JP2011087038A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末を構成する第1筐体及び第2筐体を連結するための連結部を小型化しつつ、連結部を挿通するケーブルの浮きを防止するとともに、ケーブルの余長を調整して連結部に固定すること。
【解決手段】本発明の携帯端末は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1、2筐体を回動自在に連結し、中空部を有する軸部を回転可能に保持する軸受け部から構成される連結部と、前記軸部内を挿通するケーブルと、を備え、前記連結部は、前記軸部材の前記中空部を挿通した前記ケーブルを挟持する固定部を備え、前記固定部は、前記ケーブルの径よりも小さい幅を有し、前記ケーブルを挟み込む切欠き部と、前記切欠き部の最狭幅よりも狭い幅を有し、前記切欠き部に挟み込まれた前記ケーブルの抜けを防ぐ引っ掛け部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1筐体と第2筐体とが連結部を介して回動自在に連結された携帯端末に関する。
従来、主に操作部を有する第1筐体と、主に液晶画面を有する第2筐体とを、ヒンジ機構を介して開閉可能な折畳み式の携帯電子機器が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の携帯電話機では、携帯電話機の連結部(ヒンジ部)内に、複数の電線からなるケーブルが配索されているが、そのケーブルの両端部には、携帯電話機を構成する筐体内に設けられた基板と接続するコネクタ部が設けられている。そして、連結部は、コネクタ部に電線の捩れが伝わらないように、ケーブルを配索する構成となっている。
特開2007−122195号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の携帯電話機では、連結部において、ケーブルの浮き上がりを防ぐ構成にはなっていないため、ヒンジの回動動作によりケーブルが浮き上がってきてしまう恐れがある。特に、軸受け部材の連結部分が小型化され、ケーブルを配置するスペースが狭小化した場合には、組み立て工程を容易にするために、浮き上がり防止に加えて、連結部への固定前にケーブルの余長を調整できるように構成することが望ましい。
本発明の目的は、携帯端末を構成する第1筐体及び第2筐体を連結するための連結部を小型化しつつ、連結部を挿通するケーブルの浮きを防止するとともに、ケーブルの余長を調整して連結部に固定することができる携帯端末を提供することである。
本発明は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結し、かつ、中空部を有する軸部及び前記軸部を回転可能に保持する軸受け部から構成される連結部と、前記軸部内を挿通するケーブルと、を備える携帯端末であって、前記連結部は、前記軸部材の前記中空部を挿通した前記ケーブルを挟持する固定部を備え、前記固定部は、前記ケーブルの径よりも小さい幅を有し、前記ケーブルを挟み込む切欠き部と、前記切欠き部の最狭幅よりも狭い幅を有し、前記切欠き部に挟み込まれた前記ケーブルの抜けを防ぐ引っ掛け部と、を備える携帯端末を提供する。
上記構成によれば、携帯端末を構成する第1筐体及び第2筐体を連結するための連結部を小型化しつつ、連結部を挿通するケーブルの浮きを防止するとともに、ケーブルの余長を調整してケーブルを連結部に固定することができる。
上記携帯端末では、前記連結部は、更に、前記中空部と前記固定部との間に位置し、かつ、前記中空部と前記固定部との間の前記ケーブルの一部を前記連結部内で前記ケーブルの径よりも狭い空間に収容するカバーを備える。
上記構成によれば、前記軸部材の前記中空部を挿通した前記ケーブルのわずかな浮き上がりも防止して、連結部にケーブルを固定できる。
本発明に係る携帯端末によれば、携帯端末を構成する第1筐体及び第2筐体を連結するための連結部を小型化しつつ、連結部を挿通するケーブルの浮きを防止するとともに、ケーブルの余長を調整してケーブルを連結部に固定することができる。
本発明の実施の形態における携帯電話の外観を示す斜視図(a)閉状態、(b)第1開状態、(c)第2開状態 図1(a)における第2ヒンジの中心を図示した断面図 実施の形態における携帯電話の筐体内の電気的構成を示すブロック図 回動軸部41の斜視図 回動軸部41を裏側から見た斜視図 ケーブル32を組み付けた回動軸部41の斜視図 固定部56を正面から見た平面図 ケーブル32を固定するための固定構造を示す斜視図 ケーブル32を組み付けたカバー70の断面図(1) ケーブル32を組み付けたカバー70の断面図(2)
