JP2011014519A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、発電面全面を確実に冷却するとともに、冷却媒体連通孔の開口断面積を良好に確保し、しかもセパレータの短辺方向の短尺化を図ることを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタックを構成する燃料電池12は、電解質膜・電極構造体20が、第1及び第2セパレータ22、24に挟持される。第1及び第2セパレータ22、24は、長方形セパレータを構成しており、前記第1及び第2セパレータ22、24の両端縁部には、それぞれ一対の冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとが形成される。冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bは、矢印C方向に長方形開口部で構成され、連通路38aは、前記冷却媒体供給連通孔30aの上方側に設けられる一方、連通路38bは、前記冷却媒体排出連通孔30bの下部側に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体と長方形セパレータとが積層されるとともに、前記長方形セパレータ間には、面方向に延在して冷却媒体流路が形成される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持した単位セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、一方のセパレータの面内に、アノード側電極に対向して燃料ガスを流すための燃料ガス流路が設けられるとともに、他方のセパレータの面内に、カソード側電極に対向して酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路が設けられている。また、セパレータ間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が、前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
さらに、この種の燃料電池では、単位セルの積層方向に貫通して燃料ガスを流すための燃料ガス供給連通孔及び燃料ガス排出連通孔と、酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス供給連通孔及び酸化剤ガス排出連通孔と、冷却媒体を流すための冷却媒体供給連通孔及び冷却媒体排出連通孔とを内部に備える、所謂、内部マニホールド型燃料電池を構成する場合が多い。
内部マニホールド型燃料電池に関連する技術として、例えば、特許文献1が知られている。この特許文献1では、図15に示すように、ステンレス鋼製のセパレータ1を備えており、波板構造を採用することによって、例えば、冷却媒体用の通路部(溝部)2が形成されている。
通路部2の両端は、溝連絡部3を介して連結されることにより、冷却媒体が前記通路部2に行きわたるように通路を確保している。セパレータ1の両側縁部には、冷却媒体通路を構成する穴4が形成されており、通路部2に対して前記冷却媒体の供給又は排出を行う経路を構成している。
セパレータ1には、図示しないスペーサが積層されている。このスペーサの周辺部には、セパレータ1の溝連絡部3に冷却媒体を導くための穴が形成されている。
特開2000−260439号公報
ところで、上記の特許文献1では、冷却媒体は、スペーサの周辺部に形成された穴から溝連絡部3に導入された後、前記溝連絡部3に連通する通路部2に沿って直線状に供給されている。このため、専用のスペーサが用いられており、部品点数が増加して燃料電池全体が積層方向に長尺化するとともに、コストが高騰するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、発電面全面を確実に冷却するとともに、冷却媒体連通孔の開口断面積を良好に確保し、しかもセパレータの短辺方向の短尺化を図ることが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体と長方形セパレータとが積層されるとともに、前記長方形セパレータ間には、面方向に延在して冷却媒体流路が形成される燃料電池スタックに関するものである。
燃料電池スタックにおいて、長方形セパレータの各長辺側には、互いに面方向に対向して一対の冷却媒体供給連通孔と一対の冷却媒体排出連通孔とが形成されるとともに、前記冷却媒体供給連通孔及び前記冷却媒体排出連通孔は、前記長方形セパレータの長辺方向に長尺な長方形開口部で構成され、前記長方形開口部は、前記長方形セパレータの短辺側に近接する部分に、冷却媒体流路に連通する連結路が設けられている。
また、長方形開口部は、前記長方形開口部の長手方向の中間位置から長方形セパレータの短辺側に近接する端部までの間にのみ連結路が設けられることが好ましい。
