JP2011089470A - Egrシステムの故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、MPL−EGRシステムにおいて、HPL−EGR機構とLPL−EGR機構が併用される場合に、HPL−EGR通路および/またはLPL−EGR通路の詰まり度合が異常レベルに達しているか判別可能な技術の提供を課題とする。
【解決手段】本発明は、上記した課題を解決するために、高圧EGR領域において取得された高圧EGR通路の詰まり度合と低圧EGR領域において取得された低圧EGR通路の詰まり度合とに基づいてMPL領域における排気性状の悪化度合を求め、その悪化度合を低減するために必要となる制御パラメータの補正量に応じてEGRシステムの異常を判定するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、高圧EGR機構と低圧EGR機構を備えたEGRシステムの故障診断技術に関する。
内燃機関のEGRシステムとして、遠心過給機(ターボチャージャ)のタービンより上流の排気通路からコンプレッサより下流の吸気通路へ排気の一部(高圧EGRガス)を導く高圧EGR機構を備えるシステム(HPL−EGRシステム)が知られている。
また、内燃機関のEGRシステムとして、ターボチャージャのタービンより下流の排気通路からコンプレッサより上流の吸気通路へ排気の一部(低圧EGRガス)を導く低圧EGR機構を備えたシステム(LPL−EGRシステム)も知られている。
上記したHPL−EGRシステム又はLPL−EGRシステムにおいて、EGR率が目標EGR率に収束するようにEGRガス量(たとえば、吸気絞り弁の開度)をフィードバック制御し、その際の補正量が閾値を超えた場合にEGR通路の詰まり度合が異常であると判定する方法が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
特開2001−207916号公報 特開2008−223554号公報 特開2005−240591号公報
上記した従来の方法によると、高圧EGR機構と低圧EGR機構を備えたEGRシステム(MPL−EGRシステム)において、高圧EGR機構と低圧EGR機構が個々に作動する場合は、高圧EGR通路と低圧EGR通路(以下、「EGR通路」と総称する)の詰まり度合が異常レベルに達しているか否かを判別することは可能である。
しかしながら、高圧EGR機構と低圧EGR機構が同時に作動する場合は、高圧EGR通路と低圧EGR通路の詰まり度合が異常レベルに達しているか否かを判別することは困難となる。
本発明は、上記したような種々の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高圧EGR機構と低圧EGR機構が同時に作動する領域において、EGRシステムの異常を判定可能な技術の提供にある。
本発明は、上記した課題を解決するために、以下のような手段を採用した。すなわち、本発明に係わるEGRシステムの故障診断装置は、
排気通路に配置されたタービン及び吸気通路に配置されたコンプレッサを具備する遠心過給機と、
前記タービンより上流の排気通路を流れる排気の一部を高圧EGRガスとして前記コンプレッサより下流の吸気通路へ導く高圧EGR通路、及び高圧EGR通路の通路断面積を変更する高圧EGR弁を具備する高圧EGR機構と、
前記タービンより下流の排気通路を流れる排気の一部を低圧EGRガスとして前記コンプレッサより上流の吸気通路へ導く低圧EGR通路、及び低圧EGR通路の通路断面積を変更する低圧EGR弁を具備する低圧EGR機構と、
前記高圧EGR機構が作動し、かつ前記低圧EGR機構が作動しない高圧EGR領域において高圧EGR通路の詰まり度合を取得する第1取得手段と、
前記低圧EGR機構が作動し、かつ前記高圧EGR機構が作動しない低圧EGR領域において低圧EGR通路の詰まり度合を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段及び前記第2取得手段が取得した値をパラメータとして、前記高圧EGR機構及び前記低圧EGR機構が作動する領域における排気性状の悪化度合を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された悪化度合が許容範囲を超えている場合に、EGRガス量と相関する制御パラメータをEGRガスが増加する値に補正する補正手段と、