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、ここでは、本発明の携帯端末として、折畳型(開閉式)携帯電話に適用して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における開閉式携帯電話1(以下、携帯端末1という)の外観を示す斜視図であり、(a)は閉状態、(b)は第1開状態、(c)は第2開状態を示す。図2は、図1(a)における第2ヒンジの中心を図示した断面図である。図3は、本発明の実施の形態における開閉式携帯電話の筐体内の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の携帯端末1は、大略構成として、略箱状の上筐体2(第2筐体)と、略箱状の下筐体3(第1筐体)と、上筐体2及び下筐体3を開閉可能に連結する連結部4と、を備える。連結部4の回動動作により、携帯端末1は、軸心aを中心に矢印A方向(第1方向)及び矢印A方向に直交し軸心bを中心に矢印B方向(第2方向)に開閉可能に連結されている。
携帯時には、図1(a)に示すように、携帯端末1を構成する上筐体2と下筐体3とが互いに重なった重畳状態(閉じた状態または閉状態)で用いられる。例えば、通話時、文字や数字、電話番号を入力する場合、図1(b)に示すように、携帯端末1が閉状態から、下筐体3に対して上筐体2を軸心aを中心に矢印A方向(または第1方向)に回動させた第1の開いた状態(第1開状態または縦開きの状態)で用いられる。例えば、TVを横長画面で視聴する場合、図1(c)に示すように、携帯端末1が閉状態から、下筐体3に対して上筐体2を軸心bを中心に矢印B方向(または第2方向といい、第1方向と直交する方向である)に回動させた第2の開いた状態(第2開状態または横開きの状態)で用いられる。
次に、本実施の形態の開閉式携帯電話の携帯端末1が有する各構成について、図1〜図3を用いて説明する。
上筐体2は、レシーバ5と、スピーカ6と、第1表示部7と、第2表示部8と、第1カメラ部9と、磁気検出素子として用いる第1ホール素子10と第2ホール素子11と、第1の電気回路部である第1プリント基板12と、を収容している。上筐体2の主面2A側には第1表示部7が設けられている。主面2Aとは反対側の裏面2Bには第2表示部8が設けられている。
下筐体3は、送話部(マイクロフォン)13と、操作部14と、第2カメラ部15と、第1磁石16と、アンテナ17と、第2の電気回路部である第2プリント基板18と、UIMカード装着部19と、着脱可能な電池20などを収容している。第2プリント基板18には、無線回路部21、データ変換部22、音声処理部23、画像処理部24、情報記録部25及び制御部26などを実装している(図2では、2点鎖線で示している)。また、第2プリント基板18には給電部(図示せず)を形成し、給電部にアンテナ17が接続される。このうち、下筐体3の主面3Aには、携帯端末1が第1、第2開状態のときに露出する操作部14が設けられる。契約者の情報や電話番号情報、個人識別情報などが記録されたICカードとして使用されるUIM(User Identity Module)カードは、電池20に隣接配置されたUIMカード装着部19に装着され、電池20を覆う電池カバー27と電池20が外された状態で交換(抜き挿し)できるようになっている。電池カバー27は、主面3Aとは反対側の背面3Bの一部を構成し、着脱可能になっている。
連結部4は、第1連結部28と第2連結部29が装着され、上筐体2と下筐体3とを回動可能に連結するものである。また、連結部4には、片端は第1プリント基板12の表面に設けられた第1コネクタ30に差し込まれ、他端は第2プリント基板18の表面に設けられた第2コネクタ31に差し込まれて、第1プリント基板12と第2プリント基板18とを電気的に接続する、可撓性を有する配線部材(ケーブル)32が通される。ケーブル32は複数本からなり、ポリエステルなどの繊維で形成された筒状の管部材33の中に通される。第2磁石34は、閉状態と第1開状態のときに第2ホール素子11と対向するように連結部4の内部に設けられている。
