JP2011029258A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】強誘電体キャパシタの面積を減少させることなく、チップサイズを縮小することができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、トランジスタを被覆する第1の層間膜と、第1の層間膜中に形成されトランジスタに接続された第1のプラグと、第1のプラグ上方に形成された強誘電体キャパシタと、隣接する強誘電体キャパシタ間の下にある第1の層間膜中に形成されトランジスタに接続された第2のプラグと、強誘電体キャパシタの配列方向に対してほぼ直交する第1の方向へ延伸している第1の配線と、第1の層間膜および第1の配線の上方に設けられた第2の層間膜と、第2の層間膜中に形成され、第2のプラグから第1の方向にシフトした位置において第1の配線に接続された第3のプラグと、第3のプラグと強誘電体キャパシタの上部電極とを接続する第2の配線とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体メモリの一つとして、強誘電体キャパシタを用いた強誘電体記憶装置(FeRAM(Ferro-electric Random Access Memory)が注目されている。近年、強誘電体記憶装置においても製造コストを下げるために、チップサイズの縮小化が益々求められている。チップサイズを縮小するためには、単位セルサイズを縮小することが有効である。
例えば、隣接する2つの強誘電体キャパシタの間にコンタクトがある場合、強誘電体キャパシタとコンタクトとのショートを防止するために、この2つの強誘電体キャパシタ間の間隔を或る程度広く設定する必要があった。一方、強誘電体キャパシタの面積を小さくすると、信号差(データ“1”とデータ“0”との間の読出し電圧差)が低下してしまう。
特開2008−300376号公報 特開2008−277514号公報 特開2002−94017号公報
強誘電体キャパシタの面積を減少させることなく、チップサイズを縮小することができる半導体記憶装置を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタを被覆する第1の層間絶縁膜と、前記第1の層間絶縁膜中に形成され、前記トランジスタの拡散層の一方に接続された複数の第1のコンタクトプラグと、前記複数の第1のコンタクトプラグおよび前記第1の層間絶縁膜の上方に形成され、下部電極、強誘電体膜および上部電極を含む複数の強誘電体キャパシタと、前記複数の強誘電体キャパシタのうち隣接する第1および第2の強誘電体キャパシタ間の下にある前記第1の層間絶縁膜中に形成され、前記トランジスタの拡散層の他方に接続された第2のコンタクトプラグと、前記第2のコンタクトプラグに接続され、前記第1の層間絶縁膜上において前記第1および第2の強誘電体キャパシタの配列方向に対してほぼ直交する第1の方向へ延伸している第1の配線と、前記第1の層間絶縁膜および前記第1の配線の上方に設けられた第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁膜中に形成され、前記第2のコンタクトプラグから前記第1の方向にシフトした位置において前記第1の配線に接続された第3のコンタクトプラグと、前記第3のコンタクトプラグと前記第1および第2の強誘電体キャパシタの前記上部電極とを電気的に接続する第2の配線とを備えている。
本発明による半導体記憶装置は、強誘電体キャパシタの面積を減少させることなく、チップサイズを縮小することができる。
本発明に係る第1の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図。 強誘電体キャパシタFCおよびコンタクトプラグV1の配置を示す平面図。 図2のA−A線およびB−B線に沿った断面図。 第3のコンタクトプラグV1および強誘電体キャパシタFCの実際の平面パターン。 本発明に係る第2の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 第2の実施形態の変形例に従った強誘電体メモリの断面図。 本発明に係る第3の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 第3の実施形態による強誘電体メモリの平面図。 本発明に係る第4の実施形態に従った強誘電体メモリの概略的な平面図。 図9のA−A線に沿った断面図および図9のB−B線に沿った断面図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図である。本実施形態による強誘電体メモリは、セルトランジスタCTのソース−ドレイン間に強誘電体キャパシタFCの両端をそれぞれ接続し、これをユニットセル(メモリセルMC)とし、このユニットセル(メモリセルMC)を複数直列に接続したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ(Series connected TC unit type ferroelectric RAM)でよい。
