力できる。その際に、パススルー機A902とパススルー機B903はお互いに無線でHDMIの信号を伝送するが、テレビ901やレコーダA904はそれを意識する必要はなく、それぞれが直接有線で接続されている時と同じような動作が可能である。同様に、レコーダB907の再生開始時には、CECコマンド"Active source 2.0.0.0"を送信する。テレビ901は、受信コマンドに応じてHDMIセレクタをHDMI端子B側に切り替えるので、レコーダB907の映像と音声を出力することができる。
特開2008-54300号公報
HDMI Licensing, LLC "High-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a" November 10,2006
以上に述べたように、無線伝送に対応したパススルー機を用いることで、無線伝送機能を持たない機器の映像と音声を無線で伝送することが可能であるが、ソース機器を1台接続するごとに新たに1対(2台)のパススルー機が必要になる。これはユーザーにとっては経済面においても、利便性においても大きなデメリットであり、1対のパススルー機で複数のソース機器が接続できることが望ましい。
そこで、本願発明は、ソース側のパススルー機に複数のHDMI入力を持たせて、1台のパススルー機に複数のソース機器を接続可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、複数の有線送受信手段を備え、いずれかの有線送受信手段を介して信号を送受信するソース機器と、他の無線送受信機に接続されたシンク機器との間の通信を、前記他の無線送受信機との無線通信を介して行う、無線送受信機であって、
前記他の無線送受信機との無線通信を行う無線送受信手段と、
前記有線送受信手段が送受信する有線信号と、前記無線送受信手段が送受信する無線信号とを相互に変換する変換手段と、
前記変換手段と接続される有線送受信手段を切り替えて、前記複数の有線送受信手段のうちのいずれか1つが前記変換手段と接続されるように動作する選択手段と、
前記選択手段の切り替え動作を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記複数の有線送受信手段のいずれかを介して有線信号の送受信を行うソース機器につき、各ソース機器が使用する有線送受信手段と、信号の送信先を特定するために該各ソース機器に割り当てられた論理アドレスとを関連づけて登録するアドレステーブルを利用して、前記複数の有線送受信手段のいずれかが前記ソース機器からの信号を受信した場合に、受信した前記信号に含まれる該ソース機器の論理アドレスに基づき、該受信した信号を前記変換手段へ入力するように前記選択手段の切り替え動作を制御し、
前記アドレステーブルは、前記ソース機器の前記無線送受信機に対する接続のツリー構造に基づいて作成されたことを特徴とする。
本願発明によれば、ソース側のパススルー機に複数のHDMI入力を持たせて、1台のパススルー機に複数のソース機器が接続可能となる。
1対のパススルー機に複数のソース機器が接続する構成を示す図。 実施形態1のパススルー機の機能ブロック図。 実施形態1のシステム構成図。 実施形態1のパススルー機が接続機器のツリー構成を把握する処理のフローチャート。 実施形態のアドレステーブル及び対象機器特定用テーブルを示す図。 実施形態1のパススルー機の動作のフローチャート。 実施形態2のパススルー機が、シンク機器が操作しようとする機器を特定する処理のフローチャート。 従来のパススルーモードの説明図。 従来のパススルーモードで複数のソース機器を接続する場合の説明図。
以下、添付の図面を参照して発明の実施形態を説明する。
まず最初に、1対のパススルー機で複数のソース機器が接続可能とする構成として、図1(a)のようにソース側のパススルー機B103に複数のHDMI入力を持たせて、1台のパススルー機に複数のソース機器を接続する方法が考えられる。テレビ101側には、パススルー機A102が接続され、パススルー機B103と無線通信している。この場合パススルー機B103は、HDMI入力の端子の数と同じだけのEDID−ROMを持つ必要がある。図1(a)では、2つのレコーダ104、105に対応してEDID−ROM−A106、EDID−ROM−B107が設けられている。
ここでパススルー機B103のEDID−ROMに書き込む物理アドレスについては、両方とも同じ"1.0.0.0"を書き込む方法と、複数のEDID−ROMにそれぞれ違う物理アドレスの値を書き込む方法の2通りが考えられる。
図1(b)に同じ物理アドレスを書き込む方法を採用した場合の接続例を示す。図1(b)では、パススルー機B103とレコーダA104の間にセットトップボックス(STB)109が接続され、パススルー機B103とレコーダB105との間にAVアンプ110が接続されている場合を示す。このとき、テレビ101のHDMI端子Aに接続されているEDID−ROM108に記述されている物理アドレス"1.0.0.0"をパススルー機Bの持つ2つのEDID−ROM106、107にそれぞれ書き込む。するとそのEDIDを読み出したSTB109とAVアンプ110はそれぞれ物理アドレス"1.0.0.0"を取得する。レコーダA104とレコーダB105はそれぞれSTB109とAVアンプ110が内部に持つEDID−ROM(非図示)からEDID読み出し物理アドレス"1.1.0.0"を取得する。
