JP2011028438A - アプリケーション検証システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のオペレーティングシステム上でのアプリケーション検証作業を容易化する「アプリケーション検証システム及びコンピュータプログラム」を提供する。
【解決手段】同期マネージャ4は、各仮想コンピュータシステム30の表示スクリーンのサイズと、各仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32上で実行されている検証対象アプリケーション33のウインドウのサイズと位置を同一にする。そして、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34から通知された、マスタの仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力を、スレーブの各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34に通知し、通知したユーザ操作入力と同じまたは等価なユーザ操作入力を仮想マシン31を介してゲストオペレーティングシステム32に投入させる。
【選択図】図1
【解決手段】同期マネージャ4は、各仮想コンピュータシステム30の表示スクリーンのサイズと、各仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32上で実行されている検証対象アプリケーション33のウインドウのサイズと位置を同一にする。そして、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34から通知された、マスタの仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力を、スレーブの各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34に通知し、通知したユーザ操作入力と同じまたは等価なユーザ操作入力を仮想マシン31を介してゲストオペレーティングシステム32に投入させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、アプリケーションの動作を検証する技術に関するものである。
アプリケーションの動作を検証する技術としては、単一のコンピュータ上でオペレーティングシステムを切り替えながら、各オペレーティングシステム上でのアプリケーションの動作の検証を行う技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、単一のコンピュータ上で、複数のオペレーティングシステムを稼働させる仮想マシンの技術も知られている(たとえば、特許文献2)。
また、単一のコンピュータ上で、複数のオペレーティングシステムを稼働させる仮想マシンの技術も知られている(たとえば、特許文献2)。
共通のAPIを提供する名称の異なる複数のオペレーティングシステムや、同じオペレーティングシステムの異なるバージョンや、同じオペレーティングシステムの異なる言語バージョン向けに、一つのアプリケーションソフトウエアを作成することがある。
そして、このような場合、アプリケーションソフトウエアの動作の検証は、各オペレーティングシステム上で各々その作業を行う必要があるため、その作業の負担が大きかった。
そこで、本発明は、複数のオペレーティングシステム上でのアプリケーションソフトウエアの動作の検証を容易に行えるようにすることを課題とする。
そして、このような場合、アプリケーションソフトウエアの動作の検証は、各オペレーティングシステム上で各々その作業を行う必要があるため、その作業の負担が大きかった。
そこで、本発明は、複数のオペレーティングシステム上でのアプリケーションソフトウエアの動作の検証を容易に行えるようにすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、アプリケーションの検証に用いられるアプリケーション検証システムを、コンピュータと、コンピュータ上で稼働するホストオペレーティングシステムと、前記ホストオペレーティングシステム上に構築された複数の仮想コンピュータシステムと、同期制御手段とより構成したものである。但し、前記仮想コンピュータシステムは、仮想マシン環境上で稼働するゲストオペレーティングシステムと、当該ゲストオペレーティングシステム上で実行される検証対象アプリケーションとを備え、各仮想コンピュータシステムが備えるゲストオペレーティングシステムは、前記検証対象アプリケーションを実行可能な、相互に種類が異なるオペレーティングシステムである。また、前記同期制御手段は、一つの仮想コンピュータシステムに対してユーザによって行われた操作入力と等価な操作入力を、他の仮想コンピュータシステムに対して投入するものである。
ここで、このようなアプリケーション検証システムは、より具体的には、前記同期制御手段を、各仮想コンピュータシステムの表示スクリーンのサイズを同一に設定する表示インタフェース同一化手段と、一つの仮想コンピュータシステムに対してユーザによって行われた表示スクリーン上の座標入力と同じ座標入力を、他の仮想コンピュータシステムに対して投入する座標入力同期手段とを含めて構成するようにしてもよい。また、この場合には、表示インタフェース同一化手段は、さらに、各仮想コンピュータシステムの検証対象アプリケーションのウインドウのサイズと前記表示スクリーン上の位置とを同一に設定するように構成してもよい。
なお、前記相互に種類が異なるオペレーティングシステムとは、名称またはバージョンまたは言語バージョンが異なるオペレーティングシステムであってよい。
