JP2011036526A - 送風装置 - Google Patents

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列樹 中島
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Abstract

【課題】低消費電力で、かつ衣類が傷まないような送風装置を提供することを目的とする。
【解決手段】外枠2内に、横流ファン3と、前記横流ファン3を回転させる第1のモータ4と、風向を変えるルーバー5と、前記ルーバー5を動作させるための第2のモータ6と、前記風向及び風速を制御する制御装置7とを備え、制御装置7には、別の換気扇を動作させることができる換気連動端子9を備え、前記外枠2の上面には室内の空気を吸い込む吸い込み口10と、前記外枠2の前面に前記室内の空気を吸い込んだ空気を吹き出す吹出口12を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類等を乾燥させることができる送風装置に関する。
従来、この種の浴室を利用した衣類乾燥方法は、浴室内の空気を吸い込むための吸い込み口と、吸い込んだ空気を浴室内にもどす吹出口とを有する本体パネルとを備えて箱状に形成され、本体ケースの内部には、吸い込み口から空気を吸引して送風するための送風手段と、送風ファンが吸い込んだ空気を暖める加熱手段とを備え、浴室外の空気と浴室内の空気とを入れ換える換気手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の浴室を利用した衣類乾燥方法について、説明をする。
換気手段及び循環加熱手段を具備した浴室を利用して、換気手段によって浴室内へ流入される空気の温度及び湿度をセンサにより測定する。浴室内の空気の温度及び湿度をセンサにより測定する。上記で測定された、浴室内外の温度及び湿度の測定値と浴室の気積とから、換気量の関数として換気時の浴室内の温度及び湿度を計算する。
浴室内への吊り下げられた衣類付近の風速を測定し上記で算出した温度、湿度及び風速から換気量の関数として換気時の乾燥量の代用値を求め、この代用値が最大となる換気量を求め、換気手段により換気量を調整することにより浴室内外の温度、湿度条件に対応した、乾燥時間が最短となるように換気量を実現できる。
特開平10−225598号公報
このような従来の衣類乾燥方法は、衣類を乾燥させようとした場合、浴室内の温度及び湿度条件をもとに乾燥量が最大となるように循環加熱手段の加熱量と換気手段の換気量を制御するので衣類乾燥時間が最短となるものであるが、加熱手段を用いて熱風を衣類に当てて乾燥させるため消費電力がかかり、また衣類が傷むという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものである、低消費電力で、かつ衣類が傷まないような送風装置を提供することを目的とする。
本発明の送風装置は、上記目的を達成するために、外枠内に、横流ファンと、前記横流ファンを回転させる第1のモータと、風向を変えるルーバーと、前記ルーバーを動作させるための第2のモータと、前記風向及び風速を制御する制御装置とを備え、制御装置には、別の換気扇を動作させることができる換気連動端子を備え、前記外枠の上面には室内の空気を吸い込む吸い込み口と、前記外枠の前面に前記室内の空気を吸い込んだ空気を吹き出す吹出口を備えた送風装置であって、前記制御装置により室内の衣類に吸い込んだ空気を吹き当て、衣類の乾燥を促進するために、換気連動端子に接続されている換気装置を動作させるものである。
また、他の手段は、ファンに強弱機能とファンを制御する制御装置にタイマー機能を備え、前記タイマー機能で設定された任意の時間強運転を行い、タイマー時間終了後ある一定時間弱運転するものである。
また、他の手段は、第1のモータをDCモータにするものである。
また、他の手段は、ルーバーの動作時間をルーバーの吹き出し方向に応じて可変にするものである。
また、外枠内の前記吹出口の付近に静電霧化装置を備え、静電霧化装置で発生させたイオンを吸い込んだ空気にのせて衣類に吹き当てるものである。
また、室内の空気を吸い込む吸い込み口に温度検出装置を備えるものである。
また、涼風モードを備え、涼風モードに設定された場合は、ルーバーの動作をある一定の角度で停止することができるものである。
また、お知らせ手段を備え、乾燥が終了したことを報知するものである。
また、人感検出手段を備えるものである。
また、涼風モードに設定した場合、前記温度検出装置と前記人感検出手段との結果に基づいて前記ファンモータの運転状態を制御するものである。
また、リモートコントロールを備えるものである。
