JP2010283749A - 映像出力装置およびその制御方法、映像表示装置およびその制御方法 - Google Patents

映像出力装置およびその制御方法、映像表示装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 映像表示装置に接続された映像出力装置のリモコンの誤操作によって、映像出力装置が意図しない動作をするのを防ぐことを目的とする。
【解決手段】 本発明の映像出力装置121では、制御部116は、自装置(映像出力装置121)の出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示されている場合は、リモコン132による映像出力装置121の動作の制御を制限すべきではないと判別する。そして、映像出力装置121をリモコン制限解除モードに設定する。一方、自装置(映像出力装置121)の出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示されてない場合は、リモコン132による映像出力装置121の動作の制御を制限すべきであると判別する。そして、映像出力装置121をリモコン制限モードに設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置およびその制御方法、映像表示装置およびその制御方法に関する。
テレビ装置などの映像表示装置には、多くの機器が接続できるようになってきており、例えば、レコーダ、ビデオカメラ、デジタルカメラなどの様々な映像出力装置が接続される。各接続機器には専用のリモコンが付属しているため、接続機器の数が増えればリモコンの数も増える。
近年、テレビ装置にレコーダなどの接続機器をHDMI(High−Definition Multimedia Interface)ケーブルで接続し、テレビ装置のリモコンを用いて接続機器を操作できるシステムが普及してきている。HDMI規格で規定されているCECコマンドを利用して、テレビ装置のリモコンで接続機器の電源をオン/オフ操作したり、再生/停止などの簡単な操作をしたりすることができる。
しかし、テレビ装置のリモコンで操作可能な機能は限られているため、接続機器の複雑な機能を使用するような場合は、接続機器のリモコンで操作する必要がある。このため、用途に応じてテレビ装置のリモコンと接続機器のリモコンとを使い分けるユーザも多い。複数のリモコンがあると、ユーザの不注意によって若しくは無自覚に、操作対象ではない接続機器のリモコンを誤って操作してしまうという問題がある。
下記の特許文献1には、複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられており、複数のリモコンのうち1つのリモコンのみが映像視聴装置を制御可能とする構成が開示されている。制御権を有するリモコンの使用者が、映像視聴装置の近傍に存在していない場合には、制御権を有しないリモコンの使用者が制御権を取得することを望めば、制御権を有しないリモコンの使用者が制御権を取得することができる。
特開2003−274213号公報
しかしながら、上記特許文献1は、複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられていることを前提としているため、操作対象ではない接続機器のリモコンが誤って操作された場合の問題は解決されない。例えば、テレビ装置に接続された映像出力装置からの出力映像がテレビ装置の画面に表示されていない状態で、映像出力装置のリモコンを誤操作した場合、ユーザが気づかないまま映像出力装置が意図しない動作をしてしまうことになる。
そこで、本発明は、映像表示装置に接続された映像出力装置のリモコンの誤操作によって、映像出力装置が意図しない動作をするのを防ぐことを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る映像出力装置は、映像表示装置と接続され、リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置であって、リモコンからの指示信号を受信するリモコン受信手段と、前記リモコン受信手段により受信された指示信号に応じて、前記映像出力装置の動作を制御する制御手段と、前記映像表示装置で表示されている映像に対応する機器の識別情報を、前記映像表示装置から取得する通信手段とを備える。前記制御手段は、前記通信手段により取得された識別情報が前記映像出力装置の識別情報と異なる場合は、前記リモコンからの指示信号に応じた前記映像出力装置の動作を制限し、前記通信手段により取得された識別情報が前記映像出力装置の識別情報と同じである場合は、前記制限を解除する。
