JP2011058437A - Egrシステムを備えた内燃機関及びその制御方法 - Google Patents

Egrシステムを備えた内燃機関及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸気マニホールド内に空冷式EGRクーラを備えて、EGRガスの凝縮水の生成を抑制しながら、適正なEGRガスの温度でEGRすることができるEGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法を提供する。
【解決手段】EGRガスAを冷却するためのEGRクーラを、吸気マニホールド11内に設けたEGRガス冷却管20aを備えた空冷式EGRクーラ20で形成し、吸入空気Aを冷却するためのインタークーラ15をバイパスする第1バイパス通路16を設け、該第1バイパス通路16に第1バイパスバルブ17を設けて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、EGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法に関し、より詳細には、空冷式EGRクーラを吸気マニホールド内に備えて、EGRガスの温度を制御できて、EGRガスの凝縮水の生成を抑制しながら、EGRガスの温度を適正な温度に調整できるEGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法に関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関においては、EGR通路にEGRクーラを装着して、高EGR率でEGRを行うことにより、効果的にNOxを低減できることが知られている。近年、更なる低NOx化を図るため、EGRクーラの冷却性能の向上が望まれているために、EGRクーラに冷却効率が高い水冷式EGRクーラが用いられてきている。
図8に、この水冷式EGRクーラ20Xを用いたEGRシステムを備えた内燃機関1Xを示す。この例では水冷式EGRクーラ20Xをバイパスするバイパス通路22と、バイパスさせるか否かを操作するバイパスバルブ23とが設けられている。
しかしながら、この水冷式EGRクーラを用いた場合に、内燃機関が冷間時にある場合は、EGRガスが水冷式EGRクーラで過冷却されることで、シリンダ内の燃焼温度が低下し、HC,COの排出量が増加するという問題だけではなく、EGRクーラ内でEGRガスの温度が露点以下になってEGRガス中の水分が凝縮(液化)して凝縮水が生じるという問題がある。この凝縮水が生じると、煤がラッカー状に堆積し、EGRクーラが閉塞するという問題に発展する。
そのため、一部の内燃機関では、冷気によるEGR(COOL−EGR)だけではなく、暖気によるEGR(HOT−EGR)を行うべく、EGRクーラをバイパスするバイパス通路を設けると共に、EGRクーラのガス入口にバイパスバルブを設けて、EGRガスをEGRクーラを通さずにバイパスさせて、暖気によるEGRを行うことができるバイパスバルブ付水冷式EGRクーラが実用化されている。
しかしながら、このバイパスバルブ付水冷式EGRクーラにおいては、内燃機関の冷間時では、EGRクーラのバイパスバルブを開弁操作してEGRガスをバイパスさせているが、EGRクーラの冷却性能(温度効率)を向上させるほど凝縮水が発生し易くなるという問題がある。また、この問題を回避するため、内燃機関の広い運転領域において暖気によるEGRを行う場合には、EGRガスを十分に冷却できないという問題が生じる。
これに関連して、EGR通路に水冷式EGRクーラと空冷式EGRクーラを設けて、EGRガスを、水冷式EGRクーラでエンジン冷却水を使用して冷却すると共に、空冷式EGRクーラで吸入空気を使用して冷却する内燃機関のEGRシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このEGRシステムでは、ターボ過給機のコンプレッサの上流側の吸気通路にバイパス通路を設け、このバイパス通路に空冷式EGRクーラを配置し、コンプレッサの下流側の空気温度が予め設定された所定温度を超えたときにバイパス通路に設けた流量調整バルブで吸入空気量を減少して、コンプレッサに入る吸入空気の温度が高温になるのを防いで、高温の吸入空気によるコンプレッサの破損を防止している。
