JP2011097939A - 光源の数を決定する方法 - Google Patents

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施士塵
Yi-Ting Chao
趙怡▲てぃんぐ▼
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Abstract

【課題】植物育成に適した人工光源を提供するよう光源の数を決定する方法を提供する。
【解決手段】各種類の光源の単一光源の光子数を計算する。次に、各種類の光源の出力比と、前記各種類の光源の前記単一光源の光子数とに基づいて前記各種類の光源の数の比を決定する。最後に、前記照明装置の前記光源の前記数の比と、当該照明装置の前記光源の総数とに基づいて前記各種類の光源の数を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源の数を決定する方法に関し、特に照明装置の各種類の光源の数を決定する方法に関する。
植物を育成する人工光源として発光ダイオード(LED)を使用することについては、多数の研究がなされている。植物の成長に適した赤色光、緑色光、および青色光の波長範囲と、これら3色の光の比とは、実験により得られている。赤色光、緑色光、および青色光の最も一般的な比は、10:0:0、9:0:1、8:0:2、または8:1:1などである。環境制御室におけるベビーリーフ(幼葉)栽培用光源としてのLEDに関する文献(Proceedings of the 4th International Symposium on MachineryおよびMechatronics for Agriculture and Biosystems Engineering, Proceedings of the 4th ISMAB)によると、植物は、人工光源の赤色光と緑色光と青色光との比が9:0:1または8:0:2の場合、より良好に成長する。
ある研究によると、上記の赤色光と緑色光と青色光との比は、各種類の光源の出力比であり、植物を照射する出力は、特定の波長範囲内の光子数に関係する。一般に、現在の市場では、赤色光と緑色光と青色光との比は、関連製品における各種類のLEDの数により直接表されている。例えば、赤色光と緑色光と青色光との比が8:1:1の場合は、これに従い赤色LEDと緑色LEDと青色LEDとの数の比も8:1:1となる。
台湾特許公開第421994号では、電気レール(軌道)と、複数のランプ(照明器具)と、出力とを含んだ植物育成用ポットについて開示している。前記ランプには、さらに、無作為に配置された複数の赤色LEDと、緑色LEDと、青色LEDとが含まれる。植物栽培に使用する前記ランプには、前記電気レールを通じて出力が提供される。さらに、台湾特許公開第421993号では、ランプを有した植物育成箱についても開示している。前記ランプには、無作為に配置された複数の赤色LEDと、緑色LEDと、青色LEDとが含まれる。
しかしながら、各色のLED数で表された各種類の光源の出力比は、植物の成長を阻害するよう構成されている。
本発明は、植物育成に適した人工光源を提供するよう光源の数を決定する方法を提供する。
本発明は、光源の数を決定する方法を提供し、この方法は、照明装置の各種類の光源の数を決定するようになっている。光源の数を決定するこの方法には、次の工程が含まれる。まず、各種類の光源の単一光源の光子数を計算する。次に、各種類の光源の出力比と、前記各種類の光源の前記単一光源の光子数とに基づいて前記各種類の光源の数の比を決定する。最後に、前記照明装置の前記光源の前記数の比と、当該照明装置の前記光源の総数とに基づいて前記各種類の光源の数を決定する。
本発明の一実施形態において、前記各種類の光源の単一光源の光子数を計算する工程には、第1の波長範囲内の第1の光源の第1の光子数、第2の波長範囲内の第2の光源の第2の光子数、および第3の波長範囲内の第3の光源の第3の光子数を、それぞれ計算する工程が含まれる。本明細書において、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比は、i:j:k、(i,j,k>0)である。
本発明の一実施形態において、前記照明装置の各種類の光源の出力比はa:b:cであり、a、b、およびcのうち少なくとも2つは0より大きい。
本発明の一実施形態において、前記各種類の光源の数の比を決定する工程には、l、m、およびnが得られるよう、a、b、およびcをそれぞれi、j、およびkで除算する工程が含まれる。本明細書において、l:m:nは前記各種類の光源の数の比を表し、l、m、およびnのうち少なくとも2つは0より大きい。
本発明の一実施形態において、前記第1の光源は赤色発光ダイオード(light emitting diode:LED)であり、前記第2の光源は緑色LEDであり、前記第3の光源は青色LEDである。
本発明の一実施形態において、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比i:j:kは、0.68:0.44:1である。
本発明の一実施形態において、前記照明装置の各種類の光源の出力比a:b:cは、9:0:1である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が108である場合、前記第1の光源の数は100であり、前記第2の光源の数は0であり、前記第3の光源の数は8である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が72である場合、前記第1の光源の数は67であり、前記第2の光源の数は0であり、前記第3の光源の数は5である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が144である場合、前記第1の光源の数は134であり、前記第2の光源の数は0であり、前記第3の光源の数は10である。
