JP2011012924A - ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機 - Google Patents

ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機 Download PDF

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Abstract

【課題】二次流れの発生を抑制し、良好な冷凍効率を有するパルスチューブ冷凍機。
【解決手段】パルスチューブ冷凍機は、蓄冷管と、パルス管と、冷媒用の高圧供給側および低圧回収側を有する圧縮機であって、高圧供給側は、第1の開閉バルブを備える冷媒供給路を介して、蓄冷管の高温端に接続され、低圧回収側は、第2の開閉バルブを備える冷媒回収路を介して、蓄冷管の高温端に接続された圧縮機と、ダブルインレット弁を有し、パルス管の高温端と蓄冷管の高温端とを接続するバイパス配管と、パルス管の高温端に、流路抵抗部材を有する第1の配管を介して接続されたバッファタンクとを備える。さらにパルスチューブ冷凍機は、第3の開閉バルブを有する第2の配管を有し、該第2の配管は、圧縮機とバッファタンクまたは第1の配管の間に設置され、第3の開閉バルブの開閉は、第1の開閉バルブの開閉状態に対応する。
【選択図】図3

Description

本発明は、パルスチューブ冷凍機に関し、特に、ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機に関する。
従来より、極低温環境が必要となる装置、例えば、核磁気共鳴診断装置(MRI)等を冷却する際に、パルスチューブ冷凍機が使用されている。
パルスチューブ冷凍機では、圧縮機により圧縮された作動流体である冷媒ガス(例えば、ヘリウムガス)が蓄冷管およびパルス管に流入する動作と、作動流体がパルス管および蓄冷管から流出され、圧縮機に回収される動作を繰り返すことで、蓄冷管およびパルス管の低温端に寒冷が形成される。また、これらの低温端に、被冷却対象を熱的に接触させることで、被冷却対象から熱を奪うことができる。
特に、ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機は、高い冷却効率を有するという特徴を有し、様々な分野での適用が期待されている。
図1には、従来の単段(1段)式のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の概略構成図を示す。従来のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10は、圧縮機12、高温端42と低温端44を有する蓄冷管40、高温端52と低温端54を有するパルス管50、およびバッファタンク70を備える。蓄冷管40の低温端44とパルス管50の低温端54は、接続配管56で接続されている。
圧縮機12には、高圧(供給)側および低圧(回収)側の冷媒用流路13A、13Bが接続されている。圧縮機12の高圧側の冷媒用流路13Aは、開閉バルブV1が接続された高圧側配管15Aおよび共通配管20を有し、蓄冷管40の高温端42に接続されている。また、圧縮機12の低圧側の冷媒用流路13Bは、開閉バルブV3が接続された低圧側配管15Bおよび共通配管20を有し、蓄冷管40の高温端42に接続されている。
パルス管50の高温端52は、オリフィス60を有する配管61を介して、バッファタンク70と接続されている。また、共通配管20と配管61の間には、ダブルインレット弁63を有するバイパス配管65が接続される。
このように構成されたダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10では、開閉バルブV1、V2を適正に動作させることにより、蓄冷器40および接続配管56を通して、パルス管50内に圧力波が供給される。また、パルス管50内で、冷媒ガスの圧縮、膨脹が繰り返され、寒冷が生じる。発生した寒冷は、蓄冷器40において蓄冷される。また、オリフィス弁60、バッファタンク70、およびダブルインレット弁63によって、パルス管50内の冷媒ガスの圧縮、膨脹の位相を制御することにより、パルス管50内で効率的に寒冷を発生させることができる。
しかしながら、ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10では、冷媒ガスの供給過程/回収過程において、ダブルインレット弁63を流通する冷媒ガス流量のアンバランスによって、例えば、ダブルインレット弁63を有するバイパス配管65、パルス管50、接続配管56、および蓄冷器40で構成される閉回路を循環する、冷媒ガスの二次流れ(図1の矢印L)が発生し易いという問題がある。このような二次流れは、一方向性であり、熱損失の原因となるため、二次流れが発生すると、冷凍機の冷却能力は、大幅に低下してしまう。
このような二次流れの発生を抑制するため、ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機を図2のように構成することが提案されている(例えば特許文献1)。
