JP2011046040A - Led照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低出力でもインク硬化に必要な紫外線光量を確保したLED照射装置を提供する。
【解決手段】紫外線を照射するLED6を備え、このLED6によって記録媒体に印刷したインクに紫外線を照射し、インクを硬化させるLED照射装置1において、基板8上に、記録媒体の送り方向においてピーク照度が連続して略平坦となるように、複数のLED6を送り方向に列に配置する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光硬化型材料に光を照射して硬化する照射装置に係り、特に、LED(Light Emitting Diode)を光源に用いたLED照射装置に関する。
一般に、平板印刷等に用いられる印刷機では搬送チェーン等に保持されて搬送される記録媒体の印刷面にインク(インキを含む。以下、単にインクと言う。)の一種として紫外線硬化型インクを用いて印刷することが知られている。この種の印刷機において、紫外線硬化型インクを乾燥させるには、通常印刷直後の搬送中の印刷面にメタルハライドランプや水銀ランプ等の光を照射して紫外線硬化型インクを硬化させて印刷面に密着させる紫外線硬化用乾燥装置が用いられる(例えば、特許文献1参照)。この様な紫外線硬化用乾燥装置では、紫外線硬化型インクが記録媒体に着弾後、これを速やかに光硬化させているが、このためには、高出力で比較的大型の光照射装置が必要とされている。
一方、多数のLEDを列状に並べて構成した複数本の線状光源と、各線状光源に対応した凹面反射鏡とを備え、各凹面反射鏡が線状光源のそれぞれの光を同一箇所に集光する線状照明装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3936780号公報 特開2002−93227号公報
上記光照射装置の光源に、メタルハライドランプや水銀ランプ等のランプ型の光源に代えて、上記線状照明装置を採用することで装置の小型化が可能になる。しかしながら、紫外線LEDの光出力はランプ型光源に比べて小さい。このため、インク硬化に必要な紫外線光量を確保するには、多くの紫外線LEDが必要となることから、光源の発熱が問題となる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、低出力でもインク硬化に必要な紫外線光量を確保したLED照射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、紫外線を照射するLEDを備え、このLEDによって記録媒体に印刷したインクに紫外線を照射し、前記インクを硬化させるLED光源装置において、基板上に、前記記録媒体の送り方向においてピーク照度が連続して略平坦となるように、複数の前記LEDを送り方向に列に配置したことを特徴とする。
また、上記構成において、前記LEDを冷却する冷却用流体の流路を前記LEDの列に亘って形成する冷却ジャケットを前記基板の裏面に配置し、前記基板側の前記冷却ジャケットに、前記流路に露出して前記基板の熱を放熱する放熱フィンを前記冷却用流体の流れ方向に沿って設けてもよい。
また、上記構成において、複数の前記基板を前記冷却用流体の流れ方向に沿って隣接させて配置し、前記放熱フィンには、前記基板の隣接部分に対応する位置に、前記基板に向けて凹む溝を形成してもよい。
また、上記構成において、前記放熱フィンは、複数のフィン部材を配列して形成され、中央部に位置するフィン部材ほど表面積が大きくなるように形成されてもよい。
また、上記構成において、前記フィン部材は、中央部ほど間隔が狭く配置されてもよい。
また、上記構成において、前記フィン部材は、中央部ほど厚みが薄く形成されてもよい。
本発明によれば、基板上に、記録媒体の送り方向においてピーク照度が連続して略平坦となるように、複数のLEDを送り方向に列に配置したため、インクに紫外線が比較的長く照射されるので、インクの硬化反応に有効であり、低出力でもインク硬化に必要な紫外線光量を確保できる。