本実施形態による強誘電体メモリは、ロウ方向へ延伸する複数のワード線WLと、ロウ方向に対して直交するカラム方向へ延伸する複数のビット線BLと、ロウ方向へ延伸する複数のプレート線PLと、ブロック選択トランジスタBSTとを備える。
1つのメモリセルMCは、データを強誘電体キャパシタに記憶するように構成されている。メモリセルMCは、ワード線WLとビット線BLとの交点に対応して設けられている。各ワード線WLは、ロウ方向に配列するセルトランジスタCTのゲートに接続され、あるいは、ゲートとして機能している。各ビット線BLは、カラム方向に配列するセルトランジスタCTのソースまたはドレインに接続されている。
強誘電体メモリは、互いに並列に接続された強誘電体キャパシタFCおよびセルトランジスタCTを含むメモリセルMCが複数個直列に接続されて構成されたメモリストリングMSを複数個備えている。尚、図1では、1つのメモリストリングMSのみ図示されている。メモリストリングMSの一端は、ブロック選択トランジスタBSTの一端に接続されている。メモリストリングMSの他端はプレート線PLに接続されている。ブロック選択トランジスタBSTの他端は、ビット線BLに接続されている。即ち、ビット線BLは、ブロック選択トランジスタBSTを介してメモリストリングMSに接続されている。
図2は、強誘電体キャパシタFCおよびコンタクトプラグV1の配置を示す平面図である。図3(A)および図3(B)は、それぞれ図2のA−A線およびB−B線に沿った断面図である。
図2に示すように、複数のアクティブエリアAAが半導体基板の表面において直線状にストライプを成すように形成されている。素子分離STI(Shallow Trench Isolation)が、互いに隣接する2つのアクティブエリアAA間に設けられている。
複数の強誘電体キャパシタFCは、マトリクス状に二次元配置されており、アクティブエリアAAの上方に配置されている。コンタクトプラグV1が、アクティブエリアAA上ではなく、素子分離STIの上方に設けられている。
図3(A)に示すように、シリコン基板10のアクティブエリアAA上に複数のセルトランジスタCTが設けられている。セルトランジスタCTは、ワード線WLとして機能するゲート電極Gと、ソース・ドレイン拡散層20、21とを備えている。ゲート電極Gは、シリコン基板10上において、アクティブエリアAAの延伸方向(カラム方向)に対してほぼ直交する第1の方向(図3(A)の紙面に対して垂直方向(ロウ方向))へ延伸している。第1の方向は、第1の層間絶縁膜ILD1上において、或るアクティブエリアAA上で複数の強誘電体キャパシタFCが配列する方向に対してほぼ直交する方向である(アクティブエリアAAから素子分離STIへ向かう方向)。第1の層間絶縁膜ILD1がセルトランジスタCTを被覆するように設けられている。拡散層20および21はアクティブエリアAAに交互に設けられている。隣接する2つのセルトランジスタCTは、拡散層20または21のいずれかを共有している。
第1のコンタクトプラグCPおよび第2のコンタクトプラグCSが第1の層間絶縁膜ILD1内に設けられている。第1のコンタクトプラグCPは、ソースまたはドレインの一方としての拡散層20に接続されている。第2のコンタクトプラグCSは、ソースまたはドレインの他方としての拡散層21に接続されている。
第1および第2のコンタクトプラグCPおよびCS上には、第1の金属配線M0p、M0sが形成されている。第1のコンタクトプラグCP上の第1の金属配線をM0pとし、第2のコンタクトプラグCS上の第1の金属配線をM0sとする。M0pおよびM0sは、同一の金属配線層をパターニングすることによって形成されている。
第1の金属配線M0p、M0sは、第3のコンタクトプラグV1のコンタクトホールを形成する際にエッチングストッパとしての機能を果たす。第3のコンタクトプラグV1のコンタクトホールは深いためオーバーエッチングの量を多くする必要がある。このため、第1の金属配線M0p、M0sは、第1の層間絶縁膜ILD1およびシリコン基板10を保護するために必要となる。
図3(B)を参照すると、第2のコンタクトプラグCS上の第1の金属配線M0sは、第2のコンタクトプラグCSの上面に接続され、第1の方向DIR1に延伸するように形成されていることが分かる。第1の金属配線M0sは、アクティブエリアAAからはみ出し、素子分離STIの領域上にまで延伸している。第1の金属配線M0pは、素子分離STIの上方にははみ出しておらず、アクティブエリアAA内に設けられている。