図2は、従来の別のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10'の構成を模式的に示した図である。図2に示すように、前述のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10と比較すると、このダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10'では、バッファタンク70と圧縮機12の低圧側の冷媒用流路13Bの間に、オリフィス72を有する別の配管74が追加されている。
このような構成では、冷媒ガスの回収過程において、パルス管50内の冷媒ガスは、以下の3つの経路で、圧縮機12の方に流れるようになる:(1)パルス管50〜バイパス管65〜共通配管20〜低圧側配管15B〜圧縮機12、(2)パルス管50〜接続配管56〜蓄冷器40〜共通配管20〜低圧側配管15B〜圧縮機12、(3)配管61〜バッファタンク70〜別の配管74〜圧縮機12。
従って、図2のような構成とすることにより、前述のような閉回路を循環する二次流れの発生を抑制することができる。
特許3800577号明細書
しかしながら、図2のような構成では、以下のような問題が生じ得る。
冷媒ガスの供給過程において、開閉バルブV1が開かれると、冷媒ガスの一部は、バイパス配管65を通り、パルス管50の高温端52から、パルス管に供給される。また、残りの冷媒ガスは、圧縮機12から、高圧側の冷媒用流路13Aを通り、蓄冷器40に入り、該蓄冷器40内の蓄冷材と熱交換される。熱交換(冷却)された冷媒ガスは、さらに接続配管56を通り、パルス管50の低温端54から、パルス管50に供給される。
ここで、図2のようなダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10'では、バッファタンク70と圧縮機12の低圧側の冷媒用流路13Bの間に、オリフィス72を有する別の配管74が接続されている。このため、蓄冷器40で冷やされて、パルス管50に導入された冷媒ガスの一部は、次段階の回収過程で仕事をする前に、配管61〜バッファタック70〜別の配管74を通り、そのまま圧縮機12の方に排出されてしまう。このような現象が生じると、蓄冷器40の冷却効率が低下するという問題がある。
このような蓄冷器40の冷却効率の低下は、パルスチューブ冷凍機の冷凍能力の低下につながる。また、供給過程で圧縮機12から供給される高圧冷媒ガスの量を増加させる必要が生じ、これにより、パルスチューブ冷凍機の冷凍効率が低下するという問題が生じる。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、本発明では、装置全体の冷凍効率を低下させることなく、二次流れの発生を抑制することができるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機を提供することを目的とする。
本発明では、
高温端および低温端を有する蓄冷管と、
高温端、および前記蓄冷管の低温端と接続された低温端を有するパルス管と、
冷媒用の高圧供給側および低圧回収側を有する圧縮機であって、
前記高圧供給側は、第1の開閉バルブを備える冷媒供給路を介して、前記蓄冷管の高温端に接続され、
前記低圧回収側は、第2の開閉バルブを備える冷媒回収路を介して、前記蓄冷管の高温端に接続された、圧縮機と、
ダブルインレット弁を有し、前記パルス管の高温端と前記蓄冷管の高温端とを接続するバイパス配管と、
前記パルス管の高温端に、第1の流路抵抗部材を有する第1の配管を介して接続されたバッファタンクと、
を備えるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機であって、
さらに、第3の開閉バルブを含む第2の流路抵抗部材を有する第2の配管を有し、該第2の配管は、前記圧縮機と前記バッファタンクまたは第1の配管の間に設置され、
前記第3の開閉バルブは、前記第1の開閉バルブの開閉状態に対応して、開閉されることを特徴とするダブルインレット型パルスチューブ冷凍機が提供される。
ここで、本発明のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機において、前記第1、第2および第3の開閉バルブは、単一のロータリーバルブまたはスプールバルブで構成されても良い。
また、本発明のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機において、前記第2の流路抵抗部材を有する第2の配管は、一端が、前記圧縮機の前記低圧回収側に接続され、
前記第3の開閉バルブは、前記第1の開閉バルブが開状態の場合、閉止され、前記第1の開閉バルブが閉状態の場合、開かれても良い。
さらに、当該ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機は、多段式のパルスチューブ冷凍機であっても良い。
本発明では、装置全体の冷却効率を低下させることなく、二次流れの発生を抑制することができるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機を提供することが可能となる。
