JP2011015166A - 情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性低下を抑制しつつ、消費電力を低減させることができる情報端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話機は、ディスプレイ21と、キー操作がなされると、予め設定された規定時間TRだけディスプレイ21を点灯した後に、ディスプレイ21を消灯するCPU100とを備える。CPU100は、ディスプレイ21を再び点灯状態に復帰されるためのキー操作の履歴に基づいて、規定時間TRを設定する。たとえば、CPU100は、ディスプレイ21を消灯してから予め定められた時間が経過するまでに復帰のためのキー操作が行われた頻度に応じて規定時間TRを設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ等の情報端末装置に関するものである。
従来、携帯電話機等の情報端末装置では、消費電力を低減するための種々の制御が行われている。たとえば、ユーザによりキー操作が行われた後、次のキー操作がそのまま行わなければ、ディスプレイの輝度を低減させたり、ディスプレイを消灯したりする制御が行われている。
キー操作が行われた後ディスプレイが消灯等されるまでの時間、即ちディスプレイの点灯時間が短いほど、消費電力の低減につながる。その反面、点灯時間が短いと、ユーザが少しの間キー操作を中断しただけでディスプレイが消灯等してしまいやすくなる。このため、ディスプレイを復帰させるためのキー操作を頻繁に行わなければならなくなり、ユーザの利便性が低下してしまう。
そこで、情報端末装置において、ユーザの利便性を考慮すべく、たとえば、電話モード、スケジュールモード等の各種モードに応じてディスプレイの点灯時間を設定するような構成が採られ得る(特許文献1参照)。
特開2002−357683号公報
しかしながら、ユーザに利便性の悪さを感じさせないために必要な点灯時間は、そのときの操作入力の状況によって変わり得るものであり、また、ユーザ毎の個人差によっても変わり得る。このため、上記のようにモードに応じて画一的に点灯時間が設定される構成とされても、ユーザの利便性低下の問題は十分に解消され得ない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性低下を抑制しつつ、消費電力を低減させることができる情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明の情報端末装置は、操作入力がなされると、予め設定された規定時間だけ前記作動部に前記所定動作を実行させる作動制御部と、前記規定時間を設定する時間設定部と、を備える。ここで、前記時間設定部は、前記規定時間の経過後に前記所定動作に復帰させる操作入力に基づいて前記規定時間を設定する。
本発明によれば、ユーザの利便性低下を抑制しつつ、消費電力を低減させることができる情報端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る省電力制御のフローチャートである。 実施の形態に係る復帰回数計測処理および規定時間設定処理のフローチャートである。 実施の形態に係る復帰回数Nを保存するためのテーブルを示す。 実施の形態に係る復帰回数計測処理および規定時間設定処理の変更例に係るフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は携帯電話機の外観構成を示す図であり、同図(a)は、第2キャビネットが開放した状態の携帯電話機の正面図、同図(b)は同じ状態での側面図である。同図(c)は同図(b)のA−A´断面図である。
携帯電話機は、第1キャビネット1と第2キャビネット2を備えている。第1キャビネット1には、キー入力部3が配されている。キー入力部3は、機器への各種の操作入力を検出する。
第1キャビネット1の上面には、キー入力部3を構成する操作キー群3aが配されている。操作キー群3aは、4個のメインキー31と、方向キー32と、決定キー33と、12個のテンキー34によって構成されている。なお、キー入力部3は、後述するキー入力回路35、キーバックライト36(図2参照)をさらに備えている。
