JP2011044098A - 作業支援装置および作業支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】点検漏れが防止できることで、効率的な作業を行うことができる作業支援装置および作業支援プログラムを提供する。
【解決手段】作業支援システム1は、作業者が携行する携帯端末装置2と、管理事務所に設置された作業支援サーバとを備えている。携帯端末装置2の測位手段が作業者の位置する経度および緯度を示す位置データを測位して、作業支援サーバ3へ送信する。作業支援サーバ3では、判定手段が、点検座標データが示す点検箇所の位置を中心とした所定範囲内に、携帯端末装置2からの位置データが位置しているか否かを判定する。所定範囲内であれば、位置通知手段が携帯端末装置2へ検知通知を送信する。携帯端末装置2では、検知通知を受け、音声発生手段により音を発生し、作業者に点検箇所に近いことを報知する。この音は、接近の度合いにより異なる種類が選択される。
【選択図】図1

Description

本発明は、定期点検や補修した箇所の点検や調査を行う際に、的確な作業を行うための作業支援装置および作業支援プログラムに関するものである。
点検箇所を報知することで、保守を支援するものとして、特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特許文献1には、作業者装置のGPS等を利用して検出した作業者位置情報に基づいて、管理装置が作業者に点検作業を行わせる設備が設置されている位置を示す目標位置情報を、通信端末装置を介して作業者装置へ出力することで、作業装置に目標位置情報が示す目標位置と、作業者位置と、地図情報とを表示させる管理装置が記載されている。
また、特許文献2には、登録された橋梁の緯度経度の情報に基づいて、作業者が所在する緯度経度を表すGPS位置情報が所定の範囲内であるかにより、点検対象の橋梁であるか否かを判断し、画面表示された点検漏れを防止するための要点検箇所に基づいて作業者が橋梁の点検を行う構造物の点検記録システムが記載されている。
特開2004−4297号公報 特開2007−280282号公報
しかし、特許文献1では、点検位置である目標位置が地図情報と共に表示され、作業者位置や目標位置が記号やマーク等を用いて判別可能に表示され、特許文献2では、要点検箇所が橋梁の図面に丸印などで示されているが、点検位置を見落としてしまうおそれがある。
例えば、トンネルや橋梁の点検に際し、点検位置を見落としても、作業終了前に気が付けばよいが、通り過ぎてしまうと、後戻りをしなければならないので、非効率的である。
そこで本発明は、点検漏れが防止できることで、効率的な作業を行うことができる作業支援装置および作業支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の作業支援装置は、点検対象設備における点検箇所の経度を示す点検経度データおよび緯度を示す点検緯度データが含まれた点検座標データが格納される記憶手段と、作業者が位置する経度および緯度を測位する測位手段からの位置データが、前記点検座標データが示す位置を中心とした所定範囲内に位置していれば、作業者が点検箇所の所定範囲内にいることを示す検知通知を出力する判定手段と、前記判定手段から検知通知が出力されたことを受け、音声発生手段による音により作業者に点検箇所を報知する位置通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の作業支援プログラムは、コンピュータを、作業者が位置する経度および緯度を測位する測位手段からの位置データが、記憶手段から読み出した点検対象設備における点検箇所の経度を示す経度データおよび緯度を示す緯度データが含まれた点検座標データが示す位置を中心とした所定範囲内に位置していれば、作業者が点検箇所にいることを示す検知通知を出力する判定手段、前記判定手段から検知通知が出力されたことを受け、音声発生手段による音により作業者に点検箇所を報知する位置通知手段として機能させることを特徴とする。
本発明は、記憶手段に格納された点検座標データに基づいて、判定手段が点検箇所に作業者が接近したか否かを判定し、点検座標データが示す位置を中心とした所定範囲内に位置していれば、作業者が点検箇所の所定範囲内にいることを示す検知通知を判定手段が出力することで、位置通知手段が作業者に点検箇所を音声発生手段による音により報知するものである。この構成により、作業者は音により点検箇所に近づいたことを知ることができるので、点検箇所を見落として通り過ぎてしまうことが防止できる。