このようなアプリケーション検証システムによれば、ユーザが、一つの仮想コンピュータシステムに対して操作入力を行うと、入力された操作入力と等価な操作入力が他の仮想コンピュータシステムにも投入される。
したがって、あるゲストオペレーティングシステム上で実行されている検証対象アプリケーションに対してユーザが行った操作と同じ操作が、他のゲストオペレーティングシステム上で実行されている検証対象アプリケーションに対しても自動的に入力されることになる。
このようなアプリケーション検証システムによれば、ユーザが、一つの仮想コンピュータシステムに対して操作入力を行うと、入力された操作入力と等価な操作入力が他の仮想コンピュータシステムにも投入される。
したがって、あるゲストオペレーティングシステム上で実行されている検証対象アプリケーションに対してユーザが行った操作と同じ操作が、他のゲストオペレーティングシステム上で実行されている検証対象アプリケーションに対しても自動的に入力されることになる。
よって、ユーザは、一つのオペレーティングシステム上での検証対象アプリケーションに対する操作を行うだけで、複数の異なる種類のオペレーティングシステム上における検証対象アプリケーションの検証を同時に行えるようになる。
以上のように、本発明によれば、複数のオペレーティングシステム上でのアプリケーションソフトウエアの動作の検証を容易に行えるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るアプリケーション検証システムの構成を示す。
図示するように、アプリケーション検証システムは、コンピュータハードウエア1と、コンピュータハードウエア1の上で稼働するオペレーティングシステムであるホストオペレーティングシステム2と、ホストオペレーティングシステム2の上でアプリケーションとして実行される複数の仮想マシンソフトウエア3と、ホストオペレーティングシステム2の上でアプリケーションとして実行される同期マネージャ4とより構成される。
図1に、本実施形態に係るアプリケーション検証システムの構成を示す。
図示するように、アプリケーション検証システムは、コンピュータハードウエア1と、コンピュータハードウエア1の上で稼働するオペレーティングシステムであるホストオペレーティングシステム2と、ホストオペレーティングシステム2の上でアプリケーションとして実行される複数の仮想マシンソフトウエア3と、ホストオペレーティングシステム2の上でアプリケーションとして実行される同期マネージャ4とより構成される。
ここで、コンピュータハードウエア1は、CPUや主記憶装置や外部記憶装置や表示装置や入力装置などを備えた一般的な汎用コンピュータのハードウエアである。
また、仮想マシンソフトウエア3は、仮想マシン環境を提供するソフトウエアであり、この仮想マシン環境を利用して、仮想的なコンピュータシステムである仮想コンピュータシステム30が実現される。そして、この仮想コンピュータシステム30は、仮想的なコンピュータハードウエア1である仮想マシン31と、仮想マシン31の上で稼働するオペレーティングシステムであるゲストオペレーティングシステム32と、ゲストオペレーティングシステム32の上で実行される検証対象アプリケーション33と、オペレーティングシステムと協調動作する同期処理部34とを備えている。
また、仮想マシンソフトウエア3は、仮想マシン環境を提供するソフトウエアであり、この仮想マシン環境を利用して、仮想的なコンピュータシステムである仮想コンピュータシステム30が実現される。そして、この仮想コンピュータシステム30は、仮想的なコンピュータハードウエア1である仮想マシン31と、仮想マシン31の上で稼働するオペレーティングシステムであるゲストオペレーティングシステム32と、ゲストオペレーティングシステム32の上で実行される検証対象アプリケーション33と、オペレーティングシステムと協調動作する同期処理部34とを備えている。
ここで、異なる仮想マシンソフトウエア3を用いて構成される仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32は、共通のAPIを提供するオペレーティングシステムであり、相互に、その種類(名称、または、バーション、または、言語バージョンの種類)が異なるものである。一方、各仮想コンピュータシステム30の上で実行される検証対象アプリケーション33は、各ゲストオペレーティングシステム32の上に各々インストールされた同じアプリケーションである。
以下、このような構成において、同期マネージャ4と、各仮想マシン31の上の同期処理部34によって実現される同期動作について説明する。
図2に、同期マネージャ4が行う同期制御処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、同期対象とする仮想コンピュータシステム30と、同期対象とする各仮想コンピュータシステム30で実行されているアプリケーションの内で検証対象アプリケーション33とするアプリケーションの設定と、同期対象とする仮想コンピュータシステム30の内で、マスタとなる仮想コンピュータシステム30の設定を、ユーザから受け付ける(ステップ202)。
図2に、同期マネージャ4が行う同期制御処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、同期対象とする仮想コンピュータシステム30と、同期対象とする各仮想コンピュータシステム30で実行されているアプリケーションの内で検証対象アプリケーション33とするアプリケーションの設定と、同期対象とする仮想コンピュータシステム30の内で、マスタとなる仮想コンピュータシステム30の設定を、ユーザから受け付ける(ステップ202)。
