JP2011088498A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向かって斜めに延びる傾斜溝が形成されたトレッドパターンを用いてウェット性能を確保しつつ、パターンノイズを低減したタイヤを提供する。
【解決手段】本発明に係る空気入りタイヤ1は、陸部20と、周方向溝30と、傾斜溝40とを備える。空気入りタイヤ1の断面において、少なくとも陸部20と周方向溝30との境界部分51,境界部分52は、曲線によって構成される。空気入りタイヤ1の断面において、周方向溝30の形状は、連続している。傾斜溝40は、少なくとも周方向溝30の底面31Aから陸部20の踏面21C,踏面21Sまで延在する。
【選択図】図1

Description

本発明は、路面と接する陸部と、タイヤ周方向に延びる周方向溝と、タイヤ赤道線に対して斜めにトレッド幅方向外側に向かって延びるとともに、周方向溝と交差する傾斜溝とを備えるタイヤに関する。
従来、自動車などに装着されるタイヤでは、湿潤路面での制動力やトラクションなど、いわゆるウェット性能を向上させるため、様々なトレッドパターンが用いられている。
例えば、タイヤ赤道線を含む部分に位置するトレッドセンター部から、トレッド幅方向の端部に位置するトレッドショルダー部に向かって斜めに延びる傾斜溝が形成されたトレッドパターンがよく知られている(例えば、特許文献1)。このような傾斜溝が形成されたタイヤによれば、トレッドと路面との間に入り込んだ水分をトレッド幅方向外側に効率的に排水できるため、ウェット性能(排水性)が向上する。
特開2001−71709号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、上述した従来のタイヤには、次のような問題があった。すなわち、傾斜溝によってウェット性能は向上するものの、傾斜溝のラグ溝成分に起因するパターンノイズが大きい。特に、近年、以前にも増してタイヤ騒音の低減に対する要求が高まっているため、このような傾斜溝に起因するパターンノイズも許容されない状況が生じつつある。
そこで、本発明は、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向かって斜めに延びる傾斜溝が形成されたトレッドパターンを用いてウェット性能を確保しつつ、パターンノイズを低減したタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、路面と接する陸部(陸部20)と、前記陸部を区画し、タイヤ周方向(タイヤ周方向tc)に延びる周方向溝(周方向溝30)と、トレッド面視において、タイヤ赤道線(タイヤ赤道線CL)に対して斜めにトレッド幅方向(トレッド幅方向tw)外側に向かって延びるとともに、前記周方向溝と交差する傾斜溝(傾斜溝40)とを備えるタイヤ(空気入りタイヤ1)であって、トレッド幅方向及びタイヤ径方向(タイヤ径方向tr)に沿った前記タイヤの断面において、前記陸部(例えば、踏面21Cや踏面21S)と、前記周方向溝(例えば、内側面31)との境界部分(例えば、境界部分51や境界部分52)は、曲線によって構成され、前記タイヤの断面において、前記周方向溝の形状は、連続しており、前記傾斜溝は、少なくとも前記周方向溝の溝底から前記陸部の踏面まで延在することを要旨とする。
ここで、新品時のタイヤに形成された傾斜溝に起因するパターンノイズを低減するために、周方向溝の開口部分の幅、具体的には、トレッド接地面に対する溝の割合(ネガティブ率)を増大させることが考えられる。この場合、周方向溝の体積が増えてしまうため、陸部の剛性(いわゆる、トレッドゴムのボリューム)が不足し、タイヤの寿命が短くなってしまう。
そこで、本発明の特徴によれば、境界部分は、タイヤの断面において曲線によって構成される。これによれば、トレッド幅方向に沿った周方向溝の開口部分の幅(ネガティブ率)が増大し、新品時のタイヤにおけるパターンノイズを低減できる。
一方、周方向溝の形状は、連続している。つまり、周方向溝は、折れ曲がった部分を含まないように、具体的には、角部分(いわゆる、エッジ)が形成されないように連続している。このため、タイヤの断面において矩形状の周方向溝と比べて、陸部の剛性が高くなり、タイヤの寿命を延ばすことができる。
また、境界部分は、タイヤの断面において曲線によって構成されることに加えて、傾斜溝は、少なくとも周方向溝の溝底から陸部の踏面まで延在する。これによれば、陸部に角部分が形成される場合と比べて、傾斜溝と路面との接地面積が減少し、傾斜溝に起因するパターンノイズを抑制できる。