次に、下筐体3について、詳述する。マイクロフォン13は、下筐体3の主面3Aにあって携帯端末1が閉状態のときに上筐体2が対向して覆われ、携帯端末1が第1または第2開状態のときに露出するように設けられている。通話時は、使用者の音声を通信相手に送話する。
操作部14は、下筐体3の主面3Aに配置されている。電話番号や文字を入力するために、数字や文字、記号が印刷されている。受話や終話、レシーバ5やスピーカ6から出力される音量の調節、マナーモードへの切替え、メニュー画面における選択と確定などができる複数の操作ボタンなどからなる。
第2カメラ部15は、主面3Aの反対側の背面3B側であって第2プリント基板18に近接して配設され、第1開状態のときには第1表示部7の後方が撮像可能になっている。被写体が使用者の前方にあるとき、撮影しながら第1表示部7に表示される撮影画像が確認できる。
第2カメラ部15と前述した第1カメラ部9は、ともに捉えた被写体からの入射光を、レンズ群を通過してCCD(電荷結合素子)などの光電変換素子にて光信号から電気信号に変換され、画像情報が生成される。画像情報は、画像処理部24にて処理された後、第1表示部7に画像を生成する。また、撮像した画像は電話番号とともに電話帳に記録できる。画像が保存されている相手から着信があった場合、携帯端末1が閉状態であれば第2表示部8に、携帯端末1が第1または第2開状態であれば第1表示部7に、該当する電話番号と関連付けられた画像を表示する。関連付けられた画像が顔画像であれば、発信相手を容易(一目)に認識できる。
このため、第1表示部7、第2表示部8、第1カメラ部9及び第2カメラ部15は、画像処理部24と接続されており、第1カメラ部9及び第2カメラ部15が撮影した画像情報は、所定の操作を行うと、情報記録部25に記録される。なお、情報記録部25は、第1カメラ部9及び第2カメラ部15が撮影した画像情報の以外にも、電話番号情報や音声情報、他の画像情報(受信した画像情報等)、作成中または送受信したメール等の文字情報を記録することができる。
アンテナ17は、下筐体3内に配置される。アンテナ17は、GSM方式の帯域である900MHz帯、1.8GHz帯、1.9GHz帯と、W−CDMA方式の帯域である2GHz帯のいずれかで共振点を有し、これらいずれかの帯域、或は複数の帯域で送受信が行える。またアンテナ17は、デジタルテレビ放送やラジオ放送などを受信したり、或は近距離無線通信用の送受用アンテナとして用いても構わない。
第2プリント基板18は、操作部14の下側であって、第2カメラ部15の周辺に設けられ、一部にはUIMカード装着部19や電池20に接続されるコネクタ(図示せず)を備える。
制御部26は、操作部14、第1ホール素子10、第2ホール素子11、無線回路部21、データ変換部22、画像処理部24及び情報記録部25接続されており、これらの制御を行う。さらに、制御部26は、UIMカード装着部19や電池20にも接続されている。
無線回路部21はアンテナ17に接続されており、このアンテナ17で受信したデータを処理してデータ変換部22に出力するように構成されている。データ変換部22は音声処理部23に接続されており、音声処理部23は、レシーバ5、スピーカ6及びマイクロフォン13にそれぞれ接続されている。
従って、データ変換部22では、無線回路部21及び制御部26を介して、アンテナ17からの受信データを音声データに変換して音声処理部23に出力する。
音声処理部23は、音声データを復号化して音声信号を生成した後、レシーバ5やスピーカ6に出力する。レシーバ5やスピーカ6は、音声処理部23から伝達された音声信号に対応する音声を出力する。
また、音声処理部23は、マイクロフォン13が受けた音声を符号化して音声データを生成した後、データ変換部22に出力する。データ変換部22は、入力した音声データを通信データに変換した後、無線回路部21に出力する。無線回路部21は、受け取った通信データを処理し、アンテナ17から無線信号の電波として送信する。
次に、第1ホール素子10と第2ホール素子11について説明する。第1ホール素子10は、携帯端末1が閉状態では第1磁石16が近接状態にあるため、第1磁石16の磁界を検出して制御部26に検出信号を出力する。また、第1ホール素子10は、携帯端末1が第1開状態及び第2開状態であれば第1磁石16が離間するので、第1磁石16の磁界を検出できないため、第1ホール素子10は検出信号を生成しない。