さらに、長方形セパレータは、縦長形状を有して水平方向に積層されるとともに、鉛直方向上方側に冷却媒体供給連通孔が設けられる一方、鉛直方向下方側に冷却媒体排出連通孔が設けられることが好ましい。
本発明によれば、冷却媒体供給連通孔及び前記冷却媒体排出連通孔は、長方形セパレータの短辺側に近接する部分に、冷却媒体流路に連通する連結路を設けている。このため、発電面全面にわたって冷却媒体を供給することができ、簡単且つ経済的な構成で、発電面全面を確実に冷却することが可能になる。
しかも、冷却媒体供給連通孔及び冷却媒体排出連通孔は、連結路が設けられる範囲以上の領域にわたって形成されている。従って、冷却媒体供給連通孔及び冷却媒体排出連通孔の開口断面積を良好に確保することができ、冷却媒体の圧損が良好に削減可能になる。さらに、冷却媒体供給連通孔及び冷却媒体排出連通孔は、長辺方向に長尺な長方形開口部で構成されるため、セパレータの短辺方向の短尺化が容易に図られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する第1エンドプレートの斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する第2エンドプレートの斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの一部省略斜視説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックの一部省略斜視説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する発電ユニットの要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの、図9中、X−X線断面説明図である。 前記発電ユニットを構成する第3金属セパレータの正面説明図である。 前記燃料電池スタックの一部断面説明図である。 前記発電ユニット間に形成される冷却媒体流路の一部省略斜視説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する発電ユニットの要部分解斜視説明図である。 特許文献1のセパレータの説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、燃料電池12を備え、複数の前記燃料電池12を水平方向(矢印A方向)に沿って互いに積層して構成される。
燃料電池12の積層方向一端には、第1ターミナルプレート14a、第1絶縁プレート16a及び第1エンドプレート18aが積層される一方、積層方向他端には、第2ターミナルプレート14b、第2絶縁プレート16b及び第2エンドプレート18bが積層される。
長方形状に構成される第1エンドプレート18a及び第2エンドプレート18bは、矢印A方向に延在する複数のタイロッド19により一体的に締め付け保持される。なお、燃料電池スタック10は、第1エンドプレート18a及び第2エンドプレート18bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持されてもよい。
図2に示すように、燃料電池12は、電解質膜・電極構造体20が、第1及び第2セパレータ22、24に挟持される。第1及び第2セパレータ22、24は、例えば、カーボンセパレータの他、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、あるいはめっき処理鋼板等の金属セパレータにより構成される。第1及び第2セパレータ22、24は、長方形セパレータを構成しており、長辺方向が、例えば、鉛直方向(矢印C方向)に延在する。
燃料電池12の矢印C方向(図2中、重力方向)の上端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔26a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔28aが、矢印B方向(水平方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔26b、及び燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔28bが、矢印B方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の両端縁部には、冷却媒体を供給するための一対の冷却媒体供給連通孔30a、及び前記冷却媒体を排出するための一対の冷却媒体排出連通孔30bが、例えば、それぞれ上下に設けられる。冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bは、第1及び第2セパレータ22、24の長辺方向(矢印C方向)に長尺な長方形開口部で構成される。
第1セパレータ22の電解質膜・電極構造体20に向かう面22aには、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとに連通する酸化剤ガス流路32が設けられる。
