JP2011061549A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電性ばね部材が導電性板部材との接点を確実に形成できること。
【解決手段】本発明の携帯端末は、ホイップアンテナと、前記ホイップアンテナを挿通する挿通穴を形成した筐体と、前記筐体内に設けられたプリント基板と、前記ホイップアンテナと前記筐体内で当接する導電性板部材と、前記プリント基板と前記導電性板部材との間に配置される導電性ばね部材と、を備え、前記ホイップアンテナは、前記筐体内部で摺動可能な摺動部と、前記摺動部を摺動可能に保持する保持部とを有し、前記導電性板部材は、前記筐体内で前記ホイップアンテナと前記導電性ばね部材との間に位置し、前記導電性ばね部材が押し当てられる第1の面とは筐体厚み方向において反対側に位置する第2の面で前記ホイップアンテナに押し当てられることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホイップアンテナを備える携帯端末に関する。
従来例として、特許文献1に開示されているアンテナ装置では、アンテナを保持しケースに固定されるホルダー、及びこのホルダーに係合される給電ばねを介して、アンテナへの給電路を形成している。給電ばねは、ホルダーを巻き込むようにして跨座して係合されているので、給電ばねの抜け/回転を防止することができる。そのため、アンテナへの給電路を確実に確保できる。
特開2000−151236号公報
しかし、上述した特許文献1では、給電ばねがホルダーと接点を有する範囲は、ケースに固定されたホルダーの一部に限定されており、給電ばねのホルダーとの接点を有する範囲を十分に確保できていない。
本発明の目的は、導電性ばね部材が導電性板部材との接点を確実に形成できる携帯端末を提供することである。
本発明は、携帯端末であって、ホイップアンテナと、前記ホイップアンテナを挿通する挿通穴を形成した筐体と、前記筐体内に設けられたプリント基板と、前記ホイップアンテナと前記筐体内で当接する導電性板部材と、前記プリント基板と前記導電性板部材との間に配置される導電性ばね部材と、を備え、前記ホイップアンテナは、前記筐体内部で摺動可能な摺動部と、前記摺動部を摺動可能に保持する保持部とを有し、前記導電性板部材は、前記筐体内で前記ホイップアンテナと前記導電性ばね部材との間に位置し、前記導電性ばね部材が押し当てられる第1の面とは筐体厚み方向において反対側に位置する第2の面で前記ホイップアンテナに押し当てられることを特徴とする携帯端末を提供する。
上記構成によれば、導電性ばね部材が導電性板部材との接点を確実に形成できる。
上記携帯端末は、更に、前記筐体内で前記ホイップアンテナの保持部を間で挟むように、前記摺動部の摺動方向に沿って設けられた一対の第1リブを備え、前記一対の第1リブは、前記導電性板部材と対向する面の一部が前記導電性板部材の前記第2の面と接することで、導電性板部材を支持することを特徴とする。
上記構成によれば、導電性板部材は一対の第1リブで確実に固定されるので、導電性ばね部材が導電性板部材との接点をより確実に形成できる。
上記携帯端末は、更に、前記ホイップアンテナを挟んで前記導電性ばね部材とは反対側で前記一対の第1リブの間に設けられ、前記摺動部の摺動方向に沿って延びる前記保持部を支持する第2リブを備える。
上記構成によれば、第2リブにより、アンテナが容易に位置決めされ、導電性板部材がアンテナと確実に接触することができる。
本発明に係る携帯端末によれば、導電性ばね部材が導電性板部材との接点を確実に形成できる。
本実施の形態に係る携帯電話機10の斜視図 携帯電話機10のアンテナ給電路を構成する部品を説明するための図 携帯電話機10のアンテナ装着部分を示す図 携帯電話機10のアンテナ給電路を構成する部品の位置関係を説明するための図(1) 携帯電話機10のアンテナ給電路を構成する部品の位置関係を説明するための図(2) アンテナ収容時の携帯電話機10のアンテナ装着部分の断面を示す図 アンテナ引き出し時の携帯電話機10のアンテナ装着部分の断面を示す図 防水アンテナ20Aの斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中に示すX軸、Y軸、及びZ軸は、互いに垂直な直交座標を示す軸であり、各図の同じ軸はすべて同じ方向を示す。
(実施の形態)
図1を参照して、本実施の形態に係る携帯電話機10の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る携帯電話機10の斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の携帯電話機10は、大略構成として、略箱状の上筐体11(第2筐体)と、略箱状の下筐体12(第1筐体)と、上下の筐体11、12を開閉可能に連結する連結部14と、を備える。連結部14の回動動作により、携帯電話機10は、軸心aを中心に矢印A方向(第1回動方向)に開閉可能に連結されている。
