JP2007312032A - 携帯電子機器 - Google Patents

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JP2007312032A JP2006138181A JP2006138181A JP2007312032A JP 2007312032 A JP2007312032 A JP 2007312032A JP 2006138181 A JP2006138181 A JP 2006138181A JP 2006138181 A JP2006138181 A JP 2006138181A JP 2007312032 A JP2007312032 A JP 2007312032A
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貴志 古田
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Abstract

【課題】筐体のサイズアップを抑えつつ、高機能なカメラを搭載してもその静電対策を充分に行うことの出来る携帯電子機器を提供する。
【解決手段】第1筐体12から突出させた凸部14を、第2筐体13のヒンジ軸受け13a,13bにて軸支して両筐体12,13を回動自在に連結した携帯電子機器であって、凸部14にカメラ29とスピーカホルダ32とが配置され、第1筐体12内部には、カメラ基板34とディスプレイ16とメイン基板19とが配置され、メイン基板19は、第2筐体13内からヒンジ軸受けを介して第1筐体12内部に配されるケーブル28aと接続されるグランドを有し、カメラ基板34は、第2筐体13内からヒンジ軸受けを介して第1筐体12内部に配されるケーブル28bと接続されるグランドを有し、スピーカホルダ32は、導電性を有しメイン基板19及びカメラ基板34の各グランドと接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電子機器に関し、特に、ヒンジ構造を介して2つの筐体を揺動可能に連結した携帯電子機器に関するものである。
携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)を典型例とする携帯電子機器は、そのディスプレイ上により多くの情報を表示するために、ディスプレイが大型化する傾向にあり、それに伴いディスプレイ部分と操作部分とを分割して機器の操作性を向上する形態のものが主流となっている。中でも、ヒンジ構造を介して2つの筐体を揺動可能に連結した、いわゆる折り畳み形式が特に携帯電話機に用いられている。また、近年の携帯電話機は、カメラやモバイル機能が組み込まれて、多機能化が進められている。
また、携帯電話機においては、外部からの静電気による影響を無くすために、静電気を特定の「静電気経路」を設けて基板のグランド(G)へ導いている。
このような携帯電子機器として、例えば、「電子機器」(特許文献1参照)が知られている。
特開2005−124127号公報
このように、多機能化、高機能デバイスの実装に伴い、さらに外部からの静電気の影響を考慮する必要がある。その一方で、高機能化に伴い大型化しつつある筐体のサイズを小型化せねばならないという課題も存在する。特に高機能なカメラは静電気対策が充分に必要である反面、そのデバイスとしてのサイズは無視しがたいものがあった。
本発明の目的は、筐体のサイズアップを抑えつつ、高機能なカメラを搭載してもその静電対策を充分に行うことの出来る携帯電子機器を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯電子機器は、2つの筐体を備え、一方の筐体から突出させた凸部を、他方の筐体の端縁に離間して設けた一対のヒンジ軸受けにて軸支して前記一方の筐体と他方の筐体とを互いに回動自在に連結した携帯電子機器であって、前記凸部に、カメラと当該カメラが装着されるホルダとが配置され、前記一方の筐体内部には、前記カメラとの信号送受を行うカメラ基板とディスプレイと当該ディスプレイへの信号供給を行うメイン基板とが配置され、前記メイン基板は、前記他方の筐体内から前記ヒンジ軸受けを介して前記一方の筐体内部に配される第1のケーブルと電気的に接続されるグランドを有し、前記カメラ基板は、前記他方の筐体内から前記ヒンジ軸受けを介して前記一方の筐体内部に配される第2のケーブルと電気的に接続されるグランドを有し、前記ホルダは、導電性を有し、前記メイン基板のグランド及び前記カメラ基板のグランドと電気的に接続されることを特徴としている。
