JP2011097322A - 連続時間型多ビットδσadc回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリッジの発生を防止してS/N特性を良好にする。
【解決手段】加算器1と、加算器1から出力する信号を積分する積分器2と、積分器2の出力をを3ビットの出力デジタル信号に量子化する量子化器3と、量子化器3から出力する3ビットのデジタル信号を1サンプリングクロックだけ遅延させる遅延回路4と、遅延回路4から出力する3ビットの遅延デジタル信号をパラレル/シリアル変換およびPWM変調して2本の帰還PWM信号を生成するPWM回路5と、PWM回路5から出力する2本の帰還PWM信号を抵抗加算することで帰還アナログ信号に変換して加算器1に入力させる抵抗R2,R3とを備える。さらに、抵抗R2,R3と加算器1との間にグリッジキャンセル回路6を挿入し、抵抗R2,R3から出力する帰還アナログ信号に対してリタイミング処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリッチをキャンセルしてS/N特性の改善を図った連続時間型多ビットΔΣADC回路に関する。
図8に従来の連続時間型多ビットΔΣADC回路を示す(参考例:特許文献1)。入力アナログ信号Vinは、抵抗R1を介して加算器1に入力し、その加算器1において、出力デジタル信号Doutの1サンプリングクロック前の信号をアナログ変換した帰還アナログ信号Vfbと比較され、その差分(Vin−Vfb)が積分器2に入力して時間積分される。そして、その積分器2の出力電圧が多ビット量子化器3により3ビットデータ(4通りのパターン“LLL”,“LLH”,“LHH”,“HHH”のデータのいずれか)に量子化されて、出力デジタル信号Doutとして出力する。この3ビットの出力デジタル信号Doutは、遅延回路4においてサンプリングクロックSCKにより1サンプリングタイムだけ遅延され、3ビットの遅延デジタル信号Di1,Di2,Di3としてPWM回路5に入力する。そして、そのPWM回路5において、クロックCK,CPによりパラレル/シリアル変換およびPWM変調されて、2本の帰還PWM信号Do1,Do2となり、抵抗R2,R3からなる抵抗加算回路で加算されることで帰還アナログ信号Vfbとなって、加算器1に入力する。
図9は図8の連続時間型多ビットΔΣADC回路の帰還経路の信号の波形図である。遅延回路4から出力する遅延デジタル信号Di1,Di2,Di3は、PWM回路5において、サンプリングクロックSCKの1周期の期間中に、クロックPSの後に、サンプリングクロックSCKの4倍の周波数のクロックCKに応じて、Di3→Di2→Di1の並びの帰還PWM信号Do1と、Di1→Di2→Di3の並びの帰還PWM信号Do2とに分けられる。そして、抵抗R2,R3によって、(Di3+Di1)→(Di2+Di2)→(Di1+Di3)の加算が順次行われることで、帰還アナログ信号Vfbとなる。
この連続時間型では、帰還経路において抵抗加算を使用するので、離散型を用いた場合と比較して、リーク電流による特性劣化が少ないという利点と、スイッチトキャパシタを制御する際に必要となる複雑なクロックが不要になるという利点がある。また、多ビット化することで、1ビットの場合と比較して、システムが安定化し易いという利点もある。
特許第3336576号公報
ところが、上記の連続時間型多ビットΔΣADC回路では、PWM回路5からの帰還PWM信号Do1,Do2の加算時に、そのPWM回路5内の帰還PWM信号Do1の系統と帰還PWM信号Do2の系統の相互間における、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタのオン抵抗のずれや、トランジスタの立ち上がり時間、立ち下り時間のずれによって、図9に示すような2種類のグリッジが発生し、S/N特性を劣化させるという問題があった。