ここで、同期対象とする仮想コンピュータシステム30と、検証対象アプリケーション33の設定の受け付けは、たとえば、図3aに示すような同期コントロールウインドウ300を表示し、同期コントロールウインドウ300に設けた複数の同期対象指定ボックス301の各々において、同期対象とする仮想コンピュータシステム30の識別情報(同期対象とする仮想コンピュータシステム30の仮想マシン31の名称)と、検証対象アプリケーション33とするアプリケーションの名称の入力を受け付けることにより行う。
また、マスタとする同期対象とする仮想コンピュータシステム30の設定は、各同期対象指定ボックス301に対応して設けたマスタ/スレーブ切替ボタン302によって受け付ける。なお、マスタの仮想コンピュータシステム30は常に一つ存在しなければならず、マスタに設定されなかった他の同期対象の仮想コンピュータシステム30の全ては、スレーブの仮想コンピュータシステム30に自動的に設定される。
図2に戻り、ユーザによって、図3aの同期コントロールウインドウ300の同期開始ボタン303の操作によって同期開始が指示されたならば(ステップ204)、まず、同期対象の各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34を介して、同期対象の各仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32に、各仮想コンピュータシステム30の表示スクリーンのサイズを同一サイズに設定させる(ステップ206)。ただし、同期対象の仮想コンピュータシステム30の全てが起動していない場合には、ステップ206に先だって、ホストオペレーティングシステム2に起動要求を発行することにより、同期対象の各仮想コンピュータシステム30の全てを起動する。
また、同期対象の各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34を介して、同期対象の各仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32に、各仮想コンピュータシステム30で実行されている検証対象アプリケーション33のウインドウのサイズと、各仮想コンピュータシステム30で実行されている検証対象アプリケーション33のウインドウの、仮想コンピュータシステム30の表示スクリーン上の位置を、同一に設定させる(ステップ208)。ただし、同期対象の各仮想コンピュータシステム30のうちに、検証対象アプリケーション33が起動していない仮想コンピュータシステム30が存在する場合には、ステップ208に先だって、当該仮想コンピュータシステム30の同期処理部34を介して、ゲストオペレーティングシステム32に検証対象アプリケーション33を起動させる。また、検証対象アプリケーション33が、固定サイズのウインドウを、表示スクリーン上の固定位置に設定するように作成されている場合などには、ステップ208は設けなくても良い。
そして、同期対象の各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34とゲストオペレーティングシステム32を介して、同期対象の各仮想コンピュータシステム30上で実行されている検証対象アプリケーション33以外の全てのアプリケーションを終了させると共に(ステップ210)、同期対象の各仮想コンピュータシステム30上で実行されている検証対象アプリケーション33のウインドウを、ユーザによる入力や操作の対象となるウインドウであるアクティブウインドウに設定する(ステップ212)ここで、ステップ210は、できるだけ検証対象アプリケーションの動作環境を同じくするために設けたものであり、必ずしも、これを設ける必要はない。
ここで、同期対象の仮想コンピュータシステム30が、仮想コンピュータシステムAと仮想コンピュータシステムBであり、検証対象アプリケーション33が「DB MGR」である場合に、以上のステップ206と208の処理の結果、図3bに示すように、アプリケーション検証システムの表示スクリーン350上に、仮想コンピュータシステムAの表示スクリーン360(ホストコンピュータにとっての仮想コンピュータシステムAの仮想マシンソフトウエア3のウインドウ)と仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370(ホストコンピュータにとっての仮想コンピュータシステムBの仮想マシンソフトウエア3のウインドウ)が、同じスクリーンサイズで表示されることになる。また、仮想コンピュータシステムAの表示スクリーン360の上にアプリケーションDB MGRのウインドウ361がアクティブウインドウとして表示され、仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370の上にアプリケーションDB MGRのウインドウ371がアクティブウインドウとして表示されることとなる。また、アプリケーションDB MGRのウインドウ361の仮想コンピュータシステムAの表示スクリーン360の上の位置とサイズは、アプリケーションDB MGRのウインドウ371の仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370の上の位置とサイズと等しく設定されることになる。
