JP2011060909A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011060909A
JP2011060909A JP2009207400A JP2009207400A JP2011060909A JP 2011060909 A JP2011060909 A JP 2011060909A JP 2009207400 A JP2009207400 A JP 2009207400A JP 2009207400 A JP2009207400 A JP 2009207400A JP 2011060909 A JP2011060909 A JP 2011060909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell array
memory cell
region
pad
trunk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009207400A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Dono
千晶 堂野
Hiroki Fujisawa
宏樹 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2009207400A priority Critical patent/JP2011060909A/ja
Priority to US12/923,168 priority patent/US8254153B2/en
Publication of JP2011060909A publication Critical patent/JP2011060909A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/02Disposition of storage elements, e.g. in the form of a matrix array

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】2列パッド配置の半導体記憶装置におけるレイアウトを最適化することにより、電源電圧を安定化する。
【解決手段】メモリセルアレイ領域201,202と、これらの間に配置された周辺回路領域301と、メモリセルアレイ領域201と周辺回路領域との間に配置されたパッド列101と、メモリセルアレイ領域202と周辺回路領域との間に配置されたパッド列102と、を備える。メモリセルアレイ領域201とパッド列101との間及びメモリセルアレイ領域202とパッド列102との間に、周辺回路が実質的に配置されていない。これにより、上層の低抵抗配線を用いてメモリセルアレイ領域と所定のパッドとを短距離で接続できるため、メモリセルアレイ領域に電源電位を安定的に供給することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、複数のパッド列を有する半導体記憶装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表される半導体記憶装置のパッド配置として、チップ中央部に複数のパッドを並べて配置した1列パッド配置が知られている。近年、半導体記憶装置の高速化、大容量化に伴って半導体記憶装置に配置すべきパッド数が増加し、その結果、1列パッド配置ではパッド列が長くなりチップサイズが増大するという問題があった。パッド数の増加に起因するチップサイズの増大を抑制するためには、1列パッド配置ではなく、特許文献1に記載されているように2列パッド配置を用いることが望ましい。
特開2006−278805号公報
ところで、半導体記憶装置の動作が高速化されると、電源電圧にノイズがより多く印加されるようになり、その結果、電源電圧が不安定となる。しかしながら、電源電圧の安定化の観点から、2列パッド配置の半導体記憶装置におけるレイアウトを最適化したものについては、これまでに知られていなかった。
本発明による半導体記憶装置は、メモリセルアレイが形成された第1及び第2のメモリセルアレイ領域と、前記第1のメモリセルアレイ領域と前記第2のメモリセルアレイ領域との間に配置され、周辺回路が形成された周辺回路領域と、前記第1のメモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との間に、前記第1のメモリセルアレイ領域の端部が延伸する方向に沿って配置された第1のパッド列と、前記第2のメモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との間に、前記第2のメモリセルアレイ領域の端部が延伸する方向に沿って配置された第2のパッド列と、を備え、前記第1のメモリセルアレイ領域と前記第1のパッド列との間及び前記第2のメモリセルアレイ領域と前記第2のパッド列との間に、前記周辺回路が実質的に配置されていないことを特徴とする。