メインキー31は、各種機能モード(カメラ撮影モード、メール送受信モード、インターネットモードなど)のアプリケーションを起動するためのキーや電話による通話開始、終了を行うためのキーである。通話を終了させるためのキーは、アプリケーションを終了させるためのENDキーとしても機能する。方向キー32は、表示画面に表示された各種メニューから所望のメニューを選択する際に操作されるキーであり、決定キー33は選択されたメニューの決定等を行うためのキーである。テンキー34は、文字(ひらがな、カタカナ、アルファベット)や数字、記号の入力を行うためのキーである。テンキー34は、主に文字等を入力するためのキーとして機能するが、実行されるアプリケーションによっては、方向キーなど、他のキーとして機能することもある。なお、テンキー34の一部を、QWERTYキー等で構成してもよい。
第2キャビネット2にはディスプレイ21が配されている。ディスプレイ21は、後述のように液晶パネルと液晶パネルを照明するパネルバックライトにより構成されている。なお、ディスプレイ21は、有機ELにより構成されてもよい。ディスプレイ21の表示画面側には、タッチセンサ22が配されている。タッチセンサ22は透明なシート状を有しており、タッチセンサ22を透してディスプレイ21の表示画面を見ることができる。
タッチセンサ22は、マトリクス状に配された第1透明電極と第2透明電極とを備え、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザに触られた表示画面上の位置を検出し、その位置に応じた位置信号を出力する。なお、タッチセンサ22は、静電容量式のタッチセンサに限られず、抵抗膜方式、感圧式等のタッチセンサであってもよい。
第2キャビネット2は、スライド機構部4によって、第1キャビネット1に対し図1のX軸方向にスライド可能に連結されている。図1(c)に示すように、スライド機構部4は、ガイド板41とガイド溝42によって構成されている。ガイド板41は、第2キャビネット2の背面の左右両端部に設けられており、その下端に突条41aを有する。ガイド溝42は、第1キャビネット1の側面に、スライド方向(図1のX軸方向)に沿って形成されている。ガイド板41の突条41aは、ガイド溝42に係合されている。
携帯電話機を閉じた状態では、図1(b)に一点鎖線で示すように、第2キャビネット2が第1キャビネット1の上に略完全に重なっている。この状態(閉じた状態)では、第2キャビネット2の背後に操作キー群3aの全てのキーが隠れた状態となる。第2キャビネット2は、ガイド板41がガイド溝42の終端位置に達するまでスライドする(開いた状態とする)ことができる。第2キャビネット2が完全に開くと、図1(a)に示すように、操作キー群3aの全てのキーが外部に露出する。
全てのキーが隠れた状態において、携帯電話機への操作入力は、タッチパネル22により行うことができる。このとき、ディスプレイ21の表示画面上には、所定の位置にソフトキーの画像が表示される。
図2は、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。本実施の形態の携帯電話機は、上述した各構成要素の他、CPU100、カメラモジュール101、映像エンコーダ102、マイク103、音声エンコーダ104、キー入力回路35、リアルタイムクロック(RTC)105、通信モジュール106、メモリ107、バックライト駆動回路108、キーバックライト36、映像デコーダ109、音声デコーダ110、通話スピーカ111、外部スピーカ112、バッテリー113、電源回路114を備えている。
カメラモジュール101は、CCD等の撮像素子を有し、取り込んだ画像に応じた撮像信号を生成し、映像エンコーダ102へ出力する。映像エンコーダ102は、カメラモジュール101からの撮像信号を、CPU100が処理できるデジタルの撮像信号に変換してCPU100へ出力する。
マイク103は、音声信号を電気信号に変換して音声エンコーダ104へ出力する。音声エンコーダ104は、マイク103からの音声信号を、CPU100が処理できるデジタルの音声信号に変換してCPU100へ出力する。
キー入力回路35は、操作キー群3aの各キーが押されたときに、各キーに応じた入力信号をCPU100へ出力する。RTC105は、現在時刻をカウントしてCPU100へ出力する。
