JP2011035785A - 無線通信システム、移動局装置および基地局装置 - Google Patents

無線通信システム、移動局装置および基地局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アピリオディックSRSの送信において、リソースオーバーヘッドを低減し、かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わない無線通信システム、移動局装置および基地局装置を提供する。
【解決手段】基地局装置と、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式でデータ信号を前記基地局装置に対して送信する移動局装置とから構成され、前記移動局装置から前記基地局装置に対してチャネル測定用の参照信号を送信する無線通信システムであって、前記チャネル測定用の参照信号は、前記基地局装置から前記移動局装置毎に割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて送信される。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信技術に関し、より詳細には、送信および受信する基地局装置、移動局装置を有する移動通信システムにおいて、MIMOに対応したサウンディング参照信号を効率よく送信する技術および、その受信技術に関する。
LTE上りリンクのMIMO適用に伴うSRSのオーバーヘッドを削減するために、非特許文献1および非特許文献2のような方法が提案されている。非特許文献1では、SRSにプレコーディングを行なうことにより、論理的な送信ポート数を削減することを提案している。具体的に、移動局装置のもつアンテナ数が4であったとき、これに3x4 の行列を乗算することでSRSに要するアンテナポート数、つまり直交するリソースの利用を3に削減することができる。予め最適なランクやプレコーダを基地局装置が分かっている場合には、この手法によってSRS系列の送信数を削減することができる。
非特許文献2では、SRSが足りない場合に、下りリンク制御チャネルで各移動局装置に送信される上りリンクリソース割り当て情報の中に、一度きりのSRS送信を指令する情報を含めることを提案している。ここで、1回の設定で2回(2サブフレーム)以上の周期的なSRS送信をピリオディックSRSと呼称し、1回の設定で1度(1サブフレーム)だけのSRS送信をアピリオディックSRSと呼称する。非特許文献2で提案するアピリオディックSRSの方法により、基地局装置がMIMO通信を行ないたいタイミングをトリガにしてSRSを送信することが可能であり、必要以上に周期的SRSリソースを移動局装置に割り当てることによるオーバーヘッドを削減することができる。
R1-091738, "Precoded SRS for LTE-Advanced", 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #57, San Francisco, USA, 4-8 May, 2009 R1-091879, "SRS Transmission Issues in LTE-A", 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #57, San Francisco, USA, 4-8 May, 2009
しかしながら、非特許文献1では、SRSの用途の一つである変調方式、符号化率を決定することを主眼に置いた方法であり、プレコーディングを行なって論理アンテナポート数を削減したSRSでは、ランクとプレコーダを算出することができない。よって、ランクとプレコーダを算出するためのSRSと、変調方式、符号化率を決定するためのSRSの2とおりの設定が必要になるという問題があった。
非特許文献2の方法は、SRSサブフレームの空きを有効利用して、1個のサブフレームで1度SRSを送信するが、SRSを利用しない場合にもそのリソースは確保されることになる。SRSを状況に応じていつでも送信できるようにするには、利用されていないSRS領域を多く確保しておく必要があり、柔軟性を高くするとオーバーヘッドが大きくなり、結果として当初目的としていたオーバーヘッド削減効果が小さくなるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、上記のアピリオディックSRSの送信において、リソースオーバーヘッドを低減し、かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わない無線通信システム、移動局装置および基地局装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の無線通信システムは、基地局装置と、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式でデータ信号を前記基地局装置に対して送信する移動局装置とから構成され、前記移動局装置から前記基地局装置に対してチャネル測定用の参照信号を送信する無線通信システムであって、前記チャネル測定用の参照信号は、前記基地局装置から前記移動局装置毎に割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて送信されることを特徴とする。
このように、チャネル測定用の参照信号は、基地局装置から移動局装置毎に割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて送信されるので、SRS(チャネル測定用の参照信号)を送信するためのリソース確保に関わるオーバーヘッドを低減することができる。かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わず、既存のLTEに対応した移動局装置との後方互換性も保たれ、LTEの無線物理構造をそのまま利用できることから、仕様に対するインパクトも軽減することができる。
(2)また、本発明の無線通信システムにおいて、前記基地局装置は、複数の移動局装置のそれぞれに対して、データ送信用チャネルを割り当て、第1の移動局装置は、データ復調に用いられるチャネル推定用の参照信号を前記基地局装置に対して送信し、第2の移動局装置は、前記第1の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信し、前記チャネル推定用の参照信号と、前記チャネル測定用の参照信号とは、相互に直交する系列であることを特徴とする。