本発明の目的は、グリッジキャンセル回路を備えることによって、グリッジの発生を防止してS/N特性を良好にした連続時間型多ビットΔΣADC回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、入力アナログ信号と出力デジタル信号の1サンプリングクロック前の信号をアナログ信号に変換した帰還アナログ信号との差分を生成する加算器と、該加算器で得られた差分信号を時間積分する積分器と、該積分器から出力する積分信号をN(N:2以上の正の整数)ビットの出力デジタル信号に量子化する量子化器と、該量子化器で得られたNビットの出力デジタル信号を1サンプリングクロックだけ遅延させる遅延回路と、該遅延回路から出力するNビットの遅延デジタル信号をパラレル/シリアル変換およびPWM変調してM(M≦N)本の帰還PWM信号を生成するPWM回路と、該PWM回路から出力するM本の帰還PWM信号を前記帰還アナログ信号に変換する抵抗加算手段と、を備える連続時間型多ビットΔΣADC回路において、前記抵抗加算手段と前記加算器との間にグリッジキャンセル回路を挿入し、該グリッジキャンセル回路によって、前記抵抗加算手段から出力する前記帰還アナログ信号に対してリタイミング処理を行うことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、入力アナログ信号と出力デジタル信号の1サンプリングクロック前の信号をアナログ信号に変換した帰還アナログ信号との差分を生成する加算器と、該加算器で得られた差分信号を時間積分する積分器と、該積分器から出力する積分信号をN(N:2以上の正の整数)ビットの出力デジタル信号に量子化する量子化器と、該量子化器で得られたNビットの出力デジタル信号を1サンプリングクロックだけ遅延させる遅延回路と、該遅延回路から出力するNビットの遅延デジタル信号をパラレル/シリアル変換およびPWM変調してM(M≦N)本の帰還PWM信号を生成するPWM回路と、該PWM回路から出力するM本の帰還PWM信号を前記帰還アナログ信号に変換する抵抗加算手段と、を備える連続時間型多ビットΔΣADC回路において、前記PWM回路と前記抵抗加算手段との間にグリッジキャンセル回路を挿入し、該グリッジキャンセル回路によって、前記PWM回路から出力する前記M本の帰還PWM信号に対してそれぞれ同一のリタイミング処理を行うことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の連続時間型多ビットΔΣADC回路において、前記グリッジキャンセル回路は、前記PWM回路におけるパラレル/シリアル変換用のクロックと同相又は逆相のクロックを入力して所定時間だけ遅延した遅延クロックを生成する制御回路と、該制御回路から出力する遅延クロックによって前記帰還アナログ信号に対してリタイミング処理を行うスイッチ手段とからなることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項2に記載の連続時間型多ビットΔΣADC回路において、前記グリッジキャンセル回路は、前記PWM回路におけるパラレル/シリアル変換用のクロックと同相又は逆相のクロックを入力して所定時間だけ遅延した遅延クロックを生成する制御回路と、該制御回路から出力する遅延クロックによって前記M本の帰還PWM信号に対してそれぞれリタイミング処理を行うM個のスイッチ手段とからなることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1、2、3又は4に記載の連続時間型多ビットΔΣADC回路において、前記グリッジキャンセル回路により前記リタイミング処理を行う時点は、前記PWM回路におけるパラレル/シリアル変換用のクロックの有効エッジから外れた時点であることを特徴とする。
本発明によれば、抵抗加算手段から出力する帰還アナログ信号に対して、あるいはPWM回路から出力するM本の帰還PWM信号に対して、リタイミング処理を行うので、従来の抵抗加算によって発生していたグリッジの発生を防止することができ、S/N特性を良好にすることができる。
