JP2011042447A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートを幅方向に移動させるレジストローラ対の移動動作を有効に利用して斜行補正効率を向上させること。
【解決手段】画像形成装置60は、搬送路84の両側にそれぞれ配設され、シートの側端を整合してシートの斜行を補正する手前側、奥側可動ユニット82A,82Bと、手前側、奥側可動ユニットによって側端を整合されたシートを搬送路84の幅方向に移動してシートの中心を搬送路の中心CTに一致させるレジストローラ対7とを有するレジスト装置65を備えている。レジストローラ対7は、手前側、奥側可動ユニットの内、一方の可動ユニットによって斜行補正されたシートを保持して搬送路の中心CTに移動させて停止し、その停止した状態から、他方の可動ユニットによって斜行補正されて連続して搬送されてくるシートを保持して搬送路の中心に移動させるので、シートの幅方向への往復移動動作を有効に利用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート斜行補正装置によって斜行補正されたシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置において、シートの搬送中に発生するシートの斜行やシートの幅方向の位置ずれは、シート詰まり、画像形成装置とオプション装置との受け渡し不良、シートに対する画像形成位置の位置ずれ等の発生原因になっていた。このため、従来の画像形成装置には、特許文献1に記載のように、シートの斜行を補正するシート斜行補正装置としてのレジスト装置を備えているものがある。そのレジスト装置の平面図を図7に示す。図8は、レジスト装置の動作説明用の図である。図8中、ハッチングを施した部分は、各工程の動作に関わる主な部品を示している。
レジスト装置400は、シートを搬送する搬送路84の幅方向の中心CTに幅方向の中心を一致させて搬送(所謂、中央基準搬送)されるシートの斜行を補正するようになっている。レジスト装置400は、例えば、図6に示す画像形成装置のレジスト装置65の代わりに設けられている。以下の説明において、図6を使用することがあり、その場合、図6のレジスト装置65をレジスト装置400に置き換えて、また、レジストローラ対7をレジストローラ対75に置き換えて図6を参照する。
シートは、上流の搬送部から斜送前ローラ対1a,1bに受け渡されて、矢印F方向(シート搬送方向)に搬送される。この時点で、シートは、給紙部からの長い搬送パスを搬送されてきたため、搬送タイミングの誤差が累積されている。このため、シートは、レジスト前センサ4にて通過タイミングを検知された後、一旦、斜送前ローラ対1bに挟持された位置で停止させられて、累積誤差をリセットされる。シートは、斜送部401へ搬送される(図8(A))。
斜送部401は、固定ガイド70と、シートのサイズによって図中矢印J方向(シートの幅方向)に往復移動可能な可動ガイド71とで構成されている。可動ガイド71は、突き当て基準ガイド73と、これにシートを突き当てる方向の搬送成分が生じるように所定角度だけ傾けられた斜送ローラ対72a乃至72cとで構成されてユニット化されている。
可動ガイド71は、シートのサイズに応じて突き当て基準ガイド73のシート搬送方向と直交する方向の最適位置に位置を調整できるようになっている。主走査方向位置の最適位置とは、センタ基準で定義される画像(あるいはシート)の主走査方向の称呼の端部位置Kに突き当てしろGを加えた位置を意味する。すなわち、シートには、中央基準で搬送されるシートのシート搬送方向と直交する方向の位置にばらつきが生じるシートがある。シート搬送方向と直交する方向位置の最適位置は、このようにばらつくシートであっても、突き当て基準ガイド73の入口に干渉することなく、シートを突き当て基準ガイド73に確実に沿わせるためのオフセット位置である。
したがって、斜送ローラ対72a乃至72cおよび突き当て基準ガイド73によって斜行を補正されたシートは、称呼の画像位置に対しては突き当てしろG分だけ位置がずれている。このため、斜送部401の下流にある移動手段としてのレジストローラ対75は、シートを図中矢印F方向(シート搬送方向)に搬送しながら、直交する図中矢印R1方向に突き当てしろGだけスライド移動するようになっている(図8(B))。
なお、斜送ローラ対72a乃至72cによるシートの搬送が開始されるとき、上流の斜送前ローラ対1a,1bは、ニップを解除するようになっている。レジストローラ対75がスライド移動を開始するとき、斜送ローラ対72a乃至72cはニップを解除するようになっている。
以上の要領で斜行およびシート搬送方向と直交する方向の基準位置の両方を補正されたシートは、さらに下流の二次転写外ローラ66(図6)と中間転写ベルト606との間へと搬送されてトナー像が転写される。なお、二次転写外ローラ66による搬送が開始されると、同時に、(図8(C))に示すように、レジストローラ対75はニップを解除するとともに、次のジョブに備えて突き当てしろG分だけ図7中矢印R2方向に戻る(ホームポジション動作を行う)。このようにして、レジストローラ対75がホームポジションに戻り、前のジョブのシート(N番目)の後端がレジストローラ対75を抜けると、図8(D)に示すように、次のジョブのシート((N+1)番目)が斜送部401に進入する。Nは、正の整数とする。