ソース機器の映像と音声を無線でシンク機器に伝送するためには、パススルー機B103が自らのHDMIセレクタ(非図示)を切り替えて、無線信号に変換するHDMI信号を選択する必要がある。ここでCECコマンドを用いたワンタッチプレイを行う場合、ソース機器が自らの物理アドレスをCECコマンド中に付加して、シンク機器に送信して入力切替の要求をする。例えばレコーダA104がワンタッチプレイを行う際には"Active source 1.1.0.0"を送信することになる。しかしながら図1(b)の構成では、複数のHDMI端子のEDID−ROMに同じ物理アドレスを書いているため、レコーダB105も同じ物理アドレス"1.1.0.0"を取得することになる。そのためこの物理アドレスからでは、上記CECコマンドがHDMI端子Aに接続された機器から送信されたものであるのか、HDMI端子Bに接続された機器から送信されたものであるのかが、パススルー機B103は判断できない。そのため、パススルー機B103は自らのHDMIセレクタをどちら側に切り替えていいのかが分からない状況が発生する。
この状況を打開するために、パススルー機が自らのEDID−ROMに書き込む物理アドレスを端子毎に違う値として書き込む方法を考える。例えば図1(c)のようにHDMI端子A側のEDID−ROM−A106に"1.0.0.0"を書き込み、HDMI端子BのEDID−ROM−B107に"2.0.0.0"を書き込むこととする。この場合、パススルー機B103は物理アドレスによってHDMIセレクタの切り替えが可能になる。例えばCECコマンドの"Active source 1.1.0.0"を受信した際には、パススルー機B103は自らのHDMIセレクタをHDMI端子A側に切り替えればよい。また"Active source 2.1.0.0"を受信した際には、パススルー機B103は自らのHDMIセレクタをHDMI端子B側に切り替えればよい。このようにすることで、パススルー機B103が入力切り替えをすることができる。
その一方、物理アドレス"2.○.○.○"は本来であれば、テレビ101のHDMI端子B側に接続された機器に与えられる物理アドレスである。よって、CECコマンド"Active source 2.1.0.0"を受信すると、テレビ101は自らのHDMI端子B側に接続された機器からの入力切替要求のコマンドであると判断し、HDMIセレクタをHDMI端子B側に切り替える。そのためテレビ101のHDMI端子Aから入力されるレコーダB105の映像と音声はテレビ101に出力されない状況が発生する。
以上によれば、パススルー機とテレビの両方が接続関係を正しく把握可能とする方法が必要であり、当該方法を提供する発明の実施形態を以下では具体的に説明する。
[第1実施形態]
図2は本実施形態に係る、HDMIの無線送受信機としてのパススルー機B200の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、パススルー機を独立の機器として説明するが、本実施形態で説明するパススルー機は、他の機器の機能の一部として一体化されていてもよい。その場合、当該他の機器は、機器本来の機能を発揮する他、無線通信に非対応のソース機器のためにパススルー機として機能することができる。
まず、有線送受信部A202、有線送受信部B203はそれぞれHDMIで接続された外部機器からの有線信号を受信し、受信信号を内部の適切な場所に分配する。これらの有線送受信部は、HDMI端子において提供される。本実施形態では説明の簡略化のために有線送受信部の数を2つとしたが、より多くの数を含むことが可能であり、実際にはHDMI端子と同じ数だけ有することになる。
HDMIのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインは、有線送受信部A202又は有線送受信部B203を介して、TMDSセレクタ206に入力される。HDMIのHPDラインは、有線送受信部A202又は有線送受信部B203を介して制御部201に入力される。HDMIのDDCラインは、有線送受信部A202又は有線送受信部B203を介してEDID−ROM-A204とEDID−ROM-B205にそれぞれ接続され、EDIDを読出し可能となっている。また、CECラインは、有線送受信部A202又は有線送受信部B203を介して制御部201に接続され、制御部201により無線送受信部207との接続が切り替えられる。なおDDCライン及びTMDSラインは、本来は複数のラインであるが図中では単線で図示している。