本発明の一実施形態において、前記照明装置の各種類の光源の出力比a:b:cは、8:0:2である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が108である場合、前記第1の光源の数は92であり、前記第2の光源の数は0であり、前記第3の光源の数は16である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が72である場合、前記第1の光源の数は62であり、前記第2の光源の数は0であり、前記第3の光源の数は10である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が144である場合、前記第1の光源の数は123であり、前記第2の光源の数は0であり、前記第3の光源の数は21である。
本発明の一実施形態において、前記照明装置の各種類の光源の出力比a:b:cは、8:1:1である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が108である場合、前記第1の光源の数は85であり、前記第2の光源の数は16であり、前記第3の光源の数は7である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が72である場合、前記第1の光源の数は56であり、前記第2の光源の数は11であり、前記第3の光源の数は5である。
本発明の一実施形態において、前記光源の総数が144である場合、前記第1の光源の数は112であり、前記第2の光源の数は22であり、前記第3の光源の数は10である。
本発明の一実施形態において、前記第1の波長範囲は、650nm〜670nmである。
本発明の一実施形態において、前記第2の波長範囲は、515nm〜535nmである。
本発明の一実施形態において、前記第3の波長範囲は、440nm〜460nmである。
本発明の一実施形態において、前記照明装置は、植物育成用の人工光照明装置である。
上記に基づいて本発明の一実施形態では、まず各種類の光源の単一光源の光子数を計算し、次に各種類の光源の出力比に基づいて前記各種類の光源の数の比を決定する。 そして、前記光源の総数を加味し、前記各種類の光源の数を決定する。このように、本発明の方法を適用すると、照明装置は、植物の成長を促進する適正なエネルギー比を有した人工光源を供給することが可能になる。
上述した本発明の特徴および利点等をより理解しやすくするため、以下、いくつかの実施形態について図を参照して詳述する。
以下の添付の図面は、本発明の理解を深めるよう含められており、本明細書に盛り込まれ、その一部を構成している。これらの図面は、本発明の実施形態を例示したもので、本発明の説明と併せて本発明の原理を説明する役割を果たしている。
図1は、本発明の一実施形態において光源の数を決定する方法のフローチャートである。 図2は、図1の前記光源の数を決定する方法の詳細なフローチャートである。 図3は、図2の工程S112の詳細なフローチャートである。 図4は、第1の光源の出力に関する波長スペクトルである。 図5は、出力に関する別の波長スペクトルである。
図1は、本発明の一実施形態において光源の数を決定する方法のフローチャートである。この方法は、照明装置の各種類の光源の数を決定するようになっており、前記照明装置は、例えば植物育成用の人工光照明装置である。図1を参照すると、この光源の数を決定する方法には、次の工程が含まれる。まず、各種類の光源の単一光源の光子数を計算する(工程S110)。次に、各種類の光源の出力比と、前記各種類の光源の前記単一光源の光子数とに基づいて前記各種類の光源の数の比を決定する(S120)。最後に、前記照明装置の前記光源の前記数の比と、当該照明装置の前記光源の総数とに基づいて前記各種類の光源の数を決定する(S130)。
図2は、図1の前記光源の数を決定する方法の詳細なフローチャートである。図1および詳細な図2の双方を参照すると、工程S110に、例えば工程S112〜S116を含めることができる。まず、第1の波長範囲内の第1の光源の第1の光子数が計算される(工程S112)。次に、第2の波長範囲内の第2の光源の第2の光子数が計算される(工程S114)。最後に、第3の波長範囲内の第3の光源の第3の光子数が計算される(工程S116)。前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比は、i:j:k、(i,j,k>0)と表される。
一方、前記第1の光源、前記第2の光源、および前記第3の光源は、本実施形態においてそれぞれ赤色発光ダイオード(light emitting diode:LED)、緑色LED、および青色LEDである。ただし別の実施形態では、光源の種類は3種類に限定されず、工程S112〜S116のシーケンス(順序)は、以上の説明に限定されるものではない。
以下、工程S112について詳しく説明し、図3に図2の工程S112の詳細なフローチャートを示す。図3に示すように、工程S112の計算方法には、主に工程S112a〜S112dが含まれる。まず、図4に示すように、前記第1の光源の出力に関する波長スペクトルが測定される(工程S112a)。図4は、当該第1の光源の出力に関する波長スペクトルであり、そのデータは表1に示すように構成されている。ここで、λは波長(nm)を表し、Pは波長λに対応した出力(W/nm)を表す。