(レシプロ動作(往復動作)のタイミング)
図8で説明したレジストローラ対75のレシプロ動作に関するタイムチャートを図9に示す。なお、取り上げる数値は、参考数値であり限定された数値ではない。図9は、上から順にレシプロ動作の駆動源であるレシプロモータ(パルスモータ)の動作タイミング、レジストローラ対のニップ着脱動作のタイミング、レジストローラ対のシート通過タイミングを同じ時間軸で示したタイミングチャートである。
レジストローラ対75にN番目のシートが突入したタイミングをt=0msとすると、このとき、レジストローラ対75はシートを搬送するためにローラ同士が接触したニップ着の状態にあり、かつ称呼の画像位置にシートを戻すべくレシプロ動作を開始し始める。したがって、レシプロモータの駆動パルスは0ppsから自起動周波数PLsに起動され、定常周波数PLtまで加速される。レシプロモータに、適当な駆動トルクを発生する一般的な42mm角のパルスモータを使用した場合、自起動周波数PLs=600pps、定常周波数PLt=690pps程度となり、PLsからPLtまでの加速時間t1=10ms程度を要する。同様に、レシプロモータを停止する場合にも、減速時間t2=10ms程度を要する。
また、レシプロ動作の駆動仕様を、1パルスあたり0.1mm程度の駆動精度とすると、突き当てしろG=10mmとした場合にはトータルで100パルスの入力が必要となる。このうち、加速時間t1=10msと減速時間t2=10msとの間に要するパルス数は、上記自起動周波数PLs=600ppsおよび定常周波数PLt=690ppsから各々約6.5パルス、すなわちトータル約13パルス必要であることになる。
したがって、定常周波数PLt=690ppsにてレシプロ動作させるのに要する時間は、(103−10)/(690×1000)≒126msとなる。以上から、t=0msにおいてレシプロ動作を開始すると、所定の移動量(突き当てしろG=10mm)の動作が完了するまで10+126+10=146msとなり、およそ150ms程度の時間を要することになる。この状態が図9におけるAの位置、すなわちシートを称呼の画像位置に合わせて移動し終えた状態になる。
ここで、図7におけるレジストローラ対75から二次転写外ローラ66までの距離を130mm、レジストローラ対75の搬送速度を600mm/s、作像速度を300mm/sとする。シートは、レジスト後センサ12の通過タイミングと、画像検知センサ2(図6)に検知される中間転写ベルト606上の画像の通過タイミングとから、二次転写外ローラ66で画像とタイミングが一致するように600mm/sから300mm/sに減速される。
この減速も考慮して、シートの先端がレジストローラ対75から二次転写外ローラ66に到達する時間を求めると、およそ370msとなる。この状態が図9のBの位置であり、A<Bであることから、レジストローラ対75の移動はシートが二次転写外ローラ66に到達するよりも十分前に完了することがわかる。なお、図9のBの位置は、二次転写外ローラ66(図6)と中間転写ベルト606とが、シートが搬送開始する位置でもある。
シートが二次転写外ローラ66に搬送されると、図9に示すようにレジストローラ対75はニップ脱の状態をとり、レシプロモータを逆回転させてホームポジションに戻り始める。このときも、同様に自起動周波数PLs=600pps、定常周波数PLt=690pps、加速時間t1=10ms、減速時間t2=10msを要するため、レジストローラ対75がホームポジションに戻るためには同じく約150ms要する。
したがって、累積時間で見ると、370+150=520msの時点、すなわち図9におけるCの位置で一連のレシプロ動作が完了することがわかり、レジストローラ対57が一往復するのに要する時間が520msということになる。
一方、二次転写外ローラ66に到達したシートの後端がレジストローラ対75を抜けるのに要する時間は、搬送方向のシート長さをLとすると、(L−130)/(300×1000)(ms)で求められる。すなわち、小サイズになる程、早く抜けることになり、例えばB5サイズ(L=182mm)では約173msで抜ける。
したがって、累積時間で見ると、370+173=543msの時点、すなわち図9におけるDの位置でシートは完全にレジストローラ対75から抜けることがわかる。そして、C<Dであることから、レジストローラ対75のレシプロ動作はシートがレジストローラ対75を抜ける直前に完了していることがわかる。
シートがレジストローラ対75を抜けた後、搬送タイミングの余裕分(約50ms程度)をとった累積時間600msの時点(図9におけるEの位置)で、次の(N+1)番目のシートが斜送部401に進入してくる。このとき、再び、レジストローラ対75はニップ着の状態をとり、かつレシプロモータも起動を開始する。
特開2005−314045号公報
図9に示したタイムチャートにおいて、(N+1)番目のシートを斜送部401に進入させる判断基準は、C<DであることからN番目のシートがレジストローラ対75を抜けたか否かである。この関係が維持される範囲内では、N番目のシートと(N+1)番目のシートとの間隔を詰めると、すなわち、図9におけるD乃至E間を詰めると、画像形成装置の作像速度を変えることなく画像形成装置の生産性を向上させることができる。なお、生産性とは、単位時間当たりの画像形成されるシートの枚数である。
