JP2011051333A - 携帯用切削工具及び集塵構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯用切削工具1は、本体部2に接続されたエア供給ホースAhのエアで回転する駆動タービン5の駆動軸6に設置した回転刃9により発生する粉塵を集塵する集塵構造体10を備え、集塵構造体は、回転刃の所定の円弧範囲を露出するように、設けた弧形状の防護カバー体11と、防護カバー体の円弧形状の一端側に設けた集塵部14と、供給されるエアの流路から分岐して集塵部に接続したエア分岐ホース20と、を備え、集塵部は、防護カバー体の左右側面の間に対向する位置に開口溝15aを形成した筒状本体部15と、筒状本体部の一端開口15c側からエアを吹き出す第1エア吹出部16と、筒状本体部の他端開口15e側からエアを吹き出す第2エア吹出部17と、を有する構成とした。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1の電動カッターは、切削刃の防護カバーの一部に集塵ホースを取りつけ、その集塵ホースを外部に設置した電気集塵機等に接続し、切削作業時に発生する粉塵を電気集塵機等によって吸引して回収するものである。
この携帯用切削機は、被切削部上を移動するベースと、このベースの一端に回動可能に連結された工具本体に内蔵された駆動源と、この駆動源により回転駆動される回転刃と、この回転刃の外周の一部を覆う保護カバーと、この保護カバーに設けた集塵カバーと、を備え、集塵カバーの吸入口に案内するための案内板を前記ベースに回動可能に設けた構成としている。
そして、この携帯用切削機は、集塵カバーにホースを介して接続した集塵機から吸引することで、回転刃が回転して被切削部材から発生する粉塵を集塵しながら、切削作業を行っている。
特許文献3の携帯用切削機では、切削作業を行って移動すると、被切削部材に形成される回転刃の切溝が長くなり、その切溝を介して粉塵が外部に噴出してしまった。
また、携帯用切削機では、切削作業を行う場合に回転している刃先が見えないと、けがき線等の切削の案内を行うための案内線があらかじめ引かれている場合に、刃先の位置を視認して合わせることができなかった。
さらに、携帯用切削機は、解体作業を行う作業現場で使用されることもあるが、特に、解体作業を行う場合には、電源がないために電動工具では使用できない場合があった。
かかる構成により、携帯用切削工具は、第2エア吹出部と独立して第1エア吹出部である吹出ノズルを設置することができるので、設計の自由度が広くなる。
かかる構成により、携帯用切削工具は、筒状本体部から筒状テーパ部に向かって集塵吹出孔からエアが吹出した時に、吹出したエアがテーパ内周面に沿って大きな径の流路から小さな径の流路に流れることで流速が早くなり、筒状本体部の開口溝および開口から流入する粉塵の集塵状態を良好とする。
かかる構成により携帯用切削工具は、接続介在部を本体部とエア供給ホースとの間に接続して、その接続した接続介在部と筒状本体部との間にエア分岐ホースを接続することで作業者が保持する部分をスッキリした構成にすることができ、作業性に優れる。
かかる構成により、携帯用切削工具は、回転刃の回転により巻き込まれる粉塵を内接部により集塵部の開口溝側に誘導して集塵ホースに送り出すことができる。
かかる構成により、携帯用切削工具は、第2エア吹出部から吹出すエアが接続管から集塵ホース側にスムーズに流れて吸引する吸引力が向上する。特に、筒状本体部の内周径(内径)と接続管の内周径(内径)とを同一寸法に形成した場合には、吸引力が大きく向上する。
かかる構成により、携帯用切削工具は、第2エア吹出部から吹出すエアに含まれる水分により集塵する塵埃が第2エア吹出部の集塵吹出孔の周辺に付着しても、集塵吹出孔が中央か内径側に位置していることで、塵埃の付着した堆積物の周縁の内側が他側閉塞端面よりも内径側に突出する状態にすることができる。そのため、集塵吹出孔の周縁に堆積する塵埃の堆積物は、内径側に突出する部分がエアの流れを受けて全体が集塵吹出孔から剥ぎ取られるようになる。
かかる構成により、集塵構造体は、第2エア吹出部から吹出すエアが接続管から集塵ホース側にスムーズに流れて吸引する吸引力が向上する。特に、筒状本体部の内周径と接続管の内周径とを同一寸法に形成した場合には、吸引力が大きく向上する。