第2セパレータ24の電解質膜・電極構造体20に向かう面24aには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとに連通する燃料ガス流路34が設けられる。
互いに隣接する燃料電池12を構成する第1セパレータ22の面22bと、第2セパレータ24の面24bとの間には、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを連通する冷却媒体流路36が設けられる。
各冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体流路36とは、連通路38aを介して連通するとともに、各冷却媒体排出連通孔30bと前記冷却媒体流路36とは、連通路38bを介して連通する。
連通路38aは、冷却媒体供給連通孔30aの上方側(第1及び第2セパレータ22、24の短辺側)に近接して設けられる一方、連通路38bは、冷却媒体排出連通孔30bの下部側(第1及び第2セパレータ22、24の短辺側)に近接して設けられる。具体的には、連通路38aは、冷却媒体供給連通孔30aの長手方向の中間位置M1から上方側端部までの間にのみ設けられるとともに、連通路38bは、冷却媒体排出連通孔30bの長手方向の中間位置M2から下方側端部までの間にのみ設けられる。
第1セパレータ22の面22a、22bには、第1シール部材40aが、一体的に又は個別に設けられるとともに、第2セパレータ24の面24a、24bには、第2シール部材40bが、一体的に又は個別に設けられる。
電解質膜・電極構造体20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するカソード側電極44及びアノード側電極46とを備える。
カソード側電極44及びアノード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に形成されている。
図3に示すように、第1エンドプレート18aの第1絶縁プレート16a側の面50aには、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを上下方向に連通(接続)する溝部52aが左右両側に形成される。
第1エンドプレート18aには、各溝部52a内に位置し、冷却媒体供給連通孔30aに連通する冷却媒体入口54aと、冷却媒体排出連通孔30bに連通する冷却媒体出口54bとが貫通形成される。
図4に示すように、第2エンドプレート18bの第2絶縁プレート16b側の面50bには、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを上下に連通する溝部52bが左右両側に形成される。
第2エンドプレート18bの上部には、酸化剤ガス供給連通孔26aに連通する酸化剤ガス入口56aと、燃料ガス供給連通孔28aに連通する燃料ガス入口58aとが貫通形成される。第2エンドプレート18bの下部側には、酸化剤ガス排出連通孔26bに連通する酸化剤ガス出口56bと、燃料ガス排出連通孔28bに連通する燃料ガス出口58bとが形成される。
図1に示すように、第1エンドプレート18aの外面側には、上部側に供給マニホールド60が取り付けられるとともに、下部側に排出マニホールド62が取り付けられる。
供給マニホールド60は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体入口54a、54aに連通するとともに、前記供給マニホールド60の上端部側には、空気抜き用ジョイント部64が設けられる。排出マニホールド62は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体出口54b、54bに連通する。
第2エンドプレート18bには、図示しないが、酸化剤ガス入口56a、燃料ガス入口58a、酸化剤ガス出口56b及び燃料ガス出口58bにそれぞれマニホールドが設けられる。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、第2エンドプレート18bの酸化剤ガス入口56aから酸化剤ガス供給連通孔26aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口58aから燃料ガス供給連通孔28aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。