本発明によれば、メモリセルアレイ領域とパッド列との間に周辺回路が実質的に配置されていないことから、上層の低抵抗配線を用いてメモリセルアレイ領域と所定のパッドとを短距離で接続することが可能となる。これにより、例えばノイズに敏感な電源電位をメモリセルアレイ領域に供給する場合であっても、当該電位をパッドから安定的に供給することが可能となる。しかも、パッド列によって周辺回路領域が分断されることがないことから、周辺回路領域の設計自由度も向上する。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の全体構成を示すブロック図である。 半導体記憶装置10のレイアウト図であり、本発明の第1の実施形態を示している。 電源端子15a〜15cと電源幹線との接続関係を説明するための模式的な拡大図である。 本発明の第2の実施形態を示すレイアウト図である。 メモリセルアレイ領域のレイアウトのバリエーションを示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体記憶装置10はDDR型のSDRAMであり、外部端子として、クロック端子11a,11b、コマンド端子12a〜12e、アドレス端子13、データ入出力端子14及び電源端子15a〜15cを備えている。その他、データストローブ端子やキャリブレーション端子なども備えられているが、これらについては図示を省略してある。実際のレイアウトについては後述するが、これらパッド群100は2つのパッド列に並べて配置される。
クロック端子11a,11bは、それぞれ外部クロック信号CK,/CKが供給される端子であり、供給された外部クロック信号CK,/CKは、クロック入力回路21に供給される。本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はローアクティブな信号であることを意味する。したがって、外部クロック信号CK,/CKは互いに相補の信号である。クロック入力回路21は、外部クロック信号CK,/CKに基づいて単相の内部クロック信号PreCLKを生成し、これをDLL回路80に供給する。DLL回路80は、内部クロック信号PreCLKに基づいて、位相制御された内部クロックLCLKを生成し、これをデータ入出力回路70に供給する。
コマンド端子12a〜12eは、それぞれロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、チップセレクト信号/CS、及びオンダイターミネーション信号ODTが供給される端子である。これらのコマンド信号CMDは、コマンド入力回路31に供給される。コマンド入力回路31に供給されたこれらコマンド信号CMDは、コマンドデコーダ32に供給される。コマンドデコーダ32は、コマンド信号の保持、デコード及びカウントなどを行うことによって、各種内部コマンドICMDを生成する回路である。生成された内部コマンドICMDは、ロウ系制御回路51、カラム系制御回路52、モードレジスタ53及びデータ入出力回路70などに供給される。
アドレス端子13は、アドレス信号ADDが供給される端子であり、供給されたアドレス信号ADDは、アドレス入力回路41に供給される。アドレス入力回路41の出力は、アドレスラッチ回路42に供給される。アドレスラッチ回路42にラッチされたアドレス信号ADDのうち、ロウアドレスについてはロウ系制御回路51に供給され、カラムアドレスについてはカラム系制御回路52に供給される。また、モードレジスタセットにエントリしている場合には、アドレス信号ADDはモードレジスタ53に供給され、これによってモードレジスタ53の内容が更新される。
ロウ系制御回路51の出力は、ロウデコーダ61に供給される。ロウデコーダ61は、メモリセルアレイ60に含まれるいずれかのワード線WLを選択する回路である。メモリセルアレイ60内においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図1では、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ビット線BLは、センス回路63内の対応するセンスアンプSAに接続されている。
また、カラム系制御回路52の出力は、カラムデコーダ62に供給される。カラムデコーダ62は、センス回路63に含まれるいずれかのセンスアンプSAを選択する回路である。カラムデコーダ62によって選択されたセンスアンプSAは、メインI/O線MIOを介してデータアンプ64に接続される。データアンプ64は、リード動作時においてはセンスアンプSAによって増幅されたリードデータRDをさらに増幅し、リードライトバスRWBSを介してこれをデータ入出力回路70に供給する。一方、ライト動作時においては、リードライトバスRWBSを介してデータ入出力回路70から供給されるライトデータを増幅し、これをセンスアンプSAに供給する。
データ入出力端子14は、リードデータDQの出力及びライトデータDQの入力を行うための端子であり、データ入出力回路70に接続されている。データ入出力回路70にはDLL回路80によって生成された内部クロックLCLKが供給されており、リード動作時においては内部クロックLCLKに同期してリードデータDQを出力する。尚、図1にはデータ入出力端子14を1つだけ示しているが、データ入出力端子14の数が1つである必要はなく、複数個設けても構わない。
電源端子15a〜15cは、それぞれ電源電位が供給される端子である。具体的には、電源端子15aには高位側電源電位VDDが供給され、電源端子15bには低位側電源電位(接地電位)VSSが供給され、電源端子15cにはセンスアンプ用の低位側電源電位(接地電位)VSSSAが供給される。このうち、電源電位VDDと接地電位VSSは、内部電源発生回路90に供給され、内部電源発生回路90によって各種の内部電源電位VINTが生成される。内部電源電位VINTとしては、センスアンプ用の高位側電源電位(VARAY)、周辺回路用の電源電位(VPERI)、ワード線電位(VPP)などが含まれる。