前記補正手段による補正量が予め定められた閾値を超えているときは、EGRシステムが異常であると判定する判定手段と、
を備えるようにした。
高圧EGR通路と低圧EGR通路との少なくとも一方に詰まりが発生した場合は、内燃機関へ導入されるEGRガス量が減少する。そのため、内燃機関から排出されたガス(排気)の性状が悪化(たとえば、窒素酸化物(NOx)の濃度が上昇)する可能性がある。
ただし、EGR率が目標EGR率に収束するようにEGRガス量(たとえば、EGR弁の開度)がフィードバック制御されると、EGRガス量を増加させることができるため、排気性状の悪化が抑制される。
ところで、高圧EGR通路又は低圧EGR通路に過度の詰まりが発生すると、所望量の高圧EGRガス又は低圧EGRガスを内燃機関へ導入させることができなくなる可能性がある。これに対し、フィードバック制御による補正量が予め定められた閾値を超えた場合に、高圧EGR通路又は低圧EGR通路の詰まり度合が異常レベルに達していると判定する方法が考えられる。
しかしながら、高圧EGR機構及び低圧EGR機構が同時に作動する領域(以下、「MPL領域」と称する)では、高圧EGRガスと低圧EGRガスとの流量比によって高圧EGRガスと低圧EGRとの総量(MPL−EGRガス量)が変化する。このため、MPL−EGRシステム全体としての詰まり度合(言い換えれば、MPL−EGRガスの不足量)が異常レベルに達しているか否かを正確に判別することが困難となる。
そこで、本発明に係わるEGRシステムの故障診断装置は、高圧EGR機構のみが作動する領域(以下、「高圧EGR領域」と称する)における詰まり度合と、低圧EGR機構のみが作動する領域(以下、「低圧EGR領域」と称する)における詰まり度合と、をパラメータとしてMPL領域における排気性状の悪化度合(たとえば、NOx濃度の上昇度合)を特定するようにした。
その際、高圧EGR領域における詰まり度合と、低圧EGR領域における詰まり度合と、MPL領域における排気性状の悪化度合と、の関係は予め実験などを利用した適合処理により求めておくことが好ましい。
MPL領域における排気性状の悪化度合が特定されると、該悪化度合が許容範囲を逸脱しているか否かが判別される。上記悪化度合が許容範囲を逸脱している場合は、排気性状の悪化度合が許容範囲内に収まるように制御パラメータが補正される。ここでいう制御パラメータは、EGRガス量に相関する制御パラメータである。このような制御パラメータ
としては、高圧EGR通路の接続部位より上流かつコンプレッサより下流の吸気通路に配置された吸気絞り弁(以下、「第2吸気絞り弁」と称する)の開度、又は低圧EGR通路の接続部位より上流の吸気通路に配置された吸気絞り弁(以下、「第1吸気絞り弁」と称する)の開度、などを例示することができる。
EGRガス量に相関する制御パラメータが補正されると、制御パラメータの補正量が閾値を超えているか否かが判別され、前記補正量が閾値を超えていればMPL−EGRシステム全体としての詰まり度合(MPL−EGRガスの不足量)が異常レベルに達していると判定される。ここでいう閾値は、たとえば、内燃機関のポンプ損失が許容範囲を超えたり、高圧EGRガスの量が過少となったり、或いは低圧EGRガスの量が過少となったりする等の不具合が発生すると考えられる値であり、予め実験的に求められている値である。
このようにMPL領域における排気性状の悪化度合が判定されると、MPL領域においてもMPL−EGRシステム全体としての詰まり度合が異常レベルに達しているか否かを判別することが可能となる。
なお、本発明のEGRシステムの故障診断装置は、制御パラメータの補正量が閾値以下である場合に、補正後の制御パラメータに従ってEGRガス量の増加を図る制御手段を更に備えるようにしてもよい。詳細には、制御パラメータとして第2吸気絞り弁の開度を用いる場合に、本発明のEGRシステムの故障診断システムは、補正後の制御パラメータに従って第2吸気絞り弁を制御する制御手段を更に備えるようにしてもよい。その場合、高圧EGR通路の上流端(吸気通路における高圧EGR通路の接続部位)と高圧EGR通路の下流端(排気通路における高圧EGR通路の接続部位)との圧力差が増加し、それに伴って高圧EGRガスの量が増加する。その結果、EGR通路の詰まりに起因したEGRガス量の不足が緩和されるとともに、排気性状の悪化も緩和される。