さらに、傾斜溝は、周方向溝と交差する。これによれば、周方向溝と路面との間に入り込んだ水分をトレッド幅方向外側に効率的に排水できるため、ウェット性能(排水性)をより確実に確保できる。
また、境界部分がタイヤの断面において曲線によって構成されることに伴い、タイヤに負荷される荷重によって、トレッドと路面との接地面積が増減する。具体的には、低荷重時(例えば、通常走行時)には、接地面積が減少することによって、転がり抵抗が低減するため、自動車の省燃費に対する貢献度がより高くなる。一方、重荷重時(例えば、制動時)には、接地面積が増大することによって、トレッドと路面との摩擦係数が大きくなり、制動性能が向上する。
このように、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向かって斜めに延びる傾斜溝が形成されたトレッドパターンを用いてウェット性能を確保しつつ、パターンノイズを低減でき、加えて、制動性能をも向上する。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記傾斜溝の溝底は、前記周方向溝の溝底(底面31A)よりもタイヤ径方向内側に位置することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、前記陸部は、トレッドショルダー部に設けられ、前記傾斜溝は、トレッド幅方向における中央領域(中央領域C)から前記トレッドショルダー部まで延在することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、前記陸部は、タイヤ赤道線を含む部分に位置するトレッドセンター部、及びトレッド幅方向の端部に位置するトレッドショルダー部に設けられ、前記周方向溝は、前記トレッドセンター部と前記トレッドショルダー部との間に形成され、前記傾斜溝は、前記トレッドセンター部、前記周方向溝及び前記トレッドショルダー部に渡って延在することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴に係り、前記タイヤの断面において、前記タイヤの外縁はトロイド状であり、前記トレッドセンター部に設けられる前記陸部(センター陸部20C)は、前記タイヤがリムホイールに組み付けられていないタイヤ単体の状態において、前記トレッドショルダー部の一方に設けられる前記陸部(ショルダー陸部20S)と、前記トレッドショルダー部の他方に設けられる前記陸部とを前記トロイド状の形状に沿って結ぶトレッド仮想線(トレッド仮想線TI)よりもタイヤ径方向内側に位置し、かつ、リムホイールに組み付けられた前記タイヤに正規内圧及び正規荷重が負荷された状態において、路面と接することを要旨とする。
ここで、正規内圧とは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear Book2008年度版の最大負荷能力に対応する空気圧であり、正規荷重とは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear Book2008年度版の単輪を適用した場合の最大負荷能力に相当する荷重である。日本以外では、正規内圧とは、後述する規格に記載されている単輪の最大荷重(最大負荷能力)に対応する空気圧であり、正規荷重とは、後述する規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重(最大負荷能力)のことである。規格は、タイヤが生産又は使用される地域に有効な産業規格によって決められている。例えば、アメリカ合衆国では、”The Tire and Rim Association Inc. のYear Book ”であり、欧州では”The European Tire and Rim Technical OrganizationのStandards Manual”である。