前記測位手段からの位置データには作業者が位置する高さを示す高さデータが含まれ、前記記憶手段に格納された点検座標データには、点検箇所の高さを示す点検高さデータが含まれ、前記判定手段は、作業者の位置を示す位置データが、点検経度データと点検緯度データとで示される位置を中心とした水平方向の所定範囲である第1の範囲か、該第1の範囲内で、かつ点検高さデータを中心とした垂直方向の所定範囲である第2の範囲かを判定し、前記位置通知手段は、位置データが、前記第1の範囲内であって前記第2の範囲外である場合と、前記第2の範囲内である場合とで、異なる音で通知するのが望ましい。
判定手段が判定する所定範囲が、例えば数mである場合に、水平方向および垂直方向を一律に数mの範囲で作業者が接近したか否かを判定すると、5mや10m以上の高さにある点検位置では、高度0mの地上を移動する作業者は所定範囲に含まれず、誤って通過するおそれがある。まず水平方向の所定範囲である第1の範囲に作業者が入ることで、高さに関係なく点検箇所が近い位置にあることを音によって作業者に報知することで、作業者は気が付かずに通過してしまうことが防止できる。更に高さ方向に近づき第2の範囲内となることで、異なる音で報知されるので、高い位置や低い位置に移動した結果、点検箇所により接近したことを知ることができる。
前記記憶手段に、点検箇所を撮像した点検画像データを、該点検箇所の位置を示す点検座標データと関連付けて格納する点検画像登録手段と、作業者が点検箇所の所定範囲内に位置したときに、該点検箇所の位置を示す点検座標データに関連付けられた点検画像データを読み出して表示手段に表示する点検画像読取手段とを備えることもできる。
画像読取手段が点検箇所の位置を示す点検座標データに関連付けられた画像データを読み出して表示手段に表示するので、点検画像データにより具体的な点検位置を把握することができるだけでなく、例えば、補修した直後の状態を確認して現状と比較したり、前回の点検箇所の状態を確認したりすることができる。
前記記憶手段には、点検箇所の位置を示す点検座標データに点検順序を示す順序データが関連付けられて格納され、作業者が点検している点検箇所を示す始点となる点検座標データと、順序データに基づいて検索された次の点検箇所を示す目標点となる点検座標データとから、移動距離を算出して、表示手段に表示する距離算出手段を備えることも可能である。
点検している点検箇所から次の点検箇所までの距離が、距離算出手段により算出されるので、作業者は、次の作業を開始できるまでの目処を早めに知ることができる。
入力手段により入力された点検完了を示す点検完了通知により、点検完了した点検箇所の点検座標データに点検済みを示す点検完了フラグを関連付けて前記記憶手段に登録する完了処理手段とを備え、前記判定手段は、作業者の位置を示す位置データが、点検座標データを中心とした所定範囲内に位置していても、該点検座標データに点検完了フラグが関連付けられていれば、検知通知を出力しないことも可能である。
作業者は点検が終われば、入力手段により点検完了を入力する。この入力により完了処理手段が、点検箇所の点検座標データに点検済みを示す点検完了フラグを関連付けて記憶手段に登録する。そうすることで、判定手段が、点検座標データを中心とした所定範囲内に、作業者の位置を示す位置データが位置していても、点検座標データに点検完了フラグが関連付けられていれば、検知通知を出力しないので、誤って同じ点検箇所を点検してしまうことが防止できる。
本発明によれば、作業者は音により点検箇所に近づいたことを知ることができることで、点検箇所を見落として通り過ぎてしまうことが防止できるので、効率的な点検作業を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る作業支援システム全体を示す図である。 図1に示す作業支援システムの携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す作業支援システムの作業支援サーバの構成を示すブロック図である。 (A)〜(D)は、建物の各階を示す見取図である。 測量ポイント座標リストの一例を示す図である。 傾斜した状態の1階の見取図である。 補正された1階の見取図である。 (A)〜(D)は、建物の各階の点検箇所を示す見取図である。 点検箇所の座標リストの一例を示す図である。 判定手段が判定する範囲を説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る作業支援装置を、作業支援システムを例に、図面に基づいて説明する。
図1に示す作業支援システム1は、工場やプラント、各種の施設の設備を点検する際に使用されるものである。作業支援システム1は、点検作業を行う作業者が携帯する携帯端末装置2と、点検作業を管理する管理事務所に設置された作業支援サーバ3とを備え、それぞれがネットワークの一例であるインターネットWに、通信可能に接続されている。