Figure 2011097939
Figure 2011097939
表1および図4の双方を参照すると、図4の曲線下面積が単一の第1の光源(赤色LED光源など)の出力(ワット)を表すことに注意すべきである。また、図4の曲線下面積は、前記単一の第1の光源の出力が決定されるよう、積分の概念を使って計算することができる。このように、工程S112aを実施すると、前記第1の波長範囲内の前記第1の光源の出力が決定可能である(工程S112b)。この実施形態では、前記第1の光源の中心波長は660nmで、前記第1の波長範囲は650nm〜670nmである。
図5は、出力に関する別の波長スペクトルである。図5および表2は、併せて、図4の特定の波長範囲内で積分を行うことにより、曲線下面積を計算する方法を例示している。表2のデータは、表1のデータの各部分に対応する。
Figure 2011097939
Figure 2011097939
図5および表2の双方を参照すると、図5および表2では、1群が3つの波長からなる波長群を使用しており、λi−1、λ、およびλi+1にそれぞれ対応する出力はPと見なされる。また、Δλ=λi+1−λi−1である。したがって、図5の曲線下面積Aは、複数の面積A1から成ると見なすことができる。ここで、A1=Δλ×Pである。この実施形態では、前記面積A1は、波長λの全光子の寄与による出力ΔPを表している。
例えば、図5の波長λ、λ、およびλがそれぞれ650.0537、650.7772、および651.5007(λ=650.0537、λ=650.7772、およびλ=651.5007)の場合、前記面積A1は波長λ〜波長λの部分に対応し、(λ−λ)×P=1.44697×2.24×10−4=3.24×10−4に等しくなる。すなわち、3.24×10−4はΔPであり、これには波長λの光子が寄与している。このように、前記第1の波長範囲内の前記第1の光源の出力は、当該第1の波長範囲内の出力ΔPを総和することにより計算できる。
次に、前記第1の波長範囲内の異なる波長の光子に対応した光子エネルギーが計算される(工程S112c)。そして、例えば公式E=hν=hc/λを使って、異なる波長の光子の光子エネルギー(ジュール)が計算される。ここで、hはプランク定数=6.6263×10−34(Js)、cは光速=3×10(m/s)である。このため、異なる波長にそれぞれ対応する光子エネルギーは、単純化した式E(J)=1.9865×10−16/λ(nm)により計算でき、上記の結果は、表3に示すとおりである。
Figure 2011097939
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例えば、表3に示したように、λ=650.7772(nm)に対応した光子エネルギーは、E(J)=1.9865×10−16/λ(nm)=3.05247×10−19(J)である。一方、光子エネルギーは、電子ボルト(eV)(E(eV)=12400/λ(Å))でも表すことができる。したがって、E(eV)=12400/λ(Å)=12400/6507.772(Å)=1.9057(eV)である。
最後に、工程S112dを行う。前記第1の波長範囲内の特定の波長に対応した前記第1の光源の光子数が計算されたのち、当該第1の波長範囲内の異なる波長にそれぞれ対応した光子数を総和することにより、当該第1の波長範囲内の当該第1の光源の第1の光子数が得られる。ΔP=E×n(nは波長λに対応する光子数)であるため、特定の波長に対応した光子数はΔPをEで除算することにより得られ、その結果は表4に示すとおりである。
Figure 2011097939
Figure 2011097939
表4に示すように、λ=650.7772およびΔP=3.24×10−4の場合、波長λに対応した光子数は、ΔP÷E=1.06134×1015に等しい。このように、前記第1の波長範囲内の前記第1の光源の前記第1の光子数は、当該第1の波長範囲内の異なる波長にそれぞれ対応した光子数を総和することにより得られる。この実施形態では、前記第1の波長範囲内の前記第1の光子数は1.9874×1016で、これは3.31234×10−8モルに等しい。これにより、前記第1の波長範囲内の前記第1の光源の前記第1の光子数が得られる(工程S112)。
同様に、上記と同じ概念を使うと、前記第2の波長範囲内の前記第2の光源の前記第2の光子数と、前記第3の波長範囲内の前記第3の光源の前記第3の光子数とを計算することができる(工程S114および工程S116)。詳細な工程については工程S112a〜S112dを参照すればよいため、以降詳しく説明しない。なお、工程S112a〜S112dで説明した光子数を計算する方法は、単なる一例であり、本発明を限定するものと見なすべきではない。
一方、本実施形態の前記第2の光源(緑色発光ダイオードなど)の中心波長は525nmで、前記第2の波長範囲は515nm〜535nmである。また、本実施形態の前記第3の光源(青色発光ダイオードなど)の中心波長は450nmで、前記第3の波長範囲は440nm〜460nmである。前記第2の波長範囲内および前記第3の波長範囲内の異なる波長にそれぞれ対応する光子数を、表5および表6に示す。
Figure 2011097939
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Figure 2011097939
