JP2011059487A - 光路変換型光コネクタの製造方法、及び光路変換型光コネクタ - Google Patents

光路変換型光コネクタの製造方法、及び光路変換型光コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタ組立ての煩雑さを解消して、安価に製造可能な光路変換型光コネクタを提供する。
【解決手段】予めコア部品12を樹脂成形する。コア部品12は、少なくとも、光ファイバ穴15aが形成された光ファイバ穴形成部15及び回路基板13側に対する位置決め構造16の部分を有する。次いで、コア部品12に光ファイバ2を挿入固定する。光ファイバを挿入固定した状態のコア部品12に光透過性樹脂20をオーバ−モールドする。光透過性樹脂20は、少なくとも光ファイバ穴形成部15の先端面15bを覆うとともに、光ファイバ穴形成部15の先端面15bに対向して光ファイバの光路を光素子14に向けるように傾斜した内部反射面20aを持つ。光透過性樹脂20をオーバ−モールドするだけで光路変換部を構成できる。
【選択図】図4

Description

この発明は、光路変換型光コネクタの製造方法、及び光路変換型光コネクタに関する。
光ファイバと回路基板上の光素子との間で光信号の入出力をする光コネクタとして、図13に示すように、樹脂成形された光コネクタ本体1に光ファイバ2を、光素子3を搭載した回路基板4と平行に導入し、光ファイバ2の先端の前方に45°傾斜の反射面5を形成した光路変換型光コネクタ6がある(特許文献1)。
光ファイバ2aから出射した光は、反射面5で90°向きを変えて、光素子3に入射する。
前記反射面5は光コネクタ本体1における光ファイバ(裸ファイバ)2aの先端側に形成した凹所7の前方傾斜壁面に形成されている。符号2Aは光ファイバテープ心線を示し、2は光ファイバテープ心線2Aを構成する光ファイバ素線、2aはその被覆を除去した光ファイバ(裸ファイバ)を示す。光ファイバ2、2aは接着剤充填窓8から充填した接着剤で固定する。凹所7には透明接着剤を充填し、透明ガラス9で封止する。透明ガラス9の表面には、光素子3から出射した光が反射して光損失が生じることを防ぐために、通常、ARコーティング(反射防止膜)を形成する。光コネクタ本体1には回路基板4に形成した位置決め用穴4aに嵌合する嵌合ピン10が形成されている。
特開2009−103998
特許文献1の光コネクタ6は、凹所7に透明接着剤を充填し透明ガラス9で封止する作業が必要であり、その組み立て作業が煩雑である。また、封止用の透明ガラス9が必要なので、部品点数が多くなる。これらのことから、光コネクタのコストが高くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、光路変換型の光コネクタの組み立ての煩雑さを解消して、安価に製造可能な光路変換型光コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、光素子が実装された回路基板上に設置されて、光ファイバの光路を前記回路基板上の光素子に向ける光路変換型光コネクタを製造する光路変換型光コネクタの製造方法であって、
少なくとも、光ファイバを挿入する光ファイバ穴が形成された光ファイバ穴形成部及び前記回路基板側に対する位置決め構造の部分を有するコア部品を予め樹脂成形し、
前記光ファイバ穴形成部の光ファイバ穴に光ファイバを挿入した状態でコア部品に光透過性樹脂を、少なくとも前記光ファイバ穴形成部の先端面を覆うとともに前記光ファイバ穴形成部の先端面に対向して光ファイバの光路を前記光素子に向けるように傾斜した内部反射面が形成されるように、オーバ−モールドすることを特徴とする。
請求項2の発明は、光素子が実装された回路基板上に設置され、回路基板と平行に導入される光ファイバの光路を前記回路基板上の光素子に向ける光路変換型光コネクタにおいて、
少なくとも、光ファイバを挿入する光ファイバ穴が形成された光ファイバ穴形成部」及び前記回路基板側に対する位置決め構造の部分を有する、予め樹脂成形されたコア部品と、このコア部品に、光ファイバ穴形成部の光ファイバ穴に光ファイバを挿入した状態でオーバ−モールドされた光透過性樹脂部分とからなり、
前記光透過性樹脂部分は、少なくとも光ファイバ穴形成部の先端面を覆うとともに前記光ファイバ穴形成部の先端面に対向して光ファイバの光路を前記光素子に向けるように傾斜した内部反射面、及び、光素子に面する入出射面を有することを特徴とする。
