JP2011039894A - 作業者派遣支援プログラム及び作業者派遣支援装置 - Google Patents

作業者派遣支援プログラム及び作業者派遣支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の事業者の中から機器の設置場所で修復作業を行うことが可能な時間帯に適合した事業者を選択することが可能な作業者派遣支援プログラム及び作業者派遣支援装置を提供する。
【解決手段】作業者派遣支援プログラム220は、障害が発生した複写機30〜30からその機器を識別する識別情報を受け付ける受付ステップと、受付ステップで受け付けた識別情報を基に、複写機30〜30の設置場所で障害の修復作業が可能な作業可能時間帯の情報を取得する第1の取得ステップと、複数の事業者毎に作業者を派遣可能な派遣可能時間帯の情報を取得する第2の取得ステップと、作業可能時間帯の情報及び派遣可能時間帯の情報に基づいて、複数の事業者の中から修復作業を行う事業者を選択する選択ステップとを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業者派遣支援プログラム及び作業者派遣支援装置に関する。
従来、多数の利用者の下に設置された機器に障害が発生した際、その利用者からオペレータが連絡を受け、修復を請け負う保守サービス会社等に連絡して作業者を派遣することが行われていた。この障害発生の連絡の受け付け及び作業者の手配を自動化するための提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のカスタマエンジニア派遣システムは、インターネット等の通信ネットワークを介して顧客に配置された機器から不具合情報を収集し、顧客の担当、機器の種別又は不具合の内容に基づいてカスタマエンジニアを複数人選択し、順位の高いカスタマエンジニアに連絡するように構成されている。
特開2002−358382号公報
本発明の目的は、複数の事業者の中から、機器の設置場所で修復作業を行うことが可能な時間帯に適合した事業者を選択することが可能な作業者派遣支援プログラム及び作業者派遣支援装置を提供することにある。
[1]障害が発生した機器からその機器を識別する識別情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けた識別情報を基に、前記機器の設置場所で前記障害の修復作業が可能な作業可能時間帯の情報を取得する第1の取得ステップと、複数の事業者毎に、前記事業者から作業者を派遣可能な派遣可能時間帯の情報を取得する第2の取得ステップと、前記取得された前記作業可能時間帯の情報、及び前記取得された前記派遣可能時間帯の情報に基づいて、前記複数の事業者の中から前記修復作業を行う事業者を選択する選択ステップとをコンピュータに実行させるための作業者派遣支援プログラム。
[2]前記選択ステップは、その処理の時点が前記作業可能時間帯に含まれない場合又は前記複数の事業者毎に取得した前記派遣可能時間帯の何れにも含まれない場合には、前記作業可能時間帯に前記派遣可能時間帯が重複するに至る時刻が最も早い事業者を選択する前記[1]に記載の作業者派遣支援プログラム。
[3]前記第1の取得ステップは、前記機器の稼動状態を示す稼動記録情報に基づいて前記作業可能時間帯の情報を取得する前記[1]又は[2]に記載の作業者派遣支援プログラム。
[4]障害が発生した機器からその機器を識別する識別情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた識別情報を基に、前記機器の設置場所で前記障害の修復作業が可能な作業可能時間帯の情報を取得する第1の取得手段と、複数の事業者毎に、前記事業者から作業者を派遣可能な派遣可能時間帯の情報を取得する第2の取得手段と、前記取得された前記作業可能時間帯の情報、及び前記取得された前記派遣可能時間帯の情報に基づいて、前記複数の事業者の中から前記修復作業を行う事業者を選択する選択手段とを有する作業者派遣支援装置。
請求項1,4に記載の発明によれば、複数の事業者の中から、機器の設置場所で修復作業を行うことが可能な時間帯に適合した事業者を選択することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、選択ステップの処理時において何れの事業者からも作業者を派遣できない場合でも、複数の事業者のうち最も早期に作業者を派遣可能となる事業者を選択することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、機器の稼動状態の記録から機器の設置場所で修復作業を行うことが可能な時間帯の情報を取得することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