本発明において、高圧EGR領域における詰まり度合は、フィードバック制御における補正量とEGR率の不足量とを引数とするマップにより求められてもよい。なお、フィードバック制御における補正量とEGR率と詰まり度合との関係は、予め実験的に求めておくものとする。
また、高圧EGR領域における詰まり度合は、高圧EGR弁開度とEGR率との関係を収集し、収集されたデータの中心値と正常値(高圧EGR通路に詰まりが発生していないときの中心値に相当する値)との偏差を引数とするマップにより求められてもよい。
なお、低圧EGR領域における詰まり度合は、高圧EGR領域における詰まり度合と同様の手順により求められてもよい。
本発明によれば、高圧EGR機構と低圧EGR機構が同時に作動する領域において、EGRシステムの異常を判定することができる。
本発明を適用する内燃機関とその吸排気系の概略構成を示す図である。 MPL領域におけるEGRシステムの異常を判定するためのメインルーチンを示すフローチャートである。 低圧EGR領域における低圧EGR通路の詰まり度合Clplを求めるためのサブルーチンを示すフローチャートである。 高圧EGR領域における高圧EGR通路の詰まり度合Chplを求めるためのサブルーチンを示すフローチャートである。 低圧EGR通路の詰まり度合Clplと高圧EGR通路の詰まり度合Chplの初期値を設定するためのサブルーチンを示すフローチャートである。 低圧EGR弁開度中心偏差と低圧EGR率中心偏差と低圧EGR通路の詰まり度合Clplとの関係を規定したマップを示す図である。 高圧EGR弁開度中心偏差と高圧EGR率中心偏差と高圧EGR通路の詰まり度合Chplとの関係を規定したマップを示す図である。 低圧EGR通路の詰まり度合Clplと高圧EGR通路の詰まり度Chplと基本悪化度合EIbaseとの関係を規定したマップを示す図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する圧縮着火式内燃機関(ディーゼルエンジン)である。内燃機関1の各気筒2には、各気筒2内へ直接燃料を噴射可能な燃料噴射弁3が取り付けられている。燃料噴射弁3は、コモンレール30において昇圧された燃料を気筒2内へ直接噴射する。
各気筒2には、吸気通路4が連通している。吸気通路4の途中には、遠心過給機(ターボチャージャ)5のコンプレッサ50とインタークーラ6が配置されている。コンプレッサ50により過給された吸気は、インタークーラ6で冷却された後に各気筒2内へ導入される。各気筒2内へ導かれた吸気は、燃料噴射弁3から噴射された燃料とともに気筒2内で着火及び燃焼される。
各気筒2には、排気通路7が連通している。排気通路7の途中には、ターボチャージャ5のタービン51が配置されている。タービン51より下流の排気通路7には、排気浄化装置8が配置されている。排気浄化装置8は、たとえば、吸蔵還元型NOx触媒又は選択還元型NOx触媒とパティキュレートフィルタを具備している。
各気筒2内で燃焼されたガス(既燃ガス)は、排気通路7へ排出される。排気通路7へ排出された排気は、排気通路7の途中に配置されたタービン51及び排気浄化装置8を経由して大気中へ放出される。
次に、内燃機関1には、低圧EGR機構及び高圧EGR機構を具備したEGRシステム(MPL−EGRシステム)が設けられている。高圧EGR機構は、タービン51より上流の排気通路7からインタークーラ6より下流(コンプレッサ50より下流)の吸気通路4へ排気の一部(高圧EGRガス)を導く高圧EGR通路9、高圧EGR通路9の流路断面積を変更する高圧EGR弁10、及び高圧EGR通路9を流れる高圧EGRガスを冷却する高圧EGRクーラ11を具備している。
