JP2011068465A - シート集積装置及びこれを備えた後処理装置並びに画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイ上の所定位置にシートを集積する際にシート幅方向を正確な位置に幅寄せ整合することを可能とする。
【解決手段】搬出されるシートを積載するトレイ29とシート端縁を規制する規制ストッパとトレイ上に搬出されたシートをストッパに向けて移送する排紙回転体35とこの排紙回転体をトレイ上のシートと接する作動位置に支持する支持手段とシートの排紙直交方向の側縁を基準位置に整合する整合手段とを備える。整合手段はトレイに搬出されたシートの側縁を規制するサイドガイド32a、32bとこのサイドガイドを待機位置と整合位置との間で排紙直交方向に位置移動するシフト手段とで構成し支持手段は駆動手段に連結された回転軸38とこの回転軸を支持するフレーム部材37とで構成する。そして排紙回転体を前記回転軸に軸方向に移動可能に軸承すると共にこの軸方向に作用する弾性部材で位置決めする。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置から搬出されたシートに紙綴じなど後処理を施す後処理装置に係わり、トレイ上に搬出されたシートを所定の位置に整合するシート整合機構の改良に関する。
一般に、この種のシート集積装置は、排紙経路から送られるシートをトレイ上に積載する装置として広く知られ、例えば後処理装置で画像形成装置から送られたシートを部揃え集積するユニットとして使用されている。そして後処理装置はトレイ上に部揃え集積されたシート束に綴じ処理、パンチ処理などを施してスタックトレイに収納する装置として知られている。
従来このような装置で、排紙口の下流側に処理トレイを、この処理トレイの下流側にスタックトレイを配置し、処理トレイで後処理したシート(束)をスタックトレイに収納する装置構成が知られている。例えば特許文献1には、排紙口の下流側に段差を形成して処理トレイを配置し、更にその下流側にスタックトレイを、略々同一平面上に配置し、排紙口からのシートの先端部をスタックトレイで支持し、シート後端部を処理トレイで支持する構造が開示されている。
このような装置において、排紙口から搬出されたシートを2つのトレイ間にブリッジ支持した状態でシート端縁を所定の規制ストッパに位置決めし、これと同時にシート幅方向を所定の基準位置に幅寄せ整合して後処理位置に位置決めする必要が生ずる。このため特許文献1には処理トレイの上方に昇降自在のローラを設け、排紙口からシート先端がスタックトレイに到達した後に、このローラを上方の退避位置からシートと接する作動位置に降下させている。そしてこのローラを排紙方向と逆方向に回転させて排紙口から搬出されたシート後端を規制ストッパに突き当て整合している。これと共にトレイにはシート側縁を基準位置に整合する整合機構が設けられ、後端を位置規制したシートを排紙直交方向に幅寄せ整合している。
従来、排紙口から段差を有するトレイにシートを搬出する場合に、トレイ上方にローラ、ベルトなどの排紙回転体を昇降自在に設け、この排紙回転体をシート後端が排紙口を通過したタイミングで退避位置からシートと係合する作動位置に移動し、この回転体の搬送力でシートを規制ストッパに突き当てている。そしてこの位置規制されシートを直交方向に幅寄せ移動している。このシートの幅方向移動は排紙回転体を上方に退避させてその移動を妨害しないように制御している。
特開2006−248686号公報
上述のように排紙経路に送られるシートを排紙口からトレイ上に搬出してトレイ上に配置した排紙回転体で規制ストッパに突当て規制し、これと前後して直交方向にシートを幅寄せ整合するシート集積構造にあっては、次の問題がある。
トレイ上に搬入したシートを排紙回転体でストッパに突き当て搬送し、このシートを整合手段で排紙直交方向に幅寄せ移動する。このシートを排紙直交方向に移動するとき排紙回転体がシートを押圧して強く係合しているとシートの幅寄せ移動を妨害する。このためシート側縁が折れ曲がったり皺が発生したり或いは整合不良を招く。
この状態を図10に示すがトレイ60に排紙口からシートが搬入され、このシートをトレイ上方に配置した排紙回転体61でストッパ(不図示)に向けて移送する。そして左右の整合板62a、62bでシートを排紙直交方向に移動させて整合基準に位置合わせするが、このときシート中央部に配置された一つ若しくは複数の回転体がシートと係合し、その係合力は排紙回転体でシートをストッパに移送する程度の圧力で係合されている。
このため、腰の弱いシート或いは予めカールしているシートは、その側縁が折れ曲がることがある。これと共に中央部を排紙回転体で拘束された状態で側縁を幅方向に押圧されるシートは、その側縁にカールが生ずると整合板が待機位置に退避したときに元の姿勢に戻り不揃いとなる問題が発生する。