従来のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機を概略的に示した図である。 従来の別のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機を概略的に示した図である。 本発明の第1の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。 図3に示したダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の作動の際の、3つのバルブの開閉状態を時系列的に示した図である。 本発明の第2の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。 本発明の第3の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。 図6に示したダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の作動の際の、3つのバルブの開閉状態を時系列的に示した図である。 本発明の第4の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。
以下、図面を用いて、本発明について詳しく説明する。
(第1の実施例)
図3は、本発明の第1の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。
図3に示すように、本発明の第1の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−1は、圧縮機112、蓄冷管140、パルス管150、バッファタンク170およびこれらに接続された各配管類を備える。
蓄冷管140は、高温端142および低温端144を有する。パルス管150は、高温端152および低温端154を有する。パルス管150の高温端152および低温端154には、熱交換器が設置されている。蓄冷管140の低温端144とパルス管150の低温端154は、接続配管156で接続されている。また、バッファタンク170は、オリフィス等の第1の流路抵抗部材160を備える配管161を介して、パルス管150の高温端152と接続される。
圧縮機112の高圧側(吐出側)の冷媒用流路113Aは、開閉バルブV1が接続された高圧側配管115A、および共通配管120を有し、蓄冷管140の高温端142に接続されている。一方、圧縮機112の低圧側(吸込側)の冷媒用流路113Bは、開閉バルブV2が接続された低圧側配管115B、および共通配管120を有し、蓄冷管140の高温端142に接続されている。
蓄冷管140の高温端142とパルス管150の高温端152の間には、オリフィス等のダブルインレット弁163を備えるバイパス配管165が接続されている。
さらに、バッファタンク170は、第2の低圧側配管180Aを介して、B点において、圧縮機112の低圧側配管115Bと接続されている。第2の低圧側配管180Aには、第2の流路抵抗部材181が設置される。なお、図3の例では、第2の流路抵抗部材181は、開閉バルブV3および流量制御バルブ182で構成されている。しかしながら、第2の流路抵抗部材181において、流量制御バルブ182は、省略されても良い。
次に、図4を用いて、図3のように構成された本発明によるパルスチューブ冷凍機100−1の動作について説明する。図4は、パルスチューブ冷凍機100−1の作動中の、3つの開閉バルブV1〜V3の開閉状態を時系列的に示した図である。以下、各過程について説明する。
(第1過程:時間0〜t
図4に示すように、時間tが0≦t≦tにおける冷媒ガスの供給過程では、開閉バルブV1が開かれる。これにより、圧縮機112からの高圧冷媒ガスは、高圧側の冷媒用流路113A、すなわち高圧側配管115A〜共通配管120を介して、蓄冷器140、さらには接続配管156を通して、パルス管150に供給される。また、冷媒ガスの一部は、共通配管120からA点で分岐して、ダブルインレット弁163を有するバイパス配管165から、パルス管150の高温端152を介して、パルス管150内に供給される。これにより、パルス管150内の圧力が上昇し、冷媒ガスの一部は、配管161を通り、バッファタンク170内に収容される。
(第2過程:時間t〜t
次に、時間tがt≦t≦tにおける冷媒ガスの回収過程では、開閉バルブV1が閉止された後、開閉バルブV2が開かれる(t=t)。これにより、パルス管150内の冷媒ガスは、パルス管150の低温端154〜接続配管156〜蓄冷管140を通り、低圧側の冷媒用流路113B、すなわち共通配管120〜低圧側配管115Bを介して、圧縮機112に回収され始める。また、パルス管150内の冷媒ガスの一部は、パルス管150の高温端152〜バイパス配管165を通り、さらに、共通配管120のA点〜低圧側配管115Bを介して、圧縮機112に回収されるようになる。これにより、パルス管内の圧力が低下する。
その後、時間t=tにおいて、開閉バルブV2を開いた状態のまま、開閉バルブV3が開かれる。なお、開閉バルブV3が開かれるタイミングは、開閉バルブV2が開かれるタイミングと同じであっても良い(すなわちt=t)。これにより、バッファタンク170内に収容されていた冷媒ガスは、第2の低圧側配管180Aを通り、圧縮機112に回収される。また、これにより、バッファタンク170内の圧力が低下するため、パルス管150内の冷媒ガスの一部は、配管161を通り、バッファタンク170に向かって移動する。従って、パルス管内の圧力がさらに低下する。