以上が本実施形態による半導体記憶装置10の全体構成である。図1に示した各要素のうち、パッド群100は2つのパッド列に配置され、アレイ系回路200はメモリセルアレイ領域に配置され、その他の周辺回路300は周辺回路領域に配置される。ここで、パッド群100とは、上述の通り、クロック端子11a,11b、コマンド端子12a〜12e、アドレス端子13、データ入出力端子14及び電源端子15a〜15cを含む外部端子群である。一方、アレイ系回路200とは、メモリセルアレイ60、ロウデコーダ61、カラムデコーダ62、センス回路63及びデータアンプ64からなる回路群である。また、周辺回路300とは、アレイ系回路200を除く他の全ての回路である。
本実施形態においては、アレイ系回路200が8つのバンクBank0〜Bank7に分割されている。バンクとは個別にコマンドを発行可能な単位であり、アドレス端子13を介して入力されるバンクアドレスによってバンクの指定が行われる。
次に、半導体記憶装置10のレイアウトについて説明する。
図2は、半導体記憶装置10のレイアウト図であり、本発明の第1の実施形態を示している。
図2に示すように、本実施形態による半導体記憶装置10の外形は、X方向を長辺としY方向を短辺とする長方形である。アレイ系回路200は4つのメモリセルアレイ領域201〜204に分割配置されており、それぞれの領域には4つのバンクの半分が形成されている。例えば、メモリセルアレイ領域201には、バンクBank0,1,4,5の半分が形成されている。これらメモリセルアレイ領域201〜204は、X方向における領域AxとY方向における領域Ayが交差する領域に相当する。
また、周辺回路300もおおよそ4つの周辺回路領域301〜304に分かれている。このうち、周辺回路領域301,302はY方向における領域Dyに位置している。つまり、周辺回路領域301は、メモリセルアレイ領域201と202との間に挟まれた部分に位置しており、周辺回路領域302は、メモリセルアレイ領域203と204との間に挟まれた部分に位置している。また、周辺回路領域303,304は、Y方向における領域Ayが交差する領域に位置している。つまり、周辺回路領域303は、メモリセルアレイ領域201と203との間に挟まれた部分に位置しており、周辺回路領域304は、メモリセルアレイ領域202と204との間に挟まれた部分に位置している。
特に限定されるものではないが、周辺回路領域301にはコマンドデコーダ32やアドレスラッチ回路42などが配置され、周辺回路領域302にはデータ入出力回路70などが配置され、周辺回路領域303,304にはロウ系制御回路51やカラム系制御回路52に含まれるヒューズなどが配置される。
また、パッド群100は、Y方向における領域Cyに位置する2つのパッド列101,102に配置されている。パッド列101は、メモリセルアレイ領域201,203と周辺回路領域301,302との間に挟まれた部分に位置しており、パッド列102は、メモリセルアレイ領域202,204と周辺回路領域301,302との間に挟まれた部分に位置している。したがって、メモリセルアレイ領域とパッド列との間には、周辺回路が実質的に配置されていない。
尚、図2において、右上がりのハッチングが施されたパッドは電源電位VDDが供給される電源端子15aであり、左上がりのハッチングが施されたパッドは接地電位VSSが供給される電源端子15bであり、黒く塗りつぶされたパッドは電源電位VSSSAが供給される電源端子15cである。白いパッドはその他の外部端子である。全てのパッドは、外部との接続を行うべく最上層の配線層が用いられる。
さらに、パッド列101,102とメモリセルアレイ領域201〜204との間、つまりY方向における領域Byに位置する電源幹線領域400A,400Bには、X方向に延在する複数の電源幹線が配置されている。電源幹線は、十分に低抵抗であることが求められることから、最上層の配線層が用いられる。これは、上層の配線層ほど配線幅を太く且つ配線厚を厚くすることができるため、上層の配線層ほど単位長さ当たりの抵抗値が低くなるからである。
また、図2に示すように、X方向における領域Bx、つまり、メモリセルアレイ領域201〜204のX方向両側には、電源幹線領域500が設けられている。電源幹線領域500には、Y方向に延在する複数の電源幹線が配置されており、それぞれ電源幹線領域400A,400Bに形成された対応する電源幹線に接続されている。さらに、メモリセルアレイ領域201〜204のX方向における中央部にも電源幹線領域600が設けられている。電源幹線領域600にもY方向に延在する複数の電源幹線が配置されており、それぞれ電源幹線領域400A,400Bに形成された対応する電源幹線に接続されている。電源幹線領域600は、データアンプ64に沿ってY方向に設けられている(図5(a)参照)。電源幹線領域500,600に形成された電源幹線についても、最上層の配線層が用いられる。
一方、周辺回路領域301,302が配置されたY方向における領域Dyには、最上層の配線層を用いX方向に延在する複数の長距離配線310が形成されている。また、周辺回路領域303,304が配置されたX方向における領域Dxには、最上層の配線層を用いY方向に延在する複数の長距離配線320が形成されている。より具体的には、各々の長距離配線310は、信号線又は電源配線のどちらか一方の配線である。また、各々の長距離配線320は、信号線又は電源線のどちらか一方の配線である。このため、これら長距離配線310,320を横断するような配線を最上層の配線層に形成することはできず、これらと交差するためには、スルーホール電極を介して一旦下層の配線層にバイパスする必要がある。このため、周辺回路領域301〜304を横断する方向に延在する配線は、最上層の配線層を用いた配線と比べて抵抗値が高くなる傾向がある。図2において破線で示された配線は、上から2番目以降の配線層を用いた配線である。