請求項3は、請求項2記載の光路変換型光コネクタにおいて、光透過性樹脂部分の前記入出射面が、反射抑制作用をする微細凹凸構造を有することを特徴とする。
請求項4は、請求項2又は3記載の光路変換型光コネクタにおいて、光透過性樹脂部分の前記入出射面にコリメートレンズ部を形成したことを特徴とする。
請求項5は、請求項2又は3記載の光路変換型光コネクタにおいて、光透過性樹脂部分の前記入出射面に集光レンズ部を形成したことを特徴とする。
請求項6は、請求項2〜5のいずれかに記載の光路変換型光コネクタにおいて、コア部品は、光ファイバ穴形成部の先端面が、その両側の位置決め構造の部分のコア部品先端面に対してコア部品前後方向の凹所となっており、前記光透過性樹脂部分は、コア部品の少なくとも前記凹所部分にオーバ−モールドされていることを特徴とする。
本発明において、コア部品が光ファイバ穴形成部及び回路基板に対する位置決め構造の部分を有しているので、このコア部品を剛性の高い樹脂材料を用いて高精度に成形すれば、位置決め精度のよい光路変換型光コネクタが得られる。
また、コア部品の外形を単純な形状とすることができるから、その点でも高精度成形が容易になる。
また、予め樹脂成形したコア部品に光ファイバを挿入し光透過性樹脂をオーバ−モールドすれば、光ファイバの光路を光素子に向ける内部反射面が形成されるので、従来の光コネクタのような、凹所に透明接着剤を充填し透明ガラスで封止するなどの組み立て工程は不要となる。このように光路変換型の光コネクタの組み立ての煩雑さが解消され、安価な光路変換型光コネクタを得ることができる。
請求項3によれば、光透過性樹脂の入出射面に微細凹凸構造が形成されているので、光素子から出射した光が反射して光損失が生じることを防ぐことができる。
そして、この微細凹凸構造は、光透過性樹脂のオーバ−モールド時に同時に形成されるので、煩雑な工程で反射防止コーティングを施した別部材の透明ガラスは不要となる。
請求項4又は5のように、光透過性樹脂の入出射面にコリメートレンズ部又は集光レンズ部を形成すれば、出射光の光束が発散することを防止して、光ファイバと光素子との間の光結合効率を十分高くすることができる。
請求項6のように、コア部品の光ファイバ穴形成部の先端面に凹所を形成して、その凹所に光透過性樹脂をオーバ−モールドした光コネクタでは、光ファイバの先端位置の両側に位置決め構造の部分を設けることができ、位置決め構造の位置として適切である。
本発明の一実施例を示すもので光路変換型光コネクタの斜視図である。 図1の光路変換型光コネクタにおけるコア部品の断面図である。 図2のコア部品に光ファイバを挿入固定した状態の断面図である。 図3の光ファイバ挿入状態のコア部品に光透過性樹脂をオーバ−モールドして製造した光路変換型光コネクタを回路基板上に設置した状態の断面図である。 上記の光路変換型光コネクタにおける光透過性樹脂部分の入出射面にコリメータレンズ部を形成した実施例を示す要部拡大断面図である。 上記の光路変換型光コネクタにおける光透過性樹脂部分の入出射面に集光レンズ部を形成した実施例を示す要部拡大断面図である。 本発明の他の実施例の光路変換型光コネクタの斜視図である。 図7の光路変換型光コネクタにおけるコア部品に光ファイバを挿入固定した状態の斜視図である。 図8におけるコア部品のみを示した断面図である。 図9のコア部品の平面図である。 図9のコア部品に光ファイバを挿入固定した状態(図8の状態)の断面図である。 図11の光ファイバ挿入状態のコア部品に光透過性樹脂をオーバ−モールドして製造した光路変換型光コネクタを回路基板上に設置した状態の断面図である。 従来の光路変換型光コネクタを回路基板上に設置した状態の断面図である。
以下、本発明を実施した光路変換型光コネクタの製造方法及び光路変換型光コネクタについて、図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の光路変換型光コネクタの製造方法及び光路変換型光コネクタの一実施例を示すもので、図1は光路変換型光コネクタ11の斜視図、図2は図1の光路変換型光コネクタ11におけるコア部品12の断面図、図3は図2のコア部品12に光ファイバを挿入し固定した状態の断面図である。図4は図3の光ファイバ挿入状態のコア部品12に光透過性樹脂をオーバ−モールドして製造した光路変換型光コネクタ11を回路基板13上に設置した状態の断面図である。
回路基板13には発光素子あるいは受光素子などの光素子14が搭載されている。
図3、図4において、2Aは光ファイバテープ心線、2は光ファイバテープ心線2Aを構成する光ファイバ素線(例えば250μmφのUV素線)、2aはその被覆を除去した光ファイバ(裸ファイバ)を示す。
