JP2011062034A - 二次電池の充電回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】増幅回路の出力ドライブ能力を大きくすることなく、電流制御素子を小型にでき、高効率で、チップ面積の小さい二次電池の充電回路を提供する。
【解決手段】第1の増幅回路31により電流制御素子であるPMOSトランジスタM31を制御したときのPMOSトランジスタM31のオン抵抗に比較して、PMOSトランジスタM31のオン抵抗が小さくなるように制御するための電圧を有する接地端子にPMOSトランジスタM31のゲートを接続するNMOSトランジスタM33を用いて、急速充電切換信号に応じて、NMOSトランジスタM33をオンすることにより、PMOSトランジスタM31のゲートを接地端子に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電子機器に用いられている二次電池の充電回路に関し、特に、急速充電モードの他に小電流充電モードを備えた二次電池の充電回路に関する。
二次電池の充電回路は、通常、電池電圧や充電電流に応じて充電方法が異なる複数の充電モードを備えている。リチウムイオン電池の場合に一般に用いられている充電モードには、(a)二次電池の電圧が過放電電圧未満の場合に、過放電電圧以上になるまで比較的少ない定電流で充電する小電流充電モード、(b)二次電池電圧が過放電電圧以上の場合に、大電流による定電流で充電する定電流充電モード、(c)定電流充電中に満充電電圧に到達した場合に満充電電圧で充電する定電圧充電モード、(d)定電圧充電モード中に充電電流が所定の充電電流未満になり、充電完了信号を出力した後に定電流で充電する補充電モードなどがある。
図3は、従来技術に係る充電回路を示す回路図である。図3の充電回路は、上記の充電モードを備えており、AC−DCコンバータを用いた電源回路10と、定電流充電及び定電圧充電により急速充電を行なう急速充電回路20と、小電流で充電を行なう小電流充電回路30と、電源回路10が出力する直流電圧Vddを制御する電圧制御回路40とで構成されている。充電回路は、二次電池BATを接続するための端子T1及び端子T2を備えており、二次電池BATの正極が端子T1に接続され、負極が端子T2に接続されている。また、急速充電と小電流充電とを切り換えるための急速充電切換信号が外部回路(図示せず。)から入力される。
電源回路10は、AC100Vが入力されて、二次電池BATを充電するための直流電圧Vddを出力端子Voutから出力するAC−DCコンバータである。電源回路10は直流電圧Vddを制御するための電圧制御入力端子Vcntを備えている。入力端子Vcntのシンク電流を大きくすると直流電圧Vddは上昇し、小さくすると直流電圧Vddは低下する。
急速充電回路20は、二次電池BATの電圧Vbatが過放電電圧以上の場合に動作する充電回路であり、二次電池BATの電圧Vbatが満充電電圧未満の場合に所定の定電流による定電流充電を行なう定電流充電回路201と、電圧Vbatが満充電電圧に達した場合に満充電電圧による定電圧充電を行なう定電圧充電回路202とを備えている。定電圧充電中に充電電流が所定の充電終了電流値未満になった場合は、充電完了信号(図示せず。)を出力して充電を停止する。
定電流充電回路201は、第2の増幅回路21と、第2の基準電圧Vr2と、電流検出抵抗R21とで構成されている。電流検出抵抗R21には充電電流が流れ、第2の増幅回路21は、電流検出抵抗R21の電圧降下Vcc2が第2の基準電圧Vr2と等しくなるように、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御し、電源回路10が出力する直流電圧Vddを制御する。なお、第2の増幅回路21の出力端子は、トランジスタが接地端子側に接続されたオープンドレイン形式となっている。
定電圧充電回路202は、第3の増幅回路22と、第3の基準電圧Vr3と、電池電圧検出抵抗R22及びR23とで構成されている。電池電圧検出抵抗R22及びR23は、端子T1と接地端子との間に直列に接続されている。第3の増幅回路22は、抵抗R22と抵抗R23との接続ノードの電圧Vcvが第3の基準電圧Vr3と等しくなるように、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御し、電源回路10が出力する直流電圧Vddを制御する。なお、第3の増幅回路22の出力端子も、トランジスタが接地端子側に接続されたオープンドレイン形式となっている。