また、吸い込み口にフィルターを取り付けるものである。
また、湿度検知手段を備え、タイマー終了後に湿度検知手段の値が所定の値より低い場合はファンを止めるものである。
また、メンテナンススイッチを備え、送風装置をメンテナンスする場合、ルーバーを閉状態にして、モータと静電霧化装置を運転させものである。
本発明によれば、外枠内に、横流ファンと、前記横流ファンを回転させる第1のモータと、風向を変えるルーバーと、前記ルーバーを動作させるための第2のモータと、前記風向及び風速を制御する制御装置とを備え、制御装置には、別の換気扇を動作させることができる換気連動端子を備え、前記外枠の上面には室内の空気を吸い込む吸い込み口と、前記外枠の前面に前記室内の空気を吸い込んだ空気を吹き出す吹出口を備えた送風装置であって、前記制御装置により室内の衣類に吸い込んだ空気を吹き当て、衣類の乾燥を促進するために、換気連動端子に接続されている換気装置を動作させることにより、衣類をヒータ無しに最短で乾燥させることができ、低消費電力で、かつ、衣類が傷まないような衣類乾燥できるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、ファンに強弱機能とファンを制御する制御装置にタイマー機能を備え、前記タイマー機能で設定された任意の時間強運転を行い、タイマー時間終了後ある一定時間弱運転することにより、乾燥した衣類に再度湿度の吸着を防止することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、第1のモータをDCモータにすることで消費電力を更に低減することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、ルーバーの動作時間をルーバーの吹き出し方向に応じて可変にすることができるため、衣類にむらなく風を当てることができ均一に乾燥させることができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、外枠内の吹出口の付近に静電霧化装置を備え、静電霧化装置で発生させたイオンを吸い込んだ空気にのせて衣類に吹き当てることができるため、衣類および室内を除菌することができるとういう効果のある送風装置を提供することができる。
また、室内の空気を吸い込む吸い込み口に温度検出装置を備えることができるため、温度から夏もしくは判断するころができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、涼風モードを備え、涼風モードに設定された場合は、ルーバーの動作をある一定の角度で停止することができるため、送風装置を扇風機の変わりに使用することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、お知らせ手段を備え、乾燥が終了したことを報知することができるため、送風装置使用者に衣類が乾燥したことを知らせることができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、人感検出手段を備えることができるため、人を安易に検知できるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、涼風モードに設定した場合、前記温度検出装置と前記人感検出手段との結果に基づいて前記ファンモータの運転状態を制御することができるため、冬場等の冷風感をなくすことができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、リモートコントロールを備えることができるため、高所に取り付けられた場合においても簡単に操作ができ、かつ、送風装置使用者に操作するための危険を回避することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、吸い込み口にフィルターを取り付けることができるため、フィルターを設けたことにより、吹出口から清浄な空気を吹き出すとともに、室内の塵埃を除去することができるため、衣類に塵埃の付着を防止することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、湿度検知手段を備え、タイマー終了後に湿度検知手段の値が低い場合はファンを止めることができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、メンテナンススイッチを備え、送風装置をメンテナンスする場合、ルーバーを閉状態にして、モータと静電霧化装置を運転させることができるため、送風装置に備えている横流ファン及びフィルターを自動でメンテナンスできる商品を提供する。