このように、第2の移動局装置は、第1の移動局装置がチャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、チャネル測定用の参照信号を送信し、チャネル推定用の参照信号と、チャネル測定用の参照信号とは、相互に直交する系列であるので、SRSを送信するためのリソース確保に関わるオーバーヘッドを低減することができる。かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わず、既存のLTEに対応した移動局装置との後方互換性も保たれ、LTEの無線物理構造をそのまま利用できることから、仕様に対するインパクトも軽減することができる。
(3)また、本発明の無線通信システムにおいて、前記チャネル推定用の参照信号と、前記チャネル測定用の参照信号とは、CAZAC(Constant Amplitude and Zero-AutoCorrelation)系列に対して異なるサイクリックシフトを適用することにより生成されることを特徴とする。
このように、チャネル推定用の参照信号と、チャネル測定用の参照信号とは、CAZAC(Constant Amplitude and Zero-AutoCorrelation)系列に対して異なるサイクリックシフトを適用するので、DMRSを送信するSC−FDMAシンボルのみでSRSを送信することができる。
(4)また、本発明の無線通信システムにおいて、前記基地局装置は、上りリンク割り当て情報に付与した誤り検出用CRCビットに対して、予め決められたビット系列の排他的論理和を適用することによって、下りリンク制御チャネルで、前記第2の移動局装置に対して、前記第1の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信するよう通知することを特徴とする。
このように、基地局装置が、上りリンク割り当て情報に付与した誤り検出用CRCビットに対して、予め決められたビット系列の排他的論理和を適用するので、移動局装置A(第1の移動局装置)と移動局装置B(第2の移動局装置)のそれぞれに送信されるUL Grantの識別をすることができる。
(5)また、本発明の無線通信システムにおいて、移動局装置は、チャネル測定用の参照信号として、チャネル測定用の参照信号の直交符号系列をいずれかのSC−FDMAシンボルにマッピングし、送信アンテナに対して、チャネル測定用の参照信号の直交符号系列とSC−FDMAシンボルとを対応させて基地局装置に対して送信することを特徴とする。
このように、チャネル測定用の参照信号の直交符号系列とSC−FDMAシンボルとを対応させて基地局装置に対して送信するので、一つの移動局装置にのみ着目した手順で、SRSを送信するためのリソース確保に関わるオーバーヘッドを低減することができる。かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わず、既存のLTEに対応した移動局装置との後方互換性も保たれ、LTEの無線物理構造をそのまま利用できることから、仕様に対するインパクトも軽減することができる。
(6)また、本発明の無線通信システムにおいて、前記基地局装置は、複数の移動局装置のそれぞれに対して、データ送信用チャネルを割り当てると共に、前記移動局装置毎に、前記チャネル測定用の参照信号を送信するSC−FDMAシンボルと、前記チャネル測定用の参照信号の直交符号系列との組合せが異なるように割り当てることを特徴とする。
このように、移動局装置毎に、チャネル測定用の参照信号を送信するSC−FDMAシンボルと、チャネル測定用の参照信号の直交符号系列との組合せが異なるように割り当てるので、複数の移動局装置のSRSを同時に多重することができる。
(7)また、本発明の無線通信システムにおいて、前記チャネル測定用の参照信号の直交符号系列がマッピングされなかったSC−FDMAシンボルに、データ信号またはCQI(Channel Quality Indicator)をマッピングして、前記基地局装置へ送信することを特徴とする。
このように、チャネル測定用の参照信号の直交符号系列がマッピングされなかったSC−FDMAシンボルに、データ信号またはCQI(Channel Quality Indicator)をマッピングするので、SRS送信に割り当てられていないSC−FDMAシンボルを有効に活用することができる。
(8)また、本発明の移動局装置は、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式でデータ信号を基地局装置に対して送信する移動局装置であって、前記基地局装置から割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて、前記基地局装置に対して、チャネル測定用の参照信号を送信することを特徴とする。
このように、基地局装置から割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて、基地局装置に対して、チャネル測定用の参照信号を送信するので、移動局装置は、SRS(チャネル測定用の参照信号)を送信するためのリソース確保に関わるオーバーヘッドを低減することができる。かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わず、既存のLTEに対応した移動局装置との後方互換性も保たれ、LTEの無線物理構造をそのまま利用できることから、仕様に対するインパクトも軽減することができる。
(9)また、本発明の移動局装置において、他の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信し、前記チャネル推定用の参照信号と、前記チャネル測定用の参照信号とは、相互に直交する系列であることを特徴とする。
このように、他の移動局装置がチャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、チャネル測定用の参照信号を送信し、チャネル推定用の参照信号と、チャネル測定用の参照信号とは、相互に直交する系列であるので、移動局装置は、SRSを送信するためのリソース確保に関わるオーバーヘッドを低減することができる。かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わず、既存のLTEに対応した移動局装置との後方互換性も保たれ、LTEの無線物理構造をそのまま利用できることから、仕様に対するインパクトも軽減することができる。