かかる構成により、集塵構造体は、第2エア吹出部から吹出すエアに含まれる水分により集塵する塵埃が第2エア吹出部の集塵吹出孔の周辺に付着しても、集塵吹出孔が中央(中央線)より内径側に位置していることで、塵埃の付着した堆積物の周縁の内側が他側閉塞端面よりも内径側に突出する状態にすることができる。そのため、集塵吹出孔の周縁に堆積する塵埃の堆積物は、内径側に突出する部分がエアの流れを受けて全体が集塵吹出孔から剥ぎ取られるようになる。
携帯用切削工具は、回転刃を回転駆動させるエアを分岐して、防護カバー体に設けた集塵部により、筒状本体の第1エア吹出部及び第2エア吹出部からのエアの吹出しにより、エアカーテンを形成すると共に、粉塵を回収するエアの流れを形成し、粉塵を確実に回収することができる。特に、電源がない作業現場でも携帯用切削工具は、例えばコンプレッサからのエアにより、回転刃の回転駆動及び集塵部のエアカーテンならびに粉塵を引き込むエアの流れの形成を行うので、作業者一人で切削作業及び集塵作業を効率よく行うことができる。また、携帯用切削工具は、回転刃により切溝が形成された状態であっても吹出孔からのエアがその切溝に吹き出されてエアカーテンを溝内に形成し効率よく粉塵を回収できる。
また、携帯用切削工具は、筒状本体部の内部にエアの流路を形成し、筒状本体部の一側閉塞端面の吹出孔及び他側閉塞端面の集塵吹出孔からエアを吹出させて使用し、切削作業で発生した粉塵を筒状本体の筒内周面から集塵するので、作業環境の改善を図ることができる。
携帯用切削工具は、エアノズルを筒状本体部の内周側に臨ませて配置しているので、筒状本体部の一端側あるいは開口溝からの粉塵を、エアノズルの吹出すエアにより筒状本体部の他端開口からスムーズに送り出すことができる。
携帯用切削工具は、回転刃の刃先が露出する切欠部に防塵部材を回転刃に隣接するように設けているので、切欠部から粉塵が送り出されることを防止して作業性の向上及び作業環境の向上を可能とする。
携帯用切削工具は、第2エア吹出部の集塵吹出孔を他側閉塞端面において中央より内径側に形成したので、集塵吹出孔に堆積する塵埃の堆積物をエアの流れで取り除くことができるため、作業中に吸引力の低下がなく、また、作業を連続して行うことができる。
携帯用切削工具は、接続介在部を介してエア分岐ホースを集塵部の筒状本体に接続しているので、作業者が操作する本体部の形状を簡素化でき総重量を軽減することができる。
また、集塵構造体は、携帯用回転工具に着脱自在に取り付けられので、各メーカーにより構成が多少異なっても取付けて作業ができ、切削作業を行うときに発生する粉塵を回収でき、作業環境を改善できる。
集塵構造体は、第2エア吹出部の集塵吹出孔を他側閉塞端面において中央より内径側に形成したので、集塵吹出孔に堆積する塵埃の堆積物をエアの流れで取り除くことができるため、作業中に吸引力の低下がなく、また、作業を連続して行うことができる。
図1に示すように、携帯用切削工具1は、エアを供給して回転刃9を高速で回転させ、作業者が本体部2を手指で持ちながら操作し、コンクリート等の被切削部材Wを切削するときに発生する粉塵を回収して作業をするものである。この携帯用切削工具1は、コンプレッサCPからのエア供給ホースAhを接続する本体部2と、この本体部2の支持部7に着脱自在に取り付けられ、回転刃9の所定の円弧範囲を覆い切削作業に発生する粉塵を集塵する集塵構造体10とを備えている。
図1及び図2に示すように、本体部2は、その後部側に接続介在部25を介してエア供給ホースAhを接続するホース接続部3と、このホース接続部3から内部に形成したエア流路4と、このエア流路4に沿って設けられた駆動タービン5と、この駆動タービン5の回転により回転する駆動軸6と、この駆動軸(スピンドル)6の周囲で後記する集塵構造体10を支持するための支持部7と、エア流路4を流れるエアを外部に放出する放出部8とを備えている。なお、本体部2の駆動タービン5に対応する側面には、ハンドルHaを着脱自在に取付けるハンドル接続穴2aが形成されている。
エア流路4は、ホース接続部3から放出部8まで送られてきたエアの流路となるように形成されており、駆動タービン5を効率よく回転させるようにその直径および配置が設定されている。
駆動タービン5は、エア流路4から送られてくるエアにより高速に回転するものであり、この駆動タービン5と駆動軸6が連動して回転するように設けられている。
駆動軸6は、本体部2の躯体側から一方に筒状に突出するように設けられており、後記する回転刃9が着脱自在に設置されるように、ここでは内側にネジが形成されている。