しかし、シートの間隔を詰めるのには限界がある。以下、そのことについて説明をする。
画像形成装置の生産性を大きく向上させるのには、作像速度を速くすることが一般的に行われる。図9に示すタイムチャートで作動するレジスト装置400に対して画像形成装置の作像速度を速くすると、タイムチャートの関係が図10に示すように変わる。レシプロモータの駆動仕様は同じであるためAの位置は約150msで不変であるが、シートの先端が二次転写外ローラ66に到達する時間であるBの位置およびシートの後端がレジストローラ対75を抜ける時間であるDの位置は短縮される。
しかし、レジストローラ対75の戻り動作に要する時間であるB乃至Cの区間は不変である。このため、作像速度がある値以上になると図10に示したタイムチャートのように図9におけるC>Dの関係に逆転が生じる。すなわち、図10において、C<Dの関係になる。例えば、図9における作像速度300mm/sの条件で計算すると、C>Dの関係に逆転が生じるのは作像速度が約347mm/sのときである。このようにC>Dの関係に逆転が生じた場合、N番目のシートがレジストローラ対75を抜けても、レジストローラ対75は未だホームポジションに戻っていないことになる。このため、次の、(N+1)番目のシートを斜送部401に進入させる判断基準は、レシプロ動作が完了したか否かで決まる。
また、レシプロモータをホームポジションに戻す方向の回転から再び逆回転に切り換える際には、被駆動物のイナーシャやギアのバックラッシュなどによる振動でパルスが脱調しないように、減衰時間分だけレシプロモータを停止させる必要がある。この減衰時間は駆動系の構成にもよるが、少なくとも約50ms程度は必要であり、(N+1)番目のシートがレジストローラ対75に来るタイミングEは早くてもCから約50ms後となる。なお、Nは、正の整数である。
このように、(N+1)番目のシートを斜送部401に進入させる判断基準がレシプロ動作の完了待ちになるので、画像形成装置の作像速度を速めようとしても、結局はレシプロモータの動作制約によって生産性を向上させることが困難になる。
このような状態を解消するには、例えば、駆動手段としてのレシプロモータをよりハイスペックなものに変更する必要がある。しかし、大幅なコストアップになるとともに、レシプロモータが大型になり、装置の大型化を招くおそれがある。
本発明は、シートを搬送する搬送路の幅方向の中心に幅方向の中心を一致させて搬送されるシートの斜行を補正するシート斜行補正装置を備えた画像形成装置において、生産性の向上を図ることを目的としている。
本発明は、シートを搬送する搬送路の幅方向の中心に幅方向の中心を一致させて搬送されるシートの斜行を補正するシート斜行補正装置を備え、前記シート斜行補正装置で斜行が補正されたシートに画像形成部で画像を形成する画像形成装置において、前記搬送路の両側にそれぞれ配設され、シートの側端を整合してシートの斜行を補正する1対の斜行補正手段と、前記1対の斜行補正手段によって側端を整合されたシートを前記搬送路の幅方向に移動してシートの中心を前記搬送路の中心に一致させる移動手段と、を備え、前記1対の斜行補正手段は、前記搬送路を連続して搬送されるシートの斜行を交互に補正し、前記移動手段は、前記1対の斜行補正手段のうち、一方の斜行補正手段によって斜行補正されたシートを保持して前記搬送路の中心に移動させて停止し、続いて停止した状態から、他方の斜行補正手段によって斜行補正されて連続して搬送されてくるシートを保持して前記搬送路の中心に移動させる、ことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、移動手段が、一方の斜行補正手段によって斜行補正されたシートを搬送路の中心に移動させて停止し、その停止した状態から、他方の斜行補正手段によって斜行補正されたシートを搬送路の中心に移動させるようになっている。このため、本発明のシート斜行補正装置は、移動手段のシートの幅方向への往復移動動作の往道時と復道時とにおいて、斜行補正した別々のシートを搬送路の中心に戻すことができて、シートの斜行補正効率を高めることができる。
本発明の画像形成装置は、シートの斜行補正効率を高めたシート斜行補正装置を備えているので画像形成効率を高めることができる。
本発明の実施形態におけるシート斜行補正装置としてのレジスト装置と、このレジスト装置の前後の搬送部との平面図である。 図1のレジスト装置の動作説明用の図である。 図1のレジスト装置の動作説明用のタイムチャートである。 レジストローラユニットの斜視図である。 レジストローラユニットの駆動部の斜視図である。 本発明の実施形態における、画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。 従来のシート斜行補正装置としてのレジスト装置と、このレジスト装置の前後の搬送部との平面図である。 図7のレジスト装置の動作説明用の図である。 図7のレジスト装置の動作説明用のタイムチャートである。 図7のレジスト装置において、シート搬送速度を速くした場合の動作説明用のタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態のシート斜行補正装置としてのレジスト装置と、このレジスト装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明をする。図6は、本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。