また、本発明に係る映像表示装置は、リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置に接続され、映像を表示する表示部を備える映像表示装置であって、前記映像出力装置との間で通信を行う通信手段と、前記表示部に表示されている映像に対応する機器を判別する表示機器判別手段と、前記映像出力装置が前記表示部に表示されている映像に対応する機器でないと判別された場合は、前記映像出力装置に対して前記リモコンによる遠隔操作を制限するための制御信号を送信し、前記映像出力装置が前記表示部に表示されている映像に対応する機器であると判別された場合は、前記映像出力装置に対して前記制限を解除するための制御信号を送信するように前記通信手段を制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、映像表示装置に接続された映像出力装置のリモコンが誤って操作された場合に、映像出力装置の動作を制限することにより、映像出力装置が意図しない動作をするのを防ぐことが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る映像表示装置および映像出力装置の構成を示すブロック図である。 入力切替時の映像表示装置の動作について説明するためのフローチャートである。 入力切替時の映像出力装置の動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2における入力切替時の映像表示装置の動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2における入力切替時の映像出力装置の動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2の変更例における入力切替時の映像表示装置の動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2の変更例における入力切替時の映像出力装置の動作について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置および映像出力装置の構成を示すブロック図である。映像表示装置101は、受信部102、分離/復号部103、出力部104、表示部105、表示機器判別部106、通信部107、リモコン受信部108、制御部109、およびメモリ141を備える。映像出力装置121は、受信部110、コーデック部111、記録部112、通信部113、リモコン受信部114、モード設定部115、制御部116、およびメモリ142を備える。映像表示装置101は、リモコン131により遠隔操作可能であり、映像出力装置121は、リモコン132により遠隔操作可能である。映像表示装置101には、映像出力装置121−123がそれぞれHDMIケーブルで接続される。
まず、映像表示装置101の構成について説明する。受信部102は、アンテナを介してデジタル放送信号を受信して、選局処理、復調処理・誤り訂正処理等を施し、トランスポートストリーム(TS)を出力する。分離/復号部103は、受信部102からのトランスポートストリームを、映像信号、音声信号、データ信号に分離し、それぞれの信号に復号化(デコード)処理を施す。出力部104は、分離/復号部103から入力された映像信号、または映像出力装置121−123から通信部107を介して入力された映像信号を表示部105に出力する。
表示機器判別部106は、表示部105に表示されている映像に対応する機器を判別する。具体的には、分離/復号部103および映像出力装置121−121から入力される映像信号のうち、どの映像信号を出力部104が表示部105に出力しているかを判別する。そして、表示部105に表示されている映像信号を出力している機器の識別情報(フィジカルアドレス)を、通信部107を介して、映像出力装置121−123に通知する。これらの動作については、図2を用いて、後で詳細に説明する。
通信部107は、接続されている映像出力装置121−123との間で通信を行う。具体的には、HDMI−TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインで転送される、映像出力装置121−123からの映像信号および音声信号を受信する。また、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)ラインを用いて、映像出力装置121−123との間で制御コマンドの送受信を行う。また、HDMI−DDC(Display Data Cannel)ラインを用いて、映像出力装置121−123との間で各種機器情報等の送受信を行う。
リモコン受信部108は、映像表示装置101のリモコン131からの指示信号を受信し、制御部109に伝達する。制御部109は、リモコン131からの指示信号を解析し、各機能ブロックの動作を制御する。
次に、映像出力装置121の構成について説明する。受信部110は、アンテナを介してデジタル放送信号を受信して、選局処理、復調処理・誤り訂正処理等を施し、トランスポートストリーム(TS)を出力する。コーデック部111は、受信部110からのトランスポートストリームを、映像信号、音声信号、データ信号に分離し、それぞれの信号に復号化(デコード)処理を施す。また、録画時は、トランスポートストリームにパケットを追加または削除して、蓄積用ストリームを作成する。記録部112には、コーデック部111で作成された蓄積用ストリームが録画コンテンツとして保存される。再生時には、記録部112から録画コンテンツが読み出され、コーデック部111で必要な処理が施される。
