JP2011052881A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期間にわたって安定して使用することができる空気調和機の室外機をより安価に提供する。
【解決手段】室外機筐体100の前面の開口部を覆う前面パネル500を送風ファン6の吹出グリル520を含めて、全てを1枚の金属板によって一体成型し、吹出グリル520を前面パネル500のパネル面から送風ファン3とは離反する方向に張り出すように設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、さらに詳しく言えば、室外機筐体の前面パネルの生産性の向上に関する。
近年の空気調和機は、室内側に配置される室内機ユニットと、屋外に配置される室外機ユニットとが分離された、いわゆるスプリット型が主流である。例えば特許文献1に示すように、室外機は、箱状の室外機筐体を備え、その内部に圧縮機や熱交換器、送風ファンなどが設けられており、各種電気信号線や配管類とともに室外機に接続される。
室外機筐体は、地面やベランダなどの被設置面に水平に配置されるベースパネルと、ベースパネルから立設される一対の側面パネルと、側面パネルの前面側の開口部を覆うように配置される前面パネルと、天面を覆う天井パネルとを備えている。
特許文献1に示すように、従来の前面パネルは、矩形状のパネル本体の一部に送風ファンの吹出グリルが設けられている。吹出グリルは、送風ファンに対向するように設けられており、回転時の送風ファンに指などを接触させないため、格子状の桟が設けられている。
通常、前面パネルは、生産性やコストなどから合成樹脂の成型品が用いられていた。しかしながら、合成樹脂で前面パネルを製作すると、以下のような問題が生じる。すなわち、空気調和機の室外機は一度屋外に設置されると、長期間にわたって風雨や日光に晒される。
したがって、耐候性や耐食性のよい材料が求められる。さらには、火炎によって延焼するのを防止するため、難燃性樹脂が用いられるが、難燃性樹脂は、材料コストが高いため、より生産コストが高くなることは否めない。
そこで、より生産コストを安くするために、例えば特許文献2に示すように、金属の線材を格子状に形成したグリル桟を吹出グリルに取り付けて用いる方法も提案されている。これによれば、パネル本体の成型にかかるコストを安く抑えることができるばかりでなく、汎用の金属線材を用いることで、より生産コストを抑えることができる。
しかしながら、特許文献2に記載の方法は、線材同士を溶接または接着することで桟状に成形しているため、生産工数が増えてしまう。
グリル桟は、人が指を差し込んで怪我などをしないように、φ12mmの試験指を5Nの力で押し込んでも指が入らないように設計されている。
特開2006−162094号公報 特開2003−214658号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、長期間にわたって安定して使用することができる空気調和機の室外機をより安価に提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、内部に圧縮機、熱交換器および送風ファンを有する室外機筐体を備え、上記室外機筐体の前面には、上記室外機本体の前面の開口部を覆うパネル本体と、上記送風ファンの吹出グリルとを有する前面パネルが配置されている空気調和機の室外機において、上記パネル本体および上記吹出グリルは、1枚の金属板によって一体成型されており、上記吹出グリルは、上記パネル本体のパネル面から上記送風ファンとは離反する方向に張り出されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記吹出グリルは、絞り加工によって上記パネル本体のパネル面からグリル面が張り出されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記吹出グリルにはさらに、ルーバが一体成型されており、上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバーの上記送風ファン側の先端までの距離をx,上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバの他方の先端までの距離をyとしたとき、上記ルーバは、x<yとなるように設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記吹出グリルにはさらに、ルーバが一体成型されており、上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバーの上記送風ファン側の先端までの距離をx,上