小電流充電回路30は、二次電池BATの電圧Vbatが過放電電圧未満の場合に、所定の小電流、例えば30mAで定電流充電を行なう回路である。電池電圧Vbatが過放電電圧未満のときに、大電流で充電すると、電池の寿命短縮、発熱、及び発火などの可能性があるため、電池電圧Vbatが過放電電圧以上になるまでは小電流で充電する。また、小電流充電回路30は、急速充電回路20による充電が完了した後、小電流で定電流充電を行なう補充電にも利用される。
小電流充電回路30は、第1の増幅回路31と、PMOSトランジスタM31及びM32と、第1の基準電圧Vr1と、抵抗R31とで構成されている。PMOSトランジスタM31のソースは、電源回路10の出力端子Voutに接続され、ドレインは、端子T1に接続され、ゲートは、第1の増幅回路31の出力端子に接続されている。PMOSトランジスタM32のソースは、電源回路10の出力端子Voutに接続され、ドレインは、第1の増幅回路31の非反転入力端子及び抵抗R31を介して接地端子に接続され、ゲートはPMOSトランジスタM31のゲートに接続されている。PMOSトランジスタM31及びM32は、カレントミラー回路を構成しているので、PMOSトランジスタM31を流れる充電電流に比例した電流が、PMOSトランジスタM32に流れる。この電流は抵抗R31にも流れるので、抵抗R31の電圧降下Vcc1は充電電流に比例した電圧である。
第1の増幅回路31は、抵抗R31の電圧降下Vcc1が第1の基準電圧Vr1と等しくなるように、PMOSトランジスタM31のゲート電圧を制御する。また、第1の増幅回路31は制御入力端子を備えており、制御入力端子には急速充電切換信号が接続されている。急速充電切換信号がローレベルの場合は、第1の増幅回路31が動作する。一方、急速充電切換信号がハイレベルの場合は、第1の増幅回路31は動作せず、第1の増幅回路31はローレベルを出力する。
電圧制御回路40は、小電流充電回路30が動作しているときに電源回路10が出力する直流電圧Vddを制御する。小電流充電回路30は、電源回路10が出力する直流電圧Vddで動作するので、二次電池BATの電圧Vbatが過放電電圧未満の場合は、小電流充電回路30の動作電圧が確保できない場合がある。そのため、電圧制御回路40は、直流電圧Vddを小電流充電回路30が動作可能な電圧以上に制御する。また、上述したように、この充電回路では小電流充電回路30を補充電にも用いているので、電圧制御回路40は、直流電圧Vddを二次電池BATの満充電電圧に制御する。つまり、電圧制御回路40は、直流電圧Vdd=(二次電池BATの満充電電圧)≧(小電流充電回路30が動作可能な電圧)となるように直流電圧Vddを制御する。
電圧制御回路40は、第4の増幅回路41と、第4の基準電圧Vr4と、抵抗R41と、抵抗R42と、抵抗R43と、NMOSトランジスタM41とで構成されている。抵抗R41、抵抗R42、及び抵抗R43は、電源回路10の出力端子Voutと接地端子との間に直列に接続されている。接地端子側に接続されている抵抗R43には、NMOSトランジスタM41が並列に接続されている。NMOSトランジスタM41のゲートには、急速充電切換信号が接続されている。
第4の増幅回路41の反転入力端子には、抵抗R41と抵抗R42との接続ノードが接続され、非反転入力端子には、第4の基準電圧Vr4が接続されている。第4の増幅回路41の出力は、NMOSトランジスタM1のゲートに接続されている。第4の増幅回路41は、抵抗R41と抵抗R42との接続ノードの電圧Vdが第4の基準電圧Vr4と等しくなるように、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御し、電源回路10が出力する直流電圧Vddを制御する。なお、第4の増幅回路41の出力端子も、トランジスタが接地端子側に接続されたオープンドレイン形式となっている。
図2は、充電回路の動作を示すタイミングチャートである。図2を参照して、従来技術に係る充電回路の動作を説明する。電流Ichg1は小電流充電回路30が充電するときの充電電流、電流Ichg2は定電流充電回路201が充電するときの充電電流、電流Ichg3は定電圧充電回路202が充電を終了するときの充電終了電流である。二次電池BATの電圧Vbatは破線で示しており、電源回路10が出力する直流電圧Vddは実線及び一点鎖線で示している。なお、一点鎖線がここで説明する従来技術に係る充電回路における直流電圧Vddであり、実線が本発明に係る充電回路における直流電圧Vddである。
時刻t1以前で電池電圧Vbatが過放電電圧未満の場合、急速充電切換信号はローレベルであり、小電流充電回路30の第1の増幅回路31は動作状態である。また、電圧制御回路40のNMOSトランジスタM41はオフとなる。NMOSトランジスタM41がオフしているので、電圧制御回路40は、電源回路10が出力する直流電圧Vddが、式(1)の値となるようにNMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御する。なお、式(1)の直流電圧Vddが二次電池BATの満充電電圧と等しくなるように、基準電圧Vr4、抵抗R41,抵抗R42,及び抵抗R43を設定している。