また、本発明は、前記カメラは、少なくとも前記凸部の突出方向と一致しない方向が撮像方向となるよう配され、前記カメラ基板は、前記カメラよりも前記凸部の突出方向側に配され、前記カメラ基板の前記カメラに面しない側の面に前記第2のケーブルが接続されるコネクタが設けられることを特徴とすることが好ましい。
また、本発明は、前記ホルダに接触させる第1接点部を一端に、前記カメラ基板に接触させる第2接点部を他端にそれぞれ有し、前記ホルダと前記カメラ基板を導通させる板金部材を備えることを特徴とすることが好ましい。
また、本発明は、前記カメラ基板と前記カメラとの間には、前記カメラの関連機能部品が配され、前記ホルダに接触させる第1接点部を一端に、前記カメラ基板に接触させる第2接点部を他端にそれぞれ有すると共に、前記関連機能部品に係合する係合部が形成され、当該係合部にて前記関連機能部品に係合されて前記ホルダと前記カメラ基板を導通させる板金部材を備えることを特徴とすることが好ましい。
本発明によれば、携帯電子機器において筐体のサイズアップを抑えつつ、高機能なカメラを搭載してもその静電対策を充分に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み形式の携帯電話機の側面図である。図2は、図1の携帯電話機の閉じた状態の斜視図である。図3は、図1の携帯電話機の開いた状態の斜視図である。
図1に示すように、携帯電子機器である携帯電話機10は、ヒンジ構造11を介して2つの筐体、第1筐体12及び第2筐体13を揺動可能に連結してなり、図2に示すように、第1筐体12及び第2筐体13はヒンジ構造11を中心に折り畳むことができる。第1筐体12の外表面には、後述するカメラ29のレンズ面が位置するカメラ窓12aが設けられている。
図3に示すように、このヒンジ構造11は、第1筐体12から折り畳んで閉状態としたときに第2筐体13に向かう方向(ディスプレイ16に対して垂直な表示視認方向)に突出させた中空の凸部14を、第2筐体13の端縁の略中央が切り欠かれて形成される凹所15に納められて構成される。さらに第2筐体13の凹所15の両脇には離間して一対のヒンジ軸受け13a及び13bが設けられ、このヒンジ軸受け13a及び13bは第1筐体12の短手方向における凸部14の両側面に設けられたヒンジ部品14a、14b(図11参照)に、それぞれ回動可能に組み付けられて互いに第1筐体12は第2筐体13に軸支される。
また、ヒンジ軸受け13aとヒンジ部品14a、ヒンジ軸受け13bとヒンジ部品14bのそれぞれの組は、一方(この例では13aと14aの組)が互いの筐体の開状態、閉状態を保持するための回動方向に対する付勢手段が内蔵され、他方(この例では13bと14bの組)は内部が筒状に形成されて第1筐体12内部と第2筐体13内部とを結ぶケーブル28a、28bが挿通される。
そして、図示例で第1筐体12は、少なくともディスプレイ16、カメラ29、ディスプレイ用のメイン基板19、及びカメラ基板34を内包する。
図4は、本発明の携帯電話機の分解斜視図である。図4に示すように、第1筐体12は、メイン表示器(ディスプレイ)16が装着される下ケース17、ディスプレイ16の背面に取り付けられて補強および静電対策を行う補強板金18、メイン基板19、サブ表示器20を保持したサブ表示器ホルダ21が装着される上ケース22、及び化粧パネル(加飾プレート)23を有しており、これら各部材を記載順に積み重ねて組み立てられている。
メイン基板19には、メイン表示器16の駆動用デバイス等(図示しない)が実装されており、上ケース22の外表面に取り付けられる化粧パネル23には、サブ表示器20の表示面を露出させるアクリル樹脂等の透明部材からなるカメラレンズカバー23aが装着される。
第2筐体13は、下ケース24及び上ケース25と、これらの間で挟持されるとともに操作キー(図示しない)が装着されている下側回路基板(図示しない)とを有している。これら各部材を記載順に積み重ねて組み立てられている。さらに下側回路基板への給電を行う駆動用のバッテリ(図示しない)が下ケース24外面の設けられたバッテリ収納部に装着された後、バッテリリッド26によりバッテリ収納部は蓋がされる。