本発明の第1の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路の機能ブロック図である。 第1の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路のPWM回路の詳細な機能ブロック図である。 図2のPWM回路の動作波形図である。 第1の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路の動作波形図である。 第1の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路の制御回路の回路図である。 本発明の第2の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路の機能ブロック図である。 第2の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路の動作波形図である。 従来の連続時間型多ビットΔΣADC回路の機能ブロック図である。 従来の連続時間型多ビットΔΣADC回路の動作波形図である。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路を示す。1は入力アナログ信号Vinと帰還アナログ信号Vfbを加算(減算)する加算器、2は加算器2の出力電圧を時間積分する積分器、3は積分器の出力電圧を3ビットのデータ(4通りのパターン“LLL”,“LLH”,“LHH”,“HHH”のデータのいずれか)に量子化する多ビット量子化器、4は量子化器3の3ビットの出力デジタル信号Doutの1サンプリングタイムの遅延を行う遅延回路、5は遅延回路4から出力する遅延デジタル信号Di1,Di2,Di3を入力してパラレル/シリアル変換およびPWM変調を行い2本の帰還PWM信号Do1,Do2を生成するPWM回路、6は帰還PWM信号Do1,Do2から生成した帰還アナログ信号Vfb’のリタイミングを行って帰還アナログ信号Vfbを生成するグリッジキャンセル回路である。R1,R2,R3は抵抗であり、その内、R2,R3が帰還PWM信号Do1,Do2を抵抗加算して帰還アナログ信号Vfb’を生成する抵抗加算回路を構成する。
PWM回路5は、図2に示すように、クロックCK,PSと、遅延デジタル信号Di1,Di2,Di3のいずれかと、電圧VDD,VSSのいずれかとを入力する4個の論理回路51〜54でパラレル/シリアル変換とPWM変調を行って帰還PWM信号Do1を生成する回路を含む。また、クロックCK,PSと、遅延デジタル信号Di1,Di2,Di3のいずれかと、電圧VDD,VSSのいずれかとを入力する4個の論理回路55〜58でパラレル/シリアル変換とPWM変調を行って帰還PWM信号Do2を生成する回路を含む。
各論理回路51〜58は、クロックPSが“H”の期間では端子Pに入力されるデータを端子Qに出力する。また、クロックPSが“H”の期間に端子Dに入力されたデータを、クロックPSが“L”になった後のクロックCKの立ち上がりエッジで、端子Qに出力し、次のクロックCKの立ち上がりエッジまで保持する。
したがって、論理回路54のQ端子からは、図3(a)に示すように、VDD→Di3→Di2→Di1→VSSの順序で帰還PWM信号Do1が出力する。また、論理回路58の端子Qからは、図3(b)に示すように、VSS→Di1→Di2→Di3→VDDの順序で帰還PWM信号Do2が出力する。
PWM回路5から出力する2本の帰還PWM信号Do1,Do2は、抵抗R2,R3からなる抵抗加算回路において、(Di3+Di1)→(Di2+Di2)→(Di1+Di3)のアナログ加算が順次行われ、帰還アナログ信号Vfb’となる。例えば、Di1,Di2,Di3=L,H,Hのときは、H=VDD=1V、L=VSS=0Vとすれば、その加算結果は、0.5V→1V→0.5Vとなる。なお、この前後に0.5Vが加わるので、帰還アナログ信号Vfb’のデータ成分は中央に集まる。