本発明の実施の形態1の送風装置を示す内部断面図 本発明の実施の形態1の位置関係図 本発明の実施の形態1のリモートコントロール図 本発明の実施の形態1のフローチャート 本発明の実施の形態2の送風装置を示す内部断面図 本発明の実施の形態2のフローチャート 本発明の実施の形態3の送風装置を示す内部断面図 本発明の実施の形態3のリモートコントロール図 本発明の実施の形態3のフローチャート 本発明の実施の形態4のリモートコントロール図 本発明の実施の形態4のフローチャート
本発明の請求項1記載の送風装置は、外枠内に、横流ファンと、前記横流ファンを回転させる第1のモータと、風向を変えるルーバーと、前記ルーバーを動作させるための第2のモータと、前記風向及び風速を制御する制御装置とを備え、制御装置には、別の換気扇を動作させることができる換気連動端子を備え、前記外枠の上面には室内の空気を吸い込む吸い込み口と、前記外枠の底面に前記室内の空気を吸い込んだ空気を吹き出す吹出口を備えた送風装置であって、前記制御装置により室内の衣類に吸い込んだ空気を吹き当て、衣類の乾燥を促進するために、換気連動端子に接続されている換気装置を動作させることとしたものであり、換気連動端子に接続されている換気装置を連動させるということで、衣類をヒータ無しに最短で乾燥させることができる作用を有する。
また、ファンに強弱機能とファンを制御する制御装置にタイマー機能を備え、前記タイマー機能で設定された任意の時間強運転を行い、タイマー時間終了後ある一定時間弱運転させることとしたものであり、タイマー運転終了後、ある一定時間弱運転で運転させて、乾燥した衣類に湿度の吸着を防止することができるという作用を有する。
また、第1のモータをDCモータにすることとしたものであり、第1のモータをDCモータにすることで、更に消費電力を削減することができる作用を有する。
また、ルーバーの動作時間をルーバーの吹き出し方向に応じて可変にすることとしたものであり、衣類の間に所定の風量の空気を送風してむら無く衣類を乾燥させる作用を有する。
また、外枠内の前記吹出口の付近に静電霧化装置を備え、静電霧化装置で発生させたイオンを吸い込んだ空気にのせて衣類に吹き当てることとしたものであり、静電霧化装置から微細水マイナスイオンを発生させ、衣類に当てるとともに、室内全体に供給して、衣類および室内を除菌することができるという作用を有する。
また、室内の空気を吸い込む吸い込み口に温度検出装置を備えることとしたものであり、室内の温度を測定して、季節(夏・冬)を判断できるという作用を有する。
また、涼風モードを備え、涼風モードに設定された場合は、ルーバーの動作をある一定の角度で停止するこことしたものであり、ルーバーの動作をある一定の角度で停止して、扇風機として使用することができるという作用を有する。
また、お知らせ手段を備え、乾燥が終了したことを報知することとしたものであり、お知らせ手段を用いて報知して、送風装置使用者に衣類が乾燥したことをお知らせすることができる作用を有する。
また、人感検出手段を備えることとしたものであり、人感検出手段を用いて、人の存在を検知して、送風装置の運転を制御することができる作用を有する。
また、涼風モードに設定した場合、前記温度検出装置と前記人感検出手段との結果に基づいて前記ファンモータの運転状態を制御することとしたものであり、温度検知手段と人感検出手段を用いて運転を制御することができる作用を有する。
また、リモートコントロールを備えることとしたものであり、リモートコントロールを用いて本体を操作して、冬場等の冷風感をなくすことができる作用を有する。
また、吸い込み口にフィルターを取り付けることとしたものであり、吸い込み口にフィルターを取り付け、塵埃を除去することができる作用を有する。
また、湿度検知手段を備え、タイマー終了後に湿度検知手段の値が所定の値より低い場合は、ファンを止めることとしたものであり、湿度の高い時は弱運転、湿度の低い時は停止とする制御を湿度検知手段を用いて制御することができる作用を有する。
また、メンテナンススイッチを備え、送風装置をメンテナンスする場合、ルーバーを閉状態にして、モータと静電霧化装置を運転させて、送風装置1内部をメンテナンスすることができる作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の送風装置の一例として、建物内の脱衣室の壁面に設けられた送風装置を例にとり説明する。