通信モジュール106は、CPU100からの音声信号や画像信号、テキスト信号などを無線信号に変換し、アンテナ106aを介して基地局へ送信する。また、アンテナ106aを介して受信した無線信号を音声信号や画像信号、テキスト信号などに変換してCPU100へ出力する。
メモリ107は、ROMおよびRAMを含む。メモリ107には、CPU100に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。また、メモリ107には、カメラモジュール101で撮影した画像データや通信モジュール106を介して外部から取り込んだ画像データ、テキストデータ(メールデータ)などが所定のファイル形式で保存される。
キーバックライト36は、操作キー群3aの個々のキーを照明する。ディスプレイ21は、液晶パネル21aと、液晶パネル21aに光を供給するパネルバックライト21bとを備えている。
バックライト駆動回路108は、CPU100からの制御信号に応じた電圧信号をキーバックライト36およびパネルバックライト21bに供給する。映像デコーダ109は、CPU100からの映像信号を液晶パネル21aで表示できるアナログの映像信号に変換し、液晶パネル21aに出力する。
音声デコーダ110は、CPU100からの音声信号を通話スピーカ111で出力できるアナログの音声信号に変換し、通話スピーカ111に出力する。また、音声デコーダ110は、CPU100からの着信音、アラーム音等の各種報知音の音信号を外部スピーカ112で出力できるアナログの音信号に変換し、外部スピーカ112へ出力する。通話スピーカ111は、音声デコーダ110からの音声信号を音声として再生する。外部スピーカ112は、音声デコーダ110からの着信音等を再生する。
バッテリー113は、CPU100やCPU100以外の携帯電話機の各部へ電力を供給するためのものであり、二次電池からなる。バッテリー113は、電源回路114に接続されている。
電源回路114は、バッテリー113の電圧を前記各構成部に必要な大きさの電圧に変換して各構成部に供給する。また、電源回路114は、外部電源の入力部(図示せず)を介して供給された電力をバッテリー113に供給して、バッテリー113を充電する。
CPU100は、カメラモジュール101、マイク103、キー入力回路35、タッチセンサ22など各部からの入力信号に基づいて、通信モジュール106、映像デコーダ109、音声デコーダ110などの各部に制御信号を出力することにより、通話処理や各種機能モードのアプリケーションを実行する。なお、CPU100には、後述の省電力制御に用いられるタイマー部100aが、その機能の一部として備えられている。
さて、本実施の形態の携帯電話機では、初動状態において、ディスプレイ21に初期画面(メニュー画面)や待受け画面が表示されている。このような初動状態からキー入力部3やタッチパネル22を用いた操作入力が行われることにより、操作入力に応じたアプリケーションが実行される。
初動状態やアプリケーションの実行時、通常はディスプレイ21が定常の輝度で点灯している。しかし、ディスプレイ21の消費電力は比較的大きいため、バッテリー113の使用時間をできるだけ長くするには、不要な状況において、ディスプレイ21(パネルバックライト21b)の輝度を低くしたり、パネルバックライト21bあるいはディスプレイ21全体(液晶パネル21aおよびパネルバックライト21b)をオフしたりすることが望ましい。そこで、本実施の形態では、ディスプレイ21による電力消費をできるだけ小さくすべく、以下に説明する省電力制御が行われる。
図3および図4は、本実施の形態に係る省電力制御のフローチャートである。図3は、省電力制御に係るメイン処理のフローチャートである。図4(a)は、省電力制御に係る復帰回数計測処理のフローチャートである。図4(b)は、省電力制御に係る規定時間設定処理のフローチャートである。以下、図3および図4のフローチャートに従って処理内容を説明する。
処理が開始されると、CPU100は、キー操作(キーによる操作入力)が行われたか否かを判定する(S11)。キー操作には、操作キー群3aの操作の他、タッチパネル22によるソフトキーの操作が含まれる。キー操作が行われると(S11:YES)、CPU100は、ディスプレイ21がオン状態にあるか否かを判定し(S12)、オン状態にあれば(S12:YES)、キー操作が終わると同時に経過時間Tのカウントを開始する(S13)。経過時間Tは、タイマー部100aによりカウントされる。