特開2006−207467号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気マニホールド内に空冷式EGRクーラを備えて、EGRガスの凝縮水の生成を抑制しながら、適正なEGRガスの温度でEGRすることができるEGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明のEGRシステムを備えた内燃機関は、EGRシステムを備えた内燃機関において、EGRガスを冷却するためのEGRクーラを、吸気マニホールド内に設けたEGRガス冷却管を備えた空冷式EGRクーラで形成し、吸入空気を冷却するためのインタークーラをバイパスする第1バイパス通路を設け、該第1バイパス通路に第1バイパスバルブを設けて構成される。
この構成によれば、EGRクーラを空冷式EGRクーラで形成しているので、EGRガスの過冷却によるEGRガス中の水分の凝縮を抑制することができる。更に、エンジン冷間時には、第1バイパスバルブを開いて、吸入空気(新気)をインタークーラで冷却せず、空冷式EGRに送り、暖かい吸入空気でEGRガスを冷却することにより、EGRの過冷却を抑制することができる。また、エンジン温間時には、第1バイパスバルブを閉じて、インタークーラで冷却された吸入空気でEGRガスを冷却でき、シリンダでの吸気効率を高めることができる。
上記のEGRシステムを備えた内燃機関において、前記空冷式EGRクーラをバイパスする第2バイパス通路を設け、該第2バイパス通路に第2バイパスバルブを設けて構成すると、EGRガスを空冷式EGRクーラで冷却することを回避できるので、EGRガスが過冷却されることを回避でき、EGRガス中の水分の凝縮を防止できる。
上記のEGRシステムを備えた内燃機関において、前記EGRガス冷却管に当たる、吸入空気の量、又は、吸入空気とEGRガスとの混合ガスの量を調整する冷却風量調整手段を設けて構成すると、次のような効果を得ることができる。
つまり、エンジン冷間時において、内燃機関の低速運転領域では、冷却風量調整手段により、EGRガス冷却管に当たる、吸入空気又は混合ガスの量を減少して、EGRガス冷却管からの放熱量を減少させることができ、また、エンジン温間時において、内燃機関の高速運転領域では、冷却風量調整手段により、EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を増加して、EGRガス冷却管からの放熱量を増加させることができる。そのため、EGRガス中の水分の凝縮を抑制しながら、内燃機関の運転条件に適したEGRガスの温度で、EGRを行うことができる。
この冷却風量調整手段は、例えば、吸気マニホールドの入口部分で、且つ、EGRガス冷却管の上流側に設けた整流バルブ(整流フィン)で形成することができる。
なお、第1バイパスバルブ、第2バイパスバルブ及び冷却風量調整手段は、内燃機関の運転条件(エンジン回転速度、吸気温度、排気温度、冷却水温度、負荷、燃料噴射量)等に応じて弁開度及び冷却風量を制御するように構成する。また、EGRガス冷却管にフィンを設ける等してEGRガス冷却管の放熱効果を高めることが好ましい。また、EGRガス冷却管の高温側を、吸気マニホールドの混合ガスの入口側に配置することにより、より冷却効果を増すように構成することが好ましい。
上記のEGRシステムを備えた内燃機関において、エンジン冷間時の場合には前記第1バイパスバルブを開弁し、その他の場合には前記第1バイパスバルブを閉じるように制御すると、この第1バイパスバルブの制御により、エンジン冷間時には、第1バイパスバルブを開いて、吸入空気(新気)をインタークーラで冷却せず、空冷式EGRクーラに送り、暖かい吸入空気でEGRガスを冷却することにより、EGRガスの過冷却を抑制することができる。また、エンジン温間時には、第1バイパスバルブを閉じて、インタークーラで冷却された吸入空気でEGRガスを冷却でき、シリンダでの吸気効率を高めることができる。
また、上記のEGRシステムを備えた内燃機関において、エンジン冷間時の場合には前記第1バイパスバルブと前記第2バイパスバルブを開弁し、その他の場合には前記第1バイパスバルブと前記第2バイパスバルブを閉じるように制御すると、この第1及び第2バイパスバルブの制御により、エンジン冷間時には、第1及び第2バイパスバルブを開いて、吸入空気(新気)をインタークーラで冷却せず、空冷式EGRクーラに送ると共に、EGRガスを空冷式EGRクーラをバイパスさせて冷却せずに、吸気マニホールドに供給して、EGRガスの過冷却を抑制することができる。また、エンジン温間時には、第1バイパスバルブを閉じて、インタークーラで冷却された吸入空気でEGRガスを冷却でき、また、第2バイパスバルブを閉じてEGRガスを空冷式EGRクーラで冷却できるので、シリンダでの吸気効率を高めることができる。