図3(A)に示すように、層間絶縁膜ILD2が第1の層間絶縁膜ILD1上に第1の金属配線M0p、M0sの上面レベルまで形成されている。強誘電体キャパシタFCが層間絶縁膜ILD2および第1のコンタクトプラグCP上の第1の金属配線M0p上に形成されている。即ち、強誘電体キャパシタFCは、第1のコンタクトプラグCPおよび第1の層間絶縁膜ILD1の上方に形成されている。強誘電体キャパシタFCは、下部電極LEと、上部電極UEと、下部電極LEおよび上部電極UEの間に挟まれた強誘電体膜EFとを含む。
第2のコンタクトプラグCSは、アクティブエリアAAの延伸方向に隣接する2つの強誘電体キャパシタFC間の下にある第1の層間絶縁膜ILD1中に形成されている。
水素バリア膜BRRが強誘電体キャパシタFCの側面を被覆している。水素バリア膜BRRは、水素が外部から強誘電体キャパシタFCへ達することを防止するために設けられている。水素バリア膜BRRは、例えば、Al、TiO、ZrO、SiN等である。
層間絶縁膜ILD3が、第1の層間絶縁膜ILD1、第1の金属配線M0sおよび強誘電体キャパシタFCの上方において、水素バリア膜BRRを被覆するように設けられている。尚、ここでは、層間絶縁膜ILD2またはILD3の一方またはそれらの両方を第2の層間絶縁膜と呼ぶ。
第3のコンタクトプラグV1は、図3(B)に示すように層間絶縁膜ILD3中に形成されている。第3のコンタクトプラグV1は、第2のコンタクトプラグCSから第1の方向DIR1にシフトした位置において第1の金属配線M0sに接続されている。即ち、第1の金属配線M0sの一端に第2のコンタクトプラグCSが接続され、第1の金属配線M0sの他端に第3のコンタクトプラグV1が接続されている。第3のコンタクトプラグV1は、アクティブエリアAAから素子分離STIへはみ出した第1の金属配線M0sの一端に接続され、素子分離STIの上方に形成されている。
また、図3(A)に示すように、上部電極UE上に第4のコンタクトプラグV2が形成されている。
金属配線M1(ローカル配線)が、第3のコンタクトプラグV1と該第3のコンタクトプラグV1の両側にある2つの第4のコンタクトプラグV2とを接続するように設けられている。これにより、第3のコンタクトプラグV1は、第4のコンタクトプラグV2を介して上部電極UEに電気的に接続される。
拡散層21は、第2のコンタクトプラグCS、第1の金属配線M0s、第3のコンタクトプラグV1、第2の金属配線M1、および第4のコンタクトプラグV2を介して上部電極UEに電気的に接続されている。一方、拡散層20は、第1のコンタクトプラグCPおよび第1の金属配線M0sを介して下部電極LEに電気的に接続されている。これにより、メモリセルMC内の強誘電体キャパシタFCとセルトランジスタCTとは並列に接続される。
第2のコンタクトプラグCSの両側に位置する2つの強誘電体キャパシタFCの上部電極UEは、第2の金属配線M1(ローカル配線)によって接続されている。さらに、拡散層20は、第2のコンタクトプラグCSの片側に隣接する2つの強誘電体キャパシタFCの下部電極LEを電気的に接続している。これにより、アクティブエリアAA内の複数のメモリセルMCが直列に接続される。その結果、図1に示すメモリストリングMSが形成される。
本実施形態では、図3(B)および図2に示すように、第1の金属配線M0sが素子分離STI上にはみ出しており、第3のコンタクトプラグV1は素子分離STI上に設けられる。尚、アクティブエリアAA、第2のコンタクトプラグCSおよび第1の金属配線M0sは、第3のコンタクトプラグV1のより下方に設けられているので、図2では、アクティブエリアAA、第2のコンタクトプラグCSおよび第1の金属配線M0sを破線で示している。
図2に示すように、第3のコンタクトプラグV1は、隣接する2つのアクティブエリアAA間の中間に位置する。さらに、第3のコンタクトプラグV1は、その周囲にある距離的に最も近い4つの強誘電体キャパシタFCからほぼ等距離に位置する。第3のコンタクトプラグV1を素子分離STI上に設けたことによって、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの距離d1は、従来よりも大きくすることができる。
従来、コンタクトプラグV1は、コンタクトプラグCS上に設けられていた。このため、コンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの距離は、d2であった。