次に、CPU100は、キー操作が行われたか否かを判定し(S14)、キー操作が行われていなければ(S14:NO)、経過時間Tが規定時間TRに達したか否かを判定する(S15)。規定時間TRは、次のキー操作が行われない場合に、前のキー操作が行われてからディスプレイ21をオフするまでの時間である。規定時間TRは、後述する規定時間設定処理において設定される。
経過時間Tが規定時間TRに達する前にキー操作が行われれば(S14:YES)、処理が再びステップS13に戻り、CPU100は、改めて経過時間Tのカウントを開始する。一方、キー操作が行われないまま、経過時間Tが規定時間TRに達すると(S15:YES)、CPU100はディスプレイ21をオフする。即ち、パネルバックライト21bを消灯するとともに液晶パネル21aの駆動を停止させる(S16)。
このようにして、本実施の形態では、キー操作が行われない状態がしばらく続くと、ディスプレイ21がオフするため、消費電力が低減される。このため、バッテリーの使用可能時間が長くなる。
その後、処理がステップS11に戻り、CPU100は、キー操作が行われたか否かを判定する。
ディスプレイ21がオフされている状態から、ユーザが次の操作入力を行う場合には、まずディスプレイ21を復帰させるために任意のキーを操作する。CPU100は、キー操作がなされたと判定すると(S11:YES)、このときディスプレイ21はオフ状態にあるため(S12:NO)、ディスプレイ21をオンする(S17)。その後は、再びステップS13へと移行される。
なお、ステップS16において、CPU100は、ディスプレイ21全体をオフしているが、液晶パネル21aは駆動したまま、パネルバックライト21bのみを消灯するようにしてもよい。また、パネルバックライト21bを完全に消灯するのではなく、パネルバックライト21bへ供給する電力を低減させて、その輝度を低下させるようにしてもよい。さらに、パネルバックライト21bの輝度を低下させた後、さらに一定時間キー操作がなければパネルバックライト21bを消灯するようにしてもよい。勿論、パネルバックライト21bを消灯したときには、合わせて液晶パネル21aの駆動を停止してもよい。さらに、パネルバックライト21bの輝度を低下させた後にパネルバックライト21bを消灯するまでの時間を規定時間TRと同様に設定するようにしてもよい。
さて、このようなメイン処理と並行して復帰回数計測処理および規定時間設定処理が実行される。
まず、図4(a)に示す復帰回数計測処理について説明する。CPU100は、図3のステップS16の処理によってディスプレイ21がオフしたか否かを監視し、ディスプレイ21がオフしたと判定すると(S21:YES)、ディスプレイ21がオフしてからの経過時間Sのカウントを開始する(S22)。経過時間Sは、CPU100のタイマー部100aによりカウントされる。
次に、CPU100は、経過時間Sが一定時間、たとえば15秒に達するまでに、図3のステップS17の処理によってディスプレイ21が再びオンされたか否かを判定する(S23、S24)。
ユーザは、キー操作を中断している間にディスプレイ21がオフしたとき、一連のキー操作を行っている最中であれば、すぐにディスプレイ21を復帰させるべく、任意のキー操作を行う。この場合、経過時間Sが15秒に達する前に、ディスプレイ21がオンされる。
CPU100は、経過時間Sが15秒に達する前に、ディスプレイ21がオンされると(S24:YES)、その回数、即ちディスプレイ21をすぐに復帰させる操作入力があった回数を、復帰回数Nとしてカウントする(S35)。
こうして、ディスプレイ21をすぐに復帰させる操作入力がなされる度に、復帰回数Nがカウントされていく(S21〜S25)。
この間、CPU100は、RTC105からの時刻を取得することにより日付が変わったか否かを判定する(S26)。そして、日付が変われば、日付に対応付けて復帰回数Nの値を保存し(S27)、復帰回数Nをゼロにリセットする(S28)。
メモリ107には、図5に示すような、日付に対応して復帰回数Nを保存するためのテーブルが用意されている。このテーブルに予め決めた規定日数分たとえば30日分の復帰回数Nが保存される。なお、30日分のデータが保存されると、新たな日付の復帰回数Nは、最初の保存領域に上書きされていく。これにより、テーブルには、常に現在の日から溯って30日分の復帰回数Nが日付毎に保存されることとなる。