携帯端末装置2は、中継局Rを介してインターネットWと接続する機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話が使用できる。図2に示す携帯端末装置2は、無線手段2aと、制御手段2bと、測位手段2cと、音声発生手段2dと、撮像手段2eと、点検完了通知手段2fと、図面表示処理手段2gと、表示手段2hと、入力手段2jとを備えている。
無線手段2aは、制御手段2bから入力した送信データを変調して無線信号としてアンテナ2axから中継局Rを介して作業支援サーバ3へ送信したり、中継局Rからの無線信号をアンテナ2axを介して受信し、復調することで受信データを生成して制御手段2bへ出力したりする通信手段としての機能を備えている。
制御手段2bは、携帯端末装置2全体を統括制御するもので、作業支援サーバ3と無線手段2aを介して通信したり、測位手段2cから位置データを取得したり、撮像手段2eから画像データを取得したりする機能を備えている。また、制御手段2bは、入力手段2jからのキーデータを入力したり、表示手段2hへ表示データを出力したりする機能を備えている。
測位手段2cは、GPS衛星を使用して三次元測位することで、地上の平面的な位置だけでなく高さ方向の位置も測定して、経度を示す測位経度データおよび緯度を示す測位緯度データと、高度を示す測位高さデータとを位置データとして出力する機能を備えている。従って、点検設備を点検する作業者が携帯端末装置2を携行することで、位置データは作業者が位置する経度、緯度および高さを示すものとなる。なお、本実施の形態では、経度および緯度はWGS−84座標系を用いているが、点検作業をする位置が特定できれば、他の座標系を使用してもよい。
音声発生手段2dは、作業支援サーバ3からの音発生指示情報に基づいて所定音を発生する機能を備えている。音声発生手段2dは、複数の種類の音をデジタルの音データとして記憶する音格納手段と、音格納手段に格納された音データに基づいてアナログの音信号を生成する音源手段と、音信号を増幅するアンプ部と、増幅された音信号を音として鳴らすスピーカとにより構成することができる。
撮像手段2eは、写真や動画を撮像して画像データとして出力するデジタルカメラ機能を備えたものである。
点検完了通知手段2fは、点検完了時に作業者が入力手段2jを操作して、点検完了を入力することで、点検完了を示す点検完了通知を作業支援サーバ3へ送信する機能を備えている。
図面表示処理手段2gは、図面データ上の2つのポイントを結ぶ仮想直線の傾きから表示画面の上下方向または左右方向に対する見取図の傾きを補正角度として演算し、補正角度に基づいて、図面データを回転させた補正図面データを生成する機能を備えている。
表示手段2hは、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)などの小型のものが使用でき、制御手段2bから出力された表示データを表示する。
入力手段2jは、数字キーや記号キー、機能キーなどを備えたキーパッドとすることができ、入力されたデータは制御手段2bへ出力される。
作業支援サーバ3は、作業支援プログラムを動作させることで、作業支援装置として機能するコンピュータである。図3に示す作業支援サーバ3は、通信手段3aと、判定手段3bと、位置通知手段3cと、完了処理手段3dと、点検画像登録手段3eと、点検画像読取手段3fと、表示手段3hと、入力手段3jと、距離算出手段3kと、接続手段3mと、座標登録手段3nと、図面表示処理手段3pと、記憶手段3qとを備えている。
通信手段3aは、インターネットWを介してデータを通信相手に送信したり、通信相手からインターネットWを介してデータを受信したりする機能を備えている。通信手段3aは、通信相手を高速に通信することができるWANに接続するLANとすることもできる。
判定手段3bは、携帯端末装置2からの位置データが、点検座標データが示す位置を中心とした所定範囲内に位置していれば、作業者が点検箇所の所定範囲内にいることを示す検知通知を出力する機能を備えている。
位置通知手段3cは、判定手段から検知通知が出力されたことを受け、携帯端末装置2に設けられた音声発生手段2dによる音により作業者に点検箇所を報知する機能を備えている。
完了処理手段3dは、携帯端末装置2からの点検完了通知により、点検完了した点検箇所の点検座標データに、点検済みを示す点検完了フラグを関連付けて記憶手段3qに登録する。
点検画像登録手段3eは、携帯端末装置2からの点検箇所を撮像した点検画像データを、撮像した点検箇所の位置を示す点検座標データと関連付けて記憶手段3qに格納するものである。
点検画像読取手段3fは、作業者が点検箇所の所定範囲内に位置したと判定手段3bにより判定されたときに、点検箇所の位置を示す点検座標データに関連付けられた点検画像データを読み出して携帯端末装置2の表示手段2hに表示するよう通信手段3aを介して送信するものである。