第2ホール素子11は、携帯端末1が閉状態及び第1開状態では、第2磁石34が近接状態にあるため、第2磁石34の磁界を検出して制御部26に検出信号を出力する。また、この第2ホール素子11は、携帯端末1が第2開状態であれば第2磁石34が離遠するので、第2磁石34の磁界を検出できないため、第2ホール素子11は検出信号を生成しない。
すなわち、第1ホール素子10が第1磁石16を検出し、第2ホール素子11が第2磁石34を検出すると、携帯端末1は第1閉状態である。第1ホール素子10が第1磁石16を検出せず、第2ホール素子11が第2磁石34を検出すると、携帯端末1は第1開状態である。第1ホール素子10が第1磁石16を検出せず、第2ホール素子11も第2磁石34を検出しなければ、携帯端末1は第2開状態である。
携帯端末1を閉状態から第1開状態または第2開状態にすると、操作部14と第1表示部7が露出し、操作部14を照明する光源や第1表示部7を照明する光源がオンとなる。所定時間操作されなければ、光源はオフとなる。携帯端末1が開かれた状態から閉状態にすると、操作部14や第1表示部7を照明する光源がともにオフとなり、消費電力を低減させる。また、携帯端末1が閉状態のときに着信すると、第2表示部8に相手先情報が表示される。使用者が着信動作をするために携帯端末1を第1開状態にすると、第2表示部8に表示された情報は非表示となり、代わりに第1表示部7に表示されるなど、携帯端末1の態様により、種々、表示の仕方が制御される。
ケーブル32は、第1プリント基板12と第2プリント基板18とを電気的に接続するものである。制御部26による制御によって、レシーバ5やスピーカ6から音声を出力させる信号、第1カメラ部9や第2カメラ部15による撮影画像を第1表示部7に表示させるための信号等の送受信が行われる。管部材33は、両端がテープ34(図2に片端側のみ図示)によってケーブル32に固定される。管部材33は伸縮するため、携帯端末1への組み付け時、ケーブル32に対して管部材33が任意に動くことを防止するために固定される。
以下、ケーブル32は管部材33内に収容されているものとする。
次に、図4、図5を用いて、連結部4について詳述する。図4は、回動軸部41の斜視図であり、図5は、回動軸部41を裏側から見た斜視図である。図4に示すように、連結部4に収容される第2連結部29は、回動軸部41と、取付部60とからなる。
回動軸部41は、細径部51と、細径部51より直径が大きい太径部52と、太径部52と直交するように形成されたアーム部53と、アーム部53に形成されており、ねじによって上筐体2に固定される第1ねじ穴部55、第2ねじ穴部57と、細径部51と太径部52に貫通し、筐体長手方向(図中、X軸)に沿って延びる第1貫通穴59と、第1貫通穴59を挿通するケーブル32を固定するための固定部56と、下筐体3に回動不能に取り付けられる軸受部材80に、回動軸部41を取り付けるための取付部60と、を有する。太径部52は、細径部51とアーム部53との間に形成されている。
図4に示すように、アーム部53は、太径部52に接続する基部53Aと、基部53Aから上筐体2の短手方向(図中、Y軸方向)に延びる第1延出部53Bと、基部53Aから上筐体2の長手方向(図中、X軸方向)に延びる第2延出部53Cと、から構成される。第1延出部53Bの先端には、ねじによって上筐体2に固定される第2ねじ穴部57が設けられ、第2延出部53Cの先端には、ねじによって上筐体2に固定される第1ねじ穴部55が設けられている。
図5に示すように、アーム部53は、上筐体2の厚み方向(図中、Z軸方向)から見ると、略L字状に形成されている。そして、基部53A及び第1延出部53Bの一側面には、略L字状を形成するリブ54が設けられている。リブ54は、上筐体2の短手方向(図中、Y軸方向)において、基部53Aの細径部51寄り端部から、第1延出部53Bの先端まで延びている。
図4に示すように、固定部56の上部では、筐体長手方向(図中、X軸)に沿って延び、細径部51及び太径部53に貫通した第1貫通穴59が形成される。第1貫通穴59の固定部56側には、一方の開口部59Aが形成され、第1貫通穴59の基部53A側には、他方の開口部59Bが形成されている(図4、図5参照)。
そして、固定部56の下部では、切り欠き部56Aと、切り欠き部56Aの先端に形成された引っ掛け部56Bとが形成されている。切り欠き部56Aは、開口部59Bから第1貫通穴59を貫通し開口部59Aから抜け出たケーブル32を保持する。引っ掛け部56Bは、切り欠き部56Aに保持されたケーブル32の抜けを防止する。固定部56は、切り欠き部56Aでケーブル32を保持し、引っ掛け部56Bで切り欠き部56Aに保持されたケーブル32の抜けを防止することで、ケーブル32を固定することができる。