画像形成装置60は、4色の感光ドラム608を中間転写ベルト606に沿って配列した、いわゆる中間転写タンデム方式を採用した、カラー画像形成装置である。
(シートの給送プロセス)
シートSは、シート収納庫61内のリフトアップ装置62上に積載されて収納されている。シートSは、給紙部63により画像形成タイミングに合わせて給送される。給紙部63は、エア分離吸着により、シートを1枚ずつに分離して給送する。給紙部63により送り出されたシートSは、搬送ユニット64が有する搬送パス64aを通過して、レジスト装置65へと搬送される。シートSは、レジスト装置65で斜行補正やタイミング補正を行なわれた後、二次転写部74へと送られる。二次転写部74は、対向する二次転写内ローラ603と二次転写外ローラ66とにより形成されて、シートSへのトナー像転写ニップ部を形成している。二次転写部74は、シートに所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることで、シートS上にトナー像を転写させる。
(画像の画像形成プロセス)
二次転写部74にシートSが給送されるタイミングに合わせて、二次転写部74に送られて来るトナー像の画像形成プロセスを説明する。画像形成部613は、主に、感光ドラム608、露光器611、現像器610、一次転写器607、および感光ドラムクリーナ609等で構成されている。予め、不図示の帯電器により表面を一様に帯電されて図6中矢印m方向に回転する感光ドラム608には、送られてきた画像情報の信号に基づいて露光器611が駆動されて、ミラー612等を適宜経由して静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器610によるトナー現像を経て、感光ドラム608にトナー像と顕在化される。その後、トナー像は、一次転写器607により中間転写ベルト606に所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられて、中間転写ベルト606に転写される。感光ドラム608上に僅かに残った転写残トナーは、感光ドラムクリーナ609により回収され、再び次の画像形成に使用される。
画像形成部613は、図6において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4セットを備えている。
次に、中間転写ベルト606について説明する。中間転写ベルト606は、駆動ローラ604、テンションローラ605および二次転写内ローラ603に張架されて、図中矢印n方向に循環するようになっている。先述の、Y、M、CおよびBkの各画像ドラム608により並列処理される各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト606上に一次転写された上流色のトナー像上に下流色のトナー像を重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト606上に形成される。フルカラーのトナー像は中間転写ベルト606によって二次転写部74へと搬送される。
(二次転写以降のプロセス)
以上、それぞれ説明したシートSの給送プロセスおよび画像形成プロセスを以って、二次転写部74において、シートS上にフルカラーのトナー像が二次転写される。その後、シートSは、定着前搬送部67により定着装置68へと搬送される。定着装置68は、対向するローラ対(ベルト対でもよい)による所定の加圧力と、ヒータ等の熱源とによってシートS上にトナー像を定着させる。トナー像を定着されたシートSは、分岐搬送装置69により、そのまま排紙トレイ600上に排出される。
シートの両面にトナー像を形成される場合、シートは、反転搬送装置601へと搬送されて、スイッチバック搬送され、先端と後端とを入れ替えられて、表裏反転され、両面搬送装置602へと搬送される。その後、シートSは、シート収納庫61より搬送されてくる後続のシートと干渉しないタイミングで、搬送ユニット64の再給紙パス64bに合流して、二次転写部74へと送られる。裏面(2面目)の画像形成プロセスも、先述の表面(1面目)の画像形成プロセスと同様なので説明は省略する。
なお、画像形成装置60は、シートSを表裏反転するのに、スイッチバック方式を採用している。スイッチバック時に、シートの先後と後端とが入れ替わるため、表裏で共通した基準辺にすることができるのは、シート搬送方向端(シートの先端)ではなく、シートの搬送方向に沿った縁(側端)であることが好ましい。
そこで、本画像形成装置60におけるレジスト装置65は、シートの側端を突き当てガイド部16,18に斜めに突き当てるノンストップ斜行補正である斜送レジスト方式を採用している。さらに、画像形成装置60は、シートを表裏反転するため、シートを搬送する搬送路の幅方向の中心にシートの幅方向の中心を一致させて中央基準で、シートを搬送するようになっている。