本発明の特徴によれば、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向かって斜めに延びる傾斜溝が形成されたトレッドパターンを用いてウェット性能を確保しつつ、パターンノイズを低減したタイヤを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す拡大斜視図である。 図3は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の断面図である。 図4は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の拡大断面図である。 図5は、比較例1に係る空気入りタイヤ100Aのトレッドパターンを示す展開図である。 図6は、比較例2に係る空気入りタイヤ100Bのトレッドパターンを示す展開図である。 図7は、変更例1に係る空気入りタイヤ1Aの一部を示す斜視図である。 図8は、変更例2に係る空気入りタイヤ1Bの一部を示す斜視図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)空気入りタイヤの構成、(2)陸部、周方向溝及び傾斜溝の関係、(3)比較評価、(4)作用・効果、(5)変更例、(6)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)空気入りタイヤの構成
まず、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す拡大斜視図である。
図3は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の断面図(図1のA−A断面図)である。図4は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の拡大断面図である。空気入りタイヤ1の断面とは、トレッド幅方向tw及びタイヤ径方向trに沿った断面を示す。なお、空気入りタイヤ1の断面において、空気入りタイヤ1の外縁は、トロイド状である。また、空気入りタイヤ1には、空気ではなく、窒素ガスなどの不活性ガスが充填されてもよい。
図1及び図2に示すように、空気入りタイヤ1は、路面と接するトレッド10を備える。なお、空気入りタイヤ1の内部構成については、ビード部やカーカス、ベルトなどを備える一般的なタイヤである。この空気入りタイヤ1は、陸部20と、周方向溝30と、傾斜溝40とを備える。
(1.1)陸部の構成
図1及び図2に示すように、陸部20は、路面と接する。陸部20は、センター陸部20Cと、ショルダー陸部20Sとによって構成される。
センター陸部20Cは、トレッドセンター部、具体的には、トレッド幅方向twにおける中央領域Cに設けられる。中央領域Cとは、タイヤ赤道線を含む領域(例えば、トレッド接地幅TWに対して30%)である。
センター陸部20Cは、周方向溝30よりもタイヤ径方向tr外側に***している。センター陸部20Cは、図3及び図4に示すように、トレッド仮想線TIよりもタイヤ径方向tr内側に位置する。なお、トレッド仮想線TIとは、空気入りタイヤ1がリムホイール(不図示)に組み付けられていない空気入りタイヤ1単体の状態(いわゆる、空気が入っていない状態)において、一方のショルダー陸部20Sと他方のショルダー陸部20Sとをトロイド状の形状に沿って結ぶ線を示す。
センター陸部20Cは、リムホイールに組み付けられた空気入りタイヤ1に正規内圧及び正規荷重が負荷された状態において、路面と接する。センター陸部20Cは、タイヤ径方向tr外側に凸となるように湾曲している。具体的には、センター陸部20Cには、タイヤ径方向tr外側に位置し、路面と接する湾曲状の踏面21Cが設けられる。
ショルダー陸部20Sは、トレッド幅方向tw外側に位置する一対のトレッドショルダー部にそれぞれ設けられる。ショルダー陸部20Sには、タイヤ径方向tr外側に位置し、路面と接する踏面21Sが設けられる。
(1.2)周方向溝の構成
図1及び図2に示すように、周方向溝30は、陸部20(センター陸部20C及びショルダー陸部20S)を区画し、タイヤ周方向tcに延びている。周方向溝30は、センター陸部20Cとショルダー陸部20Sとの間に形成される(2本設けられる)。周方向溝30は、陸部20よりもタイヤ径方向tr内側に凹んでいる。
周方向溝30には、内側面31(溝表面)が設けられる。内側面31は、タイヤ径方向tr内側に凸となるように湾曲している。具体的には、内側面31は、最もタイヤ周方向tc内側に位置する湾曲状の底面31A(溝底)と、ショルダー陸部20S側において底面31Aと連続する湾曲状の側面31Bと、センター陸部20C側において底面31Aと連続する湾曲状の側面31Cとを有する。
空気入りタイヤ1の断面において、周方向溝30の形状、具体的には、周方向溝30の内側面31の形状は、折れ曲がった部分を含まないように連続している。つまり、周方向溝30の内側面31全体は、角部分(いわゆる、エッジ)が形成されないように連続している。
