JP2011035548A - 圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部からの電気的な影響を防ぎつつ、衝撃を受けた場合の破損を防ぐ。
【解決手段】 一対の励振電極を有する振動部と励振電極に電気的に接続する一対の搭載用端子を有する保持部とからなる圧電振動素子を、凹部を有する基板部材と凹部を有する蓋部材とで挟んで接合され、基板部材に設けられた圧電振動子側外部端子と圧電振動素子に設けられた搭載用端子とが電気的に接続している圧電振動子と、平板状に形成され、圧電振動子が搭載される一対の圧電振動子搭載パッドとこの圧電振動素搭載パッドに電気的に接続している圧電振動子接続外部端子と少なくとも2つ一対の搭載用外部端子とが一方の主面に設けられたモジュール基板と、を備えて構成されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器に用いられる圧電デバイスに関する。
従来から、電子機器には電子部品を搭載したマザーボードなどの配線基板が用いられている。この配線基板には、金属膜からなる導通パターンが形成されており、この導通パターンに半田等でコンデンサ等のチップ部品を接合することで配線基板に電子部品を搭載している。
また、電子部品は、チップ部品の他に、振動部と保持部とで構成された圧電振動素子を蓋部材と基板部材とで挟んで接合した構造の圧電振動子や、このような圧電振動子に少なくとも発振回路を備えた集積回路が接続された圧電発振器といった電子部品が含まれる。
ここで、前記圧電振動子について説明する。
例えば、この圧電振動子に用いられる圧電振動素子は、枠状の保持部とこの保持部に囲まれつつ保持部と一体となっている振動部とから構成されている。この振動部は、両主面に励振電極が設けられている。また、保持部には、外周縁側に接合用の金属膜が両主面に設けられており、かつ、この金属膜と接続しないように搭載端子が振動部の励振電極と電気的に接続している。
また、基板部材は、一方の主面に凹部を有し、この凹部を囲むように接合用の金属膜が設けられ、また、この金属膜と接続しないように、搭載端子と接合される接続端子が設けられている。また、この基板部材の他方の主面には振動子側外部端子が設けられており、所定の振動子側外部端子が前記接続端子と電気的に接続している。
このように構成される基板部材は、凹部を圧電振動素子の振動部の方に向けつつ、金属膜を圧電振動素子の金属膜とを重ね合わせた状態で接合している。
また、蓋部材は、一方の主面に凹部を有し、この凹部を囲むように接合用の金属膜が設けられている。
このように構成される蓋部材は、凹部を圧電振動素子の振動部の方に向けつつ、金属膜を圧電振動素子の金属膜とを重ね合わせた状態で接合している。
このようにして、圧電振動子は構成されている(特許文献1参照)。
また、圧電振動子が、凹部を有する素子搭載部材と蓋体とで構成される場合について説明する。
素子搭載部材は、一方の主面に凹部が形成されており、後述する蓋部材と接合する面に金属膜が設けられている。また、この金属膜よりも内側に圧電振動素子を搭載するための圧電振動素子搭載パッドが設けられている。また、この金属膜が設けられる主面とは反対側の主面にマザーボードなどの配線基板に実装するための外部端子が設けられている。この外部端子は、内部配線パターンを介して圧電振動素子搭載パッドと接続している。このような素子搭載部材は、複数連なった状態でウェハとなっている。このようなウェハは、それぞれの素子搭載部材となる部分に、金属膜、搭載パッド、外部端子が設けられている。
また、蓋部材は、内部に圧電振動素子を封止することができる程度の大きさを有する凹部が設けられており、素子搭載部材と接合する面に封止材からなる金属膜が設けられている。このような蓋部材は、複数連なった状態でウェハとなっている。このようなウェハは、それぞれ蓋部材となる部分に、金属膜が設けられている。
ここで、圧電振動子は、以下の工程を経て製造される。
まず、素子搭載部材に設けられた圧電振動素子搭載パッドに圧電振動素子を導電性接着剤を介して搭載し、この状態で蓋部材の凹部内に圧電振動素子が入るように蓋部材を素子搭載部材に重ねる。
素子搭載部材と蓋部材とが重なった状態で、例えば、300℃〜350℃で加熱して、素子搭載部材と蓋部材とを接合して1つのウェハに複数の圧電振動子が設けられた状態にする。