更に、上記のEGRシステムを備えた内燃機関において、エンジン冷間時の内燃機関の低速運転領域では、前記風量調整手段を、前記EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を減少して、前記EGRガス冷却管からの放熱量を減少させるように制御すると共に、エンジン温間時の内燃機関の高速運転領域では、前記EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を増加して、EGRガス冷却管からの放熱量を増加させるように制御すると、この冷却風量調整手段の制御により、EGRガス中の水分の凝縮を抑制しながら、内燃機関の運転条件に適したEGRガスの温度で、EGRを行うことができる。
本発明に係るEGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法によれば、空冷式EGRクーラのクーラ部を吸気マニホールド内に設け、バイパス付インタークーラと組合せてEGRガスの温度を制御することにより、EGRガスの凝縮水の生成を抑制しながら、内燃機関の運転条件に適したEGRガスの温度でEGRを行うことができる。
本発明に係る実施の形態のEGRシステムを備えた内燃機関の構成を示した図である。 本発明に係る実施の形態のEGRシステムを備えた内燃機関の空冷式EGRクーラの構成を示した図である。 風量調整手段の整流バルブの平面図である。 図3の側面図である。 風量調整手段を、EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を減少する方向にした場合を示した図である。 風量調整手段を、EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を増加する方向にした場合を示した図である。 内燃機関の運転状態と、EGRバルブ、EGRクーラの第2バイパスバルブ、吸気マニホールド内整流バルブ、インタークーラの第1バイパスバルブの各バルブの開閉状態の関係を示した図である。 従来技術の水冷式EGRクーラを装着したEGRシステムを備えた内燃機関の構成を示した図である。
以下、本発明に係る実施の形態のEGRシステムを備えた内燃機関について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本発明に係る実施の形態のEGRシステムを備えた内燃機関1は、エンジン本体10に吸気マニホールド11と排気マニホールド12が設けられ、この吸気マニホールド11には、吸入空気AとEGRガスGeが流れる吸気通路13が接続されている。また、排気マニホールド12には排気ガスGが流れる排気通路18が接続されている。
吸気通路13には、上流側から、エアクリーナ(図示しない)、吸気空気量センサ(図示しない)、吸気絞り弁(図示しない)、ターボチャージャ14のコンプレッサ14a、インタークーラ15等が設けられている。また、排気通路18には、上流側からターボチャージャ14のタービン14b、排気ガス処理装置(図示しない)、消音装置(図示しない)等が設けられている。更に、排気マニホールド12と、インタークーラ15と吸気マニホールド11の間の吸気通路13とを接続するEGR通路19が設けられている。なお、タービン14bには、ウェストゲートバルブ14bcが設けられている。
本発明においては、吸気通路13において、吸入空気(新気)Aをインタークーラ15を迂回させて流す第1バイパス通路16を設け、この第1バイパス通路16に第1バイパスバルブ17を設ける。この第1バイパスバルブ17を開閉及び弁開度を調整することにより、インタークーラ15を通過する吸入空気Aの量を調整できるので、吸入空気Aの冷却量、及び、吸入空気Aの温度を調整できる。
それと共に、図2に示すように、EGR通路19に設けるEGRクーラを、吸気マニホールド11内に設けたEGRガス冷却管20aを備えた空冷式EGRクーラ20で形成する。また、このEGRガスGeを空冷式EGRクーラ20を迂回させて流す第2バイパス通路22を設け、この第2バイパス通路22に第2バイパスバルブ23を設ける。
この空冷式EGRクーラ20は、EGRガス冷却管20aと、このEGRガス冷却管20aに接続しその周囲に配置されるフィン20bと、冷却風量調整手段で構成する。なお、EGRガス冷却管の高温側を、吸気マニホールドの混合ガスの入口側に配置することにより、より冷却効果を増すことが出来るので、このように構成することが好ましい。