制御部201は、無線送受信部207を通して受け取ったEDID DATAをEDID−ROM-A204、EDID−ROM-B205に必要に応じてデータを変換した上で書き込む。また制御部201は、TMDSセレクタ206を切り替えて無線送受信部207が無線送信用信号に変換するデータを選択する。制御部201はまた、受信したCECデータを解析し、必要に応じてスイッチを切り替えることで無線送受信部207へのCEC信号の伝送を止めることができる。制御部201はさらに、HPDラインを操作して、必要に応じて接続機器に対してEDID−ROMからEDIDの読み出しを行わせることができる。各EDID−ROMには、シンク機器が出力可能な映像等に関するフォーマット情報のほかに、接続機器の物理的な位置を把握するための物理アドレスが記憶されている。なお、制御部201は、例えばCPUがROMに格納された処理プログラムを実行することにより実現されてもよいし、或いは、ASICやFPGAのようなロジック回路をプログラミングして実現してもよい。
無線送受信部207は、Wireless HDの規格に従って、他の無線送受信機であるパススルー機と無線通信を行う。また、有線信号と無線信号とを相互に変換する変換部208を有し、有線で受け取った様々なHDMIのデータを無線信号に変換して他の無線機器へ伝送することができる。また無線送受信部207は無線で受信したデータを有線のHDMIデータに変換して伝送することができる。これらについては図示されていないHDMIの信号についても同様である。なお、変換部208は、TMDSセレクタ206に含まれていてもよいし、或いは、該TMDSセレクタ206が制御部201に含まれる場合には、制御部201に含まれていてもよい。TMDSセレクタ206は、制御ラインを介した制御部201からの制御に従って、無線送受信部207に提供するTMDSラインを切り替える。なお、TMDSセレクタ206は、制御部201に含まれていてもよいし、或いは、無線送受信部207に含まれていてもよい。
次に、図3(a)に本実施形態におけるシステム構成図を示す。パススルー機B303は、図2のパススルー機B200と同一構成を有する。またパススルー機A302は、有線と無線の変換のみを行う通常のパススルー機であるとする。図3(a)では、テレビ301のHDMI端子Aにはパススルー機A302が接続されており、テレビ301のHDMI端子BにはSTB−B308が接続されている。STB−B308の入力端子にはレコーダC309が接続されている。本実施形態では、シンク機器としてテレビを例として説明するが、シンク機器は、HDMIで転送可能な映像・音声信号を出力可能な出力機器であればよく、テレビに限らず、ビデオプロジェクターなどであってもよい。
またパススルー機A302と無線で通信するパススルー機B303のHDMI端子Aには、STB−A304が接続されており、パススルー機B303のHDMI端子BにはAVアンプ306が接続されている。STB−A304の入力端子にはレコーダA305が接続されており、AVアンプ306の入力端子にはレコーダB307が接続されている。本実施形態では、シンク機器であるテレビ301に映像信号を出力可能なレコーダやSTB、或いは音声信号を出力可能なAVアンプのことを総称してソース機器と呼ぶ。ソース機器には、その他にレコーダの他にDVDやブルーレイディスクのプレーヤ、ビデオデッキ、デジタルカメラなどの映像・音声の再生が可能な機器が含まれる。
本実施形態では、まず初めにパススルー機B303が、自らに有線で接続された機器の接続構成を把握する必要がある。接続構成を把握するタイミングは、パススルー機の電源投入時点や、パススルー機の有線接続側に新たに機器が追加されて接続構成に変更があった時などである。ここでは、パススルー機の電源が投入されたタイミングでの方法について説明するが、実行タイミングが違うだけで、実行動作は基本的に同じである。
まず、ソース側のパススルー機B303のEDID−ROMには、シンク側のパススルー機A302から無線伝送されたEDIDの値を書き込むことになる。パススルー機B303の電源投入直後には、パススルー機A302からEDIDを受け取っていないため、パススルー機B303のEDID−ROM312、313の値は不定になる。それに伴いパススルー機B303の後に接続された機器の物理アドレスも同様に不定になる。この状態からパススルー機B303が接続機器のツリー構成を把握するための処理を図4のフローチャートに示す。当該処理は、制御部201が、対応する処理プログラムを実行することにより実現することができる。
まず、パススルー機A302、パススルー機B303の電源が投入されると、パススルー機A302は、テレビ301のHDMI端子Aに接続されたEDID−ROM310のEDIDを読み出し、それを無線伝送で送信する。パススルー機B303はS401で、そのEDIDを受信する。パススルー機B303では、制御部201が受信したEDIDを自らのEDID−ROM312、313に書き込む。その際、S402では、パススルー機B303のHDMI端子Aに接続されたEDID−ROM312には受け取ったEDIDをそのまま書き込む。一方S403では、パススルー機B303のHDMI端子Bに接続されたEDID−ROM313に、EDID中の物理アドレスを"2.0.0.0"に書き換えて書き込む。