表示手段3hは、CRT(Cathode Ray Tube)や、LCD、有機ELなどが使用できる。また、入力手段3jは、キーボード、マウスとすることができる。
距離算出手段3kは、作業者が点検している点検箇所を示す始点となる点検座標データと、点検順序を示す順序データに基づいて検索された次の点検箇所を示す目標点となる点検座標データとから、移動距離を算出して、携帯端末装置2へ送信し、携帯端末装置2の表示手段2hに表示する機能を備えている。
接続手段3mは、点検対象設備の図面である図面データを読み取るスキャナ装置4と接続して、図面データを入力するためのものである。接続手段3mは、例えば、USB(Universal Serial Bus)やSCSI(Small Computer System Interface)を有する機器に接続可能な制御回路とすることができる。
座標登録手段3nは、スキャナ装置4からの読み取った図面データに経度を示すデータ、緯度を示すデータおよび高さを示すデータを関連付けて記憶手段3qに登録する機能を備えている。
図面表示処理手段3pは、携帯端末装置2の図面表示処理手段2gと同様に図面データを回転させた補正図面データを生成する機能を備えている。
記憶手段3qは、大容量の情報を高速に読み書き可能な不揮発性のメモリであり、例えばハードディスク装置とすることができる。また、記憶手段3qは、光ディスク装置やフラッシュメモリなどとすることができる。記憶手段3qには、図面データ、点検情報、範囲データが格納されている。図面データは、点検対象設備の見取図である平面図である。点検情報は、点検識別データと、点検座標データと、順序データと、点検画像データと、点検完了フラグとが、それぞれに関連付けられた情報である。点検識別データは、それぞれの点検箇所を識別するためのデータである。点検座標データは、点検箇所の位置を示すデータであり、経度を示す点検経度データと、緯度を示す点検緯度データと、高さを示す点検高さデータとが含まれている。順序データは、点検箇所の点検順序を示すもので、開始箇所から終了箇所までが昇順となるデータが割り当てられている。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る作業支援システム1の動作および使用状態について、点検対象設備が設置されている介護施設の防災設備の点検を例に、図面に基づいて説明する。まず、介護施設の見取図である平面図を作業支援サーバ3の表示手段3hに表示するために、紙図面である平面図を電子データとし、測量した座標を関連付ける作業について説明する。
まず、準備として、管理者は、作業支援サーバ3の入力手段3jを操作して、スキャナ装置4にセットした介護施設の平面図を図面データとして読み取る。読み取られた図面データは接続手段3mを介して記憶手段3qに格納される。介護施設の平面図としては、1階から3階までと、屋上の4枚が準備されている。
次に、座標登録手段3nによる測量座標の登録を行う。管理者は、図面データを表示させ、基準となる座標を入力する。そして、例えば、図4(A)に示す1階の見取図G1における測量ポイントであるポイントP11〜P13に対応する建物の位置の経度、緯度と、見取図G1の高さとをそれぞれ測量して測量座標データ(測量経度データ,測量緯度データ,測量高さデータ)とし、この測量座標データを見取図G1のポイントP11〜P13が位置する図面上の座標である図面座標データに関連付けて記憶手段3qに格納する。この関連付けは、見取図G1となるイメージデータをCADソフトにて所定レイヤで読み込んだ後に、他のレイヤで見取図G1のポイントP11〜P13に対応する位置の測量座標データを入力することでできる。つまり、この2つのレイヤを重畳させることで、これらが関連付けられた施設データとすることができる。また、見取図G1となる図面データがCADデータである場合でも同様に、CADデータを所定レイヤで読み込み、測量座標データが入力された他のレイヤと重畳させることで、これらが関連付けられた図面データとすることができる。
これらの測量ポイントの座標については、予め測量者が測量し、図5に示す測量ポイント座標リストにまとめたものに基づいて管理者が入力する。
ポイントP11,P12は左右方向検知用ポイントであり、ポイントP13は上下方向検知用ポイントである。なお、測定のポイントについては、図4(B)から同図(D)に示す2階および3階と、屋上のそれぞれの見取図G2〜G4においても、図4(A)に示す1階の場合と同様に、ポイントP21〜P43が設定されている。