図3は、電源端子15a〜15cと電源幹線との接続関係を説明するための模式的な拡大図である。
図3に示すように、パッド列101に配置されたパッドのうち、センスアンプ用の接地電位VSSSAが供給される電源端子15cは、電源幹線領域400Aに設けられた電源幹線401と直結されている。つまり、電源端子15c及び電源幹線401は、いずれも最上層の配線層を用いて形成されており、両者が下層の配線層やスルーホール電極を経由することなく、最上層の配線層に形成された引き出し配線411を介して直接接続されている。
これに対し、電源電位VDDが供給される電源端子15aや接地電位VSSが供給される電源端子15bは、下層の配線層に設けられた引き出し配線412,413及びスルーホール電極412a,413aを介して、それぞれ電源幹線402,403に接続されている。ここで、引き出し配線412,413が設けられた配線層は、上から2番目の配線層であることが好ましい。これは、上から2番目の配線層は、最上層の配線層の次に低抵抗な配線だからである。この場合、電源幹線領域400Aにおいて下層に配置される他の配線701は、上から3番目以降の配線層を用いる必要が生じる。配線701としては、例えば、電源幹線領域400Aにおいて半導体基板上に設けられるデカップリング容量に接続するための配線などが含まれる。
さらに、電源幹線領域400Aに設けられた所定の電源幹線は、スルーホール電極702a及び配線702を介して内部電源発生回路90に接続されている。配線702は、Y方向に延在する配線であり、配線701と同じ配線層に形成されている。
以上、パッド列101と電源幹線との接続関係について説明したが、パッド列102と電源幹線との接続関係についても同様である。
このように、本実施形態による半導体記憶装置10においては、メモリセルアレイ領域201,203とパッド列101との間や、メモリセルアレイ領域202,204とパッド列102との間に、周辺回路が実質的に配置されていない。このため、メモリセルアレイ領域201〜204の端部に沿って設けられた電源幹線領域400A,400Bと、パッド列101,102とを接続する引き出し配線が周辺回路領域301,302を跨ぐことがないため、低抵抗な上層の配線層を用いて両者を短距離で接続することが可能となる。
特に、センスアンプ用の接地電位VSSSAが供給される電源端子15cについては、下層の配線層を経由することなく電源幹線401と直結されていることから、寄生抵抗成分を最小限に抑えることが可能となる。これにより、センスアンプSAが動作することによって電源電圧が変動しても、電圧が安定状態に戻るまでの時間が短縮されるため、電源ノイズに対して非常に敏感なセンスアンプSAの動作を安定化させることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態を示すレイアウト図である。
図4に示すレイアウトでは、パッド数を削減する目的で電源端子15cの数が図2に示すレイアウトに比べて半減されている。これら電源端子15cのうち、電源端子15c1,15c2については第1の実施形態と同様であり、隣接する電源幹線と直結されている。
これに対し、電源端子15c3,15c4は、隣接する電源幹線と直結されているだけでなく、反対側の電源幹線にも接続されている。詳細には、電源端子15c3については、電源幹線領域400Aに形成された電源幹線と直結されるとともに、下層の引き出し配線420を介して電源幹線領域400Bに形成された電源幹線に接続されている。同様に、電源端子15c4は、電源幹線領域400Bに形成された電源幹線と直結されるとともに、下層の引き出し配線420を介して電源幹線領域400Aに形成された電源幹線に接続されている。引き出し配線420は、上から2番目の配線層に形成することが好ましい。引き出し配線420の配線幅としては、当該配線層に形成される他の配線よりも太く設計することが好ましい。これにより、引き出し配線420による寄生抵抗成分をより小さくすることが可能となる。
さらに、電源端子15c5,15c6は、隣接する電源幹線と直結されているだけでなく、反対側の電源幹線にも直結されている。詳細には、電源端子15c5については、電源幹線領域400Aに形成された電源幹線と直結されるとともに、電源幹線領域400Bに形成された電源幹線にも引き出し配線430を介して直結されている。同様に、電源端子15c6については、電源幹線領域400Bに形成された電源幹線と直結されるとともに、電源幹線領域400Aに形成された電源幹線にも引き出し配線430を介して直結されている。引き出し配線430は、電源幹線領域400A,400Bに形成された電源幹線と同様、最上層の配線層に形成された配線である。これにより、引き出し配線430による寄生抵抗成分を十分に小さくすることが可能となる。また、スルーホール電極を経由することもない。
ここで、引き出し配線430はY方向に延在する配線である一方、周辺回路領域301,302にはX方向に延在する複数の長距離配線310が形成されていることから、長距離配線310と干渉する位置には引き出し配線430を配置することはできない。このため、本実施形態では、端部に位置する電源端子15c5,15c6に引き出し配線430を接続し、これによって長距離配線310との干渉を避けている。