[数1]
Vdd=Vr4×(R41+R42+R43)/(R42+R43) (1)
小電流充電回路30は、二次電池BATに電流Ichg1(例えば30mA)を供給して充電する。また、このとき小電流充電回路30が、電流Ichg1を供給するように、基準電圧Vr1、及び抵抗R31を設定している。電流Ichg1による充電では、電流検出抵抗R21における電圧降下Vcc2は小さく、第2の基準電圧Vr2より小さい。このため、第2の増幅回路21はハイレベルを出力するが、出力回路はオープンドレイン構成のため、第2の増幅回路21の最終出力段トランジスタ(図示せず。)はオープン状態となっている。また、電池電圧Vbatが過放電電圧未満である場合、抵抗R22と抵抗R23との接続ノードの電圧Vcvは、第3の基準電圧Vr3以下である。このため、第3の増幅回路22はハイレベルを出力するが、第2の増幅回路21と同様、第3の増幅回路22の最終出力段トランジスタ(図示せず。)はオープン状態となっている。この結果、NMOSトランジスタM1のゲート電圧Vo1の制御は、電圧制御回路40の第4の増幅回路41だけで行われる。
時刻t1で電池電圧Vbatが過放電電圧以上になると、外部回路は急速充電切換信号をハイレベルにする。これにより、第1の増幅回路31は動作を停止して、ローレベルを出力するため、PMOSトランジスタM31はオンとなる。これにより、電源回路10から二次電池BATに電流Ichg2が流れる。このため、抵抗R21の電圧降下Vcc2が増大して、電圧降下Vcc2が第2の基準電圧Vr2に近づくと第2の増幅回路21が出力する電圧が低下し、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御する。その結果、第2の増幅回路21により、抵抗R21の電圧降下Vcc2が第2の基準電圧Vr2と等しくなるような電流Ichg2が流れる電圧に直流電圧Vddが制御され、定電流充電が行なわれる(以下、定電流充電動作という。)。なお、電流Ichg2は、式(2)の値となる。
[数2]
Ichg2=Vr2/R21 (2)
また、急速充電切換信号がハイレベルになるとNOMSトランジスタM41がオンとなる。このとき、電圧制御回路40は、電源回路10が出力する直流電圧Vddを、式(3)の値となるように制御しようとする。なお、式(3)の直流電圧Vddは、式(1)の直流電圧Vddより大きい値である。
[数3]
Vdd=Vr4×(R41+R42)/R42 (3)
しかし、このとき、PMOSトランジスタM31がオンしており、電源回路10が出力する直流電圧Vddは二次電池BATの満充電電圧より低い電圧になっている。そのため、抵抗R41と抵抗R42との接続ノードの電圧Vdは、第4の基準電圧Vr4より低い。その結果、第4の増幅回路41はハイレベルを出力しようとして、第4の増幅回路41の最終出力段トランジスタ(図示せず。)がオープン状態となるので、電圧制御回路40は、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御することができない。同様に、急速充電回路20内の定電圧充電回路202では、抵抗R22と抵抗R23との接続ノードの電圧Vcvが第3の基準電圧Vr3より低くなり、第3の増幅回路22の最終出力段トランジスタ(図示せず。)はオープン状態となる。したがって、定電圧充電回路202は、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御することができない。
その結果、電源回路10が出力する直流電圧Vddは、定電流充電回路201の第2の増幅回路21のみによって制御され、図2の一点鎖線で示すように電池電圧Vbatより高い電圧になる。直流電圧Vddと電池電圧Vbatとの差は、PMOSトランジスタM31のソース−ドレイン間電圧である。この電圧はPMOSトランジスタM31のオン抵抗に比例する。
定電流充電動作が進んで、時刻t2で電池電圧Vbatが満充電電圧に達すると、抵抗R22と抵抗R23との接続ノードの電圧Vcvが、第3の基準電圧Vr3に到達する。これにより、第3の増幅回路22が出力する電圧Vo3が低下して、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御するようになり、電池電圧Vbatが満充電電圧となるように電源回路10が出力する直流電圧Vddが制御され、定電圧充電が行われる(以下、定電圧充電動作という。)。その結果、二次電池BATを充電する電流が減少して抵抗R21の電圧降下Vcc2が第2の基準電圧Vr2以下となり、第2の増幅回路21の最終出力段トランジスタ(図示せず。)はオープン状態になる。また、電圧制御回路40の第4の増幅回路41の最終出力段トランジスタ(図示せず。)もオープン状態であるので、電源回路10が出力する直流電圧Vddは、定電圧充電回路202の第3の増幅回路22のみによって制御され、図2の一点鎖線で示すように電池電圧Vbatが満充電電圧になるように、電池電圧Vbatより少し高い電圧になる。なお、直流電圧Vddと電池電圧Vbatとの差は、PMOSトランジスタM31のソース−ドレイン間電圧である。
