JP2011088663A - シャットオフ機構,シャットオフ機構を備えたポンプ式製品およびシャットオフ機構を備えたエアゾール式製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャットオフ機構の弁部材3を、内容物通路を設定する逆スカート部4bを有する軟材質の逆止弁4と、内容物の影響のない内容物通路の外側に形成された円周形状のカム倣い面5cを有する硬材質のカムフォロワ部5と、からなるものとした。カム倣い面は、この円周形状に対応した円弧状テーパカム面6fとの間でカム動作をする。弁部材の摺動案内部を、操作ボタン1に直接設けずに、ヒケの生じにくい筒状のノズル2の内面部分を当該摺動案内部としている。また、弁部材の形状はその軸方向以外の方向性が自由で、他部材へ固定する部分のない形状にして、取付け作業を簡単化する。
【選択図】図1
Description
(11)当該カム作用部と、これの倣い相手である連絡筒部材[12c]の第2傾斜面[f2]とが、ケーシング内部の内容物空間域に設定され、
(12)当該弁作用部(ドーム状部[46c])を有する第1部材[12b1]の図示右側の後端部分がケーシング[12a1]内部の最奥部分と嵌合し、当該第1部材と当該ケーシングとが一体物になっている。
(1)操作ボタン(例えば後述の操作ボタン1,14)の作動モード設定操作にともない、先ず内容物放出孔(例えば後述の内容物の放出孔2a)に対する弁部材(例えば後述の弁部材3)の移動により当該放出孔がそれまでの閉状態から開状態に変化し、続いて当該開状態のまま、容器本体と連通可能な内容物通過用部材(例えば後述のステム8)およびこれに取り付けられたブッシュ状部材(例えば後述のブッシュ6,シール作用部材11+カム作用部材12)が当該操作ボタンと連動するシャットオフ機構において、
前記弁部材は、
前記内容物放出孔を前記閉状態とする方向に弾性力で付勢され、
全体として、前記内容物放出孔に対する弁作用,当該内容物放出孔までの操作ボタン内部の内容物通過用空間域(例えば後述のノズル2と逆止弁4とで画定される周回空間域)を設定するシール作用および、当該内容物通過用空間域の外側で前記弁部材の移動のためのカム作用を呈する部材であって、
当該弁作用を呈する弁作用部分(例えば後述の弁作用部4a)および、当該シール作用を呈する第1の環状シール作用部分(例えば後述の逆スカート部4b)がそれぞれ形成された軟材質の弁・シール作用部(例えば後述の逆止弁4)と、
当該弁・シール作用部と一体化されて、当該カム作用を呈する第1のカム作用部分(例えば後述のカム倣い面5c,13b)が当該内容物通過用空間域の外側に形成された硬材質の第1のカム作用部(例えば後述のカムフォロワ部5,13)と、からなり、
前記ブッシュ状部材は、
前記操作ボタンの一部であって前記内容物通過用空間域へと続く筒状部の周面とのシール作用を呈する第2の環状シール作用部分(例えば後述の逆スカート部6c,11a)と、
当該筒状部および当該第2の環状シール作用部分の外側に形成されて、前記第1のカム作用部分とのカム作用を呈する第2のカム作用部分(例えば後述の円弧状テーパカム面6f,12a)と、を備える。
(2)上記(1)において、
前記弁部材は、
その全体が、単一の定まった形状からなり、前記操作ボタンに固定されることなしに一様に移動できる定形部材である。
(3)上記(1),(2)において、
前記第1のカム作用部分は、
円周形状に設定されたカム倣い部分である。
(4)上記(3)において、
前記第2のカム作用部分は、
前記カム倣い部分と当接する円弧状で、かつ前記内容物放出孔に対する前記弁部材の離間方向に沿ってテーパ形状に設定されたカム面である。
(5)上記(1)〜(4)において、
前記ブッシュ状部材は、
前記第2の環状シール作用部分が形成された軟材質のシール作用部(例えば後述のシール作用部材11)と、
前記第2のカム作用部分が形成されて当該シール作用部と一体化された硬材質の第2のカム作用部(例えば後述のカム作用部材12)と、からなる。