通信部113は、接続されている映像表示装置101との間で通信を行う。具体的には、記録部112から読み出された録画コンテンツの映像信号および音声信号を、HDMI−TMDSラインで映像表示装置101へ送信する。また、HDMI−CECラインを用いて、映像表示装置101との間で制御コマンドの送受信を行う。また、HDMI−DDC(Display Data Cannel)ラインを用いて、映像表示装置101との間で各種機器情報等の送受信を行う。
リモコン受信部114は、映像出力装置121のリモコン132からの指示信号を受信し、制御部116に伝達する。モード設定部115は、リモコン制限モード/リモコン制限解除モードの設定を行う。制御部116は、リモコン132からの指示信号を解析し、各機能ブロックの動作を制御する。制御部116は、リモコン制限モード時にリモコン受信部114からのリモコン指示信号を取捨選択するリモコン指示判定部を含む。これらの動作については、図3を用いて、後で詳細に説明する。
次に、HDMI規格で規定されているフィジカルアドレス(物理アドレス)の割り当て処理について説明する。映像表示装置101には、フィジカルアドレス「0.0.0.0」が予め設定されている。映像表示装置101と映像出力装置121とがHDMIケーブルで接続されると、通信部107と通信部113との間でHPD(Hot−Plug Detect)信号の検出処理が行われる。映像出力装置121の通信部113は、HPD信号がHighレベルにされたことを検出すると、DDCラインを用いて、映像表示装置101のEDID(Extended Display Identification Data)メモリ141のフィジカルアドレス格納領域にアクセスする。
フィジカルアドレスは、HDMIのポート番号に対応付けられている。具体的には、映像表示装置101のHDMIの入力ポート1に接続された映像出力装置121には、フィジカルアドレス「1.0.0.0」が割り当てられる。また、映像表示装置101のHDMIの入力ポート2に接続された映像出力装置122には、フィジカルアドレス「2.0.0.0」が割り当てられる。映像表示装置101のHDMIの入力ポート3に接続された映像出力装置123には、フィジカルアドレス「3.0.0.0」が割り当てられる。
映像出力装置121の通信部113は、映像表示装置101のEDIDメモリ141から読み出したフィジカルアドレス「1.0.0.0」を、メモリ142に保存する。その後、通信部113は、映像出力装置121のロジカルアドレス(論理アドレス)の取得処理を行う。ロジカルアドレスの取得完了後、映像表示装置101と映像出力装置121との間で、各種連携制御を行うことができるようになる。
次に、本発明の特徴となるリモコン制限モード/制限解除モードの設定方法について詳細に説明する。映像表示装置101のリモコン131をユーザが操作して入力切替の指示をした場合を想定する。
図2は、入力切替時の映像表示装置101の動作について説明するためのフローチャートである。ステップS201で、制御部109は、ユーザによる入力切替の指示があったか否かを判別する。入力切替の指示があった場合は、ステップS201からステップS202に進む。
ステップS202で、表示機器判別部106は、入力切替後に表示部105に表示される映像に対応する機器が、映像表示装置101、映像出力装置121−123のどれであるかを判別する。具体的には、入力切替先の機器を選択するためのメニュー画面から、ユーザがカーソルキーで入力切替先の機器を1つ選択した場合、選択された入力切替先の機器を判別する。また、ユーザが入力切替ボタンを押下して、映像表示装置101のHDMIの入力ポート1―3に接続された機器を順次選択する場合は、入力切替後に選択される入力ポートに接続された機器を判別する。なお、マルチ画面表示の場合は、表示部105に表示される映像に対応する機器が複数存在することになる。
次に、ステップS203で、表示機器判別部106は、入力切替後に表示部105に表示される映像に対応する機器の識別情報(フィジカルアドレス)をEDIDメモリ141から取得する。表示部105に表示されている映像に対応する機器が映像表示装置101自身である場合は、映像表示装置101のフィジカルアドレス「0.0.0.0」が取得される。また、例えば表示部105に表示されている映像に対応する機器が映像出力装置121である場合は、映像出力装置121のフィジカルアドレス「1.0.0.0」が取得される。
続いて、ステップS204で、通信部107は、表示機器判別部106が取得したフィジカルアドレスを、CECコマンドの1つである「Active Source」コマンドの引数に設定する。そして、HDMIケーブルで接続されている全ての機器(映像出力装置121−123)に対して、HDMI−CECラインを用いて「Active Source」コマンドを送信する。