この冷却風量調整手段を、吸気マニホールド11の入口部分で、且つ、EGRガス冷却管20aの吸入空気A又は混合ガス(吸入空気AとEGRガスGe)A+Geに関して上流側に設けた整流バルブ(整流フィン)20cで形成する。
この整流バルブ(整流フィン)20cで流れを制御された吸入空気A又は混合ガスA+Geが、EGRガス冷却管20aとフィン20bに当たることにより、EGRガス冷却管20aの内部を流れるEGRガスGeの熱が吸入空気A又は混合ガスA+Geに伝達される。言い換えれば、EGRガス冷却管20aからEGRガスGeの熱が吸入空気A又は混合ガスA+Geに放熱される。
図3及び図4に示すように、この整流バルブ20cは、電動モータ等のアクチュエータ20caに接続された回転軸20cb回りに回動する平板状の弁体20ccを有して形成される。図5に示すように、風量調整手段の弁体20ccを閉方向に回動させると、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を減少させ、図6に示すように弁体20ccを開方向(閉方向と逆の方向)回動させると、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を増加させるように構成する。
この構成により、アクチュエータ20caの回動を制御することにより、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を増減させることができ、EGRガスGeの温度を調整できるようになる。なお、吸入空気A又は混合ガスA+Geは、EGRガス冷却管20aの外部を通過した後、シリンダヘッド10aに設けられた吸気通路に入る。
次に、上記の内燃機関1における制御方法について説明する。図1及び図2に示すように、この内燃機関1のEGRシステムでは、EGRバルブ21、EGRクーラ20の第2バイパスバルブ23、吸気マニホールド11内の整流バルブ20c、インタークーラ15の第1バイパスバルブ17を、開弁及び閉弁制御する。この制御では、図7に示すように、内燃機関の運転状態によって、即ち、エンジン冷間時のエンジン回転数の低速、中速、高速と、エンジン温間時のエンジン回転数の低速、中速、高速の運転状態によって、開閉状態を使い分ける。
つまり、内燃機関1のエンジン冷間時の場合には、EGRバルブ21を開いてEGRを行うと共に、EGRクーラ20の第2バイパスバルブ23を開弁してEGRガスGeの冷却を避ける。また、インタークーラ15の第1バイパスバルブ17を開弁し、冷却されない吸入空気Aを吸気マニホールド11内に流す。これによりEGRガスGeの過冷却を防止し、EGRガスGe中の水分が凝縮するのを防止する。
また、このエンジン冷間時の低速運転領域では、吸気マニホールド11内の整流バルブ20cを閉弁して、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を減少させる。これにより、EGRガスGeの冷却量を少なくする。次に、中速運転領域では、整流バルブ20cを弁開度の調整により、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を調整する。これにより、EGRガスGeの冷却量を調整し、適切なEGRガス温度にする。更に、高速運転領域では、整流バルブ20cを開弁して、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を増加させる。これにより、EGRガスGeの冷却量を増加し、適切なEGRガス温度にする。
また、内燃機関1のエンジン温間時の場合には、EGRバルブ21を開いてEGRを行うと共に、EGRクーラ20の第2バイパスバルブ23を閉弁して、EGRガスGeを空冷式EGRクーラ20で冷却する。また、インタークーラ15の第1バイパスバルブ17を閉弁し、冷却された吸入空気Aを吸気マニホールド11内に流し、空冷式EGRクーラ20の冷却能力を増加する。これによりEGRガスGeの温度を適正なEGRガス温度に低下させる。
また、このエンジン温間時の低速運転領域では、吸気マニホールド11内の整流バルブ20cを閉弁して、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を減少させる。これにより、EGRガスGeの冷却量を少なくする。次に、中速運転領域では、整流バルブ20cを弁開度の調整により、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を調整する。これにより、EGRガスGeの冷却量を調整し、適切なEGRガス温度にする。更に、高速運転領域では、整流バルブ20cを開弁して、EGRガス冷却管20aに当たる吸入空気A又は混合ガスA+Geの量を増加させる。これにより、EGRガスGeの冷却量を増加し、適切なEGRガス温度にする。