図5は、携帯電話機の一方の筐体の内部構造を示す斜視図である。図5に示すように、化粧パネル23及び上ケース22を取り外した状態の第1筐体12の補強板金18の上には、主にディスプレイ16の駆動用回路や第1のケーブル28aが接続されて第2筐体13からの給電や描画信号や音声信号などの導通を行うLCDコネクタ端子27を搭載したメイン基板19が載置され、このメイン基板19とは別途に、カメラ29及びそのカメラ基板やメイン基板19から音声信号が供給されるスピーカ31等をまとめたカメラモジュール24が、メイン基板19に隣り合うように配される。特にカメラモジュール24は、少なくともカメラ基板とカメラの一部は凸部14内に入り込むように下ケース17に形成した凸部14の設けられる領域に組み込まれている。
そして、第1のケーブル28aは、第2筐体13内の回路基板からヒンジ部品14bを介してカメラモジュール24下を経由し、メイン基板19とカメラモジュール24との間の間隙を通ってメイン基板19の実装面上に引き回された上でLCDコネクタ端子27aに接続され、メイン基板19と第2筐体13側の回路基板とを複数のラインにて接続導通している。その際、カメラ基板34には電気的には接続されない。そして、複数のラインの中にはグランド(基準電位)ラインが含まれ、メイン基板19に第2筐体13側の回路基板と等しくなるよう基準電位が供給されるグランドラインのパターンが形成されることとなる。また、補強板金18はメイン基板の補強板金に対向する面に設けられたグランドパターンに当接して基準電位に維持されている。
図6は、カメラモジュールの分解斜視図である。図6に示すように、カメラモジュール24は、カメラ29と、カメラ29の底面に装着するカメラベース30とからなり、図示例の場合は、カメラモジュール24をスピーカ31が組み込まれるスピーカホルダ32に形成したカメラホルダ部32aにカメラ29を組み入れ一体化させた形にて、下ケース17に形成した凸部14内の、第1筐体12内部空間と連続する空間内に組み込まれる。このスピーカホルダ32は、カメラ29とスピーカ31を固定すると共に、表面の金属コーティングによりシールドされている。
カメラベース30は、カメラ関連機能部品(端部に後述するマクロノブDが摺動可能に取り付けられる非導電性のマクロホルダ)33とカメラ基板34とをカメラ29の底面側から順に積層して配置したものである。マクロホルダ33には、静電気対策用のヒンジ側グランド板金35が装着され、カメラ基板34には、静電気対策用のカメラ基板34、タブ36とマクロスイッチ37が設置されている。
なお、マクロホルダ33にはレール33bが形成されており、このレール部33bに、押し子と係合部の形成されるマクロノブD(図14参照)が摺動可能に取り付けられる。また、カメラ29はレンズの焦点距離を変更させるレバー29aを備えており、マクロノブDがスライドされるとレバー29aを係合部にて動かして焦点距離を変更しつつ、カメラ基板34上のマクロスイッチ37を押し子で押圧する。この押圧されて生じる信号はケーブル28bを介して下側回路基板上の図示しない制御部に伝達され、ソフトウェア上もカメラからの入力信号が標準撮影モードとマクロ(近接撮影)モードとで切り替えがなされたことを検出できるよう構成されている。
図7は、カメラベース30にヒンジ側グランド板金35、を装着する状態を説明する斜視図である。図8は、カメラ基板に装着されたヒンジ側グランド板金35を示す斜視図である。図7に示すように、ヒンジ側グランド板金35は、挟持部35aと、挟持部35aの一端に連続するカメラ基板用の第1接点部35b、及び挟持部(係合部)35aの他端に連続するサブ基板用の第2接点部35cを有している。ヒンジ側グランド板金35は、金属製の薄い板体を屈曲して形成されて弾性を有しており、マクロホルダ33を挟持部35aにより挟み込み、マクロホルダ33の固定爪33aを挟持部35aの孔35dに係止させて、マクロホルダ33に固定装着され、マクロホルダのスピーカホルダ32(カメラホルダ)側(すなわちカメラ29への対向面側)に第1接点部35bを、カメラ基板34側に第2接点部35cをそれぞれ導通可能に配されることになる(図8参照)。
図9は、ヒンジ側グランド板金35及びカメラ基板タブとスピーカホルダ32の接触箇所を示し、(a)は斜視説明図、(b)はスピーカホルダ32の裏面の斜視図である。図9に示すように、マクロホルダ33に装着される(図8参照)ヒンジ側グランド板金35は、第1接点部35bをスピーカホルダ32の裏面側の接触面32bに接触させると共に、第2接点部35cをカメラ基板34に接触させている。また、カメラ基板34のカメラ基板タブ36は、金属製の板バネからなり、その接点36aは、スピーカホルダ32の裏面側の接触面32cに接触させている。なお、図の簡略化のためにマクロホルダ33は省略している。