高圧EGR機構により再循環させられる高圧EGRガスの量は、吸気通路4のインタークーラ6より下流かつ高圧EGR通路9の接続部より上流の部位に配置された第2吸気絞り弁12の開度と高圧EGR弁10の開度との少なくとも一方により調量される。
低圧EGR機構は、排気浄化装置8より下流の排気通路7からコンプレッサ50より上流の吸気通路4へ排気の一部(低圧EGRガス)を導く低圧EGR通路13、低圧EGR通路13の流路断面積を変更する低圧EGR弁14、及び低圧EGR通路13を流れる低
圧EGRガスを冷却する低圧EGRクーラ15を具備している。
低圧EGR機構により再循環させられる低圧EGRガスの量は、低圧EGR通路13の接続部より上流の吸気通路4に配置された第1吸気絞り弁16の開度と低圧EGR弁14の開度との少なくとも一方により調量される。
上記した燃料噴射弁3、高圧EGR弁10、第2吸気絞り弁12、低圧EGR弁14、及び第1吸気絞り弁16は、ECU17と電気的に接続されている。
ECU17は、エアフローメータ18、吸気温度センサ19、水温センサ20、クランクポジションセンサ21、アクセルポジションセンサ22、大気圧センサ23等の各種センサと電気的に接続されている。
前記エアフローメータ18は、大気中から吸気通路4へ流入する空気量を測定するセンサである。吸気温度センサ19は、大気中から吸気通路4へ流入する空気の温度(大気温度)を測定するセンサである。水温センサ20は、内燃機関1を循環する冷却水の温度を測定するセンサである。クランクポジションセンサ21は、内燃機関1のクランクシャフトの回転位置を検出するセンサである。アクセルポジションセンサ22は、アクセルペダルの操作量(アクセル開度)を測定するセンサである。大気圧センサ23は、大気圧を測定する圧力センサである。
ECU17は、上記した各種センサの測定値に基づいて燃料噴射弁3、高圧EGR弁10、第2吸気絞り弁12、低圧EGR弁14、第1吸気絞り弁16を制御する。
たとえば、ECU17は、内燃機関1の運転状態に応じて低圧EGR機構及び高圧EGR機構を制御する。内燃機関1が低負荷・低回転運転状態にある場合は、ECU17は高圧EGR機構を利用して排気の再循環を行う(高圧EGR領域)。内燃機関1が中負荷・中回転運転状態にある場合は、ECU17は高圧EGR機構と低圧EGR機構を併用して排気の再循環を行う(MPL領域)。内燃機関1が高負荷・高回転運転状態にある場合は、ECU17は、低圧EGR機構により排気の再循環を行う(低圧EGR領域)。
上記したように内燃機関1の運転状態に応じて高圧EGR機構と低圧EGR機構との切り換え、或いは併用が行われると、内燃機関1の広範な運転領域において適量のEGRガスを再循環させることが可能となり、排気中のNOx濃度を好適に減少させることができる。
ところで、高圧EGR通路9や低圧EGR通路13に詰まりが発生すると、高圧EGRガスや低圧EGRガスの量が不足して排気中のNOx濃度が上昇する。これに対し、ECU17は、高圧EGR領域や低圧EGR領域においてEGR率のフィードバック制御を実施する。具体的には、ECU17は、エアフローメータ18の出力信号(吸入空気量)が目標吸入空気量に収束するように、高圧EGR弁10や低圧EGR弁14の目標開度を補正する。
上記したようなフィードバック制御が実施されると、高圧EGR通路9や低圧EGR通路13に詰まりが発生した場合であっても、EGR率を目標EGR率に収束させることができる。ただし、高圧EGR通路9や低圧EGR通路13に過度の詰まりが発生すると、上記したようなフィードバック制御によりEGR率の不足を補うことができなくなり、排気中のNOx濃度が規制量を超える可能性がある(排気性状の悪化)。
これに対し、フィードバック制御による補正量が予め定められた閾値より大きくなった
場合は、高圧EGR通路9又は低圧EGR通路13の詰まり度合が異常レベルに達していると判定する方法が考えられる。
しかしながら、高圧EGR領域や低圧EGR領域において高圧EGR通路9や低圧EGR通路13の詰まり度合が異常レベルに達していないと判定された場合であっても、MPL領域において排気性状の悪化度合が異常レベルに達する可能性がある。