この光コネクタ11を製造する場合、予め、図2のように、光ファイバ2aを挿入する光ファイバ穴15aが形成された光ファイバ穴形成部15及び回路基板13に対する位置決めのための位置決め用穴(位置決め構造)16を有するコア部品12を樹脂成形する。 このコア部品12の樹脂材料は、例えばPPS(ポリフェニレンスルファイド)やシリコン樹脂やエポキシ樹脂などを使用することができる。
図示のコア部品12の光ファイバ穴15aは、コア部品後端側(図2で左側)の光ファイバ導入用開口部17a及び接着剤充填窓17bを持つ中空部17の前方壁面から光ファイバ穴形成部15の先端面15bに貫通している。
次いで、図3に示すように、複数本の光ファイバ素線2からなる光ファイバテープ心線2Aを、その被覆部にゴムブーツ18被せた状態で前記コア部品12の中空部17に光ファイバ導入用開口部17aから挿入するとともに、光ファイバ(裸ファイバ)2aを光ファイバ穴15aに通す。この場合、光ファイバ2aの先端面は、光ファイバ穴形成部15の先端面15bと面一か僅かに突出させるとよい。
次いで、接着剤充填窓17bから接着剤を充填して光ファイバ2、2aを固定する。
次いで、前記図3の光ファイバ挿入状態のコア部品12の先端面側に、図1、図4に示すように、光透過性樹脂20をオーバ−モールドする。
この場合、光透過性樹脂20は、少なくとも光ファイバ穴形成部15の先端面15bを覆う(したがって、光ファイバ2aの先端面を覆う)とともに、前記光ファイバ穴形成部15の先端面15bに対向して光ファイバの光路を光素子14に向けるように傾斜した斜面20aが形成されるように、オーバ−モールドする。この場合、斜面20aの外面は鏡面にして内部反射面20aとする。
図示例では、オーバ−モールドされた光透過性樹脂20の形状は簡略化してい示しており、45°の傾斜面を持つ単なる三角形断面としているが、実際には、コア部品12との一体結合を確実に行える形状とするとよい。
光透過性樹脂としては、例えば、PC(ポリカーボネート))、ZEONEX(非晶質シクロオレフィンポリマー:登録商標)、ウルテムナチュラル(ポリエーテルイミド:登録商標)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、変性ポリオレフィンなどを用いることができる。
これらの光透過性樹脂は射出成形が可能である。
光透過性樹脂20の光素子14に面する入出射面20bには、反射抑制作用をする微細凹凸構造が形成されている。この微細凹凸構造は、光の波長よりも短い周期的な凹凸を有する表面構造であり、サブ波長格子とも呼ばれ、反射防止効果が極めて高い。この微細凹凸構造は、表面に微細凹凸を形成した金型を用いることで、光透過性樹脂のオーバ−モールド時に形成することができる。
回路基板13には、光コネクタ11側の位置決め用穴16と対応する位置決め用穴13aが形成されており、穴心が揃った両位置決め穴16、13aに位置決めピン19を嵌合させると、光コネクタ11と回路基板13上の光素子14との位置決めが行われる。
光素子14が受光素子である場合、光ファイバ2aから出射した光は光透過性樹脂20の内部反射面20aで45°下方に反射して、光素子14に入射する。
光素子14が発光素子である場合、光素子14から上向きに出射した光は光透過性樹脂20の内部反射面20aで図4で水平な左方に反射して、光ファイバ2aの端面に入射入射する。
上記の光路変換型光コネクタにおいて、コア部品12が光ファイバ穴形成部15及び回路基板13に対する位置決め穴(位置決め構造)16の部分を有しているので、このコア部品12を剛性の高い樹脂材料を用いて高精度に成形すれば、位置決め精度のよい光路変換型光コネクタ11が得られる。
また、コア部品12の外形を単純な形状とすることができるから、その点でも高精度成形が容易である。
また、予め樹脂成形したコア部品12に光ファイバを挿入し光透過性樹脂20をオーバ−モールドすれば、光ファイバの光路を光素子14に向ける内部反射面20aが形成されるので、図13の従来の光コネクタのような、透明接着剤を充填し透明ガラス9で封止するなどの組み立て工程は不要となる。このように光路変換型の光コネクタの組み立ての煩雑さが解消され、安価な光路変換型光コネクタを得ることができる。
また、光透過性樹脂20の入出射面20bに微細凹凸構造が形成されているので、光素子14から出射した光が反射して光損失が生じることを防ぐことができる。