(レジスト装置65の構成)
図1は、レジスト装置65と、レジスト装置65の前後の搬送部との平面図である。シートの搬送方向は図中矢印F方向である。図1に示した部分は、上流から主にレジスト前搬送部81、斜送部82、スライド部83及び二次転写部74に分けられる。斜送部82とスライド部83は、レジスト装置65を構成している。これらの各部は、シートが搬送される搬送路84に沿って配設されている。
レジスト前搬送部81は、斜送前ローラ対1a,1b、レジスト前センサ4及び搬送ガイド3により構成されている。レジスト前搬送部81は、長い搬送パス中に発生する搬送タイミングの累積誤差をリセットするため、レジスト前センサ4による検知信号を基にして、シートSを斜送前ローラ対1bの位置で一旦停止させるようになっている。
次に、斜送部82は、手前側可動ユニット82Aと、奥側可動ユニット82Bとで構成されている。手前側可動ユニット82Aは、可動ガイド13、斜送ローラ対5a乃至5c及び手前側基準ガイド8で形成されてユニット化されている。奥側可動ユニット82Bは、可動ガイド14、斜送ローラ対6a乃至6c及び奥側基準ガイド9で形成されてユニット化されている。
本実施形態における画像形成装置60は、シートに画像を形成する作像と、シートの搬送とを、シートを搬送する搬送路の幅方向の中心(CT)にシートの幅方向の中心を一致させるセンタ基準で行うようになっている。
このため、両方の可動ユニット82A,82Bは、シートSのサイズに応じた最適な待機位置にそれぞれ矢印J1方向および矢印J2方向に、互いに逆方向に等しい量だけ往復移動できるようになっている。ここで、最適な待機位置とは、センタ基準で定義される画像(あるいはシート)のシート搬送方向と直交する方向の称呼の端部位置Kに突き当てしろGを加えた位置を意味する。これは、センタ基準で搬送されるシートの側端の位置のばらつきを、シートを手前側基準ガイド8と奥側基準ガイド9との一方に沿わせて解消するとき、沿わせる基準ガイド8,9の入口にシートが干渉しないようにするためである。したがって、手前側基準ガイド8又は奥側基準ガイド9によって斜行が補正されたシートSは、称呼の画像位置に対して、突き当てしろG分だけ、シートの幅方向(矢印J1又は矢印J2方向)に位置がずれている。
次に、スライド部83は、搬送ガイド10、レジストローラユニット40(図4、図5)、レジスト前センサ11、レジスト後センサ12により構成されている。レジストローラ対7は、図1中矢印R1方向およびR2方向に移動できるように支持機構に支持されている。レジストローラ対7は、突き当てしろG分だけオフセット移動したシートSの幅方向位置を中間転写ベルト606(図6)上の画像位置に合わせるため、シートSを挟持して矢印R1、R2方向に移動できるようになっている。レジストローラ対7の矢印R1、R2方向への移動は、後述するレシプロモータ57(図5)によって行なわれる。
なお、レジストローラ対7が、シートを挟持して、図1中、矢印R1、R2方向へ移動するとき、少なくとも上流の斜送ローラ対5a乃至5c及び6a乃至6cのニップを解除する必要がある。このニップを解除するタイミングは、レジスト前センサ4の検知動作に基づいて行なわれる。
次に、二次転写部74は、図6の二次転写外ローラ66、二次転写内ローラ603により構成されている。二次転写部74では、シートSを二次転写外ローラ66と中間転写ベルト606との間に送り込むタイミングと、中間転写ベルト606上のトナー像が二次転写外ローラ66に送られてくるタイミングとが合うようになっている。このシートの送り込みタイミングは、図6の画像検知センサ2による中間転写ベルト606上のトナー像通過検知と、レジスト後センサ12によるシートSの通過検知とに基づいて行なわれる。シートを送り込むタイミングは、レジストローラ対7による搬送速度の減速タイミングを変えることで図られている。なお、以上説明した図1の平面図は、説明の便宜上、必要な従動ローラ類やガイド板類を省略した図となっているが、実際にはこれらが備えられている。
(レジスト装置65の斜行補正動作の説明)
以上の構成を備えたレジスト装置65による斜行補正動作を図2に基づいて説明をする。図2(A)は、あるN番目のシートが斜送部82に搬送された状態の図である。N番目のシートが斜送部82に搬送されると、斜送ローラ対5a乃至5cは、ニップを形成した状態になっており、反対側の斜送ローラ対6a乃至6cはニップを解除した状態になっている。したがって、シートの搬送に寄与するのは、斜送ローラ対5a乃至5cのみである。これにより、シートは手前側基準ガイド8に向かって斜めに搬送されて、突き当て面16に沿わされて斜行補正される。レジストローラ対7は、ニップを解除して、手前側待機位置Pfに寄せられたままで搬送に備えている。
このとき、N番目のシートのサイズが例えばA3サイズを超えるような大サイズの場合、斜に搬送されて(斜送されて)姿勢を変えたシートの後端部(上流端部)が、反対側の奥側基準ガイド9の入口付近に干渉して、損傷を受けることがある。そこで、図1に示すように、奥側基準ガイド9の上流端部には、突き当て面18に対して搬送方向Fに対してある角度だけ外側に開いた突き当てガイド部17を形成してある。同様に、手前側基準ガイド8にも突き当てガイド部15を形成してある。