本発明の本実施の形態に係わるLED照射装置の平面、正面、背面、及び側面を示す図である。 LED照射装置の内部構成を一端側から示す透視図である。 図2の一部を拡大して示す図である。 LED照射装置の内部構造を側方から示す透視図である。 冷却ジャケット本体の背面を示す図、及び、冷却ジャケット本体を一端側から示す透視図である。 LED基板の正面及び側面を示す図である。 LED照射装置の紫外照度を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるLED照射装置の平面、正面、背面、及び側面を示す図である。
LED照射装置1は、記録装置に用いられ、記録装置によって記録媒体に記録されたインクに紫外線を照射し、インクを硬化させる照射装置である。LED照射装置1は、図1に示すように、記録媒体の横幅に応じた長さに延びた細長い箱型の筐体2を有し、この筐体2は、前板2Aと、背板2Bと、長手方向に延びる一端側の一側板2Cと、長手方向に延びる他端側の他側板2Dと、幅方向(図1の正面を示す図では、上下方向)に延びる一対の側板2Eとを備えて構成されている。前板2Aには、長手方向の細長い矩形状に開口した照射開口4が設けられている。照射開口4は、紫外線に対して透明な例えば石英ガラスからなる前面ガラス4Aで覆われており、この前面ガラス4Aの内側には、多数のLED6を備える複数(本実施の形態では、14個)のLED基板(基板)8が一列に隣接配置され、面状光を照射する面状光源が構成されている。
筐体2の背板2Bには、筐体2の長さより短い箱形の金属製の制御ボックス10が取り付けられている。制御ボックス10の長手方向に延出する一端側の一側面10Aには、ケーブルを通す通線口12が設けられている。
制御ボックス10には、インクによる前面ガラス4Aの汚れを防止する保護バー14が長手方向に複数(本実施の形態では、7つ)設けられている。保護バー14は、制御ボックス10の一側面10Aから筐体2の前板2Aを回り込んで制御ボックス10の長手方向に延出する他端側の他側面10Bに延びている。保護バー14は、図1の正面図に示すように、記録媒体の送り方向(正面図では、上下方向)に対して所定の角度を付けて設けられており、紫外線照射時の保護バー14の影による記録媒体の照射むらを抑制できるようになっている。また、保護バー14は、図1の側面図に示すように、一端側に向けて突出する突出部14Aを備えており、この突出部14Aは、一側板2Cに対して所定の角度を付けて傾斜する傾斜部14Bを有して構成されている。記録媒体は、搬送時にこの傾斜部14Bに沿って案内されるので、記録媒体が搬送時に浮き上がってLED照射装置1に接触することが防止される。保護バー14は、使用用途によって適宜装着されるもので、記録媒体への照射距離を調整するとともに、記録媒体の円滑な流れを調整する役割も果たす。
制御ボックス10の背面10Cには、図1の背面図に示すように、LED照射装置1の搬送時に使用される折り畳み式の把手16が一対設けられている。
図2は、LED照射装置1の内部構成を一端側から示す透視図であり、図3は、図2の一部を拡大して示す図である。図4は、LED照射装置1の内部構造を側方(図1の側面を示す図の側)から示す透視図である。図5は、冷却ジャケット本体の背面を示す図、及び、冷却ジャケット本体を一端側から示す透視図である。
図2及び図3に示すように、制御ボックス10の中には、LED基板8に対応する位置に、複数(本実施の形態では、14個)の駆動基板18が設けられている。各駆動基板18は、一端側及び他端側にそれぞれ一対のコネクター18Aを備えている。これら複数の駆動基板18は、複数(本実施の形態では、3つ)の端子台22が取り付けられている。
筐体2の中には、前面部に、LED基板8が設けられている。LED基板8は、一端側及び他端側にそれぞれ一対のコネクター8Aを備え、これらのコネクター8Aは、背面側に延出している。各コネクター8Aは、図4に示すように、駆動基板18のコネクター18Aのそれぞれに接続ケーブル24によって接続されている。すなわち、LED基板8と、駆動基板18とは、4本の接続ケーブル24によって接続されており、これらが1つのモジュール26を構成している。したがって、LED照射装置1は、図2に示すように、14個のモジュール26を備えて構成されている。なお、モジュール26の数は、1つでもよいし、それ以上であってもよい。