る作業者派遣支援装置が適用された作業者派遣支援システムの構成例を示す全体図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る機器の構成例を示す概略図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る作業者派遣支援装置の概略の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る作業者派遣支援装置の制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る機器から送られる障害情報及び識別情報の一例を示す説明図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る作業者派遣支援装置の制御部が実行する処理の具体例を説明する説明図である。 図7は、本発明の第2の実施の形態に係る作業者派遣支援装置の概略の構成を示すブロック図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の作業者派遣支援装置が適用された作業者派遣支援システムの構成例を示す。
この作業者派遣支援システム100は、通信ネットワーク1、作業者派遣支援装置2、顧客が使用する機器の一例としての複写機30〜30、複写機30〜30の保守作業を行う事業者の一例としての保守サービス会社に設置された端末装置40〜40から構成されている。
通信ネットワーク1は、インターネットや公衆電話網、あるいは専用線で構築された相互通信可能な通信ネットワークである。
複写機30〜30は、例えば、図書館や企業、あるいは多数の印刷物を出力可能な出力センターやコンビニエンスストア等に設置されている。
端末装置40〜40は、各保守サービス会社に設置され、通信ネットワーク1を介した作業者派遣支援装置2からの情報を受け取り、この情報を画面に表示して保守サービス会社の担当者に示すことが可能である。以下の説明では、端末装置40〜40は、作業者派遣支援装置2からの電子メールを受け取り、その内容を画面に表示することが可能な通信装置であるとして説明する。
図2は、顧客が使用する複写機30〜30の1つである複写機30の構成例を示す。複写機30は、利用者の原稿又は画像情報が記録された記録媒体から画像を読み取る画像読取部31、画像読取部31で読み取った画像を印刷用紙等の媒体に形成する画像形成部32、画像読取部31及び画像形成部32の動作状態を監視する動作監視部33、及び通信ネットワーク1に接続された通信部34を有して構成されている。
動作監視部33は、画像読取部31及び画像形成部32の動作状態を監視して、印刷用紙の紙詰まりや原稿搬送機構の故障発生、あるいはトナーや感光ドラム等の消耗品の交換時期の到来等、複写機30の機能の実行を妨げる可能性のある障害の発生を検知する。
通信部34は、動作監視部33で検知した障害の情報を通信ネットワーク1を介して作業者派遣支援装置2に送信する。なお、複写機30〜30も同様の構成を具備している。
図3は、作業者派遣支援装置2の構成例を示す。作業者派遣支援装置2は、コンピュータ20及び通信部23を備えている。コンピュータ20は制御部21と記憶部22を有し、制御部21は通信部23と接続されている。通信部23は、通信ネットワーク1を介して制御部21と複写機30〜30及び端末装置40〜40との通信を行う。
制御部21は、記憶部22に記憶された作業者派遣支援プログラム220をCPU(中央演算処理装置)が実行することで、受付手段211、判定手段212、作業可能時間帯取得手段213、派遣可能時間帯取得手段214、事業者選択手段215、及び障害原因推定手段216、作業者派遣指示手段217等として機能する。
記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリー素子、ならびにハードディスク等によって構成されている。記憶部22は、制御部21の処理の実行のために必要な、作業者派遣支援プログラム220、障害判別情報221、顧客情報222、保守サービス会社情報223、及び障害識別情報224等を記憶する。
受付手段211は、通信ネットワーク1及び通信部23を介して、障害が発生した複写機(複写機30〜30の何れか)から障害が発生したことを示す障害情報、及び障害が発生した複写機を識別し特定するための識別情報を受け付ける。
判定手段212は、受付手段211で受け付けた障害情報に含まれる障害の内容を示す障害識別コードに基づいて、記憶部22の障害判別情報221を参照し、その障害の修復のために作業者の派遣が必要か否かを判定する。障害判別情報221には、障害識別コード別に作業者の要否を示す情報が登録されている。