そして、この微細凹凸構造は、光透過性樹脂のオーバ−モールド時に同時に形成できるので、煩雑な工程で反射防止コーティングを施した別部材の透明ガラスが不要となる。また、反射防止コーティングと異なり剥離の問題も生じない。
光素子14が受光素子である場合、図5に示すように、光透過性樹脂20の入出射面20bに集光レンズ部20cを形成すると、光ファイバ2aから出射した光を発散させずに効率よく光素子14に入射させることができる。
なお、この集光レンズ部20cの表面にも前述の微細凹凸構造を形成することができる。
光素子14が発光素子である場合、図6に示すように、光透過性樹脂20の入出射面20bにコリメートレンズ部20dを形成すると、光素子14から出射した光を発散させずに効率よく光ファイバ2aに入射させることができる。
なお、このコリメートレンズ部20dの表面にも前述の微細凹凸構造を形成することができる。
図7〜図12に本発明の他の実施例の光路変換型光コネクタ21を示す。
図7は光路変換型光コネクタ21の斜視図、図8は図7におけるコア部品22に光ファイバを挿入固定した状態の斜視図、図9はコア部品22の断面図、図10はコア部品22の平面図、図11はコア部品22に光ファイバを挿入固定した状態(図8の状態)の断面図である。図12は図11の光ファイバ挿入状態のコア部品22に光透過性樹脂をオーバ−モールドして製造した光路変換型光コネクタ21を回路基板13上に設置した状態の断面図である。図1〜図4と共通する部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この光コネクタ21を製造する際の製造手順は、図1〜図4で説明したものと概ね共通である。
すなわち、予め、図8〜図10のように、光ファイバ2aを挿入する光ファイバ穴25aが形成された光ファイバ穴形成部25及び回路基板13に対する位置決めのための位置決め用穴(位置決め構造)26を有するコア部品22を樹脂成形する。
この実施例のコア部品22は、光ファイバ穴形成部25のコネクタ幅方向両側に突出部22dが形成されている。すなわち、光ファイバ穴形成部25の先端面25bが、その両側の位置決め穴(位置決め構造)26の部分のコア部品先端面22aに対してコア部品前後方向に凹む凹所22bとなっている。前記位置決め用穴26は、図10にも示すように、上面から見て光ファイバ穴形成部25の先端面25bの延長上に中心が位置している。
コア部品22の光ファイバ穴25aは前記と同様に、コア部品後端側(図9で左側)の光ファイバ導入用開口部27a及び接着剤充填窓27bを持つ中空部27の前方壁面から光ファイバ穴形成部25の先端面25bに貫通している。
次いで、図8、図11に示すように、複数本の光ファイバ素線2からなる光ファイバテープ心線2Aを、その被覆部にゴムブーツ18被せた状態で前記コア部品22の中空部27に光ファイバ導入用開口部27aから挿入するとともに、光ファイバ(裸ファイバ)2aを光ファイバ穴25aに通す。次いで、接着剤充填窓27bから接着剤を充填して光ファイバ2、2aを固定する。
次いで、前記図8、図11の光ファイバ挿入状態のコア部品22に、図7、図12に示すように、光透過性樹脂30をオーバ−モールドする。
この実施例では、光透過性樹脂30は、光ファイバ穴形成部25の先端側の凹所22bにオーバ−モールドされて、光ファイバ穴形成部25の先端面25bを覆う(したがって、光ファイバ2aの先端面を覆う)とともに、前記光ファイバ穴形成部25の先端面25bに対向して光ファイバの光路を光素子14に向けるように傾斜した斜面30aが形成されるように、オーバ−モールドしているだけでなく、コア部品22の下面を除く概ね全体にオーバ−モールドしている。この場合、斜面30aの外面は鏡面にして内部反射面30aとする。この斜面30aのある部分は図7、図12に示すように上面側に開口する凹所30eとなっている。
また、回路基板13には、光コネクタ21側の位置決め用穴26と対応する位置決め用穴13aが形成されており、穴心が揃った両位置決め穴26、13aに位置決めピン29を嵌合させると、光コネクタ21と回路基板13上の光素子14との位置決めが行われる。
この実施例においても、前述の実施例と同様に、光透過性樹脂30の光素子14に面する入出射面30bに、反射抑制作用をする微細凹凸構造が形成することができる。
また、前述の図5や図6と同様に、光透過性樹脂30の入出射面30bに集光レンズ部やコリメートレンズ部を形成することができる。
この実施例では、オーバ−モールドされた光透過性樹脂30がコア部品22の概ね全体を囲む形状であるから、コア部品22と堅固に一体化される。また、この種の一般的な光路変換型光コネクタの外形と共通の外形にすることができるから、従来品との互換性の点で好適である。
