JP2011084359A - シート積載装置と該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は排紙積載されるシートの貼り付きを押え、かつ排紙積載性が良いシート積載装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 排出されたシートを積載する排出トレイ17と、排出されたシートのシート搬送方向上流端部を排出トレイ17の上方で保持する第一の位置と、シートのシート搬送方向上流端部を保持しない第二の位置とに移動可能な保持手段25と、排出されるシートにエアを吹き付けるファン22と、を有し、第一の位置で保持していたシートのシート搬送方向上流端部を、保持手段25が第二の位置に移動することで排出トレイ17方向に落下させる際、シートに対するエアの吹き付け量を減少させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 排出されたシートを積載する排出トレイ17と、排出されたシートのシート搬送方向上流端部を排出トレイ17の上方で保持する第一の位置と、シートのシート搬送方向上流端部を保持しない第二の位置とに移動可能な保持手段25と、排出されるシートにエアを吹き付けるファン22と、を有し、第一の位置で保持していたシートのシート搬送方向上流端部を、保持手段25が第二の位置に移動することで排出トレイ17方向に落下させる際、シートに対するエアの吹き付け量を減少させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成されて排出されたシートを積載することのできるシート積載装置及び画像形成装置に関し、排出されたシートを冷却する方法に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真プロセスを用いた画像形成装置において、シートは、現像プロセスにて形成されたトナー画像が転写され、定着器により圧力と熱とを加えられトナー画像が定着される。そして、シートは、排紙ローラを備えた排紙搬送装置により排出トレイなどのシート積載装置に積載される。このとき、シート積載装置に積載されたシートは、定着器により熱を加えられているため、トナー画像が冷えて固着しないうちに排出され、既に積載されたシートに貼り付いてしまうことがある。このシート同士の貼り付きを防止するために、図11のように、排紙搬送装置より排出されるシートに対し、ファンで下方向からエアを吹き付けることで、排出されるシートを冷却する装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の冷却方法では、印刷速度の高速化に伴い排紙速度が上がると、十分な冷却時間が確保できないため、シートが十分冷却されない状態で排紙積載され、シート同士が貼り付いてしまうおそれがある。特に排出されるシートの搬送方向上流端部は排出口に近く、排出されてすぐに排出トレイ上に落下するため、ファンによる冷却時間が搬送方向下流端部に比べると短く、シート同士の貼り付きが起こりやすくなる。
そこで、短くなった時間分の冷却効果を補うためにエアの速度や量を増やすことが考えられる。しかし、ファンは、排出されるシートに一定以上の速度、量のエアを吹き付けた場合、排紙搬送装置を抜けたシートが排出トレイに落下する途中で飛んでしまうおそれがある。これは、落下中のシートは外力に対して安定しないためである。その結果、排出トレイ上のシートの積載性を乱してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、排紙されたシート同士の貼り付きを抑え、排紙されたシートの積載性が良いシート積載装置と該装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートを排出する排出手段と、前記排出手段から排出されたシートを保持する第一の位置と、シートを保持しない第二の位置とに移動可能な保持手段と、前記保持手段の下方に設けられ、前記保持手段が前記第二の位置に移動することで落下したシートが積載される積載トレイと、前記保持手段に保持されたシートにエアを吹き付ける送風手段と、を有し、前記第一の位置で保持していたシートを、前記保持手段が前記第二の位置に移動することで前記積載トレイ方向に落下させる際、落下するシートに対するエアの吹き付け量を減少させることを特徴としている。