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバの他方の先端までの距離をy,上記ルーバー間の開口幅をhとしたとき、上記ルーバは、x>yかつx<hとなるように設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項4において、上記ルーバーを正面から見た上記ルーバーの投影開口幅をh’としたとき、上記ルーバはh>h’となるように設けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項3または4において、上記ルーバーは、空気の流れ方向に対して傾斜して設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、1枚の金属板によって一体成型した前面パネルの吹出グリルを送風ファンから離反する方向に張り出して設けたことにより、安価に前面パネルを生産することができ、さらに吹出グリルによって通風抵抗を減らすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、絞り加工によって吹出グリルを張り出すことにより、1枚の金属板で均一に吹出グリルを成型することができ、生産工程や生産コストをさらに少なくすることができる。
請求項3および4に記載の発明によれば、吹出グリルのルーバを条件に合わせて設けたことにより、ファンからルーバーまでの距離を設けたことで、より空気抵抗を減らすことができる。
請求項5に記載の発明によれば、ルーバーを正面から見た上記ルーバーの投影開口幅をh’をh>h’となるように設けることで、ファンとルーバーの距離を離すことができ、より空気抵抗を減らすことができる。
請求項6に記載の発明によれば、ルーバーを空気の流れ方向に対して傾斜して設けたことにより、指の挿入をより確実に防ぐことができるばかりでなく、ルーバの端面をファンから離すことができる。さらには、空気の流れに沿って傾斜させることで、流れをスムーズにして送風効率を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室外機の分解斜視図。 (a)上記室外機の正面図,(b)上記室外機の内部構造を一部省略した断面図。 上記室外機の前面パネルの斜視図。 (a)上記前面パネルの吹出グリルの模式的な断面図,(b)(c)上記吹出グリルの変形例を表す模式図。 (a)上記前面パネルの吹出グリルの拡大斜視図,(b)図5(a)のA−A線断面図。 (a)〜(f)吹出グリルの変形例を表す正面図。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、この空気調和機の室外機は、箱状の室外機筐体100を備え、その内部には、冷凍サイクルに含まれる圧縮機1,熱交換器2および送風ファン3と、これらの制御基板を含む電装品箱4とを備えている。
室外機筐体100は、その内部が仕切板5によって圧縮機室と熱交換器室とに区画されており、圧縮機室には、圧縮機1と、これに付属する配管類が設置されている。熱交換器2は、L字型に形成されており、室外機筐体100の背面から一方の側面に沿って配置されている。
熱交換器2は、多数の平行に並んだ放熱フィンに冷媒管を直交するように配置した、いわゆるフィンチューブ型の熱交換器が用いられてよい。この例において、熱交換器2は、L字型に一体成型された熱交換器ユニットが用いられているが、例えば背面側熱交換器ユニットと側面側熱交換器ユニットとを連結するなどしていてもよい。本発明において、熱交換器2の具体的な構成について任意的な事項である。
図2を併せて参照して、送風ファン3は、室外機筐体100の背面(図2(b)では右側面:熱交換器2側)から空気を吸い込んで、前面(図2(b)では左側面:吹出グリル520側)に向かって吹き出す軸流ファンである。
送風ファン3は、ファン取付台6に取り付けられたファンモータ31と、ファンモータ31によって駆動されるファン本体32とを備えている。ファン本体32の外周には、吸引効率を高めるファンリング33が設けられている。ファンリング33は、後述する前面パネル500の背面にネジで固定されている。本発明において、送風ファン3の具体的な構成については、任意であってよい。
電装品箱4は、内部に電源基板などが収納されるボックス本体41と、同ボックス本体41の蓋42とを有し、この例では仕切板5の上端側にネジ止めによって固定されている。本発明において、電装品箱4の具体的な構成は任意であってよい。
再び図1を参照して、室外機本体100は、地面などの被設置面上に設置されるベースパネル200と、ベースパネル200の互いに対向する側辺から立設される一対の側面パネル300,400と、室外機筐体100の前面側に配置される前面パネル500と、各側面パネル300,400および前面パネル500の上端側に被せられる天井パネル600とを備えている。側面パネル300,400および前面パネル500は一体であってもよい。