(10)また、本発明の基地局装置は、(9)記載の移動局装置と無線通信を行なう基地局装置であって、上りリンク割り当て情報に付与した誤り検出用CRCビットに対して、予め決められたビット系列の排他的論理和を適用することによって、下りリンク制御チャネルで、前記移動局装置に対して、前記他の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信するよう通知することを特徴とする。
このように、基地局装置が、上りリンク割り当て情報に付与した誤り検出用CRCビットに対して、予め決められたビット系列の排他的論理和を適用するので、移動局装置は、移動局装置A(第1の移動局装置)と移動局装置B(第2の移動局装置)のそれぞれに送信されるUL Grantの識別をすることができる。
本発明に記載されたアピリオディックSRSの送信によると、SRSを送信するためのリソース確保に関わるオーバーヘッドを低減することができる。かつ、LTEの仕様から大きな変更を伴わず、既存のLTEに対応した移動局装置との後方互換性も保たれ、LTEの無線物理構造をそのまま利用できることから、仕様に対するインパクトも軽減することができる。
本発明の実施形態に係る基地局装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る基地局装置から移動局装置A、移動局装置BへSRSの設定が行なわれ、アピリオディックSRSが送信されることを想定したシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る基地局装置と移動局装置との間の処理および信号の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る基地局装置と移動局装置との間の処理および信号の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である(CQIと同時送信)。 本発明の第3の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である(データと同時送信)。 LTEにおけるSRSの送信の方法について具体的に示した図である。 LTEにおけるサウンディングサブフレームの詳細な構成を示す図である。 LTEにおけるSRSの送信方法を示す図である。
次世代セルラー移動通信の一方式として、国際的な標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)とGSM(Global System for Mobile Communications)を発展させたネットワークの仕様に関して検討が行なわれている。
3GPPでは、以前からセルラー移動通信方式について検討されており、第3世代セルラー移動通信方式として、W−CDMA方式が標準化された。また、通信速度を更に向上したHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)も標準化され、サービスが運用されている。現在、3GPPでは、第3世代無線アクセス技術の進化(Long Term Evolution:以下、「LTE」と呼ぶ)や、更なる通信速度の高速化へ向けたLTE Advanced(以下、「LTE-A」と呼ぶ)についても検討が行なわれている。
LTEにおける上りリンクデータの送信では、基地局装置から割り当てられたリソースに基づくSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースにした通信方式が採用されている。具体的には変調された送信信号はDFT(Discrete Fourier Transformation)により周波数領域の信号へと変換され、基地局装置により割り当てられた周波数リソースにマッピングされた後、IDFT(Inverse DFT)により時間領域の信号へと変換され基地局装置へと送信される。ここでは、上りリンクデータとは上位レイヤから渡され、物理層では各ビットの意味を解釈しないデータに対応し、トランスポートチャネルで定義されたUL−SCH(Uplink Shared Channel)と呼称することとする。実際に送信されるデータはUL−SCHに対して符号化などの処理が施されたものであり、基地局装置によって割り当てられたPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と呼ばれるデータ送信チャネルでこれが送信される。
LTEの上りリンクでは2本の送信アンテナから適応的に1本の送信アンテナを選択するアンテナスイッチングをサポートするだけであったが、LTE−Aでは、上りリンク方式の拡張として、MIMO(Multiple Input Multiple Output)による空間多重の適用が検討されており、UL−SCHのデータは空間多重されて複数の系列が送信される。ここで、UL−SCHに適用する符号化率、変調方式は、移動局装置から基地局装置に送信されるサウンディング参照信号(SRS: Sounding Reference Signal、チャネル測定用の参照信号)を元に算出される。SRSはこの用途のほかに、周波数スケジューリングの用途にも利用される。
図9は、LTEにおけるSRSの送信の方法について具体的に示した図である。基地局装置は、それと通信をする移動局装置全体との間にサウンディングサブフレームを設定し、具体的にはサウンディングサブフレームは基準サブフレームからのオフセットと周期が与えられる。サウンディングサブフレームは全移動局装置に対して共通であり、このサブフレームにおいてSRSが送信されることを意味する。
図10は、LTEにおけるサウンディングサブフレームの詳細な構成を示す図である。ただし、図10にはPUSCHの割り当てに利用できる帯域のみ記載しており、制御情報を送信するチャネルについては省略している。図10における縦軸は周波数軸であり、一つのブロックはサブキャリアを表す。LTEでは連続する12サブキャリアをまとめてリソース割り当て単位としており、これをリソースブロック(RB:Resource Block)と呼称している。一方横軸は時間軸であり、周波数領域を時間領域に変換し、サイクリックプレフィックスを付与する単位によって時間を分割している。これを1SC−FDMAシンボルと呼称する。