本発明によれば、排出されたシートを排出トレイの上方で保持する第一の位置と、シートを保持しない第二の位置とに移動可能な保持手段と、排出されるシートにエアを吹き付ける送風手段と、を有する。そして、第一の位置で保持していたシートを、保持手段が第二の位置に移動することで排出トレイ方向に落下させる際、シートに対するエアの吹き付け量を減少させる。こうすることで、排紙されたシート同士の貼り付きを抑え、排紙されたシートの積載性が良いシート積載装置を提供することができる。
(実施形態1)
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置100の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す断面図である。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置100の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す断面図である。
トナー像を形成し、シートにトナー像を転写し、トナー像を定着する画像形成動作は、画像形成手段110にて行われる。以下、図1を用いて、画像形成手段110の構成について説明する。
1(1a、1b、1c、1d)は、所定のプロセススピードで回転する潜像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと称する)である。感光ドラム1a、1b、1c、1dは、カラー画像のイエロー(Y)成分、マゼンタ(M)成分、シアン(C)成分、ブラック(Bk)成分のそれぞれを分担するものである。これらの感光ドラム1a、1b、1c、1dは、不図示のドラムモータ(直流サーボモータ)によって回転駆動されるが、各感光ドラム1a、1b、1c、1dにそれぞれ独立した駆動源を設けても良い。
中間転写ベルト9aは、駆動ローラ9b、二次転写対向ローラ9c及び従動ローラ9dに張設されており、駆動ローラ9bによって矢印A方向に回転駆動される。
以下、4色のうち、イエロー(Y)を例として説明する。
感光ドラム1aは、その回転過程で1次帯電手段2aにより所定の極性及び電位に一様に1次帯電処理される。そして、感光ドラム1aに対して露光手段3aにより露光がなされ、感光ドラム1a上に画像情報の静電潜像が形成される。そして、現像部4aによって感光ドラム1a上にトナー像が形成され、静電潜像が可視化される。
感光ドラム1aは、その回転過程で1次帯電手段2aにより所定の極性及び電位に一様に1次帯電処理される。そして、感光ドラム1aに対して露光手段3aにより露光がなされ、感光ドラム1a上に画像情報の静電潜像が形成される。そして、現像部4aによって感光ドラム1a上にトナー像が形成され、静電潜像が可視化される。
感光ドラム1a上で可視化されたトナー像は、中間転写ベルト9aを介して対向する一時転写ローラ9Yにより中間転写ベルト9a上に一次転写される。
同様な一次転写が他の3色(マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))の感光ドラム1b、1c、1dの位置でそれぞれ実施され、中間転写ベルト9a上に4色のトナー像が形成される。
シートSは、給紙ローラ5aによりカセット5dより給紙され、フィード・リタードローラ対5bでレジストローラ5cに送られ、レジストローラ5cにより斜行が補正される。斜行補正されたシートSは、シートの種類を判別するメディアセンサ7でシートの種類を判別される。その後、シートSは、所定のタイミングで二次転写対向ローラ9cと二次転写ローラ8からなる二次転写部に搬送される。そして、二次転写部にて中間転写ベルト9a上のトナー画像がシートSに二次転写される。
これと同時に中間転写ベルト9aへのトナー像転写後の感光ドラム1a、1b、1c、1dはクリーニング手段6a、6b、6c、6dによって転写残トナーが除去される。
トナー像が転写されたシートSは、二次転写部から入口ガイド11に沿って入口センサ12により検知された後、定着器10に搬送される。定着器10は、加圧ローラ18と加熱ユニット19で構成されており、シートSを加圧ローラ18と加熱ユニット19で挟持搬送することでシートSにトナー画像を定着させる。
以上が、画像形成手段110を構成するものである。
以上が、画像形成手段110を構成するものである。
定着器10を通過したシートSは、排紙上ガイド13に沿って搬送され、排紙センサ14により検知され後、駆動排出ローラ15と従動排出ローラ16とで構成される搬送排出部20より挟持搬送され、排出トレイ17に排出される。