そこで、本実施例では、高圧EGR領域において取得された高圧EGR通路9の詰まり度合と低圧EGR領域において取得された低圧EGR通路13の詰まり度合とに基づいてMPL領域における排気性状の悪化度合を求め、その悪化度合を低減するために必要となる制御パラメータの補正量に応じてEGRシステムの異常を判定するようにした。
以下、MPL領域におけるEGRシステムの異常判定方法について図2から図5のフローチャートに沿って説明する。
図2は、MPL領域におけるEGRシステムの異常を判定するためのメインルーチンを示すフローチャートであり、このメインルーチンをECU17が実行することにより本発明に係わる特定手段、補正手段、及び判定手段が実現される。
図3は、低圧EGR領域において低圧EGR通路13の詰まり度合を取得するためのサブルーチンを示すフローチャートであり、このサブルーチンをECU17が実行することにより本発明に係わる第2検出手段が実現される。
図4は、高圧EGR領域において高圧EGR通路9の詰まり度合を取得するためのサブルーチンを示すフローチャートであり、このサブルーチンをECU17が実行することにより本発明に係わる第1検出手段が実現される。
図5は、低圧EGR通路13の詰まり度合及び高圧EGR通路9の詰まり度合の初期値を設定するためのサブルーチンである。
先ず、図2のメインルーチンでは、ECU17は、S101において高圧EGR通路9の詰まり度合Chplと低圧EGR通路13の詰まり度合Clplを取得する。その場合、ECU17は、図3乃至図5のサブルーチンに従って上記の詰まり度合Chpl,Clplを取得する。
ここで、図3乃至図5のサブルーチンに沿ってChpl,Clplを取得する手順について述べる。先ず図3において、ECU17は、S201でChpl,Clplの算出条件が成立しているか否かを判別する。ここでいう算出条件は、内燃機関1がフューエルカット運転状態にない、水温センサ20の出力信号(冷却水温度)が所定温度以上である、大気圧センサ23の出力信号(大気圧)が所定圧以上である、等の条件が成立したときに成立する。前記所定温度は高圧EGRガスや低圧EGRガスの導入によって内燃機関1の燃焼状態が不安定にならないと考えられる冷却水温度(たとえば、暖機完了後の冷却水温度)である。前記所定圧は高圧EGR通路9や低圧EGR通路13の詰まり度合について誤判定する可能性がないと考えられる大気圧の下限値である。
前記S201において肯定判定された場合は、ECU17は、S202へ進み、内燃機関1の運転状態が低圧EGR領域にあるか否かを判別する。S202において肯定判定された場合は、ECU17は、S203へ進む。
S203では、ECU17は、低圧EGR領域における低圧EGR弁14の開度とEG
R率との関係を収集し、収集されたデータに対してt検定を行う。すなわち、ECU17は、収集されたデータの検定統計量t0lを算出する。
S204では、ECU17は、前記S203で算出された検定統計量t0lが予め定められた所定値以上であるか否かを判別する。所定値は、低圧EGR通路13に詰まりが発生したときの検定統計量に相当し、予め実験的に求められた値である。
前記S204において肯定判定された場合(低圧EGR通路13に詰まりが発生している場合)は、ECU17は、S205に進み、低圧EGR通路13の詰まり度合Clplを演算する。
たとえば、ECU17は、前記S203で収集されたデータより、低圧EGR弁14の開度の分布の中心値を求めるとともに、EGR率の分布の中心値を求める。次いで、ECU17は、低圧EGR弁14の開度の中心値と正常値(低圧EGR通路13に詰まりが発生していない場合における低圧EGR弁14の開度の中心値に相当する値)との偏差(以下、「低圧EGR弁開度中心偏差」と称する)、及びEGR率の中心値と正常値(低圧EGR通路13に詰まりが発生していない場合におけるEGR率の中心値に相当する値)との偏差(以下、「低圧EGR率中心偏差」と称する)を演算する。さらに、ECU17は、低圧EGR弁開度中心偏差と低圧EGR率中心偏差とを引数するマップ(以下、「低圧EGR用マップ」と称する)から低圧EGR通路13の詰まり度合Clplを算出する。