また同時にS404においてパススルー機B303の制御部201は、有線で接続された機器から受信したCECコマンドのパススルー機A302への無線通信によるパススルー伝送を停止する。この状態で、S405において制御部201はHPDラインをアサートし、各接続機器にこのEDIDを取得させる。図3(b)は、この時の状態を一例として示す。図3(b)では、パススルー機B303のHDMI端子Aに接続されたSTB−A304の物理アドレスが"1.0.0.0"となり、レコーダA305の物理アドレスが"1.1.0.0"となる。また、HDMI端子Bに接続されたAVアンプ306の物理アドレスが"2.0.0.0"となり、レコーダB307の物理アドレスが"2.1.0.0"となる。
このようにして各機器の物理アドレスが確定すると、パススルー機B303が主体となりS406において制御部201は有線接続された機器に対し"Give Physical address"等のCECコマンドを送信する。これにより、有線接続された全接続機器の物理アドレスを取得することができる。なお、パススルー機の本来の動作は、受信した信号を有線から無線、無線から有線に変換するのみであるので、パススルー機自身は物理アドレスも論理アドレスも持っていない。しかし、ここではテレビ301の論理アドレス(0)と物理アドレス(0.0.0.0)を使用すればよい。
パススルー機B303はS407において、取得した各接続機器の物理アドレスを有線内の接続構成把握のための物理アドレスとして論理アドレスと関連付けてアドレステーブルとして保存する。当該アドレステーブルは、例えば制御部201が保持することができる。ここでのアドレステーブルの例は図5(a)に示す通りである。
アドレステーブル500において、機器名501には、「レコーダA」、「STB−A」といった各機器の名称が登録される。論理アドレス502には、前述のように、CECコマンドの送信先を特定するための各機器の論理アドレスが登録される。また、パススルー機に割り当てられた物理アドレス503には、各機器が接続されるパススルー機に割り当てられた物理アドレスが登録される。ここでは、パススルー機B303の物理アドレスとして"1.0.0.0"が登録されている。また、有線内専用の物理アドレス504には、S406で各機器から取得した物理アドレスが登録される。システム全体用の物理アドレス505には、システム全体で考えた場合に各機器に通常に与えられる物理アドレスが登録される。HDMIセレクタ506には、機器が接続されるパススルー機のHDMI端子の識別子が登録される。ここでは、端子Aと端子Bが有るので、接続されている端子の識別子が各機器に割り当てられる。
次に、S408において制御部201はHDMI端子BのHPDラインをデアサートし、接続機器がEDID−ROM313にアクセスできない状態にする。そして、S409で制御部201がEDID−ROM313のEDIDを本来の値に書き換えることで更新する。この場合、パススルー機A302から受け取った値"1.0.0.0"で更新する。更新後のS910では、制御部201がHPDラインをアサートして、有線内の各機器にEDIDを再取得させる。EDIDの再取得が終了すると、S911では、パススルー機B303のパススルー機A302へのCECのパススルー伝送を再開する。この時の状態を図3(c)に示す。
図3(c)では、パススルー機B303内のEDID−ROM312、313のEDIDが"1.0.0.0"となり、STB−A304及びAVアンプ306の物理アドレスが共に"1.0.0.0"となっている。また、レコーダA305及びレコーダB307の物理アドレスが共に"1.1.0.0"となっている。
以上の処理により、各機器に割り当てられる論理アドレスと、HDMIセレクタの識別子とを関連づけてテーブルとして管理することが可能となる。
次にワンタッチプレイを行う際のパススルー機B303の動作について説明する。ワンタッチプレイでは、該当するソース機器からの音声映像信号が無線送受信部207に提供されるように、パススルー機B303はアドレステーブル500を利用してTMDSセレクタを切り替える。その際のパススルー機B303の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
パススルー機B303は、S601において有線接続された機器からのCECコマンドを受信を監視している。もし、CECコマンドを受信すると(S601で「YES」)、S602で、CECパススルーが停止中であるかを判定する。もし、上記のS404からS411の間の処理を実行中でCECパススルーが停止中であれば(S602で「YES」)、S601の監視状態に戻り、無線パススルー伝送は行わない。
もし、CECパススルーが停止中でなければ(S602で「NO」)、S603に移行する。S603では、受信したCECコマンドの内容が"Active source"であるか否かを判定する。もし、"Active source"以外であれば(S603で「NO」)、S605に移行し、受信コマンドをそのままパススルー伝送する。一方、"Active source"を受信した場合(S603で「YES」)、S604に移行する。この場合、現在アクティブになっているソース機器の映像と音声を無線伝送する必要があるため、S604では、パススルー機B303はTMDSセレクタ206をアドレステーブル500を用いて適切な方に切り替える。即ち、CECコマンドを送信した機器が存在する側にHDMIセレクタを切り替える。