定電圧充電動作が進んで、時刻t3で充電電流が電流Ichg3まで減少すると、充電完了と判定して充電を停止する。この後、所定の時間が経過する間、補充電として定電流充電を行なう場合がある。この場合は、急速充電切換信号がローレベルになり、小電流充電回路30の第1の増幅回路31が動作して、電流Ichg1による充電を再開する。また、NMOSトランジスタM41がオフするので、上述したように電源回路10が出力する直流電圧Vddは、電圧制御回路40により満充電電圧に制御される。このため、二次電池BATを過充電してしまうことはない。補充電は所定の時間が経過した時刻t4で外部回路(図示せず。)からの指示で終了する。
特許文献1は上記の充電回路に類似した発明を開示している。特許文献1では、二次電池が過放電であるときの充電において充電回路の電源電圧を確保するために、電源回路と電池端子との間に電流制御素子を接続し、電流制御素子の電源側の電圧が充電回路の動作電圧以下にならないように制御する。
しかしながら、従来技術に係る充電回路は、図2の時刻t1からt3の期間に示すように、電源回路10が出力する直流電圧Vddと電池電圧Vbatとの差が大きく、PMOSトランジスタM31による電力損失が大きいという問題がある。この電力損失を減らすには、PMOSトランジスタM31のサイズを大きくする必要がある。
また、第1の増幅回路31は小電流充電用に設計されるため、ドライブ能力が小さく、PMOSトランジスタM31を十分に低い抵抗値までオンすることができない。一方、十分に低い抵抗値までオンさせるために第1の増幅回路31のドライブ能力を大きくすると、小電流充電時の仕様としてはオーバースペックとなり、チップサイズが大きくしかも消費電流が増加し、効率的ではないという問題がある。
本発明の目的は以上の問題を解決し、第1の増幅回路31のドライブ能力を大きくすることなく、しかもPMOSトランジスタM31を小型の素子にでき、高効率で、チップ面積の小さい二次電池の充電回路を提供することにある。
本発明に係る二次電池の充電回路は、電源回路の出力端子から出力される直流電圧と直流電流との少なくとも一方を制御して二次電池の充電を制御する急速充電回路と、
前記電源回路から出力される前記直流電圧で動作して前記二次電池を所定の電流で定電流充電し、所定の切換信号に応じて停止する小電流充電回路と、
前記小電流充電回路による充電中に前記電源回路から出力される直流電圧を所定の電圧に制御する電圧制御回路とを備え、
前記小電流充電回路が動作している間は、前記急速充電回路は動作せず、前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合に、前記急速充電回路が動作する二次電池の充電回路において、
前記小電流充電回路は、
制御端子を有し、前記電源回路の出力端子と前記二次電池との間に接続された電流制御素子と、
前記電流制御素子の制御端子に所定の電圧を印加することにより前記電流制御素子を制御する第1の増幅回路と、
前記第1の増幅回路により前記電流制御素子を制御したときの前記電流制御素子のオン抵抗に比較して、前記電流制御素子のオン抵抗が小さくなるように制御するための電圧を有する信号ラインに前記電流制御素子の制御端子を接続する第1のスイッチ手段を有し、
前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記第1のスイッチ手段をオンすることにより、前記信号ラインを前記電流制御素子の制御端子に接続することを特徴とする。
また、前記二次電池の充電回路において、前記信号ラインと前記第1のスイッチ手段との間に定電流源を接続したことを特徴とする。
さらに、前記二次電池の充電回路において、前記小電流充電回路は、
前記第1の増幅回路の正電源端子と前記電源回路の出力端子との間に接続された第2のスイッチ手段と、
前記第1の増幅回路の負電源端子と前記電源回路の接地端子との間に接続された第3のスイッチ手段とを備え、
前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記第2のスイッチ手段と前記第3のスイッチ手段とをオフすることを特徴とする。
またさらに、前記二次電池の充電回路において、前記急速充電回路は、前記二次電池の電圧が過放電電圧以上の場合に、