従来は、このような不具合を解決するためには排紙回転体をトレイ上方に退避させる昇降機構を設け、整合板でシートを幅寄せ移動するときにはこれをシートから退避させるように構成している。ところがこの昇降機構は排紙口から搬出されるシートの後端縁をセンサで検出し、その信号を基準にシートがストッパに到達する見込み時間の後に回転体を退避させている。
従って、排紙回転体をシートから退避させるタイミングが狂うと、上述の問題を引き起こし、またシート搬送、排紙回転体の退避(係合解除)、シートの幅寄せ移動を実行するインターバル時間を要するため高速集積は不可能であった。
そこで本発明者は、シートの幅寄せ移動する際に、排紙回転体をシートの幅方向移動に追随して同方向に移動させることによって上述の問題を解決し得るとの着想に至った。
本発明は、トレイ上の所定位置にシートを集積する際に、シート幅方向を正確な位置に幅寄せ整合することの可能なシート集積装置の提供をその課題としている。
更に本発明は、連続して送られるシートを高速にトレイ上の所定位置に部揃え集積して処理効率を向上させることが可能なシート集積装置の提供をその課題としている。
上記課題を達成するため本発明は、シートを積載支持するトレイ手段に規制ストッパに向けてシートを移送する排紙回転体と、シート幅方向を所定の整合基準に整合する整合手段を配置する。そして排紙回転体の支持手段を、駆動手段に連結された回転軸と、この回転軸を支持するフレーム部材とで構成する。このとき、排紙回転体を回転軸に軸方向に移動可能に軸承すると共に、この軸方向に作用する弾性部材で位置決めすることを特徴としている。このように構成することによってシートを整合手段で幅寄せ移動する際にこのシートに追従して排紙回転体が移動することとなり、シート側縁の折れ曲がり、皺或いはシート不整合等の問題を生ずることがない。
更にその構成を詳述するに、順次搬出されるシートを積載するトレイ手段(29)と、このトレイ手段に搬出されたシートの端縁を規制するシート端規制手段(30)と、トレイ手段上に搬出されたシートをシート端規制手段に向けて移送する排紙回転体(35)と、この排紙回転体をトレイ手段上のシートと接する作動位置に支持する支持手段と、トレイ手段上に積載されたシートの排紙直交方向の側縁を基準位置に整合する整合手段(32)とを備える。
そして前記整合手段は、トレイ手段に搬出されたシートの側縁を規制するサイドガイド板(32a、32b)と、このサイドガイド板を待機位置と整合位置との間で排紙直交方向に位置移動するシフト手段(Ma,Mb)とで構成し、前記支持手段は、駆動手段に連結された回転軸(38)と、この回転軸(38)を支持するフレーム部材(37)とで構成する。そして、排紙回転体を、前記回転軸に軸方向に移動可能に軸承すると共に、この軸方向に作用する弾性部材で位置決めする。
尚、上記弾性部材は、例えば回転軸の左右に排紙回転体を挟んで一対のコイルスプリング(45a、45b)を対向配置し、このスプリングの付勢力で排紙回転体を所定の排紙基準位置に位置決めし、同時にその付勢力をシートが整合手段の幅寄せ作用で座屈しない程度の力に設定する。
本発明はトレイ手段上に搬入されたシートを所定の規制ストッパに向けて移送する排紙回転体と排紙直交方向に幅寄せ移動する整合手段を設け、排紙回転体を整合手段で幅寄せ移動するシートに追従して同方向に移動するように構成したものであるから以下の効果を奏する。
トレイ上に搬入されたシートは排紙回転体で規制ストッパに突き当て整合されるから所定位置に確実に位置決めされる。これと共に、シート側縁は整合手段で所定の整合基準に幅寄せ整合される。特にこの幅寄せ整合のときにシートに追従して排紙回転体がシート幅方向に移動するから、シート側縁の折れ曲がり、皺、或いは不揃い整合の問題を引き起こすことがない。
このように本発明は、排紙回転体をシート幅方向に位置移動可能に支持し、その位置をバネなどの弾性部材で位置決めするものであるから簡単な構造で安価に提供することが出来る。これと同時に必ずしも排紙回転体をトレイ上のシートから退避する昇降機構を設ける必要がない。この場合には排紙機構を簡単でコンパクトに構成することが出来る。
更に本発明は、トレイ上に搬入したシートを排紙回転体で規制ストッパに移送するのと同時にこのシートを排紙直交方向に幅寄せ移動することが可能となる。従って連続して搬出されるシートを短時間に高速でトレイ上に部揃え集積することができる。