Figure 2011097939
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上記を受け、各種類の光源の単一光源の光子数が得られると、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比、i:j:kが得られる。ここで、i,j,k>0である。この実施形態では、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比i:j:kは、0.68:0.44:1である。また上記の比は、単一の第1の光源と、単一の第2の光源と、単一の第3の光源との出力比、すなわち本実施形態では、単一LED光源の赤色:緑色:青色の出力比に関係する。上記から、各種類の光源の単一光源(各色のLED光源のうちの単一LED光源など)により特定の波長範囲内で放射される出力は、それぞれ異なる。
そのため、各種類の光源(赤色光、緑色光、青色光など)の出力比が各色のLED光源の数により直接表される場合、赤色光と緑色光と青色光との出力比は、植物の成長をもたらす適正なものではない。
さらに、本実施形態では、前記照明装置の前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比は、a:b:cである。そして、この出力比は、植物の成長に最も適した条件に基づいて決定される。したがって、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との数の比は、当該第1の光源と、当該第2の光源と、当該第3の光源との出力比に基づき決定される(工程S120)。例えば、a、b、およびcをそれぞれi、j、およびkで除算すると、それぞれ値l、m、およびnが得られる。本明細書において、比l:m:nは、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との数の比を表す。ここで、値l、m、およびnのうち少なくとも2つは0より大きい。
次に、工程S130を行う。各種類の光源の数(前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数)は、前記数の比l:m:nと、当該照明装置の光源の総数とに基づき決定される。例えば、前記光源の総数が108で、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比a:b:cが9:0:1で、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比i:j:kが0.68:0.44:1の場合、前記第1の光源の数は100で、前記第2の光源の数は0で、前記第3の光源の数は8である。さらに、各光子数は、特定の波長範囲に対応する。
なお、慣用技術における前記第1の光源と、前記第3の光源との数の比は、9:1ではなく12.5:1であることに注意すべきである。すなわち、本実施形態では、各種類の光源の出力比が、各色のLED光源の数で直接表されない。また、各種類の光源の数は整数であるため、本実施形態では、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比がほぼ8:0:1〜10:0:1となる。
さらに、本実施形態の前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源とは、プリント基板(printed circuit board:PCB)上に直接製作することができる。これにより、本実施形態の照明装置は、植物育成に適した人工光源を提供することができ、その赤色光と緑色光と青色光とは、適正な出力比を有する。
他方、前記光源の総数と、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比i:j:kが上記と同じであり、前記第1の光源と前記第2の光源と前記第3の光源の出力比a:b:cが8:0:2である場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ92、0、および16となる。そして、本実施形態における前記第1の光源と前記第2の光源と前記第3の光源の出力比は、ほぼ10:0:2〜6:0:2となる。
一方、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比a:b:cが8:1:1である場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ85、16、および7となる。そして、本実施形態における前記第1の光源と、前記第1の光源と、前記第3の光源との出力比は、ほぼ9:1:1〜7:1:1となる。
同様に、前記光源の総数を108から72に変更し、前記第1の光子数と前記第1の光子数と前記第3の光子数の比i:j:kが上記と同じで、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比a:b:cが9:0:1である場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ67、0、および5となる。また、実際の要件に従って当該人工光源の照射強度を高めるには、前記光源の総数を、72の整数倍である144などに増やすことができる。その場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ134、0、および10となる。