次に、図7を参照して、固定部56の構成について説明する。図7は固定部56を正面から見た平面図である。図7に示すように、切り欠き部56Aは、固定部56をテーパ状に切り欠いて形成されている。切り欠き部56Aの幅W1は、固定部56の上部から、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下部に向かうにつれて狭くなっている。そして、二股に分かれている切り欠き部56Aの両先端部には、固定部56の上部に向けて突出する引っ掛け部56Bが形成されている。引っ掛け部56Bの幅W2は、切り欠き部56Aの幅W1の最狭幅よりもわずかに狭く設定されている。そのため、引っ掛け部56Bは、一度切り欠き部56A内に挿入したケーブル32を切り欠き部56Aから抜けないように、抜け止めすることができる。引っ掛け部56Bの形状は、左右対称であれば良い。なお、ケーブル32は、管部材33で覆われているので、固定部56で傷がつくことがない。
図6を参照して、回動軸部41へのケーブル32の組み付け方法について説明する。図6は、ケーブル32を組み付けた回動軸部41の斜視図である。
図6に示すように、ケーブル32は、細径部51に形成された一方の開口部59Bから第1貫通穴59に入り、固定部56の上部に形成された他方の開口部59Aを抜ける。そして、固定部56の上部の開口部59Aから抜けたケーブル32は、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下向きに延び、固定部56の下部の切り欠き部56Aで保持される。このとき、ケーブル32は、切り欠き部56Aで保持され、さらに引っ掛け部56Bにより抜け止めされているので、ケーブル32は浮き上がらずに、固定部56で確実に固定される。
第2連結部29にケーブル32を組みつける際に、固定部56側の開口部59Aから抜け出たケーブル32を、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に向けて延ばして、固定部56の下部に形成されている切り欠き部56Aで保持するので、容易にケーブル32を組みつけることができる。すなわち、固定部56の切り欠き部56Aにケーブル32を引掛けることで、ケーブル32の固定が可能であり、ケーブル32の余長を調整せずに組立てることができる。
図6に示すように、取付部60は、ねじによって軸受部材80に固定されるねじ穴部61を有する。取付部60は、回動軸部41の細径部51を回動可能に保持、支承することで、回動軸部41が取付部60に回動可能に取り付けられる。
図8を参照して、ケーブル32を固定するための固定構造について説明する。図8は、ケーブル32を固定するための固定構造を示す斜視図である。図8に示すように、第1連結部28を形成する軸受部材80は、軸受本体部81と、軸受本体部81と連結し、取付部60を収容する第1収容部82と、軸受本体部81と連結し、第1連結部28を収容する第2収容部84と、を備える。第1収容部82の側面には、ケーブル32を通すための開口部83が設けられている。
カバー70は、係合爪71が第1収容部82の係合穴82Aと係合することで、第1収容部82と係合する。カバー70は、開口部59Aから抜けて切り欠き部56Aに保持されるケーブル32を、外部に露出させないように覆う。そのため、携帯端末1は、その外観品位を損なわない。
図9、図10を参照して、カバー70の組み付け方法について説明する。図9は、ケーブル32を組み付けたカバー70の断面図(1)であり、図10は、ケーブル32を組み付けたカバー70の断面図(2)である。図9、図10では、説明のため、管部材33内のケーブル32を斜線部で示している。
図9に示すように、第1コネクタ30と接続されたケーブル32は、開口部59Bから第1貫通穴59に入り、固定部56の上部に形成された他方の開口部59Aを抜ける。そして、固定部56の上部の開口部59Aから抜けたケーブル32は、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下向きに延び、固定部56の下部の切り欠き部56Aで保持される。切り欠き部56Aで保持されたケーブル32は、引っ掛け部56Bにより、切り欠き部56Aから抜けない。そのため、固定部56の切り欠き部56Aにケーブル32を引掛けることで、ケーブル32の固定が可能であり、ケーブル32の余長を調整せずに組立てることができる。そして、切り欠き部56Aで保持されたケーブル32は、下筐体3に取り付けられる軸受部材80の第1収容部82内を通って開口部83から抜けて、第2コネクタ31に接続される。