このポイントP11,P12は、見取図G1の左右方向と平行な仮想線上に位置している。図4(A)に示す1階の見取図G1では、事務所の出入り口側の外壁面を見取図G1の左右方向と平行な仮想線と見なすことができるので、事務所の出入り口側の外壁面の両端がポイントP11,P12として指定されている。同様に、図4(B)に示す2階の見取図G2では娯楽室からリハビリ室までの外壁面を見取図G2の左右方向と平行な仮想線と見なすことができるので、その外壁面の両端がポイントP21,P22として指定されている。このようにして、座標登録手段3nによる測量座標の登録が行われる。
次に、座標登録手段3nによる点検情報の登録について説明する。点検情報の登録は、まず、この図面データを図面表示処理手段3pが読み出し表示手段3hに表示させる。
例えば、見取図G1をポイントP11およびポイントP12の測量経度データおよび測量緯度データに基づいて表示手段3hの表示画面にそのまま表示したとする。この場合に、表示画面の上下方向が経線に沿った経線方向(緯度が増減する緯度方向)、左右方向が緯線に沿った緯線方向(経度が増減する経度方向)とした直交する座標軸(測量座標系の座標軸)を基準とするとノースアップ(北が上方を向いた)画面となるため、見取図G1は実際の建築状況に即して表示されるので、建物が北に対して傾斜した状態で建設されていれば見取図G1が傾斜した状態で表示されることになる。そうなると建物の表示や文字表示が傾斜した状態となるだけでなく、矩形状の見取図G1全体の縮小度合いも大きくする必要があるため、更に見にくい状態である。
そこで、図面表示処理手段3pが読み出して表示するときには、見取図G1を示す図面データの傾きを演算し、図面データの傾きを算出する。
この傾きは、測量座標データ(測量経度データ,測量緯度データ)が示す見取図G1のポイントP11,P12を結ぶ仮想直線L1(図6においては壁面W1と同じ。)と、ポイントP11を通過する測量座標系の経度方向(図6においては一点鎖線の仮想直線L2で示す。)とのなす角を補正角度θとして演算することで算出することができる。
この演算は、見取図G1上のポイントP11,P12を結ぶ仮想直線L2が見取図G1の左右方向と平行な仮想線なので、以下の式(1)で算出することができる。
補正角度θ=tan-1[(Y’−Y)/(X’−X)]・・・(1)
但し、ポイントP11の経度をX、緯度をYとし、ポイントP12の経度をX’、緯度をY’とする。
そして、この補正角度θに基づいて図面表示処理手段3pが見取図G1を示す図面データをポイントP11,P12の図面座標データに基づいて回転させることで、図7に示す補正された見取図G1である補正図面データを生成する。このとき、補正角度θが正の値であるときには時計回り、負の値のときは反時計回りに回転させる。
そうすることで、見取図の左右方向および上下方向が、表示画面の左右方向および上下方向に、一致した表示とすることができる。
補正図面データを生成するときに、図面データを回転させるだけでなく、表示サイズも表示手段3hの画面サイズ(解像度)に応じて拡大縮小すると、より一層見やすい見取図とすることができる。以下、補正図面データを単に図面データと称する。
点検箇所の登録は、表示手段3hに表示された図面データに、入力手段3jを操作して、点検箇所の経度を示す点検経度データと、緯度を示す点検緯度データと、点検箇所の高さを示す点検高さデータとを入力して関連付ける。この関連付けは、測量座標の関連付けと同様に行うことができる。
本実施の形態では、介護施設の竪穴区画と異種用途区画とに設置される防火設備としての建具を対象としている。図8(D)に示す点検箇所MP1は、屋上の階段Sと機械室Mとを区画する防火扉である。図8(C)に示す点検箇所MP2は、3階の階段Sと廊下R1を区画する常時開放の防火扉である。図8(B)に示す点検箇所MP3は、2階の階段Sと廊下R2を区画する常時開放の防火扉である。図8(A)に示す点検箇所MP4は、1階の階段SとホールHとの常時開放の防火扉である。図8(A)に示す点検箇所MP5は、厨房KCと駐車場PKとを区画する防火扉である。
これらの点検箇所MP1〜MP5についての点検座標データは、予め測量されているが、その測量箇所は、点検箇所MP1〜MP5の中心付近としている。例えば、点検箇所MP2〜MP4が両開き戸の場合は、左右の扉が合わさる位置を測量箇所としている。また、点検箇所MP1,MP5が片開き戸の場合には、蝶番の位置を測量箇所としている。
管理者は、これらの点検箇所MP1〜MP5について、見取図G1〜G4をそれぞれ読み出して、点検経度データと、点検緯度データと、点検高さデータとを入力すると共に、点検順序を点検箇所MP1〜MP5ごとに入力する。本実施の形態では、屋上から1階へ階段を下りながら点検する点検箇所MP1〜MP5の順序とする。座標登録手段3nは、これらが入力されると、図面データに点検箇所を示す矢印を付与すると共に、これらの情報を点検情報として記憶手段3qに格納する。