さらに、図1に示すように、供給マニホールド60から第1エンドプレート18aの冷却媒体入口54a、54aを介して冷却媒体供給連通孔30a、30aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、図2に示すように、酸化剤ガス供給連通孔26aから第1セパレータ22の酸化剤ガス流路32に導入される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路32に沿って矢印C方向(重力方向)に移動し、電解質膜・電極構造体20のカソード側電極44に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔28aから第2セパレータ24の燃料ガス流路34に導入される。この燃料ガスは、燃料ガス流路34に沿って重力方向(矢印C方向)に移動し、電解質膜・電極構造体20のアノード側電極46に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体20では、カソード側電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極46に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、電解質膜・電極構造体20のカソード側電極44に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔26bに沿って矢印A方向に排出される。電解質膜・電極構造体20のアノード側電極46に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔28bに沿って矢印A方向に排出される。
一方、2つの冷却媒体供給連通孔30a、30aに供給された冷却媒体は、連通路38a、38aを介して、第1セパレータ22と第2セパレータ24との間に形成された冷却媒体流路36に導入される。この冷却媒体は、矢印C方向に移動して電解質膜・電極構造体20を冷却した後、連通路38b、38bを介して、2つの冷却媒体排出連通孔30b、30bに排出され、さらに排出マニホールド62を介して外部に排出される。
この場合、燃料電池スタック10では、組み付け時やメンテナンス時に冷却媒体を充填する作業が行われている。具体的には、排出マニホールド62から冷却媒体が重力注水される。冷却媒体は、冷却媒体排出連通孔30b、30bに充填された後、各冷却媒体流路36に沿って水位が上昇して冷却媒体供給連通孔30a、30aに充填されるとともに、供給マニホールド60に充填される。
その際、第1の実施形態では、第1エンドプレート18aの面50a及び第2エンドプレート18bの面50bに、それぞれ冷却媒体供給連通孔30a、30aと冷却媒体排出連通孔30b、30bとを連通する溝部52a、52bが形成されている(図3及び図4参照)。
このため、図2に示すように、特に、冷却媒体排出連通孔30bの上部、すなわち、連通路38bの上方に滞留し易い空気は、前記冷却媒体排出連通孔30bの上部側に沿って矢印A方向に移動して溝部52a又は溝部52bに導入された後、上方に移動する。冷却媒体の充填時には、燃料電池スタック10を前後方向に揺動させる作業が行われるからである。
従って、溝部52bの上方側に移動した空気は、冷却媒体供給連通孔30aに沿って第1エンドプレート18a側に移動する一方、溝部52aの上方側に移動した空気は、この第1エンドプレート18aの上部側に設けられた冷却媒体入口54aから供給マニホールド60内に導入される。供給マニホールド60の上方には、ジョイント部64が設けられており、空気は、このジョイント部64から外部に排出される。
これにより、燃料電池スタック10の下方側に位置する冷却媒体排出連通孔30bに進入した空気は、溝部52a、52bを通って上方側の冷却媒体供給連通孔30aに移動することが可能になる。
このため、冷却媒体排出連通孔30bに進入した空気を容易且つ確実に外部に排出させることができ、燃料電池12の内部に前記空気が滞留することを可及的に阻止することが可能になる。なお、第1の実施形態では、第1エンドプレート18a及び第2エンドプレート18bに、それぞれ溝部52a、52bを設けているが、これに限定されるものではなく、例えば、前記第1エンドプレート18aにのみ前記溝部52aを設けてもよい。
この場合、第1の実施形態では、冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bは、第1及び第2セパレータ22、24の長辺方向に長尺な長方形開口部で構成されている。そして、連通路38aは、冷却媒体供給連通孔30aの長手方向の中間位置M1から上方側端部までの間にのみ設けられるとともに、連通路38bは、冷却媒体排出連通孔30bの長手方向の中間位置M2から下方側端部までの間にのみ設けられている。
このように、連通路38a及び連通路38bは、冷却媒体供給連通孔30aの上部側及び冷却媒体排出連通孔30bの下部側に設定されることにより、冷却媒体流路36の上下両端まで冷却媒体を良好に行きわたらせることができる。このため、簡単且つ経済的な構成で、発電面全面を確実に冷却することが可能になる。
さらに、冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bは、矢印C方向に長尺に設定することにより、開口断面積を良好に確保することができる。従って、冷却媒体の圧力損失を削減させて、図示しない水ポンプの出力を低減させることが可能になるという効果が得られる。