その後、各圧電振動子の境目で切断して個片化された圧電振動子とする(例えば、特許文献2参照)。
また、同様な構造の圧電振動子において、接合用の金属膜を用いずに、ウェハの状態の素子搭載部材と蓋部材とを接合した圧電振動子が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
素子搭載部材と蓋部材との接合は、直接接合により行われている。この接合を行うときの温度は、200℃〜500℃とされている。
このように、ウェハの状態で接合を行い、各圧電振動子となっている部分で切断して、個片化された圧電振動子としている。
ところで、電子機器の小型化が進む中、その電子機器に用いられる電子部品も小型化に対応できるよう、種々の提案がなされている。
例えば、圧電振動子の場合、特許文献4に示すような圧電振動子が提案されている。
この圧電振動子は、圧電振動素子を搭載する素子搭載部材が蓋部材よりも平面積が大きく形成されている。この素子搭載部材は、一方の主面に蓋部材が接合され、その一方の主面の残された部分に外部端子が設けられている。この外部端子は、例えば、マザーボードなどに導電性接着剤や半田などを用いて接合されて電気的に接続した状態となる。
このような構造の圧電振動子は、マザーボードに搭載される場合、蓋部材を囲える大きさの開口部がマザーボードに形成されており、圧電振動子に設けられた外部端子に対応させた接続端子がその開口部の周りに設けられている。
これにより、圧電振動子は、マザーボードの開口部内に圧電振動子の蓋部材を挿入した状態で外部端子をマザーボードの接続端子に接合されて用いられる。
これにより、蓋部材が突起した状態の圧電振動子の構造となってもマザーボードに搭載することができる。
特開2007−096777号公報 特開2006−279872号公報 特開2006−339896号公報 特開2008−252467号公報
従来のような圧電振動子は、基板部材や素子搭載部材に水晶やガラスを用いる場合がある。
例えば、特許文献1で提案されているような圧電振動子の場合、製造を容易にするために、圧電振動素子と同じ材質として水晶で蓋部材と基板部材とを形成することされている。これは、圧電振動素子に用いられる材質の熱膨張率と同じ又は近い材質を基板部材や素子搭載部材に用いることで、接合の際の熱によるひずみの影響を小さくするためになされることである。しかし、基板部材や素子搭載部材に圧電振動素子と同一の材質を用いた場合、衝撃に対して弱く、破損する恐れがある。
また、衝撃に対応するために、圧電振動素子と異なる材料としてセラミックを基板部材に用いた場合、圧電振動素子に用いられる材質の熱膨張率との違いにより、基板部材が熱で変形し、圧電振動素子の周波数に影響する恐れもある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、衝撃を受けた場合の破損を防ぐ圧電デバイスを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、一対の励振電極を有する振動部と前記励振電極に電気的に接続する一対の搭載用端子を有する保持部とからなる圧電振動素子を、凹部を有する基板部材と凹部を有する蓋部材とで挟んで接合され、前記基板部材に設けられた圧電振動子側外部端子と圧電振動素子に設けられた前記搭載用端子とが電気的に接続している圧電振動子と、平板状に形成され、前記圧電振動子が搭載される一対の圧電振動子搭載パッドとこの圧電振動素搭載パッドに電気的に接続している圧電振動子接続外部端子と少なくとも2つ一対の搭載用外部端子とが一方の主面に設けられたモジュール基板と、を備えて構成されることを特徴とする圧電デバイスである。