図1、図2、図3に示すように、送風装置1の外枠2内に、横流ファン3(例えばクロスフローファン:クロスフローファンとは、径が比較的小さく横に長いファンをもち、ファンの長さの幅の静かな層流となり、静圧が低く大きな風量を得るファンである。)と、横流ファン3を回転させる第1のモータ4(例えば、このモータは、交流モータであり回転を可変できるものである)と、風向を変えるルーバー5と、ルーバーを動作させるための第2のモータ6(例えば、ステッピングモータ)と、風向及びモータの速度を制御する制御装置7と、制御装置7には、送風装置1を外部から動作させるための受光部8(例えば、受光素子)と、別の換気装置を動作させることができる換気連動端子9を備えた送風装置1であって、外枠2の上面に室内の空気を吸い込む吸い込み口10と、吸い込み口10には、室内の汚れた空気をきれいにするフィルター11と、外枠2の前面に室内の空気を吸い込んだ空気を吹き出す吹出口12を設け、吹出口12の中央部に静電霧化装置13を設ける構成とする。
ここで、静電霧化装置13は微細水マイナスイオンを放出する放出部14を備え、放出された微細水マイナスイオンは、外枠2の上面から吸込んだ空気を、吹出口12から吹出す空気にのせて衣類に当てる構成とする。
また、送風装置1と衣類の関係を示す図を図2に示す。図2に示すように、一般の脱衣室15の高さは、床から天井までが2100mmで構成されており、送風装置1は、送風装置1の中心が住宅の天井から約200mmの場所に設置され、乾燥させたい衣類は、脱衣室15の床面から1800mmの高さ条件と送風装置1からの距離は、衣類を乾しているハンガーの中心約300mmの位置に衣類を干し、送風装置1のルーバー5は最大約80°動作するものである。また、衣類を乾しているハンガーの中心と送風装置1の底面とは並行になる関係が望ましい。但し、平行にならない場合においても、衣類の乾きに差異はなく、その効果は同じものである。
また、換気連動端子9に接続された換気装置16は、送風装置1から吹出した空気を衣類に当てることなく換気する場所(ショートサーキット)しない位置ならば、どこに設置してもよい。本実施の形態においては、送風装置1の対面に設置する構成とする。
また、図3に示すように送風装置1を外部から動作させることができるリモートコントロール(リモコン17)を備え、このリモコン17と送風装置1は赤外通信できる構成で、リモコン17からの指示で送風装置1は動作する構成とする。
また、リモコン17は、乾燥運転、切タイマー、静電霧化装置の運転・停止、また送風装置を強制で止めることができる運転・停止、換気装置16の運転・停止を単独で操作でき、切タイマーの設定は、例えば1時間−12時間設定できるものである。
上記構成において、送風装置1の動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。
送風装置1の使用者が、リモコン17で乾燥モード、切タイマー時間を6時間でセットして送信すると、送風装置1に設置されている受光部8が信号を受信し、制御装置7に備えているマイクロコンピュータ(図示せず)が受光部8からの指示を受けて、第2のモータ6に動作を指示し、ルーバー5の動作を開始すると同時に換気連動の指示を出し換気装置16(換気回数5回/hの能力)は動作を開始する。ルーバー5が動作すると第1のモータ4は強運転(例えば、風速1.5m/s)で運転を開始し始める。第1のモータ4が強運転を開始すると横流ファン3が回転し、外枠2の上面の吸い込み口10からフィルター11を通して室内に空気を吸い込み、吸込んだ空気を外枠2の前面から吹出口12から室内へ吹き出し、室内の衣類に吸込んだ空気を吹き当てる。
ルーバー5は、常に動作しているものであり、送風装置1と衣類は図2に示すような関係であり、送風装置1と衣類の中心位置は水平距離にして約300mmとし、送風装置1の吹出口12の位置は、水平方向に吹き出した場合に衣類の上方の空間に吹き出し、下方に向けて吹き出した場合に送風装置1側の面する衣類の端部側に送風するように配置する。
そして、乾燥対象の衣類に対して、略斜め上方から送風するように配置する。
また、この衣類は、送風装置1の前面側に一度に多数を平行に吊るして乾燥を行うものである。つまり、多数の衣類を5cmから10cmの間隔に吊るして乾燥を行うものである。
そこで、ルーバー5が天井面(上側)に動作する場合、図2のA点の位置、すなわち衣類の上方であって、送風装置1からみて向こう側の点の位置にルーバー5が近づく場合は、衣類間を空気が通過する距離が短くなるので、ルーバー5の動作を通常(例えば、1ノッチ)の速度で運転する。
また、ルーバー5が天井面の稼動動作範囲まで動作し、図2のB点の位置に向けて、すなわち送風装置1からみて対角側に位置する衣類のすそ部分に向けてルーバー5が動作した場合は、衣類間を空気が通過する距離がもっとも長くなるので、ルーバー5の動作を通常より遅く(例えば、3ノッチ)して衣類には十分に(例えば、風速1.5m/S)風が当たるように制御する。