図3は、入力切替時の映像出力装置121の動作について説明するためのフローチャートである。ステップS301で、映像出力装置121の通信部113は、映像表示装置101の通信部107から送信される「Active Source」コマンドを受信したか否かを判別する。「Active Source」コマンドを受信した場合は、ステップS301からステップS302に進む。
ステップS302で、通信部113は、受信した「Active Source」コマンドの引数を解析して、つまり映像表示装置101の表示部105に表示されている映像に対応する機器のフィジカルアドレスを取得する。
ステップS303で、制御部116は、通信部113により取得されたフィジカルアドレスと、メモリ142に格納されている自装置のフィジカルアドレス「1.0.0.0」とを比較する。そして、映像表示装置101の表示部105に表示されている映像に対応する機器のフィジカルアドレスと、自装置(映像出力装置121)のフィジカルアドレスとが一致するか否かを判別する。
一致すると判別された場合は、ステップS303からステップS304に進み、制御部116は、モード設定部115の設定モードをリモコン制限解除モードにする。一致しないと判別された場合は、ステップS303からステップS305に進み、制御部116は、モード設定部115の設定モードをリモコン制限モードにする。このように、制御部116は、映像表示装置101の表示部105における表示状態に応じて、リモコン132による映像出力装置121の遠隔操作を制限すべきか否かを判別する。具体的には、制御部116は、自装置(映像出力装置121)の出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示されている場合は、リモコン132による映像出力装置121の動作の制御を制限すべきではないと判別する。そして、映像出力装置121をリモコン制限解除モードに設定する。一方、自装置(映像出力装置121)の出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示されてない場合は、リモコン132による映像出力装置121の動作の制御を制限すべきであると判別する。そして、映像出力装置121をリモコン制限モードに設定する。
なお、モード設定部115は、デフォルト状態ではリモコン制限解除モードに設定しているものとする。つまり、「Active Source」コマンドが受信される前はリモコン制限解除モードに設定されているものとする。ただし、ユーザが任意にモードを設定変更できるものとしてもよい。また、映像出力装置121の起動状態に応じて、設定モードが自動的に切り替わる構成、例えば電源オフ(又はスタンバイ)状態ではリモコン制限モードに設定され、電源オン状態ではリモコン制限解除モードに設定される構成であってもよい。
リモコン制限解除モードにおいて、制御部116内のリモコン指示判定部は、リモコン受信部114からのリモコン指示信号を全て有効と判断する。この場合、制御部116は、リモコン指示信号に従って、映像出力装置121の各機能ブロックの動作を制御する。
リモコン制限モードにおいて、制御部116内のリモコン指示判定部は、リモコン受信部114からのリモコン指示信号のうち、映像出力装置121の電源オン/オフの指示信号のみを有効と判断し、それ以外は無効と判断する。つまり、制御部116は、映像出力装置121の電源オン/オフの指示信号を受信した場合のみ、リモコン指示信号に従って、映像出力装置121の動作の制御を行う。具体的には、電源オフ(又はスタンバイ)状態でリモコン制限モードに設定されている場合は、映像出力装置121の電源オンの指示信号のみを有効と判断する。電源オン状態でリモコン制限モードに設定されている場合は、映像出力装置121の電源オフの指示信号のみを有効と判断する。電源オン/オフ以外の指示信号を受信した場合は、リモコン指示信号に従った制御は行わない。つまり、映像出力装置121の電源オン/オフの動作以外の制御は無効とする。ただし、映像出力装置121の電源オン/オフの指示信号だけではなく、他の所定の指示信号も有効と判断するようにしてもよい。例えば、ユーザが映像出力装置121のリモコン132を操作し、CECコマンドを利用して映像表示装置101の動作を連携制御できる構成の場合は、CECコマンドを利用した連携制御に関わる指示信号も有効としてもよい。また、リモコン受信部114からのリモコン指示信号を全て無効と判断するようにしてもよい。