本発明に係わる画像形成システムの全体構成の説明図。 図1の画像形成システムにおける排紙ユニット(シート集積装置)の全体構成の説明図。 図2の紙ユニットにおける排紙回転体の昇降機構の説明図。 図2の排紙ユニットの平面構造の説明図であり、(a)はその平面構成図、(b)は排紙回転体の中央縦断断面図、(c)は排紙回転体の中央横断面図。 図2の排紙ユニットにおけるシート側縁を幅寄せ整合する整合手段の構成を示す説明図。 図2の排紙ユニットの動作状態の説明図であり、(a)は整合手段によるシート幅寄せ整合の動作状態を、(b)は整合手段によるシート幅寄せ整合の動作終了状態の説明図。 図1のシステムにおける後処理装置の全体構成の説明図。 図6の後処理装置の要部詳細説明図。 図1の画像形成システムにおける制御構成を示すブロック図。 従来のシート集積装置におけるシート整合状態の説明図。
以下本発明を図示の好適な実施の形態に基づいて詳述する。図1は本発明に係わる画像形成システムを示し、シート上に画像形成する画像形成装置Aと、この画像形成装置Aから搬出されたシートを部揃集積して綴じ処理などの後処理を施す後処理装置Bと、この後処理装置Bに内蔵されたシート集積装置Cから構成されている。そして画像形成装置Aで画像形成したシートをシート集積装置Cで部揃え集積し、そのシート束に綴じ処理を施してスタックトレイ21に収納する。
以下「シート集積装置C」「画像形成装置A」「後処理装置B」の順に説明する。
[シート集積装置]
本発明に係わるシート集積装置Cは、図2に示すように順次シートを搬出する排紙経路P1を設ける。この排紙経路P1には搬入口23と排紙口24と、搬送ローラ26を配置する。図2に示す装置は装置ハウジング20に搬入口23と排紙口24を有する排紙経路P1が装置内を横断するように配置され、搬入口23は後述する画像形成装置Aの本体排紙口15に連結され、画像形成されたシートを装置内に搬入する。また、排紙口24には段差を形成してその下流側にトレイ手段(以下「処理トレイ」という)29が配置され、トレイ手段29の下流側にはスタックトレイ21が配置されている。
上記処理トレイ29は排紙口24からのシートを部揃え集積して綴じ処理(後処理)を施す。この為処理トレイ29にはシートの排紙方向端縁を位置規制するシート端規制手段(以下「規制ストッパ」という)30と、この規制ストッパ30にシートを移送する排紙回転体31、35が配置されている。図示の排紙回転体31、35は、正逆転ローラ35と、掻込みベルト31で構成されている。
この排紙回転体31,35は処理トレイ上に搬入されたシートと係合して、これを規制ストッパ30に移送するように配置されている。これと共に正逆転ローラ35は処理トレイ上の最上シートと接する作動位置Fpと、このシートから離間した退避位置Tpとの間で昇降可能に装置フレームに支持されている。これは排紙口24から搬出されたシート先端を、正逆転ローラ35と最上シートとの間に確実に進入させるためである。また、上記掻込みベルト31は、ベルトに限らずパドル部材、ローラなどで構成しても良い。
[正逆転ローラ構成]
本発明は、上記正逆転ローラ35を次のように構成することを特徴としている。排紙回転体(正逆転ローラ)35は、ローラ、ベルトなどシートを摩擦力で搬送する回転体で構成され、装置フレームに支持手段で処理トレイ29上のシートと係合するように配置されている。
図3、図4に従ってその構成を詳述する。図3に排紙回転体(正逆転ローラ;以下同様)35の構成を示すが、図示の排紙回転体35は装置フレーム(不図示)に回転支軸(駆動軸)36を回転可能に配置し、この回転支軸36にアーム状のフレーム部材37の基端部37aを軸受け支持する。そしてフレーム部材(以下「ブラケット」という)37の先端部37bは処理トレイ29上に垂下するように配置する。このブラケット37は1本のアーム部材で構成しても良いが図示のものは間隔を隔てて平行に配置した一対のアーム部材で構成してある。そしてアーム部材の先端には回転軸38を軸支持する。
上記回転支軸36には、排紙回転体35を回転駆動する正逆転モータM1が連結され、駆動プーリ5が一体に設けてある。そして回転支軸36の回転は駆動プーリ39aと伝動ベルト40と従動プーリ39bを介して回転軸38に正逆転モータM1の回転を伝動するように構成されている。
また、上記回転支軸38にはブラケット37を揺動回転させる昇降モータMSが連結されている。図示のものは図4に示すように回転支軸36にカラー41を遊嵌し、このカラー41をブラケット37に固定してある。一方カラー41にはギアG1が固定され、このギアG1に昇降モータMSの駆動軸Mxが歯車連結してある。従って昇降モータMSの正逆回転でブラケット37は図3実線状態の作動位置Fpから同図鎖線の退避位置Tpとの間で上下昇降することとなる。
尚、カラー41のギアG1と昇降モータMSの駆動軸Mxとの間には図示しないバネクラッチが内蔵してあり、ブラケット37が処理トレイ上方に位置する退避位置Tpのときにはストッパ42に突き当たってそれ以上の回転を阻止し、同時にバネクラッチの作用でその位置に係止される。そしてカラー41の逆回転(図3時計方向回転)でバネクラッチが緩んでブラケット37は回転支軸36を中心に時計方向に回転し、ブラケット37は、図3実線状態の処理トレイ上のシートに当接する状態に降下するように構成されている。