アドレステーブル500によれば、例えば受信コマンドが論理アドレス"1"を持つレコーダA305から送信された場合、この機器はHDMIセレクタ506の項目が「A」となっている。よって、当該機器はHDMI端子A側に接続されている機器であると判断して、TMDSセレクタ206をHDMI端子A側に切り替えることができる。また、"Active source"の送信元が論理アドレス"2"のレコーダB307の場合、HDMIセレクタ506の項目が「B」となっている。そこで、HDMI端子B側に接続されていると判断して、TMDSセレクタ206をHDMI端子B側に切り替えることができる。なお、"Active source"の送信元がパススルー機B303に有線接続されている機器でない場合、例えばレコーダC309の場合も考えられる。しかし、このような場合は、無線通信でパススルー機A302から受け取ったCECコマンドであるので、HDMIセレクタ506の項目に登録はなく、TMDSラインを切り替える必要はない。
以上の本実施形態によれば、パススルー機と有線接続している機器のツリー構造を把握して、各機器がパススルー機のどのHDMI端子と接続しているかを管理するためのテーブルを作成することができる。当該テーブルでは、機器の論理アドレスと端子の識別子とが関連づけられる。よって、ソース機器の論理アドレスをCECコマンドにより取得すると、どのHDMI端子に接続している機器かを直ちに識別して、TMDSセレクタを切り替えて適切なパスを確立することができる。このようにすることでワンタッチプレイにおいてソース機器の映像と音声をシンク機器に正しく送信して、シンク機器に出力することができる。
また、本発明によれば1台のパススルー機に複数のソース機器を接続することができるため、無線接続をする際に使用するパススルー機の数を減らすことができる。また、その状態においても正しくソース機器の映像と音声をシンク機器に対して供給することができるため、ユーザーの経済性、操作性に優れる。
[実施形態2]
上述の実施形態1では、レコーダのようなソース機器側からのワンタッチプレイ等の指示により、適宜TMDSセレクタを切り替える方法について説明した。これに対して実施形態2では、テレビのようなシンク機器を操作してソース機器の映像を表示するようにCECで制御を行う場合を説明する。実施形態2のシステム構成は実施形態1の図3(a)に示したものと同様であり、有線内のツリー構造の把握方法も図4のフローチャートの処理と同様であるので、それぞれ説明を省略する。
本実施形態では、シンク機器がソース機器に対して、接続パスを変更するためのCECコマンド(例えば"Set stream path")を送信する。パススルー機B303は、パススルー機A302から無線で該CECコマンドを受信すると、必要に応じてパススルー機内部のTMDSセレクタ206を切り替えて無線送信する映像と音声を選択する。しかし、"Set stream path"はCECコマンドの宛先(Destination address)が全ての機器宛(Broadcast address)である。よって、このコマンドだけでは、どの機器の映像にパスを切り替えるべきかを判断できない。
そこで本実施形態では、シンク機器が直前にCECコマンドを送信した時の宛先で、対象機器を判断する。例えば、ソース機器で再生した映像をシンク機器で表示する場合、映像パスの切替を要求する前に、シンク機器はソース機器の状態を判断し、該機器を再生状態とする。ここで、パスの切替要求には、"Set stream path"コマンドが送信される。また、ソース機器の状態には、電源ON or OFF、再生中 or 停止中などが含まれる。
よって、パススルー機B303はそれらのコマンドを監視しておき、シンク機器がどの機器を操作しようとしているかを判断してその機器の論理アドレスを対象機器特定用テーブルに書き込み保存しておく。この処理の流れを図7のフローチャートを参照して説明する。また本実施形態の対象機機特定用テーブルを図5(b)に示す。
まず、S701では、パススルー機B303は、パススルー機A302からCECコマンドを受信したか否かを監視している。もし、CECコマンドを受信した場合(S701で「YES」)、S702に移行する。S702では、受信したCECコマンドの送信元がシンク機器であるか否かを論理アドレスに基づき判定する。もし、送信元がシンク機器の場合(S702で「YES」)、S703に移行する。一方、シンク機器でない場合(S702で「NO」)、S708に移行する。
S703では、受信CECコマンドが"Set stream path"であるか否かを判定する。もし、"Set stream path"の場合(S703で「YES」)、S704に移行する。一方、"Set stream path"でなかった場合(S703で「NO」)、S705に移行する。S704では、対象機器特定用テーブル900を参照し、再生対象機器の論理アドレスを取得する。次に、アドレステーブル500において、取得した論理アドレスを有する機器のHDMIセレクタ506の項目を参照し、該機器が接続されている側のHDMI端子を特定する。そして、TMDSセレクタ206を当該HDMI端子の側に切り替える。その後、S708に移行する。