ここで、同期対象の仮想コンピュータシステム30が、仮想コンピュータシステムAと仮想コンピュータシステムBであり、検証対象アプリケーション33が「DB MGR」である場合に、以上のステップ206と208の処理の結果、図3bに示すように、アプリケーション検証システムの表示スクリーン350上に、仮想コンピュータシステムAの表示スクリーン360(ホストコンピュータにとっての仮想コンピュータシステムAの仮想マシンソフトウエア3のウインドウ)と仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370(ホストコンピュータにとっての仮想コンピュータシステムBの仮想マシンソフトウエア3のウインドウ)が、同じスクリーンサイズで表示されることになる。また、仮想コンピュータシステムAの表示スクリーン360の上にアプリケーションDB MGRのウインドウ361がアクティブウインドウとして表示され、仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370の上にアプリケーションDB MGRのウインドウ371がアクティブウインドウとして表示されることとなる。また、アプリケーションDB MGRのウインドウ361の仮想コンピュータシステムAの表示スクリーン360の上の位置とサイズは、アプリケーションDB MGRのウインドウ371の仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370の上の位置とサイズと等しく設定されることになる。
さて、図2に戻り、次に、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34に、マスタの仮想コンピュータシステム30上で発生した、仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力の、同期マネージャ4への通知処理の開始を指示する(ステップ216)。このとき、ユーザ操作入力の同期マネージャ4への通知を行っている他の仮想コンピュータシステム30が存在する場合には、その同期処理部34にユーザ操作入力の同期マネージャ4への通知処理の終了も指示する。
ここで、仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力の同期マネージャ4への通知処理の開始を指示された、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34は、以降、仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力の発生を監視し、発生したユーザ操作入力を同期マネージャ4に通知する処理を行う。ここで、仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力とは、ユーザのマウスやキーボードなどの入力装置の操作内容を表す入力を指す。
そして、次に、図3aの同期コントロールウインドウ300の、マスタ/スレーブ切替ボタン302(ステップ222)、同期停止ボタン304(ステップ224)、または、終了ボタン305(ステップ226)が操作されるまで、以下の処理を繰り返す。
すなわち、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34より、マスタの仮想コンピュータシステム30上で発生した、仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力の通知を受け付ける毎に(ステップ218)、スレーブの各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34に、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34から通知されたユーザ操作入力を通知し、同期処理部34に、通知したユーザ操作入力と同じまたは等価なユーザ操作入力を仮想マシン31を介してゲストオペレーティングシステム32に投入させる(ステップ220)。
すなわち、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34より、マスタの仮想コンピュータシステム30上で発生した、仮想マシン31からゲストオペレーティングシステム32へのユーザ操作入力の通知を受け付ける毎に(ステップ218)、スレーブの各仮想コンピュータシステム30の同期処理部34に、マスタの仮想コンピュータシステム30の同期処理部34から通知されたユーザ操作入力を通知し、同期処理部34に、通知したユーザ操作入力と同じまたは等価なユーザ操作入力を仮想マシン31を介してゲストオペレーティングシステム32に投入させる(ステップ220)。
そして、マスタ/スレーブ切替ボタン302が操作された場合には(ステップ222)、操作に応じて新たにマスタやスレーブとなる仮想コンピュータシステム30を設定し直し、ステップ216からの処理に戻る。
また、図3aの同期コントロールウインドウ300の同期停止ボタン304が操作された場合には、(ステップ224)、ステップ204からの処理に戻り、終了ボタン305が操作された場合には(ステップ226)、同期制御処理を終了する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
このように、本実施形態によれば、マスタの仮想コンピュータシステム30に対してユーザが行った操作に応答してマスタの仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32に入力されるユーザ操作入力と同じもしくは等価なユーザ操作入力がスレーブのゲストオペレーティングシステム32にも投入される。