搬送排出部20の下方には、エア吹き出し口24が設けられている。排出トレイ17のシート搬送方向下流端部に設置された送風手段であるファン22から吸引された空気は、ファンダクト23を経て、エア吹き出し口24から排出トレイ17に向かって排出される。このようにファンダクト23を構成することにより、加熱ユニット19に熱せられていない空気を吸い込むことができ、より温度の低い空気でシートSを冷却することができる。
なお、ファンダクト23は、画像形成装置100のシート搬送方向下流端部から、排出トレイ17の下部と、排出トレイ17のシート搬送方向上流端部に設けられている立面部30とに沿って配設されている。そして、ファンダクト23は、搬送排出部20の下部の立面部30に設けられたエア吹き出し口24に通じている。
排出トレイ17は、シート搬送方向下流側が上流側よりも高い位置にあり、排出トレイ17に排出されたシートは、自重によりシート搬送方向上流側に移動し、シートのシート搬送方向上流端が立面部30に突き当たることで移動が規制される。
図2及び図3は本実施形態の搬送排出部20、排出トレイ17の詳細な構成と、本発明の特徴である保持部材25の動作を示すものである。
搬送排出部20下部に配置されているエア吹き出し口24の上部には、排出されたシートSのシート搬送方向上流端部を保持する保持部材25が設置されている。保持部材25は、回動軸25aとシートSのシート搬送方向上流端部を保持する保持部25bから構成される。保持部材25は、シートSのシート搬送方向上流端部を保持するための第一の位置(図2)と、シートSのシート搬送方向上流端部を排出トレイ17方向に落下させるための第二の位置(図3)に移動可能である。
図4は、保持部材25の構成を示す図である。保持部材25の保持部25bは、バネ31の引っ張り力により第一の位置に保持されている。そして、保持部材25の保持部25bは、ソレノイド32に連結されたレバー33を介してソレノイドがONしレバー33を引っ張ると、回動軸25aを中心にバネ31の力に抗して点線で示す第二の位置に回動させられる。
また、保持部材25の保持部25bはエア吹き出し口24の開口面積より大きく構成されているので、保持部材25が第2の位置に回動した際、図3に示すように保持部25bはエア吹き出し口24を塞ぐことで、エアの吹き出し量を減少させることができる。
ファン22によりエア吹き出し口24より吹き出されたエアは、Bのように保持部材25上に保持されたシートSの下面と、排出トレイ17上面もしくは既に排出トレイ17上に排出積載されたシートSの上面とを冷却する。なお、エアの吹き出し方向は、保持部材25に保持されたシートSの下面をより効果的に冷却するために水平方向、あるいは水平方向よりも上方になるように構成されている。
排出されたシートSが、第一の位置にある保持部材25上で所定枚数に達すると(図2)、ソレノイド32をONすることで、保持部材25は第二の位置に移動し(図3)、保持していたシートSの後端部を排出トレイ17上に落下させように動作する。
図5は、本実施の形態である画像形成装置100の制御を行うコントローラの構成を示すブロック図である。コントローラは図5に示すように、制御部であるCPU200を有する。
CPU200にはソレノイド32及びファン22が接続されている。また、排紙センサ14の検知信号がCPU200に取り込まれるように接続されている。
実施形態1の画像形成装置100について、保持部材25の動作を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
画像形成装置100にてプリントジョブがスタートすると、シートSは、給紙、転写及び定着を経て画像形成動作がなされる(S110)。そして定着されたシートSのシート搬送方向下流端は、排紙センサ14をONする。
CPU200は、排紙センサ14がOFFしたかチェックする(S120)。ここで、排紙センサ14がOFFするのは、シートSが搬送排出部20により搬送され、シートSのシート搬送方向上流端が排紙センサ14を抜けたときである。
排紙センサ14がOFFしたら(S120のYES)、CPU200は、保持部材25に所定枚数シートSが載っているかをチェックする(S130)。このチェックは、不図示のシート枚数カウンタにより、排紙センサ14がONを何度検知したかにより行われる。
保持部材25に所定枚数シートSが載っていたら(S130のYES)、ソレノイド32をONし(S140)、第一の位置にある保持部材25を第二の位置に移動させ、保持されているシートSを排出トレイ17に落下させる(S150)。