携帯時には、携帯電話機10を構成する上筐体11と下筐体12とが互いに重なった重畳状態(閉じた状態または閉状態)で用いられる。例えば、通話時、文字や数字、電話番号を入力する場合、携帯電話機10が閉状態から、下筐体12に対して上筐体11を軸心aを中心に矢印A方向(または第1回動方向)に回動させた第1の開いた状態(第1開状態または縦開きの状態)で用いられる。
上筐体11は、表示部13と、レシーバ15と、スピーカ18と、を備える。上筐体11の主面11A側には表示部13が設けられている。
連結部14は、上筐体11と下筐体12とを回動可能に連結するものである。
下筐体12は、送話部(マイクロフォン)16と、操作部17と、を備える。マイクロフォン16は、下筐体12の主面12Aにあって携帯電話機10が閉状態のときに上筐体11が対向して覆われ、携帯電話機10が第1開状態のときに露出するように設けられている。通話時は、使用者の音声を通信相手に送話する。
また、下筐体12は、下筐体本体12Dと、下筐体本体12Dを筐体厚み方向から覆う下筐体カバー12Eとから構成される。なお、下筐体12の内部には、上筐体11及び下筐体12の各部を制御する電子部品などを実装するプリント基板60が設けられる。
操作部17は、下筐体12の主面12Aに配置されている。電話番号や文字を入力するために、数字や文字、記号が印刷されている。受話や終話、レシーバ15やスピーカ18から出力される音量の調節、マナーモードへの切替え、メニュー画面における選択と確定などができる複数の操作ボタンなどからなる。
下筐体12の長手方向(図中、X軸方向)の一側面には、連結部14の近傍から、下筐体12の短手方向(図中、Y軸方向)に沿って延び、さらに下筐体12の長手方向(図中、X軸方向)に沿って延びるホイップアンテナ20(以下、アンテナ20と称す)が設けられている。後述する下筐体12内に設けられたプリント基板60から所定の給電路を介して給電される。
次に、図2及び図3を参照して、プリント基板60からアンテナ20への給電路を形成する構成について説明する。図2は、携帯電話機10のアンテナ20への給電路を構成する部材を説明するための図であり、図3は、携帯電話機10のアンテナ装着部分を示す図である。図2に示すように、携帯電話機10のプリント基板60からアンテナ20への給電路を構成する部材は、板金30(導電性板部材に相当)と、プローブピン40(導電性ばね部材に相当)である。
図2に示すように、プリント基板60の連結部14近傍の端部には、プローブピン40が、筐体厚み方向(図中Z軸方向)に沿って、下筐体本体12Dに向けて設けられている。
プローブピン40は、内部に設けられた付勢部材の付勢力により、筐体厚み方向(図中Z軸方向)に沿って下方に位置する板金30に押し当てられる。また、板金30は、プローブピン40の付勢力により、下筐体本体12Dに収容されるアンテナ20の一部に押し当てられる。
アンテナ20は、下筐体本体12Dの連結部14近傍の端部に収容される。
図3に示すように、アンテナ20は、取り付け板70から筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って延びるアンテナ基部24と、アンテナ基部24から筐体長手方向(図中、X軸方向)に沿って延びるアンテナ本体部23と、筐体長手方向(図中、X軸方向)に沿って延び、取り付け板70に対してアンテナ基部24とは反対側で、取り付け板70から筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って筐体内に延びる円筒状のアンテナ保持部22と、アンテナ保持部22内でアンテナ基部24と連続し、アンテナ保持部22内を筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って摺動可能な摺動部21と、を有する。
取り付け板70には、アンテナ基部24及びアンテナ保持部22の取り付け位置と隣接して、ねじ穴部70Aが設けられている。ねじ穴部70Aとフロントリブ54のねじ穴部54Bとは、ねじでねじ止めされる。そのため、取り付け板70は、フロントリブ54に固定される。また、アンテナ保持部22が取り付けられている部分には、アンテナ保持部22の周囲に沿ってOリング71が設けられている。
アンテナ基部24は、取り付け板70から、筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って筐体外部に向けて延びている。アンテナ基部24は、軸心bを中心に図中矢印Bの方向にアンテナ本体部23を回転可能保持する。アンテナ基部24には、アンテナ本体部23が延出する部分に太径部24Aが設けられており、アンテナ基部24及びアンテナ本体部23が、第2収容部53に収容される場合、太径部24Aが取り付け板70に接触することで、それ以上アンテナ20が筐体内へ入り込まないようになっている。