グリッジキャンセル回路6は、制御回路61と、その制御回路61で制御されるスイッチ手段SW1とからなる。制御回路61は、例えば図5に示すように、電流源I1,I2により動作電流が設定されたインバータINV1と、そのインバータINV1の出力電圧を時間積分するキャパシタC1と、そのキャパシタC1の積分電圧を反転させるインバータINV2とから構成され、入力するマスタクロックMCKを所定時間だけ遅延させた遅延クロックSKを生成する。なお、マスタクロックMCKはクロックCKと逆極性のクロックである。この遅延クロックSKの立ち上がりタイミングは、図4に示すように、クロックCKの立ち上がりタイミングよりも若干(クロックCKの1/2周期よりも短い時間)遅れている。
スイッチ手段SW1は、制御回路61から出力する遅延クロックSKが“H”に立ち上がった時点の帰還アナログ信号Vfb’の値を、遅延クロックSKの1周期だけそのレベルで保持して出力し、遅延クロックSKが“H”に立ち上がる毎に、これを繰り返す。これにより、図4に示すように、帰還アナログ信号Vfb’に対し、クロックCKの立ち上がりエッジから外れたタイミングでリタイミング処理して、帰還アナログ信号Vfbを生成し、これを加算器1へ入力させる。
以上から、帰還アナログ信号Vfbは、帰還アナログ信号Vfb’が完全に立ち上がって安定した後の時点から立ち上がるので、PWM回路5内のNMOSトランジスタとPMOSトランジスタのオン抵抗や、トランジスタの立ち上がり時間、立ち下り時間のずれの影響を受けることは無く、グリッジを完全にキャンセルすることができる。
<第2の実施例>
図6に本発明の第2の実施例の連続時間型多ビットΔΣADC回路を示す。本実施例では、PWM回路5の出力側と抵抗R2,R3との間に、スイッチ手段SW2,SW3を挿入し、制御回路61から出力する遅延クロックSKでこのスイッチ手段SW2,SW3を制御するグリッジキャンセル回路6Aを設けた点が、第1の実施例と異なる。
図7に示すように、スイッチ手段SW2,SW3は、制御回路61の遅延クロックSKが“H”に立ち上がった時点の帰還PWM信号Do1,Do2の値(2値)を遅延クロックSKの1周期だけそのレベルで保持して、帰還PWM信号Do1’,Do2’として出力し、遅延クロックSKが“H”に立ち上がる毎に、これを繰り返す。これにより、帰還PWM信号Do1,Do2に対し、クロックCKの立ち上がりエッジから外れたタイミングでリタイミング処理して、帰還PWM信号Do1’,Do2’を生成する。帰還アナログ信号Vfbは、この帰還PWM信号Do1’,Do2’を抵抗R2,R3の抵抗加算回路で加算することにより、生成される。
なお、帰還PWM信号Do1,Do2は、2値のデジタル信号であるので、スイッチ手段SW2,SW3として、遅延クロックSKの立ち上がり毎に帰還PWM信号Do1,Do2をラッチするDFF回路を使用することができる。
図1に示した第1の実施例では、帰還アナログ信号Vfb’には、抵抗R2,R3による加算によって、クロックCKの立ち上がりエッジ近辺で、図9で説明したグリッジが発生しているが、帰還アナログ信号Vfb’に対するリタイミング処理により、このグリッジ発生タイミングを避けることで、加算器1に入力する帰還アナログ信号Vfbにグリッジが発生しないようにしている。
これに対し、第2の実施例では、抵抗R2,R3による抵抗加算の前段階において、PWM回路5から出力する帰還PWM信号Do1,Do2に対して個別的に、その帰還PWM信号Do1,Do2の論理が安定したところでスイッチ手段SW2,SW3により同一のリタイミング処理を行って帰還PWM信号Do1’,Do2’を生成し、その後に抵抗R2,R3によって加算することで帰還アナログ信号Vfbを生成しているので、もともとグリッジが発生しない。このように、第2の実施例では、帰還PWM信号Do1,Do2が安定した状態になってからそれらを加算するので、帰還経路においては、理論上グリッジが発生しないこととなる。
<その他の実施例>
なお、以上の第1および第2の実施例では、多ビット量子化器3から3ビットの出力デジタル信号が出力するようにしたが、これはN(N:2以上の正の整数)ビット以上であればよい。また、PWM回路5からは、パラレル/シリアル変換およびPWM変調された2本の帰還PWM信号が出力するようにしたが、M(M≦N)本の帰還PWM信号が出力すればよい。