シートSを排出トレイ17に落下させたら、ソレノイド32をOFFし(S160)、保持部材25を第二の位置から第一の位置に移動させ、搬送排出部20から排出されるシートSが保持部材25により保持可能な状態にする。そして、搬送排出部20により排出されたシートSは保持部材25により保持される(S170)。
CPU200は、保持部材25に所定枚数シートSが載っているかをチェックし(S130)、保持部材25に所定枚数シートSが載っていなかったら、保持部材25を動作させずに、搬送排出部20により排出されたシートSは保持部材25により保持させる。
その後、CPU200は、搬送排出部20で排出したシートSが最終シートかチェックし(S180)YESであれば、ソレノイド32をONし(S190)、保持部材25を第一の位置から第二の位置に移動させる。そして、保持されているシートSを排出トレイ17に落下させる(S200)。CPU200は、シートSを排出トレイ17に落下させたら、ソレノイド32をOFFし(S210)し、一連の動作を終了する。
(S180)においてNOであれば、(S110)に戻りその後のフローを継続する。
上記構成において、保持部材25を制御するためのパラメータとして、保持部材25で一時保持するシートの枚数、シートの一時保持時間、及びエアの吹き付け量などがある。これらのパラメータは、使用されるトナー若しくはインクの性質、印字速度、定着温度、シートの種類、印字率などの条件によって予め決定される。そして、各パラメータに基づいてCPU200は保持部材25を制御する。
このように、実施形態1において、排出されるシートSは、排出トレイ17に積載される前に保持部材25により少枚数ずつ一時保持されるため、排出されるシートSの下面は、エアで冷却される。また、排出されるシートSが保持部材25により排出トレイの上方で保持されているため、排出トレイ17に排出積載されたシートSの上面もエアにより冷却される。その結果、保持部材25から落下するシートSの下面と、そのシートSが落下し接する排出トレイ17上のシートS上面とが、双方ともエアにより冷却されるので、効果的にシートS同士の貼り付きを防止できる。また、排出されるシートSが、保持部材25により一時保持されるため、保持されているシートSの下面に対する冷却時間を長くすることができる。したがって、印刷速度が高速になったとしても、十分な冷却時間を確保することができる。
実施形態1において、保持部材25は、シートを排出トレイ17に落下させた後、第二の位置から第一の位置に移動し後続シート保持するように動作する。このように、保持部材25が動作することにより、確実にシートSの冷却を行うことができる。
さらに、実施形態1において、保持部材25の保持部25bはエア吹き出し口24の開口面積より大きく構成しているので、保持部材25が第2の位置に回動した際、保持部25bはエア吹き出し口24を塞ぐことができる。こうすることで、保持部材25によって保持されていたシートSを排出トレイ17に落下させる際、落下するシートSにエアが当たることを防ぐことができる。そして、落下するシートSがエアによって飛ばされることが無くなり排出トレイ17での積載性を向上させることができる。
(実施形態2)
実施形態1においては、保持部材25でエア吹き出し口24を塞ぐことによって、排出トレイ17に落下するシートSにエアを吹き付けない構成を示した。
実施形態1においては、保持部材25でエア吹き出し口24を塞ぐことによって、排出トレイ17に落下するシートSにエアを吹き付けない構成を示した。
実施形態2においては、シートSを保持部材25から落下させる際、ファン22によるエアの吹き付け量を減少させることでシートS飛ばさないようにする点が実施形態1と異なる。なお、実施形態2の装置構成は、実施形態1と同じである。ただし、実施形態1の保持部材25は、保持部材25が第2の位置に回動した際、エア吹き出し口24を塞ぐように構成しているが、実施形態2においては、エア吹き出し口24を塞ぐように構成しなくてもよい。
ファン22によるエアの吹き付け量は以下のように制御する。
図6のフローチャートにおいて、画像形成装置100プリントジョブがスタートするとファン22が動作を開始する。そして(S140)でソレノイド32をONし第一の位置にある保持部材25を第二の位置に移動させ、保持されているシートSを排出トレイ17に落下させる際にファン22を停止させる。そして、シートSが排出トレイ17に落下したら(S170)ソレノイド32をOFFし、ファン22を再び動作させる。つまり、シートSが排出トレイ17に落下しているときは停止させ、そうでない通常動作時は動作させるようにファン22を制御する。