したがって、この実施の形態1では、映像表示装置に接続された映像出力装置のリモコンが誤って操作された場合に、映像出力装置の動作を制限することにより、映像出力装置が意図しない動作をするのを防ぐことが可能となる。例えば、映像出力装置121からの出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示されていない状態で、ユーザが映像出力装置121のリモコン132を誤操作した場合、リモコン操作は無効とされる。したがって、ユーザが気づかないまま、映像出力装置121がユーザの意図しない動作をするのを防ぐことができる。具体例として、映像出力装置121からの出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示された状態で、映像出力装置121のリモコン132をユーザが意図的に操作して放送番組を録画し始めた場合を想定する。そして、ユーザが映像表示装置101のリモコン131を操作して入力切替を行い、表示部105に映像表示装置101の分離/復号部103からの出力映像を表示した状態に切り替えたとする。この場合、リモコン制限解除モードからリモコン制限モードへ設定変更される。このように、映像出力装置121からの出力映像が映像表示装置101の表示部105に表示されていない状態では、映像出力装置121の電源オフの指示信号以外は無効とされる。このため、映像出力装置121のリモコン132の録画停止ボタンをユーザが誤操作しても、録画は停止されない。また、リモコン132の再生ボタンや早送りボタン等、電源ボタン以外のボタンをユーザが誤操作しても、無効とされる。したがって、ユーザが気づかないまま、映像出力装置121がユーザの意図しない動作をするのを防ぐことができるため、利便性が向上する。
(実施の形態2)
この実施の形態2に係る映像表示装置および映像出力装置の構成は、実施の形態1において図1に示した構成と同様である。ただし、リモコン制限モード/制限解除モードの設定方法が実施の形態1と異なる。実施の形態1では、映像出力装置121の制御部116が、映像表示装置101の表示部105における表示状態に応じて、リモコン132による映像出力装置121の遠隔操作を制限すべきか否かを判別する。これに対し、この実施の形態2では、映像表示装置101の制御部109が、表示部105における表示状態に応じて、どの機器のリモコンによる遠隔操作を制限すべきかを判別する。そして、映像表示装置101から映像出力装置に対して、リモコンによる遠隔操作を制限/制限解除するための制御コマンド(制御信号)を送信する。ここで、映像表示装置101のリモコン131をユーザが操作して入力切替の指示をした場合を想定する。
図4は、本発明の実施の形態2における入力切替時の映像表示装置101の動作について説明するためのフローチャートである。ステップS401〜S403の動作は、図2のステップS201〜S203の動作と同様であるため、ここでは説明は繰り返さない。
ステップS404で、制御部109は、表示機器判別部106が取得したフィジカルアドレスに対応する機器のリモコンによる遠隔操作は制限すべきではないと判別し、通信部107から制限解除モード設定制御コマンドを送信するように制御する。通信部107は、映像出力装置121−123のうち、表示機器判別部106が取得したフィジカルアドレスに対応する機器に対して、リモコン制限解除モードへの設定を指示するCECコマンドを送信する。具体的には、映像表示装置101の表示部105に表示されている映像に対応する機器に対して、HDMI−CECラインを用いて、ベンダーユニークな制限解除モード設定制御コマンド(“CHST_ACTIVE”コマンド)を送信する。
また、制御部109は、表示機器判別部106が取得したフィジカルアドレスに対応しない機器のリモコンによる遠隔操作は制限すべきであると判別し、通信部107から制限モード設定制御コマンドを送信するように制御する。通信部107は、映像出力装置121−123のうち、表示機器判別部106が取得したフィジカルアドレスに対応しない機器に対して、リモコン制限モードへの設定を指示するCECコマンドを送信する。具体的には、映像表示装置101の表示部105に表示されている映像に対応しない機器に対して、HDMI−CECラインを用いて、ベンダーユニークな制限モード設定制御コマンド(“CHST_NON_ACTIVE”コマンド)を送信する。
図5は、本発明の実施の形態2における入力切替時の映像出力装置121の動作について説明するためのフローチャートである。ステップS501で、映像出力装置121の通信部113は、映像表示装置101の通信部107から送信されるモード設定制御コマンド(制限解除モード設定制御コマンドまたは制限モード設定制御コマンド)を受信したか否かを判別する。モード設定制御コマンドを受信した場合は、受信したコマンドを制御部116に伝達し、ステップS501からステップS502に進む。
ステップS502で、制御部116は、受信したモード設定制御コマンドを解析し、制限解除モード設定制御コマンド(“CHST_ACTIVE”コマンド)であるか否かを判別する。制限解除モード設定制御コマンドであると判別された場合は、ステップS502からステップS503に進み、制御部116は、モード設定部115の設定モードをリモコン制限解除モードにする。制限解除モード設定制御コマンドでないと判別された場合は、ステップS502からステップS504に進み、制御部116は、モード設定部115の設定モードをリモコン制限モードにする。