(1.3)傾斜溝の構成
図1及び図2に示すように、傾斜溝40は、トレッド面視において、空気入りタイヤ1の中心を通るタイヤ赤道線CLに対して斜めにトレッド幅方向tw外側に向かって延びるとともに、周方向溝30と交差する。
傾斜溝40は、タイヤ赤道線CLの両側において、センター陸部20Cまたは周方向溝30からショルダー陸部20Sの踏面21S(実施形態では、外側端22)に渡って延在する。傾斜溝40は、タイヤ回転方向r後方に向かうに連れてタイヤ赤道線CLから離れるように、タイヤ赤道線CLに対して傾斜する。
傾斜溝40は、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に渡って延在する。傾斜溝40は、長傾斜溝41と、タイヤ周方向tcに対して長傾斜溝41と交互に設けられる短傾斜溝42とによって構成される。
長傾斜溝41は、短傾斜溝42よりも長い。具体的には、長傾斜溝41は、センター陸部20Cの踏面21C、周方向溝30(底面31A、側面31B及び側面31C)及びショルダー陸部20Sの外側端22に渡って連続して延在する。一方、短傾斜溝42は、周方向溝30の底面31A、側面31B及びショルダー陸部20Sの外側端22に渡って連続して延在する。
トレッド面視において、傾斜溝40(長傾斜溝41及び短傾斜溝42)は、溝内溝140を含む。溝内溝140は、周方向溝30の内側面31(例えば、底面31A)よりもタイヤ径方向tr内側にさらに凹んでいる。つまり、溝内溝140は、傾斜溝40と連なるとともに、少なくとも周方向溝30から何れかのショルダー陸部20Sに向かって斜めに延びている。
ここで、傾斜溝40の溝底は、周方向溝30の底面31Aよりもタイヤ径方向tr内側に位置する(図2〜図3参照)。溝内溝140のタイヤ径方向trにおける外側端141(図4参照、すなわち傾斜溝40の縁部分)に位置する周方向溝30の内側面31、特に、周方向溝30の側面31B及び側面31Cは、空気入りタイヤ1の摩耗が進行すると、路面と接する。
(2)陸部、周方向溝及び傾斜溝の関係
次に、上述した陸部20、周方向溝30及び傾斜溝40の関係について、図3及び図4を参照しながら説明する。
図3及び図4に示すように、空気入りタイヤ1の断面において、センター陸部20Cと周方向溝30との境界部分51は、曲線によって構成される。具体的には、境界部分51は、センター陸部20Cの踏面21Cと、周方向溝30の内側面31(側面31C)との境目を示す。すなわち、少なくともセンター陸部20Cの踏面21Cと周方向溝30の側面31Cとは、R形状(ラウンド状(例えば、R45))の面取りが施される。
同様に、空気入りタイヤ1の断面において、ショルダー陸部20Sの踏面21Sと、周方向溝30の内側面31(側面31B)との境界部分52は、曲線によって構成される。すなわち、少なくともショルダー陸部20Sの踏面21Sと、周方向溝30の側面31Bとは、R形状(例えば、R10)の面取りが施される。
空気入りタイヤ1の断面において、タイヤ赤道線CLからショルダー陸部20Sのトレッド幅方向twにおける外側端22までの距離を‘TW1’とし、タイヤ赤道線CLから境界部分52の最もトレッド幅方向tw外側(すなわち、踏面21Sの最もトレッド幅方向tw内側)までの距離を‘L1’とした場合、L1/TW1=0.9以下の関係を満たす。例えば、L1/TW1は、0.59である。
空気入りタイヤ1の断面において、周方向溝30の底面31Aから傾斜溝40の底部までのタイヤ径方向trに沿った深さを‘d1’とし、トレッド仮想線TIから底面31Aまでのタイヤ径方向trに沿った深さを‘D1’とした場合、d1/(D1+d1)=0.5以下の関係を満たす。例えば、d1/(D1+d1)は、0.08である。なお、d1は、0.7mm以上であることが好ましい。
空気入りタイヤ1の断面において、境界部分51とセンター陸部20Cの踏面21Cとの境目から境界部分52の最もトレッド幅方向tw内側(すなわち、側面31Bの最もトレッド幅方向tw外側)までの距離を‘L2’とし、トレッド仮想線TIから底面31Aまでのタイヤ径方向trに沿った深さを‘D1’とした場合、L2/D1=1.2以上の関係を満たす。例えば、L2/D1は、5.2である。