アンテナ本体部23は、アンテナ基部24から筐体長手方向(図中、X軸方向)に沿って所定の距離延出している。アンテナ本体部23は、アンテナ基部24に対して、軸心bを中心に図中矢印Bの方向に回転する。
アンテナ本体部23及びアンテナ基部24は、下筐体本体12Dに設けられた第2収容部53に収容される。必要に応じて、第2収容部53からアンテナ本体部23及びアンテナ基部24が筐体外部に向けて引き出され、アンテナ本体部23を軸心bを中心に矢印Bの方向に回転させることができる。
円筒状のアンテナ保持部22は、摺動部21とともに、フロントリブ54の開口54Aに挿入され、後述する下筐体本体12Dの第1収容部55に収容される。また、アンテナ保持部22は、後述する収容部55内の下筐体本体12Dの底面に設けられたロアリブ52により筐体厚み方向(図中Z軸方向)に沿って下方から支持される。
摺動部21は、アンテナ保持部22の円筒内を筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って摺動可能である。摺動部21の摺動動作により、摺動部21と連続するアンテナ基部24も、摺動部21と共に筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って摺動する。そのため、アンテナ基部24及びアンテナ本体部23は、下筐体本体12Dの第2収容部53から引き出されると筐体外部に露出し、外部に露出したアンテナ基部24及びアンテナ本体部23を第2収容部53に引き込むと、下筐体本体12Dの収容部53に収容することができる。
また、摺動部21の先端には、摺動部21の直径よりもわずかに大きい径を有する太径部21Aが設けられており、アンテナ基部24及びアンテナ本体部23が、下筐体本体12Dの第2収容部53から引き出される場合、大径部21Aがアンテナ保持部22と接触することで、それ以上アンテナ20が引き出されないよう構成されている。
図3に示すように、下筐体本体12Dの連結部14近傍の端部には、アンテナ20を収容する第1収容部55及び第2収容部53が設けられている。第1収容部55は、下筐体本体12Dの底面から筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って上方へ立ち上がるフロントリブ54と、一対のサイドリブ51A、51Bと、リアリブ56とによって四方を囲まれている。第1収容部55には、アンテナ20の摺動部21及び保持部22が収容される。
図3に示すように、第1収容部55の底面には、当該底面から筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って上方へ立ち上がり、フロントリブ54の開口54Aの下方からフロントリブ54と連続し、筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って所定の距離延出するロアリブ52が設けられている。ロアリブ52の上面52Aは、アンテナ20の保持部22の円筒形状に沿った曲面を有する。そのため、ロアリブ52は、上面52Aでアンテナ20の保持部22と接し、アンテナ20の保持部22を支持する。
図3に示すように、フロントリブ54は、下筐体本体12Dの底面から筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って上方へ立ち上がる板状の部材である。フロントリブ54は、下筐体本体12Dと一体成形される。また、フロントリブ54は、アンテナ20の摺動部21及び保持部22を挿通するための開口54Aと、筐体長手方向(図中、X軸方向)に沿って開口54Aに隣接するねじ穴部54Bとを有する。なお、ねじ穴部54Bには、取り付け板70に設けられたねじ穴70Aに挿入されたねじでねじ止めされ、アンテナ20を下筐体本体12Dに固定する。
図3に示すように、一対のサイドリブ51A、51Bのうち、一方のサイドリブ51Aは、フロントリブ54の一端からわずかに離れたところから、筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って、リアリブ56の一端まで延びている。他方のサイドリブ51Bは、フロントリブ54の開口54Aとねじ穴部54Bとの間からわずかに離れたところから、筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って、リアリブ56の他端まで延びている。一対のサイドリブ51A、51Bが板金30と対向する上面58A、58Bは、後述する板金30を設置するために平坦な面となっている。
リアリブ56は、筐体長手方向(図中、X軸方向)に沿って延び、その両端は一対のサイドリブ51A、51Bの端部と連続する。上述のように、第1収容部55は、開口54Aが設けられているフロントリブ54の一部と、一対のサイドリブ51A、51Bと、リアリブ56とによって形成され、その内部にアンテナ20の保持部22及び摺動部21を収容する。