このような圧電デバイスによれば、モジュール基板が圧電振動子よりも外側に位置するため、外部からの衝撃をモジュール基板が受けることとなり、圧電振動子が破損するのを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る圧電デバイスの一例を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る圧電デバイスの一例を示す分解斜視図である。 基板部材の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る圧電デバイスを配線基板に実装した状態の一例を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る圧電デバイスの変形例に用いられる素子搭載部材の一例を示す斜視図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各構成要素について、状態をわかりやすくするために、誇張して図示している。
図1は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスの一例を示す概念図である。図2は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスの一例を示す分解斜視図である。図3は、基板部材の一例を示す斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスを配線基板に実装した状態の一例を示す概念図である。
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態に係る圧電デバイス100は、モジュール基板10と圧電振動子20Aとから主に構成されている。
図1〜図3に示すように、モジュール基板10は、一方の主面に圧電振動子搭載パッド11Aと圧電振動子接続外部端子11Bと圧電振動子保持パッド12と搭載用外部端子13とが設けられている。
このモジュール基板10は、平面視で四角形状に形成された板状部材であって、例えば、セラミックやガラスセラミックなどの材料を用いて形成されている。図2に示すように、この圧電振動子20を接合するために、モジュール基板10の一方の主面には、圧電振動子20と対抗する表面に2つ一対の圧電振動子搭載パッド11Aが並んで設けられつつ、この圧電振動子搭載パッド11Aとは離れた位置に2つの圧電振動子保持パッド12が並んで設けられている。また、モジュール基板10の一方の主面において、圧電振動子20と対向しない他の表面であってモジュール基板10の縁側に圧電振動子接続外部端子11Bと搭載用外部端子13とが設けられている。
なお、圧電振動子接続外部端子11Bは、例えば、圧電振動子搭載パッド11Aに最も近いモジュール基板10の隅部側に設けられる。つまり、それぞれの圧電振動子接続外部端子11Bは、2つ一対の圧電振動子搭載パッド11Aがモジュール基板10の四隅のうち、隣り合う2つの隅部側に並んで設けられる場合、これら圧電振動子搭載パッド11Aに近い位置で、かつ、モジュール基板10の隅部側に位置するように設けられる。
図4に示すように、圧電振動子接続外部端子11Bは、圧電振動子搭載パッド11Aと接続した状態で、電子機器に用いられる配線基板MBへの搭載に用いられる。
また、搭載用外部端子13は、モジュール基板10の残りの隅部側にそれぞれ設けられている。搭載用外部端子13は、例えば2つ一対となっており、電子機器に用いられる配線基板MBへの搭載に用いられる。
圧電振動子20は、圧電振動素子21と蓋部材22と基板部材23とから主に構成されている。
圧電振動素子21は、振動部21Aと保持部21Bとは一体で形成されており、例えば、平面視矩形形状の圧電片の両主面に励振電極21Cが設けられつつ、この圧電片を囲むように形成された環状の保持部21Bに搭載用端子21Dが設けられ、かつ、保持部21Bの縁部分に環状の金属膜21Eが設けられて構成されている。なお、圧電片には、水晶などの圧電材料が用いられる。
なお、それぞれの励振電極21Cは、それぞれの搭載用端子21Dと電気的に接続し、金属膜21Eとは電気的に接続しないように構成されている。
また、金属膜21Eは、枠部21Bの両主面に設けられており、後述する基板部材23と蓋部材22との接合に用いられる。
蓋部材22は一方の主面に凹部22Aを有し圧電振動素子21と同一の平面積となるように形成されている。この蓋部材22は、凹部22Aを囲うように蓋部材22の縁部分に金属膜(図示せず)が設けられている。
基板部材23は、一方の主面に凹部23Aを有し圧電振動素子21と同一の平面積となるように形成されている。この基板部材23は、凹部23Aを囲うように基板部材23の縁部分に金属膜23Cが設けられ、この金属膜23Cよりも凹部22A側に搭載用端子21Dと電気的に接続する圧電振動素子接続端子23Bが設けられている。