(6)上記(1)〜(5)において、
前記第1のカム作用部は、
前記弾性力の作用部としての樹脂バネ(例えば後述の弾性片部13c)が一体成形されたものである。
1は操作ボタン
(図1〜図5で使用),
1aは利用者が操作の対象とする操作面,
1bは後述の弁部材2を収容する筒状の上側空間域,
1cは後述のブッシュ6を収容する下側空間域,
1dは上側空間域1bと下側空間域1cとの境界部分に形成された内容物通過用の上流側中間孔部,
1eは上流側中間孔部1dを囲む形で下側空間域1cの天井部分に設けられた筒状の環状垂下部,
1fは下側空間域1cの内周面下部の周方向に飛び飛びに設けられて、当該操作ボタンが後述のブッシュ6,カム作用部材11から簡単に外れてしまうのを防止するための複数の突起部,
1gは上側空間域1bの内周面前端側に設けられて後述の環状凸部2bが係合する環状段部,
2は上側空間域1bにその内周面前端部分などと嵌合する形で取り付けられて、後述の下流側中間孔部2cを捨象した場合に前後方向の中心軸を中心にして対称の筒状からなるノズル,
2aはノズル前端側に形成された内容物の放出孔,
2bはノズル外周面の前側部分に形成されて操作ボタン1の環状段部1gに保持される環状凸部,
2cはノズル周面の後側部分に形成された内容物通過用の下流側中間孔部,
2dは下流側中間孔部2cの前後方向両側に形成されて、操作ボタン1の上側空間域内周面との嵌合作用やシール作用を呈する一対の環凸状部,
2eは放出孔2aの近くの内周面の前後方向に形成されて、後述の逆止弁4の前後動をガイドするリブ状部,
3はノズル2に取り付けられた弁部材(=逆止弁4+カムフォロワ部5,13),
4は弁部材3の一方の構成要素であって、放出孔2aの開閉作用およびノズル内部後方空間域のシール作用を呈する、全体が前後方向の中心軸を中心にして対称の鞘形状からなる軟材質の逆止弁,
4aは当該逆止弁の前端側に形成された弁作用部,
4bは当該逆止弁の後端側に形成されて、その前端部分が下流側中間孔部2cより後方のノズル内周面とのシール作用を呈する環状の逆スカート部,
5は弁部材3の他方の構成要素であって、後述のテーパカム面6fとの間でカム作用を呈し、全体が前後方向の中心軸を中心にして対称の鞘形状からなる硬材質のカムフォロワ部(図1〜図5で使用),
5aは逆止弁4の開口側内周面と嵌合している中央突状部,
5bは当該カムフォロワ部の後端側に形成されてその上端側部分が操作ボタン1の上内面部分に当接する環状鍔部,
5cは環状鍔部5bの前側周回端部に形成されたカム倣い面、すなわち当該カムフォロワ部の前後方向の中心軸を中心にして対称となる円周形状に設定されて、かつ、当該前後方向に対してはその後側が順次大径となっていく小曲面形状のカム倣い面,
6は後述のステム8に取り付けられて、操作ボタン1の環状垂下部1eの内周面との間のシール作用およびカムフォロワ部5のカム倣い面5cとの間のカム作用を呈するブッシュ(図1〜図4,図6で使用),
6aは大径の下側筒状部,
6bは下側筒状部6aから上方に続く小径の上側筒状部,
6cは上側筒状部6bの上端側に形成されて環状垂下部1eの内周面とのシール作用を呈する逆スカート部,
6dは上側筒状部6bの下端部分(≒下側筒状部6aの上端部分)の周りに形成された環板状部,
6eは下側筒状部6aおよび上側筒状部6bの外側上方部分に形成された、すなわち当該ブッシュの上下方向の中心軸から外方にずれた位置に形成された柱状のカム部,
6fはカム部6eに形成されて、横方向(=前後方向と直交する方向)の形状がカム倣い面5cの略下側半分と当接する円弧状(略半円状)で、かつ、後側ほど順次下がっていく円弧状テーパカム面(図4参照),
6gは円弧状テーパカム面6fの上方にカムフォロワ部5の環状鍔部5bの外周円直径よりも大きな横幅で連続形成されて、カム部6e(ブッシュ6)を下方から当該環状鍔部に組み入れるときのいわば被ガイド部として作用する切欠状部(図4参照),