作業可能時間帯取得手段213は、受付手段211で受け付けた識別情報を基に、記憶部22の顧客情報222を参照し、その機器が設置されている顧客を特定し、その顧客が作業者を受け入れ可能な時間帯、すなわちその機器が設置された場所で障害の修復作業を行うことが可能な作業可能時間帯の情報を取得する。顧客情報222には、各顧客に設置されている機器の識別情報としての機器識別コード、各顧客の所在地の情報、及び各顧客の曜日毎の営業時間等の作業可能時間帯の情報が相互に関連付けられて登録されている。
派遣可能時間帯取得手段214は、複写機30〜30の保守を担当する各保守サービス会社について、その保守サービス会社から作業者を派遣することが可能な時間帯を示す派遣可能時間帯の情報を、記憶部22の保守サービス会社情報223を参照して取得する。保守サービス会社情報223には、各保守サービス会社の所在地や担当地域の情報、曜日毎の派遣可能時間帯や休日の情報、及び端末装置40〜40の電子メールアドレスの情報等が登録されている。
事業者選択手段215は、作業可能時間帯取得手段213で取得した作業可能時間帯の情報、派遣可能時間帯取得手段214で取得した派遣可能時間帯の情報に基づいて、複数の保守サービス会社のうち最も早く障害が発生した機器の顧客のもとへ作業者を派遣することが可能な保守サービス会社を選択する。
障害原因推定手段216は、複写機30〜30から送られる障害情報に含まれる障害記録情報に基づいて、記憶部22の障害識別情報224を参照し、障害の原因を推定する。複写機30〜30から送られる障害記録情報には、障害発生時の各種センサの読み取り値、障害発生前の所定時間内の他の障害発生履歴、及びソフトウェアの処理履歴等の情報が含まれる。
また、障害識別情報224には、複写機30〜30で起こり得る障害の原因と、その障害の発生時又は発生前の状態とが関連付けて記憶されており、障害記録情報と障害識別情報224に記憶された情報とを照らし合わせることにより、障害の原因の推定が可能となっている。障害識別情報224には、障害の推定原因の情報が、作業者に理解可能な文字情報で記憶されている。この文字情報は、例えば、「紙片の残りか、センサーハーネスの接続不良が考えられます。」というものである。
作業者派遣指示手段217は、通信部23及び通信ネットワーク1を介して、事業者選択手段215で選択した保守サービス会社の端末装置40〜40宛てに、作業者の派遣を指示する電子メールを送る。
(第1の実施の形態の動作)
図4は、作業者派遣支援装置2の制御部21が実行する処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートでは、複写機30〜30のうち、複写機30に障害が発生したものとして説明する。
複写機30に障害が発生すると、複写機30の動作監視部33がこれを検知し、通信部34を介して障害情報及び識別情報を作業者派遣支援装置2に送信する。作業者派遣支援装置2の制御部21は、通信部23を介して障害情報及び識別情報を受信する。
制御部21の受付手段211は、通信ネットワーク1を介して通信部23が受信した、複写機30からの障害情報及び識別情報を受け付ける(S10)。複写機30からの送信は、例えば次に説明する内容の電子メールの形式で行われる。
図5は、複写機30から送られる障害情報及び識別情報を含む電子メールの内容の一例を示す。「1.機器識別コード」は、複写機30を特定する識別情報の一例である。「2.障害発生日時」は障害の発生日及び時刻を示す情報である。「3.障害識別コード」は障害の内容をコード記号で示す情報である。「4.障害記録情報」は、障害発生時の各種センサの出力情報や各種履歴情報等を示す。「2.障害発生日時」、「3.障害識別コード」、「4.障害記録情報」は障害情報の一例である。制御部21は、これらの情報に基づいて以下の処理を行う。
判定手段212は、ステップS10で受け付けた障害情報に含まれる障害識別コードに基づいて、障害判別情報221を参照し、作業者派遣の要否を判定する(S11)。より具体的には、障害判別情報221に作業者派遣が必要な障害として登録された複数の障害の障害識別コードに複写機30から受け取った障害識別コード(図5の例では「123−456」)が該当すれば、判定手段212は作業者派遣が必要と判定し、該当しなければ作業者派遣が不要と判定する。
ステップS11で作業者派遣が不要と判定すれば(S11;No)、判定手段212は所定の宛先に参考情報として複写機30から送られた障害情報及び識別情報を転送し(S12)、制御部21の処理を終了する。この転送は、例えば複写機30の製造元を宛先とする電子メールによって行われる。