(a)所定の電流で定電流充電する定電流充電制御と、
(b)前記二次電池が満充電電圧に達した後、所定の充電終了電流になるまで前記満充電電圧で定電圧充電する定電圧充電制御と
のうちの少なくとも一方を行うことを特徴とする。
また、前記二次電池の充電回路において、前記小電流充電回路は、前記二次電池の電圧が過放電電圧未満の場合に、前記二次電池を充電するように制御することを特徴とする。
さらに、前記二次電池の充電回路において、前記小電流充電回路は、前記急速充電回路による充電の後、所定の電流で前記二次電池を定電流充電することにより補充電制御を行うことを特徴とする。
またさらに、前記二次電池の充電回路において、前記電圧制御回路は、前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記電源回路を制御することを停止することを特徴とする。
また、前記二次電池の充電回路において、前記電圧制御回路は、前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記電源回路から出力される電圧を前記満充電電圧より高くなるように設定したことを特徴とする。
さらに、前記二次電池の充電回路において、前記電源回路は、AC−DCコンバータであることを特徴とする。
本発明によれば、二次電池を定電流充電又は定電圧充電するときには、第1のスイッチ手段を用いて、第1の増幅回路により電流制御素子を制御したときの電流制御素子のオン抵抗に比較して、電流制御素子のオン抵抗が小さくなるように制御するための電圧を有する信号ラインに電流制御素子の制御端子を接続することから、電流制御素子のオン抵抗が小さくなり、電流制御素子での電力消費を減らすことができ充電効率を向上させることができる。また、電流制御素子のオン抵抗を第1の増幅回路で制御したときと同じ値にする場合は、電流制御素子のサイズを小さくすることができ、チップ面積を小さくすることができる。さらに、定電流源を第1のスイッチ手段と信号ラインとの間に接続したので、急激な充電電流の変動が抑制され、ノイズの発生を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る充電回路を示す回路図である。 図1及び図3の充電回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来技術に係る充電回路を示す回路図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る充電回路を示す回路図である。図1の充電回路は、図3の充電回路と比較して、第1のスイッチ手段であるNMOSトランジスタM33、第2のスイッチ手段であるPMOSトランジスタM34、第3のスイッチ手段であるNMOSトランジスタM35、インバータ回路32、及び電流源I31が小電流充電回路30に追加された点が異なる。その他の回路は、図3の回路と同じである。また、図3と同じ要素には同じ符号を付してある。充電回路の構成、及び動作に関しては背景技術で詳しく述べたので、ここでは、追加された部分を中心に説明する。
NMOSトランジスタM33のドレインは、PMOSトランジスタM31のゲート及び第1の増幅回路31の出力端子に接続され、ソースは、電流源I31の一端に接続され、ゲートは、急速充電切換信号に接続されている。また、電流源I31の他端は、接地端子に接続されている。PMOSトランジスタM34のソースは、電源回路10の出力端子Voutに接続され、ドレインは、第1の増幅回路31の正電源端子に接続され、ゲートは、急速充電切換信号に接続されている。NMOSトランジスタM35のドレインは、第1の増幅回路31の負電源端子に接続され、ソースは、接地端子に接続され、ゲートは、インバータ回路32の出力に接続されている。インバータ回路32の入力端子には、急速充電切換信号が接続されている。
図2は、充電回路の動作を示すタイミングチャートである。図2を参照して、本実施形態の充電回路の動作を説明する。時刻t1以前で電池電圧Vbatが過放電電圧未満の場合、急速充電切換信号はローレベルとなっている。このとき、NMOSトランジスタM33はオフとなり、PMOSトランジスタM34及びNMOSトランジスタM35はオンとなる。PMOSトランジスタM34及びNMOSトランジスタM35がオンであるので、第1の増幅回路31には電源Vddが供給されて、動作状態になる。また、NMOSトランジスタM33はオフしているので、小電流充電回路30の動作に影響しない。この状態では、図1の回路は、図3の回路と同じ状態となり、同様に動作する。