図3に示すように、板金30は、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って上方から、一対のサイドリブ51A、51Bの上面58A、58Bに設置される。板金30は、断面が略コの字状となるように、板状の金属部材の対向する側部を折り曲げ加工して形成されている。さらに、折り曲げ加工の際、板金30の一部を切り欠くことで、幅狭部31と、幅狭部31と切り欠き部32を介して連続する幅広部33とを形成する。
幅狭部31は、幅W1の平坦部31Aと、平坦部31Aと連続し筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に延びる一対の側面部31Bから構成される。幅狭部31は、開口54Aから挿通されたアンテナ20の摺動部21及び保持部22を、第1収容部55内で、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って上方から覆う。平坦部31Aは、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って対向する面は平坦である。
同様に、幅広部33は、幅W2(>幅W1)の平坦部33Aと、平坦部33Aと連続し筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に延びる一対の側面33Bから構成される。詳細は後述するが、幅広部33は、幅狭部31とは異なり、第1収容部55の外側から、一対のサイドリブ51A、51Bを覆う。
図3に示すように、プローブピン40は、板金30の幅狭部31の平坦部31A又は幅広部33の平坦部33Aと対向する位置で、プリント基板60に設けられている。また、プローブピン40は、内部に設けられた付勢手段により、その先端41が板金30の幅狭部31の上面31又は幅広部33の平坦部33Aに押しあてられる。そのため、プローブピン40は、板金30と電気的に接続する。さらに、プローブピン40は、幅狭部31で保持部22に押し当てられている板金30を介して、アンテナ20と電気的に接続されている。そのため、プローブピン40及び板金30は、プリント基板60からアンテナ20への給電路を形成している。
ここで、図4、図5を参照して、第1収容部55内における、アンテナ20、板金30、プローブピン40、プリント基板60の位置関係について説明する。図4は、携帯電話機10のアンテナ給電路を構成する部品の位置関係を説明するための図(1)であり、図5は、携帯電話機10のアンテナ給電路を構成する部品の位置関係を説明するための図(2)である。
図4は、下筐体本体12Dの第1収容部55において、アンテナ20の保持部22を含む断面を示している。図4に示すように、アンテナ20の保持部22は、第1収容部55内に収容され、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)において、下方からロアリブ52により支持されている。また、保持部22と接触するロアリブ52の上面52Aがアンテナ20の保持部22の円筒形上に沿った曲面を有するため、アンテナ20の保持部22は、組み立て時に、第1収容部55内で容易に位置決めすることができる。
また、図4に示すように、第1収容部55内において、アンテナ20の保持部22には、側方から一対の側面部31Bが当接し、上方から平坦部31Aが押し当てられている。そのため、アンテナ20の保持部22は、板金30により確実に保持される。したがって、アンテナ20の保持部22は、板金30と確実に接触できる。また、組み立て時に板金30が傾いて正規の位置からずれても、保持部22は、側面部31B、平坦部31Aのいずれかで板金30と接触することができる。さらに、板金30は、側方から一対のサイドリブ51A、51Bによって支持されているので、板金30を第1収容部55内で容易に位置決めすることができる。
図5は、下筐体本体12Dの第1収容部55において、アンテナ収容時にアンテナ20の摺動部21を含む断面を示している。図5に示すように、第1収容部55内において、アンテナ20の摺動部21は、アンテナ収容時、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)において、板金30の幅広部33の下方に位置し、板金30と接していない。
また、板金30の平坦部33Aの板金30と対向する面は平坦であるので、板金30は、一対のサイドリブ51A、51Bの平らな上面58A、58Bに設置することができる。また、板金30の一対の側面33Bは、第1収容部55の外部から一対のサイドリブ51A、51Bを覆うように把持している。そのため、板金30は、幅広部33でサイドリブ51A、51Bに確実に固定される。したがって、板金30は、プローブピン40の先端41が確実に押しあてられ、板金30は、幅狭部31又は幅広部33でプローブピン40と接触することができる。