その後、時間t=tにおいて、開閉バルブV2を開いた状態のまま、開閉バルブV3が閉止される。さらにその後、時間t=tにおいて、開閉バルブV2が閉止され、冷媒ガスの回収過程が終了する。なお、開閉バルブV3が閉止されるタイミングは、開閉バルブV2が閉止されるタイミングと同じであっても良い(すなわちt=t)。
以上の過程(t=0〜t)を1サイクルとして繰り返すことにより、パルス管150内で冷媒ガスの圧縮/膨脹が繰り返し生じ、パルス管150の低温端154で寒冷が発生する。また、パルス管150の低温端154に設置された被冷却対象(図3には示されていない)を冷却することができる。
ここで、前述のように、通常のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機10では、冷媒ガスの供給過程/回収過程において、ダブルインレット弁63を流通する冷媒ガス流量のアンバランスによって、例えば、ダブルインレット弁63を有するバイパス配管65、パルス管50、接続配管56、および蓄冷器40で構成される閉回路を循環する、冷媒ガスの二次流れ(例えば、図1の矢印L)が発生し易いという問題がある。このような二次流れは、一方向性であり、熱損失の原因となるため、二次流れが発生すると、冷凍機の冷却能力は、大幅に低下してしまう。
これに対して、第1の実施例によるパルスチューブ冷凍機100−1では、バッファタンク170と圧縮機112の間に、第2の流路抵抗部材181を備える第2の低圧側配管180Aが接続されているため、前述のような冷媒ガスの二次流れの発生を防止あるいは大幅に抑制することができる。
さらに、第1の実施例によるパルスチューブ冷凍機100−1では、第2の低圧側配管180Aは、開閉バルブV3(および流量制御バルブ182)を有する第2の流路抵抗部材181を備えている。この開閉バルブV3は、前述の第1過程のように、開閉バルブV1が開いている間は、閉止される。
従って、パルスチューブ冷凍機100−1では、前述の図2に示したパルスチューブ冷凍機10'のように、蓄冷器40で冷やされて、パルス管50に導入された冷媒ガスの一部が、次段階の回収過程で仕事をする前に、配管61〜バッファタック70〜別の配管74を通り、そのまま圧縮機12の方に排出されてしまうという問題を回避することができる。このため、第1の実施例によるパルスチューブ冷凍機100−1では、蓄冷器140の冷却効率の低下が抑制される。また、これにより、パルスチューブ冷凍機の全体としての冷凍能力の低下を抑制することができる。
なお、前述の例では、図3における開閉バルブV1〜V3を、それぞれ別個の開閉バルブとして構成されることを前提に、本発明の特徴を説明した。しかしながら、これらのバルブは、統合された単一のバルブ組立体で構成されても良い。そのような単一のバルブ組立体の例としては、機械構造上、すなわち構成部材と開口または溝との間の相対的な位置関係で、複数のバルブの開閉状態が一義的に定められる「一義式バルブ」が挙げられる。「一義式バルブ」には、ロータリーバルブおよびスプールバルブ等が含まれる。このような単一のバルブ組立体を使用した場合、各開閉バルブV1〜V3が、例えば図4に示したような開閉タイミングとなるように、各開閉バルブV1〜V3の開閉状態を適宜検出したり、フィードバックしたりする必要がなくなるという利点が得られる。この場合、検出およびフィードバック制御用の装置等が省略され、パルスチューブ冷凍機を簡素化および/または低コスト化することができる。
(第2の実施例)
図5は、本発明の第2の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。
第2の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−2は、前述のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−1とほぼ同様に構成される。従って、図5において、図3と同様の部材等には、図3と同じ参照符号が付されている。
しかしながら、この実施例では、図3の場合とは異なり、第2の流路抵抗部材181を備える第2の低圧側配管180Bの一端は、第1の流路抵抗部材160を備える配管161の途中(C点)に接続されている。
このように構成されたダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−2においても、前述のパルスチューブ冷凍機100−1について説明した2つの効果(二次流れの発生防止、および装置の冷却効率低下抑制の効果)を同様に得ることができることは明らかであろう。従って、本発明において、第2の低圧側配管180A、180Bの一端(C点)は、パルス管150の高温端152からバッファタンク170の間の、いずれの箇所に接続されても良い。
(第3の実施例)
図6は、本発明の第3の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。