時刻t1で電池電圧Vbatが過放電電圧以上になると、外部回路は急速充電切換信号をハイレベルにする。これにより、PMOSトランジスタM34及びNMOSトランジスタM35はオフとなり、第1の増幅回路31は電源を遮断されて動作を停止する。また、NMOSトランジスタM33はオンとなるので、PMOSトランジスタM31のゲートを接地電圧に接続する。そのため、PMOSトランジスタM31はオンする。
従来技術に係る充電回路では、PMOSトランジスタM31のゲート電圧を第1の増幅回路31によってローレベルにしていたが、第1の増幅回路31のドライブ能力が低いため、ローレベルの電位は接地電位より高かった。本実施形態では、PMOSトランジスタM31のゲートをNMOSトランジスタM33及び電流源I31を介して接地端子に接続するので、PMOSトランジスタM31のゲート電圧を従来技術の場合より低くすることができ、PMOSトランジスタM31のオン抵抗を従来技術の場合よりも小さくすることができる。その結果、本実施形態に係る充電回路は上述した定電流充電動作と同様に動作して、図2に示すように、電源回路10が出力する直流電圧Vddの値は、実線で示す値となり、一点鎖線で示した従来技術の値よりも低くなる。
また、電流源I31は、PMOSトランジスタM31のゲート電圧が低下する速度を抑制する。これにより、充電電流が電流Ichg1から電流Ichg2へ緩やかに切り換わるため、充電電流の切り換えによるノイズの発生を抑えることができる。
時刻t2で電池電圧Vbatが満充電電圧に達すると定電流充電から定電圧充電に切り換わる。このときも、PMOSトランジスタM31のゲート電圧が従来技術の場合よりも低いので、PMOSトランジスタM31のオン抵抗が小さくなる。その結果、本実施形態に係る充電回路は上述した定電圧充電動作と同様に動作して、図2に示すように、直流電圧Vddの値が従来技術の場合よりも低くなり、PMOSトランジスタM31での電力消費を減らすことができる。
時刻t3で充電電流が電流Ichg3まで減少すると、充電完了と判定して充電を停止する。なお、この後、所定の時間が経過する間、補充電として定電流充電を行なう場合は、急速充電切換信号をローレベルにすることで時刻t1以前と同じ状態となり、電流Ichg1で補充電を行なう。
また、従来技術の場合と同様に、時刻t1からt3の間、NMOSトランジスタM41がオンしているので、抵抗R41と抵抗R42との接続ノードの電圧Vdは第4の基準電圧Vr4より低くなり、第4の増幅回路41の最終出力段トランジスタ(図示せず。)はオープン状態であることから、電圧制御回路40は、直流電圧Vddを制御しない。
以上説明したように、本実施形態によれば、急速充電回路20により二次電池BATを充電するときは、PMOSトランジスタM31のゲートを、NMOSトランジスタM33及び電流源I31を介して、第1の増幅回路31が出力するローレベルより低い電圧を有する接地端子に接続するようにしたので、PMOSトランジスタM31のオン抵抗が小さくなり、PMOSトランジスタM31での電力消費を減らすことができ、充電効率を向上させることができる。また、PMOSトランジスタM31のオン抵抗を第1の増幅回路31で制御したときと同じ値にする場合は、PMOSトランジスタM31のサイズを小さくすることができ、チップ面積を小さくすることができる。さらに、電流源I31をNMOSトランジスタM33と接地端子との間に接続したので、急激な充電電流の変動が抑制され、ノイズの発生を抑えることができる。なお、本実施形態では、NMOSトランジスタM33のソースを、電流源I31を介して接地端子に接続しているが、接続先を接地端子に限る必要はない。さらに低い電圧のノードがあれば、そのノードに接続することで、PMOSトランジスタM31のオン抵抗をさらに下げることができる。
以上詳述したように、本発明に係る二次電池の充電回路によれば、二次電池を定電流充電又は定電圧充電するときには、第1のスイッチ手段を用いて、第1の増幅回路により電流制御素子を制御したときの電流制御素子のオン抵抗に比較して、電流制御素子のオン抵抗が小さくなるように制御するための電圧を有する信号ラインに電流制御素子の制御端子を接続することから、電流制御素子のオン抵抗が小さくなり、電流制御素子での電力消費を減らすことができ充電効率を向上させることができる。また、電流制御素子のオン抵抗を第1の増幅回路で制御したときと同じ値にする場合は、電流制御素子のサイズを小さくすることができ、チップ面積を小さくすることができる。さらに、定電流源を第1のスイッチ手段と信号ラインとの間に接続したので、急激な充電電流の変動が抑制され、ノイズの発生を抑えることができる。
10…電源回路、
20…急速充電回路、
201…定電流充電回路、
202…定電圧充電回路、
21…第2の増幅回路、
22…第3の増幅回路、
30…小電流充電回路、
31…第1の増幅回路、
32…インバータ回路、
40…電圧制御回路、
