JP2011010656A - タバコの処理におけるフェノール酸化酵素の利用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タバコ製品のタンパク質及びフェノール系化合物、例えばポリフェノールのタバコからの除去調製のための方法であって、タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理する工程を含んで成る方法であって、ここで当該フェノール酸化酵素がモノフェノールモノオキシゲナーゼ(EC1,14,18,1)であることを除く、ルチン、スコポレチン及びクロロゲン酸などのフェノール酸化酵素を用いる方法。
【選択図】図11
Description
タバコ葉の中に存在するポリフェノールのうちクロロゲン酸が主要であり、そしてタバコ葉の中の低レベルのクロロゲン酸はタバコの煙の中の所望されない成分カテコールのレベルの低下に結びつく。Schlotzhauer W.S.(1992), Journal of Analytical and Applied Pyrolysis. Vol22, 頁231−238参照のこと。
本発明はタバコ製品を調製するための方法を提供し、この方法は(i)タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理する工程を含んで成る。
本明細書において使用する表現「タバコ材料」とは、どのようなタイプ、ソース又は起源を問わず、また本発明の処理にかける前にどのようなその他の種類の処理にかけられているのかを問わず、本発明における様々な処理のためのタバコ出発材料を意味する。従って、「タバコ材料」には、限定することなく、ソース及び等級に関係なく、タバコ固形分及びタバコの任意の固形形態、例えば乾燥タバコ(例えばくんせいタバコ);乾燥、熟成、切断、粉砕、精製又は細断タバコ;タバコスクラップ;エキスパンドタバコ、発酵タバコ;再構築タバコ;並びにこのようなタバコ材料の任意の組合せが含まれる。また、タバコブレンドも含まれる。このタバコ材料はタバコ植物の任意の器官、例えば幹、葉脈、スクラップ及び廃棄タバコ、カッティング等、並びにホール葉及びその一部に由来しうる。好ましくは、本発明の出発材料として利用するタバコ材料はタバコの葉のラミナ部分である。好適な態様において、このタバコ材料は乾燥タバコの一部又は全部である。特に、この表現はタバコの調製又は処理工程にかけるタバコ原材料を包含する。本発明の特定の態様において、タバコ材料なる語はタバコエキス又は任意の固形タバコ形態のタバコ抽出混合物を含む。好ましくは、乾燥タバコのエキスを使用する。本発明の方法において利用されるタバコ材料は任意のタバコの種であって、それからタバコ製品を作ることが所望されるものに由来しうる。特に関心のもたれるのは亜族ニコチアナ・タバカム(Nicotiana tabacum)由来のタバコである。
水性抽出により、タバコ材料の水溶性フェノール系化合物は、とりわけニコチン、可溶性タンパク質、糖、アミノ酸、ペクチン、無機塩、及び適宜使用した界面活性剤と共に水性エキスの中に分配されるであろう。
本発明に従うと、好ましくは水性抽出混合物又は水性エキスの形態におけるタバコ材料をフェノール酸化酵素で処理する。この工程(i)は以下に更に詳細に説明する。
フェノール系化合物/フェノール類:
ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−及びヘキサフェノール類なる語はそれぞれ全部で2,3,4,5又は6個のヒドロキシ基と、1又は複数個の芳香環系とを含んで成る化合物を包括し、ここでこのヒドロキシ基は同一又は異なる芳香環に付加されている。
適当なフェノール酸化酵素、即ちフェノール系化合物、例えばポリフェノール類の高分子量及び低分子量化合物に作用する酵素の例えば、限定することなく、ペルオキシダーゼ(EC 1.11.1.7)、ラッカーゼ(EC 1.10.3.2)、ビリルビンオキシダーゼ(EC 1.3.3.5)、モノフェノールモノオキシゲナーゼ(EC 1.14.18.1)及びカテコールオキシダーゼ(EC 1.10.3.1)が挙げられる。
好ましくは、このフェノール酸化酵素はフェノールオキシダーゼ又はペルオキシダーゼである。
本発明のフェノールオキシダーゼ又はペルオキシダーゼは少なくとも一種のフェノール系化合物を酸化できるフェノールオキシダーゼ及びペルオキシダーゼである。このことを明確にするため、本発明のペルオキシダーゼは「フェノールオキシダーゼ」と呼ぶこともある。