これに対し、本実施形態では、第3のコンタクトプラグV1が素子分離STIの領域上にあるので、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの距離は、d1(>d2)である。従って、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの間のショートを防止することができ、強誘電体メモリの歩留まりおよびM0を高めることができる。
また、第3のコンタクトプラグV1が素子分離STIの領域上にあるので、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCの側壁にある水素バリアBRRとの距離も従来のそれより広くなる。従って、第3のコンタクトプラグV1が、強誘電体キャパシタFCの側壁を覆う水素バリアBRRにダメージを与えることを防止することができる。これも、強誘電体メモリの歩留まりおよび信頼性の向上に繋がる。
一方、もし、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの距離をd2に固定した場合、隣接する2つの強誘電体メモリの間隔を狭くすることができる。これは、従来と同程度の歩留まりおよび信頼性を維持しつつ、強誘電体メモリのチップサイズを縮小することができることを意味する。
第3のコンタクトプラグV1は、素子分離STIの上方に位置するが、第1の金属配線M0sおよび第2のコンタクトプラグCSを介してアクティブエリアAAの拡散層21に電気的に接続されている。このため、アクティブエリアAAは、複雑な形状に加工する必要が無く、直線状に形成すればよい。これは、強誘電体メモリの信頼性の維持に繋がる。
例えば、特許文献3の図3(b)のように、アクティブエリアAAを屈曲したパターンに加工する場合、シリコン基板を加工する必要がある。シリコン結晶の加工は、他の材料(例えば、ポリシリコン、酸化膜、金属膜等)の加工と比較して難しい。このため、屈曲したアクティブエリアAAを形成する際には、信頼性を保つために、隣接するアクティブエリアAA間の間隔を広くする必要がある。これでは、チップサイズを大きくしてしまう。
これに対し、本実施形態では、アクティブエリアAAが直線状であるので、シリコン基板10の加工が比較的簡単である。よって、隣接するアクティブエリアAA間の間隔を狭くすることができるので、従来よりもチップサイズを縮小化しつつ、強誘電体メモリの信頼性を維持することができる。
図4は、第3のコンタクトプラグV1および強誘電体キャパシタFCの形成後の平面パターンを示す。マスクレイアウトが図2に示すように四角形であっても、実際には、図4に示すように、角が丸まる。第3のコンタクトプラグV1の平面形状は、通常、ほぼ円形になる。これにより、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの間の距離がさらに広くなる。
従来では、図2に示すように、コンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの距離d2は、それらの側面間の距離であった。従って、コンタクトプラグV1および強誘電体キャパシタFCのそれぞれの角が丸まったとしても、それらの間の距離d2はほとんど変化しなかった。
これに対し、本実施形態では、第3のコンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCとの距離d1は、第3のコンタクトプラグV1の角と強誘電体キャパシタFCの角との間の距離になる。従って、第3のコンタクトプラグV1および強誘電体キャパシタFCのそれぞれの角の丸まりを予め考慮して、強誘電体キャパシタFC、第3のコンタクトプラグV1等のレイアウトを設計すれば、さらにチップサイズを小さくすることができる。
尚、隣接する強誘電体キャパシタFC間の間隔を狭くすることによって、第1の金属配線M0sの上端部と強誘電体キャパシタFCの下部電極LEの端部とのショートが懸念される。しかし、強誘電体キャパシタFCの加工時の位置合わせは、第1の金属配線M0sを基準にして実行される。従って、第1の金属配線M0sと強誘電体キャパシタFCとの相対位置は、比較的正確である。従って、第1の金属配線M0sの上端部と強誘電体キャパシタFCの下部電極LEの端部とのショートの可能性は比較的小さい。一方、コンタクトプラグV1の加工時の位置合わせは、第1の金属配線M0sを基準としているが、強誘電体キャパシタFCを基準にしていない。従って、コンタクトプラグV1と強誘電体キャパシタFCの下部電極LEの端部とのショートの可能性は比較的大きくなる。本実施形態のようにコンタクトプラグV1を強誘電体キャパシタFC間から素子分離STI上方へずらすことによって、ショートの可能性の小さい第1の金属配線M0sと下部電極LEとの間の間隔のみを考慮しつつ、カラム方向DIR2に隣接する強誘電体キャパシタFC間の間隔を狭くすることができる。