これらの点検箇所の座標は、予め測量者が測量し、図9に示す点検箇所の座標リストにまとめたものに基づいて管理者が入力する。その際には、点検順序についても入力する。
このようにして、点検情報の登録が完了すれば、作業支援サーバ3は点検作業に使用することができる。なお、作業支援サーバ3では、判定手段3bが、作業者が点検箇所に接近したか否かの判定のための範囲について、予め設定されているものとする。
点検作業では、作業者が携帯端末装置2を操作して、最初の点検箇所が記載された見取図を作業支援サーバ3へ要求する。作業支援サーバ3では、図面表示処理手段3pが、順序データが1番目の点検箇所が含まれる図面データを、関連付けられた図面座標データおよび点検座標データと共に、記憶手段3qから読み出し、通信手段3aを介して携帯端末装置2へ送信する。
携帯端末装置2では、図面表示処理手段2gが、受信した図面データを、図面データに関連付けられた測量座標に基づいて補正した補正図面データを生成して、表示手段2hに表示する。そうすることで、携帯端末装置2側でも、見取図の左右方向および上下方向が、表示画面の左右方向および上下方向に、一致した表示とすることができる。
作業者は、表示手段2hに表示された図面データを参照しながら、最初の点検箇所MP1へ階段Sを上りながら接近する。携帯端末装置2では、測位手段2cが測位する位置データが、無線手段2aを介して作業支援サーバ3へ送信される。作業支援サーバ3では、判定手段3bが、逐次、携帯端末装置2からの位置データを受信し、点検経度データおよび点検緯度データが示す点検箇所の所定範囲以内か否かを判定する。また、判定手段3bは、携帯端末装置2からの位置データが、点検高さデータの所定範囲内か否かを判定する。この場合、判定手段3bは、点検完了フラグが立っていないことにより、点検が完了していない1番目の点検箇所MP1について判定する。
つまり、判定手段3bは、図10に示すように、高さ方向には関係なく、点検箇所MP1の点検経度データと点検緯度データが示す座標を中心とした所定の半径rの円内に、作業者の位置を示す測位経度データと測位緯度データとが含まれるか否かを第1の範囲S1として判定する。例えば、水平方向の所定範囲を半径5mとして設定すると、第1の範囲S1内であれば、作業者が点検箇所MP1を中心とした半径5mの円筒形以内に所在していることになる。また、判定手段3bは、第1の範囲S1内で、かつ点検箇所MP1の点検高さデータの所定範囲内に、作業者の位置を示す測位高さデータが含まれるか否かを第2の範囲S2として判定する。例えば、垂直方向の所定範囲を3mとして設定すると、作業者が1階から階段Sを上る際に、点検箇所MP1を中心とした半径5mの円筒形以内となるため第1の範囲S1内となるが、高さは点検箇所MP1から3m以上離れているため第2の範囲S2とは判定されない。
判定手段3bが第1の範囲S1内であると判定すると、第1の範囲S1内であることを示す検知通知を位置通知手段3cへ出力する。位置通知手段3cは、判定手段3bからの第1の範囲S1内である旨の検知通知を受け、作業者に音により報知するための第1報知通知を携帯端末装置2へ送信する。
携帯端末装置2では、作業支援サーバ3からの第1報知通知を受け、音声発生手段2dが第1報知通知に対応する第1の音を発生することで、点検箇所MP1を中心とした水平方向が半径5m内に作業者に位置していることを報知する。作業者は、この第1の音により最初の点検箇所MP1に近づいていることを確認できる。
作業者は、第1の音により点検箇所MP1により近づいたことを知ることにより、更に点検箇所MP1へ接近することができる。作業者が階段を上り、徐々に点検箇所MP1へ近づくことにより第2の範囲S2内へ入る。判定手段3bは、作業者が第2の範囲S2内となったことにより第2の範囲S2であることを示す検知通知を位置通知手段3cへ出力する。位置通知手段3cは、判定手段3bからの第2の範囲S2内である旨の検知通知を受け、作業者に音により報知するための第2報知通知を携帯端末装置2へ送信する。
携帯端末装置2では、作業支援サーバ3からの第2報知通知を受け、音声発生手段2dが第2報知通知に対応する第2の音を発生することで、作業者が点検箇所MP1の高さの3m以内に位置していることを報知する。作業者は、この第2の音により最初の点検箇所MP1に更に近づいたことを確認できる。
第1の音を断続音とすると、第2の音を連続音とすることができる。また、第1の音の高さより第2の音の高さを高い音とすることができる。更に、第1の音および第2の音は音声メッセージとしてもよい。