また、ルーバー5がBの位置を通過し、C点の位置に向けて、すなわち送風装置1からみて手前側の衣類のすそ部分に向けてルーバー5が動作した場合には再び、衣類間を空気が通過する距離が短くなるので、ルーバー5の動作を通常より少し遅く(2ノッチ)して衣類に風が当たるように制御する。
このように動作をすることで、衣類には、常に(例えば、風速1.5m/S)所定の風速があたるようにして衣類の間に所定の風量の空気を送る制御をする構成としている。
さらにルーバー5が床面(下側)に向かって動作する場合は、衣類の周りの空気を移動させるために、ルーバー5の動作を通常より速くする。この場合送風する空気は、衣類に当たることが少ないので、短い時間の送風でも空気の移動を促進させることができる。
このように、ルーバー5の動作時間をルーバー5の吹き出し方向に応じて可変にすることで、多数の衣類を5cmから10cmといった短い間隔で吊るしても、そこに空気を送風して衣類の間にも所定の風量の空気を送風することができて、むら無く衣類を乾燥させることができる。特に衣類と衣類の間に溜まった湿気の多い空気を排出させることができ、乾燥を促進させることができる。
切タイマーが設定された時間終了すると、強運転から弱運転に第1のモータ4の運転を変更し、ある一定時間(例えば、1時間)運転後、第1のモータ4を停止する。
第1のモータ4が停止すると、マイクロコンピュータ(図示せず)は、弱運転が終了したことを受けて、衣類が乾燥したことをお客様に例えば、音声を用いて衣類が乾燥したことを知らせることとなる。
次に、切タイマーが9時間をセットした場合の動作を説明する。
乾燥モード、切タイマー時間を9時間にセットして送信すると、送風装置1に設置されている受光部8が信号を受信し、制御装置7に備えているマイクロコンピュータ(図示せず)が受光部8からの指示を受けて、第2のモータ6に動作を指示し、ルーバー5の動作を開始する。切タイマーが9時間にセットされているということなので、換気連動の指示は出さず、換気装置16は停止する。静電霧化装置13は、切タイマーが9時間に設定されたということで、強制的に微細水マイナスイオンの放出を開始する。ルーバー5が動作すると第1のモータ4は強運転(例えば、風速1.5m/s)で運転を開始し始める。第1のモータ4が強運転を開始すると横流ファン3が回転し、外枠2の上面の吸い込み口10からフィルター11を通して室内に空気を吸い込み、吸込んだ空気を外枠2の前面から静電霧化装置13から微細水マイナスイオンを発生させ、吹出口12から散布させた微細水マイナスイオンを室内へ吹き出し、室内の衣類に吸込んだ空気を吹き当てるとともに、室内全体に供給する。
以上のような本発明の実施の形態1の送風装置1によれば、ヒータ等の熱源を用いず送風のみで衣類の乾燥を行うため、低消費電力でかつ衣類が傷まないような衣類乾燥ができることとなる。そして、一般の浴室換気乾燥機のように電気ヒータを用いて乾燥をさせるものに比べて、消費電力を1/30に抑えることができる。また、コンプレッサーを用いて除湿をする乾燥装置に比べても消費電力を1/10に抑えることができる。
また、本実施の形態では、第1のモータ4は交流モータ使用しているがDCモータにすることで消費電力を更に低減することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
また、換気装置16と連動させることで、更に衣類を短い時間で乾燥することができる。
また、時間をかけて衣類を乾燥させた場合、静電霧化装置13で発生させた微細水マイナスイオンを衣類、室内に放出することによりいやなにおい消し、除菌することができる。
本発明中の中に記載されている横流ファンを回転させるモータを交流モータを用いて説明したが、直流モータを用いても同じ効果が得られる。
また、本発明の中に記載されている静電霧化装置13を切タイマーによって使いわけをしたが、送風装置1使用者が常に静電霧化装置13を運転させても、更に効果は向上する。
また、換気装置16を換気連動端子を用いて接続したが、電波、赤外線等を用いたとしても同じ効果以上のものが得られることとなる。
また、換気装置16を別の換気装置で実現したが、送風装置1の内部に換気機能を持ちショートサーキットを起こさない位置に配置することができれば同じ効果以上のものが得られることとなる。
また、本実施の形態では、第1のモータ4は交流モータ使用しているがDCモータにすることで消費電力を更に低減することができるという効果のある送風装置を提供することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2について、図5を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同様の構成要素についてはその説明を省略する。