また、基板部材23は、他方の主面に圧電振動子側外部端子23Dが設けられている。
この圧電振動子側外部端子23Dは、基板部材23の四隅にそれぞれ設けられている。
また、所定の圧電振動子側外部端子23Dは、圧電振動素子接続端子23Bと電気的に接続している。
これら圧電振動子側外部端子23Dは、モジュール基板10に設けられている圧電振動子搭載パッド11Aと圧電振動子保持パッド12との接合に用いられる。
このように構成される圧電振動子20Aは、圧電振動素子21を蓋部材22と基板部材23とで挟んだ状態にして、圧電振動素子21の金属膜21Eと蓋部材22の金属膜とを重ね合わせた状態で接合されている。つまり、圧電振動子20Aを製造する場合は、まず、圧電振動素子21の金属膜21Eと基板部材23の金属膜23Cとを重ね合わせた状態にする。その後、従来周知の直接接合や陽極接合を用いて、重ね合わせた金属膜同士を、例えば、真空雰囲気中で接合する。これにより、圧電振動子20Aが製造される。
以下に詳細に説明する。
圧電振動素子21は、複数個が連なった状態でウェハ(図示せず)を形成しており、このウェハの圧電振動素子21となる部分に金属膜21Eが設けられている。
また、蓋部材22は、複数個が連なった状態でウェハ(図示せず)を形成しており、このウェハの蓋部材22となる部分に金属膜(図示せず)が設けられている。
さらに、基板部材23は、複数個が連なった状態でウェハ(図示せず)を形成しており、このウェハの基板部材23となる部分に金属膜23Cが設けられている。
このように形成されている各ウェハのうち、圧電振動素子21となる部分を有するウェハの金属膜21Eと蓋部材22となる部分を有するウェハの金属膜とを重ねるように、互いのウェハを重ね、また、圧電振動素子21となる部分を有するウェハの金属膜21Eと基板部材23となる部分を有するウェハの金属膜23Cとを重ねるように、互いのウェハを重ねる。この状態で、従来周知の直接接合又は陽極接合で各ウェハを接合し、一体とする。この状態において、一体となったウェハは、複数の圧電振動子20Aとなる部分が連なった状態となっている。その後、各圧電振動子20Aとなる部分の境目で切断を行い、個々の圧電振動子20Aを形成する。
従って、本発明の実施形態に係る圧電デバイス100は、このように構成される圧電振動子20Aをモジュール基板10に搭載されて構成される。
具体的には、圧電振動子20Aの基板部材23に設けられた各圧電振動子側外部端子23Dを、モジュール基板10に設けられた圧電振動子搭載パッド11Aと圧電振動子保持パッド12とにハンダや導電性接着剤を用いて接合することで、圧電振動子20Aがモジュール基板10に搭載されて本発明の実施形態に係る圧電デバイス100となる。
また、この圧電デバイス100は、モジュール基板10に設けられた圧電振動子接続外部端子11Bと搭載用外部端子13とに、圧電振動子20Aよりも厚みのあるバンプを設けて、配線基板MBに設けられている接続端子(図示せず)に接合することで、配線基板MBに搭載される。なお、配線基板MBは、圧電振動子20Aが挿入できる程度の大きさの凹部が形成され、その凹部の周りに圧電振動子接続外部端子11Bと搭載用外部端子13と接合される接続端子を設けて構成しても良い。
これにより、本発明の実施形態に係る圧電デバイス100は、配線基板MBに搭載された後は、外側にモジュール基板10が位置するので、衝撃はモジュール基板が受けることとなり、圧電振動子20Aを衝撃から守ることができる。
つまり、本発明の実施形態に係る圧電デバイス100は、衝撃が加わっても圧電振動子が破損するのを防ぐことができる。
(変形例)
本発明の実施形態に係る圧電デバイスの変形例は、図5に示すように、圧電振動子20Bの圧電振動素子24が板状の圧電片の内側に凹部を有する構造となっている。
ここで、圧電振動子20Bは、圧電振動素子24と蓋部材25と基板部材26とから主に構成されている。
圧電振動素子24は、圧電片の中央部分に凹部24Aが設けられて、外周部分より薄く形成されている。
また、圧電片の凹部24A内であって圧電片の両主面に励振電極24Bが設けられている。
