JP2011011643A - トレーラ用冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発電機(40)と、発電機(40)を駆動するエンジン(41)とを設ける。また、発電機(40)が出力した電力を変換して出力するインバータ部(70)と、インバータ部(70)が出力した電力で駆動される電動圧縮機(22)とを設ける。発電機(40)、エンジン(41)、インバータ部(70)、及び電動圧縮機(22)は、ケーシングユニット(31)に収容する。そして、ケーシングユニット(31)によって、インバータ部(70)の熱を放熱する放熱部(51a)を構成する。
【選択図】図6
Description
冷媒回路(21)を有してトレーラ(11)の庫内空間(13)を冷却するトレーラ用冷凍装置であって、
発電機(40)と、
前記発電機(40)を駆動するエンジン(41)と、
前記発電機(40)が出力した電力を変換して出力するインバータ部(70)と、
前記インバータ部(70)が出力した電力で駆動される電動圧縮機(22)と、
前記発電機(40)、前記エンジン(41)、前記インバータ部(70)、及び前記電動圧縮機(22)が収容されるケーシングユニット(31)と、
を備え、
前記ケーシングユニット(31)は、前記インバータ部(70)の放熱面と熱的に接続されて該インバータ部(70)の熱を放熱する放熱部(51a)を有していることを特徴とする。
第1の発明のトレーラ用冷凍装置において、
前記放熱部(51a)は、アルミニウムを用いて構成されていることを特徴とする。
第1又は第2の発明のトレーラ用冷凍装置において、
前記インバータ部(70)は、スイッチング素子(70b)を備えており、
前記スイッチング素子(70b)は、取り付け部材(90)を介して前記放熱部(51a)に取り付けられていることを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態のトレーラ用冷凍装置(20)は、冷凍食品や生鮮食品等を陸上輸送するための冷凍車両(10)に搭載されている。冷凍車両(10)は、冷凍食品等の貨物が貯蔵されるトレーラ(11)と、トレーラ(11)を牽引するトラクタ(12)とを有している。
トレーラ用冷凍装置(20)は、冷凍車両(10)の庫内空間(13)の空気を冷却するための冷却装置を構成している。図3に示すように、トレーラ用冷凍装置(20)は、冷媒が充填される冷媒回路(21)を備えている。冷媒回路(21)には、電動圧縮機(22)と凝縮器(23)と膨張弁(24)と蒸発器(25)とが接続されている。冷媒回路(21)では、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。凝縮器(23)の近傍には、庫外ファン(26)が設けられている。凝縮器(23)では、庫外ファン(26)によって搬送される庫外(室外)空気と冷媒とが熱交換する。蒸発器(25)の近傍には、庫内ファン(27)が設けられている。蒸発器(25)では、庫内ファン(27)によって搬送される庫内空気と冷媒とが熱交換する。蒸発器(25)は、トレーラ(11)の庫内空間(13)の空気を冷却するための冷却部を構成している。
前面カバー(32)は、庫外ケーシング(50)の前面に着脱自在に構成されている。前面カバー(32)は、幅方向(図2における左右方向)の中間部位が前方に膨出する湾曲した板状部材で構成されている。前面カバー(32)は、幅方向両端の側辺部(32a,32a)が庫外ケーシング(50)に保持される。これにより、前面カバー(32)の背面と庫外ケーシング(50)の前面との間には、各種の構成機器(詳細は後述する)が収容される機械室(35,36)(図5参照)が形成される。
庫外ケーシング(50)は、トレーラ(11)の外側に設けられている。庫外ケーシング(50)は、アルミニウム材料で構成されている。庫外ケーシング(50)は、正方形板状のベース部(51)と、ベース部(51)の上方部位に形成される膨出部(52)とを有している(図2、図4、図5を参照)。
図4に示すように、庫内ケーシング(33)は、トレーラ(11)の庫内空間(13)に臨むように、庫外ケーシング(50)の背面側に設けられている。庫内ケーシング(33)は、例えばFRP(ガラス繊維強化プラスチック)材料で構成されている。なお、庫内ケーシング(33)を、他の樹脂材料や金属材料等で構成することもできる。庫内ケーシング(33)は、庫外ケーシング(50)の背面に沿うような形状をしている。