制御装置7に、脱衣室の湿度が検知できる湿度検知手段18を備える構成とする。湿度検知手段とは、例えば湿度センサで、湿度センサは、高分子型が主で抵抗値の変化を電圧変換して相対的に出力するものが一般的である。
上記構成において、送風装置1の動作を図6に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、実施の形態1と同じ動作のところは、説明を省略する。
制御装置7に備えている湿度検知手段18が、乾燥モードの運転を開始するのと同時にマイクロコンピュータ(図示せず)に湿度の値を入力する。
切タイマーで設定されている時間が終了すると、室内の湿度の状況を確認し、湿度が高湿(例えば80%)以上の場合は、切タイマーをある一定時間(弱運転)で第1のモータ4を運転さる。また、湿度が低湿(例えば、80%以下)の場合は、切タイマーが設定された時間を終了すると、第1のモータ4を弱運転させることなく、第1のモータ4を停止することとなる。
以上のような本発明の実施の形態2の送風装置1によれば、室内の湿度が低い場合は送風装置1を直ぐに停止することができるため、消費電力を更に削減することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、図7を参照しながら説明する。なお実施の形態1と同様の構成要素についてはその説明を省略する。
室内の空気を吸い込む吸い込み口10に室内の温度を検出する温度検知手段19を備え、外枠2の前面には、人を検出することができる人感検出手段20を備える構成とする。
温度検知手段とは、例えばサーミスタで、サーミスタは、抵抗値の変化を電圧変換して出力するものが一般的である。
人感検出手段20の構成は、人体の放射される熱線を検知する熱線と、熱線の信号を増幅する増幅器(例えばオペアンプ)と検知領域からの熱線を熱線に集光する受光レンズとの組み合せ)である。
また、図8に示すように、リモコン17に涼風モードを備える構成とし、涼風モードが選定された場合は、ルーバー5はある一定の位置で固定するものである。
上記構成において、送風装置1の動作を図9に示すフローチャートを用いて説明する。
送風装置1の使用者が、リモコン17で涼風モードをセットして送信すると、送風装置1に設置されている受光部8が信号を受信し、制御装置7に備えているマイクロコンピュータ(図示せず)が受光部8からの指示を受けて、涼風モードとなる。涼風モードになると温度検知手段19の検知結果と人感検出手段20の検知結果が入力される。人感検出手段20が人の存在を確認できた場合は、人が在室していると判断し、次のステップ温度検出に移行する。温度検知手段19の温度検出結果を確認し、検出温度が例えば28℃で検出すると、温度の情報がマイクロコンピュータ(図示せず)に入力され、温度の結果から季節を夏とマイクロコンピュータが判断する。季節が夏と判断すると、第2のモータ6に動作を指示し、ルーバー5の動作を開始する。ルーバー5は、予め設定された角度(例えば、45℃)で停止し、第1のモータ4は強運転で運転を開始し始める。第1のモータ4が運転を開始すると、横流ファン3が回転し、外枠2の上面の吸い込み口10からフィルター11を通して室内に空気を吸い込み、吸込んだ空気を外枠2の前面から吹出口12から室内へ吹き出し、人の存在が確認できたエリアに吸込んだ空気を吹き当てる。
また、温度検知手段19が例えば15℃で人感検出手段20の監視領域に人の存在が確認できた場合は、季節が冬と判断して、人の存在の有無に関わらず送風装置1を停止することとなる。
また、15℃−28℃の間は、送風装置1使用者が任意で設定できるものとする。
温度検知手段19で検知した温度を元に季節判断をしたがスイッチ等で判断したとしても同じ効果が得られる。また、本特許では、28℃を夏、15℃を冬と判断したが、送風装置1使用者が任意で変えられるものとする。
以上のような本発明の実施の形態3の送風装置1によれば、涼風モードに設定した場合、涼風モードに設定した場合、前記温度検出装置と前記人感検出手段との結果に基づいて前記ファンモータの運転状態を制御することができるため、夏場には、扇風機の代わりに使用することができ、また冬場等の冷風感をなくすことができる。
(実施の形態4)
実施の形態4について、図9を参照しながら説明する。なお実施の形態1と同様の構成要素についてはその説明を省略する。
リモコン17にメンテナンスモードを備える構成とする。
上記構成において、送風装置1の動作を図10に示すフローチャートを用いて説明する。
送風装置1の使用者が、リモコン17でメンテナンスモードをセットして送信すると、送風装置1に設置されている受光部8が信号を受信し、制御装置7に備えているマイクロコンピュータ(図示せず)が受光部8からの指示を受けて、メンテナンスモードとなる。