そこで排紙回転体35は、ローラ、ベルトなどのシートと接してその摩擦力でシートに搬送力を付与する材質及び形状に構成される。図4にその一例として排紙回転体35をローラ体で構成する場合を示す。このローラ体はゴム質材、樹脂材などで構成され、外周はシートに搬送力を付与するのに適した摩擦係数に設定されている。そして軸心には金属や樹脂などの軸芯スリーブ43が一体に形成され、軸心には回転軸38に適合する軸孔38xが設けられている。
このように形成された排紙回転体35は上述のブラケット37に軸支持された回転軸38に次のようにローラ体(排紙回転体)35が軸方向に移動可能に嵌合される。前記ローラ体35の軸孔38xは回転軸38に軸方向に移動可能に遊嵌され、回転軸38と軸芯スリーブ43には、それぞれにキィ溝が刻設され、キィ44で回転軸38の回転がローラ体35に伝達されるように連結されている。
つまり図4(b)(c)に示すように軸孔38xは回転軸38の外径より若干大きい内径に形成されていると共に、回転軸38とローラ体35とはキィ44で結合されている。従ってローラ体(摩擦回転体)35は、回転軸38の回転をキィ44で伝達され、同時に軸方向(図4(a)左右方向)に図示Δxだけ移動可能となる。
このように構成された排紙回転体35は基端部35aを、回転支軸36に軸支されたブラケット37の先端部37bの回転軸38に軸方向に移動可能に取り付けられている。そこで回転軸38に沿って軸方向に移動可能な排紙回転体35は、弾性部材45でその軸方向が位置決めされている。この弾性部材45は軸方向に移動可能な排紙回転体35に軸方向の付勢力を作用させてその位置を規制する。このため、図示の装置は排紙回転体35のシート幅方向の両側部に配置された一対の45a、45bで構成されている。
図示のコイルスプリング45a、45bは、ブラケット37の側壁に一端を係止され、その他端は排紙回転体35の側部を軸方向に押圧するように配置されている。そして両スプリング45a、45bの付勢力がバランスされた位置に排紙回転体35が位置決めされるようになっている。つまり排紙回転体35は、ブラケット37に軸支持された回転軸38に軸方向に移動可能に軸承され、弾性部材(コイルスプリング)45でその軸方向位置が所定の位置(例えばシートセンタ)に位置決めされている。
そして弾性部材45の排紙回転体35に作用する付勢力(図4(c)に示すSp)は、シートの幅寄せ力(図4(c)に示すFp)より小さい力に設定されている。つまり弾性部材45は、無負荷時には排紙回転体35を予め設定された軸位置に静止させ、シートから軸方向の力を受けると変位量(Δx)で回転軸38に沿って軸方向に移動する。
また、上記処理トレイ29にはトレイ上に部揃え集積されたシートを上記規制ストッパ30に突き当ててその先端縁又は後端縁を位置決めするのと同時に、シートの搬送直交方向を所定の基準位置に整合する整合手段32を設ける。この整合手段32の詳細については後述する「後処理装置」で説明するが、トレイ手段29には、搬入されたシートを排紙直交方向に幅寄せ整合するサイドガイド32a、32bが設けられている。この整合手段32は異なる幅サイズのシートをセンター基準又はサイド基準で幅寄せ整合するように構成されている。そしてこの整合手段32は後述するように整合基準位置をセンター基準或いはサイド基準で設定し、この整合基準位置にシートを幅寄せ整合する。
また、整合手段32は図5にその底部背面を示すように装置フレームに左右それぞれ独立した整合モータMa、Mbが配置され、一対のプーリ28a、28bに架け渡した駆動ベルト28vに左右一対のサイドガイド32a、32bが連結されている。従って左右一対のサイドガイド32a、32bはガイド溝29xに沿って左右動することとなり、整合モータMa、Mbは反対方向に同一量ずつ回転する。
また、左右一対のサイドガイド32a、32bには、そのホームポジションを検出するリミットセンサ(不図示)が配置されている。そこで図示しない制御手段は、左右一対のサイドガイド32a、32bをホームポジションから待機位置Wp、整合位置Apの順に往復動するように整合モータMa、Mbを制御する。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置Aは、ケーシング1内に給紙部2と画像形成部3と画像データ記憶部を備えている。給紙部2は、例えば複数の給紙カセット2a、2b、2c、2dで構成され、各カセット2a〜2dには予め選定した規格サイズのシートが収納されている。また給紙部2には手差しトレイ1xが設けられ、使用者が使用目的に応じたシートを挿入出来るように構成されている。このような構成の給紙部2にセットされたシートは、そのサイズ、紙質(コーティング紙か、普通紙か)、紙厚さ(厚紙か、薄紙か)などのシート条件が後述するコントロールパネル16から情報入力するように構成されている。