更に、判定手段3bは、点検箇所MP1の点検座標データと、作業者の位置を示す測位座標データとが一致したときに、第3の検知通知を位置通知手段3cに通知するようにしてもよい。携帯端末装置2は、第3の検知通知により第3の音を音声発生手段2dが発生することで、作業者に点検箇所MP1にいることを報知することができる。
最初の点検箇所である点検箇所MP1の点検が完了すると、作業者は撮像手段2eを操作して点検箇所MP1を撮影した点検画像データを、制御手段2bが作業支援サーバ3へ送信する。作業支援サーバ3では、点検画像登録手段3eが受信した点検画像データを、点検情報として、点検識別データに関連付けることで、点検座標データに関連付け、記憶手段3qに格納する。
次の定期点検のときに、点検画像読取手段3fにより点検箇所の位置を示す点検座標データに関連付けられた点検画像データを読み出して、携帯端末装置2へ送信して表示手段2hに表示させることで、具体的な点検位置を把握することができるだけでなく、例えば、補修した直後の状態を確認して現状と比較したり、前回の点検箇所の状態を確認したりすることができる。
そして、作業者は、入力手段2jを操作することで、点検完了通知手段2fにより点検箇所MP1について、点検が完了したことを示す点検完了フラグを、作業支援サーバ3へ送信する。作業支援サーバ3では、携帯端末装置2からの点検完了フラグを受信することで、完了処理手段3dが、点検完了フラグを点検識別データに関連付けることで、点検座標データに関連付け、記憶手段3qに格納する。
点検箇所MP1について点検が完了したことを受け、図面表示処理手段3pは、順序データが2番目の点検箇所が含まれる図面データを、関連付けられた図面座標データおよび点検座標データと共に、記憶手段3qから読み出し、通信手段3aを介して携帯端末装置2へ送信する。携帯端末装置2では、受信した図面データを図面座標データに基づいて表示する。
また、距離算出手段3kが、点検順序を示す順序データに基づいて、点検箇所MP1の位置を示す点検座標データを始点とし、次の点検箇所MP2の位置を示す点検座標データを目標点として移動距離を算出して、携帯端末装置2へ送信する。携帯端末装置2では、受信した移動距離が表示手段2hに表示される。移動距離が表示されることで、作業者は、次の作業を開始できるまでの目処を早めに知ることができる。
また、判定手段3bは、点検箇所MP1について点検が完了したことを受け、順序データを参照して、次の点検箇所MP2について判定を行う。点検箇所MP2は、点検箇所MP1とは、ほぼ同じ経度、緯度に位置しており、高さが異なる。従って、判定手段3bは、作業者が第1の範囲S1内にいると判定することで、第1の検知通知を位置通知手段3cへ通知する。このように、完了処理手段3dが、点検済みを示す点検完了フラグを記憶手段に登録することで、点検座標データを中心とした所定範囲内に、作業者の位置を示す位置データが位置していても、判定手段3bが同じ点検箇所では検知通知を出力しないので、誤って同じ点検箇所を点検してしまうことが防止でき、次の点検箇所について判定することができる。
携帯端末装置2では、作業支援サーバ3の位置通知手段3cにより通知された第1報知通知により、第1の音を発生する。作業者は、第2の音から第1の音へ変わることで、次の点検箇所MP2は経度・緯度は同じで、高さ違いであることを認識することができる。
作業者は、階段Sを下り、3階へ移動することで、第1の範囲S1から第2の範囲S2へと入るので、第1の音から第2の音への変化により、次の点検箇所MP2が3階の階段Sと廊下R2を区画する常時開放の防火扉であることを確認することができる。
作業者は、点検箇所MP1から、同様にして点検箇所MP5までを、階段Sを下り、厨房KCから駐車場PKへ移動しながら点検していく。
このように、本実施の形態に係る作業支援システムでは、作業者は音により点検箇所MP1〜MP5に近づいたことを知ることができることにより、点検箇所MP1〜MP5を見落として通り過ぎてしまうことが防止できるので、効率的な点検作業を行うことができる。
また、水平方向の所定範囲である第1の範囲S1に作業者が入ることで、高さに関係なく点検箇所MP1〜MP5が近い位置にあることを音によって作業者に報知することで、作業者は気が付かずに通過してしまうことが防止できる。更に高さ方向に近づき第2の範囲S2内となることで、異なる音で報知されるので、高い位置の階や低い位置の階に移動した結果、点検箇所MP1〜MP5により接近したことを知ることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る作業支援システムを説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、作業員が携行する携帯端末装置2と作業支援サーバ3とにより構成されていたが、携帯端末装置2に、判定手段3bと、位置通知手段3cと、完了処理手段3dと、点検画像登録手段3eと、点検画像読取手段3fと、距離算出手段3kと、座標登録手段3nと、記憶手段3qとを合わせて備えることで、携帯端末装置2を作業支援装置としても機能させることができる。従って、携帯端末装置だけで保守作業ができるので、中継局Rとの通信が困難な工場や施設でも点検作業を行うことができる。