また、カメラ基板34は、第2筐体13内の回路基板からヒンジ部品14bを介してカメラ基板34の裏面(スピーカホルダ32の配される面の裏側の面)まで引き回される第2のケーブル28bがカメラ基板34の裏面に設けられるカメラ基板コネクタ端子27bに接続されて、第2筐体13側の回路基板との間で複数のラインにて接続導通される。ところでこのコネクタ27bは多くの接続ピンを有するため、その配列方向となる一辺が特に長く形成される矩形状の外観を有している。凸部14の内部は、一対のヒンジ軸受け13a,b間の方向においては一定の幅を持ちつつ、突出方向において略先細り状に形成されている。コネクタ27bは、その長辺の方向がヒンジ軸受け13a,b間方向に一致するようにカメラ基板34の凸部14突出方向側の面に配されて、カメラ基板34が凸部14内に配されると凸部14内の最深部に干渉することなく収まるように構成されている。
また、後述するように、外部からの静電気の対策のための構造や電気的接続がカメラ基板34の一方の面にて行われるが、コネクタ27bはこの対策面とは反対側に配されるため静電気の影響も少なくすることが出来る。
そして、複数のラインの中にはグランド(基準電位)ラインが含まれ、カメラ基板34に第2筐体13側の回路基板と等しくなるよう基準電位が供給されるグランドラインのパターンが形成されることとなる。
また、カメラ基板タブ36は、カメラ基板34のカメラ基板コネクタ端子27bから基準電位接続されるグランドパターン上に半田付けされて基準電位に維持されている。さらに、第2接点部35cは同じくカメラ基板34のグランドパターン上に形成される接点に当接して導通する。これらにより、スピーカホルダ32は2系統でカメラ基板34のグランドパターン、ひいては第2筐体13内の下側回路基板のグランドと導通することとなる。
図10は、ヒンジ側グランド板金35とスピーカホルダ32の接触状態を示す説明図である。図10に示すように、カメラ基板34の上に組み込まれたヒンジ側グランド板金35は、第1接点部35bと第2接点部35cが何れも撓んだ状態になり、第1接点部35bをスピーカホルダ32の接触面32bに、第2接点部35cをカメラ基板34に、それぞれ圧接させた状態になる。
このように、ヒンジ側グランド板金35により、カメラ29が組み込まれたスピーカホルダ(カメラホルダ)32とカメラ基板(サブ基板)34との間に静電気経路が形成されることになる。
図11は、第1筐体側の第1筐体グランド板金38の取り付け状態を示し、(a)はグランド板金取り付け前の斜視説明図、(b)はグランド板金取り付け後の斜視説明図である。図11に示すように、第1筐体12の凸部14には、メイン基板19が配置される側の所定箇所に、第1筐体グランド板金38が取り付けられ固定されている。
図12は、第1筐体グランド板金の斜視図である。図12に示すように、第1筐体グランド板金38は、係止部38aと、係止部38aの一端に連続するメイン基板用の第1接点部38b、及び係止部38aの他端に連続するスピーカホルダ用の第2接点部38cを有している。第1筐体グランド板金38は、金属製の薄い板体により形成されてバネ性を有しており、係止部38aにより第1筐体12の凸部14内に形成されたリブに固定装着される(図11参照)。つまり、ヒンジ側グランド板金35及び第1筐体グランド板金38により、導電性のスピーカホルダ(カメラホルダ)32を介して、メイン基板(ディスプレイ基板)19及びカメラ基板(サブ基板)34との間でグランド接続されることとなる。
図13は、第1筐体グランド板金38とメイン基板及びスピーカホルダの静電気対策用接触箇所を示す斜視説明図である。図13に示すように、凸部14に装着された(図11参照)第1筐体グランド板金38は、第1接点部38bをメイン基板19の表面側の接触面19aに接触させると共に、第2接点部38cをスピーカホルダ32の表面側の接触面32dに接触させている。つまり、第1筐体グランド板金38は、メイン基板19及びスピーカホルダ32が凸部14に取り付けられた後に、凸部14内のメイン基板19とスピーカホルダ32間のリブに取り付けられて、第1接点部38b及び第2接点部38cの何れもメイン基板19及びスピーカホルダ32に、上方から接触して導通させている。