ベースパネル200,各側面パネル300,400,前面パネル500および天井パネル600はともに、鋼板をプレス成形したものからなる。各パネルの表面には、防さびや防蝕などの塗装処理もしくはコーティング処理が施されている。
ベースパネル200は、周縁が上に向かってほぼ直角に折り曲げられた矩形皿状に形成されており、底部には、被設置面に設置される脚部210,210が設けられている。ベースパネル200には、上述した仕切板5が固定されており、仕切板5を挟んで正面向かって右側に圧縮機1が、左側に熱交換器2が据え付けられている。
ベースパネル200にはさらに、送風ファン3を支持するファン取付台6が立設されている。ファン取付台6は、一端がベースパネル200に固定され、そこから天井パネル600に向かってほぼ垂直に立ち上げられたメインフレーム61と、メインフレーム61の先端からL字状に折り曲げられた補強フレーム62とを有する金属製のアングル部材からなる。
メインフレーム61のほぼ中央には、ファンモータ31が取り付けられている。メインフレーム61と補強フレーム62との付け根部には、熱交換器2の一部に引っ掛けられる固定フック63が設けられている。補強フレーム62の先端は、天井パネル600の前面側まで延設されており、その先端にはさらに前面パネル500を支持する支持ステー64が設けられている。
熱交換器室側の側面パネル300(以下、左側面パネル300とする)は、室外機筐体100の左側面を覆う1枚の金属パネルであって、その両端は、ベースパネル200の前面側および背面側に渡ってR状に折り曲げられている。
左側面パネル300には、左側面パネル300の内側に沿って配置される熱交換器2に向けて空気を取り込むための側面吸込グリル310が設けられている。側面吸込グリル310は、左側面パネル300の一部を楕円状に打抜加工した通気孔を多数備えている。
機械室側の側面パネル400(以下、右側面パネル400とする)は、室外機筐体100の右側面を覆う1枚の金属パネルであって、その両端は、ベースパネル200の前面側および背面側に渡ってR状に折り曲げられている。
右側面パネル400には、室外機筐体100を持ち上げるためのグリップ410が設けられている。グリップ410は、右側面パネル400の上部中央にネジ止めによって固定されている。
右側面パネル400にはさらに、室外機100と室内機とを接続するための各種配管類やコード類が接続される接続部420が設けられている。接続部420は、右側面パネル400の下部に設けられており、通常は、着脱式の保護カバー430によって覆い隠されている。
次に、図2〜図4を併せて参照して、前面パネル500の構成について説明する。前面パネル500は、室外機筐体100の熱交換器室および機械室の前面を覆うように配置されるパネル本体510と、パネル本体510の一部に送風ファン3の吹出グリル520とを有し、それらが1枚の金属板にプレス成形などの機械加工を施すことにより一体成型されている。
前面パネル500は、室外機筐体100の前面の開口部を覆うパネル本体510を有し、パネル本体510の一部には送風ファン3の吹出グリル520が設けられている。パネル本体510は、その両端(図2(a)では左右両端)が各側面パネル300,400の一部に重なるようにR状に折り曲げられている。
パネル本体510の上端のほぼ中央には、ファン取付台6の支持ステー64にネジを介して固定される固定孔511が設けられている。パネル本体510の両端の裏面側には、前面パネル500を各側面パネル300,400に引っ掛るためのフック(ともに図示しない)が設けられているが、本発明においてこれらフックは任意的事項であるため、その説明は省略する。
吹出グリル520は、絞り加工によって送風ファン3から離反する方向(図2(b)では左側)に張り出すように設けられている。この例において、吹出グリル520は、パネル本体510のパネル面510aから吹出グリル520のグリル面520aまでの張り出し量aが10mm張り出すように設けられている。
この例において、吹出グリル520の張り出し量aは10mmであるが、張り出し量aは少なくとも10mm以上であればよい。これによれば、送風ファン3のファン本体32の先端からグリル面までの距離bが十分長くなるため、吹出グリル520から指が差し込まれたとしても、送風ファン3に指が触れるのを防ぐことができる。さらには、吹出グリル520のねじれ強度を高めることができる。
吹出グリル520には、中央から半径方向に向かって放射状に延びる複数の桟521が設けられており、桟521の間に送風ファン6から送り出された空気を機外に放出する空気吹出孔522が設けられている。