放出部8は、エア流路4を流通したエアを本体部2外に放出するものであり、ここでは、本体部2の下方にエアを吹出すように躯体から突出して形成されている。
周面板11cは、左右の側面板11a,11bの周端位置で回転刃9の刃先を覆うように形成されている。この周面板11cと左右の側面板11a,11bとで回転刃9を所定円弧範囲で覆うように構成されている。
第2エア吹出部17は、図5に示すように、筒状本体部15の他側閉塞端面17bに複数の集塵吹出孔17aを形成している(図面では6箇所)。集塵吹出孔17aは、接続される集塵ホースSh側に向かってエアを吹出すように構成されている。したがって、供給されたエアにより、集塵吹出孔17aからエアが吹き出されると、前記したように、一端開口15c及び開口溝15aから他端開口15eに向かってエア(気流)の流れが形成されることになる。そのため、吹出孔16aのエアカーテンにより誘導された粉塵を第2エア吹出部17により形成したエアの流れを介して筒状本体部15により回収して集塵することが可能となる。なお、筒状本体部15における気流の流れを更に強める構成として、筒状テーパ部18を設けている。
はじめに、図6(a)に示すように、本体部2の駆動軸6に取付部材9Aを介して回転刃9を防護カバー体11の左右の側面板11a,11bの間に配置した状態で取り付ける。そして、図6(b)に示すように、防護カバー体11の取付部11eを支持部7に対して取付位置を調整しながら取り付ける。このとき、図6(c)に示すように、すでに回転刃9が本体部2の駆動軸6に固定されているので、その回転刃9が左右の側面板11a,11bの中央に位置するように取付位置を調整して、支持部7に取付部11eを取り付けることにより防護カバー体11を本体部2に設置する。図6(d)に示すように、防護カバー体11が工具の本体部2に取り付けられたら、本体部2のホース接続部3に接続介在部25を接続し、さらに、接続介在部25の供給ホース接続部27にエア供給ホースAhを接続する。そして、接続介在部25の分岐ホース接続部29と、集塵部14のホース接続部14aとに、エア分岐ホース20の一端側接続部22及び他端側接続部23を接続する。
なお、切削作業に伴い発生した粉塵は、集塵部14から集塵ホースShを介して集塵袋Sbに収納される。集塵袋Sbまで粉塵を運んだエアは、集塵袋Sbから外部に放出される(図8(b)参照)。
このように、携帯用切削工具1は、電気設備がない現場であっても、回転刃9がコンプレッサCPのエアにより回転し切削作業を行い、かつ、集塵部14にコンプレッサCPからのエアがエア分岐ホース20を介して供給されることで、エアカーテン及び集塵するための空気の流れを形成するので、発生する粉塵を効率よく回収することができる。
さらに、筒状本体部15の板厚方向における内部に形成した流路15bは、板間の空間全部として説明したが、ドリル等により細孔を板厚方向における内部に形成し、その細孔を流路15bとしても構わない。
筒状本体部150は、すでに図5で説明した構成と基本的には同じ構成であり、開口溝150aを形成した状態で、内管及び外管、その一側及び他側に設置した一側閉塞端面160b及び他側閉塞端面170bとにより囲繞した空間を流路150bとし、筒内周面150dの一端及び他端を一端開口150c及び他端開口150eとして構成している。
このように筒状本体部150は、接続管19との内径の関係をφ1≧φ2とすることで、風圧及び吸引力が向上するので、作業中に発生する粉塵の回収をより確実にすることが可能となる。
なお、集塵吹出孔170aの位置は、前記した図5の構成であっても図15と同様な構成として、他側閉塞端面17bの中央線よりも内径側となるように形成しても構わないことは勿論である。
図16(a)、(b)に示すように、第1エア吹出部として、ここでは、吹出ノズル160Aを筒状本体部150Aの下端側に設けた構成としている。なお、筒状本体部150Aは、板厚方向に流路15b(図3参照)が形成されない構造であり、例えば金属板を筒状に加工した状態として構成されている。
さらに、防塵部材13は、回転刃9に隣接するように設けた構成として説明したが、回転刃9に接触するようにしてもよい。つまり、切欠部11gの範囲において、防塵部材13が回転刃9に接触して設置されている状態で回転刃9が回転すると、刃先により防塵部材13が削られて実質的には隣接した状態となる。