7はカムフォロワ部5の後凹状部と操作ボタン1の後内周面との間に設けられて弁部材3を前方に付勢するコイルスプリング(図1〜図5で使用),
8はブッシュ6の下側筒状部6aに強く嵌合して上方に弾性的に付勢され(図示省略)、操作ボタン1の下方への押圧操作と連動して周知のポンプ機構またはバルブ機構を作動させるステム,
9は容器本体(図示省略)の開口部に取り付けられたキャップ,
10はキャップ9に取り付けられてステム8の移動空間域および容器内容物の貯留・通路域として作用するハウジング,
をそれぞれ示している。
11はブッシュ6をシール作用部分とカム作用部分との二つの部材に分けたときの、シール用途としての縦筒状で軟材質のシール作用部材,
11aは逆スカート部6cと同様の逆スカート部,
11bは環板状部6bと同様の環板状部,
12はブッシュ6をシール作用部分とカム作用部分との二つの部材に分けたときの、カム用途としての硬材質のカム作用部材,
12aは円弧状テーパカム面6fと同様の円弧状テーパカム面,
12bは筒状の当該カム作用部材の内周面周方向の一部に形成され、環板状部11bの外端部分と係合してシール作用部材11が当該カム作用部材から外れるのを防止するための突状部,
をそれぞれ示している。
13はカムフォロワ部5と同様のカム作用および鞘形状に加えて、逆止弁4を前方に付勢する弾性作用を呈するカムフォロワ部,
13aは環状鍔部5bと同様の環状鍔部,
13bはカム倣い面5cと同様のカム倣い面,
13cはカムフォロワ部5と唯一異なる形状部分であって、環状鍔部13aに囲まれた凹状部に当該カムフォロワ部との一体成形により前後方向に複数形成された弾性片部(樹脂バネ),
14はカムフォロワ部13を用いる場合の操作ボタン,
14aは操作ボタン1と唯一異なる形状部分であって、カムフォロワ部13の弾性片部13cの自由端部分を受けるため、一体成形により操作ボタンの後側内周面に形成された前後方向の円錐状テーパ面,
14bは上流側中間孔部1dと同様の上流側中間孔部,
14cは環状垂下部1bと同様の環状垂下部,
をそれぞれ示している。
(21)シャットオフ作動用の弁部材3が、
放出孔2aの開閉作用およびノズル2の内部後方空間域のシール作用を呈する軟材質の逆止弁2と、
ブッシュ6およびカム作用部材12のテーパカム面6f,12aとの間でカム作用を呈する硬材質のカムフォロワ部5,13と、
の各部材を一体化した形で構成され、
(22)カムフォロワ部5,13のカム倣い面5c,13bおよびブッシュ6,カム作用部材12の円弧状テーパカム面6f,12aがそれぞれ、ノズル2の内部後方空間域の外側、すなわち内容物の通過空間域の外側に設定され、
(23)さらには、弁部材4が、操作ボタン1,14の内部にいわばフリーの状態で、固定されずに設定されている、
ことである。
(31)カムフォロワ部5,13のカム作用部が、
当該カムフォロワ部の前後方向の中心軸を中心にして対称となる円周形状に設定されて、かつ、当該前後方向に対してはその後側が順次大径となっていくテーパ形状のカム倣い面5c,13bの形で設定され、
(32)このカム倣い面5c,13bを略半円の円弧状テーパカム面6fが受ける、
ことである。
(41)ステム8に取り付けられて、操作ボタン1の環状垂下部1eの内周面との間のシール作用およびカムフォロワ部5のカム倣い面5cとの間のカム作用を呈するブッシュが、
シール用途としての軟材質からなるシール作用部材11と、
カム用途としての硬材質からなるカム作用部材12と、
の各部材を一体化した形で構成されている、
ことである。
(51)弁部材3を前方向に付勢するコイルスプリング7(図1〜図5)に代えて、
カムフォロワ部13と一体成形された前後方向の弾性片部(樹脂バネ)12cと、
操作ボタン14と一体成形された前後方向の円錐状テーパ面14aと、
が用いられていることである。
(61)利用者が、静止モード(図1参照)の操作ボタン1の操作面1aを押し下げる。