LTEでは連続する7SC−FDMAシンボルにより1スロットを構成し、2スロットをまとめて1サブフレームを構成する。サブフレームはLTEおよびLTE−Aにおける時間領域でのリソースの割り当て単位となっている。図10に示されるように、それぞれのSC−FDMAシンボルは異なる用途に利用することができ、SC−FDMAシンボル3番はデータ復調用の参照信号(DMRS: Demodulation Reference Signal(データ復調に用いられるチャネル推定用の参照信号))の送信のために利用される。スロット1番におけるSC−FDMAシンボル6番はSRSの送信のために利用される。それ以外のSC−FDMAシンボルはデータ送信用に利用される。ここで、DMRSおよびSRSは、他のユーザとの多重や、アンテナ識別のために直交符号が利用されており、LTEではCAZAC(Constant Amplitude and Zero-AutoCorrelation)系列を時間軸上でサイクリックシフトさせた系列が利用されている。
図11は、LTEにおけるSRSの送信方法を示す図である。基地局装置は、移動局装置ごとにSRSの送信に関する設定を行なう。ここで、設定とは、SRSサブフレームのうち、移動局装置が利用できるサブフレームの位置をオフセットと周期により設定することを表すと共に、SRSがサポートする帯域、1サブフレームにて送信されるSRS帯域幅、およびどのアンテナから送信されるかを表す。
具体的に図11を用いて説明すると、ここでは偶数サブフレームがSRSサブフレームとして設定されており、そのうち{4、8、12、16、20、24}サブフレームがこの移動局装置に割り当てられている。また、この移動局装置のSRSがサポートする帯域はシステム帯域幅の一部であるAであり、1回のSRS送信で帯域Aの幅の三分の一つまり帯域A1、A2、A3が予め決められた順序で送信される。また、この移動局装置は2本の送信アンテナを具備していることを想定しており、1サブフレームで一つのアンテナに対応したSRSを送信する。具体的にこの例においては、アンテナ#0、#1をそれぞれの送信タイミングで交互に送信するように設定される。
LTEでは以上のような手順によりSRSが送信されるが、LTE−AではMIMO空間多重をサポートするため、これにあわせたSRSの送信方式の変更が必要となる。具体的に、LTEでは基地局装置が知るべきであった送信アンテナに対応するチャネル情報は2であったが、LTE−Aでは最大4本の送信アンテナによる空間多重がサポートされるため、LTE−AにおいてSRSに要するオーバーヘッドは単純にLTEの2倍となり得る。さらに、LTE−AではSRSを利用してチャネルの状況に応じた空間多重数(ランク)を計算し、それに合わせた上りリンク通信を行なうことが望ましい。さらに上りリンク通信の品質を高めるためには送信信号をあらかじめ前処理して送信することが有効であるが、最適な前処理系列(プレコーダ)の算出もSRSを利用して行なう必要がある。つまり、LTE−AではLTEと比較して、さらに高頻度かつ高精度なSRSの送信を実現しなければならない。以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態による移動通信システムは、基地局装置と移動局装置とを有している。
図1は、本発明の実施形態に係る基地局装置の一構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態による基地局装置は、送信部110、スケジューリング部120、受信部130、およびアンテナ140を備えている。送信部110は、符号化部111、変調部112、マッピング部113、無線送信部114を備えている。また、スケジューリング部120は、下りリンク送信リソース情報制御部121、上りリンク送信リソース情報制御部122、ピリオディックSRS送信スケジュール制御部123、アピリオディックSRS送信スケジュール制御部124を備えており、受信部130は無線受信部131、SRS分離・算出部132、逆マッピング・復調処理部133を備えている。アンテナ140は、下りリンク信号の送信および上りリンク信号の受信に必要な数だけ備えられている。
基地局装置において生成された、各移動局装置に送信する下りリンクデータと、スケジューリング部120から出力される制御情報送信のためのスケジューリング情報は、符号化部111に入力され、それぞれがスケジューリング部120からの制御信号に従った符号化が施され符号化ビット列が出力される。スケジューリング部120からの制御信号とは符号化率を表す情報や、たとえばターボ符号、テイルバイティング畳み込み符号などの符号化方式を表すものである。また、複数の情報を組み合わせて符号化されてもよく、それぞれの情報が個別に符号化されてもよい。ここで、スケジューリング部120から提供される情報とは、アピリオディックSRSの送信に関する制御情報を含むことが特徴であり、たとえばPUSCHの割り当て情報、アピリオディックSRSの系列、送信するSC−FDMAシンボルの情報などが含まれた上りリンクリソース割り当て情報(UL Grant)のことを表す。
符号化部111の複数の出力ビット列は変調部112に入力され、それぞれがスケジューリング部120からの制御信号に従った変調、たとえばBPSK、QPSK、16QAM、64QAMのシンボルに変換され出力される。変調部112の出力はスケジューリング部120から提供される下りスケジューリングの情報とともにマッピング部113へ入力され、送信データが生成される。ここで送信データとは、例えばOFDM信号のことを指しており、マッピング動作とは移動局装置ごとに指定された周波数、時間リソースに対応させる動作に相当する。また、MIMOによる空間多重が採用されていれば、この処理がこのブロックにおいて行なわれる。ここで制御情報とは、上りリンクもしくは下りリンクのリソース割り当て情報、つまり送信タイミングと周波数リソースの情報、上りリンクもしくは下りリンク信号の変調方式および符号化率、および、移動局装置に対するCQI、PMI、RIの送信要求などのことである。
マッピング部113により生成された信号は無線送信部114へと出力される。無線送信部114では、送信方式にあった形態に変換され、具体的にOFDMAに準じた通信方式であれば、周波数領域の信号に対してIFFT(Inverse Fast Fourier Transformation)が施されることにより、時間領域の信号が生成される。無線送信部114の出力信号はアンテナ140に供給され、ここから各移動局装置へ送信される。