なお、回転刃9を駆動軸6に支持する構成としてブッシュ9bがなくてもよく、回転刃9が駆動軸6に着脱自在に支持される構成であれば、公知の機構でも全く構わない。
3 ホース接続部 4 エア流路
5 駆動タービン 6 駆動軸
7 支持部 8 放出部
9 回転刃 9A 取付部材
9a ホイールワッシャ 9b ブッシュ
9c ナット 9d ボルト
10 集塵構造体 11 防護カバー体
11a 側面板 11b 側面板
11c 周面板 11d 取付穴
11e 取付部 11f ガイド部
11g 切欠部 11e1 固定部分
11e2 離間部分 12 部材支持部
12a 固定板片 12b 支持板片
13 防塵部材 14、14A 集塵部
14a ホース接続部 15 筒状本体部
15a 開口溝 15b 流路
15c 一端開口 15d 筒内周面
15e 他端開口 16 第1エア吹出部
16a 吹出孔 16b 一側閉塞端面
17 第2エア吹出部 17a 集塵吹出孔
17b 他側閉塞端面 18 筒状テーパ部
19 接続管 20、20A エア分岐ホース
21 ホース本体 21a 分岐ホース
21b 分岐管 21c 調整部
21d 第1ホース 21e 第2ホース
22 一端側接続部 22a エア調整ネジ
23 他端側接続部 23a 第1他端側接続部
23b 第2他端側接続部 25 接続介在部
26 介在部本体 27 供給ホース接続部
28 工具側接続部 29 分岐ホース接続部
30 内接部材 32 調整ピン
32a ピン軸部 32b 調整孔
Ah エア供給ホース CP コンプレッサ
L1 垂直線 Sh 集塵ホース
Sb 集塵袋 W 被切削部材
Wm 切溝
Claims (15)
- エアを供給するエア供給ホースが接続され、前記エアにより回転する駆動タービンを有する本体部と、この本体部の駆動タービンにより回転する駆動軸に取り付けられた円板状の回転刃が被切削部材を切削するときに発生する粉塵を集塵する集塵構造体とを備え、前記集塵構造体に接続される集塵ホースを介して粉塵を集塵しながら前記被切削部材を切削する携帯用切削工具において、
前記集塵構造体は、前記回転刃の所定の円弧範囲を露出するように、当該回転刃の所定角度範囲に亘って設けられ、前記露出した以外の当該回転刃の刃先及び左右側面を覆う円弧形状の防護カバー体と、
この防護カバー体の円弧形状の一端側に設けた集塵部と、
前記エア供給ホースにより供給されるエアの流路から分岐して前記集塵部に接続されるエア分岐ホースと、を備え、
前記集塵部は、前記防護カバー体の左右側面の間に対向する位置に開口溝を形成した筒状本体部と、この筒状本体部の一端開口側から前記エア分岐ホースにより供給されたエアを吹き出す第1エア吹出部と、前記筒状本体部の他端開口側から前記エア分岐ホースにより供給されたエアを吹き出す第2エア吹出部と、を有し、
前記第1エア吹出部は、前記防護カバー体の左右側面の間に対向する筒状本体部の位置に前記エア分岐ホースから供給されたエアを吹き出す吹出孔が形成されたことを特徴とする携帯用切削工具。 - 前記筒状本体部は、板厚方向における内部に流路が形成され、前記第1エア吹出部及び前記第2エア吹出部まで前記流路により前記エア分岐ホースからのエアが供給され、
前記第1エア吹出部は、前記開口溝に対向する範囲内となる前記筒状本体部の一側閉塞端面の位置に、前記エア分岐ホースから供給されたエアを吹き出す前記吹出孔が形成され、
前記第2エア吹出部は、前記筒状本体部の筒内周側面または前記筒状本体部の他側閉塞端面に、前記エア分岐ホースから供給されたエアを吹き出す集塵吹出孔が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用切削工具。 - 前記第1エア吹出部は、前記筒状本体部に支持して外周側に臨ませて前記吹出孔を形成した吹出ノズルであり、
前記吹出ノズルに前記エア分岐ホースからのエアを供給するように当該エア分岐ホースを接続したことを特徴とする請求項1に記載の携帯用切削工具。 - 前記吹出ノズルは、前記筒状本体部の外周側に支持部を介して支持されると共に、前記支持部に取付けた弾性部材によりエアの吹出す方向に付勢されるように設置され、
付勢された付勢端に前記吹出ノズルが位置したときに、当該吹出ノズルの先端が前記筒状本体部の一端よりも前記被切削部材側に突出する位置となるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の携帯用切削工具。 - 前記第2エア吹出部は、前記筒状本体部の内周側に臨ませて当該筒状本体部に支持され、エアを他端開口側に吹出す方向に集塵吹出孔を向けたエアノズルであり、