画像形成部3は、給紙部2から送られたシートに画像を形成するように構成され、図示のものは静電式画像形成機構を示している。画像形成部3には感光ドラム10と、このドラム表面に潜像を形成する印字ヘッド(レーザ光、LED光などの発光器)9と、現像器11が設けられている。この感光ドラム10に形成された画像インク(トナー)は転写チャージャ12で画像転写される。
このように画像転写されたシートは定着ローラ13を経て排紙経路14に搬出される。この他、画像形成部3としては、図示の静電式画像形成機構に限らず、インクジェット式画像形成機構、オフセット式画像形成機構など種々の画像形成機構が採用可能である。
上記画像データ記憶部は図示しないが、画像形成部3の印字ヘッド9で感光ドラム10上に形成する画像データの記憶メモリで構成され、この記憶部に画像読取ユニット5からデータ転送されるようになっている。この画像データ記憶部には例えばネットワーク構成されたコンピュータなどからもデータ転送される。
このように構成された画像形成装置Aには、その上部に原稿画像を読み取る画像読取ユニット5が、更にその上部に原稿給送ユニット8が搭載されている。画像読取ユニット5は原稿シートをセットするプラテン5aと、このプラテン5aに沿って原稿画像を走査する読取キャリッジ6と、原稿画像からの反射光を結像して光電変換する光電変換手段7がケーシング内に設けられている。また原稿給送ユニット8は給紙トレイ8a上にセットした原稿シートを1枚ずつ分離して上記画像読取ユニット5のプラテン5aに自動的に給送するフィーダ機構を備えている。
[後処理装置の構成]
上述の画像形成装置Aに連結された後処理装置Bについて説明する。この後処理装置Bは図7にその全体構成を、図8にその詳細構成を示すように、画像形成装置Aの本体排紙口15に連なる搬入口23と排紙口24を有する排紙経路P1を備えている。そして排紙口24の下流側には前述した処理トレイ29が配置されている。この排紙経路P1には排紙ローラ対26(26a,26b)が、処理トレイ29には前述した正逆転ローラ35と、整合手段32が配置されている。
この後処理装置Bは、画像形成装置Aの本体排紙口15から画像形成されたシートを受け入れ、(1)このシートを、後処理を施すことなくスタックトレイ21に収容する(後述の「プリントアウトモード」)か、又は(2)本体排紙口15からのシートを束状に部揃えしてステップル綴じした後、スタックトレイ21に収納する(後述の「ステップル綴じモード」)か、又は(3)本体排紙口15からのシートを束状に部揃えした後、冊子状に折り畳んで冊子収納トレイ22に収納する(後述の「シート束折りモード」)ように構成されている。
このため、後処理装置Bには図8に示すように装置ハウジング20に排紙経路P1が設けられている。この排紙経路P1には、これから分岐しシートを反転方向に移送する第1スイッチバック搬送路SP1と第2スイッチバック搬送路SP2が配置されている。この第1スイッチバック搬送路SP1は排紙経路P1の下流側に、第2スイッチバック搬送路SP2は搬入第1スイッチバック搬送路SP1の上流側に配置されている。
そして上記第1スイッチバック搬送路SP1の下流側には前述した処理トレイ29が配置され、その下流側にスタックトレイ21が連接されている。また上記第2スイッチバック搬送路SP2の下流側には集積ガイド47が配置され、その下流側に冊子収納トレイ22が配置されている。また、排紙経路P1には搬入口23からのシートを排紙口24に向けて搬送する搬入ローラ25と、シートにスタンプ(捺印手段)、パンチ(穿孔手段)などの後処理を施す後処理ユニット19が設けられている。
[第1スイッチバック搬送路SP1の構成]
上述したように排紙経路P1の下流側(装置後端部)に配置された第1スイッチバック搬送路SP1は次のように構成されている。排紙経路P1にはその出口端に排紙ローラ対26と排紙口24が設けられ、この排紙口24と段差を形成して下流側に前述の処理トレイ29が設けられている。この処理トレイ29は排紙口24からのシートを積載支持するトレイで構成されている。
この処理トレイ29の上方には前述した正逆転ローラ(排紙回転体)35がトレイ上のシートと接する作動位置Fpと離間した退避位置Tp(図3鎖線位置)との間で昇降自在に配置されている。この正逆転ローラ35には正逆転モータM1が連結され処理トレイ29上にシートが進入する際は同図時計方向に回転し、シート後端が処理トレイ上に進入した後は反時計方向に回転するように制御される。
図示31は排紙回転体であり、その一端部は排紙ローラ対26と圧接され処理トレイ上のシートを規制ストッパ30側に移送するように図2反時計方向に回転する。図示の排紙回転体31は無端ベルトで構成され、排紙ローラ26bのプーリ軸26zを中心に先端プーリ側が処理トレイ29上に垂下するように揺動自在に軸支持されている。