スケジューリング部120は、上位レイヤからの制御情報および移動局装置から送信された情報を管理および制御し、各移動局装置へのリソース割り振りや変調方式、符号化率の決定およびこれらの動作の制御やその制御情報の出力などを行なっている。また、スケジューリング部120がアピリオディックSRSの送信タイミング(時間リソース)、リソースブロック(周波数リソース)そして符号リソースを管理することが本発明の特徴である。
下りリンク送信リソース情報制御部121は、各移動局装置が利用する下りリンクリソースをスケジューリング・管理するとともに、その制御信号の生成を行なう。上りリンク送信リソース情報制御部122は、各移動局装置が利用する上りリンクリソースを管理するとともに、その制御信号の生成を行なう。ピリオディックSRS送信スケジュール制御部123は、それぞれの移動局装置に対して適用するピリオディックSRSの送信リソース(時間リソース、周波数リソース、符号リソース)を管理するとともに、SRSサブフレームに関する設定と管理も行なう。アピリオディックSRS送信スケジュール制御部124は、それぞれの移動局装置に対して適用するアピリオディックSRSの送信リソース(時間リソース、周波数リソース、符号リソース)を管理するとともに、それを通知するためのUL Grant生成と管理も行なう。
一方、移動局装置から送信された信号は、アンテナ140で受信された後、無線受信部131に入力される。無線受信部はデータや制御信号を受け取り、送信方式に応じたディジタル信号を生成して出力する。具体的にOFDM方式やSC−FDMA方式が採用されているのであれば、受信信号をアナログ・ディジタル変換した後、処理時間単位でFFT処理を施した信号が出力される。ここで、無線受信部131には、上りリンクの伝搬路の状況を計測するための信号と、例えば上位レイヤで処理されるデータ信号や制御情報として管理されるべき情報を含む信号などの信号の2種類に分けられ、それぞれ第一の信号および第二の信号として出力される。
無線受信部131の第一の出力はSRS分離・算出部132へ出力される。ここでは、上りリンク信号に含められたアピリオディックSRSもしくはピリオディックSRSが抽出され、そこから得られる各移動局装置のチャネル情報をスケジューリング部120へ出力する。特に、SRSは時間、周波数、符号リソースによってユーザごと、もしくは他の情報と多重されている可能性があり、ピリオディックSRS送信スケジュール制御部123もしくはアピリオディックSRS送信スケジュール制御部124で管理するリソース割り当て情報に従って、これらの分離が行なわれる。
無線受信部131の第二の出力は逆マッピング・復調処理部133へと出力される。逆マッピング・復調処理部133にはスケジューリング部120が管理するマッピングパターン、変調方式および符号化率を利用して、移動局装置から送信された複数種類の情報をそれぞれ復調、抽出する。ここで、上りリンク信号に空間多重が適用されており、2種類以上の通信品質の異なる情報が同時に送信されていれば、それぞれの信号が含まれている時間、周波数位置をあらかじめ分離し、スケジューリング部120から入力される制御情報に従って、それぞれ異なる変調方式、符号化率、空間多重数を適用した逆マッピング、復調処理が行なわれる。このような処理により得られた信号のうち、上位レイヤで処理されるものについては上位レイヤへと出力され、スケジューリング部120で管理される制御情報、たとえばCQIやRIなどについては、スケジューリング部120に出力される。
図2は、本発明の実施形態に係る移動局装置の一構成例を示す機能ブロック図である。各移動局装置は、図2に示すように、受信部210、スケジューリング情報管理部220、送信部230、および、アンテナ240を備えている。受信部210は無線受信部211、復調処理部212、下りリンク伝搬路算出部213を備えている。また、スケジューリング情報管理部220は下りリンク送信リソース情報管理部221、上りリンク送信リソース情報管理部222、ピリオディックSRS送信スケジュール管理部223、そしてアピリオディックSRS送信スケジュール管理部224を備えている。アンテナ240は上りリンク信号の送信および下りリンク信号の受信に必要な数だけ備えられている。送信部230は符号化部231、変調部232、マッピング部233、無線送信部234を備えている。
基地局装置から送信される下りリンク信号をアンテナ240で受信すると、この受信信号は無線受信部211へ入力される。無線受信部211では、アナログ・ディジタル(A/D)変換などの他に、通信方式に応じた処理が施され、出力される。具体的にOFDMAであれば、A/D変換後の時系列の信号はFFT処理され、時間・周波数領域の信号に変換されて出力される。
無線受信部211の出力信号は復調処理部212へ入力される。これとともに復調処理部212にはスケジューリング情報管理部220から出力される下りリンク信号のスケジューリング情報(つまり自局宛の信号がどこに割り当てられているかという情報)、空間多重の系列数、変調方式、符号化率といった制御情報も入力され、復調処理が行なわれる。復調された信号は信号の種類によって分類され、上位レイヤにて処理される情報は上位レイヤへと渡され、スケジューリング情報管理部にて管理される情報についてはスケジューリング情報管理部に入力される。ここでスケジューリング情報管理部にて管理される情報とは、アピリオディックSRSを送信するリソース(時間、周波数、符号リソース)に関するものを含むことが本発明の特徴である。下りリンク伝搬路算出部213は無線受信部211から提供される伝搬路算出用の信号を入力信号として、下りリンクに適用できる空間多重の系列数、変調方式、符号化率といった管理情報を計算する。この管理情報はスケジューリング情報管理部220へと入力される。
スケジューリング情報管理部220は基地局装置から送信された制御情報を管理し、また、移動局装置で算出された制御情報を基地局装置へ送信するための管理も行なう。下りリンク送信リソース情報管理部221は、基地局装置から送信された自局の下りリンクリソース情報を管理するとともに、下りリンク信号の送信制御を行なう。上りリンク送信リソース情報管理部222は、基地局装置から送信された自局の上りリンクリソース情報を管理するとともに、上りリンク信号の送信制御を行なう。さらに、ピリオディックSRS送信スケジュール管理部223は、基地局装置から送信されたピリオディックSRSの送信リソース(時間リソース、周波数リソース、符号リソース)を管理するとともに、それらのリソースを用いたSRS送信の制御を行なう。また、SRSサブフレームに関する管理も行なう。アピリオディックSRS送信スケジュール管理部224は、基地局装置から送信されたアピリオディックSRSの送信リソース(時間リソース、周波数リソース、符号リソース)を管理するとともに、そのリソースを用いたアピリオディックSRSの生成も制御する。