前記エアノズルに前記エア分岐ホースからのエアを供給するように当該エア分岐ホースを接続したことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の携帯用切削工具。 - 前記防護カバー体は、前記回転刃を露出させる開口端部が、前記回転刃を被切削部材に切り込ませたときに当接するように、前記本体部から駆動軸を超えて被切削部材側となる位置に直線的に形成したガイド部を有すると共に、前記ガイド部が前記被切削部材に当接したときに、前記回転刃の切刃の一部が当該防護カバー体から露出するように、直線的な当該ガイド部の端側を切り欠いて形成した切欠部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯用切削工具。
- 前記切欠部には、当該切欠部の範囲で前記回転刃と前記防護カバー体との間に介在し、前記回転刃に向かって防塵部材が設けられ、前記防塵部材は、前記切欠部の範囲で前記回転刃に隣接するように設置されていることを特徴とする請求項6に記載の携帯用切削工具。
- 前記集塵部は、前記筒状本体部の他側閉塞端面に連続して前記筒状本体部の他側閉塞端面から空間が徐々に狭くなるテーパ内周面を有する筒状テーパ部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯用切削工具。
- 前記本体部と前記エア供給ホースとの間に、前記エア分岐ホースを接続する接続介在部を備え、前記エア分岐ホースは、前記接続介在部と、前記筒状本体部とに接続されることを特徴とする請求項1に記載の携帯用切削工具。
- 前記防護カバー体は、その内側で前記駆動軸側から前記回転刃の刃先側までの間に、前記回転刃の基板と接触するようにライン状に設けたブラシ状の内接部材を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯用切削工具。
- 前記筒状本体部は、他端開口の筒外周側から筒軸方向に突出するように、前記集塵ホースを接続するための接続管が設けられ、前記筒状本体部の内周径が、前記接続管の内周径より大径又は同一寸に形成されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の携帯用切削工具。
- 前記筒状本体部は、前記他端開口側となる、前記第2エア吹出部を形成する前記他側閉塞端面において、中央より内径側に前記第2エア吹出部の集塵吹出孔を形成したことを特徴とする請求項2に記載の携帯用切削工具。
- エア供給ホースから供給されるエアにより駆動軸に取り付けた円板状の回転刃を回転させて被切削部材を切削する携帯用切削工具の前記駆動軸の周囲となる支持部に着脱自在に取り付けて使用する集塵構造体であって、
前記回転刃の所定の円弧範囲を露出するように、当該回転刃の所定角度範囲に亘って設けられ、前記露出した以外の当該回転刃の刃先及び左右側面を覆う円弧形状の防護カバー体と、
この防護カバー体の円弧形状の一端側に設けた集塵部と、
前記エア供給ホースにより供給されるエアの流路から分岐して前記集塵部に接続されるエア分岐ホースと、を備え、
前記集塵部は、前記防護カバー体の左右側面の間に対向する位置に開口溝を形成した筒状本体部と、この筒状本体部の一端開口側から前記エア分岐ホースにより供給されたエアを吹き出す第1エア吹出部と、前記筒状本体部の他端開口側から前記エア分岐ホースにより供給されたエアを吹き出す第2エア吹出部と、を有し、
前記第1エア吹出部は、前記防護カバー体の左右側面の間に対向する筒状本体部の位置に前記エア分岐ホースから供給されたエアを吹き出す吹出孔が形成されたことを特徴とする集塵構造体。 - 前記筒状本体部は、他端開口の筒外周側から筒軸方向に突出するように、集塵用の集塵ホースを接続するための接続管が設けられ、前記筒状本体部の内周径が、前記接続管の内周径より大径又は同一寸に形成されたことを特徴とする請求項13に記載の集塵構造体。
- 前記筒状本体部は、前記他端開口側となる、前記第2エア吹出部を形成する前記他側閉塞端面において、中央より内径側に前記第2エア吹出部の集塵吹出孔を形成したことを特徴とする請求項13に記載の集塵構造体。
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