しかも、冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bは、矢印C方向に長尺な長方形開口部で構成されるため、第1及び第2セパレータ22、24の短辺方向の短尺化が容易に図られる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック70の一部省略斜視説明図である。
なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態以降においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック70は、第1絶縁プレート72a及び第2絶縁プレート72bを備える。第1絶縁プレート72aには、燃料電池12側の面76aに冷却媒体供給連通孔30aと、冷却媒体排出連通孔30bとを上下方向に連通する一対の溝部78a、78aが形成される。
第2絶縁プレート72bの燃料電池12側の面76bには、同様に、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを上下方向に連通する一対の溝部78b、78bが形成される。
溝部78a、78bは、第1の実施形態の第1エンドプレート18aに設けられた溝部52a及び第2エンドプレート18bに設けられた溝部52bに代えて設けられる。従って、第2の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。なお、第2の実施形態では、第1絶縁プレート72aにのみ溝部78aを設けてもよい。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック90の一部省略斜視説明図である。
燃料電池スタック90は、少なくとも1枚のセパレータ92を備える。このセパレータ92は、実質的に、第1セパレータ22又は第2セパレータ24と同様に構成され、例えば、前記第2セパレータ24に設けられる第2シール部材40bを切り欠いて冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを上下方向に連通する溝部94を形成する。これにより、第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池スタック100の概略斜視説明図である。
燃料電池スタック100は、複数の燃料電池102を積層して構成するとともに、燃料電池102は、図8に示すように、上部側に空気抜き孔104が積層方向に貫通形成される。空気抜き孔104は、第2セパレータ24の面24bに形成された一対の空気通路106を介して冷却媒体供給連通孔30a、30aに連通する。
この第4の実施形態では、例えば、第1の実施形態の溝部52a、52bを設けた第1エンドプレート18a及び第2エンドプレート18b、第2の実施形態の溝部78a、78bを設けた第1絶縁プレート72a及び第2絶縁プレート72b又は第3の実施形態の溝部94を設けたセパレータ92のいずれかを用いることができる。
従って、第4の実施形態では、冷却媒体排出連通孔30bの上部側に進入した空気は、冷却媒体供給連通孔30a側に移動した後、空気通路106から空気抜き孔104に排出される。さらに、第1エンドプレート18aに設けられたジョイント部108から外部に排出される。
図9は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池スタック120を構成する発電ユニット122の要部分解斜視説明図である。
燃料電池スタック120は、発電ユニット122を備え、複数の前記発電ユニット122を水平方向(矢印A方向)に沿って互いに積層して構成される。発電ユニット122は、図9及び図10に示すように、第1金属セパレータ124、第1電解質膜・電極構造体20a、第2金属セパレータ128、第2電解質膜・電極構造体20b及び第3金属セパレータ130を設ける。
第1金属セパレータ124、第2金属セパレータ128及び第3金属セパレータ130は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した縦長形状の金属板により構成される。第1金属セパレータ124、第2金属セパレータ128及び第3金属セパレータ130は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。
第1電解質膜・電極構造体20aは、第2電解質膜・電極構造体20bよりも小さな表面積に設定される。第1及び第2電解質膜・電極構造体20a、20bは、固体高分子電解質膜42a、42bと、前記固体高分子電解質膜42a、42bを挟持するアノード側電極46a、46b及びカソード側電極44a、44bとを備える。アノード側電極46a、46bは、カソード側電極44a、44bよりも小さな表面積を有する段差型MEAを構成している。