上記の各バルブ17、20c、21、23の制御により、内燃機関1の冷間時と温間時の両方で効果的にEGRガスGeの温度を制御することができる。
従って、上記の構成のEGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法によれば、空冷式EGRクーラ20のクーラ部であるEGRガス冷却管20aを吸気マニホールド11内に設け、第1バイパス通路16付きのインタークーラ15と組合せてEGRガスGeの温度を制御することにより、EGRガスGeの凝縮水の生成を抑制しながら、内燃機関1の運転条件に適したEGRガスGeの温度でEGRを行うことができる。
本発明のEGRシステムを備えた内燃機関及びその制御方法によれば、空冷式EGRクーラのEGRガス冷却管を吸気マニホールド内に設け、バイパス通路付きのインタークーラと組合せてEGRガスの温度を制御することにより、EGRガスの凝縮水の生成を抑制しながら、内燃機関の運転条件に適したEGRガスの温度でEGRを行うことができるので、自動車搭載の内燃機関などに利用することができる。
1 内燃機関(エンジン)
11 吸気マニホールド
13 吸気通路
15 インタークーラ
16 第1バイパス通路
17 第1バイパスバルブ
18 排気通路
19 EGR通路
20 空冷式EGRクーラ
20a EGRガス冷却管
20b フィン
20c 整流バルブ
21 EGRバルブ
22 第2バイパス通路
23 第2バイパスバルブ
A 吸入空気
A+Ge 混合ガス
G 排気ガス
Ge EGRガス

Claims (6)

  1. EGRシステムを備えた内燃機関において、EGRガスを冷却するためのEGRクーラを、吸気マニホールド内に設けたEGRガス冷却管を備えた空冷式EGRクーラで形成し、吸入空気を冷却するためのインタークーラをバイパスする第1バイパス通路を設け、該第1バイパス通路に第1バイパスバルブを設けたことを特徴とするEGRシステムを備えた内燃機関。
  2. 前記空冷式EGRクーラをバイパスする第2バイパス通路を設け、該第2バイパス通路に第2バイパスバルブを設けたことを特徴とする請求項1記載のEGRシステムを備えた内燃機関。
  3. 前記EGRガス冷却管に当たる、吸入空気の量、又は、吸入空気とEGRガスとの混合ガスの量を調整する冷却風量調整手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のEGRシステムを備えた内燃機関。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のEGRシステムを備えた内燃機関において、エンジン冷間時の場合には前記第1バイパスバルブを開弁し、その他の場合には前記第1バイパスバルブを閉じることを特徴とするEGRシステムを備えた内燃機関の制御方法。
  5. 請求項2又は3のいずれか1項に記載のEGRシステムを備えた内燃機関において、エンジン冷間時の場合には前記第1バイパスバルブと前記第2バイパスバルブを開弁し、その他の場合には前記第1バイパスバルブと前記第2バイパスバルブを閉じることを特徴とするEGRシステムを備えた内燃機関の制御方法。
  6. 請求項3に記載のEGRシステムを備えた内燃機関において、エンジン冷間時の内燃機関の低速運転領域では、前記風量調整手段を、前記EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を減少して、前記EGRガス冷却管からの放熱量を減少させるように制御すると共に、エンジン温間時の内燃機関の高速運転領域では、前記EGRガス冷却管に当たる吸入空気又は混合ガスの量を増加して、EGRガス冷却管からの放熱量を増加させるように制御することを特徴とするEGRシステムを備えた内燃機関の制御方法。
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JP2013167218A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Toyota Motor Corp 内燃機関の還流装置
CN113266491A (zh) * 2021-05-19 2021-08-17 天津大学 一种提高内燃机燃料利用效率的方法及内燃机

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