なお、モード設定部115は、デフォルト状態ではリモコン制限解除モードに設定しているものとする。つまり、モード設定制御コマンドが受信される前はリモコン制限解除モードに設定されているものとする。ただし、ユーザが任意にモードを設定変更できるものとしてもよい。また、映像出力装置121の起動状態に応じて、設定モードが自動的に切り替わる構成、例えば電源オフ(又はスタンバイ)状態ではリモコン制限モードに設定され、電源オン状態ではリモコン制限解除モードに設定される構成であってもよい。
なお、リモコン制限解除モードおよびリモコン制限モードにおける映像出力装置121内の動作は、実施の形態1で説明した動作と同様であるため、ここでは説明は繰り返さない。
したがって、この実施の形態2では、実施の形態1と同様に映像表示装置に接続された映像出力装置のリモコンが誤って操作された場合に、映像出力装置の動作を制限することにより、映像出力装置が意図しない動作をするのを防ぐことが可能となる。
(実施の形態2の変更例)
この実施の形態2の変更例に係る映像表示装置および映像出力装置の構成は、実施の形態1において図1に示した構成と同様である。ただし、映像表示装置101と映像出力装置121−123とが、USB(Universal Serial Bus)ケーブルで接続されるものとする。通信部107,113はUSB通信機能を有し、通信部107はルートハブ機能を有するUSBホスト装置として動作して、外部機器接続時に各機器固有のアドレスを割り当て、メモリ141に保存する。通信部107は、USBケーブルを介して、映像出力装置121−123からの映像信号および音声信号を受信する。また、映像出力装置121−123との間で制御データ(制御信号)や各種機器情報等の送受信を行う。
図6は、本発明の実施の形態2の変更例における入力切替時の映像表示装置101の動作について説明するためのフローチャートである。ステップS601〜S602の動作は、図2のステップS201〜S202の動作と同様であるため、ここでは説明は繰り返さない。
ステップS603で、表示機器判別部106は、入力切替後に表示部105に表示される映像に対応する機器の識別情報(固有アドレス)をメモリ141から取得する。
ステップS604で、制御部109は、表示部105に表示される映像に対応する機器の固有アドレス(アクティブアドレス)と、それ以外の機器の固有アドレス(ノンアクティブアドレス)を全て分類分けする。そして、制御部109は、アクティブアドレスに対応する機器のリモコンによる遠隔操作は制限すべきではないと判別し、通信部107から制限解除モード設定制御データを送信するように制御する。また、ノンアクティブアドレスに対応する機器のリモコンによる遠隔操作は制限すべきであると判別し、通信部107から制限モード設定制御データを送信するように制御する。通信部107は、映像出力装置121−123のうち、アクティブアドレスに対応する機器に対して、リモコン制限解除モードへの設定を指示する制限解除モード設定制御データを送信する。また、ノンアクティブアドレスに対応する機器に対して、リモコン制限モードへの設定を指示する制限モード設定制御データを送信する。
具体的には、通信部107は、USBトークンパケットのADDRフィールドにアクティブアドレスを格納し、DATAフィールドに制限解除モード設定制御データ“CHST_ACTIVE”を格納してデータ送信を行う。また、USBトークンパケットのADDRフィールドにノンアクティブアドレスを格納し、DATAフィールドに、制限モード設定制御データ“CHST_NON_ACTIVE”を格納してデータ送信をおこなう。なお、ここでは、制限解除モード設定制御データ“CHST_ACTIVE”、制限モード設定制御指示データ“CHST_NON_ACTIVE”をDATAフィールドに格納したが、これに限らずビットフィールド等を使用しても良い。
図7は、本発明の実施の形態2の変更例における入力切替時の映像出力装置121の動作について説明するためのフローチャートである。ステップS701で、映像出力装置121の通信部113は、映像表示装置101の通信部107から送信されるモード設定制御データ(制限解除モード設定制御データまたは制限モード設定制御データ)を受信したか否かを判別する。具体的には、DATAフィールドにモード設定制御データが格納されたUSBパケットを受信したか否かを判別する。モード設定制御データを受信した場合は、受信したモード設定制御データを制御部116に伝達し、ステップS501からステップS502に進む。
ステップS702で、制御部116は、受信したモード設定制御データを解析し、制限解除モード設定制御データ“CHST_ACTIVE”であるか否かを判別する。制限解除モード設定制御コマンドであると判別された場合は、ステップS702からステップS703に進み、制御部116は、モード設定部115の設定モードをリモコン制限解除モードにする。制限解除モード設定制御データでないと判別された場合は、ステップS702からステップS704に進み、制御部116は、モード設定部115の設定モードをリモコン制限モードにする。