各冷却媒体供給連通孔30a、30aは、酸化剤ガス供給連通孔26a及び燃料ガス供給連通孔28aに近接し、且つそれぞれ矢印B方向両側の各辺に振り分けられる。各冷却媒体排出連通孔30b、30bは、酸化剤ガス排出連通孔26b及び燃料ガス排出連通孔28bにそれぞれ近接し、且つそれぞれ矢印B方向両側の各辺に振り分けられる。
図11に示すように、酸化剤ガス供給連通孔26aの開口外側端部と、燃料ガス供給連通孔28aの開口外側端部との水平方向に沿った離間間隔Hが、設定されるとともに、酸化剤ガス排出連通孔26bの開口外側端部と、燃料ガス排出連通孔28bの開口外側端部との水平方向に沿った離間間隔Hが、設定される。一対の冷却媒体供給連通孔30a及び一対の冷却媒体排出連通孔30bは、上記の離間間隔H内にそれぞれ振り分けて配置される。
連通路38aは、冷却媒体供給連通孔30aの長手方向の中間位置M1から上方側端部の間にのみ形成されるとともに、連通路38bは、冷却媒体排出連通孔30bの長手方向の中間位置M2から下側端部の間にのみ形成される。
図9に示すように、第1金属セパレータ124の第1電解質膜・電極構造体20aに向かう面124aには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとを連通する第1燃料ガス流路136が形成される。第1燃料ガス流路136は、矢印C方向に延在する複数の波状流路溝部136aを有するとともに、前記第1燃料ガス流路136の入口近傍及び出口近傍には、それぞれ複数のエンボスを有する入口バッファ部138及び出口バッファ部140が設けられる。
第1金属セパレータ124の面124bには、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを連通する冷却媒体流路144の一部が形成される。面124bには、第1燃料ガス流路136を構成する複数の波状流路溝部136aの裏面形状である複数の波状流路溝部144aが形成される。
第2金属セパレータ128の第1電解質膜・電極構造体20aに向かう面128aには、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとを連通する第1酸化剤ガス流路150が形成される。第1酸化剤ガス流路150は、矢印C方向に延在する複数の波状流路溝部150aを有する。第1酸化剤ガス流路150の入口近傍及び出口近傍には、入口バッファ部152及び出口バッファ部154が設けられる。
第2金属セパレータ128の第2電解質膜・電極構造体20bに向かう面128bには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとを連通する第2燃料ガス流路158が形成される。第2燃料ガス流路158は、矢印C方向に延在する複数の波状流路溝部158aを有するとともに、前記第2燃料ガス流路158の入口近傍及び出口近傍には、入口バッファ部160及び出口バッファ部162が設けられる。第2燃料ガス流路158は、第1酸化剤ガス流路150の裏面形状である一方、入口バッファ部160及び出口バッファ部162は、入口バッファ部152及び出口バッファ部154の裏面形状である。
第3金属セパレータ130の第2電解質膜・電極構造体20bに向かう面130aには、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとを連通する第2酸化剤ガス流路166が形成される。第2酸化剤ガス流路166は、矢印C方向に延在する複数の波状流路溝部166aを有する。第2酸化剤ガス流路166の入口近傍及び出口近傍には、入口バッファ部168及び出口バッファ部170が設けられる。
第3金属セパレータ130の面130bには、冷却媒体流路144の一部が形成される。面130bには、第2酸化剤ガス流路166を構成する複数の波状流路溝部166aの裏面形状である複数の波状流路溝部144bが形成される。
発電ユニット122では、第1金属セパレータ124の第1燃料ガス流路136、第2金属セパレータ128の第1酸化剤ガス流路150及び前記第2金属セパレータ128の第2燃料ガス流路158は、波形状が積層方向に沿って互いに同一の位相に設定されるとともに、波のピッチ、振幅も同一に設定される。発電ユニット122の積層方向(矢印A方向)一方の端部に配置される第3金属セパレータ130の第2酸化剤ガス流路166は、第1燃料ガス流路136、第1酸化剤ガス流路150及び第2燃料ガス流路158とは、波形状が積層方向に沿って互いに異なる位相に設定されるとともに、波のピッチ、振幅が同一に設定される。
図9及び図10に示すように、第1金属セパレータ124の面124a、124bには、この第1金属セパレータ124の外周端縁部を周回して第1シール部材174が一体成形される。第2金属セパレータ128の面128a、128bには、この第2金属セパレータ128の外周端縁部を周回して第2シール部材176が一体成形されるとともに、第3金属セパレータ130の面130a、130bには、この第3金属セパレータ130の外周端縁部を周回して第3シール部材178が一体成形される。