送信部230は、上りリンクデータやアピリオディックSRSなどの情報を割り当てられた上りリンクリソースにおいて送信する。下りリンクデータおよびスケジューリング情報管理部220で管理される信号は、その送信タイミングにおいて符号化部231へ供給され、入力された信号はそれぞれの種類によって異なる符号化率の符号化が行なわれる。この複数系列の出力信号は変調部232へと入力され、それぞれの種類によって異なる変調方式により変調される。この出力はマッピング部233へと出力され、送信情報ごとの空間多重数、およびマッピング位置情報に応じて信号のマッピングを行なう。具体的に、送信方式にSC−FDMAが適用される場合には割り当てられた周波数領域に信号をマッピングする。
マッピング部233によりマッピングされた信号は、無線送信部234へ入力される。無線送信部234ではこれらの信号が送信する信号形態に変換される。具体的には、周波数領域の信号をIFFTにより時間領域の信号へ変換し、ガードインターバルを付与する動作などがこれに相当する。無線送信部234の出力はアンテナ240に供給される。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る基地局装置から移動局装置A、移動局装置BへSRSの設定が行なわれ、アピリオディックSRSが送信されることを想定したシーケンスチャートである。ここでは、ピリオディックSRSが送信される手順については詳細を割愛しているが、アピリオディックSRSと共存することも可能であり、その送信時刻のタイミングに関わらず本実施形態と同様の手順を適用することが可能である。
基地局装置は移動局装置Aおよび移動局装置Bに対して、SRSに関する設定を通知する(ステップS101A、ステップS101B)。ここでは、SRSサブフレームの通知や、ピリオディックSRSの割り当て情報に関する情報の通知が行なわれる。ここで、ステップS101A、ステップS101Bに対応する処理は1サブフレームで完結する必要はなく、数サブフレームを利用して行なってもよい。SRSに関する設定を通知された移動局装置は、その設定に従ってアピリオディックSRSを割り当てられたリソースで送信することとなる。ここでリソースとは、時間、周波数、符号リソースのことを表す。ただし、アピリオディックSRSとピリオディックSRSは互いに影響を及ぼさないため、ピリオディックSRSが送信されるタイミングについてはここでは明記しない。
次に基地局装置は移動局装置Aおよび移動局装置Bに対して上りリンク割り当て信号(UL Grant)を送信する(ステップS102A、ステップS102B)。ここで、移動局装置Aに送信されるUL GrantはSRSを送信することを指示せず、データ信号とDMRSを送信することを指示するものであり、割り当てられたリソースブロックの位置、変調方式、符号化率、DMRSの直交符号系列(CAZAC系列に適用するサイクリックシフト)などが記載されている。これを受信した移動局装置Aは、UL Grantに従ってデータ信号を生成し(ステップS103A)、また、DMRS信号も生成する(ステップS104A)。そして、割り当てられた時間、周波数リソースにおいてこれらのデータ信号およびDMRSを基地局装置へ送信する(ステップS105A)。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である。ここで、図4に示すとおり、DMRSは第3SC−FDMAシンボルにマッピングされるものとする。
一方、移動局装置Bに送信されるUL GrantにはアピリオディックSRSを送信することを指定する情報が記載されている(ステップS102B)。続いて、移動局装置Bはサウンディング信号を生成する(ステップS103B)。ここで、移動局装置Aに送信されたUL Grantとの違いは、移動局装置Bではデータ送信を行なわず、DMRSがマッピングされるSC−FDMAシンボルでのみ信号送信を行なう点である。
これらのUL Grantを識別する方法として、識別ビットをUL Grantに含めることや、UL Grantの検出に利用される誤り検出用のCRC(Cyclic Redundancy Check)のビット列に特定の系列の排他的論理和を適用することなどが挙げられる。具体的なUL Grantの構成として、割り当てられたリソースブロックの位置、アピリオディックSRSの直交符号系列(CAZAC系列に適用するサイクリックシフト)が記載されている。この直交符号系列はここで送信されるアンテナの本数分だけ通知されてもよいし、一つのサイクリックシフトとアンテナ本数が通知され、サイクリックシフトが一意に決定するようにあらかじめ仕様にて決定してもよい。ここでアピリオディックSRSの直交符号系列は、移動局装置AのDMRSと直交する系列が選ばれているものとする。具体的には移動局装置AのDMRSに利用されたCAZAC系列をサイクリックシフトした系列が利用される。
UL Grantを受信した移動局装置Bは、図4に示すとおり各スロットの3番目のSC−FDMAシンボル、つまり移動局装置AがDMRSを送信するSC−FDMAシンボルのみでSRSを送信する(ステップS105B)。なお、直交系列が複数割り当てられている場合には、この複数の送信アンテナに対応したSRSをこのSC−FDMAシンボルで符号多重して送信することもできる。また、スロット#0とスロット#1で異なるアンテナからSRSを送信してもよい。また、このUL Grantの中にはスロットごとに周波数を変える(周波数ホッピングする)ことを示す情報を含めてもよい。これにより、一度のSRS送信指示でより広い範囲の周波数帯域をサポートすることができる。
移動局装置Aおよび移動局装置Bから送信される信号を受信した基地局装置は(ステップS106)、DMRS、アピリオディックSRSが送信された第3SC−FDMAシンボルに対して逆拡散処理を行なう(ステップS107)。これにより、基地局装置は移動局装置Bの各アンテナに対応したチャネルを知ることができる。以上の手順により、既存のシステムの物理構造に対応した、新たなSRSの送信が可能になる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る基地局装置と移動局装置との間の処理および信号の流れを示すシーケンスチャートである。基地局装置と移動局装置の構成は、図1および図2に示した構成と同様のものを利用することができる。ここで、第1の実施形態と異なる点は、PUSCHのデータ送信領域(つまり図4の第0、1、2、4、5、6SC-FDMAシンボル)を利用してアピリオディックSRSを送信することである。なお、本実施形態においては、一つの移動局装置にのみ着目した手順について説明するが、TDMA、FDMA、CDMAを適用することで同様の手順を複数の移動局装置に拡張することも可能である。