好適なフェノール系オキシダーゼはクラスEC 1,13,−、−;EC 1.14.−.−(例えばEC 1.14.18.1)及びEC 1.10.3.−の酵素、特にクラスEC 1.10.3.1−1.10.3.8、即ち、EC 1.10.3.1、EC 1.10.3.2、EC 1.10.3.3、EC 1.10.3.4、EC 1.10.3.5、EC 1.10.3.6、EC 1.10.3.7又はEC 1.10.3.8のいずれかである。
適当なペルオキシダーゼはクラスEC 1.11.1.−、例えばEC 1.11.1.7、EC 1.11.1.13及びEC 1.11.1.14のものであってよい。好適なペルオキシダーゼはクラスEC 1.11.1.7の酵素である。グループEC 1.11.1.7は、ドナーが酸化され、過酸化水素がアクセプターとして働く酸化反応を触媒するペルオキシダーゼを含んで成る。
フェノール酸化酵素による処理(工程(i))の後、本発明に係る方法は好ましくはタバコエキスから酸化フェノール系化合物を分離する工程(iv)を含んで成る。この「酸化フェノール系化合物」は本発明に従う酵素による処理により酸化されたフェノール系化合物を包括する。この酸化フェノール系化合物は好ましくは重合形態にある。この酸化フェノール系化合物は好ましくは1又は複数種の形態において、沈澱物、曇り物、溶解又は分散物である。従って、沈澱物/曇り物がフェノール酸化酵素によるタバコエキスの処理の際に生ずる。酸化重合フェノール系化合物を含んで成るこの沈澱物は好ましくはエキスから分離させる。
本発明の一の態様において、酵素処理を抽出混合物に対して実施する。この酸化フェノール系化合物は好ましくは抽出混合物、即ち、タバコ固形分(「タバコ残渣」)及び液体部(「タバコエキス」)から分離させる。この分離はまず粗分離を例えば濾過により行って、沈澱物及び/又は曇り物を形成しうる溶媒及び酸化フェノール系化合物をタバコ残渣から分離することにより行う。分離のための方法の選定は溶媒の中に懸濁したタバコ残渣と酸化フェノール系化合物により形成されうる固形沈澱物/曇り物との区別ができる限り重要ではない。このようにして分離されたタバコ残渣を水ですすいで更なる酸化フェノール系化合物を除去する。おそらくは微細な沈殿物及び/又は曇り物として、及び/又はコロイド溶液中の酸化フェノール系化合物として存在するであろう酸化フェノール系化合物を含む濾液を更に処理してエキスから酸化フェノール系化合物を除去してよい。これは前述の如き濾過、遠心分離、限外濾過、沈降、等の分離手段により行ってよい。
フェノール酸化酵素による処理に続いて、フェノール酸化酵素は注目の特定の酵素の不活化及び/又は変性及び/又は沈澱及び/又は除去に適切な任意の方法により任意的に不活化(例えば、100℃に加熱し、そしてこの温度に例えば10分保つことで)及び/又は除去(例えば、吸着又は沈澱により)してよい。酵素は例えば酸化フェノール系化合物の除去について説明した通り例えば吸着により沈澱酸化フェノール系化合物と一緒に除去してよい。本発明の一の態様において、酵素の除去のために限外濾過を利用する。従って、一の態様における本発明の方法はフェノール酸化酵素の不活化及び/又は酵素処理タバコ材料からのその除去の工程を含んで成り、このタバコ材料は例えばタバコエキスの形態にある。
任意的に、酵素処理エキスを10〜70%、例えば20〜50%、典型的には50%(乾燥質)の固形分含有量にまで濃縮する。このためには、本質的に液体のみ、好ましくは水溶液を除去する任意の慣用の方法、例えば逆浸透、低分子量カットオフ値の限外濾過、エバポレーション又は凍結乾燥を利用してよい。しかしながら、この方法のために所望されるなら、タバコエキスを慣用の乾燥処理、例えば凍結乾燥、スプレードライ又はエバポレーションにより固体となるまで(例えば90%〜100%の固形分含有量、例えば100%の乾燥重量を有するまで)乾燥させてよい。任意的に、まず濃縮工程を液体の濃縮のための通常の手順により行い、しかる後乾燥工程を通常の手順により行う。
好ましくは、エキスの処理のための上記の方法のいずれかの任意の結果は、例えば乾燥又は有機溶媒による抽出により更に加工又は処理されていることのある又はないタバコ残渣との最終的な再組合せであり(工程(ix))、これにより改良タバコ製品が得られる。事実、処理エキスを任意のタバコ固形分と組合せてよいが、好都合にはそれは低含有量のフェノール系化合物を有するタバコ固形分、例えば本明細書に記載の抽出工程により得られるタバコ残渣とする。