このように構成された排紙経路P1は、排紙口24からのシートは処理トレイ29上に進入し正逆転ローラ35でスタックトレイ21に向って搬出され、シート後端が排紙口24から処理トレイ29上に進入した後は正逆転ローラ35を逆回転(図示反時計方向)させると処理トレイ上のシートは排紙方向と逆方向に移送される。このとき排紙回転体31は正逆転ローラ35と協働してシート後端を処理トレイ29に沿って規制ストッパ30に向けて搬送することとなる。
上記処理トレイ29の排紙方向後端部には、シート後端を位置規制する規制ストッパ30とステップラ装置33が配置されている。図示のステップラ装置33は処理トレイ上に集積されたシート束の後端縁の1個所若しくは複数個所をステップル綴じする。また上記処理トレイ29には綴じ処理されたシート束をスタックトレイ21に搬出する搬出機構が備えられている。
図示の搬出機構はシート束を把持するグリップ爪34aと、このグリップ爪34aを処理トレイ29に沿って左右往復動する駆動アーム34bと、この駆動アーム34bを作動する排紙モータMEとから構成されている。また上記処理トレイ29にはトレイ上に集積されたシートの幅方向を整合する整合部材32a、32bが設けてあり、この整合部材37a、37bの構成は前述した通りである。
上述のように構成された第1スイッチバック搬送路SP1は前記「ステップル綴じモード」のときには排紙口24からのシートを処理トレイ29上に部揃えし、このシート束を端面綴じステップラ装置33で後端縁の1個所又は複数個所をステップル綴じする。また前記「プリントアウトモード」のときには排紙口24からのシートをスイッチバック搬送することなく、処理トレイ29に沿ってスタックトレイ21に向けて搬出する。このように図示のものはステップル綴じするシートを処理トレイ29とその下流側に配置されたスタックトレイ21とでブリッジ支持することを特徴とする。これによって装置をコンパクトに構成することが可能となる。
[第2スイッチバック搬送路の構成]
前記排紙経路P1から分岐された第2スイッチバック搬送路SP2は図7に示すように集積ガイド47が設けられ、排紙経路P1からのシートをこのガイド上に部揃え集積して一対の折ローラ48で折り合わせる。この集積ガイド47には中綴じステップラ装置49が配置され、折り合わせる前にシート束の中央を綴じ合わせる。そして折ローラ48でマガジン折りされたシート束は冊子収納トレイ22に収納される。
[制御構成の説明]
上述した画像形成システムの制御構成を図9のブロック図に従って説明する。図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aの制御部(以下「本体制御部」という)50と後処理装置Bの制御部(以下「後処理制御部」という)55を備えている。本体制御部50は印字制御部51と給紙制御部52と入力部(コントロールパネル)16を備えている。
そしてこの入力部(コントロールパネル)16から「画像形成モード」と「後処理モード」の設定を行う。画像形成モードはカラー・モノクロ印刷、両面・片面印刷などのモード設定と、シートサイズ、シート紙質、プリントアウト部数、拡大・縮小印刷、などの画像形成条件を設定する。また「後処理モード」は、例えば「プリントアウトモード」「ステップル仕上げモード」「製本綴じ仕上げモード」などに設定する。
また、本体制御部50は後処理制御部55に後処理の仕上げモードとシート枚数、部数情報と綴じモード(1個所止綴じか2個所以上複数綴じか)情報、及び画像形成するシートの紙厚情報などをデータ転送する。これと同時に本体制御部50は画像形成の終了毎にジョブ終了信号を後処理制御部55に転送する。
上述の後処理モードについて説明すると、上記「プリントアウトモード」は排紙口24からのシートを、後処理を施すことなくスタックトレイ21に収容する。この場合にはシートを処理トレイ29に部揃え集積することなく、排紙口24からスタックトレイ21に搬出する。上記「ステップル仕上げモード」は、排紙口24からのシートを処理トレイ29上に集積して部揃えし、このシート束にステップラ装置33で綴じ仕上げした後に、スタックトレイ21に収容する。この場合には画像形成されるシートは原則として同一紙厚さで同一サイズのシートにオペレータによって指定される。
上記「製本綴じ仕上げモード」は、画像形成装置Aで画像形成されたシートを処理トレイ29に部揃え集積し、最後に表紙シートを画像形成装置Aで画像形成して処理トレイ上のシートに重ね合わせ、ステップル綴じした後に、スタックトレイ21に収容する。この場合には表紙シートは給紙部2に準備された厚紙シートがオペレータによって指定される。
[後処理制御部]
後処理制御部55は、指定された後処理モードに応じて後処理装置Bを動作させる制御CPU(制御手段;以下同様)で構成される。この後処理制御部55には、動作プログラムを記憶したROM56と、制御データを記憶するRAM57が備えられている。