次に、図4(b)に示す規定時間設定処理について説明する。
CPU100は、最初に規定時間TRをデフォルト値、たとえば15秒に設定する(S31)。規定時間TRについて最初の更新が行われるまでは、デフォルト値が規定時間TRとして利用される。最初の更新以降は更新した値が規定時間TRとして利用される。
次に、CPU100は、規定時間TRの更新タイミングになったか否かを判定する(S32)。図5のテーブルに規定日数分(30日分)の復帰回数Nが保存されるまでは規定時間TRの更新が行われない。規定日数分の復帰回数Nが保存されれば、その後は、毎日、規定時間TRの更新が行われる。この場合、たとえば、日付が変わったタイミングが、更新タイミングとされる。
CPU100は、更新タイミングになったと判定すると(S32:YES)、30日分の復帰回数Nの合計値NTを算出する(S33)。そして、合計値NTが予め定められた上限基準値、たとえば100回を超えていれば(S34:YES)、規定時間TRを相対的に長い時間、たとえば20秒に設定する(S35)。一方、合計値NTが予め定められた下限基準値、たとえば10回以下であれば(S36:NO)、規定時間TRを相対的に短い時間、たとえば10秒に設定する(S38)。また、合計値NTが上限基準値以下であり且つ下限基準値を超えていれば(S34:NO→S36:YES)、規定時間TRを上記2つの時間の間の時間、たとえば15秒に設定する(S37)。このように、復帰回数Nの合計値NTが多いほど、即ちユーザがすぐにディスプレイ21の復帰操作を行った頻度が多いほど、規定時間TRが長い時間に設定される。
こうして、規定時間TRが更新されれば、図3のステップS15において、新たな規定時間TRが用いられる。そして、この規定時間TRに基づいてディスプレイ21がオフされる。
図6(a)は、復帰回数計測処理の他の例に係るフローチャートであり、図6(b)は、規定時間設定処理の他の例に係るフローチャートである。図4(a)の復帰回数計測処理に変えて、図6(a)の復帰回数計測処理を行うこともでき、図4(b)の規定時間設定処理に変えて、図6(b)の規定時間設定処理を行うこともできる。図4のフローチャートでは、日付が変わる毎に規定時間TRに対する更新が行われたが、図6(a)、(b)のフローチャートでは、所定の更新期間(たとえば、10日)毎に規定時間TRの更新が行われる。
まず、図6(a)に示す復帰回数計測処理について説明する。
この復帰回数計測処理では、図4(a)の復帰回数計測処理と同様、経過時間Sが15秒になる前にディスプレイ21が再びオンされると、復帰回数Nがカウントされる(S41〜S45)。
次に、CPU100は、後述する規定時間設定処理によって規定時間TRが更新されたか否かを判定する(S46)。CPU100は、規定時間TRが更新されると、復帰回数Nをゼロにリセットして(S47)、新たに復帰回数Nのカウントを開始する(S41)。
次に、図6(b)に示す規定時間設定処理について説明する。
CPU100は、最初は規定時間TRをデフォルト値、たとえば15秒に設定する(S51)。規定時間TRについて最初の更新が行われるまでは、デフォルト値が規定時間TRとして利用される。最初の更新以降は、更新された値が規定時間TRとして利用される。
次に、CPU100は、規定時間TRの更新タイミングになったか否かを判定する(S52)。たとえば、予め定められた更新期間、たとえば10日間が経過する度に更新が行われるよう、更新タイミングが設定されている。
CPU100は、更新タイミングになったと判定すると(S52:YES)、復帰回数計測処理でカウントされた復帰回数N、即ち更新期間内(10日間)にカウントされた復帰回数Nを、上限基準値、たとえば100回および下限基準値、たとえば10回と比較する(S54、S56)。そして、復帰回数Nが100回を超えていれば(S54:YES)、規定時間TRを前回の規定時間TRから一定時間ΔT(たとえば1秒)だけ増加させる(S55)。一方、復帰回数Nが10回未満であれば(S56:NO)、規定時間TRを前回の規定時間TRから一定時間ΔT(たとえば1秒)だけ減少させる(S58)。また、復帰回数Nが上限基準値以下であり且つ下限基準値を超えていれば(S54:NO→S56:YES)、前回の規定時間TRが増減されない(S57)。このように、復帰回数N、即ちユーザがすぐにディスプレイ21の復帰操作を行った頻度が一定範囲より高くなれば、規定時間TRが増加され、復帰回数N、即ちユーザがすぐにディスプレイ21の復帰操作を行った頻度が一定範囲より低くなれば、規定時間TRが減少される。