このように、パッド数の制限により電源端子の数を削減する必要がある場合であっても、本実施形態のように、引き出し配線420,430を用いて反対側の電源幹線にも接続するパスを設ければ、メモリセルアレイ領域201〜204に供給すべき電源を安定化させることが可能となる。また、本実施形態では、電源端子15cが千鳥状に配置されていることから、メモリセルアレイ領域201〜204にバランス良く電源供給することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、メモリセルアレイ領域201〜204のレイアウトについては特に限定されず、種々のレイアウトを採用することが可能である。つまり、図5(a)に示すレイアウトのように、本発明が上記各実施形態に示したレイアウトに限定されるものではなく、例えば、図5(b)に示すレイアウトや図5(c)に示すレイアウトを採用しても構わない。図5(b)は、データアンプ64をロウデコーダ61間に配置したレイアウト例を示しており、図5(c)は、データアンプ64をメモリセルアレイ60の端部に沿って配置した例を示している。図5(b),(c)に示すレイアウトでは、データアンプ64はX方向を長手方向とする領域に形成される。また、図5(c)に示すレイアウトでは、メモリセルアレイ領域201〜204の端部にデータアンプ64が配置されることになる。いずれのレイアウトにおいても、センス回路63は、メモリセルアレイ60内に分散配置される。
10 半導体記憶装置
15a〜15c 電源端子
60 メモリセルアレイ
61 ロウデコーダ
62 カラムデコーダ
63 センス回路
64 データアンプ
100 パッド群
101,102 パッド列
200 アレイ系回路
201〜204 メモリセルアレイ領域
300 周辺回路
301〜304 周辺回路領域
310,320 長距離配線
400A,400B,500,600 電源幹線領域
401〜403 電源幹線
411〜413,420,430,701,702 配線
412a,413a,702a スルーホール電極

Claims (13)

  1. メモリセルアレイが形成された第1及び第2のメモリセルアレイ領域と、
    前記第1のメモリセルアレイ領域と前記第2のメモリセルアレイ領域との間に配置され、周辺回路が形成された周辺回路領域と、
    前記第1のメモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との間に、前記第1のメモリセルアレイ領域の端部が延伸する方向に沿って配置された第1のパッド列と、
    前記第2のメモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との間に、前記第2のメモリセルアレイ領域の端部が延伸する方向に沿って配置された第2のパッド列と、を備え、
    前記第1のメモリセルアレイ領域と前記第1のパッド列との間及び前記第2のメモリセルアレイ領域と前記第2のパッド列との間に、前記周辺回路が実質的に配置されていないことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1のメモリセルアレイ領域と前記第1のパッド列との間に、前記第1のメモリセルアレイ領域の前記端部が延伸する方向に沿って延在する第1の幹線領域と、
    前記第2のメモリセルアレイ領域と前記第2のパッド列との間に、前記第2のメモリセルアレイ領域の前記端部が延伸する方向に沿って延在する第2の幹線領域と、
    前記第1のパッド列に含まれる第1のパッドと、前記第1の幹線領域に含まれる第1の幹線とをスルーホール電極を介することなく接続する第1の引き出し配線と、
    前記第2のパッド列に含まれる第2のパッドと、前記第2の幹線領域に含まれる第2の幹線とをスルーホール電極を介することなく接続する第2の引き出し配線と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2の幹線領域には、電源電位が供給される電源幹線が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1及び第2のメモリセルアレイ領域にはセンスアンプがさらに形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1及び第2のパッドには、前記センスアンプに与える電源電位が供給されることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1及び第2のメモリセルアレイ領域には、前記センスアンプに接続されたデータアンプがさらに形成されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1のパッド列に含まれる第3のパッドと、前記第2の幹線領域に含まれる第3の幹線とをスルーホール電極を介することなく接続する第3の引き出し配線と、
    前記第2のパッド列に含まれる第4のパッドと、前記第1の幹線領域に含まれる第4の幹線とをスルーホール電極を介することなく接続する第4の引き出し配線と、をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第3及び第4のパッドは、端部に位置するパッドであることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第1のパッド列に含まれる第5のパッドと、前記第2の幹線領域に含まれる第5の幹線とをスルーホール電極を介して接続する第5の引き出し配線と、
    前記第2のパッド列に含まれる第6のパッドと、前記第1の幹線領域に含まれる第6の幹線とをスルーホール電極を介して接続する第6の引き出し配線と、をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  10. 第1及び第2のメモリセルアレイ領域と、
    前記第1及び第2のメモリセルアレイ領域間に配置された周辺回路領域と、