41…第4の増幅回路、
M33…第1のスイッチ手段、
M34…第2のスイッチ手段、
M35…第3のスイッチ手段、
Vr1…第1の基準電圧、
Vr2…第2の基準電圧、
Vr3…第3の基準電圧、
Vr4…第4の基準電圧。
特開2001−327096号公報。

Claims (9)

  1. 電源回路の出力端子から出力される直流電圧と直流電流との少なくとも一方を制御して二次電池の充電を制御する急速充電回路と、
    前記電源回路から出力される前記直流電圧で動作して前記二次電池を所定の電流で定電流充電し、所定の切換信号に応じて停止する小電流充電回路と、
    前記小電流充電回路による充電中に前記電源回路から出力される直流電圧を所定の電圧に制御する電圧制御回路とを備え、
    前記小電流充電回路が動作している間は、前記急速充電回路は動作せず、前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合に、前記急速充電回路が動作する二次電池の充電回路において、
    前記小電流充電回路は、
    制御端子を有し、前記電源回路の出力端子と前記二次電池との間に接続された電流制御素子と、
    前記電流制御素子の制御端子に所定の電圧を印加することにより前記電流制御素子を制御する第1の増幅回路と、
    前記第1の増幅回路により前記電流制御素子を制御したときの前記電流制御素子のオン抵抗に比較して、前記電流制御素子のオン抵抗が小さくなるように制御するための電圧を有する信号ラインに前記電流制御素子の制御端子を接続する第1のスイッチ手段を有し、
    前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記第1のスイッチ手段をオンすることにより、前記信号ラインを前記電流制御素子の制御端子に接続することを特徴とする二次電池の充電回路。
  2. 前記信号ラインと前記第1のスイッチ手段との間に定電流源を接続したことを特徴とする請求項1記載の二次電池の充電回路。
  3. 前記小電流充電回路は、
    前記第1の増幅回路の正電源端子と前記電源回路の出力端子との間に接続された第2のスイッチ手段と、
    前記第1の増幅回路の負電源端子と前記電源回路の接地端子との間に接続された第3のスイッチ手段とを備え、
    前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記第2のスイッチ手段と前記第3のスイッチ手段とをオフすることを特徴とする請求項1又は2記載の二次電池の充電回路。
  4. 前記急速充電回路は、前記二次電池の電圧が過放電電圧以上の場合に、
    (a)所定の電流で定電流充電する定電流充電制御と、
    (b)前記二次電池が満充電電圧に達した後、所定の充電終了電流になるまで前記満充電電圧で定電圧充電する定電圧充電制御と
    のうちの少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つの請求項記載の二次電池の充電回路。
  5. 前記小電流充電回路は、前記二次電池の電圧が過放電電圧未満の場合に、前記二次電池を充電するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つの請求項記載の二次電池の充電回路。
  6. 前記小電流充電回路は、前記急速充電回路による充電の後、所定の電流で前記二次電池を定電流充電することにより補充電制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つの請求項記載の二次電池の充電回路。
  7. 前記電圧制御回路は、前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記電源回路を制御することを停止することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つの請求項記載の二次電池の充電回路。
  8. 前記電圧制御回路は、前記切換信号に応じて前記小電流充電回路が停止した場合は、前記電源回路から出力される電圧を前記満充電電圧より高くなるように設定したことを特徴とする請求項7記載の二次電池の充電回路。
  9. 前記電源回路は、AC−DCコンバータであることを特徴とする請求項1乃至8のうちのいずれか1つに記載の二次電池の充電回路。
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CN108306350A (zh) * 2017-04-13 2018-07-20 深圳市三诺电子有限公司 一种小电池充电方法及其装置

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