また、光ファイバ2aの先端位置の両側に位置決め穴26があるので、位置決め構造の位置として適切である。
上述の各実施例では、光コネクタ側の位置決め穴16又は26と回路基板13側の位置決め穴13aとに位置決めピンを嵌合させて、両者間の位置決めをしているが、コア部品12、22に、位置決め穴16又は26に代えて、位置決め用の嵌合ピンを一体に設けることもできる。
また、回路基板側に、光コネクタ側の位置決め穴16又は26に嵌合する位置決め用の突起部を設けて、両者間の位置決めをする構造としてもよい。
オーバ−モールドされる光透過性樹脂の形状は、上述の実施例に限らず、種々の形状とすることができる。要するに、少なくとも前記光ファイバ穴形成部の先端面を覆うとともに前記光ファイバ穴形成部の先端面に対向して光ファイバの光路を前記光素子に向けるように傾斜した内部反射面が形成されるように、オーバ−モールドされておればよい。
2A 光ファイバテープ心線
2 光ファイバ(光ファイバ素線)
2a 光ファイバ(裸ファイバ)
11、21 光路変換型光コネクタ
12、22 コア部品
22a (位置決め構造の部分の)コア部品先端面
22b 凹所
22c 突出部
13 回路基板
13a 位置決め穴
14 光素子
15、25 光ファイバ穴形成部
15a、25a 光ファイバ穴
15b、25b (光ファイバ穴形成部)の先端面
16、26 位置決め用穴(位置決め構造)
17、27 中空部
17a、27a 光ファイバ導入用開口部
17b、27b 接着剤充填窓
18 ゴムブーツ
19、29 位置決めピン
20、30 光透過性樹脂
20a、30a 内部反射面
20b、30b 入出射面
20c 集光レンズ部
20d コリメートレンズ部

Claims (6)

  1. 光素子が実装された回路基板上に設置されて、光ファイバの光路を前記回路基板上の光素子に向ける光路変換型光コネクタを製造する光路変換型光コネクタの製造方法であって、
    少なくとも、光ファイバを挿入する光ファイバ穴が形成された光ファイバ穴形成部及び前記回路基板側に対する位置決め構造の部分を有するコア部品を予め樹脂成形し、
    前記光ファイバ穴形成部の光ファイバ穴に光ファイバを挿入した状態でコア部品に光透過性樹脂を、少なくとも前記光ファイバ穴形成部の先端面を覆うとともに前記光ファイバ穴形成部の先端面に対向して光ファイバの光路を前記光素子に向けるように傾斜した内部反射面が形成されるように、オーバ−モールドすることを特徴とする光路変換型光コネクタの製造方法。
  2. 光素子が実装された回路基板上に設置され、回路基板と平行に導入される光ファイバの光路を前記回路基板上の光素子に向ける光路変換型光コネクタにおいて、
    少なくとも、光ファイバを挿入する光ファイバ穴が形成された光ファイバ穴形成部及び前記回路基板側に対する位置決め構造の部分を有する、予め樹脂成形されたコア部品と、このコア部品に、光ファイバ穴形成部の光ファイバ穴に光ファイバを挿入した状態でオーバ−モールドされた光透過性樹脂部分とからなり、
    前記光透過性樹脂部分は、少なくとも光ファイバ穴形成部の先端面を覆うとともに前記光ファイバ穴形成部の先端面に対向して光ファイバの光路を前記光素子に向けるように傾斜した内部反射面、及び、光素子に面する入出射面を有することを特徴とする光路変換型光コネクタ。
  3. 光透過性樹脂部分の前記入出射面が、反射抑制作用をする微細凹凸構造を有することを特徴とする請求項2記載の光路変換型光コネクタ。
  4. 光透過性樹脂部分の前記入出射面にコリメートレンズ部を形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の光路変換型光コネクタ。
  5. 光透過性樹脂部分の前記入出射面に集光レンズ部を形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の光路変換型光コネクタ。
  6. 前記コア部品は、光ファイバ穴形成部の先端面が、その両側の位置決め構造の部分の先端面に対してコア部品前後方向の凹所となっており、前記光透過性樹脂部分は、コア部品の少なくとも前記凹所部分にオーバ−モールドされていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の光路変換型光コネクタ。
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