LED基板8の背面には、LED基板8を冷却する冷却ジャケット30が設けられている。冷却ジャケット30は、背面側を開放する箱形の冷却ジャケット本体32と、この冷却ジャケット本体32の開放部を覆うとともに、筐体2の背板2Bを構成する冷却ジャケット蓋34とを備えている。冷却ジャケット本体32と冷却ジャケット蓋34との間にはO−リングが配置され、これら冷却ジャケット本体32及び冷却ジャケット蓋34は密封されている。
冷却ジャケット本体32及び冷却ジャケット蓋34は、例えば銅等の高熱伝導性の金属から形成されている。また、冷却ジャケット30を覆う筐体2の前板2A、一側板2C、他側板2D、及び一対の側板2Eは、例えばアルミニウム等で形成されて冷却ジャケット30を保護している。
冷却ジャケット本体32は、筐体2の前板2Aに密着して固定されており、前板2Aに伝導したLED6(図1参照)の熱が、冷却ジャケット本体32に伝導しやすくなり、LED6の熱をより効果的に放熱することができる。
LED基板8は、冷却ジャケット本体32に密着して固定され、駆動基板18は、冷却ジャケット蓋34に密着して固定されている。ここで、LED基板8には、熱伝導性の良好な部材としてシリコンが塗布されており、LED基板8を冷却ジャケット本体32に固定した際に、このLED基板8と、冷却ジャケット本体32との間に、シリコンが充填されることとなる。つまり、LED6の熱が、シリコンを介して冷却ジャケット本体32に伝導しやすくなり、LED6の熱をより効果的に放熱することができる。また、駆動基板18にもシリコンが塗布されており、駆動基板18の熱がシリコンを介して冷却ジャケット蓋34に効果的に放熱される。
冷却ジャケット蓋34の長手方向の両端部には、冷却ジャケット30内に冷却用流体を供給するための送水口36と、冷却ジャケット30内の冷却用流体を外部に排出するための帰水口38とがそれぞれ形成されている。すなわち、冷却ジャケット30内には、送水口36から帰水口38にかけて冷却用流体が流通する流路Fが形成されており、冷却用流体は、図2中矢印で示すように、送水口36から帰水口38に流通する。流路Fは、LED基板8及び駆動基板18の配列長さよりも長く形成されており、流路F内に冷却用流体を流通させることで、冷却ジャケット本体32及び冷却ジャケット蓋34に伝導したLED基板8及び駆動基板18の熱が冷却用流体に伝導されることとなる。
図4に示すように、流路Fを形成する冷却ジャケット本体32の一端側には、一端側に凹む一凹部32Aが形成され、他端側には、凹部32Aに対向して、他端側に凹む他凹部32Bが形成されている。
冷却ジャケット本体32には、流路Fに露出する放熱フィン40が設けられている。放熱フィン40は、冷却ジャケット本体32の幅方向(図4では、上下方向)の中央部に配置されて筐体2の長手方向に延びる複数(本実施の形態では、6つ)の中央フィン部材41と、これらの中央フィン部材41を挟んで平行に配置される一対の外側フィン部材42とを備えている。中央フィン部材41は、厚みが比較的薄く(例えば、3mm)形成され、外側フィン部材42は、厚みが比較的厚く(例えば、4mm)形成されている。中央フィン部材41は、冷却ジャケット本体32の幅方向に略同一の間隔δ(例えば、3mm)で配置され、外側フィン部材42は、冷却ジャケット本体32から中央フィン部材41の間隔δより大きい間隔d(例えば、4mm)を置いて配置される。
フィン部材41,42には、図2及び図5に示すように、LED基板8の隣接部分に対応する位置に、LED基板8側に凹む溝41A,42Aがそれぞれ形成されている。
図6は、LED基板8の正面及び側面を示す図である。図7は、LED照射装置1の紫外照度と照射幅との関係を示す図である。なお、図7では、LED6からの照射距離が比較的近い(例えば、10mm)位置における紫外照度と照射幅との関係が示されている。