    前記第1のメモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との間に配置された第1のパッド列と、
    前記第2のメモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との間に配置された第2のパッド列と、
    前記第1のパッド列と前記第1のメモリセルアレイ領域との間に配置され、前記第1のパッド列に沿って延在する第1の幹線領域と、
    前記第2のパッド列と前記第2のメモリセルアレイ領域との間に配置され、前記第2のパッド列に沿って延在する第2の幹線領域と、を備え、
    前記第1及び第2のパッド列、並びに、前記第1及び第2の幹線領域に形成された複数の幹線は互いに第1の配線層に形成されており、
    前記第1のパッド列に含まれる第1のパッドと前記第1の幹線領域に形成された第1の幹線は、前記第1の配線層とは異なる配線層を経由することなく、前記第1の配線層に形成された第1の引き出し配線を介して接続されており、
    前記第2のパッド列に含まれる第2のパッドと前記第2の幹線領域に形成された第2の幹線は、前記第1の配線層とは異なる配線層を経由することなく、前記第1の配線層に形成された第2の引き出し配線を介して接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 前記第1の配線層は、最上層の配線層であることを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記第1のパッド列に含まれる第3のパッドと前記第1の幹線領域に形成された第3の幹線は、第2の配線層に形成された第3の引き出し配線を介して接続されており、
    前記第2のパッド列に含まれる第4のパッドと前記第2の幹線領域に形成された第4の幹線は、前記第2の配線層に形成された第4の引き出し配線を介して接続されており、
    前記第2の配線層は、上から2番目の配線層であることを特徴とする請求項11に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記第1及び第2のメモリセルアレイ領域には、メモリセルアレイ及びセンスアンプが形成されており、前記第1及び第2のパッドには、前記センスアンプに与える電源電位が供給されることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
JP2009207400A 2009-09-08 2009-09-08 半導体記憶装置 Withdrawn JP2011060909A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009207400A JP2011060909A (ja) 2009-09-08 2009-09-08 半導体記憶装置
US12/923,168 US8254153B2 (en) 2009-09-08 2010-09-07 Semiconductor memory device having pad electrodes arranged in plural rows

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009207400A JP2011060909A (ja) 2009-09-08 2009-09-08 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011060909A true JP2011060909A (ja) 2011-03-24

Family

ID=43647659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009207400A Withdrawn JP2011060909A (ja) 2009-09-08 2009-09-08 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8254153B2 (ja)
JP (1) JP2011060909A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8717795B2 (en) 2011-08-05 2014-05-06 Elpida Memory, Inc. Semiconductor device having plural circuit blocks operating at the same timing

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5662122B2 (ja) * 2010-11-30 2015-01-28 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 半導体装置
JP5624441B2 (ja) 2010-11-30 2014-11-12 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 半導体装置
KR20170052712A (ko) * 2015-11-03 2017-05-15 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치
US11251148B2 (en) * 2020-01-28 2022-02-15 Micron Technology, Inc. Semiconductor devices including array power pads, and associated semiconductor device packages and systems