本発明の好適な態様において、タバコをタンパク質分解酵素によって処理もする。工程(x)。
本発明の一の態様において、タバコ材料をまず水性溶媒で酵素抜き(フェノール酸化酵素であろうとタンパク質分解酵素であろうと問わない)、且つ好ましくは界面活性剤抜きで抽出する。この抽出混合物を分離し、そして水性エキスはフェノール酸化酵素で処理し、一方その残渣はプロテアーゼ及び任意的に界面活性剤を含んで成る溶媒による更なる抽出にかける。この酵素処理エキス及び残渣を次に組合せてよい。従って、本発明の方法はタバコ材料又はタバコ残渣を、プロテアーゼで処理し、それからフェノール酸化酵素で処理したエキスと組合せる工程を含んで成りうる。
タンパク質分解処理の工程(x)を含ませるなら、本発明の方法は更に注目のプロテアーゼを実質的に含まないタバコ製品を供するためにプロテアーゼの除去工程を更に含んで成る。本発明の好適な態様において、ラッカーゼ及びプロテアーゼを共にタバコ製品の調製に利用する。
本発明の好適な態様において、工程(ii)は下記の工程のいずれかの前に実施する。特に好適な態様において、工程(ii)、しかる後に工程(iii)を下記の工程のいずれかの前に行う。
工程(v)、(vi)、(vii)又は(viii)のいずれかをこの方法に含ませてよく、順番は問わない。それらは1回又は反復して数回で含ませてよい。しかしながら、それらは好ましくは常に工程(ii)及び(iii)に続く。
A: (ii)、(iii)、(i)、(vii)及び(vi);又は
B: (ii)、(iii)、(i)、(vii)、(v)及び(vi);又は
C: (ii)、(iii)、(i)、(vii)、(viii)、(v)及び(vi);又は
D: (ii)、(iii)、(i)、(iv);又は
E: (ii)、(iii)、(i)、(iv)、(vi);又は
F: (ii)、(i)、(iv)、(v)、(vi);又は
G: (ii)、(iii)、(i)、(iv)、(v)、(vi);又は
H: (ii)、(iii)、(i)、(v)、(vi)
従って、好適な態様において、本発明の方法は以下の工程を表示の順序で含む:(ii)タバコ材料を溶媒で抽出して抽出混合物を供し;(iii)この抽出混合物をタバコエキスとタバコ残渣とに分け;(i)このエキスをフェノール酸化酵素で処理し;(iv)この酸化フェノール系化合物をタバコエキスから分け;(vi)このエキスを濃縮し;このようにして処理したエキスをタバコ残渣と組合せ;そしてこの組合せた残渣とエキスとから喫煙用タバコ製品を作る。特定の態様において、この方法は(v)酵素の除去の工程も、例えば工程(vi)の前に含んで成る。
材料
タバコ材料:Virginiaくんせいタバコ(flue−cured tobacco)(Imperial Tobacco Ltd.より入手可能)。乾燥質約85%、4℃に保存。
ラッカーゼ:トラメテス・ビロサ・ラッカーゼ(TvL)(従来はポリポルス・ピンシトウス(Polyporus Pinsitus)ラッカーゼ(PpL)と呼ばれていた)の液状調整品(Novo Nordisk A/Sより入手可能)。このラッカーゼはWO96/00290に開示の通りにして調製できる(pDSY10を有する株からのラッカーゼ酵素、いわゆるlac1)。マイセリオフソラ・サーモフィララッカーゼの液状調整品(MtL)(Novo Nordisk A/Sより入手可能)。酵素は全て純粋な形態のものとした。
標準品:スコポレチン(Aldrich #24,658−1)、クロロゲン酸(Merck #820319)、ルチン(Aldrich #R230−3)及びニコチン(Aldrich 24,658−1)。
タバコエキス中及び固形タバコ中のフェノール化合物のHPLC分析(後者は「サンプルの予備処理−固形タバコ」に表記の特別な抽出手順を介する):
フェノール化合物の含有量は下記の手順に従ってHPLCにより分析した:
液体クロマトグラフィーシステム:例えば、Shimadzu SCL−6Bシステムコントローラー及び2個のLC−6A液体クロマトグラフィーポンプ又はWatersモデル600E
インジケーター:Shimadzu SIL 6Bオートインジェクター又はWaters 715 Ultra Wisp。