ステップS11で作業者の派遣が必要であると判定された場合(S11;Yes)、作業可能時間帯取得手段213は、複写機30から受け付けた機器識別コードをキー情報として顧客情報222を参照し、複写機30が設置されている顧客を特定する(S13)。以下、この顧客を「顧客A」という。次に作業可能時間帯取得手段213は、顧客情報222を参照して、顧客Aの所在地の情報、及び休日や曜日毎の営業時間等の作業可能時間帯の情報を取得する(S14)。
次に派遣可能時間帯取得手段214は、保守サービス会社情報223を参照し、顧客Aの所在地を担当する保守サービス会社を抽出する(S15)。顧客Aの所在地を担当する保守サービス会社は、複数登録されているものとする。
次に派遣可能時間帯取得手段214は、ステップS15で抽出した複数の保守サービス会社の派遣可能時間帯の情報を、保守サービス会社情報223を参照して取得する(S16)。
次に事業者選択手段215は、現在の日時の情報を取得し、現時点が顧客Aの作業可能時間帯に含まれるかを判定する(S17)。ステップS17で含まれると判定した場合(S17;Yes)、事業者選択手段215は、ステップS15で抽出した保守サービス会社のうち顧客Aの所在地に最も近い場所にある保守サービス会社(以下、この保守サービス会社を「保守サービス会社Aという」)を特定する(S18)。
次に、事業者選択手段215は、保守サービス会社Aの派遣可能時間帯に現時点が含まれるかを判定する(S19)。含まれる場合(S19;Yes)、事業者選択手段215は保守サービス会社Aを複写機30に発生した障害を修復する保守サービス会社として選定する(S20)。
次に障害原因推定手段216は、複写機30から送られた障害情報に含まれる障害記録情報に基づいて、前述の障害識別情報224を参照し、障害の推定原因の情報を取得する(S21)。
次に作業者派遣指示手段217は、保守サービス会社Aの端末装置(端末装置40〜40のいずれか)に、顧客Aのもとへ作業者を派遣する指示の情報を送信する(S22)。この指示は電子メールの形式で通信部23及び通信ネットワーク1を介して送信され、その電子メールには、顧客Aの所在地の情報や複写機30から送られた障害情報及び識別情報、及びステップS21で取得した障害の推定原因の情報が含まれる。
一方、ステップS19で、保守サービス会社Aの派遣可能時間帯に現時点が含まれないと判定した場合(S19;No)、事業者選択手段215は、ステップS15で抽出した保守サービス会社のうち、保守サービス会社A以外の保守サービス会社の派遣可能時間帯の情報を基に、現時点で作業者の派遣が可能な保守サービス会社があるかを判定する(S23)。
現時点で作業者の派遣が可能な保守サービス会社があれば(S23;Yes)、その保守サービス会社(複数存在する場合には、顧客の所在地に最も近い保守サービス会社)を複写機30に発生した障害を修復する保守サービス会社として選定する(S24)。その後、障害原因推定手段216及び作業者派遣指示手段217が前述のステップS21及びステップS22の処理を実行し、処理を終了する。
また、現時点で作業者の派遣が可能な保守サービス会社がない場合(S23;No)、又は現時点がステップS14で取得した作業可能時間帯に含まれない場合(S17;No)には、事業者選択手段215は、次に作業可能時間帯に入る時刻(例えば、翌日の顧客の営業開始時刻)に作業者を派遣可能な保守サービス会社が存在するかを判定する(S25)。存在すると判定した場合(S25;Yes)、事業者選択手段215は、その保守サービス会社(複数存在する場合には、顧客Aの所在地に最も近い保守サービス会社)を複写機30に発生した障害を修復する保守サービス会社として選定する(S26)。その後、障害原因推定手段216及び作業者派遣指示手段217が前述のステップS21及びステップS22の処理を実行し、処理を終了する。
一方、次に作業可能時間帯に入る時刻に作業者を派遣可能な保守サービス会社が存在しない場合(S25;No)、事業者選択手段215は、ステップS15で抽出した保守サービス会社の派遣可能時間帯に基づいて、最も早い時間に作業者を派遣可能な保守サービス会社を複写機30に発生した障害を修復する保守サービス会社として選定する(S27)。その後、障害原因推定手段216及び作業者派遣指示手段217が前述のステップS21及びステップS22の処理を実行し、処理を終了する。
(具体例)
図6は、上記のフローチャートに示す処理に基づいて保守サービス会社を選択する具体例を示す説明図である。この図に示す例では、顧客Aの作業可能時間帯が8時30分から17時、保守サービス会社Xの派遣可能時間帯が10時から18時、保守サービス会社Yの派遣可能時間帯が9時から16時であるものとする。