第3の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−3は、前述のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−1とほぼ同様に構成される。従って、図6において、図3と同様の部材等には、図3と同じ参照符号が付されている。
しかしながら、この実施例では、図3の場合とは異なり、第2の流路抵抗部材181は、第2の高圧側配管180Cに設置されている。なお、第2の低圧側配管180Aは、排除されている。また、第2の高圧側配管180Cの一端は、圧縮機112の高圧側に接続された高圧側配管115Aの途中(D点)に接続され、他端は、バッファタンク170に接続されている。
次に、図7を用いて、図6のように構成された第3の実施例によるパルスチューブ冷凍機100−3の動作について説明する。図7は、パルスチューブ冷凍機100−3の作動中の、3つの開閉バルブV1〜V3の開閉状態を時系列的に示した図である。以下、各過程について説明する。
(第1過程:時間0〜t
図7に示すように、まず、冷媒ガスの供給過程において、開閉バルブV1が開かれる。これにより、圧縮機112からの高圧冷媒ガスは、高圧側の冷媒用流路113A、すなわち高圧側配管115A〜共通配管120を介して、蓄冷器140、さらには接続配管156を通して、パルス管150に供給される。また、冷媒ガスの一部は、共通配管120からA点で分岐して、ダブルインレット弁163を有するバイパス配管165から、パルス管150の高温端152を介して、パルス管150内に供給される。これにより、パルス管150内の圧力が上昇し、冷媒ガスの一部は、配管161を通り、バッファタンク170内に収容される。
その後、時間t=tにおいて、開閉バルブV1を開いた状態のまま、開閉バルブV3が開かれる。なお、開閉バルブV3が開かれるタイミングは、開閉バルブV1が開かれるタイミングと同じであっても良い(すなわちt=0)。これにより、圧縮機112からの高圧冷媒ガスの一部は、高圧側配管115AのD点で分岐され、第2の流路抵抗部材181を備える第2の高圧側配管180Cを介して、バッファタンク170内に収容される。
その後、時間t=tにおいて、開閉バルブV1を開いた状態のまま、開閉バルブV3が閉止される。また、時間t=tにおいて、開閉バルブV1が閉止され、高圧冷媒ガスの供給過程が完了する。
(第2過程:時間t〜t
次に、時間tがt≦t≦tにおける冷媒ガスの回収過程では、開閉バルブV1が閉止された後、開閉バルブV2が開かれる(t=t)。これにより、パルス管150内の冷媒ガスは、パルス管150の低温端154〜接続配管156〜蓄冷管140を通り、低圧側の冷媒用流路113B、すなわち共通配管120〜低圧側配管115Bを介して、圧縮機112に回収され始める。また、パルス管150内の冷媒ガスの一部は、パルス管150の高温端152〜バイパス配管165を通り、さらに、共通配管120のA点〜低圧側配管115Bを介して、圧縮機112に回収されるようになる。これにより、パルス管内の圧力が低下する。また、バッファタンク170内に収容されていた冷媒ガスは、配管161〜バイパス配管165を通り、圧縮機112に回収される。
その後、時間t=tにおいて、開閉バルブV2が閉止され、冷媒ガスの回収過程が終了する。
このような第3の実施例によるパルスチューブ冷凍機100−3は、図1の場合とは逆の冷媒ガスの二次流れ、すなわち、図6に破線矢印L2で示したような、ダブルインレット弁163を有するバイパス配管165、蓄冷器140、接続配管156、およびパルス管150で構成される閉回路を循環する、冷媒ガスの二次流れの抑制に対して有効である。すなわち、この場合、高圧の冷媒ガスの供給過程において、圧縮機112〜第2の高圧側配管180C〜バッファタンク170〜パルス管150の高温端152の方向に流れる冷媒ガスにより、破線矢印L2で示したような、冷媒ガスの二次流れの発生を防止あるいは有意に抑制することができる。
また、第3の実施例の構成では、前述のように、第2過程(冷媒ガスの回収過程)において、開閉バルブV2が開かれると、パルス管150内の冷媒ガスの一部は、パルス管150の低温端154から、接続配管156および蓄冷管140を通り、低圧側の冷媒用流路113Bを介して、圧縮機112に戻される。また、パルス管150内の冷媒ガスの一部は、パルス管150の高温端152からバイパス配管165を通り、低圧側の冷媒用流路113Bを介して、圧縮機112に戻される。ここで、仮に、第2の高圧側配管180Cが開閉バルブV3を有さなかった場合、この過程において、第2の高圧側配管180Cを介して、高圧の冷媒ガスがバッファタンク170、さらには配管161を介してパルス管150に導入されるという問題が生じ得る。この場合、常温の冷媒ガスの導入により、パルス管150の温度が上昇し、結果的に、パルスチューブ冷凍機の全体的な冷凍効率が低下してしまうという問題が生じる。
しかしながら、第3の実施例の構成では、第2の高圧側配管180Cは、開閉バルブV3(および流量制御バルブ182)を有する第2の流路抵抗部材181を備えている。従って、第3の実施例によるパルスチューブ冷凍機100−3では、前述の第1および第2の実施例と同様、パルスチューブ冷凍機の全体的な冷凍効率の低下を抑制することができる。
(第4の実施例)
図8は、本発明の第4の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。