(62)操作ボタン1および、これと上下方向に連動する弁部材3の下動にともない、当該弁部材の一部であるカムフォロワ部5,13のカム倣い面5c,13bとブッシュ6,カム作用部材12の円弧状テーパカム面6f,12aとの倣い作用に基づいて、弁部材3が、コイルスプリング7や弾性片部13cの弾性力に抗するかたちで後退する。すなわち、ノズル2の放出孔2aが開状態に移行する(図2参照)。
なお、この後退のとき、ステム8と一体の、ブッシュ6およびシール作用部材11,カム作用部材12は下動しない。それは、ステム8を上方向に付勢する周知の弾性力がコイルスプリング7や弾性片部13cのそれよりも十分に大きいからである。
(63)そして、操作ボタン1,14の環状下垂部1e,14cの下端部分がブッシュ6,シール作用部材11の環板状部6d,11bに当接し、その後は操作ボタン1,ブッシュ6,シール作用部材11,カム作用部材12およびステム8が一体となって下動する。
(64)ステム8の下動により周知の弁機構が開いて、容器本体側の内容物が概略、「ステム8の内部通路−上流側中間孔部1d−下流側中間孔部2c−ノズル2の内周面と逆止弁4の外周面との間の空間域−放出孔2a」を経て外部空間に放出される(図3参照)。
(71)先ず、放出孔2aの開状態のまま、操作ボタン1,14およびブッシュ6,シール作用部材11,カム作用部材12が、ステム8とともに当該ステムに対する周知の強い弾性復帰力によって静止モード位置まで上動する。この上動により、ステム側の弁機構が閉じて容器本体側からステム8の内部通路への内容物流入動作が終了する。
(72)続いて、逆止弁4およびカムフォロワ部5,13からなる弁部材3が、コイルスプリング7,弾性片部13cの弾性力により静止モードの初期位置に復帰して放出孔2aを閉状態に設定する。
(73)この弁部材3の復帰にともない、操作ボタン1、14も、カムフォロワ部5,13のカム倣い面5c,13bとブッシュ6,カム作用部材12の円弧状テーパカム面6f,12aとの倣い作用により上動して、同じく静止モードへと復帰する。
(81)先ず、逆止弁4にカムフォロワ部5,13を嵌合させて弁部材3とし、また、図1および図5のシャットオフ機構の場合にはコイルスプリング7をカムフォロワ部5に取り付け、
(82)次に、この弁部材3などをノズル2にその後方開口部から挿入し、
(83)次に、このノズル2を操作ボタン1,14にその前方開口部から挿入し、
(84)次に、ブッシュ6または、シール作用部材11とこれの環板状部11bに嵌合させたカム作用部材12との一体物を、操作ボタン1,14にその下方開口部から挿入して、カムフォロワ部5,13のカム倣い面5c,13bがブッシュ6,カム作用部材12の円弧状テーパカム面6f,12aと対向または当接した状態に設定する、
といった手順になる。
(91)ノズル2の下流側中間孔部2cを周回方向に複数設ける。
(92)軟材質の逆止弁4および硬材質のカムフォロワ部5,13をいわゆる2色成形やインサート成形により一部材として作成する。
(93)カムフォロワ部5,13およびブッシュ6,カム作用部材12それぞれのカム作用部として各種形状のものを用いる。
(94)ブッシュ6,シール作用部材11の各環板状部6d,11bの上面内端部分に、操作ボタン1,14の内容物放出操作時にその各環状垂下部1e,14cの下方向へのいわば通路となる、環状溝部を形成する。
(95)軟材質のシール作用部材11および硬材質のカム作用部材12をいわゆる2色成形やインサート成形により一部材として作成する。
1a:操作面
1b:上側空間域
1c:下側空間域
1d:上流側中間孔部
1e:筒状の環状垂下部
1f:複数の突起部
1g:環状段部
2:筒状のノズル
2a:内容物の放出孔
2b:環状凸部
2c:下流側中間孔部
2d:一対の環凸状部
2e:リブ状部
3:弁部材(=逆止弁4+カムフォロワ部5,13)
4:軟材質の逆止弁
4a:弁作用部
4b:環状の逆スカート部
5:硬材質のカムフォロワ部(図1〜図5で使用)