[排紙回転体の制御]
前述の排紙回転体(正逆転ローラ)35を退避位置Tpから作動位置Fpに下降移動するタイミング及びこの回転体をシート先端が規制ストッパ30に到達して位置規制されたタイミングで回転停止する。
このように排紙回転体(正逆転ローラ)35は退避位置Tpから作動位置Fpに降下して処理トレイ29上のシートを規制ストッパ30に移送する。このとき排紙回転体35は図4に示すように、左右の弾性部材(コイルスプリング)45a、45bのバネバランスでフレーム部材(ブラケット)37の規定位置に位置決めされている。このバネバランスによる排紙回転体35の位置決めは退避位置Tpにおいて無負荷状態となり、このときローラ体35がブラケット37の所定位置(例えばシートセンタと一致する位置)に位置決めされる。
上記後処理制御部55の構成を、その動作プログラムと共に説明する。装置起動時の初期化(イニシャライズ)時に、ブラケット37が退避位置Tpに位置するか否かをポジションセンサ(不図示)からの信号で判別する。そしてこのセンサ信号がOFFときには昇降モータMSを上昇方向に起動してブラケット37を退避位置Tpに位置決めする。これと共にこの動作プログラムは、入口センサS1で搬入口23にシート先端が到達したとき、これを検出して排紙ローラ対26を回転駆動するように構成されている。
これと同時に排紙センサS2がシート後端を検出した信号で、タイマを起動し、このタイマのタイムアップ信号で昇降モータMSを下昇方向に起動してブラケット37を揺動させて排紙回転体(正逆転ローラ)35を退避位置Tpから作動位置Fpに降下する。この排紙回転体(正逆転ローラ)35が作動位置Fpに到達する前に正逆転モータM1を図2時計方向に回転する。
これによって排紙口24から処理トレイ29に向けて搬出されたシートは、その先端を正逆転ローラ35と処理トレイ上に積載されている最上シートとの間に案内される。そして正逆転ローラ35の排紙方向回転(図2時計方向)でシートは、図2左側に搬送される。そこで制御手段(制御CPU)55はシートの後端を排紙センサS1で検出して、その後端が排紙トレイ上に搬出された見込み時間で正逆転ローラ35を停止する。
そして制御手段(制御CPU)55は正逆転モータM1を排紙反対方向に逆転させる。すると処理トレイ上に送られたシートはトレイ上の最上紙に沿って規制ストッパ30に移送され、シート先端が規制ストッパ30に到達する込み時間の後、正逆転ローラ35を停止する。次いで制御手段(制御CPU)55は前述の整合手段32を待機位置から整合位置に位置させる。
この整合手段32によるシートの整合動作を図6に従って説明する。同図(a)は整合手段32を構成するサイドガイド32a、32bが待機位置Wpの状態を、(b)は整合位置Apの状態を示す。サイドガイド32a、32bが待機位置Wpから整合位置Ap側に移動すると斜行して処理トレイに搬入されたシートはガイド面に押圧されて整合基準位置(シートセンター)に向けて幅寄せ移動される。
このとき排紙回転体35は幅寄せ移動するシートから軸方向に変位力(シートの幅寄せ力)Fpの作用を受ける。そしてこのシートの変位力Fpは、シート材質によって異なるが、排紙回転体35に作用させてある弾性部材(コイルスプリング)45a、45bの付勢力Spに対して(変位力Fp)>(付勢力Sp)となるように設定してある。つまり予め予想されるシートの変位力(実験値)が弾性部材45の排紙回転体35に作用する付勢力Spより大きくなるように設定されている。
このような条件のもとでサイドガイド32a、32bによってシートを幅寄せ移動すると、このシートの変位力Fpを受けて排紙回転体35は図6(b)に示すように回転軸38に沿ってシートに追従して変位量(Δx)だけ移動する。これによってシート側端が湾曲して不揃い状態、折れ曲がり、皺などの問題を引き起こすことがない。そして排紙回転体35は後続するシートが処理トレイ29に搬入される際に前述の昇降モータMSで上昇移動され、このとき無負荷状態となってバネバランスで規定位置に復帰する。
尚、本発明にあって整合手段32をセンター基準に設定した場合について弾性部材45を排紙回転体35の左右に対向するように一対配置する態様を説明したが、整合手段32をサイド基準に設定するときには、弾性部材45は可動のサイドカイド側に配置すれば良い。更に弾性部材45は図示のコイルスプリングに限定されることなく、例えばリング状スポンジから構成したブッシュをブラケット37の壁面と排紙回転体35の間に配置しても良い。
また、本発明にあって排紙回転体35は処理トレイ上のシートと係合する作動位置Fpとこれから上方に退避した退避位置Tpとの間で昇降する構成について説明したが、この排紙回転体35は常時処理トレイ上の最上シートと係合する位置に固定配置しても良い。