低圧EGR用マップは、図6に示すように、低圧EGR弁開度偏差が大きいときは小さいときより詰まり度合Clplが高くなるとともに、低圧EGR率偏差が大きいときは小さいときより詰まり度合Clplが高くなるように定められたマップである。低圧EGR用マップに定められた関係は、予め実験的に求められたものである。
また、前記S204において否定判定された場合は、ECU17は、S206へ進み、低圧EGR通路13の詰まり度合Clplを“0”に設定する。
次に、前記S202において否定判定された場合は、ECU17は、図4のS207へ進み、内燃機関1の運転状態が高圧EGR領域にあるか否かを判別する。S207において肯定判定された場合は、ECU17は、S208へ進む。
S208では、ECU17は、高圧EGR領域における高圧EGR弁10の開度とEGR率との関係を収集し、収集されたデータに対してt検定を行う。すなわち、ECU17は、収集されたデータの検定統計量t0hを算出する。
S209では、ECU17は、前記S203で算出された検定統計量t0hが予め定められた所定値以上であるか否かを判別する。所定値は、高圧EGR通路9に詰まりが発生したときの検定統計量に相当し、予め実験的に求められた値である。
前記S209において肯定判定された場合(高圧EGR通路9に詰まりが発生している場合)は、ECU17は、S210に進み、高圧EGR通路9の詰まり度合Chplを演算する。
たとえば、ECU17は、前記S208で収集されたデータより、高圧EGR弁10の開度の分布の中心値を求めるとともに、EGR率の分布の中心値を求める。次いで、ECU17は、高圧EGR弁10の開度の中心値と正常値(高圧EGR通路9に詰まりが発生していない場合における高圧EGR弁10の開度の中心値に相当する値)との偏差(以下、「高圧EGR弁開度中心偏差」と称する)、及びEGR率の中心値と正常値(高圧EG
R通路9に詰まりが発生していない場合におけるEGR率の中心値に相当する値)との偏差(以下、「高圧EGR率中心偏差」と称する)を演算する。ECU17は、高圧EGR弁開度中心偏差と高圧EGR率中心偏差とを引数するマップ(以下、「高圧EGR用マップ」と称する)から高圧EGR通路9の詰まり度合Chplを算出する。
高圧EGR用マップは、図7に示すように、高圧EGR弁開度偏差が大きいときは小さいときより詰まり度合Chplが高くなるとともに、高圧EGR率偏差が大きいときは小さいときより詰まり度合Chplが高くなるように定められたマップである。高圧EGR用マップに定められた関係は、予め実験的に求められたものである。
また、前記S209において否定判定された場合は、ECU17は、S206へ進み、高圧EGR通路9の詰まり度合Chplを“0”に設定する。
なお、図3のS201又は図4のS207において否定判定された場合は、ECU17は、図5のS212へ進む。S212では、ECU17は、低圧EGR通路13の詰まり度合Clplが未だ設定されていないか否かを判別する。
前記S212において肯定判定された場合は、ECU17は、S213へ進み、低圧EGR通路13の詰まり度合Clplとして初期値“0”を設定する。前記S212において否定判定された場合は、ECU17は、前記S213をスキップする。
S214では、ECU17は、高圧EGR通路9の詰まり度合Chplが未だ設定されていないか否かを判別する。前記S214において肯定判定された場合は、ECU17は、S215に進み、高圧EGR通路9の詰まり度合Chplとして初期値“0”を設定する。前記S214において否定判定された場合は、ECU17は、前記S215をスキップする。
ここで図2のメインルーチンに戻り、ECU17は、S102において、前記S101で取得されたChpl,Clplを引数としてMPL領域における排気性状の基本悪化度合EIbaseを求める。その際、ECU17は、ChplとClplとを引数とするマップ(以下、「MPL用マップ」と称する)から基本悪化度合EIbaseを算出する。基本悪化度合EIbaseは、外気温度が基準温度であり、かつ大気圧が基準圧であるときの排気性状の悪化度合EIに相当する値である。
MPL用マップは、図8に示すように、Chplが大きいときは小さいときより基本悪化度合EIbaseが高くなるとともに、Clplが大きいときは小さいときより基本悪化度合EIbaseが高くなるように定められたマップである。MPL用マップに定められた関係は、予め実験的に求められたものである。