第1金属セパレータ124は、燃料ガス供給連通孔28aと第1燃料ガス流路136とを連通する複数の外側供給孔部180a及び内側供給孔部180bと、燃料ガス排出連通孔28bと前記第1燃料ガス流路136とを連通する複数の外側排出孔部182a及び内側排出孔部182bとを有する。
第2金属セパレータ128は、燃料ガス供給連通孔28aと第2燃料ガス流路158とを連通する複数の供給孔部184と、燃料ガス排出連通孔28bと前記第2燃料ガス流路158とを連通する複数の排出孔部186とを有する。
発電ユニット122同士が互いに積層されることにより、一方の発電ユニット122を構成する第1金属セパレータ124と、他方の発電ユニット122を構成する第3金属セパレータ130との間には、矢印B方向に延在する冷却媒体流路144が形成される。
冷却媒体流路144では、複数の波状流路溝部144aと144bとが異なる位相に設定されている。波状流路溝部144aと144bとが互いに重なり合うことによって、これらの間には、水平方向(矢印B方向)に連通する複数の流路溝部144cが形成される(図12及び図13参照)。冷却媒体流路144は、入口バッファ部138及び出口バッファ部140と、入口バッファ部168及び出口バッファ部170とのバッファ裏面形状部分にわたって、冷却媒体を流すように構成される。
このように構成される燃料電池スタック120の動作について、以下に説明する。
先ず、図9に示すように、酸化剤ガス供給連通孔26aに酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔28aに燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体供給連通孔30aに冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔26aから第2金属セパレータ128の第1酸化剤ガス流路150及び第3金属セパレータ130の第2酸化剤ガス流路166に導入される。この酸化剤ガスは、第1酸化剤ガス流路150に沿って矢印C方向(重力方向)に移動し、第1電解質膜・電極構造体20aのカソード側電極44aに供給されるとともに、第2酸化剤ガス流路166に沿って矢印C方向に移動し、第2電解質膜・電極構造体20bのカソード側電極44bに供給される。
一方、燃料ガスは、図10に示すように、燃料ガス供給連通孔28aから外側供給孔部180aを通って第1金属セパレータ124の面124b側に移動する。さらに、燃料ガスは、内側供給孔部180bから面124a側に導入された後、第1燃料ガス流路136に沿って重力方向(矢印C方向)に移動し、第1電解質膜・電極構造体20aのアノード側電極46aに供給される(図9参照)。
また、燃料ガスは、図10に示すように、供給孔部184を通って第2金属セパレータ128の面128b側に移動する。このため、図9に示すように、燃料ガスは、面128b側で第2燃料ガス流路158に沿って矢印C方向に移動し、第2電解質膜・電極構造体20bのアノード側電極46bに供給される。
従って、第1及び第2電解質膜・電極構造体20a、20bでは、カソード側電極44a、44bに供給される酸化剤ガスと、アノード側電極46a、46bに供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、第1及び第2電解質膜・電極構造体20a、20bの各カソード側電極44a、44bに供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔26bに沿って矢印A方向に排出される。
第1電解質膜・電極構造体20aのアノード側電極46aに供給されて消費された燃料ガスは、内側排出孔部182bを通って第1金属セパレータ124の面124b側に導出される。面124b側に導出された燃料ガスは、外側排出孔部182aを通って、再度、面124a側に移動し、燃料ガス排出連通孔28bに排出される。
また、第2電解質膜・電極構造体20bのアノード側電極46bに供給されて消費された燃料ガスは、排出孔部186を通って面128a側に移動する。この燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔28bに排出される。
一方、左右一対の冷却媒体供給連通孔30aに供給された冷却媒体は、図11に示すように、一方の発電ユニット122を構成する第1金属セパレータ124と、他方の発電ユニット122を構成する第3金属セパレータ130との間に形成された冷却媒体流路144に導入される。
一対の冷却媒体供給連通孔30aは、発電ユニット122の上部側左右両端に酸化剤ガス供給連通孔26a及び燃料ガス供給連通孔28aに近接する位置に振り分けて設けられている。