A 画像形成装置
B 後処理装置
C シート集積装置
21 スタックトレイ
23 搬入口
24 排紙口
29 処理トレイ(トレイ手段)
30 シート端規制手段(規制ストッパ)
31 排紙回転体(掻き込みベルト)
32 整合手段
32a サイドガイド
32b サイドガイド
35 排紙回転体(正逆転ローラ)
36 回転支軸(駆動軸)
37 フレーム部材(ブラケット)
37a 基端部
37b 先端部
38 回転軸
38x 軸孔
39a 駆動プーリ
39b 従動プーリ
40 伝動ベルト
41 カラー
42 ストッパ
43 軸芯スリーブ
44 キィ
45 弾性部材
45a コイルスプリング
45b コイルスプリング
50 本体制御部
55 後処理制御部(制御CPU)
M1 正逆転モータ
MS 昇降モータ
Sp 付勢力
Fp シートの幅寄せ力

Claims (9)

  1. 順次搬出されるシートを積載するトレイ手段と、
    前記トレイ手段に搬出されたシートの端縁を規制するシート端規制手段と、
    前記トレイ手段上に搬出されたシートを前記シート端規制手段に向けて移送する排紙回転体と、
    前記排紙回転体を前記トレイ手段上のシートと接する作動位置に支持する支持手段と、
    前記トレイ手段上に積載されたシートの排紙直交方向の側縁を基準位置に整合する整合手段と、
    を備え、
    前記整合手段は、
    前記トレイ手段に搬出されたシートの側縁を規制するサイドガイド板と、
    前記サイドガイド板を待機値と整合位置との間で排紙直交方向に位置移動するシフト手段と、
    で構成され、
    前記支持手段は、
    駆動手段に連結された回転軸と、
    この回転軸を支持するフレーム部材と、
    で構成され、
    前記排紙回転体は、前記回転軸に軸方向に移動可能に軸承されると共に、この軸方向に作用する弾性部材で位置決めされていることを特徴とするシート集積装置。
  2. 前記回転軸は、正逆転可能な駆動手段に連結され、
    前記排紙回転体は、前記トレイ手段上に搬出されたシートをスイッチバックさせて前記シート端規制手段に移送することを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
  3. 前記支持手段は、前記排紙回転体が前記トレイ手段上のシートと接する作動位置と、このシートから退避した待機位置との間で昇降するように揺動可能に装置フレームに取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
  4. 前記弾性部材は、一対のコイルスプリングで構成され、
    この一対のコイルスプリングは、
    前記排紙回転体を挟んで対向配置されると共に、この排紙回転体に反対方向の付勢力を作用することを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
  5. 前記弾性部材は、前記排紙回転体を挟んで前記回転軸に嵌装された左右一対のコイルスプリングで構成され、
    この一対のコイルスプリングは、前記排紙回転体に反対方向の付勢力を作用して軸方向位置を位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
  6. 前記トレイ手段の上流側には、シートを順次搬出する排紙経路が、下流側にはこのトレイ手段からのシートを収容するスタックトレイが配置され、
    前記トレイ手段には、集積されたシートに後処理を施す後処理手段が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
  7. 前記弾性部材は、前記サイドガイド板の整合方向移動に連動して前記排紙回転体に作用する付勢力が変化するように前記サイドガイド板に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のシート集積装置。
  8. 排紙口から順次シートを搬出する排紙経路と、
    前記排紙口の下流側に配置されたトレイ手段と、
    前記トレイ手段に配置された後処理手段と、
    前記トレイ手段の下流側に配置されたスタックトレイと、
    から構成され、
    前記トレイ手段は請求項1乃至7の何れかの項に記載の構成を備えていることを特徴とする後処理装置。
  9. シート上に画像形成する画像形成装置と、
    この画像形成装置形成装置で画像形成されたシートを部揃え集積して後処理する後処理装置と、
    から構成され、
    前記後処理装置は請求項8に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
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