次いで、ECU17は、S103へ進み、前記S102で求められた基本悪化度合EIbaseを現時点の大気圧及び外気温度に基づいて補正することにより、現時点の悪化度合EIを算出する。
ここで、排気性状の悪化度合は、外気温度及び大気圧に応じて変化する傾向がある。このため、MPL用マップが求められたときの大気圧(基準圧)と現時点の大気圧とが相違している場合や、MPL用マップが求められたときの外気温度(基準温度)と現時点の外気温度とが相違している場合は、基本悪化度合EIbaseと実際の悪化度合とに誤差が生じる可能性がある。
そこで、本実施例では、現時点の大気圧と基準圧との差に応じた補正係数Kpと、現時
点の外気温度と基準温度との差に応じた補正係数Ktと、を用いて基本悪化度合EIbaseを補正(EIbase*Kp*Kt)することにより、現時点の悪化度合EIを求めるようにした。
なお、現時点の大気圧と基準圧との差に対する補正係数Kpの大きさ、及び現時点の外気温度と基準温度との差に対する補正係数Ktの大きさは、予め実験などを用いた適合処理によって定められているものとする。
上記したような方法により排気性状の悪化度合EIが求められると、ECU17は、S104へ進み、悪化度合EIが予め定められた許容範囲内に収まっているか否かを判別する。
前記S104において否定判定された場合は、ECU17は、悪化度合EIが許容範囲内に収束するようにフィードバック制御を実施する。具体的には、ECU17は、第2吸気絞り弁12弁の目標開度を減少補正することにより、高圧EGR通路9の上流端(吸気通路4における高圧EGR通路9の接続部位)と高圧EGR通路9の下流端(排気通路7における高圧EGR通路9の接続部位)との圧力差を増加させ、以てEGRガス量を増加させる。
上記したようなフィードバック制御を実施するにあたり、ECU17は、先ずS105において第2吸気絞り弁12弁の目標開度の補正量(F/B補正量)を演算する。詳細には、ECU17は、前記悪化度合EIと許容範囲の上限値との差△EIを引数とするマップ(以下、「F/B用マップ」と称する)に基づいてF/B補正量を演算する。なお、差△EIとF/B補正量との関係は、予め実験などを利用した適合処理によって求められているものとする。
S106では、ECU17は、前記S105で求められたF/B補正量が予め求められた閾値より大きいか否かを判別する。閾値は、たとえば、内燃機関1のポンプ損失が許容範囲を超えたり、高圧EGRガスの量が過少となったり、或いは低圧EGRガスの量が過少となったりする等の不具合が発生すると考えられる値であり、予め実験的に求められている値である。
前記S106において肯定判定された場合は、ECU17は、S107へ進み、EGRシステムが異常であると判定する。すなわち、ECU17は、MPL−EGRガスの不足量が異常レベルに達していると判定する。その場合、ECU17は、予め車室内に設けられた警告灯やディスプレイなどの出力装置を利用して、EGRシステムの異常を運転者に報知するようにしてもよい。
一方、前記S106において否定判定された場合は、ECU17は、S108へ進み、EGRシステムが正常であると判定する。すなわち、ECU17は、MPL−EGRガスの不足量が異常レベルに達していないと判定する。その場合、ECU17は、S109においてF/B制御を実行する。すなわち、ECU17は、前記S105で求められたF/B補正量を用いて第2吸気絞り弁12の開度を補正する。具体的には、ECU17は、第2吸気絞り弁12の開度を閉じ側へ補正する。第2吸気絞り弁12の開度が閉じ側に補正されると、高圧EGR通路9の上流端と下流端との圧力差が増加する。その結果、高圧EGRガス量が増加するため、低圧EGR通路13や高圧EGR通路9の詰まりに起因したMPL−EGRガスの不足が緩和される。このようにしてMPL−EGRガスの不足が緩和されると、排気性状の悪化度合も緩和されることになる。
以上述べた実施例によれば、MPL領域においてもEGRシステムの異常(低圧EGR