図8に示すように、第4の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機200−1は、前述の3種類のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機100−1〜100−3とは異なり、2段式のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機である。
本発明の第4の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機200−1は、圧縮機212、第1段および第2段の蓄冷管240、340、第1段および第2段のパルス管250、350、第1および第2のバッファタンク270、370、ならびにこれらに接続された各配管類を備える。
第1段の蓄冷管240は、高温端242および低温端244を有し、第2段の蓄冷管340は、高温端244(すなわち第1段の蓄冷管240の低温端)および低温端344を有する。第1段のパルス管250は、高温端252および低温端254を有し、第2段のパルス管350は、高温端352および低温端354を有する。第1段のパルス管250の高温端252および低温端254、ならびに第2段のパルス管350の高温端352および低温端354には、熱交換器が設置されている。第1段の蓄冷管240の低温端244と第1段のパルス管250の低温端254は、接続配管256で接続されている。第2段の蓄冷管340の低温端344と第2段のパルス管350の低温端354は、接続配管356で接続されている。
第1のバッファタンク270は、オリフィス等の第1の流路抵抗部材260を備える配管261を介して、第1段のパルス管250の高温端252と接続される。同様に、第2のバッファタンク370は、オリフィス等の第3の流路抵抗部材360を備える配管361を介して、第2段のパルス管350の高温端352と接続される。
第1段の蓄冷管242の高温端242と第1段のパルス管250の高温端252は、オリフィス等のダブルインレット弁263を備えるバイパス配管265で接続されている。バイパス配管265の一端は、後述する共通配管220のA点に接続され、バイパス配管265の他端は、配管261のB点に接続される。また、第1段の蓄冷管242の高温端242と第2段のパルス管350の高温端352は、オリフィス等のダブルインレット弁363を備えるバイパス配管365で接続されている。バイパス配管365の一端は、後述する共通配管220のA点に接続され、バイパス配管365の他端は、配管361のC点に接続される。
圧縮機212は、高圧側(吐出側)の冷媒用流路213Aおよび低圧側(吸込側)の冷媒用流路213Bを有する。高圧側の冷媒用流路213Aは、開閉バルブV1が接続された高圧側配管215Aおよび共通配管220を有し、共通配管220の他端は、第1段の蓄冷器240の高温端242に接続される。一方、低圧側の冷媒用流路213Bは、開閉バルブV2が接続された低圧側配管215Bおよび共通配管220を有する。
さらに、第1のバッファタンク270は、第2の低圧側配管280Aを介して、D点において、圧縮機212の低圧側配管215Bと接続されている。第2の低圧側配管280Aには、第2の流路抵抗部材281が設置される。なお、図8の例では、第2の流路抵抗部材281は、開閉バルブV3および流量制御バルブ282で構成されている。しかしながら、第2の流路抵抗部材281において、流量制御バルブ282は、省略されても良い。
同様に、第2のバッファタンク370は、第3の低圧側配管380Aを介して、D点において、圧縮機212の低圧側配管215Bと接続されている。第3の低圧側配管380には、第4の流路抵抗部材381が設置される。なお、図8の例では、第4の流路抵抗部材381は、開閉バルブV4および流量制御バルブ382で構成されている。しかしながら、第4の流路抵抗部材381において、流量制御バルブ382は、省略されても良い。
なお、第4の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機200−1の動作については、前述の3つのパルスチューブ冷凍機100−1〜100−3の動作の説明から、当業者には容易に推察することができるため、ここでは、説明しない。
このような構成においても、ダブルインレット弁263を有するバイパス配管265〜第1段のパルス管250〜接続配管256〜第1段の蓄冷器240で構成される閉回路を循環する、冷媒ガスの二次流れ(図8の破線矢印L3)、およびダブルインレット弁363を有するバイパス配管365〜第2段のパルス管350〜接続配管356〜第2段の蓄冷管340〜第1段の蓄冷器240で構成される閉回路を循環する、冷媒ガスの二次流れ(図8の破線矢印L4)を抑制することができる。