したがって、この実施の形態2の変更例では、実施の形態1と同様に映像表示装置に接続された映像出力装置のリモコンが誤って操作された場合に、映像出力装置の動作を制限することにより、映像出力装置が意図しない動作をするのを防ぐことが可能となる。
101 映像表示装置
102,110 受信部
103 分離/復号部
104 出力部
105 表示部
106 表示機器判別部
107,113 通信部
108,114 リモコン受信部
109,116 制御部
111 コーデック部
112 記録部
115 モード設定部
121,122,123 映像出力装置
131,132 リモコン
141,142 メモリ

Claims (7)

  1. 映像表示装置と接続され、リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置であって、
    リモコンからの指示信号を受信するリモコン受信手段と、
    前記リモコン受信手段により受信された指示信号に応じて、前記映像出力装置の動作を制御する制御手段と、
    前記映像表示装置で表示されている映像に対応する機器の識別情報を、前記映像表示装置から取得する通信手段とを備え、
    前記制御手段は、前記通信手段により取得された識別情報が前記映像出力装置の識別情報と異なる場合は、前記リモコンからの指示信号に応じた前記映像出力装置の動作を制限し、前記通信手段により取得された識別情報が前記映像出力装置の識別情報と同じである場合は、前記制限を解除することを特徴とする映像出力装置。
  2. 前記制御手段は、前記映像出力装置が電源オンの状態で、前記リモコンからの指示信号に応じた前記映像出力装置の動作を制限した場合、電源オフの指示信号以外は無効とすることを特徴とする請求項1に記載の映像出力装置。
  3. 前記識別情報は、HDMI規格で定められるフィジカルアドレスであり、
    前記通信手段は、「Active Source」コマンドの引数を解析して前記フィジカルアドレスを取得することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の映像出力装置。
  4. リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置に接続され、映像を表示する表示部を備える映像表示装置であって、
    前記映像出力装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記表示部に表示されている映像に対応する機器を判別する表示機器判別手段と、
    前記映像出力装置が前記表示部に表示されている映像に対応する機器でないと判別された場合は、前記映像出力装置に対して前記リモコンによる遠隔操作を制限するための制御信号を送信し、前記映像出力装置が前記表示部に表示されている映像に対応する機器であると判別された場合は、前記映像出力装置に対して前記制限を解除するための制御信号を送信するように前記通信手段を制御する制御手段とを備える映像表示装置。
  5. 前記通信手段は、HDMI規格で定められるTMDSラインを用いて前記映像出力装置から映像信号を受信し、HDMI規格で定められるCECラインを用いて前記制御信号を送信することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 映像表示装置と接続され、リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置の制御方法であって、
    リモコンからの指示信号を受信するリモコン受信ステップと、
    前記リモコン受信ステップで受信した指示信号に応じて、前記映像出力装置の動作を制御する制御ステップと、
    前記映像表示装置で表示されている映像に対応する機器の識別情報を、前記映像表示装置から取得する通信ステップとを有し、
    前記制御ステップは、前記通信ステップで取得した識別情報が前記映像出力装置の識別情報と異なる場合は、前記リモコンからの指示信号に応じた前記映像出力装置の動作を制限し、前記通信ステップで取得した識別情報が前記映像出力装置の識別情報と同じである場合は、前記制限を解除することを特徴とする映像出力装置の制御方法。
  7. リモコンにより遠隔操作可能な映像出力装置に接続され、映像を表示する表示部を備える映像表示装置の制御方法であって、
    前記映像出力装置との間で通信を行う通信ステップと、
    前記表示部に表示されている映像に対応する機器を判別する表示機器判別ステップと、
    前記映像出力装置が前記表示部に表示されている映像に対応する機器でないと判別された場合は、前記映像出力装置に対して前記リモコンによる遠隔操作を制限するための制御信号を送信し、前記映像出力装置が前記表示部に表示されている映像に対応する機器であると判別された場合は、前記映像出力装置に対して前記制限を解除するための制御信号を送信するように制御する制御ステップとを有する映像表示装置の制御方法。
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