図14は、静電気の侵入経路を説明する携帯電話機の外観斜視図である。図14に示すように、携帯電話機10において想定される静電気が侵入し易い箇所は、隙間のある箇所であり、スピーカホルダ32及びカメラベース30付近に関する場合、化粧パネル23のカメラレンズカバー23aに設けたフラッシュ部の窓Aとカメラ部の窓B、スピーカ部の放音用の孔C、及びマクロノブDの露出部がある。
このような静電気の侵入経路に対し、静電気対策用の経路を説明する。フラッシュ部の窓A・カメラ部の窓Bについては、フラッシュ部の窓A(カメラ部の窓B)→カメラレンズカバー23a(裏側の窓周縁に導電メッキ処理されている)→メイン基板タブ19a(カメラレンズカバー23a裏に当接する)→メイン基板19のグランドへ導通して分散されるような経路となる。なお、カメラ部の窓Bについては、カメラ部の窓B→カメラレンズカバー23a→カメラ基板34タブ36→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路としてもよい。
スピーカ部の孔Cについては、スピーカ部の孔C→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路となる。マクロノブDの筐体への取り付け箇所における隙間からの静電気侵入については、マクロノブD→ヒンジ側グランド板金35又はサブ板タブ36→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路となる。
このように、カメラ29とマクロスイッチ37などのカメラ関連部品のみのカメラ基板34を設け、メイン基板19とは別系統で、ケーブル28bで操作キー側の下側回路基板へ直接引き回すことを実現したカメラ基板34上に、静電気対策用のヒンジ側グランド板金35と、静電気対策用のカメラ基板タブ36を搭載し、外部(ヒンジ部周辺)から入ってきた静電気をメイン基板19のグランドへ導くための経路を確保している。そして、このようにスピーカホルダを導電材料で構成し、さらにメイン基板、カメラ基板との隙間にて薄い板金で構成した2つのグランド板金により接続することで、隙間を効率よくして機器が大型化することも無く、カメラ基板34へ侵入する静電気をケーブル28bのみで下側回路基板のグランドに逃がす場合に比べてもう1系統のラインを設けることができ、それぞれのグランドライン系統における導電量を分散できて強力なグランドラインを確保するばかりでなく、ケーブル28bにて流れるカメラの制御信号線への悪影響を少しでも少なくすることができる。
また、カメラ29を組み入れ一体化させたスピーカホルダ32を通して、外部から入ってきた静電気をグランドに導くための経路として、第1筐体12に第1筐体グランド板金38を追加してメイン基板19のグランドに静電気を導く。
従って、これら静電気対策用のグランド板金35,38により、複数の経路で確実にカメラへの静電気をメイン(LCD)基板19あるいは下側回路基板のグランドに導くことができる。
そして、ヒンジ側グランド板金35は、バネの挟み込む形状を利用してマクロホルダ33に装着した後、固定爪33aにより固定している。これにより、順に上から落とし込むように組み立てられているので、組み込み性を損なわずに静電気対策を施すことができる。また、グランドを、スピーカホルダ32を介して、カメラベース30とメイン基板19を接続している。これにより、スピーカホルダ32を介して静電気(加えて、ノイズ等)対策を施すことができる。また、カメラベース30とメイン基板19が分かれる構造において、2つの基板を繋ぐことでグランドの強化ができる。
更に、カメラ29が組み込まれたスピーカホルダ32から、カメラ基板34或いはメイン基板19とそれぞれのケーブル28a,bを通って、下ケース24の下側回路基板のバッテリ側グランドに繋がる経路、即ち、2系統の静電気経路がループ状に形成されるので、インピーダンスが低下した状態で安定し、スピーカホルダ32のカメラ29に対するシールド性能が向上する。
本発明の一実施の形態に係る折り畳み形式の携帯電話機の側面図である。 図1の携帯電話機の閉じた状態の斜視図である。 図1の携帯電話機の開いた状態の斜視図である。 本発明の携帯電話機の分解斜視図である。 携帯電話機の一方の筐体の内部構造を示す斜視図である。 カメラモジュールの分解斜視図である。 マクロホルダにヒンジ側グランド板金を装着する状態を説明する斜視図である。 マクロホルダに装着されたヒンジ側グランド板金を示す斜視図である。 ヒンジ側グランド板金及びカメラ基板タブとスピーカホルダの接触箇所を示し、(a)は斜視説明図、(b)はスピーカホルダの裏面の斜視図である。 ヒンジ側グランド板金とスピーカホルダの接触状態を示す説明図である。 第1筐体側のグランド板金の取り付け状態を示し、(a)はグランド板金取り付け前の斜視説明図、(b)はグランド板金取り付け後の斜視説明図である。 第1筐体グランド板金の斜視図である。 第1筐体グランド板金、とメイン基板及びスピーカホルダの静電気対策用接触箇所を示す斜視説明図である。 静電気の侵入経路を説明する携帯電話機の外観斜視図である。