US11476257B2 (en) * 2020-07-31 2022-10-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated circuit including memory cell and method of designing the same
KR20220023087A (ko) * 2020-08-20 2022-03-02 에스케이하이닉스 주식회사 복수의 단위 캐패시터들을 가진 디커플링 소자를 포함하는 저장 장치

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3494502B2 (ja) * 1995-05-12 2004-02-09 株式会社ルネサステクノロジ 半導体記憶装置およびそのパッド配置方法
GB2348317B (en) * 1998-06-23 2001-03-07 Samsung Electronics Co Ltd An arrangement of data input/output circuits for use in a semiconductor memory device
JP3803050B2 (ja) * 2001-10-29 2006-08-02 株式会社ルネサステクノロジ 半導体記憶装置、ダイナミックランダムアクセスメモリおよび半導体装置
KR100475740B1 (ko) * 2003-02-25 2005-03-10 삼성전자주식회사 신호 완결성 개선 및 칩 사이즈 감소를 위한 패드배치구조를 갖는 반도체 집적 회로장치
JP2006278805A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Elpida Memory Inc 半導体装置
US7359252B2 (en) * 2006-01-09 2008-04-15 Infineon Technologies Ag Memory data bus structure and method of transferring information with plural memory banks

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8717795B2 (en) 2011-08-05 2014-05-06 Elpida Memory, Inc. Semiconductor device having plural circuit blocks operating at the same timing

Also Published As

Publication number Publication date
US8254153B2 (en) 2012-08-28
US20110058401A1 (en) 2011-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10580463B2 (en) Power supply wiring in a semiconductor memory device
KR100809767B1 (ko) 다이나믹형 램과 반도체 장치
JP3803050B2 (ja) 半導体記憶装置、ダイナミックランダムアクセスメモリおよび半導体装置
JP2011060909A (ja) 半導体記憶装置
US20040233770A1 (en) Dynamic ram-and semiconductor device
US20080265284A1 (en) Semiconductor device
WO2014077154A1 (ja) 半導体装置
JPH0541500A (ja) 半導体メモリ装置
JP6543129B2 (ja) 電子装置
US9570122B2 (en) Device having multiple switching buffers for data paths controlled based on IO configuration modes
JP2013131615A (ja) 半導体装置
JP2013131738A (ja) 半導体装置
US9053760B2 (en) Semiconductor device including a sense amplifier
WO2014030604A1 (ja) 半導体装置
US20130265840A1 (en) Semiconductor device having auxiliary power-supply wiring
JP5710955B2 (ja) 半導体装置
JP4465343B2 (ja) 半導体記憶装置
US9443573B2 (en) Semiconductor device including main amplifers between memory cell arrays
CN110034117B (zh) 一种存储器件
JP2016035978A (ja) 半導体装置
JP2013065366A (ja) 半導体記憶装置
US8767484B2 (en) Semiconductor device
JP2000323682A (ja) 半導体集積回路装置
CN112309442A (zh) 包含导电结构的设备和其布局
JP2010287733A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20121204