図6に示すように、LED基板8は、絶縁基板8Bと、金属プレート8Cと、これら絶縁基板8Bと金属プレート8Cとの間に挟まれて固定される幅方向(図6では、上下方向)一対の金属板8Dとを備えて構成されている。絶縁基板8BにはLED6が配置されるため、この絶縁基板8Bは、無機粉体又は無機繊維を含有する高分子樹脂又は耐熱性高分子樹脂により形成されている。一方、金属プレート8C及び金属板8Dは、銅等の高熱伝導性材から形成されており、LED基板8は、LED6から発生する熱を放散させる機能を有している。
各LED基板8は、複数(本実施の形態では、630個)のLED6を備えており、各LED基板8の出力は、例えば500W程度になる。各LED6は、例えば波長375nmの光を照射する紫外線LEDである。これらのLED6は格子状(30×21個)に配列され、LED6の配置間隔は、LED6全体の紫外照度分布が略均一となるように設定される。LED6は、LED基板8の長さLに亘って配置されるとともに、幅方向の配列幅Wが長くなるように列に配置されている。
このように、LED6は、紫外照度分布が均一となるように、且つ、LED基板8の幅方向、すなわち、記録媒体の送り方向の配列幅Wが長くなるように列に配置されるため、図7に示すように、LED照射装置1のピーク照度が連続して略平坦になる。これにより、LED照射装置1では、LEDの幅方向の配列幅を短くして紫外線を瞬時に照射する場合に比べ、紫外線の照射時間が長くなるので、低出力でもインク硬化に必要な紫外線光量を確保できる。したがって、大きな冷却能力を必要としないので、冷却ジャケット30を小型化できるとともに、冷却用流体に例えば水道水を用いたとしても、出力500WのLED基板8を冷却できる。
本実施の形態では、LED6の熱を吸収して帰水口38から排水された冷却用流体は、例えば冷却装置によって冷却された後、再度送水口36に供給されて循環される。本構成では、LED基板8の出力を低く抑えており、必要な冷却用流体の温度は、室温程度(例えば、22℃)でよいので、LED照射装置1は、結露対策を必要とせず、構成が簡素化する。なお、帰水口38から排水された冷却用流体を循環させずに廃棄するように構成してもよい。
また、図2及び図4に示すように、流路Fは、LED基板8の面に沿って形成されるとともに、凹部32A,32Bを結ぶ流路Fの幅Hは、LED6の配列幅Wと略同一となっている。このため、冷却用流体は、LED6の配列幅WでLED基板8の面に沿って流通することとなるので、全てのLED6を冷却できる。
複数のLED6を格子状に配置し、冷却ジャケット30の長手方向に冷却用流体を流通させる場合、LED基板8の幅方向の中央部に位置するLED6ほど温度が高くなる。LED6は、温度が高くなるほど照射効率が低下するおそれがある。そこで、本実施の形態では、冷却ジャケット30の幅方向の中央部に、厚みの薄い中央フィン部材41を配置し、幅方向の外側に、厚みの厚い外側フィン部材42を配置するとともに、外側フィン部材42を配置する間隔dを、中央フィン部材41を配置する間隔δより大きくした。このため、LED基板8の中央部ほど冷却効率が高くなるので、LED基板8の幅方向においてLED6を略均一に冷却できる。
さらに、フィン部材41,42には、LED基板8の隣接部分に対応する位置に、LED基板8側に凹む溝41A,42Aを形成したため、熱抵抗の高いLED基板8の隣接部分の近くに冷却流体を流通させて隣接部分をより効果的に冷却できるので、複数のLED基板8全体を略均一に冷却できる。
このように、LED基板8を略均一に冷却する構成としたことで、LED6の照射効率を均一にでき、その結果、記録媒体に印刷されたインクを略均一に硬化させることができる。
また、本実施の形態では、各LED基板8は複数(3つ)の端子台22のいずれかに接続されて制御されており、複数(14個)のLED基板8は3つのブロックに分かれているため、メンテナンス時には、ブロック毎にLED基板8を交換できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、LED基板8上に、記録媒体の送り方向においてピーク照度が連続して略平坦となるように、複数のLED6を送り方向に列に配置したため、インクに紫外線が比較的長く照射されるので、インクの硬化反応に有効であり、低出力でもインク硬化に必要な紫外線光量を確保できる。