図6のフローチャートにおいて、画像形成装置100プリントジョブがスタートするとファン22が動作を開始する。そして(S140)でソレノイド32をONし第一の位置にある保持部材25を第二の位置に移動させ、保持されているシートSを排出トレイ17に落下させる際にファン22を停止させる。そして、シートSが排出トレイ17に落下したら(S170)ソレノイド32をOFFし、ファン22を再び動作させる。つまり、シートSが排出トレイ17に落下しているときは停止させ、そうでない通常動作時は動作させるようにファン22を制御する。
なお、シートSが排出トレイ17に落下しているときのファン22によるエアの吹き付け量は、通常動作時の吹き付け量未満で、シートSを飛ばさない吹き付け量であればよく、シートの種類やサイズなどによって吹き付け量を変化できようにしてもよい。
(実施形態3)
実施形態3の実施形態を図7及び図8に示す。
本実施形態3は、第一の位置にある保持部材25に保持されているシートSの上面を押圧する紙押え部材21を備えている点で、実施形態1と異なる。
実施形態3の実施形態を図7及び図8に示す。
本実施形態3は、第一の位置にある保持部材25に保持されているシートSの上面を押圧する紙押え部材21を備えている点で、実施形態1と異なる。
その他の実施形態3の装置構成は、紙押え部材21を備えていること以外は実施形態1と同じであるため、その他の符号の説明は省略する。
図7においてシートSが搬送排出部20から排出されるとき、保持部材25は第一の位置にある。そして、紙押え部材21を押し上げて排出されたシートSのシート搬送方向下流端部は、排出トレイ17に沿って支持され、シート搬送方向上流端部は保持部材25上に保持される。そして、押え部材21は、保持部材25に保持されているシートSの上面を押圧する。紙押え部材21は、搬送排出部20の上部を支点に回動自在に設けられており、保持部材25により保持されたシートSのシート搬送方向下流端部を自重で押圧するように構成されている。
以下、紙押え部材21の動作について、図7及び図8を用いて説明する。
排出されるシートSは、紙押え部材21を押しのけて保持部材25の上に落下する。第一の位置にある保持部材25上で所定枚数に達すると(図7)、ソレノイド32をONすることで、保持部材25を第二の位置に回動させる。そして、保持していたシートSのシート搬送方向上流端部を排出トレイ17上に落下させ積載させる(図8)。
排出されるシートSは、紙押え部材21を押しのけて保持部材25の上に落下する。第一の位置にある保持部材25上で所定枚数に達すると(図7)、ソレノイド32をONすることで、保持部材25を第二の位置に回動させる。そして、保持していたシートSのシート搬送方向上流端部を排出トレイ17上に落下させ積載させる(図8)。
このようにシートSを保持部材25により一時保持する際、紙押え部材21によりシートSのシート搬送方向上流端部を押圧することにより、一時保持されているシートSが次に排出されるシートSの影響によりずらされづらくなる。その結果、保持部材25上のシートSの積載性を向上させることができるので、その後シートSを排出トレイ17に落下させたときの積載性を向上させることができる。
なお、紙押え部材21は、実施形態2では自重にてシートSを押圧するように構成されているが、バネにより保持部材25方向に常に付勢するように構成してもよい。
また、実施形態2におけるファン22の動作を、実施形態3で行うようにしてもよい。
この場合、保持部材25は、保持部材25が第2の位置に回動した際、エア吹き出し口24を塞ぐように構成しなくてもよい。
(実施形態4)
実施形態4の実施形態を図9及び図10に示す。
本実施形態4は、保持部材25が第二の位置に移動した際、エア吹き出し口24から吹き出されるエアの吹き出し方向が下方向になるように立面部30が構成されている点で、実施形態1と異なる。
実施形態4の実施形態を図9及び図10に示す。
本実施形態4は、保持部材25が第二の位置に移動した際、エア吹き出し口24から吹き出されるエアの吹き出し方向が下方向になるように立面部30が構成されている点で、実施形態1と異なる。
その他の実施形態4の装置構成は、エア吹き出し口24から吹き出されるエアの吹き出し方向が下方向になるように立面部30が構成されている点以外は実施形態1と同じであるため、その他の符号の説明は省略する。