吹出グリル520の桟521にはさらに、空気吹出孔522から空気を抵抗なく機外に送り出すとともに、指などの差し込み防止するためのルーバー530が設けられている。また、吹出グリルに指を差し込んでも、指先が送風ファンに触れることを防止することができる。
図4(a)に示すように、ルーバ530は、吹出グリル520の一部を切り起こしてフィン状に形成したものからなり、この例では、送風ファン6の中心軸から半径方向に所定間隔をもって配置されている。
この例において、ルーバー530は、空気の流れ方向(図4(a)の矢印方向)に沿ってほぼ平行となるように形成されている。これによれば、空気の流れを妨げることがなく、送風効率をより高めることができる。
ルーバー530は、吹出グリル520の吹出面(桟521の付け根部)から送風ファン3側の先端までの距離をx,他方の先端までの距離をyとしたとき、x<yとなるように設けられている。
これによれば、x<yとしたことにより、ルーバー530のフィンの長いフィンが外側を向くように配置されるため、送風ファン6からの距離をさらに稼ぐことができる。他方において、図4(b)に示すように、x>yとして設けてもよい。この場合、吹出グリル520から送風ファン3までの距離bを若干長めに確保しておくことが好ましい。
また、図4(c)に示すように、ルーバー530をx>yとして設け、さらに各ルーバー530の間隔をhとしたとき、ルーバー530はx>yかつx<hを満足するように設けることが好ましい。
これによれば、ルーバ530のxを小さくすることで、ファン本体32からルーバー530が離れるため、空気抵抗が減る。また、吹出グリル520のグリル面に対して傾斜するようにして設けることが好ましい。これによれば、送風ファン6によって生成される旋回状の空気の流れに沿ってルーバー530を設けることで、より排気効率を高めることができる。
より好ましい態様としては、ルーバ530を正面から見たルーバー530の投影開口幅をh’としたとき、ルーバー530は、h>h’となるように設けられている。これによれば、ファンとルーバーの距離を離すことができ、空気抵抗を減らすことができる。
さらには、ルーバ−530を傾けることにより、空気吹出口522の開口面積は減らさず、正面方向の投影面積を減らすことができる。これによれば、空気吹出口522から指を差し入れることをより確実に防止することができる。さらには、ルーバー530の間隔hよりも正面から見た空気吹出口522の投影開口幅h’が小さくなるため、指が挿入されるのを防ぐことができる。
この例において、吹出グリル520の桟521とルーバー530とは吹出グリル520の一部にスリット加工を施したのち、プレス加工することで、桟521とルーバー530を同時に一体成型している。
図5(b)に示すように、この例において、桟521は、吹出グリル520のグリル面520aに対して傾斜するように折り曲げられていることが好ましい。これによれば、桟521をグリル面520aに対して傾斜させることで、正面(図5では上面)から見て桟521の投影面積を小さくすることができる。したがって、桟521に空気が当たる部分を減らすことができ、より空気抵抗を減らすことができ、排気効率を高めることができる。
この例において、桟521およびルーバー530は、中央から半径方向に向かって放射状に形成され、その桟521を跨ぐようにルーバー530が設けられているが、これ以外の各種変形例も本発明に含まれる。
すなわち、図6(a)に示すように、吹出グリル520aは、上下方向に沿って延在する3つの桟521を有し、各桟521は所定間隔をもって互いに平行に配置されている。この桟521の間にルーバー530が上下方向に所定間隔で多数が設けられている。これによれば、ルーバー530の切り起こし方向が一定であるから、プレス金型を複雑にしなくて済むため、吹出グリル520aを容易かつ安価に製造することができる。
また、図6(b)に示すように、この吹出グリル520bは、上述した実施形態と同様に桟521を中央から半径方向に放射状に設け、各桟521の間にルーバー530を設けるまでは同じであるが、各ルーバー530が各桟521の放射方向に配置されている。これによれば、ルーバー530がファン本体32の回軸方向に沿った配置になるため、吹出グリル520bの吹出効率を高めることができる。
図6(c)に示すように、吹出グリル520cは、桟521を放射状に設け、各桟521の間に放射方向にルーバー530を設けており、基本的には図6(b)に示す実施形態と同一であるが、この例において、各桟521の間にさらに補強用の補強桟523が設けられている。
これによれば、補強桟523を設けたことにより、吹出グリル520に外力が加えられても変形しにくいばかりでなく、吹出グリル520cの周囲の強度が高まるため、送風ファン3の駆動時に通風による振動の発生を抑えることができる。