UVディテクター:Shimadzu SPD−6AフォトダイオードアレーUV−VISディテクター又はWaters Model481。
ソフトウェア:CLASS LC10/CLASS−MXA又はMaxima820。
カラム:Supelcosil(商標)LC−18 25cm×4.6mm(Supelco,#5−8298)又はμ Bondpack C198ステンレススチールカラム、30cm×4mm(内径)、10μmの粒径。
ガードカラム:なし、又は同じ材料の充填されたWatersのGuard−Pak。
温度:周囲
移動相流速:1.3ml/min
インジェクション容量:20μl
波長:350nm
溶出液:A:KH2PO4(2000mlの脱鉱水中28.4g)及びB:メタノールの二重勾配(線形)混合物(表1及び図1参照のこと)。溶出液は使用前に0.45μmのフィルターで濾過し、そして脱気しておいた。
HPLC分析の前に、サンプルを0.45μmのフィルター又はそれより小さいフィルター、例えば除菌Sartorius Minisart 0.45μmフィルター(#16555)又はMillipore Millex−GS0.22μm(#SBGS 0 25 SB)で濾過して、酵素処理中に通常生成される濁り/沈殿物を除去した。通常、エキス/サンプルの希釈はHPLC分析前に行わなかった。
タバコを乾燥させ、そしてふるいにかけてから分析した。タバコを65℃で15時間乾燥させ、そして40−80メッシュスクリーンでふるった。100〜200mgのタバコを隔壁付きの50mlのフラスコの中に正確に秤量した。水及びメタノールの1:1の混合物5mlを添加し、そして超音波槽の中で時折撹拌しながら20分抽出した。この超音波槽内の水温をチェックし、そして必要ならば水温を室温に保つために氷を加えた。その抽出液を0.45μm又はそれより小さいフィルターで濾過し、これによりフェノール系化合物の分析の用意ができる。
スコポレチン、クロロゲン酸、ルチン及びニコチン
定量及び半定量測定のため、各々の標準品を96%のエタノールに溶かし、そしてタバコエキス中の範囲内の比及び濃度で混合した。タバコエキス中のフェノール化合物の半定量化のため、及びこのエキスに含まれる様々な化合物の濃度の展開の尺度として、酵素添加前のピーク面積に対するピーク面積の減少を利用した。この方法の総合的な効率性の尺度として、保持時間Rt>3minでのHPLCクロマトグラフィーにおける全ピーク(主要ピークだけでなく)の総ピーク面積の減少度を利用した(「全ピーク」と称する)。
定量測定の場合、下記の標準品を抽出溶液中で作った:クロロゲン酸:20mg/ml;スコポレチン:1mg/ml;ルチン:0.75mg/ml。
タバコサンプル及びフリーズドライタバコエキスの還元糖及びニコチン含有量をCORESTA (France, Cooperation Centre for Scientific Research Relative to Tobacco)推奨の方法 No.35及び No.37に似かよった連続フロー分析法を利用して測定した。総糖は加水分解工程を経て得られるが、この方法は還元糖法と似かよっている。
何らかのことわりのない限り、タバコは下記の手順に従って水で実験室スケールにて抽出した:
1000mlの脱鉱水を45℃に加熱する。30gのタバコ(約25g d.m.(乾燥質))を加え、そしてこの混合物をマグネチックバー及び時折り棒で撹拌する。15分後、このタバコ残渣を真空濾過(Whatman ガラスマイクロファイバー GF/F 11cm)によりタバコエキスから分離した。その濾過エキスを少なくとももう1回、又はそれが完全に透明となるまで真空濾過する。収量は約900mlのタバコエキスである。水性タバコエキスは赤茶液として、タバコ独特の臭いを伴って出現する。タバコエキスのpHは5.4〜5.5の範囲にあり、そしてそれは良好な緩衝能を有し、なぜならpHはこの処理の際及びその後の酵素処理の間非常に安定であるからである。従って、どの実験でもバッファーは含ませない。エキスのd.m.含量は約2.1%であった。
何らかのことわりのない限り、タバコエキスの酵素処理は下記の手順に従って実験室スケールで実施した:
タバコエキス(典型的には50〜100ml)をガラスビーカーに注ぎ入れ、そしてマグネチックバーを入れた。PH調整は行わず、バッファーも加えなかった。このタバコエキスは加熱プレート及びサーモスタットにより酵素処理の間ずっと55℃に加熱して管理しておいた。金属シンター(HPLCに通常利用される金属吸引フィルター)によりこのエキスの中に外気を吹き込むことによって大量の水中通気を適用した。注目の酵素(TvL又はPpL)を所望の濃度で加えた。ラッカーゼを添加してからすぐに、タバコエキスの色はこげ茶から黒となり、そして経時的に液体は曇りはじめ、沈殿物が形成しはじめた。この液体をHPLC分析のために間隔を置いてサンプリングした。
材料
タバコ構成成分:ニコチン、クロロゲン酸、ルチン及びスコポレチン。
酵素:トラメテス・ビロサ由来の精製ラッカーゼTvL。
装置:HP8452 UV/Visダイオードアレー光度計、1cm石英キュベット。
バッファー:酢酸ナトリウム(Merck)。
方法:
10mMの酢酸バッファーを酢酸ナトリウムから調製し、硫酸でpH5.0に調整した。96%エタノール中の0.50mg/mlのストック溶液をニコチン、クロロゲン酸、ルチン及びスコポレチンから調製した。0.31mgの酵素タンパク質/mlのラッカーゼ脱鉱水溶液のストック溶液を調製した。HPダイオードアレー光度計を製造者の仕様書に従って作動させた。1cmの石英キュベットを使用した。ブランクとして50μlの96%のエタノールと混合した950μlのバッファーを使用した。1cmの石英キュベットの中で900μlの10mMの酢酸バッファーと50μlの注目の化合物のストック溶液を混合した。「天然」化合物のスペクトルを190〜700nmの範囲で記録した。50μlのTvLストック溶液を加え、そして慎重に混合し、そして190〜700nmの範囲におけるスペクトルを5分間、20秒毎に記録した。これは下記の測定条件をもたらす:9mMのNa−酢酸バッファーpH5.0;4.8%のエタノール;0.025mg/mlのタバコ構成成分;0.016mg/mlのラッカーゼ。
図2〜5参照。ニコチンをラッカーゼで処理したときにはスペクトル変化(ピーク位置及びピーク相対高)は認められず、クロロゲン酸、ルチン及びスコポレチンをラッカーゼで処理すると有意なスペクトル変化が認められた。これは後者の化合物がラッカーゼのための基質であることを意味する。
酵素処理:表層通気を利用した。TvL酵素をタバコエキスに約1.6μg/mlの濃度で加えた。酵素処理の前、最中及び後のタバコエキスのHPLC分析は、フェノール系化合物ルチン、スコポレチン及びクロロゲン酸がタバコエキスの中に、表2に記載の様々なその他の化合物に加えて存在することを示した。酵素処理の前、最中及び後のタバコエキスのHPLCクロマトグラフィー図、並びにHPLC標準品の混合物のクロマトグラフィー図を図6,7,8及び9に示す。
酵素処理:エキスのpHをH2SO4又はNaOHでpH4,5,6又は7に調整した。このエキスを周囲温度(約20℃)に酵素処理の間ずっと保った。TvL酵素を約1.6μg/mlの濃度で加えた。PH7に調整したタバコエキスを除き、液体は酵素を添加してから経時的に曇り、そして沈殿物が形成されはじめた。その結果を表3に示す。表3から、全てのピークについてピーク面積の有意な減少が得られることが明らかである。総合的な観点から、利用した条件での至適pHはpH5〜6の範囲内にある。
酵素処理:TvL酵素を約1.6μg/mlの濃度又は約7.8μg/mlの濃度で添加した。結果を表4及び5に示す。1.6μg/mlのTvLの投与量を利用すると、7.8μg/mlの投与量を利用した場合に比べ、フェノール化合物の同程度の減少を得るにはより長い処理時間を要することが明らかである。
酵素処理:MtL酵素を約0.63μg/ml又は約6.3μg/mlの濃度で加えた。結果を表6及び7に示す。MtLもフェノール系化合物を除去するのに使用できることが明らかである。0.63μg/mlの投与量を利用すると、6.3μg/mlの投与量を利用した場合に比べ、フェノール系化合物の同程度の減少を得るにはより長い処理時間を要すること、そして約0.63μg/mlの投与量でほぼ完全な除去が得られうることが明らかである。
酵素処理:MtL酵素を2.5μg/ml〜6.3μg/mlの範囲における様々な濃度で加えた。20分という固定の処理時間を利用した。ラッカーゼの添加後、時間と共に液体は曇り、そして沈殿物が生成した(但し、適用した投与量で異なる)。結果を表8に示す。MtLの投与量を増やすとフェノール系化合物を除去するのに必要な処理時間が短くなり、そして20分未満でほぼ完全な除去が得られることが明らかである。