基地局装置は移動局装置に対して、SRSに関する設定を通知する(ステップS201)。ここでは、SRSサブフレームの通知や、ピリオディックSRSの割り当て情報に関する情報の通知が行なわれる。ここで、ステップS201に対応する処理は1サブフレームで完結する必要はなく、数サブフレームを利用して行なってもよい。SRSに関する設定を通知された移動局装置は、その設定に従ってアピリオディックSRSを割り当てられたリソースで送信する。ここでリソースとは、時間、周波数、符号リソースのことを表す。ただし、アピリオディックSRSとピリオディックSRSは互いに影響を及ぼさないため、ピリオディックSRSが送信されるタイミングについてはここでは明記しない。
次に基地局装置は移動局装置に対して上りリンク割り当て信号(UL Grant)を送信する(ステップS202)。ここで受信したUL GrantにはアピリオディックSRSを送信することを指定する情報が記載されている。ここで、第一の実施形態で示したアピリオディックSRS送信のためのUL Grantとの違いは、アピリオディックSRSを送信するSC−FDMAシンボル、直交符号系列、そしてそれに対応する送信アンテナの関係を示す情報が含まれていることである。具体的なUL Grantの構成として、割り当てられたリソースブロックの位置、利用可能なSC−FDMAシンボルの位置情報、アピリオディックSRSの直交符号系列(サイクリックシフト)が記載されている。利用可能なSC−FDMAシンボルの位置情報は例えば7bitで構成されていて、割り当てられたSC−FDMAの位置の順序でアンテナ1から順にSRSを送信するようにしてもよい。
SRSの系列にはどのような系列を利用してもよいが、周波数領域で振幅が一定となる直交系列であるCAZAC系列などを用いることができる。これに対してサイクリックシフトを適用すれば、複数の移動局装置を同時に多重することもできる。上記の処理により、移動局装置AはSRS信号を生成し(ステップS203)、割り当てられた時間(サブフレーム、スロット、SC-FDMAシンボル)、周波数、符号を用いて基地局装置にアピリオディックSRSを送信する(ステップS204)。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である。ここで、図6に示すとおり、SRSは第3SC−FDMAシンボル以外の、例えば第0、1、4、5SC-FDMAシンボルマッピングされるものとする。
移動局装置から送信される信号を受信した基地局装置は(ステップS205)、アピリオディックSRSが送信されたSC−FDMAシンボルに対して逆拡散処理を行なう(ステップS206)。これにより、移動局装置は移動局装置Bの各アンテナに対応したチャネルを知ることができる。以上の手順により、既存のシステムの物理構造に対応した、新たなSRSの送信が可能になる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る基地局装置と移動局装置との間の処理および信号の流れを示すシーケンスチャートである。基地局装置と移動局装置の構成は、図1および図2に示した構成と同様のものを利用することができる。ここで、第1および第2の実施形態と異なる点は、PUSCHのデータ送信領域(つまり図4の第0、1、2、4、5、6SC-FDMAシンボル)を利用してアピリオディックSRSを送信することと同時に、利用されなかったSC−FDMAシンボルではデータ信号などSRS以外の信号を送信することである。
基地局装置は移動局装置に対して、SRSに関する設定を通知する(ステップS301)。ここでは、SRSサブフレームの通知や、ピリオディックSRSの割り当て情報に関する情報の通知が行なわれる。ここで、ステップS301に対応する処理は1サブフレームで完結する必要はなく、数サブフレームを利用して行なってもよい。SRSに関する設定を通知された移動局装置は、その設定に従ってアピリオディックSRSを割り当てられたリソースで送信する。ここでリソースとは、時間、周波数、符号リソースのことを表す。ただし、アピリオディックSRSとピリオディックSRSは互いに影響を及ぼさないため、ピリオディックSRSが送信されるタイミングについてはここでは明記しない。
次に移動局装置は移動局装置Aおよび移動局装置Bに対して上りリンク割り当て信号(UL Grant)を送信する(ステップS302)。ここで受信したUL GrantにはアピリオディックSRSとその他の情報を同時に送信することを指定する情報が記載されている。例えば、アピリオディックSRSとCQI(Channel Quality Information)を同時に送信する場合が挙げられる。この場合、UL GrantにはアピリオディックSRSとCQIを同時に送信することを通知する情報が含まれる。
図8Aは、本発明の第3の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である(CQIと同時送信)。移動局装置はCQIとアピリオディックSRSを図8Aに示されるとおりに配置する。つまり、スロット#0、#1の第0、1、5、6SC−FDMAシンボルでアピリオディックSRSが配置され、データ信号復調のためのDMRSは各スロットの第3SC−FDMAシンボルで送信され、そしてそれ以外のSC−FDMAシンボルではデータ信号が送信される。さらに別の例として、アピリオディックSRSとデータを同時に送信する場合が挙げられる。
図8Bは、本発明の第3の実施形態に係るSRSの送信の方法について具体的に示した図である(データと同時送信)。この場合においてUL GrantにアピリオディックSRSを含めて送信することを通知する方法として、アピリオディックSRSの有無を表す1ビットを設けることや、UL Grantの検出に利用される誤り検出用のCRC(Cyclic Redundancy Check)のビット列に特定の系列の排他的論理和を適用することなどが挙げられる。続いて、移動局装置はサウンディング信号を生成する(ステップS303)。次に、アピリオディックSRSと同時送信する、CQIもしくはデータ信号を生成する(ステップS304)。