5a:中央突状部
5b:環状鍔部
5c:テーパ形状のカム倣い面
6:ブッシュ(図1〜図4,図6で使用)
6a:大径の下側筒状部
6b:小径の上側筒状部
6c:逆スカート部
6d:環板状部
6e:柱状のカム部
6f:円弧状(略半円状)テーパカム面
6g:切欠状部
7:コイルスプリング(図1〜図5で使用)
8:ステム
9:キャップ
10:ハウジング
11:軟材質のシール作用部材
11a:逆スカート部
11b:環板状部
12:硬材質のカム作用部材
12a:円弧状テーパカム面
12b:突状部
13:カムフォロワ部
13a:環状鍔部
13b:カム倣い面
13c:弾性片部(樹脂バネ)
14:操作ボタン
14a:円錐状テーパ面
14b:上流側中間孔部
14c:環状垂下部
Claims (8)
- 操作ボタンの作動モード設定操作にともない、先ず内容物放出孔に対する弁部材の移動により当該内容物放出孔がそれまでの閉状態から開状態に変化し、続いて当該開状態のまま、容器本体と連通可能な内容物通過用部材およびこれに取り付けられたブッシュ状部材が当該操作ボタンと連動するシャットオフ機構において、
前記弁部材は、
前記内容物放出孔を前記閉状態とする方向に弾性力で付勢され、
全体として、前記内容物放出孔に対する弁作用,当該内容物放出孔までの操作ボタン内部の内容物通過用空間域を設定するシール作用および、当該内容物通過用空間域の外側で前記弁部材の移動のためのカム作用を呈する部材であって、
当該弁作用を呈する弁作用部分および、当該シール作用を呈する第1の環状シール作用部分がそれぞれ形成された軟材質の弁・シール作用部と、
当該弁・シール作用部と一体化されて、当該カム作用を呈する第1のカム作用部分が当該内容物通過用空間域の外側に形成された硬材質の第1のカム作用部と、からなり、
前記ブッシュ状部材は、
前記操作ボタンの一部であって前記内容物通過用空間域へと続く筒状部の周面とのシール作用を呈する第2の環状シール作用部分と、
当該筒状部および当該第2の環状シール作用部分の外側に形成されて、前記第1のカム作用部分とのカム作用を呈する第2のカム作用部分と、を備えている、
ことを特徴とするシャットオフ機構。 - 前記弁部材は、
その全体が、単一の定まった形状からなり、前記操作ボタンに固定されることなしに一様に移動できる定形部材である、
ことを特徴とする請求項1記載のシャットオフ機構。 - 前記第1のカム作用部分は、
円周形状に設定されたカム倣い部分である、
ことを特徴とする請求項1または2記載のシャットオフ機構。 - 前記第2のカム作用部分は、
前記カム倣い部分と当接する円弧状で、かつ前記内容物放出孔に対する前記弁部材の離間方向に沿ってテーパ形状に設定されたカム面からなる、
ことを特徴とする請求項3記載のシャットオフ機構。 - 前記ブッシュ状部材は、
前記第2の環状シール作用部分が形成された軟材質のシール作用部と、
前記第2のカム作用部分が形成されて当該シール作用部と一体化された硬材質の第2のカム作用部と、からなる、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシャットオフ機構。 - 前記第1のカム作用部は、
前記弾性力の作用部としての樹脂バネが一体成形されたものである、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシャットオフ機構。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシャットオフ機構を備え、かつ、内容物を収容した、
ことを特徴とするポンプ式製品。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシャットオフ機構を備え、かつ、噴射用ガスおよび内容物を収容した、
ことを特徴とするエアゾール式製品。
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