受付手段211が時刻T10(8:15)に顧客Aの複写機30から障害情報及び識別情報を受け付けた場合、この時刻は顧客Aの作業可能時間帯ではなく(作業可能時間帯に含まれず)、また保守サービス会社X,保守サービス会社Yともに未だ派遣可能時間帯ではない。このため、事業者選択手段215は、図4に示したフローチャートのステップS17,ステップS25,ステップS27の処理により、障害情報の受け付け時以降で顧客Aの作業可能時間帯と派遣可能時間帯が重複する時刻が最も早く訪れる保守サービス会社Y(時刻T11(9:00)に作業可能時間帯と派遣可能時間帯が重複)を選択する。
なお、顧客Aの作業可能時間帯以外の時間で障害が発生する場合としては、複写機の点検作業時に障害が発生した場合や、消耗品の交換作業時に障害が発生した場合等が考えられる。
また、受付手段211が時刻T(12:00)に顧客Aの複写機30から障害情報及び識別情報を受け付けた場合、時刻Tは顧客Aの作業可能時間帯であり、また保守サービス会社X及び保守サービス会社Yともに派遣可能時間帯であるので、事業者選択手段215は、図4に示したフローチャートのステップS17からステップS20の処理により、顧客Aの所在地に近い方の保守サービス会社を選定する。
また、受付手段211が時刻T(16:30)に顧客Aの複写機30から障害情報及び識別情報を受け付けた場合、時刻Tは顧客Aの作業可能時間帯であり、保守サービス会社Xは派遣可能時間帯であるが、保守サービス会社Yは派遣可能時間帯ではない。従って、事業者選択手段215は、図4に示したフローチャートのステップS17からステップS20,ステップS23及びステップS24の処理により、保守サービス会社Xを選定する。
また、受付手段211が時刻T40(17:30)に顧客Aの複写機30から障害情報及び識別情報を受け付けた場合、保守サービス会社Xは派遣可能時間帯であるが、時刻T40は顧客Aの作業可能時間帯ではない。次に顧客Aの作業可能時間帯に入るのは翌日の8:30であるので、事業者選択手段215は、図4に示したフローチャートのステップS17,ステップS25,ステップS27の処理により、この時刻(8:30)以降で最も早い時刻(時刻T41(9:00))に派遣可能時間帯に入る保守サービス会社Yを選定する。
以上の処理により、選定された保守サービス会社に作業者派遣支援装置2から作業者派遣の指示情報が伝達されると、その保守サービス会社は顧客Aに作業者を派遣し、その作業者が障害の推定原因の情報を参照して複写機30の修復作業を行う。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る作業者派遣支援装置2の構成例を示す。本実施の形態に係る作業者派遣支援装置2は、図3に示した第1の実施の形態に係る作業者派遣支援装置2に対し、制御部21に稼動記録収集手段218が追加され、記憶部22に稼動記録情報225が追加されており、その他の構成は共通する。
第1の実施の形態では、作業可能時間帯取得手段213が、顧客情報222を参照し、予め登録された顧客の作業可能時間帯の情報を取得したが、本実施の形態では、稼動記録収集手段218が記憶部22に記憶した複写機30〜30の稼動記録情報225に基づいて顧客の作業可能時間帯の情報を取得する。以下、本実施の形態に係る稼動記録収集手段218及び作業可能時間帯取得手段213の動作について説明する。
稼動記録収集手段218は、各複写機30〜30の動作監視部33から、障害の発生の有無に関わらず、画像読取部31及び画像形成部32の稼動状況を示す稼動記録情報を、通信部34及び通信ネットワーク1を介して収集する。各複写機30〜30からの稼動記録情報の収集は、定期的(例えば1日に1回)行われる。
この稼動記録情報には、印刷枚数や用紙サイズ、白黒又はカラーの種別等、画像読取部31及び画像形成部32が行った処理の内容を示す情報がその処理を行った日付及び時刻の情報と共に記録されている。稼動記録収集手段218は、収集した稼動記録情報を稼動記録情報225に記憶する。稼動記録情報225に記憶された稼動記録情報は、所定の日数(例えば2週間)に亘って保存される。
作業可能時間帯取得手段213は、顧客の作業可能時間帯の情報を取得する際に、稼動記録情報225を参照し、過去の同じ曜日における稼動記録情報に基づいてその顧客の作業可能時間帯を推定し、取得する。例えば、過去の月曜日の午前8時から午後5時までの間に画像読取部31及び画像形成部32が行った処理の内容を示す情報が存在し、他の時間帯には存在しない場合には、その顧客の月曜日の作業可能時間帯は午前8時から午後5時までと推定する。