図2(A)において、手前側基準ガイド8と奥側基準ガイド9は、それぞれ作像および搬送の中心CTに対して、選択されたシートサイズ幅を均等に振り分けた称呼の端部位置Kから、突き当てしろGだけ離れたオフセットの位置にいる。したがって、斜行が補正されたN番目のシートの側端は、手前側に突き当てしろGだけ位置がずれている。また、斜送部82の下流に配置されるレジストローラ対7は、後述するレシプロモータ57(図5)によって手前側待機位置Pfに寄せられている。
斜送ローラ対5a乃至5cに斜送されて、手前側に突き当てしろGだけずれて斜行補正をされたシートは、ニップを解除したレジストローラ対7に送り込まれる。レジストローラ対7は、ニップを形成してシートを挟持し、矢印F方向に搬送するとともに、シートを突き当てしろG分のズレを元に戻す役割を担う。
すなわち、レジストローラ対7は、図2(B)に示すように、シートを挟持搬送しながら手前側待機位置Pfから矢印R1方向に移動して奥側待機位置Prに停止する。このとき、シートがレジストローラ対7によって矢印R1方向にスライド移動させられるが、このスライド移動を阻害しないように、斜送ローラ対5a乃至5cのニップは、全て解除されている。なお、レジストローラ対7は、シートを矢印F方向に搬送しながら矢印R1方向に移動させているが、動作を確実にするため、シートを矢印R1方向に移動させてから矢印F方向へ搬送してもよい。
このようにして、シートは、斜行とシート搬送方向と直交する方向の基準位置を補正されて、中間転写ベルト606(図6)上の画像との相対位置関係が合わされる。なお、このとき、次の(N+1)番目のシートは、図1で説明した斜送前ローラ対1bの位置で一旦停止して、斜送部82へ搬送されるのを待っている。
図2(C)に示すように、N番目のシートの後端がレジストローラ対7を抜けて、待機していた(N+1)番目のシートが斜送部82に搬送されると、奥側の斜送ローラ対6a乃至6cはニップを形成し、手前側の斜送ローラ対5a乃至5cはニップを解除する。したがって、シートの搬送に寄与するのは奥側の斜送ローラ対6a乃至6cのみである。これにより、(N+1)番目のシートは、奥側基準ガイド9に向かって斜めに搬送されて、突き当て面18に沿わされ、斜行補正が完了する。斜行補正された(N+1)番目のシートの側端は、奥側基準ガイド9側に突き当てしろGだけ、センタ(CT)に対して位置がずれている。このとき、レジストローラ対7は、ニップを解除して、奥側待機位置Prに寄せられたままで搬送に備えている。
図2(C)に示すように、奥側基準ガイド9の突き当てガイド面18に沿わされて斜行が補正されたシートは、レジストローラ対7に挟持される。そして、図2(D)に示すように、レジストローラ対7は、シートを矢印F方向に挟持搬送したまま矢印R2方向に移動して、レジストローラ奥側待機位置Prから手前側待機位置Pfに移動する。このとき、シートのスライド移動が阻害されないように、斜送ローラ対6a乃至6cのニップは全て解除されている。このようにして、(N+1)番目のシートもN番目のシートと同様に斜行とシート搬送方向と直交する方向の基準位置を補正されて、中間転写ベルト606上の画像との相対位置関係が合わされる。なお、このとき、上流の斜送前ローラ対1bの位置で待機している(N+2)番目のシートは、この後に再び図2(A)に示す動作と同様にして、斜行補正をされる。
(レジストローラ対7をレシプロ(往復)移動させる構成)
レジストローラ対7と、レジストローラ対7を手前側待機位置Pf(図2)と奥側待機位置Prとにレシプロ動作(往復動作)をさせる駆動装置とがユニット化されたレジストローラユニットを図4、図5に基づいて説明をする。
図4はレジストローラユニット40の全体斜視図である。レジストローラ対7は駆動ローラ7bと従動ローラ7aとで構成されている。駆動ローラ7bの軸であるレシプロ軸44にはレシプロ駆動リング41が固定されている。従動ローラ7aの軸45にはレシプロ従動リング42が固定されている。レシプロ従動リング42はレシプロ駆動リング41の両端のフランジ46に挟まれるようにして嵌っている。
これにより、駆動ローラ7bが長手方向にレシプロ動作をすると、フランジ46の当接によって従動ローラ7aも連動してレシプロ動作をする。また、従動ローラ7aは、不図示の装置によって、駆動ローラ7bに対して接離するようになっている。この接離も、レシプロ従動リング42がレシプロ駆動リング41の両端のフランジ46に嵌っているので行うことができる。レシプロ軸44にはレシプロ駆動部43が連結されている。
図5は、レシプロ駆動部43の詳細図である。レシプロ軸44には、レジストローラ駆動ギア50が一体に回転するように設けられ、さらにその先には、レシプロ軸44を回転自在に支持するようにホルダ52が設けられている。レジストローラ駆動ギア50はアイドラギア51と噛合っている。アイドラギア51の上流には、駆動ローラ7bを回転させるレジスト搬送モータ(不図示)が連結されている。
ホルダ52は、アイドラベルト501とレシプロ連結板53とによって結合されている。アイドラベルト501は、アイドラプーリ54,55に掛け渡されている。アイドラプーリ55とレシプロ駆動プーリ59は、アイドラ軸ホルダ502に支持された同一軸55a上に固定されて一体に回転するようになっている。