酵素処理:酵素電極を液体に浸し、そしてpO2 (100%=外気で飽和)を測定し、そして金属シンター(HPLCのために通常利用される金属吸引フィルター)を介してエキスに大気及び/又はN2 を吹き込むことにより所望のレベルに管理した。MtL酵素を約3.8μg/mlの濃度で加えた。20分という固定の処理時間を利用した。ラッカーゼの添加後、液体は曇り、そして沈澱物が生成した(但し、pO2 のレベルに依存して)。結果を表9に示す。利用条件で、pO2 の上昇に伴い効率も上昇することが明らかである。利用条件では、酸素はpO2 <90%のとき律速となる。
遠心分離:JS−4.2ローターの装備したBeckman J−6B遠心機を使用した。1Lの容器を使用した。4200rpm (約5000g)で10分、室温で作動させた。
凍結乾燥:Heto SICC CD40。エキスを−45℃で凍結し、そして温度を3mbarでの乾燥中に徐々に20℃に上昇させた。
手順:どのサンプルが調製されたかを示すフローチャートを図10に示す。
タバコは下記の手順に従い、水で実験室スケールで抽出した。15リットルの脱鉱水を45〜46℃に加熱する。450gのタバコ(約380g d.m.)を加え、そしてこの混合物を棒で手動撹拌する。15分後、タバコ残渣を真空濾過により水性タバコエキスから分離させる。タバコ残渣を凍結乾燥し、そして「2:フリードライズ抽出タバコ残渣」と表示する。
6Lのタバコエキスを加熱プレート及びサーモスタッットにより53〜56℃に加熱して管理した。外気を液体にシリコーンチューブ(直径12mm)を介して吹き込んだ。そのシリコーンチューブには多数の***を、設けるよう針で穴が開けられている。通気は、液体に吹き込まれる空気が効率的な混合へと結びついて更なる混合を要しないよう十分な量とした。MtLを約7.5μg/mlの最終濃度にて加えた。30分後、サンプルを集め、そしてHPLCにより分析した。
6Lの「酵素処理エキス」の残り3Lをベントナイト(Aldrich #28,523−4)で処理した。3gのベントナイトを約200mlの「酵素処理エキス」に懸濁させた。このエキス/ベントナイトスラリーを残留酵素処理エキスと再度組合せ、そして撹拌しながら50〜55℃で15分インキュベーションした。15分後、サンプルをHPLCにより分析した。
3.0kgのタバコ(くんせいVirginiaタバコ、35カット/インチ(cpi)で切断)を100リットルの水に60〜65℃で15分抽出した。このエキスを「タバコ残渣」から分離し、そして大型タンクに集めた。抽出温度は55℃とし、そして処理の間に40℃にまでゆっくりと下降させた。MtLを4.1μg/mlの最終濃度で加えた。この混合物に反応時間中大量に通気せしめた。サンプルを間隔を置いて回収し、そしてHPLCによりクロロゲン酸(CA)、ルチン(R)及びスコポレチン(S)について分析した。各サンプルの一部を凍結乾燥し、そして固形残渣をオートアナライザーにより糖及びニコチンについて分析した。その結果を表13に示す。
タバコエキスのフェノール含量は20分間の処理を経て最小値にまで減少することが明らかである。更に、還元糖及び全糖並びにニコチンの大半がこの抽出手順によりタバコから抽出され、それ故タバコエキスの中にあることが明らかである。しかしながら、これらの化合物のいずれもエキスの酵素処理により有意な影響を受けず、そして「酵素処理タバコエキス」の中で完全なままであり続け、そして再度組合せることでタバコ残渣にもどすことができる。
この実験を6.0kgのタバコ及び200リットルの水で60〜65℃で繰り返した。似たような結果が200リットルのバッチと100リットルのバッチとで得られた。この結果を表15及び16に示す。
「原タバコ」を実施例8に記載の手順に従って抽出した。「タバコエキス」はMtLで20分、55℃にて大量通気及び4.1μg/mlに相当するMtL濃度で処理した。酵素処理後、ベントナイトを1g/Lの濃度にて、ラッカーゼ処理した後のエキスの温度(50℃)で10分加えておいた。スラリーを連続遠心分離を利用して1L/min の流速で浄化した。この酵素処理した浄化エキスを逆浸透及びエバポレーションにより40倍に濃縮した。次いでこの濃縮物を「タバコ残渣」と、そのエキスをタバコ残渣の上にスプレーすることにより再度組合せ、そして最後に乾燥し、「再組合せタバコ材料」を得た。
Claims (45)
- タバコ製品の調製のための方法であって、