符号の説明
10 携帯電話機
11 ヒンジ構造
12 第1筐体
12a カメラ窓
13 第2筐体
13a,13b ヒンジ軸受け
14 凸部
15 凹所
16 メイン表示器
17,24 下ケース
18 補強板金
19 メイン基板
20 サブ表示器
21 サブ表示器ホルダ
22,25 上ケース
23 化粧パネル
23a カメラレンズカバー
26 バッテリリッド
27a,b コネクタ端子
28a,b ケーブル
29 カメラ
30 カメラベース
31 スピーカ
32 スピーカホルダ
32a カメラホルダ部
33 カメラ関連機能部品(マクロホルダ)
33a 固定爪
34 カメラ基板
35 ヒンジ側グランド板金
35a 挟持部
35b,38b 第1接点部
35c,38c 第2接点部
35d 孔
36 カメラ基板タブ
37 マクロスイッチ
38 第1筐体グランド板金
38a 係止部
A フラッシュ部の窓
B カメラ部の窓
C スピーカ部の孔
D マクロノブ

Claims (4)

  1. 2つの筐体を備え、一方の筐体から突出させた凸部を、他方の筐体の端縁に離間して設けた一対のヒンジ軸受けにて軸支して前記一方の筐体と他方の筐体とを互いに回動自在に連結した携帯電子機器であって、
    前記凸部に、カメラと当該カメラが装着されるホルダとが配置され、前記一方の筐体内部には、前記カメラとの信号送受を行うカメラ基板とディスプレイと当該ディスプレイへの信号供給を行うメイン基板とが配置され、
    前記メイン基板は、前記他方の筐体内から前記ヒンジ軸受けを介して前記一方の筐体内部に配される第1のケーブルと電気的に接続されるグランドを有し、
    前記カメラ基板は、前記他方の筐体内から前記ヒンジ軸受けを介して前記一方の筐体内部に配される第2のケーブルと電気的に接続されるグランドを有し、
    前記ホルダは、導電性を有し、前記メイン基板のグランド及び前記カメラ基板のグランドと電気的に接続されることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記カメラは、少なくとも前記凸部の突出方向と一致しない方向が撮像方向となるよう配され、
    前記カメラ基板は、前記カメラよりも前記凸部の突出方向側に配され、前記カメラ基板の前記カメラに面しない側の面に前記第2のケーブルが接続されるコネクタが設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記ホルダに接触させる第1接点部を一端に、前記カメラ基板に接触させる第2接点部を他端にそれぞれ有し、前記ホルダと前記カメラ基板を導通させる板金部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記カメラ基板と前記カメラとの間には、前記カメラの関連機能部品が配され、
    前記ホルダに接触させる第1接点部を一端に、前記カメラ基板に接触させる第2接点部を他端にそれぞれ有すると共に、前記関連機能部品に係合する係合部が形成され、当該係合部にて前記関連機能部品に係合されて前記ホルダと前記カメラ基板を導通させる板金部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電子機器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170058749A (ko) * 2015-11-19 2017-05-29 삼성전자주식회사 힌지 장치를 구비하는 전자 장치

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KR20170058749A (ko) * 2015-11-19 2017-05-29 삼성전자주식회사 힌지 장치를 구비하는 전자 장치
KR102367678B1 (ko) 2015-11-19 2022-02-28 삼성전자주식회사 힌지 장치를 구비하는 전자 장치

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