レシプロ駆動プーリ59は駆動ベルト500とモータプーリ58とを介してレシプロモータ57によって回転するようになっている。レシプロモータ57は、モータ支板56に取り付けられている。なお、アイドラプーリ54,55の軸54a,55aを支持するアイドラ軸ホルダ502は、モータ支板56とは、別の、不図示の支持部材に支持されている。
以上の構成において、レシプロモータ57がCW方向(正方向)およびCCW方向(逆方向)に回転すると、アイドラベルト501とホルダ52との連結によって、駆動ローラ7bのレシプロ動作が行われる。また、アイドラギア51は、レシプロ動作に対応できるようにレシプロレンジを考慮した歯幅となっている。
なお、図2において、レジストローラ対7が移動する2つの手前側待機位置Pf、奥側待機位置Prは、例えばホルダ52にセンサフラグを取り付け、このセンサフラグを別途光学式センサによって検知することによって検知することができる。
(レシプロ動作のタイムチャート)
レジスト装置65は、N番目と(N+1)番目、すなわち連続ジョブの奇数番目と偶数番目、あるいは両面画像形成ジョブの交互循環時における1面目と2面目のように連続するシートを2つの基準ガイド8,9で交互に斜行補正を行えることに特徴がある。これによって、レジスト装置65は、レシプロモータ57などの電気部品が抱えていた従来の動作制約に拘束されることなく生産性を高めることができる。
これらの点について、図3に示すレジスト装置の動作のタイムチャートに基づいて説明をする。なお、本発明の効果が明瞭になるように、レシプロモータ57の仕様は、従来のレシプロモータと仕様が同じとし、また、画像形成装置の構成もレジスト装置が異なっていること以外、従来の画像形成装置の構成と同じものとするが、これに限定されるものではない。また、従来と同一の部分には、同一の符号を付してある。
図3は、N番目のシートがレジストローラ対7に到達した時点をt=0msと仮定したタイムチャートである。しかも、図3は、シートの先端が二次転写外ローラ66に突入してから後端がレジストローラ対7を抜けるまでが短時間の小サイズ(例えばB5)のシートの斜行補正を行う場合を想定している。
なお、レシプロモータの駆動仕様は、従来の図9、図10と同じであるので、自起動周波数PLs=600pps、定常周波数PLt=690ppsであり、図2(B)に示すシートをセンタに戻す動作が完了するAのタイミングは約150msである。また、シートの先端が二次転写外ローラ外66と中間転写ベルト606との間に到達するBのタイミングおよびシートの後端がレジストローラ対7を抜けるDのタイミングは、画像形成速度を速めた従来の図10の場合と同じに合わせてある。さらに、t1はレシプロモータの加速時間であり、t2はレシプロモータの減速時間であり、いずれも10msである。
本発明のレジスト装置65は、シート1枚に対してレジストローラ対が1往復するのではなく、シート2枚に対してレジストローラ対が1往復するようになっている。このため、シートの後端がレジストローラ対7を抜けるDの位置よりも十分前に、レシプロモータ57の動作は完了する。したがって、次の(N+1)番目のシートを斜送部82に進入させる判断基準は、N番目のシートの後端がレジストローラ対7を抜けたか否か、すなわち図3におけるDの時点で行われる。Dのタイミングが定義できれば、搬送タイミングの余裕分(例えば約50ms程度)をD乃至E間とするようにE、すなわち(N+1)番目のシートの斜送部82進入タイミングを作ることができる。
このように、レジスト装置65は、画像形成装置の画像形成速度を速めても、レシプロモータ57の動作に影響されないため、生産性を高めることができる。
ちなみに、画像形成装置の構造を変えないで画像形成速度を速めた場合、物理的にB≧Dの関係になることはあり得ず、図3の状態からさらに作像速度を向上させていくと結局A>Bのように逆転することになる。しかし、A>Bの関係は、シートの先端が二次転写外ローラ66に到達するまでの間に、シート搬送方向と直交する方向の基準位置合わせが行えないことを意味するため、ここが生産性の上限となる。しかし、逆の言い方をすると、A>Bの関係に逆転するまで、レシプロモータ57の動作制約に影響されることなく画像形成装置の画像形成速度を速めて生産性を向上させることができる。
なお、以上説明した実施例の中では、斜送ローラ対を搬送方向に3つ配置する構成としたが、配置数はこの限りではない。
以上のように、シート斜行補正装置としてのレジスト装置65は、搬送路84の両側にそれぞれ配設された、シートの側端を整合してシートの斜行を補正する1対の斜行補正手段としての手前側可動ユニット82A及び奥側可動ユニット82Bを備えている。さらに、レジスト装置65は、手前側可動ユニット82A及び奥側可動ユニット82Bによって側端を整合されたシートを搬送路84の幅方向に移動してシートの中心を搬送路84の中心に一致させる移動手段としてのレジストローラ対7を備えている。そして、手前側可動ユニット82A及び奥側可動ユニット82Bは、搬送路84を連続して搬送されるシートの斜行を交互に補正するようになっている。