本発明は、工場、コンビナート、プラント、各種の施設などの製造設備、生産設備の点検または防災設備の点検や、橋、トンネルなどの建造物などの点検などに好適である。
1 作業支援システム
2 携帯端末装置
2a 無線手段
2ax アンテナ
2b 制御手段
2c 測位手段
2d 音声発生手段
2e 撮像手段
2f 点検完了通知手段
2g 図面表示処理手段
2h 表示手段
2j 入力手段
3 作業支援サーバ
3a 通信手段
3b 判定手段
3c 位置通知手段
3d 完了処理手段
3e 点検画像登録手段
3f 点検画像読取手段
3h 表示手段
3j 入力手段
3k 距離算出手段
3m 接続手段
3n 座標登録手段
3p 図面表示処理手段
3q 記憶手段
4 スキャナ装置
W インターネット
R 中継局
P11〜P13,P21〜P23,P31〜P33 ポイント
MP1〜MP5 点検箇所
H ホール
S 階段
KC 厨房
PK 駐車場
R1,R2 廊下
M 機械室
G1、G2、G3、G4 見取図
W1 壁面
L1,L2 仮想直線
S1 第1の範囲
S2 第2の範囲

Claims (6)

  1. 点検対象設備における点検箇所の経度を示す点検経度データおよび緯度を示す点検緯度データが含まれた点検座標データが格納される記憶手段と、
    作業者が位置する経度および緯度を測位する測位手段からの位置データが、前記点検座標データが示す位置を中心とした所定範囲内に位置していれば、作業者が点検箇所の所定範囲内にいることを示す検知通知を出力する判定手段と、
    前記判定手段から検知通知が出力されたことを受け、音声発生手段による音により作業者に点検箇所を報知する位置通知手段とを備えたことを特徴とする作業支援装置。
  2. 前記測位手段からの位置データには作業者が位置する高さを示す高さデータが含まれ、
    前記記憶手段に格納された点検座標データには、点検箇所の高さを示す点検高さデータが含まれ、
    前記判定手段は、作業者の位置を示す位置データが、点検経度データと点検緯度データとで示される位置を中心とした水平方向の所定範囲である第1の範囲か、該第1の範囲内で、かつ点検高さデータを中心とした垂直方向の所定範囲である第2の範囲かを判定し、
    前記位置通知手段は、位置データが、前記第1の範囲内であって前記第2の範囲外である場合と、前記第2の範囲内である場合とで、異なる音で通知する請求項1記載の作業支援装置。
  3. 前記記憶手段に、点検箇所を撮像した点検画像データを、該点検箇所の位置を示す点検座標データと関連付けて格納する点検画像登録手段と、
    作業者が点検箇所の所定範囲内に位置したときに、該点検箇所の位置を示す点検座標データに関連付けられた点検画像データを読み出して表示手段に表示する点検画像読取手段とを備えた請求項1または2記載の作業支援装置。
  4. 前記記憶手段には、点検箇所の位置を示す点検座標データに点検順序を示す順序データが関連付けられて格納され、
    作業者が点検している点検箇所を示す始点となる点検座標データと、順序データに基づいて検索された次の点検箇所を示す目標点となる点検座標データとから、移動距離を算出して、表示手段に表示する距離算出手段を備えた請求項1から3のいずれかの項に記載の作業支援装置。
  5. 入力手段により入力された点検完了を示す点検完了通知により、点検完了した点検箇所の点検座標データに、点検済みを示す点検完了フラグを関連付けて前記記憶手段に登録する完了処理手段とを備え、
    前記判定手段は、作業者の位置を示す位置データが、点検座標データを中心とした所定範囲内に位置していても、該点検座標データに点検完了フラグが関連付けられていれば、検知通知を出力しない請求項1から4のいずれかの項に記載の作業支援装置。
  6. コンピュータを、
    作業者が位置する経度および緯度を測位する測位手段からの位置データが、記憶手段から読み出した点検対象設備における点検箇所の経度を示す経度データおよび緯度を示す緯度データが含まれた点検座標データが示す位置を中心とした所定範囲内に位置していれば、作業者が点検箇所にいることを示す検知通知を出力する判定手段、
    前記判定手段から検知通知が出力されたことを受け、音声発生手段による音により作業者に点検箇所を報知する位置通知手段として機能させることを特徴とする作業支援プログラム。
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