次に、図6、図7を参照して、アンテナ収容時とアンテナ引き出時のアンテナ給電路について説明する。図6は、アンテナ収容時の携帯電話機10のアンテナ装着部分の断面を示す図であり、図7は、アンテナ引き出し時の携帯電話機10のアンテナ装着部分の部分を示す図である。
図6に示すように、太径部24Aを除くアンテナ基部24はアンテナ保持部22内に収容されている一方、摺動部22はアンテナ保持部22内から第1収容部55に引き出されている。また、プリント基板60から筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に向けて突出するプローブピン40は、先端41で、板金30の幅狭部31の平坦部31Aに押し当てられている。さらに、板金30の幅狭部31の平坦部31Aは、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に位置する円筒状の保持部22と当接している。そのため、アンテナ20は、プローブピン40、幅狭部31、及び保持部22を介して、プリント基板60から給電される。
図7に示すように、摺動部21は保持部22内に引き込まれる一方、太径部24Aを除くアンテナ基部24は保持部22内から筐体外部に向けて引き出される。また、プリント基板60から筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に向けて突出するプローブピン40の先端41は、プローブピン40内部に設けられた付勢手段による付勢力により、幅狭部31の平坦部31Aに押し当てられている。さらに、幅狭部31の平坦部31Aは、筐体厚み方向(図中、Z軸方向)に沿って下方に位置する円筒状の保持部22と当接している。そのため、アンテナ20は、プローブピン40、板金30の幅狭部31、及び保持部22を介して、プリント基板60から給電される。
ここで、図6、図7に示すように、板金30の幅狭部31の平坦部31Aは、筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って、幅広部33の平坦部33Aと連続している。そのため、組み立て時に板金30の位置が正規の位置からずれても、プリント基板60から突出するプローブピン40は、幅狭部31の平坦部31Aと連続する幅広部33の平坦部33Aに押し当てられる。つまり、組み立て時に板金30の位置が正規の位置からずれても、プローブピン40は、幅狭部31及び幅広部33のいずれかの平坦部31A、33Aに押し当てられる。言い換えると、プローブピン40が押しあてられる板金30の面を、幅狭部31の平坦部31Aだけでなく、幅広部33の平坦部33Aにまで拡大することができる。
上述のように、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20への給電路の一部となるプローブピン40が押し当てられる板金30の面を幅狭部31の平坦部31Aだけでなく、幅広部33の平坦部33Aにまで拡大しているので、プリント基板60に対して、あらかじめ板金30を精度よく組み付けておかなくても、プローブピン40は板金30と確実に接触する。
また、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20への給電路の一部となる板金30は、第1収容部55内でアンテナ20の保持部22に側方から一対の側面部31Bが当接し、上方から平坦部31Aが押し当てられているので、アンテナ20に対して、あらかじめ板金30を精度よく組み付けておかなくても、板金30は、アンテナ20と確実に接触する。
さらに、本実施の形態に係る携帯電話機10は、アンテナ20への給電路を構成する部品(たとえば、板金30、プローブピン40)に高精度や要求をする必要がない。そのため、アンテナ20への給電路を構成する部品及び携帯電話機10自体の製造コストの上昇を回避することができる。
(防水アンテナ20A)
ここで、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20の摺動部21及びアンテナ基部24は、保持部22の筒内を摺動する。そのため、液体(たとえば、水)が、筐体外部から保持部22の筒内で保持部22と摺動部21との間に形成されるわずかな隙間を介して、第1収容部55にまで侵入し、さらにプリント基板60にまで到達すると、プリント基板60に搭載される各種電子部品がショートする可能性がある。
そこで、図8に示すように、プリント基板60に搭載される各種電子部品を保護するために、第1収容部55に液体が侵入しないように構成した防水アンテナ20Aを、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20の代わりに使用することができる。