(i)タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理する工程;
を含んで成る方法であって、ここで当該フェノール酸化酵素がモノフェノールモノオキシゲナーゼ(EC 1,14,18,1)であることを除く、方法。 - 更に、
(ii)タバコ材料を溶媒で抽出して抽出混合物を供し;そして
(iii)この抽出混合物をタバコエキスとタバコ残渣とに分ける;
工程を含んで成り、前記工程(i)を工程(ii)の間又はその後に行う、請求項1に記載の方法。 - タバコ製品の調製のための方法であって、
(ii)タバコ材料を溶媒で抽出して抽出混合物を供し;
(iii)この抽出混合物をタバコエキスとタバコ残渣とに分け;
(i)このタバコエキスをフェノール酸化酵素で処理して1又は複数の酸化フェノール系化合物を生成する;
工程を含んで成る方法。 - (iv)前記酸化フェノール系化合物を前記タバコエキスから分離する工程を更に含んで成る請求項2又は3に記載の方法。
- 前記分離が遠心分離、濾過、限外濾過、沈降、逆浸透、沈降、吸着、デカンテーションもしくはふるい分け、又は上記の任意の組合せにより達成される、請求項4記載の方法。
- 前記フェノール酸化酵素を不活性及び/又は除去する工程を更に含んで成る、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
- (vi)前記エキスを濃縮する工程を更に含んで成る、請求項2〜6のいずれか1項記載の方法。
- 更に
(vii)前記エキスを不溶性吸着体で処理する;及び/又は
(viii)前記エキスをポリビニルポリピロリドン(PVPP)で処理する;
ことを含んで成る、請求項2〜7のいずれか1項記載の方法。 - 下記の工程を下記の順序で含んで成る請求項3記載の方法:
(ii)タバコ材料を溶媒で抽出して抽出混合物を供し;
(iii)この抽出混合物をタバコエキスとタバコ残渣とに分け;
(i)このエキスをフェノール酸化酵素で処理し;
(vii)このエキスを不溶性吸着体で処理し;そして
(vi)このエキスを濃縮する。 - 下記の工程を下記の順序で含んで成る請求項3記載の方法:
(ii)タバコ材料を溶媒で抽出して抽出混合物を供し;
(iii)この抽出混合物をタバコエキスとタバコ残渣とに分け;
(i)このエキスをフェノール酸化酵素で処理して1又は複数の酸化フェノール系化合物を生成し;
(iv)この酸化フェノール系化合物をこのタバコエキスから分離し;そして
(vi)このエキスを濃縮する。 - 更に前記酵素処理したタバコエキスをタバコ材料と組合せる工程を含んで成る、請求項2〜10のいずれか1項記載の方法。
- 更に(ix)前記酵素処理したタバコエキスを前記タバコ残渣と再度組合せる工程を含んで成る、請求項2〜10のいずれか1項記載の方法。
- 更にタンパク質分解酵素により処理する工程を含んで成る、請求項1〜12のいずれか1項記載の方法。
- タバコ材料又はタバコ残渣をプロテアーゼで処理してから前記エキスの組合せを行う、請求項11〜13のいずれか1項記載の方法。
- 前記タバコ製品が喫煙用タバコ製品である、請求項1〜14のいずれか1項記載の方法。
- 前記溶媒が水性溶媒である、請求項2〜15のいずれか1項記載の方法。
- 前記溶媒がプロテアーゼを含んで成る、請求項16記載の方法。
- 前記溶媒が界面活性剤を含んで成る、請求項2〜17のいずれか1項記載の方法。
- 前記フェノール酸化酵素がフェノールオキシダーゼである、請求項1〜18のいずれか1項記載の方法。
- 前記フェノールオキシダーゼがカテコールオキシダーゼ、ラッカーゼ及びO−アミノフェノールオキシダーゼから成る群から選ばれる、請求項19記載の方法。
- 前記フェノールオキシダーゼがラッカーゼ、例えばタバコに由来するラッカーゼである、請求項20記載の方法。
- 前記ラッカーゼがトラメテス(Trametes)、例えばトラメテス・ビロサ(Trametes villosa)、マイセリオフソラ(Myceliophthora)、例えばマイセリオフソラ・サーモフィラ(M.thermophila)、コプリヌス(Coprinus)、例えばコプリヌス・シネレウス(C.cinereus)、リゾクトニア(Rhizoctonia)、例えばリゾクトニア・ソラニ(R.solani)、ピクノポルス(Pycnoporus)、例えばピクノポルス・シンナバリアス(P.cinnabarious)、又はタバコ種に由来する、請求項21記載の方法。