空気入りタイヤ1の断面において、一対の境界部分52の最も境界部分52外側(すなわち、踏面21Sの最もトレッド幅方向tw内側)同士を結ぶ直線SLからセンター陸部20Cの踏面21Cまでのタイヤ径方向trに沿った高さを‘h1’とし、直線SLからトレッド仮想線TIまでのタイヤ径方向trに沿った高さを‘h2’とした場合、0≦h1≦h2の関係を満たす。例えば、h1は、0.4mmであり、h2は、1.9mmである。すなわち、トレッド仮想線TIからセンター陸部20Cの踏面21Cまでのタイヤ径方向trに沿った深さ(d2)は、1.5mmである。
(3)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)各空気入りタイヤの構成、(3.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(3.1)各空気入りタイヤの構成
まず、比較例及び実施例に係る空気入りタイヤについて、簡単に説明する。なお、各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ : 225/45R17(サマータイヤ)
・ リムサイズ : 7J−17
・ 荷重条件 : ドライバー1名+600N
・ 内圧条件 : 試験車両の指定内圧
比較例1に係る空気入りタイヤ100Aは、図5に示すように、2本の周方向溝101と、タイヤ赤道線CLに対して斜めに延びるとともに、周方向溝101と交差する傾斜溝102Aとを備える。なお、傾斜溝102Aは、周方向溝101内には形成されていない。
比較例2に係る空気入りタイヤ100Bは、図6に示すように、タイヤ赤道線CLに対して斜めに延びる傾斜溝102Bを備える。なお、空気入りタイヤ100Bには、周方向溝が形成されていない。
実施例に係る空気入りタイヤ1は、上述した実施形態(図1〜図4参照)で説明したものである。
(3.2)評価結果
上述した比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いた評価結果について、表1を参照しながら説明する。具体的には、(3.2.1)転がり抵抗、(3.2.2)ノイズ、(3.2.3)ハイプレ性、(3.2.4)制動性能について説明する。
Figure 2011088498
(3.2.1)転がり抵抗
各空気入りタイヤを転がり抵抗試験ドラムに装着し、比較例1に係る空気入りタイヤ100Aの転がり抵抗の値を‘100’とし、その他の空気入りタイヤの転がり抵抗の値を測定した。なお、指数が大きいほど、転がり抵抗が低い。
この結果、実施例に係る空気入りタイヤ1は、比較例1,2に係る空気入りタイヤに比べて、転がり抵抗が低いことが判明した。すなわち、実施例に係る空気入りタイヤ1は、比較例1,2に係る空気入りタイヤよりも省燃費に貢献することが判明した。
(3.2.2)ノイズ
新品時の各空気入りタイヤが装着された車両でテストコースを走行し、比較例1に係る空気入りタイヤ100Aが装着された車両の惰走時(速度60km/h)のノイズを‘100’とし、その他の空気入りタイヤが装着された車両のノイズをフィーリング評価した。なお、指数が大きいほど、ノイズが小さい。
この結果、実施例に係る空気入りタイヤ1は、比較例1,2に係る空気入りタイヤに比べて、ノイズが小さいことが判明した。
(3.2.3)ハイプレ性
50%摩耗時の各空気入りタイヤが装着された車両でテストコース(水深6mm)を走行し、比較例に係る空気入りタイヤ100Aが装着された車両を徐々に加速させてハイドロプレーニング現象が生じた速度を‘100’とし、その他の空気入りタイヤが装着された車両でハイドロプレーニング現象が生じた速度を評価した。なお、指数が大きいほど、ハイプレ性に優れている。
この結果、実施例に係る空気入りタイヤ1は、比較例1に係る空気入りタイヤに比べて、ハイドロプレーニング現象が生じにくいことが判明した。
(3.2.4)制動性能
50%摩耗時の各空気入りタイヤが装着された車両でテストコース(水深2mm)を走行し、比較例に係る空気入りタイヤ100Aが装着された車両が速度60km/hからフルブレーキを欠けて停止するまでの距離(減速度)を‘100’とし、その他の空気入りタイヤが装着された車両の減速度を評価した。なお、指数が大きいほど、制動性能に優れている。
この結果、実施例に係る空気入りタイヤ1は、比較例1に係る空気入りタイヤに比べて、制動性能が向上することが判明した。
(4)作用・効果
ここで、新品時の空気入りタイヤに形成された傾斜溝40に起因するパターンノイズを低減するために、周方向溝30の開口部分の幅、具体的には、トレッド接地面に対する溝の割合(ネガティブ率)を増大させることが考えられる。この場合、周方向溝30の体積が増えてしまうため、陸部20の剛性(いわゆる、トレッドゴムのボリューム)が不足し、空気入りタイヤの寿命が短くなってしまう。