また、図9に示すように、開口部59Aから抜けたケーブル32は、切り欠き部56Aにより保持され、さらに引っ掛け部56Bにより抜け止めされているので、ケーブル32は浮き上がらずに、固定部56で確実に固定されている。しかしながら、固定部56の上部の開口部59Aから抜けたケーブル32は、外側に向けてわずかではあるが浮き上がっている。そこで、図10に示すように、カバー70が収容部52と係合してケーブル32を覆って、ケーブル32をケーブル32の径よりもわずかに狭い幅W3を有する空間Sに収容する。そのため、カバー70により、ケーブル32のわずかな浮き上がりも防止することができる。
また、開口部59Aから抜けて切り欠き部56Aに保持されるケーブル32をカバー70で覆うので、ケーブル32は外部に露出することがなく、外観品位を損なうことはない。
以上、本実施の形態に係る携帯端末1は、連結部4の一部を構成する固定部56の切り欠き部56Aでケーブル32を保持し、さらに引っ掛け部56Bによりケーブル32の抜けを防止しているので、連結部4内でケーブル32の浮き上がりを防止し、連結部4にケーブル32を固定することができる。
また、本実施の形態に係る携帯端末1は、連結部4の一部を構成する固定部56の切り欠き部56Aにケーブル32を引掛けることで、ケーブル32の固定が可能であり、ケーブル32の余長を調整せずに連結部4にケーブル32を組み付けることができる。
また、本実施の形態に係る携帯端末1は、連結部4内において、カバー70が第1収容部82と係合して外部に露出するケーブル32を覆うことで、開口部59Aから抜けて切り欠き部56Aに保持されるケーブル32を、ケーブル32の径よりもわずかに狭い幅W3を有する空間Sに収容する。そのため、カバー70により、ケーブル32のわずかな浮き上がりも防止することができる。
また、本実施の形態に係る携帯端末1は、連結部4内において、カバー70が第1収容部82と係合して外部に露出するケーブル32を覆うので、その外観品位を損なわない。
本発明に係る携帯端末は、携帯端末を構成する第1筐体及び第2筐体を連結するための連結部を小型化しつつ、連結部を挿通するケーブルの浮きを防止するとともに、ケーブルの余長を調整して連結部に固定することができる、という効果を有し、携帯電話機等として有用である。
1 開閉式携帯電話(携帯端末)
2 上筐体(第2筐体)
3 下筐体(第1筐体)
4 連結部
12 第1プリント基板
18 第2プリント基板
29 第2連結部
30 第1コネクタ
31 第2コネクタ
32 ケーブル
41 回動軸部
53 アーム部
53A 基部
53B 第1延出部
53C 第2延出部
54 リブ
55 第1ねじ穴部
56 固定部
56A 切り欠き部
56B 引っ掛け部
57 第2ねじ穴部
59 第1貫通穴
59A、59B 開口部
60 取付部
80 軸受部材

Claims (2)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結し、かつ、中空部を有する軸部及び前記軸部を回転可能に保持する軸受け部から構成される連結部と、
    前記軸部内を挿通するケーブルと、を備える携帯端末であって、
    前記連結部は、前記軸部材の前記中空部を挿通した前記ケーブルを挟持する固定部を備え、
    前記固定部は、前記ケーブルの径よりも小さい幅を有し、前記ケーブルを挟み込む切欠き部と、
    前記切欠き部の最狭幅よりも狭い幅を有し、前記切欠き部に挟み込まれた前記ケーブルの抜けを防ぐ引っ掛け部と、を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記連結部は、更に、
    前記中空部と前記固定部との間に位置し、かつ、前記中空部と前記固定部との間の前記ケーブルの一部を前記連結部内で前記ケーブルの径よりも狭い空間に収容するカバーを備えることを特徴とする携帯端末。
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