このような構成において、レジストローラ対7は、手前側、奥側可動ユニット82A,82Bの内、一方の可動ユニットによって斜行補正されたシートを保持して搬送路84の中心CTに移動させて停止するようになっている。続いて、レジストローラ対7は、停止した状態から、他方の可動ユニットによって斜行補正されて連続して搬送されてくるシートを保持して搬送路84の中心CTに移動させるようになっている。
このため、本発明のレジスト装置65は、レジストローラ対7のシートの幅方向への往復移動動作の往道時と復道時とにおいて、斜行補正した別々のシートを搬送路の中心CTに戻すことができて、生産性を高めることができる。
また、本発明のレジスト装置65は、各斜行補正手段としての手前側、奥側可動ユニット82A,82Bがシートを搬送路84の幅方向に移動させる距離と、レジストローラ対7がシートを搬送路84の中心に移動させる距離とが同一に設定されている。
このため、本発明のレジスト装置65は、どちらの可動ユニットでシートの斜行補正を行っても、シートの幅方向の中心を搬送路84の幅方向の中心に一致させることができる。
さらに、本発明のレジスト装置65における、手前側、奥側可動ユニット82A,82Bは、シートの搬送方向に沿って設けられた基準ガイド8,9を備えている。また、手前側、奥側可動ユニット82A,82Bは、基準ガイド8,9に向けてシートを搬送路84の中心CTから側方に斜めに搬送する斜送手段としての斜送ローラ対5a乃至5cおよび6a乃至6cを備えている。
このため、本発明のレジスト装置65は、シートを搬送しながら、シートの斜行補正を行うことができて、生産性を向上させることができる。
また、本発明のレジスト装置65における、レジストローラ対7は、互いに接離可能で、かつ搬送路84の幅方向に移動可能な回転体対としての駆動ローラ7b及び従動ローラ7aを有している。そして、駆動ローラ7b及び従動ローラ7aは、互いに離間した状態で斜行補正されるシートを受け入れた後、シートを保持して搬送路84の中心CTに移動させながらシート搬送方向の下流側へ搬送するようになっている。
このように、本発明のレジスト装置65は、駆動ローラ7b及び従動ローラ7aがシートを保持して搬送路84の中心CTに移動させながらシート搬送方向の下流側へ搬送するようになっているので、生産性を高めることができる。
S:シート、G:突き当てしろ、J:矢印(シート幅方向)、F:矢印(シート搬送方向)、Pf:レジストローラ対の手前側待機位置、Pr:レジストローラ対の奥側待機位置、CT:画像(搬送)中心、K:称呼の画像(搬送)端部位置、5a乃至5c:斜送ローラ対(斜送手段)、6a乃至6c:斜送ローラ対(斜送手段)、7:レジストローラ対(移動手段)、7a:従動ローラ(回転体対)、7b:駆動ローラ(回転体対)、8:手前側基準ガイド、9:奥側基準ガイド、57:レシプロモータ、60:画像形成装置、65:レジスト装置(シート斜行補正装置)、82A:手前側可動ユニット(斜行補正手段)、82B:奥側可動ユニット(斜行補正手段)、613:画像形成部

Claims (4)

  1. シートを搬送する搬送路の幅方向の中心に幅方向の中心を一致させて搬送されるシートの斜行を補正するシート斜行補正装置を備え、前記シート斜行補正装置で斜行が補正されたシートに画像形成部で画像を形成する画像形成装置において、
    前記搬送路の両側にそれぞれ配設され、シートの側端を整合してシートの斜行を補正する1対の斜行補正手段と、
    前記1対の斜行補正手段によって側端を整合されたシートを前記搬送路の幅方向に移動してシートの中心を前記搬送路の中心に一致させる移動手段と、を備え、
    前記1対の斜行補正手段は、前記搬送路を連続して搬送されるシートの斜行を交互に補正し、
    前記移動手段は、前記1対の斜行補正手段のうち、一方の斜行補正手段によって斜行補正されたシートを保持して前記搬送路の中心に移動させて停止し、続いて停止した状態から、他方の斜行補正手段によって斜行補正されて連続して搬送されてくるシートを保持して前記搬送路の中心に移動させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記1対の斜行補正手段の各斜行補正手段が、シートを前記搬送路の幅方向に移動させる距離と、前記移動手段がシートを前記搬送路の中心に移動させる距離とが同一に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記1対の斜行補正手段の各斜行補正手段は、シートの搬送方向に沿って設けられた基準ガイドと、前記基準ガイドに向けてシートを前記搬送路の中心から側方に斜めに搬送する斜送手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記移動手段は、互いに接離可能で、かつ前記搬送路の幅方向に移動可能な回転体対を有し、
    前記回転体対は、互いに離間した状態で前記斜行補正されるシートを受け入れた後、シートを保持して前記搬送路の中心に移動させながらシート搬送方向の下流側へ搬送する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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