そこで、実施形態では、境界部分51及び境界部分52は、空気入りタイヤ1の断面において曲線によって構成される。これによれば、トレッド幅方向twに沿った周方向溝30の開口部分の幅(ネガティブ率)が増大し、新品時のタイヤにおけるパターンノイズを低減できる。
一方、周方向溝の形状(周方向溝30の内側面31)は、連続している。つまり、周方向溝は、折れ曲がった部分を含まないように、具体的には、角部分(いわゆる、エッジ)が形成されないように連続している。このため、タイヤの断面において矩形状の周方向溝(具体的には、周方向溝の開口部分の幅を確保した状態でタイヤ径方向に沿って垂直な側壁によって形成される周方向溝)と比べて、陸部の剛性が高くなり、タイヤの寿命を延ばすことができる。
また、境界部分51及び境界部分52は、空気入りタイヤ1の断面において曲線によって構成されることに加えて、傾斜溝40は、少なくとも周方向溝30の底面31Aから陸部20(センター陸部20C及びショルダー陸部20S)の踏面(踏面21C及び踏面21S)まで延在する。これによれば、陸部に角部分が形成される場合と比べて、傾斜溝40と路面との接地面積が減少し、傾斜溝40成分に起因するパターンノイズを抑制できる。
さらに、傾斜溝40は、周方向溝30と交差する。これによれば、周方向溝30と路面との間に入り込んだ水分をトレッド幅方向tw外側に効率的に排水できるため、ウェット性能(排水性)をより確実に確保できる。
また、境界部分51及び境界部分52が空気入りタイヤ1の断面において曲線によって構成されることに伴い、空気入りタイヤ1に負荷される荷重によって、トレッド10と路面との接地面積が増減する。具体的には、低荷重時(例えば、通常走行時)には、接地面積が減少することによって、転がり抵抗が低減するため、自動車の省燃費に対する貢献度がより高くなる。一方、重荷重時(例えば、制動時)には、接地面積が増大することによって、トレッド10と路面との摩擦係数が大きくなり、制動性能が向上する。
このように、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向かって斜めに延びる傾斜溝40が形成されたトレッドパターンを用いてウェット性能を確保しつつ、パターンノイズを低減でき、加えて、制動性能をも向上する。
実施形態では、傾斜溝40の溝底は、周方向溝30の底面31Aよりもタイヤ径方向tr内側に位置する。これによれば、トレッド10と路面との間に入り込んだ水分を傾斜溝40の形状に沿って確実に排水される。このため、パターンノイズを低減させつつ、ウェット性能を確実に向上できる。
実施形態では、傾斜溝40は、中央領域Cからトレッドショルダー部、具体的には、トレッドセンター部、周方向溝30及びトレッドショルダー部に渡って延在する。これによれば、トレッド10と路面との間に入り込んだ水分を中央領域Cからトレッド幅方向tw外側に確実に排水できる。このため、パターンノイズを低減させつつ、ウェット性能を確実に向上できる。
実施形態では、センター陸部20Cは、トレッド仮想線TIよりもタイヤ径方向tr内側に位置する。これによれば、低荷重時においても、センター陸部20Cの接地面積の増大を招くことなく、転がり抵抗を低減できるため、自動車の省燃費に対する貢献度がさらに高くなる。
また、センター陸部20Cは、リムホイールに組み付けられた空気入りタイヤ1に正規内圧及び正規荷重が負荷された状態において、路面と接する。これによれば、重荷重時には、センター陸部20Cが路面により強く接し、センター陸部20Cの接地面積が確実に増大する。
実施形態では、少なくとも周方向溝30には、溝内溝140が形成される。この溝内溝140のタイヤ径方向trにおける外側端141(傾斜溝40の縁部分)に位置する周方向溝30の内側面31、具体的には、周方向溝30の表面(特に、側面31B及び側面31C)は、空気入りタイヤ1の摩耗が進行すると、路面と接する。これによれば、摩耗時において、溝内溝140が路面を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ成分)が増大する。このため、転がり抵抗の低減を実現しつつ、駆動性能をも確保できる。
実施形態では、L1/TW1=0.9以下の関係を満たす。なお、L1/TW1が0.9よりも大きいと、トレッド幅方向twに沿ったショルダー陸部20Sの幅が小さくなり過ぎてしまい、制動性能や駆動性能を確保しにくくなる。