本実施形態のトレーラ用冷凍装置(20)では、上述のように、トレーラ(11)の開放部(14)にケーシングユニット(31)が取り付けられる。ケーシングユニット(31)とトレーラ(11)の開放部(14)の取り付け構造の詳細について、図9を参照しながら説明する。なお、図9は、トレーラ(11)の左右の幅方向の両側にある側縁部(14a)(図2を参照)の近傍の水平断面を拡大して示すものである。
次に、トレーラ用冷凍装置(20)の運転動作について、図4及び図10を参照しながら説明する。
エンジン(41)によって発電機(40)が駆動されると、発電機(40)で電力が発生する。この電力は、電動圧縮機(22)、庫外ファン(26)、及び庫内ファン(27)に供給される。冷媒回路(21)では、電動圧縮機(22)が運転されることで冷凍サイクルが行われる。
トレーラ用冷凍装置(20)の運転中には発電機(40)が駆動する。そして、インバータ部(70)は、電動圧縮機(22)、庫外ファン(26)、及び庫内ファン(27)に電力を供給する。インバータ部(70)が供給するこの電力は、トレーラ用冷凍装置(20)の負荷に応じて変化し、供給する電力が大きくなると、スイッチング素子(70b)の発熱量も大きくなる。このように発生したスイッチング素子(70b)の熱は、取り付け板金(90)を介して下側ベース部(51a)(放熱部)に伝導する。そして、下側ベース部(51a)に伝導した熱は、該下側ベース部(51a)からケーシングユニット(31)内の空気に放熱する。これにより、スイッチング素子(70b)が冷却される。
以上のように本実施形態によれば、ケーシングユニット(31)の下側ベース部(51a)によって構成された放熱部によって、インバータ部(70)を冷却することが可能になる。このように放熱部としてケーシングユニット(31)を用いると、スイッチング素子(70b)等の空冷に一般的に用いられる放熱フィンよりもより大きな放熱面積を確保することが可能になり、電動ファン等を併用して強制的に空冷しなくても、十分にスイッチング素子(70b)等を冷却することが可能になる。しかも、本実施形態では、放熱部(下側ベース部(51a))を比較的熱伝導率のよいアルミニウムで構成しているので、インバータ部(70)からの熱をより効果的に放熱させることが可能になる。
なお、放熱部で冷却する素子は、上記のスイッチング素子(70b)に限定されない。インバータ部(70)において発熱する他の素子を放熱部で冷却するようにしてもよい。
13 庫内空間
20 トレーラ用冷凍装置
21 冷媒回路
22 電動圧縮機
31 ケーシングユニット
40 発電機
41 エンジン
51a 下側ベース部(放熱部)
70 インバータ部
71b スイッチング素子
90 取り付け板金(取り付け部材)
Claims (3)
- 冷媒回路(21)を有してトレーラ(11)の庫内空間(13)を冷却するトレーラ用冷凍装置であって、
発電機(40)と、
前記発電機(40)を駆動するエンジン(41)と、
前記発電機(40)が出力した電力を変換して出力するインバータ部(70)と、
前記インバータ部(70)が出力した電力で駆動される電動圧縮機(22)と、
前記発電機(40)、前記エンジン(41)、前記インバータ部(70)、及び前記電動圧縮機(22)が収容されるケーシングユニット(31)と、
を備え、
前記ケーシングユニット(31)は、前記インバータ部(70)の放熱面と熱的に接続されて該インバータ部(70)の熱を放熱する放熱部(51a)を有していることを特徴とするトレーラ用冷凍装置。 - 請求項1のトレーラ用冷凍装置において、
前記放熱部(51a)は、アルミニウムを用いて構成されていることを特徴とするトレーラ用冷凍装置。 - 請求項1又は請求項2のトレーラ用冷凍装置において、
前記インバータ部(70)は、スイッチング素子(70b)を備えており、
前記スイッチング素子(70b)は、取り付け部材(90)を介して前記放熱部(51a)に取り付けられていることを特徴とするトレーラ用冷凍装置。
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