- 前記フェノール酸化酵素がペルオキシダーゼである、請求項1〜18のいずれか1項記載の方法。
- 前記ペルオキシダーゼが西洋ワサビペルオキシダーゼ、ダイズペルオキシダーゼ、タバコペルオキシダーゼ、又はコプリヌス、例えばコプリヌス・シネレウス、コプリヌス・マクロリズス(C.macrorhizus)、バチルス(Bacillus)、例えばバチルス・プミルス(B.pumilus)、又はマイキソコッカス(Myxococcus)、例えばマイキソコッカス・ビレセンス(M.virescens)由来のペルオキシダーゼである、請求項23記載の方法。
- 前記フェノール酸化酵素がその基質と単一の電子遷移により反応する、請求項1〜24のいずれか1項記載の方法。
- 前記フェノール酸化酵素がタバコに由来する、請求項1〜25のいずれか1項記載の方法。
- 前記フェノール酸化酵素がモノフェノールモノオキシゲナーゼ(EC 1.14.18.1)ではない、請求項1〜26のいずれか1項記載の方法。
- 少なくとも一種のフェノール系化合物の濃度が低下したタバコ製品を調製する方法であって、タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理する工程を含んで成る方法。
- タバコ製品を調製するための方法であって、タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理したフェノール系化合物の濃度が低下したタバコ製品を供する工程を含んで成り、この低下が当該タバコ材料中の当該フェノール系化合物の濃度の5%以上、10%以上、20%以上、40%以上、50%以上、60%以上、75%以上、80%以上、95%以上、98%以上又は100%の低下である、方法。
- 前記フェノール系化合物がクロロゲン酸である、請求項29記載の方法。
- 前記フェノール系化合物がルチンである、請求項29記載の方法。
- 前記フェノール系化合物がスコポレチンである、請求項29記載の方法。
- タバコ製品を調製するための方法であって、タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理することで酵素処理工程前のタバコ材料と比較してHPLC分析によりシグナル(ピーク)の低下を示すタバコ製品を供することを含んで成り、ここで当該シグナルはフェノール系化合物に対応し、ここで当該低下は5%以上、10%以上、20%以上、40%以上、50%以上、60%以上、75%以上、80%以上、95%以上、98%以上、又は100%の低下である、方法。
- 請求項1〜27に規定の1又は複数の工程を含んで成る、請求項28〜33のいずれか1項記載の方法。
- 前記タバコ材料がタバコエキスである、請求項28〜33のいずれか1項記載の方法。
- タバコ材料中の少なくとも一種のフェノール系化合物の濃度を低下するための方法であって、タバコ材料のエキスをフェノール酸化酵素で処理することを含んで成る方法。
- 請求項1〜36のいずれか1項に記載のタバコ材料中の少なくとも一種のフェノール系化合物の濃度を低下するための方法であって、前記フェノール系化合物が低分子量フェノール系化合物である、方法。
- タバコ材料中の少なくとも一種のフェノール系化合物の濃度を低下するための方法であって、タバコ材料のエキスをフェノール改変酵素で処理することを含んで成る方法。
- タバコエキスの処理におけるフェノール酸化酵素の利用。
- タバコ製品の調製におけるフェノール酸化酵素の利用であって、当該フェノール酸化酵素がモノフェノールモノオキシゲナーゼ(EC 1,14,18,1)ではない、利用。
- タバコ製品の調製におけるラッカーゼの利用。
- タバコ製品の調製におけるラッカーゼ及びプロテアーゼの利用。
- 請求項1〜38のいずれか1項記載の方法により得られることのできるタバコ材料。
- 少なくとも一種のフェノール系化合物の濃度がそれの由来するタバコ材料のそれと比較して低下した改変タバコ製品であって、タバコ材料をフェノール酸化酵素で処理することにより製造されるタバコ製品。
- 前記製品が請求項1〜27のいずれかに規定の1又は複数の工程を更に含んで成る方法により製造されたものである、請求項44記載の改変タバコ製品。
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