以上、本実施の形態について説明したが、本実施の形態によれば、次のような作用効果を奏することができる。
本実施の形態によれば、次回のキー操作がないまま前回のキー操作から規定時間TRが経過するまではディスプレイ21(バックライト21b)がオンされ、その後はオフされる(あるいは輝度が低減される)。このとき、規定時間TRは、ディスプレイ21がオフされた後のユーザのキー操作の履歴、即ち、オフした後すぐにディスプレイ21を再点灯させるキー操作が行われた頻度に応じて設定される。その頻度が多ければ、現在のディスプレイ21のオフまでの時間がユーザにとって短すぎると判断されるため、規定時間TRが長くされる。一方、その頻度が少なければ、現在のディスプレイ21のオフまでの時間がユーザにとって十分な長さであり、もう少し短くできると判断されるため、規定時間TRが短くされる。
このように、本実施の形態によれば、個々のユーザのキー操作の状況に合わせて規定時間TRが設定されるので、ディスプレイ21を定常状態でオンさせておく時間を個々のユーザにとって適度なものとでき、ユーザの利便性低下を抑制しつつ消費電力の低減を図ることができる。
即ち、本実施の形態によれば、操作入力がなされると、予め設定された規定時間だけ作動部が所定動作を実行するとともに、規定時間の経過後に所定動作に復帰させる操作入力に基づいて前記規定時間が設定される。規定時間は、所定動作に復帰させるユーザの操作入力が反映されたものとなるので、作動部による所定動作の実行時間を、個々のユーザにとって適度なものとすることができる。したがって、ユーザの利便性の低下を抑制しつつ、作動部の電力消費を効果的に抑制できる。
また、本実施の形態によれば、規定時間が経過した後、所定動作に復帰させる操作入力がなされるまでの時間に関する履歴に基づいて規定時間が設定される。このため、規定時間は、所定動作に復帰させる操作入力がなされるまでの時間に関する履歴が反映されたものとなる。たとえば、この履歴により、規定時間がユーザにとって短いと判断される場合には、規定時間が延ばされる。一方、この履歴により、規定時間がユーザにとって長いと判断される場合には、規定時間が短くされる。よって、作動部による所定動作の実行時間を、個々のユーザにとって適度なものとすることができる。
さらに、本実施の形態によれば、作動部が表示部とされるとともに、規定時間の経過後に表示部の輝度が低減されあるいは表示部が消灯される。この場合、表示部の消灯等が行われるまでの時間を、個々のユーザにとって適度なものとすることができる。
さらに、本実施の形態によれば、表示部の輝度が低減されあるいは表示部が消灯されてから予め定められた時間が経過するまでに復帰のための操作入力が行われた頻度に応じて規定時間が設定される。したがって、表示部の消灯等が行われるまでの時間を、個々のユーザにとって一層、適度なものとすることができる。
本発明の実施形態は、上記以外に種々の変更が可能である。たとえば、上記実施の形態では、ディスプレイ21がオフしてから(規定時間TRが経過してから)一定時間が経過するまでにディスプレイ21を復帰させる操作入力が行われた回数(頻度)に基づいて規定時間TRを設定するようにしている。しかしながら、規定時間TRを設定する方法としては、これに限られるものではない。たとえば、規定時間TRが経過してから復帰の操作入力がなされるまでの時間を履歴として保持し、これら時間の合計値あるいは平均値に基づいて、規定時間TRを設定するようにしてもよい。この場合、復帰の操作入力がなされるまでの時間の合計値あるいは平均値が短いほど、ユーザにとって現在の規定時間TRが短いと判断されるため、規定時間TRが長くされる。
また、上記実施の形態では、操作入力が、操作キー群の3aの各キーやタッチパネル22を用いて行われている。しかし、これに限らず、音声や携帯電話機への振動によって操作入力が行われる構成とされてもよい。