S705では、受信CECコマンドの宛先が単独(ユニキャスト)アドレスであるか否かを判定する。もし、単独アドレスでない場合(S705で「NO」)、S708に移行する。一方、単独アドレスである場合(S705で「YES」)、S706に移行する。S706では、受信CECコマンドが機器にコンテンツ再生をさせる意図のあるコマンドであるかどうかを判定する。
コマンドの具体例として例えば、ソース機器が記録している映像等のコンテンツ再生のための「Play」コマンド、ソース機器の電源をONにするための「Power」コマンド、ソース機器にメニュー画面を出力させる「Menu」コマンド等がある。なお、割り当てられる機能が同一で有れば、これらのコマンド自体の表記は、ソース機器やソース機器のベンダーに応じて異なっていてもよい。もし、CECコマンドが該当コマンドであった場合は(S706で「YES」)、S707に移行する。一方、該当コマンドでなかった場合(S706で「NO」)、S708に移行する。S707では、受信CECコマンドの宛先に含まれる論理アドレスを、再生対象機器の論理アドレスとして、対象機器特定用テーブル900に登録し、S708に移行する。S708では、CECの有線へのパススルー伝送を行う。
以上のように、本実施形態では、シンク機器から送信された、ソース機器に再生を行わせる意図のあるコマンドの宛先を保存しておく。そして、その後にシンク機器からSet stream pathのCECコマンドが送信された場合に、保存しておいた宛先を利用してTMDSセレクタを切り替えてパスを確立する。これにより、テレビのようなシンク機器を操作してソース機器の映像を表示するようにCECで制御を行うことができ、適切なソース機器の映像と音声をシンク機器側に送信することが可能になる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 複数の有線送受信手段を備え、いずれかの有線送受信手段を介して信号を送受信するソース機器と、他の無線送受信機に接続されたシンク機器との間の通信を、前記他の無線送受信機との無線通信を介して行う、無線送受信機であって、
    前記他の無線送受信機との無線通信を行う無線送受信手段と、
    前記有線送受信手段が送受信する有線信号と、前記無線送受信手段が送受信する無線信号とを相互に変換する変換手段と、
    前記変換手段と接続される有線送受信手段を切り替えて、前記複数の有線送受信手段のうちのいずれか1つが前記変換手段と接続されるように動作する選択手段と、
    前記選択手段の切り替え動作を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記複数の有線送受信手段のいずれかを介して有線信号の送受信を行うソース機器につき、各ソース機器が使用する有線送受信手段と、信号の送信先を特定するために該各ソース機器に割り当てられた論理アドレスとを関連づけて登録するアドレステーブルを利用して、前記複数の有線送受信手段のいずれかが前記ソース機器からの信号を受信した場合に、受信した前記信号に含まれる該ソース機器の論理アドレスに基づき、該受信した信号を前記変換手段へ入力するように前記選択手段の切り替え動作を制御し、
    前記アドレステーブルは、前記ソース機器の前記無線送受信機に対する接続のツリー構造に基づいて作成されたことを特徴とする無線送受信機。
  2. 前記制御手段は、前記ソース機器からの信号に、該ソース機器がコンテンツの再生対象になっていることを示すコマンドが含まれる場合に、前記選択手段の切り替え動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線送受信機。
  3. 前記無線送受信機は、
    前記無線送受信手段を介して受信した前記シンク機器が出力可能な映像に関するフォーマット情報を少なくとも記憶し、かつ、前記複数の有線送受信手段のいずれかと関連づけられた、複数の記憶手段をさらに備え、
    前記アドレステーブルは、
    前記制御手段が、機器の物理的な位置を把握するために用いられる物理アドレスであって、互いに異なる物理アドレスを前記複数の記憶手段にそれぞれ記憶させ、
    前記制御手段が、前記有線送受信手段を介して該物理アドレスを前記ソース機器に取得させ、
    前記制御手段が、前記ソース機器が取得した物理アドレスを、前記無線送受信機へ送信させることにより前記有線送受信手段を介して取得し、
    前記ソース機器より取得した物理アドレスと、前記複数の記憶手段に記憶させたそれぞれの物理アドレスとの対応に基づいて、各ソース機器が有線信号の送受信に使用する無線送受信手段を特定し、
    特定した前記無線送受信手段と、各ソース機器の前記論理アドレスとを関連づけることにより作成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線送受信機。
  4. 前記アドレステーブルが作成された後、
    前記制御手段が、前記複数の記憶手段のそれぞれに記憶されている物理アドレスを、前記シンク機器の物理アドレスで更新し、