本実施形態による強誘電体メモリは、既知の強誘電体メモリの製造方法において、第1の金属配線M0s、第3のコンタクトプラグV1、第2の金属配線M1等の各マスクレイアウトを変更すれば足りる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明に係る第2の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図である。第2の実施形態による強誘電体メモリの平面図は、図2と同様でよい。図5は、図2のA−A線に沿った断面に相当する。図2のB−B線に沿った断面図は、図3(B)と同様である。
第2の実施形態は、下部電極LEの下に金属配線M0pを有さず、第1のコンタクトプラグCPが下部電極LEと拡散層20との間を接続している。また、下部電極LEの底面は、シリコン基板10の表面を基準として、金属配線M0sの上面よりも高い位置にある。従って、第1のコンタクトプラグCPは、第1の実施形態のそれよりも長い。下部電極LEの底面を金属配線M0sの上面よりも高くするためには、金属配線M0sの上面が被覆されるように第2の層間絶縁膜ILD2を厚く堆積すればよい。第2の実施形態の他の構成は、第1の実施形態の対応する構成と同様でよい。
下部電極LEの底面が金属配線M0sの上面よりもDだけ高い位置にあることによって、第1の金属配線M0sと下部電極LEとの間のショートをさらに確実に防止できる。よって、カラム方向DIR2に隣接する強誘電体キャパシタFC間の間隔をさらに狭くすることができる。第2の実施形態は、さらに第1の実施形態の効果も得ることができる。
(第2の実施形態の変形例)
図6は、第2の実施形態の変形例に従った強誘電体メモリの断面図である。本変形例は、下部電極LEの下に、金属配線M0pが設けられている。金属配線M0pはM0sと同じレイヤにある。このように、金属配線M0pが設けられていても、その上にコンタクトプラグCP2を設けることによって、下部電極LEの底面を金属配線M0sの上面よりも高くすることができる。これにより、本変形例は、第2の実施形態と同様の効果を有する。
(第3の実施形態)
図7は、本発明に係る第3の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図である。図8は、第3の実施形態による強誘電体メモリの平面図である。図7は、図8のA−A線に沿った断面に相当する。図8のB−B線に沿った断面図は、図3(B)と同様である。
図8に示すように、第3の実施形態では、強誘電体キャパシタFCの平面形状が、カラム方向DIR2に長径を有する細長の形状になっている。これにより、強誘電体キャパシタFCとコンタクトプラグV1との間の距離d1を維持しつつ、強誘電体キャパシタFCの面積をより大きくすることができる。強誘電体キャパシタFCの面積が大きいと、データ検出時に大きな信号差を得ることができるので、データの誤検出を抑制することができる。
第3の実施形態のその他の構成は、第2の実施形態の対応する構成と同様でよい。よって、下部電極LEの底面は、金属配線M0sの上面よりもDだけ高い位置にある。これにより、強誘電体キャパシタFCが金属配線M0sへ向かって張り出していても、図7に示すように、強誘電体キャパシタFCが金属配線M0sにショートすることを防止できる。第3の実施形態は、さらに、第2の実施形態の効果も得ることができる。
(第4の実施形態)
図9は、本発明に係る第4の実施形態に従った強誘電体メモリの概略的な平面図である。図10(A)は、図9のA−A線に沿った断面図である。図10(B)は、図9のB−B線に沿った断面図である。
第4の実施形態は、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリではなく、個々のメモリセルMCがソース線とビット線との間に接続された従来型の強誘電体メモリである。例えば、強誘電体キャパシタFCの上部電極UEが金属配線M1sを介してソース線(図示せず)に電気的に接続され、拡散層21がコンタクトプラグV1および金属配線M1bを介してビット線(図示せず)に電気的に接続される。これにより、強誘電体キャパシタFCおよびそれに対応するセルトランジスタCTがソース線とビット線との間に直列に接続される。
第4の実施形態では、図9に示すように、複数のアクティブエリアAAがアイランド状に二次元配置されている。個々のアクティブエリアAAには、セルトランジスタCTおよび強誘電体キャパシタFCが2つずつ設けられている。アクティブエリアAA間には素子分離STIが設けられている。第4の実施形態は、コンタクトプラグV1が、アクティブエリアAA上ではなく、素子分離STIの上方に設けられている点で他の実施形態と同様である。