実施形態では、d1/(D1+d1)=0.5以下の関係を満たす。なお、d1/(D1+d1)の値が0.5よりも大きいと、周方向溝30が浅くなり過ぎてしまい、ウェット性能やノイズ低減を実現しにくくなる。
特に、d1は、0.7mm以上であることが好ましい。なお、d1が0.7mmよりも小さいと、トレッド10と路面との間に入り込んだ水分が溝内溝140を通過しにくく、トレッド幅方向tw外側に効率的に排水できないことがある。
実施形態では、L2/D1=1.2以上の関係を満たす。なお、L2/D1が1.2よりも小さいと、センター陸部20Cやショルダー陸部20Sの剛性を確保しくくく、制動性能や操縦安定性(初期応答性)などを確保できないことがある。
実施形態では、0≦h1≦h2の関係を満たす。なお、センター陸部20Cの踏面21Cが直線SLよりもタイヤ径方向tr内側に位置する場合、センター陸部20Cがスピンしやすく、制動性能や操縦安定性(初期応答性)などを確保できないことがある。一方、センター陸部20Cの踏面21Cがトレッド仮想線TIよりもタイヤ径方向tr外側に位置し、路面に対するセンター陸部20Cの接地圧が上がり過ぎて、転がり抵抗の低減を実現しにくくなる。
(5)変更例
次に、上述した実施形態に係る空気入りタイヤ1の変更例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した実施形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
(5.1)変更例1
まず、変更例1に係る空気入りタイヤ1Aの構成について、図面を参照しながら説明する。図7は、変更例1に係る空気入りタイヤ1Aの一部を示す斜視図である。
上述した実施形態では、傾斜溝40は、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に渡って延在する。これに対して、変更例1では、図7に示すように、傾斜溝400Aは、中央側傾斜溝410と、端部側傾斜溝420とによって構成される。
中央側傾斜溝410は、周方向溝30Aに設けられる。具体的には、中央側傾斜溝410は、周方向溝30Aの側面31B、底面31Aに渡って連続して延在する。
端部側傾斜溝420は、周方向溝30Aからショルダー陸部20Sに渡って延在する。具体的には、端部側傾斜溝420は、周方向溝30Aの底面31A、側面31C、ショルダー陸部20Sの踏面21S(外側端22)に渡って連続して延在する。
このような変更例1によれば、実施形態と同様に、空気入りタイヤ1Aの摩耗が進行しても、傾斜溝400Aが路面を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ成分)が増大するため、転がり抵抗の低減を実現しつつ、駆動性能をも確保できる。
なお、傾斜溝400Aは、少なくとも周方向溝30Aの底面31Aから陸部20の踏面(踏面21Cまたは踏面21S)まで延在していればよい。
(5.2)変更例2
まず、変更例2に係る空気入りタイヤ1Bの構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、変更例2に係る空気入りタイヤ1Bの一部を示す斜視図である。
上述した実施形態では、陸部20は、センター陸部20Cとショルダー陸部20Sとによって構成される。これに対して、変更例2では、図8に示すように、陸部20は、ショルダー陸部20Sのみによって構成される。
この場合、周方向溝30Bは、一方のショルダー陸部20Sと他方のショルダー陸部20Sとの間に形成される。この周方向溝30Bの内側面32は、最もタイヤ周方向tc内側に位置する平坦状の底面32Aと、ショルダー陸部20S側において底面32Aと連続する湾曲状の側面32Bとを有する。
なお、周方向溝30Aの内側面32の形状は、折れ曲がった部分を含まないように連続している。つまり、周方向溝30Aの内側面32全体は、角部分(いわゆる、エッジ)が形成されないように連続している。また、傾斜溝400Bについては、上述した実施形態と同様に、中央領域Cからトレッドショルダー部まで延在している。
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、タイヤとして、空気や窒素ガスなどが充填される空気入りタイヤ1であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、ソリッドタイヤ(ノーパンクタイヤ)でもあってもよい。