    前記制御手段が、有線送受信手段を介して更新後の物理アドレスを前記ソース機器に取得させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線送受信機。
  5. 前記無線送受信手段が、前記他の無線送受信機を介して前記シンク機器からの信号を受信した場合に、
    前記制御手段は、
    前記シンク機器からの信号の送信先が、特定のソース機器のみであるか否かを判定し、
    前記送信先が前記特定のソース機器のみであると判定された場合に、前記シンク機器からの信号が、該ソース機器にコンテンツの再生を要求するコマンドを含むか否かを更に判定し、
    前記コマンドを含むと判定された場合に、該シンク機器からの信号に含まれる前記特定のソース機器の論理アドレスを保持し、
    前記ソース機器からパスの切り替え指示を更に受信した場合に、保持している前記論理アドレスを有するソース機器が使用する前記有線送受信手段と前記変換手段とが接続されるように、前記選択手段の切り替え動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線送受信機。
  6. 前記有線送受信手段はHDMI端子であり、
    前記有線送受信手段を介して送受信される信号はHDMI信号である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の無線送受信機。
  7. 前記アドレステーブルの作成は、前記無線送受信機の電源投入時、または、前記ツリー構造に新たなソース機器が追加された場合に行われることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線送受信機。
  8. 複数の有線送受信手段を備え、いずれかの有線送受信手段を介して信号を送受信するソース機器と、他の無線送受信機に接続されたシンク機器との間の通信を、前記他の無線送受信機との無線通信を介して行う、無線送受信機の制御方法であって、
    前記無線送受信機は、
    前記他の無線送受信機との無線通信を行う無線送受信手段と、
    前記有線送受信手段が送受信する有線信号と、前記無線送受信手段が送受信する無線信号とを相互に変換する変換手段と、
    前記変換手段と接続される有線送受信手段を切り替えて、前記複数の有線送受信手段のうちのいずれか1つが前記変換手段と接続されるように動作する選択手段と、
    前記選択手段の切り替え動作を制御する制御手段と
    を備え、
    前記方法は、
    前記制御手段が、前記複数の有線送受信手段のいずれかを介して有線信号の送受信を行うソース機器につき、各ソース機器が使用する有線送受信手段と、信号の送信先を特定するために該各ソース機器に割り当てられた論理アドレスとを関連づけて登録するアドレステーブルを利用して、前記複数の有線送受信手段のいずれかが前記ソース機器からの信号を受信した場合に、受信した前記信号に含まれる該ソース機器の論理アドレスに基づき、該受信した信号を前記変換手段へ入力するように前記選択手段の切り替え動作を制御する工程を備え、
    前記アドレステーブルは、前記ソース機器の前記無線送受信機に対する接続のツリー構造に基づいて作成されたことを特徴とする無線送受信機の制御方法。
JP2009256540A 2009-11-09 2009-11-09 無線通信装置 Expired - Fee Related JP5692990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009256540A JP5692990B2 (ja) 2009-11-09 2009-11-09 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009256540A JP5692990B2 (ja) 2009-11-09 2009-11-09 無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011101324A true JP2011101324A (ja) 2011-05-19
JP5692990B2 JP5692990B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=44192117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009256540A Expired - Fee Related JP5692990B2 (ja) 2009-11-09 2009-11-09 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5692990B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007136038A1 (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Panasonic Corporation 論理アドレス割り当て方法
