JP2011082757A - 表示モード判定装置及び方法、並びに撮像装置及び方法 - Google Patents

表示モード判定装置及び方法、並びに撮像装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データが、3次元表示及び2次元表示のいずれに適正であるかを判定する。
【解決手段】デジタルカメラは、異なる視点から被写体を同時に撮影する。撮影は、ストロボ撮影、非ストロボ撮影の順に行う。各撮影により視差を有する画像を2組作成する。1組の画像から、主要被写体の視差量ΔP1及び背景の視差量ΔP2を算出する。視差量差ΔX(=|ΔP1−ΔP2|)が閾値TH1未満である場合には、ストロボ撮影及び非ストロボ撮影で得られた画像の差分をとり、被写体の影を構成する影画素数SSを算出する。影画素数SSが閾値TH2以上である場合には、当該画像データは3次元表示モードに適していると判定する。影画素数SSが閾値TH2未満である場合には、当該画像データは2次元表示モードに適していると判定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、3次元画像を作成するために異なる視点から撮影した複数の画像を取り扱う装置及び方法、更に詳しくは、複数の画像が3次元表示モードに適するか否かを判定する表示モード判定装置及び方法、並びにこれらを有する撮像装置及び方法に関する。
2つの撮影部によって異なる視点から同時に被写体を撮影し、立体視が可能な2つの2次元画像を作成する3次元デジタルカメラが知られている(例えば、非特許文献1参照)。3次元デジタルカメラによって作成された2つの2次元画像は視差を有する。
デジタルフォトフレームや3次元デジタルカメラに設けられたLCDパネルなどの表示装置は、観察者の左右の目により別々に観察されるように、2つの2次元画像をそれぞれ表示する(以下、3次元表示モードと称する)。この3次元表示モードにより、立体視が可能となる。更に、この表示装置は、3次元デジタルカメラにより撮影された2つの2次元画像のうちいずれか一方のみを表示すれば、従来の2次元画像として表示させる(以下、2次元表示モードと称する)ことも可能である。
3次元デジタルカメラ(http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/index.html)
上述した表示装置には、その画像に適した表示モードで表示する機能が求められている。こうした要望に応えるため、3次元デジタルカメラにより得られた撮影画像が3次元表示モードに適しているか否かを判定する方法(以下、表示モード判定方法と称する)の開発が進められている。
3次元表示モードの適性の指標として、遠近差が用いられる。具体的には、被写体ごとの遠近差、または、主要被写体及び背景の遠近差が大きくなるに従い、3次元表示モードの適性は高くなる。一方、被写体ごとの遠近差、または、主要被写体及び背景の遠近差が小さくなるに従い、3次元表示モードの適性は低くなる。そして、ステレオマッチング法によって得られた各視差量の差を、各遠近差とすることで、画像の3次元表示モードの適性を容易に判定することができる。
しかしながら、スタジオ撮影のように、背景が無地の場合には、背景の視差量は小さい値となってしまう。この結果、算出された視差量の差は、主要被写体及び背景における実質上の遠近差を反映しているものとはいえない。
また、マクロ撮影の場合には、主要被写体にピントをあわせることにより、背景のピントが合わなくなる。この結果得られる視差量の差が、主要被写体及び背景における実質上の遠近差よりも小さくなる場合がある。
このように、ステレオマッチング法により得られた視差量の差のみを指標として、表示モード判定方法を行うことに限界がある。
本発明はこのような課題を解決するものであり、それぞれの画像に適した表示モードを判定する表示モード判定装置及び方法、並びに、この表示モード判定装置及び方法を有する撮像装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の表示モード判定装置は、被写体を異なる視点から同時に撮影して得られた複数の画像データに基づいて、第1の被写体についての第1の視差量及び第2の被写体についての第2の視差量を算出する視差量算出手段と、前記第1の視差量及び前記第2の視差量の差が第1の閾値以上である場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記複数の画像データの判定を保留にする第1の表示モード判定手段と、前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記画像データを成す画素のうち前記被写体の影を成す画素の数を算出する影画素数算出手段と、前記算出された影の画素の数が第2の閾値以上の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記算出された影の画素の数が前記第2の閾値未満の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正なしと判定する第2の表示モード判定手段とを有することを特徴とする。
前記影画素数算出手段は、前記被写体へ光を照射していないときの前記画像データを基準とした場合の、前記被写体へ光を照射したときの前記画像データのコントラスト差を画素ごとに算出し、前記コントラスト差が0未満である画素の総数を前記影の画素の数とすることが好ましい。また、3次元表示の適正ありと判定された前記複数の画像データに3次元表示用識別子を付与し、前記表示モード判定装置により3次元表示の適正なしと判定された前記複数の画像データに2次元表示用識別子を付与する識別子付与手段を有することが好ましい。更に、前記3次元表示用識別子を含む前記複数の画像データを3次元画像として表示し、前記2次元表示用識別子を含む前記複数の画像データを2次元画像として表示する表示装置を有することが好ましい。
前記複数の画像データに前記3次元表示用識別子が付与されている場合には、前記複数の画像データを記憶し、前記複数の画像データに前記2次元表示用識別子が付与されている場合には、前記複数の画像データのうち少なくともいずれか一方を記憶する記録手段を有することが好ましい。また、前記記録手段は、前記複数の画像データに前記2次元表示用識別子が付与されている場合にも、前記複数の画像データの両方を記憶することが好ましい。
本発明の撮影装置は、前記被写体の画像を結像する複数の光学系がデジタルカメラ本体に露呈するように設けられ、前記結合した前記画像を画像データとして取り込む撮像素子、及び上記の表示モード判定装置が前記デジタルカメラ本体に内蔵され、前記被写体へ前記光を放つ発光装置は第1の光学系とにより第2の光学系を挟む位置に配されたことを特徴とする。
本発明の表示モード判定方法は、被写体を異なる視点から同時に撮影して得られた複数の画像データに基づいて、第1の被写体についての第1の視差量及び第2の被写体についての第2の視差量を算出する視差量算出ステップと、前記第1の視差量及び前記第2の視差量の差が第1の閾値以上である場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記複数の画像データの判定を保留にする第1の表示モード判定ステップと、前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記画像データを成す画素のうち前記被写体の影を成す画素の数を算出する影画素数算出ステップと、前記算出された影の画素の数が第2の閾値以上の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記算出された影の画素の数が前記第2の閾値未満の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正なしと判定する第2の表示モード判定ステップとを有することを特徴とする。
本発明の撮影方法は、上記の表示モード判定方法と、光が照射された前記被写体を異なる視点から同時に撮影して照射画像データを生成する照射撮影ステップと、前記光の照射を終えた後の前記被写体を異なる視点から同時に撮影して非照射画像データを生成する非照射撮影ステップとを有し、前記照射撮影ステップ及び前記非照射撮影ステップは前記影画素数算出ステップの前に行われ、前記影画素数算出ステップでは、前記非照射画像データを基準とした場合の前記照射画像データのコントラスト差を画素ごとに算出するコントラスト差算出ステップと、前記コントラスト差が0未満である画素の数を前記影の画素の数とする画素数ステップとを行うことを特徴とする。
本発明によれば、各被写体の視差量の差のみならず、被写体の影の大きさに基づいて、当該画像データの3次元表示モードの適性を評価するため、高精度で評価することができる。
前面側からみたときのデジタルカメラの斜視図である。 背面側からみたときのデジタルカメラの斜視図である。 デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 表示モード判定部の構成を示すブロック図である。 デジタルカメラによる第1の撮影手順を示すフローチャートである。 第1撮像部のストロボ撮影により得られた画像の概要を示す説明図である。 第2撮像部のストロボ撮影により得られた画像の概要を示す説明図である。 第1撮像部の非ストロボ撮影により得られた画像の概要を示す説明図である。 第2撮像部の非ストロボ撮影により得られた画像の概要を示す説明図である。 ストロボ撮影の画像と非ストロボ撮影の画像との差分画像の概要を示す説明図である。 差分画像を構成する画素のコントラストのヒストグラムを示す説明図である。 画像データの表示手順を示すフローチャートである。 デジタルカメラによる第2の撮影手順を示すフローチャートである。
図1に示すように、本発明のデジタルカメラ11は、水平方向において離れて配置された第1撮影部12L及び第2撮影部12Rによって同一の被写体を異なる視点から同時に撮像し、視差を有する2つの画像を作成するものである。デジタルカメラ本体11aの前面には、第1撮影部12L、第2撮影部12R及びストロボ13が設けられる。
第1撮影部12Lは、被写体の画像を結像する光学系14Rと、結像した画像から画像データを得る撮像素子(後述する)と、各種制御部(後述する)を有する。同様に、第2撮影部12Rは、光学系14Lと撮像素子と各種制御部を有する。光学系14R、14Lは、デジタルカメラ本体11aの前面に露呈して設けられる。撮像素子及び各種制御部は、デジタルカメラ本体11aに内蔵される。ストロボ13は、光学系14Lとにより、光学系14Rを挟む位置に設けられる。なお、ストロボ13は、光学系14L及び光学系14Rのうち少なくとも一方よりも上方に設けられることが好ましく、光学系14L及び光学系14Rの両者よりも上方に設けられることが更に好ましい。
図2に示すように、デジタルカメラ本体11aの背面には、撮影時にはビューファインダとして、撮影後には画像表示用のモニタとして用いられるLCDパネル20と、デジタルカメラ11の各種操作に用いられる操作ボタン21、22とが設けられる。デジタルカメラ本体11aの上面には、電源/モードスイッチ27と、レリーズボタン28とが設けられている。デジタルカメラ11の一方の側面には、画像データ記録用のメモリカード29が装填されるカードスロット30が設けられている。
電源/モードスイッチ27は、デジタルカメラ11の電源のオン/オフの切り替え、及びデジタルカメラ11の動作モード(再生モード及び撮影モード)を切り換える。電源/モードスイッチ27がオンになると、デジタルカメラ11の各部への電力の供給が開始され、所定の撮影モードの選択が可能になる。デジタルカメラ11の各種の動作が開始される。また、電源/モードスイッチ27がオフになると、デジタルカメラ11の各部への電力の供給が停止される。
電源/モードスイッチ27の操作により、デジタルカメラ11の撮影モードを切り替えることができる。電源/モードスイッチ27の操作により設定される撮影モードとしては、例えば、2次元の静止画を撮影する2次元静止画撮影モード、3次元の静止画を撮影する3次元静止画撮影モード等がある。
レリーズボタン28は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる2段ストローク式のスイッチで構成されている。レリーズボタン28が半押しされると、撮影準備処理(例えば、AE(Automatic Exposure:自動露出)処理、AF(Auto Focus:自動焦点合わせ)処理、AWB(Automatic White Balance:自動ホワイトバランス)処理)が行われる。また、レリーズボタン28が全押しされると、静止画の撮影・記録処理が行われる。
操作ボタン21、22の操作により、ストロボ発光モードがオンの状態及びオフの状態を切り替えることができる。ストロボ発光モードがオンの状態で、レリーズボタン28が全押しされると、ストロボ13は発光する。一方、ストロボ発光モードがオフの状態で、レリーズボタン28が全押しされても、ストロボ13は発光しない。
LCDパネル20は、パララックスバリア式、あるいはレンチキュラーレンズ式の3次元モニタであり、撮影時及び再生時には第1撮影部12L及び第2撮影部12Rにより作成された2つの2次元画像を用いて、3次元表示モード及び2次元表示モードから選択された表示モードに基づく画像を表示する。
図3に示すように、デジタルカメラ11は、第1撮影部12Lや第2撮影部12R、操作部31の他、メインCPU(以下、CPUと称する)35等を有する。操作部31は、ユーザが各種の操作入力を行うための手段であり、上述した電源/モードスイッチ27、レリーズボタン28、及び操作ボタン21、22等を含んでいる。
メインCPU(以下、CPUと称する)35は、操作部31からの入力に基づき所定の制御プログラムに従ってデジタルカメラ11全体の動作を統括制御する。CPU35には、システムバス36を介してROM37、EEPROM38及びワークメモリ39が接続されている。ROM37には、CPU35が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等が格納される。EEPROM38には、ユーザ設定情報等のデジタルカメラ11の動作に関する各種設定情報等が格納される。ワークメモリ39は、CPU35の演算作業用領域及び画像データの一時記憶領域を含んでいる。
撮影モードとして2次元静止画撮影モードが設定されると、撮影モード管理フラグ45に、2次元静止画撮影モードであることを示すフラグが設定される。また、撮影モードとして3次元静止画撮影モードが設定されると、撮影モード管理フラグ45に、3次元静止画撮影モードであることを示すフラグが設定される。CPU35は、撮影モード管理フラグ45を参照して、設定されている撮影モードを判別する。
次に、第1撮影部12L及び第2撮影部12Rの詳細について説明する。なお、図3では、各撮影部12L及び12R内の各部にそれぞれ符号L及びRを付して区別しているが、各部の機能は略同様であるため、以下の説明では、符号L及びRを省略して説明する。
撮影部12は、光学系14と、撮像素子50と、その他各部品とを有する。光学系14は、ズームレンズ、フォーカスレンズ及び絞りを備える。ズームレンズ及びフォーカスレンズは、各撮影部の光軸(図中のLL及びLR)に沿って前後に移動する。CPU35は、測距制御部52を介して不図示のズームアクチュエータの駆動を制御することにより、ズームレンズの位置やフォーカスレンズの位置を制御する。ズームレンズの位置の制御によりズーミングが可能となり、フォーカスレンズの位置の制御によりフォーカシングが可能となる。また、CPU35は、測距制御部52を介して絞り制御53を駆動することにより、絞りの開口量(絞り値)を制御し、撮像素子50への入射光量を制御する。
3次元静止画撮影モードで撮影する場合、CPU35は、各撮影部12L及び12Rの光学系14L及び14Rを同期させて駆動する。光学系14L及び14Rは、常に同じ焦点距離(ズーム倍率)及び同じ入射光量(絞り値)となるように調整される。更に、3次元静止画撮影モード時には、常に主要被写体にピントが合うように焦点調節が行われる。
ストロボ13は、例えば、放電管(キセノン管)により構成され、暗い被写体を撮影する場合や逆光時等に必要に応じて発光される。充電/発光制御部57は、ストロボ13を発光させるための電流を供給するためのメインコンデンサを含んでいる。CPU35は、充電/発光制御部57にフラッシュ発光指令を送信して、メインコンデンサの充電制御、ストロボ13の放電(発光)のタイミング及び放電時間の制御等を行う。なお、ストロボ13としては、発光ダイオードを用いてもよい。
撮影部12は、被写体に光を照射するための距離用発光素子61(例えば、発光ダイオード)と、上記距離用発光素子61により光が照射された被写体の画像(測距用画像)を撮影する距離用撮像素子62とを備えている。距離用駆動/制御回路63は、CPU35からの指令に基づいて、所定のタイミングで距離用発光素子61を発光させるとともに、距離用撮像素子62を制御して測距用画像を撮影させる。
距離用撮像素子62によって撮影された測距用画像は、A/D変換器66によりデジタルデータに変換されて、距離情報処理回路67に入力される。距離情報処理回路67は、距離用撮像素子62から取得した測距用画像を用いて、いわゆる三角測距の原理に基づいて、撮影部12L及び12Rによって撮影された主要被写体とデジタルカメラ11との間の距離(被写体距離)を算出する。距離情報処理回路67によって算出された被写体距離は、距離情報記録回路68に記録される。
なお、被写体距離の算出方法としては、距離用発光素子61が発光してから、距離用発光素子61によって照射された光が主要被写体によって反射され、距離用撮像素子62に届くまでの光の飛行時間(遅れ時間)と光の速度から被写体距離を算出するTOF(Time of Flight)法を用いてもよい。
また、撮影部15は、間隔/輻輳角駆動回路71及び間隔/輻輳角検出回路72を備えている。間隔/輻輳角駆動回路71L及び71Rは、それぞれ光学系14Lと14Rを駆動する。CPU35は、間隔/輻輳角制御回路73を介して間隔/輻輳角駆動回路71L及び71Rを動作させて、光学系14Lと14Rとの間隔及び輻輳角を調整する。
間隔/輻輳角検出回路72L及び72Rは、例えば、電波を送受信する手段を含んでいる。CPU35は、間隔/輻輳角制御回路73を介して間隔/輻輳角検出回路72L及び72Rを動作させて、電波を相互に送受信させることにより、光学系14Lと14Rとの間隔及び輻輳角を測定する。光学系14Lと14Rとの間隔及び輻輳角の測定結果は、レンズ間隔・輻輳角記憶回路74に記憶される。
撮像素子50は、例えば、CCDにより構成されている。撮像素子50の受光面には、多数のフォトダイオードが2次元的に配列されており、各フォトダイオードには所定の配列で3原色(R、G、B)のカラーフィルタが配置されている。光学系14によって撮像素子50の受光面上に結像された被写体の光学像は、このフォトダイオードによって入射光量に応じた信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU35の指令に従ってTG77から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(R、G、B信号)として撮像素子50から順次読み出される。撮像素子50は、電子シャッタ機能を備えており、フォトダイオードへの電荷蓄積時間を制御することにより、露光時間(シャッタ速度)が制御される。なお、撮像素子50としては、CMOSセンサ等のCCD以外の撮像素子を用いることもできる。
アナログ信号処理部80は、撮像素子50から出力されたR、G、B信号に含まれるリセットノイズ(低周波)を除去するための相関2重サンプリング回路(CDS)、R、G、B信号を増幅して一定レベルの大きさにコントロールするためのAGS回路を含んでいる。撮像素子50から出力されるアナログのR、G、B信号は、アナログ信号処理部80によって相関2重サンプリング処理されるとともに増幅される。アナログ信号処理部80から出力されたアナログのR、G、B信号は、A/D変換器81によってデジタルのR、G、B信号に変換されて、画像入力コントローラ(バッファメモリ)82に入力される。
デジタル信号処理部85は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス調整回路、階調変換処理回路(ガンマ補正回路)、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含んでいる。画像入力コントローラ82に入力されたデジタルのR、G、B信号は、デジタル信号処理部85によって、同時化処理、ホワイトバランス調整、階調変換及び輪郭補正等の所定の処理が施されるとともに、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)からなるY/C信号に変換される。Y/C信号は、ワークメモリ39に記憶される。
スルー画をLCDパネル20に表示する場合、デジタル信号処理部85において生成されたY/C信号がバッファメモリ88に順次供給される。表示コントローラ89は、バッファメモリ88に供給されたY/C信号を読み出してYC−RGB変換部90に出力する。YC−RGB変換部90は、表示コントローラ89から入力されたY/C信号をR、G、B信号に変換してドライバ91を介してLCDパネル20に出力する。これにより、LCDパネル20にスルー画が表示される。
再生モード時には、メモリカード29に記録されている最終の画像データ(最後に記録された画像データ)が、メモリコントローラ94によりインターフェース部(I/F)95を介してバッファメモリ96に読み出され、圧縮・伸張処理部97によって非圧縮のY/C信号に伸張された後、バッファメモリ88に入力される。表示コントローラ89は、バッファメモリ88に供給されたY/C信号、及び当該画像データに含まれる表示モード識別子を読み出し、表示モード識別子に応じた表示モードに従ってYC−RGB変換部90に出力する。YC−RGB変換部90は、表示コントローラ89から入力されたY/C信号をR、G、B信号に変換してドライバ91を介してLCDパネル20に出力する。これにより、メモリカード29に記録されている画像データがLCDパネル20に表示される。
表示モード判定部100は、システムバス36を介して、CPU35等と接続する。図4に示すように、表示モード判定部100は、3次元静止画撮影モードにより得られた複数の画像データが、3次元表示に適しているか否かを判定するものであり、視差量算出回路102と、第1判定回路103と、差分回路105と、影画素数算出回路106と、第2判定回路107とを有する。視差量算出回路102は、3次元静止画撮影モードにより得られた複数の画像について視差量を被写体ごとに算出する。第1判定回路103は得られた各視差量の差を算出する。更に、第1判定回路103は、得られた視差量の差が第1閾値TH1以上であるか否かを判定する。差分回路105は、複数の画像間のコントラスト差ΔCを画素毎に算出する。影画素数算出回路106は、コントラスト差ΔCが0未満の画素数(以下、影画素数と称する)を算出する。第2判定回路107は、得られた影画素数が第2閾値TH2以上であるか否かを判定する。
CPU35は、表示モード判定部100による判定結果に応じて、当該画像データに所定の識別子を付与する。第1判定回路103により視差量が第1閾値TH1以上であると判定された場合、または第2判定回路107により視差量が第2閾値TH1以上であると判定された場合、CPU35は、当該画像データに3次元表示用識別子を付与する。一方、第1判定回路103により視差量が第1閾値TH1未満であると判定され、かつ、第2判定回路107により視差量が第2閾値TH2未満であると判定された場合、CPU35は、当該画像データに2次元表示用識別子を付与する。
次に、画像の撮影及び記録処理について説明する。2次元静止画撮影モード時には、所定の1つの撮影部(例えば、12L)により記録用の画像が撮影される。2次元静止画撮影モード時に、撮影部12Lによって撮影された画像は、圧縮・伸張処理部97Lによって圧縮される。この圧縮画像データは、メモリコントローラ94及びI/F95を介して、所定形式の画像データとしてメモリカード29に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)、動画についてはMPEG2又はMPEG4、H.264規格に準拠した圧縮画像データとして記録される。
次に、3次元静止画撮影モードでの画像の撮影及び記録処理について説明する。図5に示すように、レリーズボタン28が全押しされる(S10)と、撮影準備処理(S12)、ストロボ撮影(S14)、及び非ストロボ撮影(S16)が順次行われる。なお、非ストロボ撮影の後にストロボ撮影を行ってもよいが、赤目防止の点から、ストロボ撮影の後に非ストロボ撮影を行ったほうが好ましい。
撮影準備処理(S12)では、ズーミング、フォーカシング、撮像素子50への入射光量の調節、AE処理及びAWB処理等を行う。
ストロボ撮影(S14)では、ストロボ13が発光した状態で、撮影部12L及び12Rによる撮影が同時に行われる。各撮影部12L及び12Rによって撮影された2つのストロボON画像120L(図6参照)、120R(図7参照)は、デジタル信号処理部85による各種画像処理を経てワークメモリ39に書き込まれる。
非ストロボ撮影(S16)では、ストロボ13が発光しない状態で、撮影部12L及び12Rによる撮影が同時に行われる。各撮影部12L及び12Rによって撮影された2つのストロボOFF画像121L(図8参照)、121R(図9参照)は、デジタル信号処理部85による各種画像処理を経てワークメモリ39に書き込まれる。
非ストロボ撮影(S16)の後に、視差量算出回路102(図4参照)は、ストロボOFF画像121L及び121Rの視差量を算出する視差量算出処理を行う(S18)。
視差量算出処理(S18)では、まず、ステレオマッチング等の手法を用いて画像121L、121R間の相互に対応する対応点を抽出する。次に、画像121L及び121Rのいずれか一方を基準画像とし、他方を探索画像と規定する。第3に、基準画像内からエッジ等の特徴点を複数抽出し、基準画像を複数の領域(ブロック)に分割する。第4に、分割した領域をテンプレート画像として、探索画像の中からテンプレート画像に対応する領域を探索する。この対応領域の探索には、画素値の差の2乗和を求めるSSD(Sum of Squared Difference)、画素値の差の絶対値の総和を求めるSAD(Sum of Absolute Difference)等を用いることができる。第5に、見つかった探索領域内から基準画像の特徴点に対応する対応点を抽出する。第6に、特徴点と対応点との座標から視差量を算出することができる。
図8及び図9には、画像121Lを基準画像、画像121Rを探索画像として特徴点及び対応点を抽出した例を示しており、基準画像121Lの特徴点P_L(xL,y)に対し、探索画像121Rの対応点P_R(xR,y)が抽出されている。視差量測定回路100は、特徴点P_L(xL,y)と対応点P_R(xR,y)との間の距離、例えば「xL−xR」の絶対値を視差量ΔPとして算出する。なお、図8及び9では、図面の煩雑化を避けるため、特徴点及び対応点を1点ずつしか図示していないが、実際には多数の特徴点及び対応点が抽出され、各点の間の視差量が算出される。こうして、視差量算出処理(S18)により、主要被写体Obの視差量ΔP1及び背景Bgの視差量ΔP2が得られる。
まず、第1判定回路103は、視差量差ΔX(=|ΔP1−ΔP2|)を算出する(S20)。次に、第1判定回路103は、視差量差ΔXが第1閾値TH1以上であるか否かを判定する第1判定処理を行う(S22)。第1閾値TH1は、予めROM37に格納されている。視差量差ΔXが第1閾値TH1以上である場合には、CPU35が画像121L、121Rに3次元表示用識別子を付与する(S24)。その後、画像121L、121Rは、3次元表示用識別子とともに、メモリカード29へ画像データとして記録される(S26)。
ROM37に格納する第1閾値TH1は、1個のみならず、2個以上であってもよい。ROM37に格納する第1閾値TH1が複数の場合には、選択された第1閾値TH1に基づいて、第1判定処理が行われる。複数の第1閾値TH1のうちから一の第1閾値TH1を選択する操作は、操作部31により可能である。したがって、操作部31の操作により、所望の第1閾値TH1に基づいて、第1判定処理を行うことができる。
第1判定処理(S22)において、視差量差ΔXが第1閾値TH1未満であると判定された場合には、差分回路105は、画像120R及び121Rの間のコントラスト差ΔCを画素毎に算出するコントラスト差算出処理を行う(S30)。コントラスト差ΔCは、画像121Rを構成する画素のうち座標(i,j)にある画素G121(図9参照)のコントラストC1と画像120Rを構成する画素のうち座標(i,j)にある画素G120(図7参照)のコントラストC0との差(C1−C0)である。各画素のコントラスト差ΔCを当該画素の対応位置に並べると、図10に示すような差分画像ΔRが得られる。
次に、影画素数算出回路106は、影画素数SSを算出する影画素数算出処理(S32)を行う。図11に示すように、影画素数SSは、差分画像ΔRを構成する画素のうち、コントラスト差ΔCが0未満の画素の総数である。コントラスト差ΔCが0未満の画素の数を算出することにより、ストロボ撮影に起因する影画素数SSを算出することができる。
第2判定回路107は、得られた影画素数SSが第2閾値TH2以上であるか否かを判定する第2判定処理を行う(S34)。第2閾値TH2は、予めROM37に格納されている。影画素数SSが第2閾値TH2以上である場合には、画像121L、121Rには3次元表示用識別子が付与される(S22)。一方、影画素数SSが第2閾値TH2未満である場合には、画像121L、121Rには2次元表示用識別子が付与される(S36)。その後、画像121L、121Rは、付与された識別子とともに、メモリカード29へ画像データとして記録される(S26)。
ROM37に格納する第2閾値TH2は、1個のみならず、2個以上であってもよい。ROM37に格納する第2閾値TH2が複数の場合には、選択された第2閾値TH2に基づいて、第2判定処理が行われる。複数の第2閾値TH2のうちから一の第2閾値TH2を選択する操作は、操作部31により可能である。したがって、操作部31の操作により、所望の第2閾値TH2に基づいて、第2判定処理を行うことができる。
次に、画像データをLCDパネル20に表示する場合のフローを説明する。図12に示すように、まず、メモリカード29に記録されている画像データを読む(S40)。CPU35は、画像データに付与される識別子が、3次元表示用識別子であるか否かを判定する(S42)。画像データに付与される識別子が3次元表示用識別子である場合には、表示コントローラ89は、3次元表示モードで当該画像をLCDパネル20に表示する(S44)。一方、画像データに付与される識別子が2次元表示用識別子である場合には、表示コントローラ89は、2次元表示モードで当該画像をLCDパネル20に表示する(S50)。次の画像データを読み込む場合にはS40へ戻る(S46)。一方、次の画像データを読み込まない場合にはフローは終了する(S46)。
本発明は、画像データに含まれる被写体の影の大きさに基づいて当該画像データの3次元表示モードの適性を判定するため、視差量の差のみによる方法に比べ高精度で、3次元表示モードの適性を判定することができる。例えば、スタジオ撮影のように背景が無地の場合であっても、本発明によれば、被写体の影の大きさにより被写体と背景との遠近差を評価することが可能となる結果、3次元表示モードの適性の判定を高精度で行うことができる。また、画像全体において被写体が占める割合が大きい場合には、迫力が出る点で3次元表示モードのほうが好ましいが、本発明によれば、このような場合にも3次元表示モードの適性の判定を高精度で行うことができる。
また、本発明は、この判定結果に基づいた識別子を画像データに付与するため、当該画像データを再生するときに、3次元表示に適する画像データを3次元で表示し、2次元表示に適する画像データを2次元で表示することができる。したがって、本発明によれば、画像の特性に応じて、3次元表示及び2次元表示を自動で切り替えることが可能になる。
3次元表示用識別子が付与された2つの画像データを個別に保存してよいし、1つの画像データとして合成したものを保存してもよい。3次元表示用識別子が付与された2つの画像データを1つの画像データとして合成したものを保存する場合には、元の2つの画像データをバックアップ用として保存してもよい。2次元示用識別子が付与された2つの画像データのうちいずれか一方のみを保存してよいし、両方の画像データを保存してもよい。2つの画像データのうちいずれか一方のみを保存する場合、他方をバックアップ用として保存してもよい。これにより、本発明により適性ありと判定された表示モードと異なる表示モードで当該画像を表示することが可能となる。
上記実施形態では、視差量算出処理(図5のS18)にて、各被写体の視差量が全て算出される場合に限って説明したが、視差量算出処理にて各被写体の視差量が算出できない場合においても、本発明を適用することができる。この場合のフローチャートを、図13に示す。なお、図13のフローチャートの説明は、上記実施形態と異なる部分のみについて行い、上記実施形態と同様の部分には、同一の符号を付し、詳細の説明を省略する。
レリーズボタン28が全押しされる(S10)と、撮影準備処理(S12)、ストロボ撮影(S14)、及び非ストロボ撮影(S16)が順次行われる。視差量算出処理(S18)では、ストロボOFF画像121L及び121Rの視差量を算出する。そして、視差量算出処理にて、全ての被写体の視差量が算出できなかった場合には、両方の画像データを保存し、処理を終了する。一方、複数の被写体のうち、視差量が算出できたものと、視差量が算出できなかったものとが混在する場合には、視差量が算出できた被写体の視差量には算出値を設定し、視差量が算出できなかった被写体の視差量には、当該被写体の視差量が算出できなかった旨を表す値(例えば、負の値)を設定する。
次に、視差量算出処理で算出された各被写体の視差量のうち、視差量が算出できなかったものがあるか否かの判定をする算出値判定処理(S60)を行う。算出値判定処理において、視差量算出処理で算出された各被写体の視差量に、視差量が算出できなかったものが含まれていないと判定された場合には、視差量差ΔXを算出する(S20)。一方、算出値判定処理において、視差量算出処理で算出された各被写体の視差量に、視差量が算出できなかったものが含まれていると判定された場合には、コントラスト差算出処理が行われる(S30)。
このように、視差量算出処理(S18)及び視差量差ΔXの算出(S20)の間にて算出値判定処理(S60)を行うことにより、視差量算出処理で算出された各被写体の視差量に、視差量が算出できなかったものが含まれていないと判定された場合であっても、3次元表示モードの適性を判定することができる。
上記実施形態では、ストロボOFF画像を保存したが、本発明はこれに限られず、ストロボON画像を保存してもよい。
上記実施形態では、差分画像ΔRの影画素数を用いて第2判定処理を行ったが、本発明はこれに限られず、第2撮影部により得られる画像の差分画像ΔRの影画素数を用いて第2判定処理を行ってもよい。また、差分画像ΔL、差分画像ΔRそれぞれの影画素数SS、SSを算出した後、影画素数SS、SSのうちいずれか大きいほうを用いて、第2判定処理を行ってもよい。
上記実施形態では、影画素数の算出に差分画像ΔRを用いたが、本発明はこれに限られず、影画素数の算出にストロボON画像を用いてもよい。この場合には、非ストロボ撮影(図5のS16)、及びコントラスト差ΔC算出(図5のS30)を省略することができる。
上記実施形態では、視差量ΔPの算出に用いる画像として2つのストロボOFF画像を用いたが、本発明はこれに限られず、視差量ΔPの算出に用いる画像として2つのストロボON画像を用いてもよいし、差分画像ΔL、差分画像ΔR2を用いてもよい。
上記実施形態では、主要被写体及び背景を含む被写体において、視差量の差ΔXを、主要被写体の視差量及び背景の視差量の差としたが、本発明はこれに限られず、複数の主要被写体を含む被写体において、第1の主要被写体の視差量及び第2の主要被写体の視差量の差としてもよい。
11 デジタルカメラ
12 デジタルフォトフレーム
12L 第1撮影部
12R 第2撮影部
14L 光学系
14R 光学系
35 メインCPU
50R 撮像素子
50L 撮像素子
100 表示モード判定部