図6(c)に示す実施例において、補強桟523は、半径方向に延びる8本の桟521の間にそれぞれ設けられ、長さが各桟521のほぼ半分となるように形成されているが、より強度を高めるためには、図6(d)に示すように形成してもよい。
すなわち、この吹出グリル520dは、中央から半径方向に沿って延在する桟521の数を増やし、8箇所から12箇所に増やしている。これによれば、桟521の数を増やすことでより強度を高めることができる。また、これに併せて、ルーバー530数や形状も変化しており、ルーバー530のファン本体32に対する角度を抵抗の少ない角度にできる。
また、図6(e)に示すように、この吹出グリル520eは、中央から各桟521がそれぞれ上方向,下方向,左方向および右方向に向かって延設されており、各桟521の間にルーバー530が設けられている。
別の態様として、図6(f)に示すように、この吹出グリル520fは、同心円状に延在する環状の桟521aを有し、各桟521aの間にルーバー530aが環状に連続して配置されている。
各ルーバー530aは、桟521aの形状に合わせて吹出孔が環状に配置されており、これによれば、ルーバ530aを送風ファン6の回転によって生じた旋回渦の流れに合わせて環状に配置することで、空気を機外により効率的に排出できる。
再び図1を参照して、天井パネル600は、側面パネル300,400および前面パネル500の上端縁を覆う矩形皿状に形成されている。本発明において、天井パネル600の具体的な形状は任意的な事項であってよい。
この例において、空気調和機の室外機は、室内機ユニットと室外機ユニットとが分離したセパレート型を例にとって説明したが、室外機と室内機とが一体化された一体型ユニットに適用されてもよい。以上、本発明の一実施形態を各図面を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
1 圧縮機
2 熱交換器
3 送風ファン
4 電装品箱
5 仕切板
6 ファン取付台
100 室外機筐体
200 ベースパネル
300 左側面パネル
400 右側面パネル
500 前面パネル
600 天井パネル

Claims (6)

  1. 内部に圧縮機、熱交換器および送風ファンを有する室外機筐体を備え、上記室外機筐体の前面には、上記室外機本体の前面の開口部を覆うパネル本体と、上記送風ファンの吹出グリルとを有する前面パネルが配置されている空気調和機の室外機において、
    上記パネル本体および上記吹出グリルは、1枚の金属板によって一体成型されており、上記吹出グリルは、上記パネル本体のパネル面から上記送風ファンとは離反する方向に張り出されていることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 上記吹出グリルは、絞り加工によって上記パネル本体からグリル面が張り出されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 上記吹出グリルにはさらに、ルーバが一体成型されており、上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバーの上記送風ファン側の先端までの距離をx,上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバの他方の先端までの距離をyとしたとき、上記ルーバは、x<yとなるように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 上記吹出グリルにはさらに、ルーバが一体成型されており、上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバーの上記送風ファン側の先端までの距離をx,上記吹出グリルのグリル面から上記ルーバの他方の先端までの距離をy,上記ルーバー間の開口幅をhとしたとき、上記ルーバは、x>yかつx<hとなるように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
  5. 上記ルーバーを正面から見た上記ルーバーの投影開口幅をh’としたとき、上記ルーバはh>h’となるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機の室外機。
  6. 上記ルーバーは、空気の流れ方向に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機の室外機。
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