移動局装置はデータ信号とアピリオディックSRSを図8Bに示されるとおりに配置する。つまり、スロット#1の第6SC−FDMAシンボルでアンテナ本数に対応したアピリオディックSRSが符号多重され、データ信号復調のためのDMRSは各スロットの第3SC−FDMAシンボルで送信され、そしてそれ以外のSC−FDMAシンボルではデータ信号が送信される(ステップS305)。
移動局装置Aおよび移動局装置Bから送信される信号を受信した基地局装置は(ステップS306)、DMRS、アピリオディックSRSが送信された第3番目のSC−FDMAシンボルに対して逆拡散処理を行なう(ステップS307)。これにより、移動局装置は移動局装置Bの各アンテナに対応したチャネルを知ることができる。以上の手順により、既存のシステムの物理構造に対応した、新たなSRSの送信が可能になる。
また、以上に説明したそれぞれの実施形態において、基地局装置内の各機能や、移動局装置内の各機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより基地局装置や移動局装置の制御を行なっても良い。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
110 送信部
120 スケジューリング部
121 下りリンク送信リソース情報制御部
122 上りリンク送信リソース情報制御部
123 ピリオディックSRS送信スケジュール制御部
124 アピリオディックSRS送信スケジュール制御部
130 受信部
210 受信部
220 スケジューリング情報管理部
221 下りリンク送信リソース情報管理部
222 上りリンク送信リソース情報管理部
223 ピリオディックSRS送信スケジュール管理部
224 アピリオディックSRS送信スケジュール管理部
230 送信部

Claims (10)

  1. 基地局装置と、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式でデータ信号を前記基地局装置に対して送信する移動局装置とから構成され、前記移動局装置から前記基地局装置に対してチャネル測定用の参照信号を送信する無線通信システムであって、
    前記チャネル測定用の参照信号は、前記基地局装置から前記移動局装置毎に割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて送信されることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記基地局装置は、複数の移動局装置のそれぞれに対して、データ送信用チャネルを割り当て、
    第1の移動局装置は、データ復調に用いられるチャネル推定用の参照信号を前記基地局装置に対して送信し、
    第2の移動局装置は、前記第1の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信し、
    前記チャネル推定用の参照信号と、前記チャネル測定用の参照信号とは、相互に直交する系列であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記チャネル推定用の参照信号と、前記チャネル測定用の参照信号とは、CAZAC(Constant Amplitude and Zero-AutoCorrelation)系列に対して異なるサイクリックシフトを適用することにより生成されることを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記基地局装置は、上りリンク割り当て情報に付与した誤り検出用CRCビットに対して、予め決められたビット系列の排他的論理和を適用することによって、下りリンク制御チャネルで、前記第2の移動局装置に対して、前記第1の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信するよう通知することを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  5. 前記移動局装置は、
    前記チャネル測定用の参照信号として、
    前記チャネル測定用の参照信号の直交符号系列をいずれかのSC−FDMAシンボルにマッピングし、送信アンテナに対して、前記チャネル測定用の参照信号の直交符号系列と前記SC−FDMAシンボルとを対応させて前記基地局装置に対して送信することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  6. 前記基地局装置は、複数の移動局装置のそれぞれに対して、データ送信用チャネルを割り当てると共に、前記移動局装置毎に、前記チャネル測定用の参照信号を送信するSC−FDMAシンボルと、前記チャネル測定用の参照信号の直交符号系列との組合せが異なるように割り当てることを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 前記チャネル測定用の参照信号の直交符号系列がマッピングされなかったSC−FDMAシンボルに、データ信号またはCQI(Channel Quality Indicator)をマッピングして、前記基地局装置へ送信することを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  8. SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式でデータ信号を基地局装置に対して送信する移動局装置であって、
    前記基地局装置から割り当てられるデータ送信用チャネルを用いて、前記基地局装置に対して、チャネル測定用の参照信号を送信することを特徴とする移動局装置。
  9. 他の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信し、
    前記チャネル推定用の参照信号と、前記チャネル測定用の参照信号とは、相互に直交する系列であることを特徴とする請求項8記載の移動局装置。
  10. 請求項9記載の移動局装置と無線通信を行なう基地局装置であって、上りリンク割り当て情報に付与した誤り検出用CRCビットに対して、予め決められたビット系列の排他的論理和を適用することによって、下りリンク制御チャネルで、前記移動局装置に対して、前記他の移動局装置が前記チャネル推定用の参照信号を送信する時刻と同時刻で、前記チャネル測定用の参照信号を送信するよう通知することを特徴とする基地局装置。
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