また、図3aの同期コントロールウインドウ300の同期停止ボタン304が操作された場合には、(ステップ224)、ステップ204からの処理に戻り、終了ボタン305が操作された場合には(ステップ226)、同期制御処理を終了する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
このように、本実施形態によれば、マスタの仮想コンピュータシステム30に対してユーザが行った操作に応答してマスタの仮想コンピュータシステム30のゲストオペレーティングシステム32に入力されるユーザ操作入力と同じもしくは等価なユーザ操作入力がスレーブのゲストオペレーティングシステム32にも投入される。
結果、たとえば、上述した図3bの表示スクリーン360において、仮想コンピュータシステムAがマスタの仮想コンピュータシステム30であるとすれば、仮想コンピュータシステムAにおいて、表示スクリーン360上の、位置362のユーザのクリック操作が発生すると、位置362の表示スクリーン360上の座標(通常、表示スクリーン左上を原点とする座標)と同じ、仮想コンピュータシステムBの表示スクリーン370上の座標を持つ表示スクリーン370上の位置372のクリック操作が仮想コンピュータシステムBにおいても発生することになる。
したがって、あるゲストオペレーティングシステム32上で実行されている検証対象アプリケーション33に対してユーザが行った操作と同じ操作が、他のゲストオペレーティングシステム32上で実行されている検証対象アプリケーション33に対しても自動的に入力されることになる。
よって、ユーザは、一つのオペレーティングシステム上での検証対象アプリケーション33に対する操作を行うだけで、複数の異なる種類のオペレーティングシステム上における検証対象アプリケーション33の検証を同時に行えるようになる。
また、本実施形態によれば、ユーザは、随時、仮想コンピュータシステム30間の同期を入り切りしたり、マスタとする仮想コンピュータシステム30を切り替えることができるので、ユーザは、柔軟、多様な形態で、複数の異なる種類のオペレーティングシステム上における検証対象アプリケーション33の検証を行うことができる。
また、本実施形態によれば、ユーザは、随時、仮想コンピュータシステム30間の同期を入り切りしたり、マスタとする仮想コンピュータシステム30を切り替えることができるので、ユーザは、柔軟、多様な形態で、複数の異なる種類のオペレーティングシステム上における検証対象アプリケーション33の検証を行うことができる。
1…コンピュータハードウエア、2…ホストオペレーティングシステム、3…仮想マシンソフトウエア、4…同期マネージャ、30…仮想コンピュータシステム、31…仮想マシン、32…ゲストオペレーティングシステム、33…検証対象アプリケーション、34…同期処理部。
Claims (5)
- アプリケーションの検証に用いられるアプリケーション検証システムであって、
コンピュータと、
コンピュータ上で稼働するホストオペレーティングシステムと、
前記ホストオペレーティングシステム上に構築された複数の仮想コンピュータシステムと、
同期制御手段とを有し、
前記仮想コンピュータシステムは、仮想マシン環境上で稼働するゲストオペレーティングシステムと、当該ゲストオペレーティングシステム上で実行される検証対象アプリケーションとを備え、
各仮想コンピュータシステムが備えるゲストオペレーティングシステムは、前記検証対象アプリケーションを実行可能な、相互に種類が異なるオペレーティングシステムであって、
前記同期制御手段は、一つの仮想コンピュータシステムに対してユーザによって行われた操作入力と等価な操作入力を、他の仮想コンピュータシステムに対して投入することを特徴とするアプリケーション検証システム。 - 請求項1記載のアプリケーション検証システムであって、
前記同期制御手段は、
各仮想コンピュータシステムの表示スクリーンのサイズを同一に設定する表示インタフェース同一化手段と、
一つの仮想コンピュータシステムに対してユーザによって行われた表示スクリーン上の座標入力と同じ座標入力を、他の仮想コンピュータシステムに対して投入する座標入力同期手段とを有することを特徴とするアプリケーション検証システム。 - 請求項2記載のアプリケーション検証システムであって、
前記同期制御手段の表示インタフェース同一化手段は、各仮想コンピュータシステムの検証対象アプリケーションのウインドウのサイズと前記表示スクリーン上の位置とを同一に設定することを特徴とするアプリケーション検証システム。 - 請求項1、2または3記載のアプリケーション検証システムであって、
前記相互に種類が異なるオペレーティングシステムとは、名称またはバージョンまたは言語バージョンが異なるオペレーティングシステムであることを特徴とするアプリケーション検証システム。 - ホストオペレーティングシステムが稼働するコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記ホストオペレーティングシステム上に構築された複数の仮想コンピュータシステムと、
同期制御手段として機能させ、
前記仮想コンピュータシステムは、仮想マシン環境上で稼働するゲストオペレーティングシステムとを備え、
各仮想コンピュータシステムが備えるゲストオペレーティングシステムは、前記検証対象アプリケーションを実行可能な、相互に種類が異なるオペレーティングシステムであって、
前記同期制御手段は、一つの仮想コンピュータシステムに対してユーザによって行われた操作入力と等価な操作入力を、他の仮想コンピュータシステムに対して投入することを特徴とするコンピュータプログラム。
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