図9(A)に示すように、各アクティブエリアAAに設けられた2つのセルトランジスタCTは、アクティブエリアAAの中間部分にある拡散層21を共有している。セルトランジスタCTの他の拡散層20は、他のセルトランジスタCTと供給されていない。
第4の実施形態において、第2のコンタクトプラグCS、第1の金属配線M0sおよび第3のコンタクトプラグV1の構成は、第1の実施形態のそれらの構成と同様である。また、第4の実施形態における強誘電体キャパシタFCと拡散層20との間の接続、および、強誘電体キャパシタFCと金属配線M1sとの間の接続の構成も第1の実施形態のそれらの構成と同様でよい。
ただし、上部電極UEに接続された金属配線M1sは、コンタクトプラグV1に接続された金属配線M1bと電気的に接続されていない。金属配線M1sおよびM1bは、例えば、ソース線およびビット線にそれぞれ接続される。
第4の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の対応する構成と同様でよい。従って、第4の実施形態のような従来型の強誘電体メモリにも本発明を適用することができる。第4の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。第4の実施形態は、第2または第3の実施形態と容易に組み合わせることができる。この場合には、第4の実施形態は、第2または第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
FC…強誘電体キャパシタ
CT…セルトランジスタ
AA…アクティブエリア
STI…素子分離
CP…第1のコンタクトプラグ
CS…第2のコンタクトプラグ
V1…第3のコンタクトプラグ
V2…第4のコンタクトプラグ
M0p、M0s…金属配線
20、21拡散層
ILD1〜ILD4…層間絶縁膜

Claims (5)

  1. 半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、
    前記複数のトランジスタを被覆する第1の層間絶縁膜と、
    前記第1の層間絶縁膜中に形成され、前記トランジスタの拡散層の一方に接続された複数の第1のコンタクトプラグと、
    前記複数の第1のコンタクトプラグおよび前記第1の層間絶縁膜の上方に形成され、下部電極、強誘電体膜および上部電極を含む複数の強誘電体キャパシタと、
    前記複数の強誘電体キャパシタのうち隣接する第1および第2の強誘電体キャパシタ間の下にある前記第1の層間絶縁膜中に形成され、前記トランジスタの拡散層の他方に接続された第2のコンタクトプラグと、
    前記第2のコンタクトプラグに接続され、前記第1の層間絶縁膜上において前記第1および第2の強誘電体キャパシタの配列方向に対してほぼ直交する第1の方向へ延伸している第1の配線と、
    前記第1の層間絶縁膜および前記第1の配線の上方に設けられた第2の層間絶縁膜と、
    前記第2の層間絶縁膜中に形成され、前記第2のコンタクトプラグから前記第1の方向にシフトした位置において前記第1の配線に接続された第3のコンタクトプラグと、
    前記第3のコンタクトプラグと前記第1および第2の強誘電体キャパシタの前記上部電極とを電気的に接続する第2の配線とを備えた半導体記憶装置。
  2. アクティブエリアは前記半導体基板の表面において直線状のストライプを成すように形成されており、
    複数の直線状のアクティブエリア間に素子分離を備え、
    前記複数のトランジスタは前記アクティブエリアに形成され、
    前記複数の強誘電体キャパシタは前記アクティブエリアの上方に形成され、
    前記第2のコンタクトプラグは前記アクティブエリアの上方において前記第1の配線に接続され、
    前記第1の配線は前記アクティブエリアから前記素子分離へ向かって延伸しており、
    前記第3のコンタクトプラグは前記素子分離の上方において前記第1の配線に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第3のコンタクトプラグは、互いに隣接する直線状のアクティブエリア間の中間に位置することを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記強誘電体キャパシタの下部電極の底面は、前記半導体基板の表面を基準として、前記第1の配線の上面よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記強誘電体キャパシタの平面形状は、前記配列方向に長径を有する細長の形状であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
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