また、本実施の形態によれば、LED6を冷却する冷却用流体の流路FをLED6の配列幅Wに亘って形成する冷却ジャケット30をLED基板8の裏面に配置し、LED基板8側の冷却ジャケット30に、流路Fに露出してLED基板8の熱を放熱する放熱フィン40を冷却用流体の流れ方向に沿って設けたため、十分な放熱性が得られる。
また、本実施の形態によれば、複数のLED基板8を冷却用流体の流れ方向に沿って隣接させて配置し、放熱フィン40には、LED基板8の隣接部分に対応する位置に、LED基板8に向けて凹む溝41A,42Aを形成する構成とした。このため、熱抵抗の高いLED基板8の隣接部分の近くに冷却流体を流通させて隣接部分をより効果的に冷却できるので、複数のLED基板8全体を略均一に冷却できる。
また、本実施の形態によれば、放熱フィン40は、複数のフィン部材41,42を配列して形成され、中央に位置する中央フィン部材41は、外側に位置する外側フィン部材42より間隔が狭く配置され、また、外側フィン部材42より厚みが薄く形成される構成とした。このように、中央フィン部材41を外側フィン部材42よりも表面積が大きくなるように形成したため、LED基板8の中央部ほど冷却効率が高くなるので、LED基板8の幅方向においてLED6を略均一に冷却できる。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、LED6として波長375nmの光を発する紫外線LEDを用いたが、これに限らず、LED6には、硬化させる光硬化型材料の種類に応じて最適な光を発するLEDを用いることができる。
また、上記実施の形態では、LED6は、送り方向に列になるように格子状に配置されていたが、これに限らず、送り方向に列となれば、例えば千鳥状に配置されてもよい。
また、上記実施の形態では、LED6の配列幅WがLED照射装置1の照射幅となっていたが、LED6の点灯を個別に制御するように構成することで、幅方向の照射幅を変更するようにしてもよい。この場合、インクの硬化に必要な紫外線光量が得られる幅分のLED6を点灯するようにすればよい。
また、上記実施の形態では、複数の中央フィン部材41は、略同一の間隔δで配置され、略同一の厚みで形成されていたが、中央部に位置するフィン部材ほど厚みが薄く形成され、及び/又は、中央部に位置するフィン部材ほど間隔が狭く配置されてもよい。
さらに、上記実施の形態では、LED基板8は複数設けられていたが、一枚であってもよい。この場合、フィン部材41,42に溝41A,42Aを設ける必要はない。
1 LED照射装置
6 LED
8 LED基板(基板)
30 冷却ジャケット
40 放熱フィン
41 中央フィン部材
42 外側フィン部材
41A,42A 溝
F 流路
δ 間隔
d 間隔

Claims (4)

  1. 紫外線を照射するLEDを備え、このLEDによって記録媒体に印刷したインクに紫外線を照射し、前記インクを硬化させるLED照射装置において、
    基板上に、前記記録媒体の送り方向においてピーク照度が連続して略平坦となるように、複数の前記LEDを送り方向に列に配置したことを特徴とするLED照射装置。
  2. 前記LEDを冷却する冷却用流体の流路を前記LEDの列に亘って形成する冷却ジャケットを前記基板の裏面に配置し、
    前記基板側の前記冷却ジャケットに、前記流路に露出して前記基板の熱を放熱する放熱フィンを前記冷却用流体の流れ方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1に記載のLED照射装置。
  3. 複数の前記基板を前記冷却用流体の流れ方向に沿って隣接させて配置し、
    前記放熱フィンには、前記基板の隣接部分に対応する位置に、前記基板に向けて凹む溝を形成したことを特徴とする請求項2に記載のLED照射装置。
  4. 前記放熱フィンは、複数のフィン部材を配列して形成され、
    中央部に位置するフィン部材ほど表面積が大きくなるように形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のLED照射装置。
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