メンテナンスモードになると、第2のモータ6に動作を指示し、ルーバー5の動作を開始し、ルーバー5は閉状態となる。
ルーバー5が閉状態になると、通常より弱い低風量で第1のモータ4が運転を開始し、静電霧化装置13から微細水マイナスイオンを発生させ、散布させた微細水マイナスイオンをルーバー5に吹き当て、送風装置内の横流ファン3及びフィルター11に吸込んだ空気を吹き当てる。
以上のような本発明の実施の形態4の送風装置1によれば、メンテナンスモードに設定した場合、ルーバー5を閉じて静電霧化装置13から発生したイオンを横流ファン3及びフィルター11に散布させることができるため、自動でメンテナンスできるとともに、室内の塵埃を除去した空気を衣類に吹き当てることができる。
本発明の送風装置は、室内に吊るした大量の衣類等に対して乾燥時間を短縮し、乾燥むらを防止する効果を有することから、洗濯乾燥室、サンルーム等においても適用することができる。また、工場作業場等の人または対象物が点在する箇所において、少ない空調機またはエネルギーで効率よく空調する空調システムにも適用することができる。
1 送風装置
2 外枠
3 横流ファン
4 第1のモータ
5 ルーバー
6 第2のモータ
7 制御装置
8 受光部
9 換気連動端子
10 吸い込み口
11 フィルター
12 吹出口
13 静電霧化装置
14 放出部
15 脱衣室
16 換気装置
17 リモコン

Claims (14)

  1. 外枠内に、横流ファンと、前記横流ファンを回転させる第1のモータと、風向を変えるルーバーと、前記ルーバーを動作させるための第2のモータと、前記風向及び風速を制御する制御装置とを備え、制御装置には、別の換気扇を動作させることができる換気連動端子を備え、前記外枠の上面には室内の空気を吸い込む吸い込み口と、前記外枠の前面に前記室内の空気を吸い込んだ空気を吹き出す吹出口を備えた送風装置であって、前記制御装置により室内の衣類に吸い込んだ空気を吹き当て、衣類の乾燥を促進するために、換気連動端子に接続されている換気装置を動作させることを特徴とした送風装置。
  2. ファンに強弱機能とファンを制御する制御装置にタイマー機能を備え、前記タイマー機能で設定された任意の時間強運転を行い、タイマー時間終了後ある一定時間弱運転することを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  3. 前記第1のモータをDCモータにすることを特徴とした請求項1に記載の送風装置。
  4. ルーバーの動作時間をルーバーの吹き出し方向に応じて可変にすることを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  5. 前記外枠内の前記吹出口の付近に静電霧化装置を備え、静電霧化装置で発生させたイオンを吸い込んだ空気にのせて衣類に吹き当てることを特徴とした請求項1、2又は4記載の送風装置。
  6. 室内の空気を吸い込む吸い込み口に温度検出装置を備えることを特徴とした請求項1、2、3、4又は5記載の送風装置。
  7. 涼風モードを備え、涼風モードに設定された場合は、ルーバーの動作をある一定の角度で停止することができることを特徴とした請求項1又は3記載の送風装置。
  8. 前記お知らせ手段を備え、乾燥が終了したことを報知することを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  9. 人感検出手段を備えることを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6又は、8記載の送風装置。
  10. 前記涼風モードに設定した場合、前記温度検出装置と前記人感検出手段との結果に基づいて前記ファンモータの運転状態を制御することを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は11記載の送風装置。
  11. リモートコントロールを備えることを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  12. 吸い込み口にフィルターを取り付けることを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  13. 湿度検知手段を備え、タイマー終了後に湿度検知手段の値が所定の値より低い場合はファンを止めることを特徴とした請求項1記載の送風装置。
  14. メンテナンススイッチを備え、送風装置をメンテナンスする場合、ルーバーを閉状態にして、モータと静電霧化装置を運転させることを特徴とした請求項1記載の送風装置。
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