さらに、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比a:b:cが8:0:2である場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ62、0、および10となる。同様に、実際の要件に従って当該人工光源の照射強度を高めるには、前記光源の総数を、72の整数倍である144などに増やすことができる。その場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ123、0、および21となる。
さらに、前記第1の光源と、前記第1の光源と、前記第3の光源との出力比a:b:cが8:1:1である場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ56、11、および5となる。また前記光源の総数は、利用者の要求に応じて人工光源の強度を高めるよう増やすことができる。例えば、前記光源の総数は、72の整数倍である144にすることができる。その場合、前記第1の光源の数、前記第2の光源の数、および前記第3の光源の数は、それぞれ112、22、および10となる。
言うまでもなく、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比の2つの値が0である場合(a、b、およびcのうち2つの値が0である場合)は、各色の光源の数を配分する必要はない。例えば、前記第1の光源と、前記第2の光源と、前記第3の光源との出力比a:b:cが10:0:0である場合は、前記第1の光源の数が、光源の総数に等しくなる。
以上を要約すると、本発明の本実施形態は、照明装置の各種類の光源に必要な出力を、各種類の光源の数の比に変換する。そして、光源の数を決定するこの方法には、各種類の光源の単一光源の光子数を計算する工程と、各種類の光源の出力比に基づいて各種類の光源の数の比を決定する工程と、光源の総数とに基づいて当該照明装置の前記各種類の光源の数を決定する工程とが含まれる。このため、各種類の光源に必要な出力が各色のLED光源の数で直接表される慣用技術と比べて、前記実施形態の方法を適用した照明装置は、植物育成に適した適正な出力比を伴った人工光を提供することができる。
本発明については、上記の実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態の変更(修正)形態が可能であることが明確に理解されるであろう。そのため、本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではなく、添付の請求項により定義される。

Claims (12)

  1. 照明装置の各種類の光源の数を決定するようになっている、光源の数を決定する方法であって、
    前記各種類の光源の単一光源の光子数を計算する工程と、
    前記各種類の光源の出力比と、前記各種類の光源の単一光源の光子数とに基づいて前記各種類の光源の数の比を決定する工程と、
    前記数の比と、前記照明装置の前記光源の総数とに基づいて前記各種類の光源の数を決定する工程と
    を有する、光源の数を決定する方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記各種類の光源の単一光源の光子数を計算する工程は、
    第1の波長範囲内の第1の光源の第1の光子数を計算する工程と、
    第2の波長範囲内の第2の光源の第2の光子数を計算する工程と、
    第3の波長範囲内の第3の光源の第3の光子数を計算する工程と
    を有し、
    前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数との比は、i:j:k、(i,j,k>0)である。
  3. 請求項2記載の方法において、前記照明装置の各種類の光源の出力比はa:b:cであり、a、b、およびcのうち少なくとも2つは0より大きいものである。
  4. 請求項3記載の方法において、前記各種類の光源の出力比と、前記各種類の光源の前記単一光源の光子数とに基づいて前記各種類の光源の数の比を決定する工程は、
    a、b、およびcをそれぞれi、j、およびkで除算してl、m、およびnを得る除算する工程を有し、l:m:nは前記各種類の光源の数の比を表し、l、m、およびnのうち少なくとも2つは0より大きいものである。
  5. 請求項4記載の方法において、前記第1の光源は赤色発光ダイオードであり、前記第2の光源は緑色発光ダイオードであり、前記第3の光源は青色発光ダイオードである。
  6. 請求項5記載の方法において、前記第1の光子数と前記第2の光子数と前記第3の光子数の比i:j:kは、0.68:0.44:1である。
  7. 請求項6記載の方法において、前記照明装置の各種類の光源の出力比a:b:cは、9:0:1である。
  8. 請求項6記載の方法において、前記照明装置の各種類の光源の出力比a:b:cは、8:0:2である。
  9. 請求項6記載の方法において、前記照明装置の各種類の光源の出力比a:b:cは、8:1:1である。
  10. 請求項5記載の方法において、前記第1の波長範囲は、650nm〜670nmである。
  11. 請求項5記載の方法において、前記第2の波長範囲は、515nm〜535nmである。
  12. 請求項5記載の方法において、前記第3の波長範囲は、440nm〜460nmである。
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