このため、各冷却媒体供給連通孔30aから連通路38aを介して冷却媒体流路144に供給される冷却媒体は、矢印B方向に且つ互いに近接する方向に供給される。そして、互いに近接する冷却媒体は、冷却媒体流路144の矢印B方向中央部側で衝突し、重力方向(矢印C方向下方)に移動した後、発電ユニット122の下部側両側部に振り分けて設けられている各冷却媒体排出連通孔30bに排出される。
このように、第5の実施形態では、発電ユニット122の上部側に、左右一対の冷却媒体供給連通孔30aが設けられるとともに、前記発電ユニット122の下部側部に、左右一対の冷却媒体排出連通孔30bが設けられている。従って、冷却媒体は、冷却媒体流路144の全領域にわたって略鉛直下方向に向かう流れに沿って移動することができる。これにより、冷却媒体流路144内に温度勾配を利用して温度分布を抑制することが可能になり、均一な冷却効率を維持し得る等、上記の第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
また、第5の実施形態では、発電ユニット122の上端縁部に、酸化剤ガス供給連通孔26a及び燃料ガス供給連通孔28aが設けられるとともに、前記発電ユニット122の下端縁部に、酸化剤ガス排出連通孔26b及び燃料ガス排出連通孔28bが設けられているが、これとは逆に、前記上端縁部に前記酸化剤ガス排出連通孔26b及び前記燃料ガス排出連通孔28bを設け、前記下端縁部に前記酸化剤ガス供給連通孔26a及び前記燃料ガス供給連通孔28aを設けてもよい。
さらに、発電ユニット122の短辺方向の両端縁部上方に一対の冷却媒体供給連通孔30aが設けられるとともに、前記発電ユニット122の短辺方向の両端縁部下方に一対の冷却媒体排出連通孔30bが設けられているが、これとは逆に、前記両端縁部上方に一対の前記冷却媒体排出連通孔30bを設け、前記両端縁部下方に一対の前記冷却媒体供給連通孔30aを設けてもよい。
図14は、本発明の第6の実施形態に係る燃料電池スタック200を構成する発電ユニット202の要部分解斜視説明図である。なお、第5の実施形態に係る燃料電池スタック120と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
発電ユニット202では、第1金属セパレータ204、第1電解質膜・電極構造体20a、第2金属セパレータ206、第2電解質膜・電極構造体20b及び第3金属セパレータ208が、重力方向に沿って積層される。
この第6の実施形態では、上記の第1〜第5の実施形態と同様の効果が得られる。
10、70、90、100、120、200…燃料電池スタック
12、102…燃料電池 18a、18b…エンドプレート
20、20a、20b…電解質膜・電極構造体
22、24、92…セパレータ 26a…酸化剤ガス供給連通孔
26b…酸化剤ガス排出連通孔 28a…燃料ガス供給連通孔
28b…燃料ガス排出連通孔 30a…冷却媒体供給連通孔
30b…冷却媒体排出連通孔 32、150、166…酸化剤ガス流路
34、136、158…燃料ガス流路 36、144…冷却媒体流路
38a、38b…連通路 42、42a、42b…固体高分子電解質膜
44、44a、44b…カソード側電極 46、46a、46b…アノード側電極
52a、52b、78a、78b、94…溝部
60…供給マニホールド 62…排出マニホールド
64、108…ジョイント部 72a、72b…絶縁プレート
104…空気抜き孔 106…空気通路
122、202…発電ユニット
124、128、130、204、206、208…金属セパレータ

Claims (3)

  1. 電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体と長方形セパレータとが積層されるとともに、前記長方形セパレータ間には、面方向に延在して冷却媒体流路が形成される燃料電池スタックであって、
    前記長方形セパレータの各長辺側には、互いに前記面方向に対向して一対の冷却媒体供給連通孔と一対の冷却媒体排出連通孔とが形成されるとともに、
    前記冷却媒体供給連通孔及び前記冷却媒体排出連通孔は、前記長方形セパレータの長辺方向に長尺な長方形開口部で構成され、前記長方形開口部は、前記長方形セパレータの短辺側に近接する部分に、前記冷却媒体流路に連通する連結路が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記長方形開口部は、該長方形開口部の長手方向の中間位置から前記長方形セパレータの短辺側に近接する端部までの間にのみ前記連結路が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記長方形セパレータは、縦長形状を有して水平方向に積層されるとともに、
    鉛直方向上方側に前記冷却媒体供給連通孔が設けられる一方、鉛直方向下方側に前記冷却媒体排出連通孔が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
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