本実施の形態によれば、稼動記録収集手段218が収集した各複写機30〜30の稼動記録情報に基づいて、作業可能時間帯取得手段213が顧客の作業可能時間帯を取得する。このため、各顧客の作業可能時間帯の情報を調査して登録しておく必要がなく、また、顧客の営業時間等が変更されて作業可能時間帯が変わっても、その作業可能時間帯に応じた保守サービス会社の選択が行われる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、事業者選択手段215が選定した保守サービス会社に、作業者派遣指示手段217が作業者を派遣する指示の情報を送信して処理を終了していた。本実施の形態では、保守サービス会社に作業者を派遣する指示の情報を送信した後、その保守サービス会社から作業者不在等により派遣要請に応じることができない旨の連絡が端末装置を介して作業者派遣支援装置2にあった場合には、その保守サービス会社以外の保守サービス会社の中から上記の手順に従って再度、事業者選択手段215が選択処理を行い、保守サービス会社を選定する。そして、選定された保守サービス会社に作業者派遣指示手段217が作業者を派遣する指示の情報を送信する。このため、最終的に選定された、作業者の派遣を最も早い時期に行うことのできる保守サービス会社から作業者が派遣される。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせ、又は一部の構成要素を省き若しくは簡略化することができる。
例えば、作業者派遣指示手段217が行う保守サービス会社への作業者派遣の指示は、電子メールによるものに限らず、ファクシミリや自動音声による電話の通話により行ってもよい。また、この保守サービス会社への指示は作業者派遣支援装置2が自動的に行うものではなく、事業者選択手段215の選択結果がLCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面に表示されるように作業者派遣支援装置2を構成し、オペレータが保守サービス会社への連絡を行うようにしてもよい。
上記実施の形態で用いるプログラムの一部又は全部をハードウェアによって構成してもよい。上記実施の形態で用いるプログラムは、ネットワークから情報処理装置内の記憶部にダウンロードしてもよいし、CD−ROM等の記憶媒体から情報処理装置内の記憶部に取り込んでもよい。
1・・・通信ネットワーク、2・・・作業者派遣支援装置、20・・・コンピュータ、21・・・制御部、22・・・記憶部、23・・・通信部、31・・・画像読取部、32・・・画像形成部、33・・・動作監視部、34・・・通信部、100・・・作業者派遣支援システム、211・・・受付手段、212・・・判定手段、213・・・作業可能時間帯取得手段、214・・・派遣可能時間帯取得手段、215・・・事業者選択手段、216・・・障害原因推定手段、217・・・作業者派遣指示手段、218・・・稼動記録収集手段、220・・・作業者派遣支援プログラム、221・・・障害判別情報、222・・・顧客情報、223・・・保守サービス会社情報、224・・・障害識別情報、225・・・稼動記録情報、30〜30・・・複写機、40〜40・・・端末装置

Claims (4)

  1. 障害が発生した機器からその機器を識別する識別情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた識別情報を基に、前記機器の設置場所で前記障害の修復作業が可能な作業可能時間帯の情報を取得する第1の取得ステップと、
    複数の事業者毎に、前記事業者から作業者を派遣可能な派遣可能時間帯の情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記取得された前記作業可能時間帯の情報、及び前記取得された前記派遣可能時間帯の情報に基づいて、前記複数の事業者の中から前記修復作業を行う事業者を選択する選択ステップとをコンピュータに実行させるための作業者派遣支援プログラム。
  2. 前記選択ステップは、その処理の時点が前記作業可能時間帯に含まれない場合又は前記複数の事業者毎に取得した前記派遣可能時間帯の何れにも含まれない場合には、前記作業可能時間帯に前記派遣可能時間帯が重複するに至る時刻が最も早い事業者を選択する請求項1に記載の作業者派遣支援プログラム。
  3. 前記第1の取得ステップは、前記機器の稼動状態を示す稼動記録情報に基づいて前記作業可能時間帯の情報を取得する請求項1又は2に記載の作業者派遣支援プログラム。
  4. 障害が発生した機器からその機器を識別する識別情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた識別情報を基に、前記機器の設置場所で前記障害の修復作業が可能な作業可能時間帯の情報を取得する第1の取得手段と、
    複数の事業者毎に、前記事業者から作業者を派遣可能な派遣可能時間帯の情報を取得する第2の取得手段と、
    前記取得された前記作業可能時間帯の情報、及び前記取得された前記派遣可能時間帯の情報に基づいて、前記複数の事業者の中から前記修復作業を行う事業者を選択する選択手段とを有する作業者派遣支援装置。
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