この圧電片の縁部分には凹部24Aを囲うように金属膜24Dが設けられ、金属膜24Dと接続しないように搭載用端子24Cが設けられている。
この搭載用端子24Cと励振電極24Bとは、電気的に接続した状態となっている。
蓋部材25は一方の主面に凹部25Aを有し圧電振動素子24と同一の平面積となるように形成されている。この蓋部材25は、凹部25Aを囲うように蓋部材25の縁部分に金属膜(図示せず)が設けられている。
基板部材26は、一方の主面に凹部26Aを有し圧電振動素子24と同一の平面積となるように形成されている。この基板部材26は、凹部26Aを囲うように基板部材26の縁部分に金属膜26Cが設けられ、この金属膜26Cよりも凹部26A側に搭載用端子24Cと電気的に接続する圧電振動素子接続端子26Bが設けられている。
また、基板部材26は、他方の主面に圧電振動子側外部端子26Dが設けられている。
この圧電振動子側外部端子26Dは、基板部材26の四隅にそれぞれ設けられている。
また、所定の圧電振動子側外部端子26Dは、圧電振動素子接続端子26Bと電気的に接続している。
これら圧電振動子側外部端子26Dは、モジュール基板10に設けられている圧電振動子搭載パッド11Aと圧電振動子保持パッド12との接合に用いられる。
このように圧電振動素子20Bを構成しても前記実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、導通パターンは、どのように引回しても本発明と同様の効果を奏する。
また、圧電振動素子は、水晶のほか、圧電セラミックやタンタル酸リチウムなどの圧電材料を用いることができる。
また、圧電振動素子の形状は、平板形状のほか、圧電片に凹部が形成されて振動部となる構造や、圧電片に凸部が形成されて振動部となる構造や、円板型や、音叉型などに形成されて振動部となる構造を用いることができる。
また、圧電振動素子に水晶が用いられる場合、ATカットや、STカットなどの種々のカットアングルの水晶片を圧電片として用いることもできる。
また、本発明の実施形態の他に、例えば、圧電振動子20Aの蓋部材22とモジュール基板10とを接着材で接合し、基板部材23の圧電振動素子接続端子23Bに電気的に接続している圧電振動子側外部端子23Dと、モジュール基板10の圧電振動子接続外部端子11Bとをワイヤーボンディングで接続した構造としても、前記実施形態と同様の効果を奏する。
さらに、本発明の実施形態の他に、例えば、モジュール基板に圧電振動子20Aが入る程度の大きさの凹部を形成し、この内部に圧電振動子20Aを搭載した構造としても、前記実施形態と同様の効果を奏する。
この場合、例えば、凹部内に圧電振動子搭載パッド11Aを設け、内部配線又は表面の引き回しにより圧電振動子接続外部端子11Bと電気的に接続させた構造としても良い。
なお、この配線の引き回しは適宜、変更が可能であることは言うまでもない。
100 圧電デバイス
10 モジュール基板
11A 圧電振動子搭載パッド
11B 圧電振動子接続外部端子
12 圧電振動子保持パッド
13 搭載用外部端子
20A,20B 圧電振動子
21,24 圧電振動素子
21C,24B 励振電極
21A 振動部
21B 保持部
12D,24C 搭載用端子
21E,23C,24D,26C 金属膜
22,25 蓋部材
22A,23A,24A,25A,26A 凹部
23,26 基板部材
23B,26B 圧電振動素子接続端子
23D,26D 圧電振動子側外部端子

Claims (1)

  1. 一対の励振電極を有する振動部と前記励振電極に電気的に接続する一対の搭載用端子を有する保持部とからなる圧電振動素子を、凹部を有する基板部材と凹部を有する蓋部材とで挟んで接合され、前記基板部材に設けられた圧電振動子側外部端子と圧電振動素子に設けられた前記搭載用端子とが電気的に接続している圧電振動子と、
    平板状に形成され、前記圧電振動子が搭載される一対の圧電振動子搭載パッドとこの圧電振動素搭載パッドに電気的に接続している圧電振動子接続外部端子と少なくとも2つ一対の搭載用外部端子とが一方の主面に設けられたモジュール基板と、
    を備えて構成されることを特徴とする圧電デバイス。
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