図8を参照して、防水アンテナ20Aの構成について説明する。図8に示す防水アンテナ20Aが図3に示すアンテナ20と異なる点は、円筒状の保持部22Aが摺動部21を覆う容器状になった点である。それ以外の構成については同じであり、同一の構成には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8に示すように、防水アンテナ20Aの円筒の保持部22Aは、取り付け板70から、筐体短手方向(図中、Y軸方向)に沿って、アンテナ収容時に第1収容部55内に引き込まれる摺動部21を完全に覆う容器状である。そのため、液体が、筐体外部から、保持部22Aの筒内で保持部22Aと摺動部21との間に形成されるわずかな隙間介して、保持部22Aの筒内に侵入してきても、保持部22Aが容器状であるために、液体は、第1収容部55まで侵入してこない。そのため、筐体内に設けられたプリント基板60に搭載される各種電子部品は、液体によってショートせずに保護される。
上述のように、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20の代わりに第1収容部55に液体が侵入しないように構成した防水アンテナ20Aを用いることで、プリント基板60に搭載される各種電子部品を保護することができる。
また、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20の代わりに第1収容部55に液体が侵入しないように構成した防水アンテナ20Aを用いても、アンテナ20の場合と同様、アンテナ20Aへの給電路の一部となるプローブピン40と付勢当接する板金30の面を幅狭部31の平坦部31Aだけでなく、幅広部33の平坦部33Aにまで拡大しているので、プリント基板60に対して、あらかじめ板金30を精度よく組み立てておかなくも、プローブピン40は板金30との接点を確保することができる。
さらに、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20の代わりに第1収容部55に液体が侵入しないように構成した防水アンテナ20Aを用いても、アンテナ20の場合と同様、アンテナ20Aへの給電路の一部となる板金30は、第1収容部55内でアンテナ20Aの保持部22に側方から一対の側面部31Bが当接し、上方から平坦部31Aが付勢当接しているので、アンテナ20に対して、あらかじめ板金30を精度よく組み立てておかなくても、板金30は、アンテナ20との接点を確保することができる。
さらに、また、本実施の形態に係る携帯電話機10において、アンテナ20の代わりに第1収容部55に液体が侵入しないように構成した防水アンテナ20Aを用いても、アンテナ20の場合と同様、アンテナ20Aへの給電路を構成する部品(たとえば、板金30、プローブピン40)に高精度や要求をせずともよくなる。そのため、アンテナ20Aへの給電路を構成する部品及び携帯電話機10自体の製造コストの上昇を回避することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明に係る携帯端末は、導電性ばね部材が導電性板部材との接点を確実に形成という効果を有し、携帯電話機等として有用である。
10 携帯電話機
20 ホイップアンテナ
21 摺動部
22 保持部
30 板金(導電性板部材)
40 プローブピン(導電性ばね部材)
51A、51B 一対のサイドリブ
52 ロアリブ
54A 挿通穴
60 プリント基板

Claims (3)

  1. ホイップアンテナと、
    前記ホイップアンテナを挿通する挿通穴を形成した筐体と、
    前記筐体内に設けられたプリント基板と、
    前記ホイップアンテナと前記筐体内で当接する導電性板部材と、
    前記プリント基板と前記導電性板部材との間に配置される導電性ばね部材と、を備え、
    前記ホイップアンテナは、前記筐体内部で摺動可能な摺動部と、前記摺動部を摺動可能に保持する保持部とを有し、
    前記導電性板部材は、前記筐体内で前記ホイップアンテナと前記導電性ばね部材との間に位置し、前記導電性ばね部材が押し当てられる第1の面とは筐体厚み方向において反対側に位置する第2の面で前記ホイップアンテナに押し当てられることを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末は、更に
    前記筐体内で前記ホイップアンテナの保持部を間で挟むように、前記摺動部の摺動方向に沿って設けられた一対の第1リブを備え、
    前記一対の第1リブは、前記導電性板部材と対向する面の一部が前記導電性板部材の前記第2の面と接することで、導電性板部材を支持することを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末は、更に
    前記ホイップアンテナを挟んで前記導電性ばね部材とは反対側で前記一対の第1リブの間に設けられ、前記摺動部の摺動方向に沿って延びる前記保持部を支持する第2リブを備える携帯端末。
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