また、空気入りタイヤ1のトレッドパターンについては、実施形態で説明したものに限定されるものではなく、目的に応じて適宜設定できることは勿論である。
例えば、センター陸部20Cは、一対のショルダー陸部20S間において1つ設けられものとして説明したが、これに限定されるものではなく、一対のショルダー陸部20S間に複数設けられていてもよく、タイヤ赤道線CLからずれた位置に設けられていてもよい。すなわち、周方向溝30の個数や配置箇所についても、目的に応じて適宜設定できる。
また、センター陸部20Cは、トレッド仮想線TIよりもタイヤ径方向tr内側に位置するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、トレッド仮想線TIと接するように位置していてもよく、トレッド仮想線TIよりも若干タイヤ径方向tr外側に位置していてもよい。
また、傾斜溝40は、タイヤ赤道線CLの両側に設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、タイヤ赤道線CLの片側にのみ形成されていてもよい。
また、傾斜溝40は、長傾斜溝41と短傾斜溝42とによって構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、長傾斜溝41のみであってもよく、短傾斜溝42のみであってもよい。なお、長傾斜溝41や短傾斜溝42については、トレッド幅方向twに沿って連続していればよく、途中で複数に分かれるように形成されていてもよいことは勿論である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1,1A,1B…空気入りタイヤ1、10…トレッド、20…陸部、20C…センター陸部、20S…ショルダー陸部、21C,21S…踏面、22…外側端、30,30A,30B…周方向溝、31,32…内側面、31A,32A…底面、31B,32B…側面、31C…側面、40(400A,400B)…傾斜溝、41…長傾斜溝、42…短傾斜溝、51,52…境界部分、140…溝内溝、141…外側端

Claims (5)

  1. 路面と接する陸部と、
    前記陸部を区画し、タイヤ周方向に延びる周方向溝と、
    トレッド面視において、タイヤ赤道線に対して斜めにトレッド幅方向外側に向かって延びるとともに、前記周方向溝と交差する傾斜溝と
    を備えるタイヤであって、
    トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った前記タイヤの断面において、前記陸部と前記周方向溝との境界部分は、曲線によって構成され、
    前記タイヤの断面において、前記周方向溝の形状は、連続しており、
    前記傾斜溝は、少なくとも前記周方向溝の溝底から前記陸部の踏面まで延在するタイヤ。
  2. 前記傾斜溝の溝底は、前記周方向溝の溝底よりもタイヤ径方向内側に位置する請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記陸部は、トレッドショルダー部に設けられ、
    前記傾斜溝は、トレッド幅方向における中央領域から前記トレッドショルダー部まで延在する請求項1または2に記載のタイヤ。
  4. 前記陸部は、タイヤ赤道線を含む部分に位置するトレッドセンター部、及びトレッド幅方向の端部に位置するトレッドショルダー部に設けられ、
    前記周方向溝は、前記トレッドセンター部と前記トレッドショルダー部との間に形成され、
    前記傾斜溝は、前記トレッドセンター部、前記周方向溝及び前記トレッドショルダー部に渡って延在する請求項1または2に記載のタイヤ。
  5. 前記タイヤの断面において、前記タイヤの外縁はトロイド状であり、
    前記トレッドセンター部に設けられる前記陸部は、
    前記タイヤがリムホイールに組み付けられていないタイヤ単体の状態において、前記トレッドショルダー部の一方に設けられる前記陸部と、前記トレッドショルダー部の他方に設けられる前記陸部とを前記トロイド状の形状に沿って結ぶトレッド仮想線よりもタイヤ径方向内側に位置し、かつ、リムホイールに組み付けられた前記タイヤに正規内圧及び正規荷重が負荷された状態において、路面と接する請求項4に記載のタイヤ。
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