通路13と高圧EGR通路9との少なくとも一方の詰まり度合が異常レベルに達している事態)を正確に判定することができる。また、低圧EGR通路13及び高圧EGR通路9の詰まり度合が異常レベルに達していない場合は、第2吸気絞り弁12の開度がフィードバック制御されることにより、低圧EGR通路13と高圧EGR通路9との少なくとも一方の詰まりに起因した排気性状の悪化を緩和することができる。
なお、本実施例では、低圧EGR通路13の詰まり度合Clplを取得する方法として、低圧EGR弁開度中心偏差と低圧EGR率中心偏差を引数とするマップを用いる例について述べたが、低圧EGR領域における低圧EGR弁14の開度のフィードバック補正量と低圧EGR率の不足量(目標低圧EGR率から実際の低圧EGR率を減算した値)とを引数とするマップを用いて詰まり度合Clplを求めるようにしてもよい。
この場合、低圧EGR弁14の開度と低圧EGR率との関係を複数収集する必要がないため、詰まり度合Clplを取得可能な頻度が高まる。その結果、MPL領域におけるEGRシステムの異常判定を実施する頻度も高めることができる。
同様に、高圧EGR通路9の詰まり度合Chplも、高圧EGR領域における高圧EGR弁10の開度のフィードバック補正量と高圧EGR率の不足量(目標高圧EGR率から実際の高圧EGR率を減算した値)とを引数とするマップを用いて詰まり度合Chplを求めるようにしてもよい。
1 内燃機関
2 気筒
3 燃料噴射弁
4 吸気通路
5 ターボチャージャ
6 インタークーラ
7 排気通路
8 排気浄化装置
9 高圧EGR通路
10 高圧EGR弁
11 高圧EGRクーラ
12 第2吸気絞り弁
13 低圧EGR通路
14 低圧EGR弁
15 低圧EGRクーラ
16 第1吸気絞り弁
18 エアフローメータ
19 吸気温度センサ
20 水温センサ
21 クランクポジションセンサ
22 アクセルポジションセンサ
23 大気圧センサ
30 コモンレール
50 コンプレッサ
51 タービン

Claims (2)

  1. 排気通路に配置されたタービン及び吸気通路に配置されたコンプレッサを具備する遠心過給機と、
    前記タービンより上流の排気通路を流れる排気の一部を高圧EGRガスとして前記コンプレッサより下流の吸気通路へ導く高圧EGR通路、及び高圧EGR通路の通路断面積を変更する高圧EGR弁を具備する高圧EGR機構と、
    前記タービンより下流の排気通路を流れる排気の一部を低圧EGRガスとして前記コンプレッサより上流の吸気通路へ導く低圧EGR通路、及び低圧EGR通路の通路断面積を変更する低圧EGR弁を具備する低圧EGR機構と、
    前記高圧EGR機構が作動し、かつ前記低圧EGR機構が作動しない高圧EGR領域において高圧EGR通路の詰まり度合を取得する第1取得手段と、
    前記低圧EGR機構が作動し、かつ前記高圧EGR機構が作動しない低圧EGR領域において低圧EGR通路の詰まり度合を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段及び第2取得手段が取得した値を引数として、前記高圧EGR機構及び前記低圧EGR機構が同時に作動する領域における排気性状の悪化度合を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された悪化度合が許容範囲を超えている場合に、EGRガス量と相関する制御パラメータをEGRガスが増加する値へ補正する補正手段と、
    前記補正手段による補正量が予め定められた閾値を超えているときは、EGRシステムが異常であると判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とするEGRシステムの故障診断装置。
  2. 請求項1において、前記制御パラメータは、前記高圧EGR通路の接続部位より上流かつ前記コンプレッサより下流の吸気通路に配置された吸気絞り弁の開度であり、
    前記補正手段による補正量が前記閾値以下である場合に、前記補正手段により補正された制御パラメータに従って前記吸気絞り弁を制御する制御手段を更に備えることを特徴とするEGRシステムの故障診断装置。
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