JP2008054300A (ja) * 2006-07-28 2008-03-06 Sharp Corp 表示装置及び表示システム
WO2008072763A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Panasonic Corporation 無線通信装置
JP2008153826A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 装置識別子設定方法及び無線伝送装置
JP2009077045A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toshiba Corp アドレスリスト更新装置および方法
WO2009119095A1 (ja) * 2008-03-27 2009-10-01 パナソニック株式会社 無線通信装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007136038A1 (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Panasonic Corporation 論理アドレス割り当て方法
JP2008054300A (ja) * 2006-07-28 2008-03-06 Sharp Corp 表示装置及び表示システム
WO2008072763A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Panasonic Corporation 無線通信装置
JP2008153826A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 装置識別子設定方法及び無線伝送装置
JP2009077045A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toshiba Corp アドレスリスト更新装置および方法
WO2009119095A1 (ja) * 2008-03-27 2009-10-01 パナソニック株式会社 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5692990B2 (ja) 2015-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4822972B2 (ja) 表示装置
US7697521B2 (en) Method of controlling connection between nodes in digital interface
EP2048882A1 (en) Display apparatus
JP4812551B2 (ja) 表示装置
JP2010098699A (ja) 受信装置、及びその制御方法
JP2008153974A (ja) スイッチ装置及びデータ中継方法
JP2008109342A (ja) 表示装置及び表示システム
WO2013179861A1 (ja) コア機器、オーディオ・ビデオ制御システム、携帯端末装置、オーディオ・ビデオ制御プログラムおよびオーディオ・ビデオ制御方法
US20110209190A1 (en) Communication device, communication control method, and program
JP2009284374A (ja) 機器アドレス割り当て方法、入力機器、及び入力専用機器
JP4917452B2 (ja) 表示装置及び表示システム
US8925020B2 (en) Transmission system, reproduction device, transmission method, and program
CN102833512A (zh) 内容再现设备和内容再现控制方法
JP2008301339A (ja) 表示装置及びシステム
JP4823373B2 (ja) 映像・音声処理装置および映像・音声処理方法
JP2010283749A (ja) 映像出力装置およびその制御方法、映像表示装置およびその制御方法
JP2008028950A (ja) 表示装置、音響装置、avシステム、及び音声再生方法
JP2008028947A (ja) 表示装置及び表示システム
JP5032202B2 (ja) 映像出力装置及び表示装置
WO2018096849A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5315083B2 (ja) 表示装置、方法及びプログラム
JP5692990B2 (ja) 無線通信装置
WO2012172850A1 (ja) 機器操作システム、表示機器、及び操作機器
JP2009267944A (ja) 制御命令送信装置及び制御命令送信方法
KR101586734B1 (ko) 전원 상태에 따른 외부기기 제어 방법 및 이를 적용한 전자기기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150203

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees