JP2011075881A - 電子看板 - Google Patents

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Yoshihiro Kurokawa
喜寛 黒川
Masaya Nakamichi
雅哉 中道
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Abstract

【課題】冷却に伴う平面型ディスプレイの表示むらを抑制することができる電子看板を提供すること。
【解決手段】平面型ディスプレイの一態様たる液晶ディスプレイ10を筐体8に納め、前記筐体8に前記液晶ディスプレイ10の表示面11と対向する位置にガラス板12を設け、前記ガラス板12を通して前記表示面11を外側から視認可能にした電子看板1において、前記表示面11と前記ガラス板12の間に前記表示面11の下端部22Bから上端部22Aにかけて冷却風を流す隙間30Aを設け、前記表示面11の下端部22B側と上端部22A側の各々に、前記冷却風の流れによって生じる前記隙間30Aの静圧と前記隙間30A以外の箇所の静圧との差を所定範囲内とするように前記隙間30Aに冷却風を流す循環用ファン50を設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイに広告を表示する電子看板に係り、特に、当該フラットパネルディスプレイの冷却に伴う表示むらを防止する技術に関する。
近年、液晶ディスプレイを備え、この液晶ディスプレイに映像や文字等の広告情報を表示する電子看板(「デジタルサイネージ」とも称される)が知られている。また、電子看板を街頭等の屋外で使用可能にすべく、液晶ディスプレイを筐体に密閉して風雨やダストから保護したものが知られている。このように液晶ディスプレイを筐体に密閉した場合には、筐体の内部から外部へ熱が逃げなくなるため、液晶ディスプレイを自然空冷することができなくなる。そこで従来では、液晶ディスプレイを空冷する空冷手段を筐体に内蔵し、液晶ディスプレイを強制空冷している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−308726号公報
しかしながら、液晶ディスプレイを空冷した場合、当該空冷によって液晶ディスプレイの表示面に生じた静圧により当該表示面に撓みが生じ、いわゆる表示むら(「クロスむら」とも称される)が発生する、という問題がある。特に、近年の液晶ディスプレイの大型化に伴い多少の静圧でも表示むらが生じ易くなっている。
かかる問題は、液晶ディスプレイの表示面に剛性の高い透明な板材を配置することで構造的に解決可能ではあるが、この構造では、透明な板材の分だけ光の透過性が低下することから実質的な輝度の低下を招き、また、冷却風による表示面の冷却効果が低下する。また、輝度の低下を補うように液晶ディスプレイの輝度を高めると発熱が増大し、より高い空冷能力が必要となってしまう。
また、かかる問題は、液晶ディスプレイに限らず、表示面の表面が撓み易い平面型ディスプレイに共通するものである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷却に伴う平面型ディスプレイの表示むらを抑制することができる電子看板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、平面型ディスプレイを筐体に納め、前記筐体に前記平面型ディスプレイの表示面と対向する位置に透明板を設け、前記透明板を通して前記表示面を外側から視認可能にした電子看板において、前記表示面と前記透明板の間に前記表示面の端部から他端部にかけて冷却風を流す隙間を設け、前記表示面の端部側と他端部側の各々に、前記冷却風の流れによって生じる前記隙間の静圧と前記隙間以外の箇所の静圧との差を所定範囲内とするように前記隙間に冷却風を流す送風ファンを設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記電子看板において、前記隙間に沿った前記表示面の略中央部での静圧と、前記隙間以外の箇所の静圧との差を所定範囲内としたことを特徴とする。
また本発明は、上記電子看板において、縦長の前記平面型ディスプレイを前記筐体内に立てた状態で納め、前記冷却風を前記表示面の下端部から上端部、或いは、上端部から下端部に向けて流したことを特徴とする。
また本発明は、上記電子看板において、前記平面型ディスプレイを前記筐体内の密封空間内に配置し、前記密封空間内に前記平面型ディスプレイの表示面側の前記隙間と背面側とを空気が循環する循環流路を設け、前記隙間に沿った前記表示面の略中央部での静圧と、当該略中央部と同等な高さ位置での前記背面側の静圧との差を所定範囲内としたことを特徴とする。
また本発明は、上記電子看板において、前記背面側に前記送風ファンのそれぞれを配置したことを特徴とする。
また本発明は、上記電子看板において、前記背面側に熱交換器を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、電子看板において、表示面と透明板の間に表示面の端部から他端部にかけて冷却風を流す隙間を設け、表示面の端部側と他端部側の各々に、冷却風の流れによって生じる隙間の静圧と隙間以外の箇所の静圧との差を所定範囲内とするように隙間に冷却風を流す送風ファンを設ける構成としたため、冷却に伴う表示面での静圧が低減されて撓みが防止され、表示むらの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る電子看板の外観構成を示す斜視図である。 電子看板の縦断面を一部を省略して示す図である。 看板本体の横断面図である。 液晶ディスプレイの上端部付近の筐体内の構造を示す拡大図である。 液晶ディスプレイの下端部付近の筐体内の構造を示す拡大図である。 循環流路と液晶ディスプレイとを示す模式図である。 循環流路の静圧分布を示す図である。 背面側の中央部から下端部の循環用ファンを通って表示面の中央部に至る流路、及び、表示面の中央部から上端部の循環用ファンを通って背面側の中央部に至る流路のそれぞれの圧損特性と循環用ファンのPQ特性とを示す図である。 本発明の電子看板の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は電子看板1の外観構成を示す斜視図である。
この図に示すように、電子看板1は、扁平な直方体状の外観を呈した看板本体2と、この看板本体2を支持する土台4と、看板本体2の内部を冷却する冷却ユニット6とを備えている。
看板本体2は、高さが2メートル、幅が1メートル程度の縦長の扁平な直方体状の筐体8を有し、その内部に液晶ディスプレイ10が表示面11を正面に向けて納められている。この表示面11に対向する筐体8の正面は大きく開口し、その開口9には内部を視認可能に透明な硬質のガラス板12が嵌め込まれており、このガラス板12を通じて表示面11の全体を視認可能に構成されている。この表示面11には、各種映像や文字情報が表示され可変表示型の広告媒体として用いられる。また、看板本体2は、ガラス板12と筐体8の間にパッキンが配置されるなど密封構造を成し、街頭等の屋外での使用に耐える構造とされている。
土台4は、矩形枠状に組まれたフレーム枠14と、このフレーム枠14を支持する左右一対の支持脚16とを備え、フレーム枠14の枠内に看板本体2が嵌め込み固定されている。冷却ユニット6は、後述する冷凍サイクル40(図2)を内蔵したユニットケース18を備え、看板本体2の下端部側に配置されている。冷却ユニット6の冷凍サイクル40による冷風によって看板本体2の内部、特に、液晶ディスプレイ10が冷却される。
図2は電子看板1の縦断面を一部を省略して示す図であり、図3は看板本体2の横断面図である。また図4は表示パネル11の上端部22A近傍を拡大して示す図であり、図5は表示パネル11の下端部22B近傍を拡大して示す図である。
看板本体2が備える筐体8の内部には、図2及び図3に示すように、基板取付板20が設けられ、この基板取付板20により正面側空間21Aと背面側空間21Bとに仕切られており、正面側空間21Aには上記液晶ディスプレイ10が配置されている。また、基板取付板20には背面側空間21Bに臨む面に各種回路が設けられている。これらの回路には、例えば、液晶ディスプレイ10の表示等を制御する表示制御回路や、当該液晶ディスプレイ10に表示する映像や静止画像等から成る広告情報を外部から取得し保持する記憶回路、冷却ユニット6を駆動する冷却制御回路等が含まれている。
液晶ディスプレイ10は、平面型ディスプレイであり、表示パネル22を備える。この表示パネル22には用途に応じて種々の形状のものが採用できる。本実施形態の液晶ディスプレイ10では、表示パネル22が縦長の長方形とされている。この液晶ディスプレイ10は、筐体8の正面側空間21Aに形成した密封空間28内に、周囲に空気が循環する循環流路30を設けて固定されている。
循環流路30は、図2に示すように、密封空間28と液晶ディスプレイ10の間の隙間30A〜30Dから構成される。すなわち、正面側空間21Aの密封空間28には、表示パネル22の表示面11とガラス板12の問に隙間30Aが形成され、表示パネル22の上端部22Aとの間に隙間30Bが形成され、液晶ディスプレイ10の裏面との間に隙間30Cが形成され、表示パネル22の下端部22Bとの問に隙間30Dが形成されている。これらの隙間30A〜30Dは、表示パネル22の周囲でこの順に環状に繋がっており、表示パネル22を取り巻いている。上記ガラス板12は、その上端部の正面側への突出量(すなわち隙間30Aの上端部22A側の幅δ(図4))が筐体8に設けたスペーサ60により調整可能にされている。
このような循環流路30を形成することにより、表示パネル22の表示面11側の部分で発生した熱は、循環流路30を通ることで、表示パネル22の裏面側へ効率良く移動する。液晶ディスプレイ10の裏面には、表示面11側で発生した熱を回収する冷凍サイクル40が設けられている。
冷凍サイクル40は、図2に示すように、蒸発器42と、この蒸発器42の下側に配置された圧縮機44、凝縮器46及び膨張弁48とを有し、蒸発器42によって熱を回収し、回収した熱を凝縮器46によって放出する。すなわち、蒸発器42は、表示パネル22の下端部22B近傍の位置にて裏面側の隙間30C内に設置されており、循環流路30を流れる空気から熱を回収する。また、圧縮機44、凝縮器46及び膨張弁48は、それぞれ筐体8の下部であって密封空間28の外に配置されており、凝縮器46は筐体8に設けた例えば通気孔に面して配置され、蒸発器42によって回収された熱を通気孔を通じて外へ放出する。
係る構成により、表示パネル22で発生した熱が循環流路30の空気の循環の過程において蒸発器42によって効率良く回収され凝縮器46から効率良く筐体8に設けた通気孔を通じて外へ放出され、これにより、液晶ディスプレイ10が冷却される。なお、冷凍サイクル40に代えて循環流路30に沿って流れる空気との間で熱交換可能な他の熱交換手段を採用してもよい。
上記循環流路30には、図2に示すように、当該循環流路30内で空気を循環させて冷却風を生じさせる循環用ファン(送風ファン)50が設けられている。循環用ファン50は、循環流路30のうち、図4に示すように、液晶ディスプレイ10の背面側の隙間30Cの表示パネル22の上端部22A近傍の位置と、図5に示すように、下端部22B近傍の位置とのそれぞれに配置されている。下端部22B側の循環用ファン50の下流に上記蒸発器42が配置される。図示は省略するが、それぞれの箇所では複数の循環用ファン50が流路の断面内(同一水平面内)に並列に配置されている。これら循環用ファン50は、基板取付板20に設けられた制御回路(不図示)により駆動制御される。
背面側に設けた各循環用ファン50は、循環流路30に沿って実線矢印Aの方向へ冷却風を循環させる。すなわち、循環用ファン50が駆動することにより、表示面11側の隙間30A内を冷却風は、鉛直方向において隙間30Aの下端部の入口30A−2から上端部の出口30A−1に向けて流れ、そして当該隙間30Aの出口30A−1から表示パネル22の上端部22A側の隙間30Bを通って裏面側の隙間30Cへ流れる。この隙間30C内に流れ込んだ冷却風は、鉛直方向において上から下へ流れ、蒸発器42を通過し、表示パネル22の下端部22B側の隙間30Dを通って表示面11側の隙間30Aへと戻る。
冷凍サイクル40は、液晶ディスプレイ10の発熱Wa(単位W)と、日射による発熱Wb(単位W)とが生じた場合でも、液晶ディスプレイ10の表示パネル22の温度を目標温度T(単位℃)以下に維持できる冷却能力に設計されている。この目標温度Tは表示パネル22に画像が表示できなくなるという現象(いわゆる、ブラックアウト)が生じ得る温度(例えば65℃)よりも所定温度だけ低い温度(例えば60℃)に設定されている。また、この電子看板1は、日射が強く冷却能力が不足する場合(表示パネル22の温度が目標温度T以下にならない場合)には、表示パネル22の輝度を低下させる機能も備えている。
ところで、液晶ディスプレイ10の表示面11は比較的撓み易いため、何ら対策を施さなければ、隙間30Aの静圧によっては、当該表示面11が撓んで表示むらが発生することがある。そこで本実施形態の電子看板1では、隙間30Aの下端部22B側と上端部22A側のそれぞれに配置した循環用ファン50の風量や種類を調整することで、表示面11での静圧による表示むらを抑制することとしている。
図6は循環流路30と液晶ディスプレイ10とを示す模式図であり、図7は当該循環流路30の静圧分布を示す図である。
図6に示すように、循環流路30には、背面側の隙間30Cの上端部22Aと下端部22Bの2箇所に設けた循環用ファン50により冷却風が循環される。このため、循環流路30の静圧は、図7に示すように、上端部22Aの循環用ファン50の位置Y1と、下端部22Bの循環用ファン50の位置Y2とのそれぞれで不連続的に増大し、冷却風の流れに沿って漸次低下する。
循環流路30での静圧の低下の度合い(静圧の低下量/流路長)は、各隙間30A〜30Dの幅などの流路構造や、上端部22A及び下端部22Bのそれぞれの循環用ファン50の風量の違いに起因する圧力損失によって異なる。本実施形態の循環流路30にあっては、図7に示すように、表示面11側の隙間30A、及び、当該隙間30Aと背面側の隙間30Cとを接続する隙間30B、30Dの3つに対して、裏面側の隙間30Cで静圧低下の度合いが緩やかになっている。そして、このような静圧の低下の度合いの差を考慮して、表示面11の中央部X1(表示面11の高さをLとした場合にL/2の位置)での静圧と、背面側の中央部X2の位置での静圧とが略等しくなるように、上端部22A及び下端部22Bのそれぞれの循環用ファン50の風量(吹出口での静圧)が設定されている。
このとき、背面側の中央部X2から下端部22Bの循環用ファン50(位置Y2)を通って表示面11の中央部X1に至る間(図6中、矢印Z1で示す)の圧力損失を当該下端部22Bの循環用ファン50が賄い、表示面11の中央部X1から上端部22Aの循環用ファン50(位置Y1)を通って背面側の中央部X2に至る間(図6中、矢印Z2で示す)の圧力損失を当該上端部22Aの循環用ファン50が賄うことで、表示面11の中央部X1と背面側の中央部X2の静圧差を無くすことができる。
図8は、背面側の中央部X2から下端部22Bの循環用ファン50を通って表示面11の中央部X1に至る流路Z1、及び、表示面11の中央部X1から上端部22Aの循環用ファン50(位置Y1)を通って背面側の中央部X2に至る流路Z2のそれぞれの圧損特性と循環用ファン50のPQ特性とを示す図である。
下端部22B及び上端部22Aのそれぞれに配置する循環用ファン50を選定する場合には、図8に示すように、流路Z1、Z2の圧損特性に対して、ほぼ同じ流量となる点(図8中Kで示す)でPQ特性が交差するファンを選定すればよい。
なお、本実施形態では、表示面11側の中央部X1の静圧と背面側の静圧とは略一致されているが、表示むらが生じない範囲であれば静圧差があっても良いことは勿論である。
このように、本実施形態によれば、表示面11とガラス板12の間に表示面11の下端部22Bから上端部22Aにかけて冷却風を流す隙間30Aを設け、表示面11の下端部22B側と上端部22A側の各々に、冷却風の流れによって生じる隙間30Aの静圧と背面側の静圧との差を無くすように循環用ファン50を設ける構成とした。
この構成によれば、冷却に伴う表示面11での静圧、特に、背面側との静圧差が低減されるため撓みが防止され、表示むらの発生を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、表示面11側の隙間30Aに沿った略中央部X1での静圧と背面の中央部X2での静圧との差を無くす構成とした。この構成により、表示面11の全域で撓みを良好に抑えることができる。
また、本実施形態によれば、縦長の液晶ディスプレイ10を筐体8内に立てた状態で納め、冷却風を表示面11の下端部22Bから上端部22Aに向けて流す構成とした。
この構成によれば、屋外設置時の日射の影響などで上端部22Aに溜まり易い熱気を効率良く表示面11側から排出することができ、当該表示面11の上端部22Aでのブラックアウトを防止することができる。
また、本実施形態によれば、液晶ディスプレイ10を筐体8内の密封空間28内に配置し、密封空間28内に液晶ディスプレイ10の表示面11側の隙間30Aと背面側とを空気が循環する循環流路30を設け、この隙間30Aに沿った表示面11の略中央部X1での静圧と、当該略中央部と同等な高さ位置である背面側の中央部X2での静圧との差を無くす構成とした。
この構成によれば、液晶ディスプレイ10が密封され風雨等から保護されるから街頭等の屋外に配置することができ、また、当該液晶ディスプレイ10を表示むらが生じることなく良好に冷却することができる。
また本実施形態によれば、背面側に循環用ファン50を配置する構成とした。この構成によれば、循環用ファン50の配置のために表示面11側の隙間30Aを広くする必要がない。すなわち、隙間30Aの幅が狭めて当該隙間30Aを通過する冷却風の流速を大きくできるため、表示面11を効率よく冷却することができる。
また本実施形態によれば、表示面11の下端部22B側に対応して設けた循環用ファン50の下流に熱交換器たる蒸発器42を配置する構成とした。この構成により、表示面11及び背面側の各種電気部品の発熱を効率よく蒸発器42で回収することができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、液晶ディスプレイ10を密封空間28内に配置し、その周囲に冷却風を循環させる構成としたが、これに限らず、図9に示すように、表示面11側の隙間30Aの出口30A−1からでた冷却風を外部に排出する構成としてもよい。この場合には、表示面11の中央部X1での静圧と、隙間30Aを外れた箇所(すなわち、下端部22B側及び上端部22A側の循環用ファン50の間を外れた箇所)の静圧との差が、表示面11の撓みによる表示むらを生じさせない範囲に収まるように設定される。
例えば、上述した実施形態では、表示面11に対向配置される透明板としてガラス板12を例示したが、内部が視認可能程度に透明な板材であれば任意の材質の板材を用いることができる。
また例えば、上述した実施形態では、液晶ディスプレイ10の表示面11の下端部22Bから上端部22Aにかけて冷却風を流す構成としたが、一方向に流す構成であれば、任意の方向に冷却風を流してもよい。
また例えば、上述した実施形態では、平面型ディスプレイに液晶ディスプレイ10を例示したが、本発明は、表示面11での静圧により撓みを生じ表示むらが生じ得る他の平面型ディスプレイ(例えば、有機ELディスプレイやプラズマディスプレイなど)を備えた電子看板にも適用することができる。
1 電子看板
6 冷却ユニット
8 筐体
10 液晶ディスプレイ(平面型ディスプレイ)
11 表示面
12 ガラス板(透明板)
22 表示パネル
22A 上端部(他端部)
22B 下端部(端部)
28 密封空間
30 循環流路
30A−1 入口
30A−2 出口
30A 隙間
40 冷凍サイクル
42 蒸発器(熱交換器)
50 循環用ファン(送風ファン)
60 スペーサ
X1、X2 中央部

Claims (6)

  1. 平面型ディスプレイを筐体に納め、前記筐体に前記平面型ディスプレイの表示面と対向する位置に透明板を設け、前記透明板を通して前記表示面を外側から視認可能にした電子看板において、
    前記表示面と前記透明板の間に前記表示面の端部から他端部にかけて冷却風を流す隙間を設け、
    前記表示面の端部側と他端部側の各々に、前記冷却風の流れによって生じる前記隙間の静圧と前記隙間以外の箇所の静圧との差を所定範囲内とするように前記隙間に冷却風を流す送風ファンを設けたことを特徴とする電子看板。
  2. 前記隙間に沿った前記表示面の略中央部での静圧と、前記隙間以外の箇所の静圧との差を所定範囲内としたことを特徴とする請求項1に記載の電子看板。
  3. 縦長の前記平面型ディスプレイを前記筐体内に立てた状態で納め、前記冷却風を前記表示面の下端部から上端部、或いは、上端部から下端部に向けて流したことを特徴とする請求項1または2に記載の電子看板。
  4. 前記平面型ディスプレイを前記筐体内の密封空間内に配置し、前記密封空間内に前記平面型ディスプレイの表示面側の前記隙間と背面側とを空気が循環する循環流路を設け、
    前記隙間に沿った前記表示面の略中央部での静圧と、当該略中央部と同等な高さ位置での前記背面側の静圧との差を所定範囲内としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子看板。
  5. 前記背面側に前記送風ファンのそれぞれを配置したことを特徴とする請求項4に記載の電子看板。
  6. 前記背面側に熱交換器を設けたことを特徴とする請求項5に記載の電子看板。
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