また、上記実施の形態では、省電力制御によりディスプレイ21を制御するようにしているが、これに限らず、ディスプレイ21以外の作動部、たとえば、タッチセンサ22、キーバックライト36に対して省電力制御を適用することもできる。このとき、タッチセンサ22がディスプレイ21と同時にオフ(通電を停止)されるような制御とされてもよいが、ディスプレイ21がオフされた後一定時間が経過してからタッチセンサ22がオフされるような制御とされてもよい。また、ディスプレイ21がオフされてからタッチセンサ22がオフされるまでの時間が上記規定時間TRと同様な手法により設定されてもよい。
さらに、本発明(省電力制御)を、カメラモードのアプリケーションに適用することもできる。この場合、CPU100による制御によって、カメラモードか起動しカメラモジュール101がオンすると、ディスプレイ21には、カメラモジュール101が撮った映像がプレビュー画面として表示される。このとき、プレビュー画面起動中に操作入力がなされないとプレビュー画面が閉じられる(カメラモードが終了する)が、その終了までの時間(プレビュー時間)が、終了後に行われたカメラモードを復帰させる操作入力の履歴に応じて設定される。たとえば、終了後すぐに復帰の操作入力がなされた頻度が多いほど、プレビュー時間が長くされる。このような構成とすれば、ユーザの利便性低下を抑制しつつ、プレビュー画面が無駄に表示されたままになるのを抑制でき、消費電力を低減することができる。
また、上記実施の形態では、携帯電話機の消費電力をさらに低減すべく、着信音を設定するためのアプリケーションにおいて、以下のような省電力制御が行われてもよい。即ち、ユーザによって選択した着信音を試聴する操作入力がなされると、CPU100の制御によって、所定の出力時間だけ着信音が外部スピーカ112から出力される。このとき、着信音の出力中に停止の操作入力がなされれば、着信音の出力が停止されるが、出力停止のための操作入力の履歴に応じて出力時間が設定される。たとえば、出力停止の操作入力がなされるまでの時間が平均的に短いほど、出力時間が短くされる。このような構成とすれば、ユーザの利便性低下を抑制しつつ、着信音が無駄に出力されるのを抑制でき、消費電力を低減することができる。なお、この省電力制御は、振動による報知出力が選択される場合にも適用され得る。この場合、図示しない振動源の動作時間が、出力停止のための操作入力の履歴に応じて設定される。
さらに、本発明の情報端末装置は、携帯電話機に限られず、PDA(Personal Digital Assistant)やパーソナルコンピュータ等であってもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
3 キー入力部
21 ディスプレイ(作動部、表示部)
22 タッチセンサ(作動部)
36 キーバックライト(作動部)
100 CPU(作動制御部、時間設定部)

Claims (4)

  1. 情報端末装置において、
    所定動作を行う作動部と、
    操作入力がなされると、予め設定された規定時間だけ前記作動部に前記所定動作を実行させる作動制御部と、
    前記規定時間を設定する時間設定部と、を備え、
    前記時間設定部は、前記規定時間の経過後に前記所定動作に復帰させる操作入力に基づいて前記規定時間を設定する、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  2. 請求項1に記載の情報端末装置において、
    前記時間設定部は、前記規定時間が経過した後、前記所定動作に復帰させる操作入力がなされるまでの時間に関する履歴に基づいて前記規定時間を設定する、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  3. 請求項2に記載の情報端末装置において、
    前記作動部は表示部であり、
    前記作動制御部は、前記規定時間の経過後に前記表示部の輝度を低減させるあるいは前記表示部を消灯させる、
    ことを特徴とする情報端末装置。
  4. 請求項3に記載の情報端末装置において、
    前記時間設定部は、前記表示部の輝度が低減されあるいは前記表示部が消灯されてから予め定められた時間が経過するまでに前記復帰のための操作入力が行われた頻度に応じて前記規定時間を設定する、
    ことを特徴とする情報端末装置。
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