排出されたシートSが、図9にあるように第一の位置にある保持部材25上で所定枚数に達すると、ソレノイド32をONすることで、図10に示すように、保持部材25を第二の位置に移動させる。立面部30は、保持部材25が第二の位置に位置しているとき、保持部材25と間に隙間ができるように構成されている。その隙間は、上部がエア吹き出し口24とつながっており、下部が排出トレイ17方向に開放されるように形成される。そして、保持部材25は、図10のように、第二の位置に移動した際にエア吹き出し口24からのエアの方向を下向きに変更する壁の役割を果たす。こうすることで、保持部材25で保持していたシートSが落下する際、シートSが受けるエアの吹き付け量を少なくすることができる。つまり、排出トレイ17の上にあるシートSに対しては上面を冷却することができ、保持部材25から落下するシートSに対してはエアの吹き付け量を少なくしシートSが飛んでしまうことを防ぐことができる。
その後、紙押え部材21と保持部材25によって保持されていたシートSを排出トレイ17上に落下させた後、ソレノイド32をOFFする。そして、保持部材25は、バネ31の力により図1に示す第一の位置に戻り、次に排出されるシートSのシート搬送方向上流端部を所定の枚数まで保持する。
なお、実施形態2におけるファン22の動作を、実施形態1、3、及び4で行うようにしてもよい。
また、実施形態3における紙押え部材21を実施形態1、2、及び4に備えるようにしてもよい。
14 排紙センサ
15 駆動排出ローラ
16 従動排出ローラ
17 排出トレイ
20 搬送排出部
21 紙押え部材
22 ファン
23 ファンダクト
24 エア吹き出し口
25 保持部材
25a 回動軸
25b 保持部
30 立面部
S シート
15 駆動排出ローラ
16 従動排出ローラ
17 排出トレイ
20 搬送排出部
21 紙押え部材
22 ファン
23 ファンダクト
24 エア吹き出し口
25 保持部材
25a 回動軸
25b 保持部
30 立面部
S シート
Claims (9)
- シートを排出する排出手段と、
前記排出手段から排出されたシートを保持する第一の位置と、シートを保持しない第二の位置とに移動可能な保持手段と、
前記保持手段の下方に設けられ、前記保持手段が前記第二の位置に移動することで落下したシートが積載される積載トレイと、
前記保持手段に保持されたシートにエアを吹き付ける送風手段と、を有し、
前記第一の位置で保持していたシートを、前記保持手段が前記第二の位置に移動することで前記積載トレイ方向に落下させる際、落下するシートに対するエアの吹き付け量を減少させることを特徴とするシート積載装置。 - 前記保持手段は、排出されたシートを前記第一の位置で保持した後、前記第二の位置に移動することで保持されたシートを前記排出トレイ方向に落下させた後、前記第一の位置に移動し、後続シートを保持することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
- 前記送風手段は、前記保持手段により第一の位置で保持されるシートの下面へ向けてエアを吹き付けることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
- 前記送風手段は、排出されるシートに対してエア吹き出し口を介してエアを吹き出すように構成され、前記エアの吹き出し口は、前記保持手段により第一の位置で保持されるシートよりも下方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 前記保持手段は、前記第二の位置に移動して前記エア吹き出し口を覆うことでシートに対するエアの吹き付け量を減少させることを特徴とする請求項4に記載のシート積載装置。
- 前記保持手段が前記第二の位置に移動することにより、前記送風手段により前記エア吹き出し口を介してエアを吹き出す方向を下向きに変更させることを特徴とする請求項4又は5に記載のシート積載装置。
- 前記送風手段は、前記保持手段が前記第二の位置に移動する際、シートに対するエアの吹き付け量を減少させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 前記保持手段により前記第一の位置で保持されるシートの上面を押圧する紙押え部材を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- シートに画像を形成する画像形成手段と、
画像を形成されたシートが積載される請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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