また、このような構成では、開閉バルブV3およびV4を適正に開閉することにより、前述のような、第1段および/または第2段の蓄冷器240、340で冷やされて、第1段および/または第2段のパルス管250、350に導入された冷媒ガスの一部が、次段階の回収過程で仕事をする前に、そのまま圧縮機212の方に排出されてしまうという問題を回避することができる。従って、適正な冷凍効率を有するダブルインレット型パルスチューブ冷凍機を提供することができる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明した。これらの実施例は、本発明の構成の一例を示したものであり、本発明を限定するものと解してはならない。例えば、図8に示したダブルインレット型パルスチューブ冷凍機200−1において、第2の流路抵抗部材281を備える第2の低圧側配管280A、および第4の流路抵抗部材381を備える第3の低圧側配管380Aのいずれか一方は、省略されても良い。
本発明は、単段式および多段式のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機に適用することができる。
10、10' 従来のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機
12 圧縮機
13A 高圧側の冷媒用流路
13B 低圧側の冷媒用流路
15A 高圧側配管
15B 低圧側配管
20 共通配管
40 蓄冷管
50 パルス管
56 接続配管
60 オリフィス
61 配管
63 ダブルインレット弁
65 バイパス配管
70 バッファタンク
72 オリフィス
74 別の配管
100−1 第1の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機
100−2 第2の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機
100−3 第3の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機
112 圧縮機
113A 高圧側の冷媒用流路
113B 低圧側の冷媒用流路
115A 高圧側配管
115B 低圧側配管
120 共通配管
140 蓄冷管
150 パルス管
156 接続配管
160 第1の流路抵抗部材
161 配管
163 ダブルインレット弁
165 バイパス配管
170 バッファタンク
180A、180B 第2の低圧側配管
180C 第2の高圧側配管
181 第2の流路抵抗部材
182 流量制御バルブ
200−1 第4の実施例によるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機
212 圧縮機
213A 高圧側の冷媒用流路
213B 低圧側の冷媒用流路
215A 高圧側配管
215B 低圧側配管
220 共通配管
240 第1段の蓄冷管
250 第1段のパルス管
256、356 接続配管
260 第1の流路抵抗部材
261、361 配管
263、363 ダブルインレット弁
265、365 バイパス配管
270 第1のバッファタンク
280A 第2の低圧側配管
281 第2の流路抵抗部材
282、382 流量制御バルブ
340 第2段の蓄冷管
350 第2段のパルス管
360 第3の流路抵抗部材
370 第2のバッファタンク
380A 第3の低圧側配管
381 第4の流路抵抗部材
V1〜V4 開閉バルブ。

Claims (4)

  1. 高温端および低温端を有する蓄冷管と、
    高温端、および前記蓄冷管の低温端と接続された低温端を有するパルス管と、
    冷媒用の高圧供給側および低圧回収側を有する圧縮機であって、
    前記高圧供給側は、第1の開閉バルブを備える冷媒供給路を介して、前記蓄冷管の高温端に接続され、
    前記低圧回収側は、第2の開閉バルブを備える冷媒回収路を介して、前記蓄冷管の高温端に接続された、圧縮機と、
    ダブルインレット弁を有し、前記パルス管の高温端と前記蓄冷管の高温端とを接続するバイパス配管と、
    前記パルス管の高温端に、第1の流路抵抗部材を有する第1の配管を介して接続されたバッファタンクと、
    を備えるダブルインレット型パルスチューブ冷凍機であって、
    さらに、第3の開閉バルブを含む第2の流路抵抗部材を有する第2の配管を有し、該第2の配管は、前記圧縮機と前記バッファタンクまたは第1の配管の間に設置され、
    前記第3の開閉バルブは、前記第1の開閉バルブの開閉状態に対応して、開閉されることを特徴とするダブルインレット型パルスチューブ冷凍機。
  2. 前記第1、第2および第3の開閉バルブは、単一のロータリーバルブまたはスプールバルブで構成されることを特徴とする請求項1に記載のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機。
  3. 前記第2の流路抵抗部材を有する第2の配管は、一端が、前記圧縮機の前記低圧回収側に接続され、
    前記第3の開閉バルブは、前記第1の開閉バルブが開状態の場合、閉止され、前記第1の開閉バルブが閉状態の場合、開かれることを特徴とする請求項1または2に記載のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機。
  4. 当該ダブルインレット型パルスチューブ冷凍機は、多段式のパルスチューブ冷凍機であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のダブルインレット型パルスチューブ冷凍機。
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