また、スイッチ手段SW1,SW2,SW3を制御する遅延クロックSKは、マスタクロックMCKを遅延させたものに限らず、PWM回路5のパラレル/シリアル変換用のクロックと同相又は逆相のクロックを入力して、有効エッジがクロックCKの立ち上がりエッジから外れたタイミングとなるように、所定時間だけ遅延した遅延クロックであればよい。
1:加算器、2:積分器、3:多ビット量子化器、4:遅延回路、5:PWM回路、6,6A:グリッジキャンセル回路

Claims (5)

  1. 入力アナログ信号と出力デジタル信号の1サンプリングクロック前の信号をアナログ信号に変換した帰還アナログ信号との差分を生成する加算器と、該加算器で得られた差分信号を時間積分する積分器と、該積分器から出力する積分信号をN(N:2以上の正の整数)ビットの出力デジタル信号に量子化する量子化器と、該量子化器で得られたNビットの出力デジタル信号を1サンプリングクロックだけ遅延させる遅延回路と、該遅延回路から出力するNビットの遅延デジタル信号をパラレル/シリアル変換およびPWM変調してM(M≦N)本の帰還PWM信号を生成するPWM回路と、該PWM回路から出力するM本の帰還PWM信号を前記帰還アナログ信号に変換する抵抗加算手段と、を備える連続時間型多ビットΔΣADC回路において、
    前記抵抗加算手段と前記加算器との間にグリッジキャンセル回路を挿入し、該グリッジキャンセル回路によって、前記抵抗加算手段から出力する前記帰還アナログ信号に対してリタイミング処理を行うことを特徴とする連続時間型多ビットΔΣADC回路。
  2. 入力アナログ信号と出力デジタル信号の1サンプリングクロック前の信号をアナログ信号に変換した帰還アナログ信号との差分を生成する加算器と、該加算器で得られた差分信号を時間積分する積分器と、該積分器から出力する積分信号をN(N:2以上の正の整数)ビットの出力デジタル信号に量子化する量子化器と、該量子化器で得られたNビットの出力デジタル信号を1サンプリングクロックだけ遅延させる遅延回路と、該遅延回路から出力するNビットの遅延デジタル信号をパラレル/シリアル変換およびPWM変調してM(M≦N)本の帰還PWM信号を生成するPWM回路と、該PWM回路から出力するM本の帰還PWM信号を前記帰還アナログ信号に変換する抵抗加算手段と、を備える連続時間型多ビットΔΣADC回路において、
    前記PWM回路と前記抵抗加算手段との間にグリッジキャンセル回路を挿入し、該グリッジキャンセル回路によって、前記PWM回路から出力する前記M本の帰還PWM信号に対してそれぞれ同一のリタイミング処理を行うことを特徴とする連続時間型多ビットΔΣADC回路。
  3. 請求項1に記載の連続時間型多ビットΔΣADC回路において、
    前記グリッジキャンセル回路は、前記PWM回路におけるパラレル/シリアル変換用のクロックと同相又は逆相のクロックを入力して所定時間だけ遅延した遅延クロックを生成する制御回路と、該制御回路から出力する遅延クロックによって前記帰還アナログ信号に対してリタイミング処理を行うスイッチ手段とからなることを特徴とする連続時間型多ビットΔΣADC回路。
  4. 請求項2に記載の連続時間型多ビットΔΣADC回路において、
    前記グリッジキャンセル回路は、前記PWM回路におけるパラレル/シリアル変換用のクロックと同相又は逆相のクロックを入力して所定時間だけ遅延した遅延クロックを生成する制御回路と、該制御回路から出力する遅延クロックによって前記M本の帰還PWM信号に対してそれぞれリタイミング処理を行うM個のスイッチ手段とからなることを特徴とする連続時間型多ビットΔΣADC回路。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の連続時間型多ビットΔΣADC回路において、
    前記グリッジキャンセル回路により前記リタイミング処理を行う時点は、前記PWM回路におけるパラレル/シリアル変換用のクロックの有効エッジから外れた時点であることを特徴とする連続時間型多ビットΔΣADC回路。
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