102 視差量算出回路
103 第1判定回路
105 差分回路
106 影画素数算出回路
107 第2判定回路

Claims (9)

  1. 被写体を異なる視点から同時に撮影して得られた複数の画像データに基づいて、第1の被写体についての第1の視差量及び第2の被写体についての第2の視差量を算出する視差量算出手段と、
    前記第1の視差量及び前記第2の視差量の差が第1の閾値以上である場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記複数の画像データの判定を保留にする第1の表示モード判定手段と、
    前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記画像データを成す画素のうち前記被写体の影を成す画素の数を算出する影画素数算出手段と、
    前記算出された影の画素の数が第2の閾値以上の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記算出された影の画素の数が前記第2の閾値未満の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正なしと判定する第2の表示モード判定手段とを有することを特徴とする表示モード判定装置。
  2. 前記影画素数算出手段は、前記被写体へ光を照射していないときの前記画像データを基準とした場合の、前記被写体へ光を照射したときの前記画像データのコントラスト差を画素ごとに算出し、前記コントラスト差が0未満である画素の総数を前記影の画素の数とすることを特徴とする請求項1記載の表示モード判定装置。
  3. 3次元表示の適正ありと判定された前記複数の画像データに3次元表示用識別子を付与し、前記表示モード判定装置により3次元表示の適正なしと判定された前記複数の画像データに2次元表示用識別子を付与する識別子付与手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の表示モード判定装置。
  4. 前記3次元表示用識別子を含む前記複数の画像データを3次元画像として表示し、前記2次元表示用識別子を含む前記複数の画像データを2次元画像として表示する表示装置を有することを特徴とする請求項3記載の表示モード判定装置。
  5. 前記複数の画像データに前記3次元表示用識別子が付与されている場合には、前記複数の画像データを記憶し、前記複数の画像データに前記2次元表示用識別子が付与されている場合には、前記複数の画像データのうち少なくともいずれか一方を記憶する記録手段を有することを特徴とする請求項3または4記載の表示モード判定装置。
  6. 前記記録手段は、前記複数の画像データに前記2次元表示用識別子が付与されている場合にも、前記複数の画像データの両方を記憶することを特徴とする請求項5記載の表示モード判定装置。
  7. 前記被写体の画像を結像する複数の光学系がデジタルカメラ本体に露呈するように設けられ、
    前記結合した前記画像を画像データとして取り込む撮像素子、及び請求項2ないし6のうちいずれか1項記載の表示モード判定装置が前記デジタルカメラ本体に内蔵され、
    前記被写体へ前記光を放つ発光装置は第1の光学系とにより第2の光学系を挟む位置に配されたことを特徴とする撮影装置。
  8. 被写体を異なる視点から同時に撮影して得られた複数の画像データに基づいて、第1の被写体についての第1の視差量及び第2の被写体についての第2の視差量を算出する視差量算出ステップと、
    前記第1の視差量及び前記第2の視差量の差が第1の閾値以上である場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記複数の画像データの判定を保留にする第1の表示モード判定ステップと、
    前記視差量の差が前記第1の閾値未満である場合には、前記画像データを成す画素のうち前記被写体の影を成す画素の数を算出する影画素数算出ステップと、
    前記算出された影の画素の数が第2の閾値以上の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正ありと判定し、前記算出された影の画素の数が前記第2の閾値未満の場合には、前記複数の画像データを3次元表示の適正なしと判定する第2の表示モード判定ステップとを有することを特徴とする表示モード判定方法。
  9. 請求項8記載の表示モード判定方法と、
    光が照射された前記被写体を異なる視点から同時に撮影して照射画像データを生成する照射撮影ステップと、
    前記光の照射を終えた後の前記被写体を異なる視点から同時に撮影して非照射画像データを生成する非照射撮影ステップとを有し、
    前記照射撮影ステップ及び前記非照射撮影ステップは前記影画素数算出ステップの前に行われ、
    前記影画素数算出ステップでは、
    前記非照射画像データを基準とした場合の前記照射画像データのコントラスト差を画素ごとに算出するコントラスト差算出ステップと、
    前記コントラスト差が0未満である画素の数を前記影の画素の数とする画素数ステップとを行うことを特徴とする撮影方法。
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